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2017年08月13日
食品交換表を活用した外食の単位数 〜中華めん料理編〜
今日は、外食料理の単位数 〜中華めん料理編〜 についてお話します。
下記に平均値を載せていますので、参考にしてみてください。
合計単位に80kcalをかけるとエネルギーが算出出来ます。
表1は穀類、表3は肉・魚・卵・大豆製品、表5は油脂類です。
外食はこれらに偏っていることが分かりますね。
〇中華めん料理
食品名 合計単位 表1 表3 表5 調味料
・ラーメン 5〜7 4.0〜5.0 0.5〜1.0 0.5〜1.0 0〜0.2
食品名 合計単位 表1 表3 表5 調味料
・冷やし中華 5〜7 3.5〜4.5 1.0〜1.5 0.5 0.2〜0.3
食品名 合計単位 表1 表3 表5 調味料
・焼きそば 6〜8 4.0〜5.5 0.5〜1.0 1.0〜1.5 0〜0.3
食品名 合計単位 表1 表3 表5 調味料
・チャンポン 6〜9 4.0〜6.0 1.0〜1.5 0.5〜1.5 0〜0.1
食品名 合計単位 表1 表3 表5 調味料
・皿うどん 6〜9 3.0〜5.0 0.5〜1.5 1.5〜2.5 0〜0.2
下記に平均値を載せていますので、参考にしてみてください。
合計単位に80kcalをかけるとエネルギーが算出出来ます。
表1は穀類、表3は肉・魚・卵・大豆製品、表5は油脂類です。
外食はこれらに偏っていることが分かりますね。
〇中華めん料理
食品名 合計単位 表1 表3 表5 調味料
・ラーメン 5〜7 4.0〜5.0 0.5〜1.0 0.5〜1.0 0〜0.2
食品名 合計単位 表1 表3 表5 調味料
・冷やし中華 5〜7 3.5〜4.5 1.0〜1.5 0.5 0.2〜0.3
食品名 合計単位 表1 表3 表5 調味料
・焼きそば 6〜8 4.0〜5.5 0.5〜1.0 1.0〜1.5 0〜0.3
食品名 合計単位 表1 表3 表5 調味料
・チャンポン 6〜9 4.0〜6.0 1.0〜1.5 0.5〜1.5 0〜0.1
食品名 合計単位 表1 表3 表5 調味料
・皿うどん 6〜9 3.0〜5.0 0.5〜1.5 1.5〜2.5 0〜0.2
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2017年08月12日
食品交換表を活用した外食の単位数 〜うどん・そば編〜
今日は、外食料理の単位数 〜うどん・そば類編〜 についてお話します。
下記に平均値を載せていますので、参考にしてみてください。
合計単位に80kcalをかけるとエネルギーが算出出来ます。
表1は穀類、表3は肉・魚・卵・大豆製品、表5は油脂類です。
外食はこれらに偏っていることが分かりますね。
〇うどん・そば類
食品名 合計単位 表1 表3 表5 調味料
・かけうどん(そば) 3〜4 2.5〜3.5 0〜0.5 0 0.1〜0.3
食品名 合計単位 表1 表3 表5 調味料
・卵うどん(そば) 4〜5 2.5〜3.5 1.0〜1.5 0 0.1〜0.3
食品名 合計単位 表1 表3 表5 調味料
・しっぽくうどん(おかめ) 3〜5 2.5〜3.5 0.5〜1.0 0 0.1〜0.5
食品名 合計単位 表1 表3 表5 調味料
・たぬきうどん(そば) 4〜5 3.0〜3.5 0〜0.5 0.5〜1.0 0.1〜0.5
食品名 合計単位 表1 表3 表5 調味料
・きつねうどん(そば) 4〜5 2.5〜3.5 0.5〜1.5 0 0.3〜0.5
食品名 合計単位 表1 表3 表5 調味料
・かもなんばん 4〜5 2.5〜3.5 1.0〜1.5 0 0.1〜0.5
食品名 合計単位 表1 表3 表5 調味料
・肉うどん(そば) 4〜6 2.5〜3.5 1.0〜2.0 0 0.3〜0.5
食品名 合計単位 表1 表3 表5 調味料
・なべ焼きうどん 5〜7 3.0〜4.0 1.5〜2.5 0〜0.5 0.1〜0.3
食品名 合計単位 表1 表3 表5 調味料
・天ぷらうどん(そば) 5〜6 3.0〜4.0 0.5〜1.0 0.5〜1.5 0.1〜0.3
下記に平均値を載せていますので、参考にしてみてください。
合計単位に80kcalをかけるとエネルギーが算出出来ます。
表1は穀類、表3は肉・魚・卵・大豆製品、表5は油脂類です。
外食はこれらに偏っていることが分かりますね。
〇うどん・そば類
食品名 合計単位 表1 表3 表5 調味料
・かけうどん(そば) 3〜4 2.5〜3.5 0〜0.5 0 0.1〜0.3
食品名 合計単位 表1 表3 表5 調味料
・卵うどん(そば) 4〜5 2.5〜3.5 1.0〜1.5 0 0.1〜0.3
食品名 合計単位 表1 表3 表5 調味料
・しっぽくうどん(おかめ) 3〜5 2.5〜3.5 0.5〜1.0 0 0.1〜0.5
食品名 合計単位 表1 表3 表5 調味料
・たぬきうどん(そば) 4〜5 3.0〜3.5 0〜0.5 0.5〜1.0 0.1〜0.5
食品名 合計単位 表1 表3 表5 調味料
・きつねうどん(そば) 4〜5 2.5〜3.5 0.5〜1.5 0 0.3〜0.5
食品名 合計単位 表1 表3 表5 調味料
・かもなんばん 4〜5 2.5〜3.5 1.0〜1.5 0 0.1〜0.5
食品名 合計単位 表1 表3 表5 調味料
・肉うどん(そば) 4〜6 2.5〜3.5 1.0〜2.0 0 0.3〜0.5
食品名 合計単位 表1 表3 表5 調味料
・なべ焼きうどん 5〜7 3.0〜4.0 1.5〜2.5 0〜0.5 0.1〜0.3
