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2018年12月19日
糖尿病の診断に関する留意点
糖尿病の診断については、いくつかの留意点があります。
今日は、「糖尿病の診断に関する留意点」についてお話します。
【糖尿病の診断に関する留意点】
1.尿糖検査は、腎のブドウ糖排泄閾値や内服中の薬剤によって影響を受けるため、
糖尿病の診断には用いません。
確定診断には血糖検査が必須です。
2.T型糖尿病は、発症時に明瞭な糖尿病の症状が認められる場合が多いので、
発症時点をはっきり推定し得ることが多くあります。
3.劇症T型糖尿病では、感冒様症状、腹部症状が夫々70%以上の患者でみられることに注意を要します。
また、高血糖に比べてHbA1c値が不釣り合いに低いことも特徴です。
4.U型糖尿病は多くの場合、無症状か症状があっても軽いので、糖尿病と診断された時点で、
すでに特有の合併症(網膜症、腎症、神経障害)をもっていることがまれではありません。
5.これら合併症をもつ方は、その合併症の病期によって治療方針が多少異なるので、
診断の際には必ず合併症の有無・程度を検査します。
6.糖尿病は治療する病気ではないので、決して通院(受診)を中断しないようにします。
今日は、「糖尿病の診断に関する留意点」についてお話します。
【糖尿病の診断に関する留意点】
1.尿糖検査は、腎のブドウ糖排泄閾値や内服中の薬剤によって影響を受けるため、
糖尿病の診断には用いません。
確定診断には血糖検査が必須です。
2.T型糖尿病は、発症時に明瞭な糖尿病の症状が認められる場合が多いので、
発症時点をはっきり推定し得ることが多くあります。
3.劇症T型糖尿病では、感冒様症状、腹部症状が夫々70%以上の患者でみられることに注意を要します。
また、高血糖に比べてHbA1c値が不釣り合いに低いことも特徴です。
4.U型糖尿病は多くの場合、無症状か症状があっても軽いので、糖尿病と診断された時点で、
すでに特有の合併症(網膜症、腎症、神経障害)をもっていることがまれではありません。
5.これら合併症をもつ方は、その合併症の病期によって治療方針が多少異なるので、
診断の際には必ず合併症の有無・程度を検査します。
6.糖尿病は治療する病気ではないので、決して通院(受診)を中断しないようにします。