アフィリエイト広告を利用しています
<< 2024年02月 >>
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29    
検索
リンク集
最新コメント
チェコの銀行1(十二月二日) by ルイ ヴィトン 時計 レディース hウォッチ (03/20)
メンチンスキ神父の謎(四月卅日) by にっしやん (12/30)
メンチンスキ神父の謎(四月卅日) by にっしゃん (12/30)
メンチンスキ神父考再び(七月卅日) by にっしゃん (12/30)
カレル・チャペクの戯曲残り(二月朔日) by K (08/16)
最新記事
カテゴリーアーカイブ
記事ランキング
  1. 1. 『ヨハネス・コメニウス 汎知学の光』の刊行を寿ぐ(四月十日)
  2. 2. no img 『羊皮紙に眠る文字たち』『外国語の水曜日』(三月十九日)
  3. 3. no img コメンスキー――敬虔なる教育者、あるいは流浪の飲んだくれ(九月廿七日)
  4. 4. no img すべての功績はピルスナー・ウルクエルに(一月廿六日)
  5. 5. no img 「トルハーク」再び(三月廿日)
  6. 6. no img トルハーク四度(十月二日)
ファン
タグクラウド










ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村

広告

posted by fanblog

2020年04月30日

自宅監禁日記(四月廿七日)



 今日から、大規模ショッピングセンターに入っていないほとんどの店が営業再開したはずだが、こちらの引きこもり生活はまだまだ続く。つまりは、一日中外に出なかったから、街の様子はわからないということなのだけど、今週一回ぐらい出てみる必要があるかもしれない。昨年からまた飲み始めることになった高血圧の薬がそろそろ切れるから、買いに行けばいいか。
 この薬、医者の処方箋が必要なのだけど、普段は診察を受けて、というかお医者さんのところで血圧を測って処方箋をもらって、その下の薬屋で買うことになる。コロナウイルス騒動が続く現状では、気軽に診察を受けに行くわけにもいかない。ということで、メールでいわゆるE処方箋をもらえないかどうか問い合わせてみた。返事次第では、水曜日か木曜日の午前中に薬屋に行くことになる。ついでにあちこち歩き回れば、多少の運動不足の解消にもなるか。

 今年の分のごみ処理の手数料もまだ払っていないので、薬屋は市役所の近く出し、立ち寄って支払おうかとも思ったのだが、オロモウツ市のHPを見ると、できれば銀行振り込みで払うように書かれている。インターネットバンキングもあるし、時間があるときに振り込むことにしよう。5月5日からは、市役所の窓口でも支払い可能になるようだけど、人様の負担を増やすようなことはしたくない。最開店した店での買い物は喜ばれそうだけどさ。

 再開店した店でも、店に入る際には手を消毒液で殺菌しなければいけないようだし、買い物を面倒くさがる人間は、今まで以上に増えそうだ。衣料品店では品物を選ぶことはできるけど、試着は禁止で、店の側ではサイズが合わなかったなどの理由での返品はほぼ全面的に認めるようだ。靴屋は試着は可能だが、靴下を履いていることという条件がつく。どちらの店も、というか、どの店も、返品された商品は、倉庫に隔離用のスペースを作って、最低三日間隔離してからでないと再度店頭に並べられないことになっているようだ。

 今日のニュースで驚いたのは、同じショッピングセンターに出店している店でも、建物の外側に独自の出入り口を有している店は、今日付けでの営業再開が許可されていたことである。だからオロモウツのツェントルム・ハナーなら、テスコが入っているメインの建物の中の店は、例外を除いて閉鎖継続だが、周辺の建物が別になっている店舗は、出入り口も独立しているから営業を再開しているはずである。
 こういうのを見ると、ショッピングセンターの中に出店している企業から不公平だという不満が聞こえてくるのも理解できてしまう。政府自身も、完全に公平な規制の解除は不可能だと認めているのはいさぎいいけど、できるだけ公平に近づけるような努力をしているのかというとどうなんだろう。休業の補償も含めて、日本よりはましなようだが、野党からは公平性に欠けると批判されている。市民民主党と社会民主党がチェコの政界を牛耳っていた、いわゆるクライアント主義の横行していた時代と比べるとどうなんだろうねえ。

 日本ではパチンコ店の扱いであれこれ議論がなされているようだけど、自粛とか要請とかであって、命令でない以上は営業を続けるところが出るのは当然のような気がする。パチンコ業界って、昭和の終わりの自粛の嵐のときには、店内でのうるさい音楽を消すという自粛をやっていたんじゃなかったか。天皇に対する感情が複雑な沖縄では、それすらやっていなかったので、自称パチプロという人たちが、こぞって沖縄に向かったなんて、審議不明の噂も流れた。
 それはともかく、特定の業種を狙い撃ちするように休業させるのなら、休業補償、少なくとも休業中の従業員の給料ぐらいは補償しないと、休み損になってしまう。この辺は国で全体的に決めるべきことなのだろうけど、日本の政府は、何やってんだろうね。この件で批判されるべきは、地方自治体でもなければ、パチンコ店でもあるまい。

 個人的には、ギャンブルが禁止されているはずの日本で、どうしてパチンコなるものが合法で、依存症を生産し続けているのに、とがめられないのか不思議で仕方がない。依存症になるのは個人の責任だと突き放すところのあるヨーロッパのチェコでも、最近はヘルナと呼ばれる賭け事の色の強いゲームセンターが次々に閉鎖に追い込まれている。非合法化されたということではなく、交通の便のいい街中にあるヘルナに対して、営業許可の延長や、建物の賃貸契約の延長を、色々と理由をつけて拒否することで、人の集まる目に付きやすいところからヘルナを排除しようとしているのである。
 これを機に、あまりよくない意味で日本を代表する存在になっているパチンコについて、その合法性、危険性について、議論が始まることを、期待はできないだろうなあ。与党も野党も巻き込んだ利権の塊らしいしさ。
2020年4月28日16時。






https://onemocneni-aktualne.mzcr.cz/covid-19
https://www.krajpomaha.cz/








posted by olomoučan at 05:53| Comment(0) | TrackBack(0) | チェコ
この記事へのコメント
コメントを書く

お名前:

メールアドレス:


ホームページアドレス:

コメント:

この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/9812874

この記事へのトラックバック
プロフィール
olomoučanさんの画像
olomoučan
プロフィール


チェコとスロヴァキアを知るための56章第2版 [ 薩摩秀登 ]



マサリクとチェコの精神 [ 石川達夫 ]





















×

この広告は30日以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。