食品名 合計単位 表1 表3 表5 調味料
・天ぷらうどん(そば) 5〜6 3.0〜4.0 0.5〜1.0 0.5〜1.5 0.1〜0.3
2017年08月11日
食品交換表を活用した外食の単位数 〜弁当編〜
今日は、外食料理の単位数 〜弁当編〜 についてお話します。
下記に平均値を載せていますので、参考にしてみてください。
合計単位に80kcalをかけるとエネルギーが算出出来ます。
表1は穀類、表3は肉・魚・卵・大豆製品、表5は油脂類です。
外食はこれらに偏っていることが分かりますね。
〇弁当
食品名 合計単位 表1 表3 表5 調味料
・焼魚弁当 7〜9 5.0〜5.5 1.5〜1.0 0.5〜1.0 0〜0.3
食品名 合計単位 表1 表3 表5 調味料
・焼肉弁当 8〜10 4.5〜5.5 2.0〜3.0 0.5〜2.0 0.2〜0.5
食品名 合計単位 表1 表3 表5 調味料
・から揚げ弁当 9〜11 5.0〜6.5 2.5〜3.0 1.0〜2.0 0〜0.2
食品名 合計単位 表1 表3 表5 調味料
・幕の内弁当 8〜10 4.5〜5.5 2.0〜3.0 0.5〜1.5 0.2〜0.5
下記に平均値を載せていますので、参考にしてみてください。
合計単位に80kcalをかけるとエネルギーが算出出来ます。
表1は穀類、表3は肉・魚・卵・大豆製品、表5は油脂類です。
外食はこれらに偏っていることが分かりますね。
〇弁当
食品名 合計単位 表1 表3 表5 調味料
・焼魚弁当 7〜9 5.0〜5.5 1.5〜1.0 0.5〜1.0 0〜0.3
食品名 合計単位 表1 表3 表5 調味料
・焼肉弁当 8〜10 4.5〜5.5 2.0〜3.0 0.5〜2.0 0.2〜0.5
食品名 合計単位 表1 表3 表5 調味料
・から揚げ弁当 9〜11 5.0〜6.5 2.5〜3.0 1.0〜2.0 0〜0.2
食品名 合計単位 表1 表3 表5 調味料
・幕の内弁当 8〜10 4.5〜5.5 2.0〜3.0 0.5〜1.5 0.2〜0.5
2017年08月10日
食品交換表を活用した外食の単位数 〜すし編〜
今日は、外食料理の単位数 〜すし編〜 についてお話します。
下記に平均値を載せていますので、参考にしてみてください。
合計単位に80kcalをかけるとエネルギーが算出出来ます。
表1は穀類、表3は肉・魚・卵・大豆製品、表5は油脂類です。
外食はこれらに偏っていることが分かりますね。
〇すし
食品名 合計単位 表1 表3 表5 調味料
・巻きずし(太巻き) 6 〜8 4.0〜5.5 0.5〜1.0 0 0.5〜1.0
食品名 合計単位 表1 表3 表5 調味料
・いなりずし(1人前) 5〜9 2.5〜4.0 1.5〜3.0 0 0.6〜1.4
食品名 合計単位 表1 表3 表5 調味料
・ちらしずし 6 〜8 4.0〜5.0 1.0〜2.0 0〜0.5 0.5〜1.0
食品名 合計単位 表1 表3 表5 調味料
・にぎりずし(並) 5 〜7 3.0〜4.0 1.5〜2.5 0 0.4〜0.5
食品名 合計単位 表1 表3 表5 調味料
・鉄火巻(1人前) 3 〜6 2.0〜4.0 0.5〜2.0 0 0.2〜0.5
下記に平均値を載せていますので、参考にしてみてください。
合計単位に80kcalをかけるとエネルギーが算出出来ます。
表1は穀類、表3は肉・魚・卵・大豆製品、表5は油脂類です。
外食はこれらに偏っていることが分かりますね。
〇すし
食品名 合計単位 表1 表3 表5 調味料
・巻きずし(太巻き) 6 〜8 4.0〜5.5 0.5〜1.0 0 0.5〜1.0
食品名 合計単位 表1 表3 表5 調味料
・いなりずし(1人前) 5〜9 2.5〜4.0 1.5〜3.0 0 0.6〜1.4
食品名 合計単位 表1 表3 表5 調味料
・ちらしずし 6 〜8 4.0〜5.0 1.0〜2.0 0〜0.5 0.5〜1.0
食品名 合計単位 表1 表3 表5 調味料
・にぎりずし(並) 5 〜7 3.0〜4.0 1.5〜2.5 0 0.4〜0.5
食品名 合計単位 表1 表3 表5 調味料
・鉄火巻(1人前) 3 〜6 2.0〜4.0 0.5〜2.0 0 0.2〜0.5
2017年08月09日
食品交換表を活用した外食の単位数 〜丼物編〜
今日は、外食料理の単位数 〜丼物編〜 についてお話します。
下記に平均値を載せていますので、参考にしてみてください。
合計単位に80kcalをかけるとエネルギーが算出出来ます。
表1は穀類、表3は肉・魚・卵・大豆製品、表5は油脂類です。
外食はこれらに偏っていることが分かりますね。
〇丼物
食品名 合計単位 表1 表3 表5 調味料
・牛丼 6〜9 4.0〜5.5 1.0〜3.0 0〜0.5 0.2〜0.3
食品名 合計単位 表1 表3 表5 調味料
・親子丼 7〜8 4.0〜5.0 2.0〜3.5 0 0.3〜0.5
食品名 合計単位 表1 表3 表5 調味料
・天丼 8〜11 4.5〜6.5 0.5〜2.0 1.0〜2.5 0.3〜0.5
食品名 合計単位 表1 表3 表5 調味料
・カツ丼 9〜12 4.5〜6.0 2.5〜3.5 1.0〜2.0 0.3〜0.5
食品名 合計単位 表1 表3 表5 調味料
・中華丼 7〜9 4.5〜5.5 1.0〜2.0 0.5〜1.0 0〜0.1
食品名 合計単位 表1 表3 表5 調味料
・鉄火丼 6〜7 4.0〜5.0 1.5〜3.0 0 0〜0.3
食品名 合計単位 表1 表3 表5 調味料
・うな重 7〜9 4.0〜5.0 2.5〜3.5 0 0.4〜0.5
下記に平均値を載せていますので、参考にしてみてください。
