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2018年12月30日

どんな時にインスリン療法が必要か。

@血糖コントロールが不良な時
食事療法や運動療法や一時的に乱れて内服薬が効かなくなった場合や、
当初効いていた内服薬が長期間飲んでいる内に徐々に効かなくなり、
飲む長を増やしても血糖のコントロールが不良の時には食事療法と運動療法を見直した上で
インスリンを使用します。

Aケトアシドーシスがある時
感染症や強いストレスのあった時には高血糖状態が続くことになり、
その結果として意識障害を伴う糖尿病ケトアシドーシスという重篤な状態になることがあります。
糖尿病ケトアシドーシスになった時、またはそのような状態であることが予想される時には、
内服薬では治療できないのでインスリンを使用します。
もともと内服薬でコントロールできていた2型糖尿病では、
インスリンによってケトアシドーシスや高血糖が改善すれば、内服薬に戻ることもできます。

B病気になった時や手術を受ける時
毛等のコントロールが良い時での、肺炎などの急性の感染症にかかったり、
大きな怪我をしたり、開腹手術など大きな手術を受ける場合や副腎皮質ステロイド薬など
高血糖をきたす薬を飲まなければならない場合などには、
一時的にインスリン注射を必要とすることがあります。

C妊娠している時
妊娠を希望している場合や妊娠している時には、内服薬が胎児に及ぼす影響を考えて、
インスリン注射により血糖をコントロールします。
血糖のコントロールが不良の場合、胎児に奇形が生じたり、流産する危険性が大きいため、
良好な血糖のコントロール状態で妊娠することが大切です。
妊娠を希望する時は主治医に出来るだけ早く相談しましょう。

D腎臓や肝臓の働きが悪い時
腎臓の働きが極端に悪くなった時には、内服薬の作用時間が長くなるなどの影響が出るため、
多くの場合インスリン注射に変更します。
肝臓の働きが著しく悪くなった場合にも、内服薬の作用時間が変化する可能性や
薬自体が肝臓に悪い影響を与える危険性があるのでインスリン注射に変更します。
内服薬に対してアレルギー体質の方で、服薬が困難な場合もインスリン注射を行います。

2018年12月29日

血糖値の自己測定

「血糖自己測定器(簡易血糖測定器)」は、本人で血糖値を測るための測定機器です。
専用の穿刺器具を用いて指先から少量の血液をとり、
これを血糖自己測定器のセンサーに吸引させて、血糖値を測ります。
指先以外にも手のひらや前腕から採血するタイプの測定器もあります。
手のひらや前腕は指先より痛みが少なく、また調理師や理・美容師など水を多く使う職業の方には便利です。
ただし、前腕での採血は、指先の場合より30〜40分程前の数値が出るので、
低血糖を疑って測定する場合や低血糖の自覚症状のない(無自覚性低血糖)方は指先から穿刺しましょう。
血糖自己測定器は室温(15〜25℃)で用いるように設計してあり、
低い室温では血糖値が不正確に表示されるので、測定器やセンサーを室温に戻して使用することが重要です。
また、血液量が少ない場合は、低めに表示されることもあります。
たくさんの種類の血糖自己測定器が販売されています。
どの血糖自己測定器を選ぶかは主治医とよく相談しましょう。

2018年12月28日

どんなインスリン療法を行うのか。

病状に併せて、以下の方法から適した治療を選びます。

・1日1〜2回のインスリン注射
2型糖尿病の方の多くはインスリンを分泌する能力がある程度保たれています。
このような状態であれば、中間型や混合型のインスリン製剤を1日1〜2回注射することで、
多くの場合は血糖のコントロールが可能となります。
より持続性のある持続型溶解インスリンを1日1回注射する方法もあります。

・1日3回のインスリン注射
食事に合わせて1日3回注射するインスリン療法を行います。
超速効型や速効型または混合型インスリンから糖尿病の症状に適したインスリンを用います。

・1日4回以上のインスリン注射
2型糖尿病であってもインスリンの分泌が著しく減少している場合には、
1型糖尿病と同様に1日4回(または5回)注射する強化インスリン療法が必よな場合もあります。
中間型や持続型溶解のインスリンを1日1〜2回注射し、
さらに食事に合わせて1日3回速効型や超速効型インスリンを注射します。

