2017年10月09日
23運動器(筋・骨格)系【ポイント】
今日は、「運動器(筋・骨格)系」についてお話します。
【骨格系の構造と機能】
成人の骨格は約200個の骨で形成され、これらが連結して骨格を構成しています。
骨の細胞は骨芽細胞、骨細胞、破骨細胞の3つからなります。
骨の固形成分の2/3はリン酸カルシウムと中心とする無機質、1/3はコラーゲンを中心とする有機物です。
骨は、破骨細胞による骨吸収と骨芽細胞による骨形成とが一定の秩序で行われ、
骨のリモデリングを繰り返しています。
【骨格筋の構造と機能】
筋原繊維はアクチンを主成分とする細いフィラメントと
ミオシンを主成分とする太いフィラメントからなります。
骨格筋には速く収縮する筋繊維を多く含む白筋と、
ゆっくり収縮し持続時間の長い筋繊維と多く含む赤筋があります。
【骨粗鬆症】
骨強度の低下を特徴とし、骨折のリスクが増大しやすくなる骨格疾患です。
閉経以後の女性に好発します。
食事療法はカルシウムをはじめ、ビタミンD、ビタミンKを十分に摂取し、
リン、食塩、カフェイン、アルコールの過剰摂取を避けることです。
【骨軟化症・くる病】
ビタミンD欠乏を基盤とするカルシウム台車障害による骨基質への石灰化障害のことで、
小児成長期におこるものをくる病、成長がとまった成人に起こるものを骨軟化症といいます。
【変形性関節症】
関節軟骨をはじめとする関節構成体の退行性疾患といい、疼痛を伴う関節運動制限を呈します。
【サルコペニア、廃用性筋萎縮、ロコモティブシンドローム】
・サルコペニア
加齢に伴う筋肉量の減少や筋力の低下をいいます。
サルコペニアの存在は、高齢者の「ふらつき」、「転倒・骨折」、「フレイルティ」に関連し、
身体機能障害や要介護状態との関連性が強く認められています。
・廃用性筋萎縮
ギブス固定や長期臥床など筋肉を使用しないことによって生じる筋原性萎縮のことを言います。
・ロコモティブシンドローム
骨、関節、筋肉といった運動器の機能低下により、
日常生活での自立度が低下し、要介護になる可能性の高い状態をいいます。
次回、問題を出題します。
【骨格系の構造と機能】
成人の骨格は約200個の骨で形成され、これらが連結して骨格を構成しています。
骨の細胞は骨芽細胞、骨細胞、破骨細胞の3つからなります。
骨の固形成分の2/3はリン酸カルシウムと中心とする無機質、1/3はコラーゲンを中心とする有機物です。
骨は、破骨細胞による骨吸収と骨芽細胞による骨形成とが一定の秩序で行われ、
骨のリモデリングを繰り返しています。
【骨格筋の構造と機能】
筋原繊維はアクチンを主成分とする細いフィラメントと
ミオシンを主成分とする太いフィラメントからなります。
骨格筋には速く収縮する筋繊維を多く含む白筋と、
ゆっくり収縮し持続時間の長い筋繊維と多く含む赤筋があります。
【骨粗鬆症】
骨強度の低下を特徴とし、骨折のリスクが増大しやすくなる骨格疾患です。
閉経以後の女性に好発します。
食事療法はカルシウムをはじめ、ビタミンD、ビタミンKを十分に摂取し、
リン、食塩、カフェイン、アルコールの過剰摂取を避けることです。
【骨軟化症・くる病】
ビタミンD欠乏を基盤とするカルシウム台車障害による骨基質への石灰化障害のことで、
小児成長期におこるものをくる病、成長がとまった成人に起こるものを骨軟化症といいます。
【変形性関節症】
関節軟骨をはじめとする関節構成体の退行性疾患といい、疼痛を伴う関節運動制限を呈します。
【サルコペニア、廃用性筋萎縮、ロコモティブシンドローム】
・サルコペニア
加齢に伴う筋肉量の減少や筋力の低下をいいます。
サルコペニアの存在は、高齢者の「ふらつき」、「転倒・骨折」、「フレイルティ」に関連し、
身体機能障害や要介護状態との関連性が強く認められています。
・廃用性筋萎縮
ギブス固定や長期臥床など筋肉を使用しないことによって生じる筋原性萎縮のことを言います。
・ロコモティブシンドローム
骨、関節、筋肉といった運動器の機能低下により、
日常生活での自立度が低下し、要介護になる可能性の高い状態をいいます。
次回、問題を出題します。
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