合計単位に80kcalをかけるとエネルギーが算出出来ます。
表1は穀類、表3は肉・魚・卵・大豆製品、表5は油脂類です。
外食はこれらに偏っていることが分かりますね。
〇丼物
食品名 合計単位 表1 表3 表5 調味料
・牛丼 6〜9 4.0〜5.5 1.0〜3.0 0〜0.5 0.2〜0.3
食品名 合計単位 表1 表3 表5 調味料
・親子丼 7〜8 4.0〜5.0 2.0〜3.5 0 0.3〜0.5
食品名 合計単位 表1 表3 表5 調味料
・天丼 8〜11 4.5〜6.5 0.5〜2.0 1.0〜2.5 0.3〜0.5
食品名 合計単位 表1 表3 表5 調味料
・カツ丼 9〜12 4.5〜6.0 2.5〜3.5 1.0〜2.0 0.3〜0.5
食品名 合計単位 表1 表3 表5 調味料
・中華丼 7〜9 4.5〜5.5 1.0〜2.0 0.5〜1.0 0〜0.1
食品名 合計単位 表1 表3 表5 調味料
・鉄火丼 6〜7 4.0〜5.0 1.5〜3.0 0 0〜0.3
食品名 合計単位 表1 表3 表5 調味料
・うな重 7〜9 4.0〜5.0 2.5〜3.5 0 0.4〜0.5
2017年08月08日
食品交換表を活用した外食の単位数 〜ご飯物編〜
昨日お話したように、外食料理では自分で単位数を計算するのが困難ですので、
日頃から食品の量や単位を意識付けた食生活を送る必要があります。
今日は、外食料理の単位数 〜ご飯物編〜 についてお話します。
下記に平均値を載せていますので、参考にしてみてください。
合計単位に80kcalをかけるとエネルギーが算出出来ます。
表1は穀類、表3は肉・魚・卵・大豆製品、表5は油脂類です。
外食はこれらに偏っていることが分かりますね。
〇ご飯物
食品名 合計単位 表1 表3 表5 調味料
・カレーライス 7〜9 4.5〜5.5 0.5〜1.5 0.5〜1.0 0.1〜1.5
食品名 合計単位 表1 表3 表5 調味料
・ハヤシライス 7〜10 4.0〜5.5 1.0〜1.5 0.5〜1.0 1.0〜1.5
食品名 合計単位 表1 表3 表5 調味料
・チキンライス 6〜8 4.0〜5.5 0.5〜1.5 0.5〜1.0 0.3〜0.6
食品名 合計単位 表1 表3 表5 調味料
・オムライス 7〜10 3.5〜5.5 1.5〜2.5 0.5〜2.0 0.4〜0.5
食品名 合計単位 表1 表3 表5 調味料
・チャーハン 7〜9 4.0〜5.5 1.0〜2.0 1.5〜2.0 0
食品名 合計単位 表1 表3 表5 調味料
・ドリア 6〜9 2.5〜4.0 1.0〜1.5 1.0〜2.0 0〜0.8
食品名 合計単位 表1 表3 表5 調味料
・リゾット 3〜6 2.0〜3.0 0.5〜1.0 0.5〜1.5 0〜0.1
食品名 合計単位 表1 表3 表5 調味料
・雑炊 3〜4 2.0〜3.0 0.5〜1.5 0〜0.5 0〜0.2
日頃から食品の量や単位を意識付けた食生活を送る必要があります。
今日は、外食料理の単位数 〜ご飯物編〜 についてお話します。
下記に平均値を載せていますので、参考にしてみてください。
合計単位に80kcalをかけるとエネルギーが算出出来ます。
表1は穀類、表3は肉・魚・卵・大豆製品、表5は油脂類です。
外食はこれらに偏っていることが分かりますね。
〇ご飯物
食品名 合計単位 表1 表3 表5 調味料
・カレーライス 7〜9 4.5〜5.5 0.5〜1.5 0.5〜1.0 0.1〜1.5
食品名 合計単位 表1 表3 表5 調味料
・ハヤシライス 7〜10 4.0〜5.5 1.0〜1.5 0.5〜1.0 1.0〜1.5
食品名 合計単位 表1 表3 表5 調味料
・チキンライス 6〜8 4.0〜5.5 0.5〜1.5 0.5〜1.0 0.3〜0.6
食品名 合計単位 表1 表3 表5 調味料
・オムライス 7〜10 3.5〜5.5 1.5〜2.5 0.5〜2.0 0.4〜0.5
食品名 合計単位 表1 表3 表5 調味料
・チャーハン 7〜9 4.0〜5.5 1.0〜2.0 1.5〜2.0 0
食品名 合計単位 表1 表3 表5 調味料
・ドリア 6〜9 2.5〜4.0 1.0〜1.5 1.0〜2.0 0〜0.8
食品名 合計単位 表1 表3 表5 調味料
・リゾット 3〜6 2.0〜3.0 0.5〜1.0 0.5〜1.5 0〜0.1
食品名 合計単位 表1 表3 表5 調味料
・雑炊 3〜4 2.0〜3.0 0.5〜1.5 0〜0.5 0〜0.2
2017年08月07日
食品交換表を活用した外食の摂り方
今日は、食品交換表を活用した外食の摂り方についてお話します。
〇外食時には、食品指示単位数に合わせて計れないので、食べる量を目安で決めることになります。
・日頃から家庭で食品の重量をはかり、食品の1単位の目安量を良く覚えておきましょう。
・自分の食事ごとの指示単位数・量をよく覚えておきましょう。
・外食時には、料理の材料が、食品交換表でどの表の食品か、何単位に相当するかと目安で概算し、
自分の指示単位から見て何をどれだけ食べればよいか、
あるいは何をどれだけ残せばいいのかを決めましょう。
〇外食時には、以下のような食べ方の工夫を行うと良いでしょう。
・表1と表5の食品が多く、表6の野菜が少ないという傾向があります。
表1の食品は指示単位に合わせて食べ、あとは残しましょう。
・油を多く使った料理は少量にしましょう。
・野菜は一品料理をとるか、その日の家庭の食事で補うようにしましょう。
・ほとんどの外食は食塩含有量がかなり多く、注意が必要です。
調味料を足すといたことは避けましょう。
