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2021年06月01日

検査(五月廿八日)



 やんごとない事情で来週職場に出る必要が出てきた。現在のチェコでは、職場に出るためには、光の条件が課されている。感染したこともなければワクチン接種を受けたこともない人間には、検査を受けるしかない。職場が提供している定期検査は、金曜日の午前中というこちらに外せない用件がは言っている時間帯設定されていたため、受けることができず、ずっと自宅で仕事をしていたのだが、その用件がひとまず片付いたので、検査を受けに行く時間が取れるようになった。ということで久しぶりに引越し前の職場があった建物に出向くことになった。

 検査を受ける前に、検査字間を予約と言うか登録と言うかしなければならないのだが、連絡のメールが来てすぐに、指定のアドレスにアクセスしたのに、開始直後の9時台の予約は完全に埋まっていた。思い返せば、この検査が導入されたときも、9時すぐに検査を受けることができれば、外せない用件とは重ならなかったのだ。それができなかったから、諦めて再び自宅監禁生活に戻る破目に陥ったのである。一説によれば、事務系の仕事をしている人たちが優先的に検査の時間を選べるようになっているのだとか。
 結局、早めの時間も遅めの時間もすでに埋まっていたので、中間の10時ちょっとすぎに検査を受けることになった。仕事が一段落ついて気が抜けて以来、二週間ほどほとんど外に出ない生活を続けていて、以前と同じぐらいのスピードで歩けるか自信がなかったので、9時過ぎにはうちを出ることにした。普通に歩けば30分ほどで着くのだが、余った時間はちょっと足をのばして、街を見て回ることにする。コーヒー屋のコドーへの行き帰りで通る道以外は、最近通っていないのである。

 規制緩和のおかげか、街を行く人の数は以前より増えているのは確かである。ただ、前回街中を歩き回った一か月ほど前と比べても、営業をやめたと思われる店の数が増えていた。店内営業再開の近いレストランの中にも、持ち帰り用の窓口も設置しておらず、例年は出しているザフラートカも出してないところもあった。キキリキも以前は窓口があったのに、閉まっているように見えた。
 以前OPプロスチェヨフの直営店で、倒産後は後継ブランドのRVファッションの店になっていたところが閉店して店内が空っぽになっているのには驚いた。ここは他のOPプロスチェヨフの店が消えた後も生き残った店だったのである。集客力の大きいシャントフカの店に一本化したと言うことなのだろうけど、このチェコのブランドも先は長くないかもしれない。以前買ったのは、直営店のはずなのに別ブランドのものだったし。

 あちこち見て回りながら歩いていたら、余裕を持ってうちを出たはずなのに、会場に到着したのはぎりぎりだった。多少早く着いても遅くれても問題はないのだろうけれども、小心者なので時間を厳守してしまうのである。その結果、一分間隔で指定された時間通りに受付を済ませて会場へ。二か所で同時に検体の採取が行なわれているようで、待つことなく椅子に座らされた。
 頭をちょっと後ろに倒してねと言われたのが、一瞬わからなかった。動詞に接頭辞の「za」が着いていることに気づけば、「後ろに」だと理解できたはずなのだが、ちょっと緊張していたのである。それで、わくわくというよりはどきどきしながら、何をされるのか待ち受けていたら、綿棒を鼻に入れられて、特に何も感じないままに、お仕舞いと言われてしまった。あまりにあっさりと終わってしまって、両方の鼻の穴だったか片方だけだったかも思い出せないぐらいである。

 自宅から徒歩で往復一時間以上かけて出かけて、検査にかかった時間は10秒以内。楽だったといえばそれはその通りなのだけど、こんなんで検査できているのかという不安を覚えてしまった。誰かがめちゃくちゃ痛かったとか書いていたけどあれはPCR検査だったかな。同じアンチゲンではうちのはくすぐったかったと言っていたけど、くすぐったさどころか綿棒が鼻の中にあるのもほとんど感じられなかったのである。
 問題があったら10分以内に連絡が来ることになっていたので、会場を出てからしばらくは陽性の連絡があるんじゃないかと不安に思っていた。ほとんど外出しない生活をしていて、感染する可能性はゼロに近いとはいえ、何が起こるかわからないのが検査というものである。検査キットはどうせ中国製だろうしさ。三十分以上時間をかけて自宅に戻るまでには何の連絡もなく、結局午後二時か三時になってメールで陰性の連絡が来た。ふう。
 さて、問題は来週どうするかなあ。再来週は特に職場に出る必要はないはずだから、パスするかなあ。
2021年5月29日24時30分。








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