2018年12月02日

Eα‐グルコシダーゼ阻害薬

この薬は腸内で食物中の炭水化物をブドウ糖に分解する酵素の働きを抑えます。
その結果、腸でのブドウ糖の吸収がゆっくりとなって食後の急激な血糖の上昇が抑えられます。
この薬は食直前に服用します。
はじめて飲む人はしばしば、お腹の膨らんだ感じ、下痢やおならが多くなりますが、
多くの場合は服用を続けている内に少なくなります。
これらの症状が長期間続く時は主治医に相談しましょう。
この薬を飲んでいる方が低血糖になると、砂糖(ショ糖)を摂取しても吸収が遅れるため、
低血糖が改善しない場合があります。
低血糖の時には必ずブドウ糖を飲むようにしましょう。

2018年12月01日

D配合薬

この薬はビグアナイド薬の一つであるメトホルミンとチアゾリジン系薬のピオグリタゾンの
2つの薬を統合した錠剤です。
2つの薬の効果が合わさり、肝臓や筋肉でのインスリンの働きを良くします。
1日1回朝食後に1錠を服用します。

2018年11月30日

Cチアゾリジン系薬

この薬は筋肉や肝臓などのインスリンが働く組織でインスリンに対する感受性を高めて血糖を下げます。
インスリンの分泌量には影響しません。
肥満のある方に適した薬です。
主な副作用はむくみ、貧血、息切れで、時に肝臓障害を起こす場合もあります。
吐き気、嘔吐、食欲不振、全身のだるさなどに気が付いた時は、すぐに主治医に連絡しましょう。

2018年11月29日

Bビグアナイド薬

この薬は主として肝臓から放出されるブドウ糖の量を少なくして、血糖値が高くなるのを防ぎます。
また、インスリンの働きをよくしますが、インスリンの分泌量には影響しません。
この薬は食後に服用します。
ビグアナイド薬だけで治療する場合もありますが、他の内服薬と一緒に服用する方法もあります。
ビグアナイド薬だえを服用している場合には低血糖を起こす危険はほとんどありませんが、
他の内服薬やインスリン注射と併用すると低血糖が起こることがあります。
まれではありますが、乳酸アシドーシスという意識障害を伴う副作用を起こす危険性があります。
服用中に吐き気、下痢、異常なだるさなどに気が付いたら、すぐに薬を中止して主治医に連絡しましょう。
腎臓や肝臓の働きが悪い人、アルコールを多く飲む人は副作用が出やすいので注意が必要です。

2018年11月27日

@スルホニル尿素(SU)薬

この薬は膵臓のβ細胞を刺激してインスリンの分泌を促進し、インスリンが沢山出るように働きます。
そのため、インスリンを作る能力が保たれている方にだけ有効です。
スルホニル尿素薬は、種類によって作用している時間が異なります。
一日中効いている薬は一日一回の服用ですが、作用時間の短い薬を一日二〜三回服用することもあります。
原則として食前に服用しますが、高齢者や胃腸の調子が悪い人あどでは食事の量が一定しないこともあり、
食後に飲んだ方が良い場合もあります。
DPP‐4阻害薬、ビグアナイド薬やα‐グルコシダーゼ阻害薬と一緒に飲むこともあります。
インスリン分泌を増やすので、低血糖をきたす危険性があります。

2018年11月25日

内服薬による治療が必要な時

食事療法と運動療法だけで血糖のコントロールがよくならなければ、
内服薬や注射薬による治療が必要となります。
具体的には食事療法や運動療法を2〜3か月続けているにも関わらず、
良い血糖のコントロールが得られない場合です。
食事療法や運土づ療法の効果、さらには肥満の程度やインスリン分泌量を判断して、
内服薬か注射薬による治療法を選びます。

2018年11月24日

経口血糖降下薬による低血糖

今日は、「経口血糖降下薬による低血糖」についてお話します。

・スルホニル尿素(SU)薬の血糖降下作用を増強する薬としてアスピリン、β-遮断薬、ワルファリン、
 アルコールなどがある。
・経口血糖降下薬による低血糖への対処は、原則的にインスリン療法の場合と同様である。
 ただし、低血糖が長引く場合があり、注意を要する。
・α-グルコシダーゼ阻害(α-GI)薬を服用している場合は、
 ブドウ糖またはそれを含むジュースや清涼飲料水を摂取する。
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食品会社で4年間勤務後、管理栄養士として総合病院で6年間勤務。現在は、管理栄養士国家試験の参考書の校正や答案添削っています。
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