・丼物、寿司などの単品やご飯物は栄養バランスが偏ります。
定食など品数の多いメニューを選びましょう。
・麺類など一品料理を選ぶときは具の多いものを選ぶ習慣を身につけましょう。
・最近では、外食店で、エネルギーや成分表示がされている場合が増えていますので、
それを参考にすることも重要です。
次回は、実際の外食料理の具体的な単位数についてお話します。
〇外食時には、食品指示単位数に合わせて計れないので、食べる量を目安で決めることになります。
・日頃から家庭で食品の重量をはかり、食品の1単位の目安量を良く覚えておきましょう。
・自分の食事ごとの指示単位数・量をよく覚えておきましょう。
・外食時には、料理の材料が、食品交換表でどの表の食品か、何単位に相当するかと目安で概算し、
自分の指示単位から見て何をどれだけ食べればよいか、
あるいは何をどれだけ残せばいいのかを決めましょう。
〇外食時には、以下のような食べ方の工夫を行うと良いでしょう。
・表1と表5の食品が多く、表6の野菜が少ないという傾向があります。
表1の食品は指示単位に合わせて食べ、あとは残しましょう。
・油を多く使った料理は少量にしましょう。
・野菜は一品料理をとるか、その日の家庭の食事で補うようにしましょう。
・ほとんどの外食は食塩含有量がかなり多く、注意が必要です。
調味料を足すといたことは避けましょう。
・丼物、寿司などの単品やご飯物は栄養バランスが偏ります。
定食など品数の多いメニューを選びましょう。
・麺類など一品料理を選ぶときは具の多いものを選ぶ習慣を身につけましょう。
・最近では、外食店で、エネルギーや成分表示がされている場合が増えていますので、
それを参考にすることも重要です。
次回は、実際の外食料理の具体的な単位数についてお話します。
2017年08月06日
食品交換表を活用した献立の立て方
では、実際に食品交換表を活用した献立の立て方について考えてみましょう。
【献立のたて方】
〇献立をたてる順序
毎日の食事は、食品交換表の表1〜表6の各表から指示されている単位分の食品を選んで献立を作ります。
まず、朝食・昼食・夕食で食べたいと思う主食(表1の穀物、芋類など)や
主菜(表3の魚介、大豆製品、卵、チーズ、肉)を選び、
副菜(表6の野菜)を添えると献立の骨格が出来上がります。
〇食品交換表をみて各食品の指示単位相当量を決める
朝食・昼食・夕食・間食の各食事で、それぞれどんな食品をどんな料理で食べるのかが決まったら、
食品交換表をみてそれらの食品の指示単位に相当する量を決めます。
例えば、朝食で表1の食品の指示単位が3単位の場合、
これをご飯にするときは、食品交換表の表1をみると、
ご飯は1単位が50gですから、50g✕3単位=150gになります。
他の食品についても、これと同様に、
それぞれどんな食品がのっている食品交換表の表をみて。指示単位に相当する量を決めます。
〇材料を計りながら調理
献立ができたら、あとは料理をつくる時に、もう一度食品交換表をみて、
献立に使った食品1単位のg数を調べ、計りで計って量を確認してから調理すれば、
指示されたとおりの食事ができあがります。
【1日20単位(1600kcal/炭水化物55%)の食事献立(例)】
これから、上記に示した1日の指示単位が20単位(1600kcal/炭水化物55%)の配分例に基づいて、
朝食・昼食・夕食・間食の献立をたててみましょう。
<1日20単位(1600kcal/炭水化物55%の献立例>
〇朝食:合計5.5単位
表1:3単位、表2:0.5単位、表3:1単位、表4:0単位、表5:0.3単位、表6:0.3単位、調味料:0.4単位
<メニュー>麦ごはん、納豆のオクラ和え、きんぴらごぼう、味噌汁、バレンシアオレンジ
表1:米と押し麦1:1で麦ごはん150g(3単位)にします。
表3:納豆40g(1単位)と表6のオクラ30gを醤油で混ぜ合わせます。
表6:ごぼう30gと人参10g、こんにゃく10gをきんぴらごぼうにします。
味噌汁の具にはほうれん草30gとしめじ15gを入れます。
表5:きんぴらごぼうに植物油3g(0.3単位)を使います。
調味料:きんぴらごぼうに砂糖1.5g(0.1単位)、味噌汁(1椀分)に味噌10g(0.3単位)を使います。
表2:バレンシアオレンジ100g(0.5単位)
〇昼食:合計6.3単位
表1:3単位、表2:0単位、表3:2単位、表4:0単位、表5:0.8単位、表6:0.4単位、調味料:0.1単位
<メニュー>ごはん、豚肉の生姜焼き野菜添え(ドレッシング)、卵スープ、さやいんげんの胡麻和え
表1:ごはん150g(3単位)
表3:卵スープに鶏卵25g(0.5単位)を入れます。
豚ロース60g(1.5単位)を生姜焼きにします。
表6:生姜焼きに生姜5gを使います。
付け合わせにレタス10gとブロッコリー30g、トマト30gを添えます。
胡麻和えにさやいんげん40gを茹でて使います。
卵スープの具に玉ねぎ10gとパセリ1gを入れます。
表5:生姜焼きの豚ロースを焼くのに植物油3g(0.3単位)、
付け合わせの野菜にかけるドレッシングとして植物油3g(0.3単位)を使います。
胡麻和えに胡麻3g(0.2単位)を使います。
調味料:生姜焼きにみりん2g(0.1単位)を使います。
〇夕食:合計6.2単位
表1:3単位、表2:0単位、表3:2単位、表4:0単位、表5:0.4単位、表6:0.5単位、調味料:0.3単位
<メニュー>ごはん、まぐろとたいの刺身、炊き合わせ、なすときのこの炒め物、きゅうりの三杯酢
表1:ごはん150g(3単位)
表3:まぐろ(赤身)60g(1単位)とたい30g(0.5単位)を刺身にしてわさび醤油を添えます。
生あげ30g(0.5単位)を炊き合わせにします。
表6:さしみにわさぎ5gを添えます。
さしみのつまにとさかのり20g、大根20g、しその葉1枚、穂じそ1本を使います。
人参10g、しいたけ10g、さやえんどう5gを炊き合わせにします。
なす50g、エリンギ20gをオイスターソースで炒めます。
きゅうりの三杯酢にきゅうり50gを使います。
表5:なすときのこの炒め物に植物油4g(0.4単位)を使います。
〇間食:合計2.0単位
表1:0単位、表2:0.5単位、表3:0単位、表4:1.5単位、表5:0単位、表6:0単位、調味料:0単位
<メニュー>牛乳、りんご
表4:牛乳180ml(1.5単位)
表2:りんご75g(0.5単位)(皮、芯を除いた重さ)
〇食品を交換して献立を変えてみましょう。
食品を交換して変化にとんだ食事を楽しみましょう。
・この献立の朝食の納豆1単位を好みに応じて、表3の生揚げ1単位60gに変えるも良いでしょう
・朝食をパン食にする場合は、ごはん3単位のかわりに同じ表1の食パン3単位90gにします。
朝食んもパン食に合わせて納豆1単位を同じ表3のロースハム1単位40gに交換します。
そして、納豆、みそ汁、きんぴらごぼうに含まれていた野菜約100gをサラダや野菜炒めにします。
・このようにして、昼食、夕食、間食でも、この献立で使った食品を
同じ表の中の食品と同じ単位数で交換して、献立を変えてみてください。
【献立のたて方】
〇献立をたてる順序
毎日の食事は、食品交換表の表1〜表6の各表から指示されている単位分の食品を選んで献立を作ります。
まず、朝食・昼食・夕食で食べたいと思う主食(表1の穀物、芋類など)や
主菜(表3の魚介、大豆製品、卵、チーズ、肉)を選び、
副菜(表6の野菜)を添えると献立の骨格が出来上がります。
〇食品交換表をみて各食品の指示単位相当量を決める
朝食・昼食・夕食・間食の各食事で、それぞれどんな食品をどんな料理で食べるのかが決まったら、
食品交換表をみてそれらの食品の指示単位に相当する量を決めます。
例えば、朝食で表1の食品の指示単位が3単位の場合、
これをご飯にするときは、食品交換表の表1をみると、
ご飯は1単位が50gですから、50g✕3単位=150gになります。
他の食品についても、これと同様に、
それぞれどんな食品がのっている食品交換表の表をみて。指示単位に相当する量を決めます。
〇材料を計りながら調理
献立ができたら、あとは料理をつくる時に、もう一度食品交換表をみて、
献立に使った食品1単位のg数を調べ、計りで計って量を確認してから調理すれば、
指示されたとおりの食事ができあがります。
【1日20単位(1600kcal/炭水化物55%)の食事献立(例)】
これから、上記に示した1日の指示単位が20単位(1600kcal/炭水化物55%)の配分例に基づいて、
朝食・昼食・夕食・間食の献立をたててみましょう。
<1日20単位(1600kcal/炭水化物55%の献立例>
〇朝食:合計5.5単位
表1:3単位、表2:0.5単位、表3:1単位、表4:0単位、表5:0.3単位、表6:0.3単位、調味料:0.4単位
<メニュー>麦ごはん、納豆のオクラ和え、きんぴらごぼう、味噌汁、バレンシアオレンジ
表1:米と押し麦1:1で麦ごはん150g(3単位)にします。
表3:納豆40g(1単位)と表6のオクラ30gを醤油で混ぜ合わせます。
表6:ごぼう30gと人参10g、こんにゃく10gをきんぴらごぼうにします。
味噌汁の具にはほうれん草30gとしめじ15gを入れます。
表5:きんぴらごぼうに植物油3g(0.3単位)を使います。
調味料:きんぴらごぼうに砂糖1.5g(0.1単位)、味噌汁(1椀分)に味噌10g(0.3単位)を使います。
表2:バレンシアオレンジ100g(0.5単位)
〇昼食:合計6.3単位
表1:3単位、表2:0単位、表3:2単位、表4:0単位、表5:0.8単位、表6:0.4単位、調味料:0.1単位
<メニュー>ごはん、豚肉の生姜焼き野菜添え(ドレッシング)、卵スープ、さやいんげんの胡麻和え
表1:ごはん150g(3単位)
表3:卵スープに鶏卵25g(0.5単位)を入れます。
豚ロース60g(1.5単位)を生姜焼きにします。
表6:生姜焼きに生姜5gを使います。
付け合わせにレタス10gとブロッコリー30g、トマト30gを添えます。
胡麻和えにさやいんげん40gを茹でて使います。
卵スープの具に玉ねぎ10gとパセリ1gを入れます。
表5:生姜焼きの豚ロースを焼くのに植物油3g(0.3単位)、
付け合わせの野菜にかけるドレッシングとして植物油3g(0.3単位)を使います。
胡麻和えに胡麻3g(0.2単位)を使います。
調味料:生姜焼きにみりん2g(0.1単位)を使います。
〇夕食:合計6.2単位
表1:3単位、表2:0単位、表3:2単位、表4:0単位、表5:0.4単位、表6:0.5単位、調味料:0.3単位
<メニュー>ごはん、まぐろとたいの刺身、炊き合わせ、なすときのこの炒め物、きゅうりの三杯酢
表1:ごはん150g(3単位)
表3:まぐろ(赤身)60g(1単位)とたい30g(0.5単位)を刺身にしてわさび醤油を添えます。
生あげ30g(0.5単位)を炊き合わせにします。
表6:さしみにわさぎ5gを添えます。
さしみのつまにとさかのり20g、大根20g、しその葉1枚、穂じそ1本を使います。
人参10g、しいたけ10g、さやえんどう5gを炊き合わせにします。
なす50g、エリンギ20gをオイスターソースで炒めます。
きゅうりの三杯酢にきゅうり50gを使います。
表5:なすときのこの炒め物に植物油4g(0.4単位)を使います。
〇間食:合計2.0単位
表1:0単位、表2:0.5単位、表3:0単位、表4:1.5単位、表5:0単位、表6:0単位、調味料:0単位
<メニュー>牛乳、りんご
表4:牛乳180ml(1.5単位)
表2:りんご75g(0.5単位)(皮、芯を除いた重さ)
〇食品を交換して献立を変えてみましょう。
食品を交換して変化にとんだ食事を楽しみましょう。
・この献立の朝食の納豆1単位を好みに応じて、表3の生揚げ1単位60gに変えるも良いでしょう
・朝食をパン食にする場合は、ごはん3単位のかわりに同じ表1の食パン3単位90gにします。
朝食んもパン食に合わせて納豆1単位を同じ表3のロースハム1単位40gに交換します。
そして、納豆、みそ汁、きんぴらごぼうに含まれていた野菜約100gをサラダや野菜炒めにします。
・このようにして、昼食、夕食、間食でも、この献立で使った食品を
同じ表の中の食品と同じ単位数で交換して、献立を変えてみてください。
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2017年08月05日
食品交換表の使い方
今日は、具体的な食品交換表の使い方についてお話しようと思います。
【@1日の指示単位および炭水化物の割合】
〇1日の指示単位
食品交換表では、主治医から指示された1日の摂取エネルギー量を単位で示します。
例えば、指示されたエネルギー量が1600kcalの場合には、
1単位は80kcalなので、1600÷80=20となり、1日20単位となります。
この場合には食品交換表から1日に20単位の食品を選んで献立を作ればよいことになります。
〇炭水化物の場合
食事に占める炭水化物の割合を、あなたの合併症、肥満度、嗜好などにより、
60%、55%、50%より主治医が選択します。
【A1日にどの表から何単位とるか】
〇栄養素バランスのよい食事
食事の献立を作るためには、まず1日に食品交換表のどの表から何単位とるか決める必要があります。
主治医や管理栄養士が、食習慣や嗜好などを聞きながら、
食品交換表の1日の指示単位を表1から表6へ栄養素のバランスがよいように配分します。
例えば、1日の指示単位が20単位(1600kcal/炭水化物55%)の場合、
この20単位を、表1(穀物類、芋など)に9単位、表2(果物)に1単位、
表3(魚介、大豆市製品、卵、チーズ、肉)に5単位、表4(牛乳)に1.5単位、
行5(油脂)に1.5単位、表6(野菜)に1.2単位、調味料に0.8単位を配分すると、
栄養素のバランスがよい食事になります。
【B朝食、昼食、夕食、間食へどのように配分するか】
〇糖尿病の食事療法においては、朝・昼・夕食の量をほぼ均等に配分する。
このように配分された食品交換表の表1の食品(穀物、芋類など)、
表3の食品(魚介、大豆製品、卵、チーズ、肉)、表6の食品(野菜)の1日の指示単位を、
朝食・昼食・夕食の3回の食事にほぼ均等に分けるようにします。
果物や牛乳などは食事に入れるか間食としてとります。
朝食を抜いたり、昼食を軽く済ませて夕食にまとめて食べるようなことは、
食後の高血糖や高中性脂肪血症を招くことになるので避けるようにします。
<朝食・昼食・夕食・間食への配分の原則>
<1日の指示単位20単位(1600kcal/炭水化物55%)の単位配分の一例>
一度決めた内容でも柔軟に調整することができます。
〇表1の食品(穀類、芋など)1日分9単位は、
朝食に3単位、昼食に3単位、夕食に3単位のように分けてとります。
夕食をとる時間が遅い場合は、
食後の高血糖を軽減するために夕食の単位数を減らすなどの工夫をしましょう。
〇表3の食品(魚介、大豆製品、卵、チーズ、肉)1日分5単位は、
朝食に1単位、昼食に2単位、夕食に2単位のように分けてとります。
外食の表3の1人前は、1単位以上の場合が多いので、注意が必要です。
昼が夕食の場合には、「量を調整する」「夕食の単位数を減らす」
などのルールを決めておくとよいでしょう。
〇表6の食品(野菜)1日分1.2単位は、朝食、昼食、夕食に等分になるように、分けて摂ります。
その他、海藻、きのこ、こんにゃくもできるだけ食べるように心掛けましょう。
〇表5の食品(油脂)1日分1.5単位と調味料(味噌、砂糖など)の1日分0.8単位は、
その日の料理の都合で、朝食・昼食・夕食に適宜分けて使います。
〇表2(果物)1単位と表4の食品(牛乳)1.5単位は、
朝食・昼食。夕食・間食の中で適宜とるようにしましょう。
〇どの表から何単位とるか、朝食・昼食・夕食の3食に間食を加えた配分にするのかは、
生活習慣や嗜好を反映した内容にしましょう。
次回は、実際の献立の立て方についてお話します。
【@1日の指示単位および炭水化物の割合】
〇1日の指示単位
食品交換表では、主治医から指示された1日の摂取エネルギー量を単位で示します。
例えば、指示されたエネルギー量が1600kcalの場合には、
1単位は80kcalなので、1600÷80=20となり、1日20単位となります。
この場合には食品交換表から1日に20単位の食品を選んで献立を作ればよいことになります。
〇炭水化物の場合
食事に占める炭水化物の割合を、あなたの合併症、肥満度、嗜好などにより、
60%、55%、50%より主治医が選択します。
【A1日にどの表から何単位とるか】
〇栄養素バランスのよい食事
食事の献立を作るためには、まず1日に食品交換表のどの表から何単位とるか決める必要があります。
主治医や管理栄養士が、食習慣や嗜好などを聞きながら、
食品交換表の1日の指示単位を表1から表6へ栄養素のバランスがよいように配分します。
例えば、1日の指示単位が20単位(1600kcal/炭水化物55%)の場合、
この20単位を、表1(穀物類、芋など)に9単位、表2(果物)に1単位、
表3(魚介、大豆市製品、卵、チーズ、肉)に5単位、表4(牛乳)に1.5単位、
行5(油脂)に1.5単位、表6(野菜)に1.2単位、調味料に0.8単位を配分すると、
栄養素のバランスがよい食事になります。
<「一日の単位」の配分(例):1600kcal/炭水化物55%>
1日の指示単位:20単位
→表1 9単位、表2 1単位、表3 5単位、表4 1.5単位、表5 1.5単位、表6 1.2単位、調味料 0.8単位
1日の指示単位:20単位
→表1 9単位、表2 1単位、表3 5単位、表4 1.5単位、表5 1.5単位、表6 1.2単位、調味料 0.8単位
【B朝食、昼食、夕食、間食へどのように配分するか】
〇糖尿病の食事療法においては、朝・昼・夕食の量をほぼ均等に配分する。
このように配分された食品交換表の表1の食品(穀物、芋類など)、
表3の食品(魚介、大豆製品、卵、チーズ、肉)、表6の食品(野菜)の1日の指示単位を、
朝食・昼食・夕食の3回の食事にほぼ均等に分けるようにします。
果物や牛乳などは食事に入れるか間食としてとります。
朝食を抜いたり、昼食を軽く済ませて夕食にまとめて食べるようなことは、
食後の高血糖や高中性脂肪血症を招くことになるので避けるようにします。
<朝食・昼食・夕食・間食への配分の原則>
<1日の指示単位20単位(1600kcal/炭水化物55%)の単位配分の一例>
一度決めた内容でも柔軟に調整することができます。
〇表1の食品(穀類、芋など)1日分9単位は、
朝食に3単位、昼食に3単位、夕食に3単位のように分けてとります。
夕食をとる時間が遅い場合は、
食後の高血糖を軽減するために夕食の単位数を減らすなどの工夫をしましょう。
〇表3の食品(魚介、大豆製品、卵、チーズ、肉)1日分5単位は、
朝食に1単位、昼食に2単位、夕食に2単位のように分けてとります。
外食の表3の1人前は、1単位以上の場合が多いので、注意が必要です。
昼が夕食の場合には、「量を調整する」「夕食の単位数を減らす」
などのルールを決めておくとよいでしょう。
〇表6の食品(野菜)1日分1.2単位は、朝食、昼食、夕食に等分になるように、分けて摂ります。
その他、海藻、きのこ、こんにゃくもできるだけ食べるように心掛けましょう。
〇表5の食品(油脂)1日分1.5単位と調味料(味噌、砂糖など)の1日分0.8単位は、
その日の料理の都合で、朝食・昼食・夕食に適宜分けて使います。
〇表2(果物)1単位と表4の食品(牛乳)1.5単位は、
朝食・昼食。夕食・間食の中で適宜とるようにしましょう。
〇どの表から何単位とるか、朝食・昼食・夕食の3食に間食を加えた配分にするのかは、
生活習慣や嗜好を反映した内容にしましょう。
次回は、実際の献立の立て方についてお話します。
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2017年08月04日
糖尿病の食品交換表
これまでも糖尿病の食品交換表についてはお話してきましたが、
ここでまた復習しておきたいと思います。
今回始めて記事を読んで下さった方にも理解いただけるように、基本的な内容からお話します。
【食品交換表とは】
食品交換表では、私たちが日常食べている多くの食品を多く含まれている栄養素によって
6つの食品グループと調味料に分けてあります。
それぞれの表から、どのように栄養素が摂取できるのかを知っておきましょう。
<表1>
・炭水化物の内でんぷんを多く含む食品です。
・たんぱく質も少し含んでいます。
・穀物水、芋類やその加工品、かぼちゃなどの野菜、くりやぎんなんなどの種実類、
大豆以外の豆類がこの表の仲間です。
<表2>
・炭水化物の内果糖やブドウ糖を多く含む食品です。
・食物繊維やビタミンC、ミネラルも多く含みます。
・果物類(アボガドを除く)がこの表の仲間です。
<表3>
・良質のたんぱく質を多く含む食品です。
・脂質も比較的多く含みます。
・ビタミンB群やミネラルの供給源でもあります。
・魚介、大豆製品、チーズ、肉がこの表の仲間です。
<表4>
・カルシウムを多く含む食品です。
・良質のたんぱく質を多く含む食品です。
・炭水化物の内、乳糖を多く含む食品です。
・脂質も比較的多く含みます。
<表5>
・脂質を多く含む食品です。
・油脂や脂質の多い種実、肉の脂身、アボガドなどがこの表の仲間です。
<表6>
・エネルギーとなる栄養素はほとんど含みません。
・食物繊維やビタミン、ミネラルの供給源となります。
・野菜、海藻、きのこ、こんにゃくがこの表の仲間です。
<調味料>
・糖質やたんぱく質、脂質などが含まれるものがあります。
・味噌、みりん、砂糖の市販のルウ(カレー、ハヤシ)などがこの表の仲間です。
【食べる量をはかるものさし…1単位=80kcal】
・食品交換表では、1単位を80kcalと決めています。
その理由は、日本人が日常んぼ生活で良く食べる量が80kcalかその倍数になっているためです。
例えば、ご飯は茶碗軽く1杯(100g)が2単位、食パンは1均6枚切りの1枚(60g)が2単位、
白身魚は1切れ(60g)が1単位などと分かり易くなっています。
・各表の1単位に含まれる栄養素量の平均を示す食品分類表をみると、
表1のご飯100g(50g✕2単位)には、18g✕2単位=36gの炭水化物が含まれていることが分かります。
・表1、表2、表3、表4、表5、表6、調味料の悪評にのっている食品について、
それぞれ食品の1単位(80kcal)にあたる量が重量(g)で示してあります。
ただし、表6の野菜は色々な種類をとり合わせて300gが1単位です。
・果物や魚などでは、可食部分(皮や芯など、頭や骨などを除いた食べられる部分)の重量で
示してあります。
【食品の交換 〜2つの原則〜】
食品交換表を用いるメリットは、違う表との交換を避けることで、
栄養素の調整を考えなくても自然と栄養素のバランスがとれる仕組みになっていることです。
このメリットを生かすために、
「同じ表の食品とは交換できるが、違う表の食品とは交換しない」という原則を守るように心掛けます。
〇違う表の食品とは交換しない
違う表のsh公賓とは、含まれている栄養素の種類が違うので、基本的には交換しません。
例えば、ご飯50gと豆腐(木綿)100gは同じ1単位ですが、
ご飯は表1、豆腐は表3の食品ですので、中に含まれている栄養素が違います。
エネルギーが同じでもご飯の代わりに豆腐を食べてしまうと、
栄養素のバランスを維持することができなくなっていまいます。
〇同じ表の食品は同じ単位ずつ交換できる
同じ表の食品はどの食品でも1単位中に含まれているエネルギー量と栄養素の種類がほぼ同じですので、
単位数が同じであれば、互いに交換して食べられます。
例えば、ご飯と食パンは、いずれも表1の食品ですが、
ご飯50g1単位を食パン30g1単位にして交換して食べることが出来ます。
この本が「食品交換表」と呼ばれるのは、
このようにその人の好みに合わせて交換することができるようになっているためです。
次回以降、具体的な食品交換表の使い方についてお話していきます。
ここでまた復習しておきたいと思います。
今回始めて記事を読んで下さった方にも理解いただけるように、基本的な内容からお話します。
【食品交換表とは】
食品交換表では、私たちが日常食べている多くの食品を多く含まれている栄養素によって
6つの食品グループと調味料に分けてあります。
それぞれの表から、どのように栄養素が摂取できるのかを知っておきましょう。
<表1>
・炭水化物の内でんぷんを多く含む食品です。
・たんぱく質も少し含んでいます。
・穀物水、芋類やその加工品、かぼちゃなどの野菜、くりやぎんなんなどの種実類、
大豆以外の豆類がこの表の仲間です。
<表2>
・炭水化物の内果糖やブドウ糖を多く含む食品です。
・食物繊維やビタミンC、ミネラルも多く含みます。
・果物類(アボガドを除く)がこの表の仲間です。
<表3>
・良質のたんぱく質を多く含む食品です。
・脂質も比較的多く含みます。
・ビタミンB群やミネラルの供給源でもあります。
・魚介、大豆製品、チーズ、肉がこの表の仲間です。
<表4>
・カルシウムを多く含む食品です。
・良質のたんぱく質を多く含む食品です。
・炭水化物の内、乳糖を多く含む食品です。
・脂質も比較的多く含みます。
<表5>
・脂質を多く含む食品です。
・油脂や脂質の多い種実、肉の脂身、アボガドなどがこの表の仲間です。
<表6>
・エネルギーとなる栄養素はほとんど含みません。
・食物繊維やビタミン、ミネラルの供給源となります。
・野菜、海藻、きのこ、こんにゃくがこの表の仲間です。
<調味料>
・糖質やたんぱく質、脂質などが含まれるものがあります。
・味噌、みりん、砂糖の市販のルウ(カレー、ハヤシ)などがこの表の仲間です。
【食べる量をはかるものさし…1単位=80kcal】
・食品交換表では、1単位を80kcalと決めています。
その理由は、日本人が日常んぼ生活で良く食べる量が80kcalかその倍数になっているためです。
例えば、ご飯は茶碗軽く1杯(100g)が2単位、食パンは1均6枚切りの1枚(60g)が2単位、
白身魚は1切れ(60g)が1単位などと分かり易くなっています。
・各表の1単位に含まれる栄養素量の平均を示す食品分類表をみると、
表1のご飯100g(50g✕2単位)には、18g✕2単位=36gの炭水化物が含まれていることが分かります。
・表1、表2、表3、表4、表5、表6、調味料の悪評にのっている食品について、
それぞれ食品の1単位(80kcal)にあたる量が重量(g)で示してあります。
ただし、表6の野菜は色々な種類をとり合わせて300gが1単位です。
・果物や魚などでは、可食部分(皮や芯など、頭や骨などを除いた食べられる部分)の重量で
示してあります。
【食品の交換 〜2つの原則〜】
食品交換表を用いるメリットは、違う表との交換を避けることで、
栄養素の調整を考えなくても自然と栄養素のバランスがとれる仕組みになっていることです。
このメリットを生かすために、
「同じ表の食品とは交換できるが、違う表の食品とは交換しない」という原則を守るように心掛けます。
〇違う表の食品とは交換しない
違う表のsh公賓とは、含まれている栄養素の種類が違うので、基本的には交換しません。
例えば、ご飯50gと豆腐(木綿)100gは同じ1単位ですが、
ご飯は表1、豆腐は表3の食品ですので、中に含まれている栄養素が違います。
エネルギーが同じでもご飯の代わりに豆腐を食べてしまうと、
栄養素のバランスを維持することができなくなっていまいます。
〇同じ表の食品は同じ単位ずつ交換できる
同じ表の食品はどの食品でも1単位中に含まれているエネルギー量と栄養素の種類がほぼ同じですので、
単位数が同じであれば、互いに交換して食べられます。
例えば、ご飯と食パンは、いずれも表1の食品ですが、
ご飯50g1単位を食パン30g1単位にして交換して食べることが出来ます。
この本が「食品交換表」と呼ばれるのは、
このようにその人の好みに合わせて交換することができるようになっているためです。
次回以降、具体的な食品交換表の使い方についてお話していきます。
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