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2018年09月30日

応用カーボカウント

食事中の糖質量に応じて、食前のインスリン注射量を計算する方法です。
特に超速効型インスリンを食前に注射している場合に使いやすい方法です。
インスリン量を計算する際には、「食事中の糖質量は、必要なインスリン量と比較する」
という考えに基づいて行います。
例えば、お茶碗1杯のご飯に超速効型インスリン5単位が必要な場合には、2杯で10単位、
3杯で15単位というように計算できます。
このように、食事中の糖質量に応じて計算したインスリン量を注射します。
一般に、1日に30単位以上のインスリンを注射している方では、
10gの糖質ごとに1単位の超速効型インスリンが必要なことが多いです。
また、食前血糖値が高い場合には、
インスリンの追加投与(「補正インスリン」といいます)が必要となります。
この場合、食事前に、糖質に必要なインスリンと補正インスリン量を合わせて注射することで
血糖を良好に管理することができます。
糖質に必要なインスリン量も補正に必要なインスリン量も、個々で異なりますので、
種々の手びき書を参考にし、医師や管理栄養士と相談の上運用するようにしましょう。
また、カーボカウントを用いることで食事の自由度は広がりますが、
栄養バランスの崩れやカロリーのとりすぎから肥満にならないよう注意する必要があります。

2018年09月28日

カーボカウントに基づいた糖質の量

昨日に引き続き、今日はカーボカウントに基づき、
糖質を多く含む食品と含まない食品について考えてみたいと思います。

炭水化物を含む食品を知ることがカーボカウントを行う上では非常に重要になってきます。
炭水化物は、主食、野菜の一部(芋類、かぼちゃ、コーン、豆類)、乳製品、果物、菓子類、ジュース
などに多く含まれます。
肉や魚などのたんぱく質を多く含む食品や油脂類には、ほとんど含まれないか微量なので、
カウントしなくて構いません。
では具体的に食材例を挙げてみていきましょう。

【糖質を多く含む食品】

〇主食
食事の中心として主要なエネルギー供給源となる食べ物
(でんぷんを多く含むので血糖値が上がりやすい)
例)ご飯、パン、シリアル、麺類(うどん、そば、中華麺、パスタなど)

〇副菜
糖質の多い野菜類、芋類、豆類を用いた主菜に次ぐおかず
(ビタミン、ミネラル、食物繊維も豊富だが、でんぷんを多く含むので、血糖値が上がりやすい)
例)糖質の多い野菜、種実(れんこん、とうもろこし、かぼちゃ、栗、ぎんなんなど)、
  芋類(里芋、じゃがいも、山芋、さつま芋など)、
  豆類(空豆、いんげん豆、小豆、ひよこ豆、大豆を除く)

〇嗜好品
・菓子・飲料(砂糖の主成分であるショ糖を多く含む)
・醸造酒などの糖質を含むアルコール(食事を摂らずにアルコールを摂ると低血糖のリスクあり)
 例)日本酒、ビール、ワインやリキュール類


【糖質を含まない食品】

〇主食
食事の中心になるおかずとしてたんぱく質、脂質、エネルギー、鉄の供給源になる食べ物
(糖質を含まないのでこの食品だけでは血糖値を上げにくい)
例)肉類、魚類、魚介類、卵類、大豆製品、チーズ

〇副菜
糖質を含まない野菜、きのこ類、海藻類を用いた主菜に次ぐおかず
(ビタミン、ミネラル、食物繊維の供給源なので、毎日摂取する)
例)糖質を含まないまたはわずかに含む野菜(ほうれん草、玉ねぎ、レタス、人参、きゅうり)、
  きのこ類(しめじ、しいたけ、まいたけ、えのきだけ)、
  海藻類(わかめ、ひじき、昆布)

〇油脂類、種実類
・油・植物油
例)バター、マーガリン、ドレッシング、マヨネーズなど
・種実類
例)ピーナッツ、ヘーゼルナッツなどのナッツ類

〇嗜好品
・糖分のない飲料
例)日本茶、無糖飲料など
・合成甘味料で甘味をつけた飲料
例)「糖質オフ」、「ゼロ」などの表示がされた飲料
・蒸留酒などの糖質を含まないアルコール
(蒸留酒自体は血糖値を挙げないが、甘い酒やジュースなどを加えた場合は糖質が増える)
例)焼酎、ウイスキー、ウォッカ、糖質ゼロ表示の醸造酒


カーボカウントでは上記のような考え方の元、
決められたカーボ数の中で適切な献立を立てて実行していきます。
エネルギー制限とは違う考え方なので、
カーボカウントの方が食事制限されている感覚は少なくて済むでしょう。
また機会があれば、具体的なカーボ数等、ご紹介して行きたいと思います。

カーボカウントについてもっと詳しく知りたい方は、
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2018年09月27日

カーボカウントとは?

カーボカウントという言葉は聞いたことがありますか?
今日はカーボカウントの基本について少しお話してみようと思います。

【カーボカウントとは】
カードとは英語で炭水化物のことです。
庵追加物=糖質+食物繊維です。
炭水化物を多くを含む食品の多くは糖質の量に比べて食物繊維の量はさほど多くないので、
カーボ≒糖質と考えます。
カーボカウントでは、最も急速に血糖を上昇させる炭水化物量を管理する食事療法です。

【カーボカウントの目的】
・血糖値をできるだけ正常範囲内に維持すること。
・炭水化物の摂取量が、食後の血糖値上昇の主役とみなして、
 適量の炭水化物量を1日の食事に適宜配分することにより、血糖値の管理を試みる。
・血糖を予測する手段として、低血糖の予防などに役立てる。

【食品に含まれる栄養素と血糖値との関係】
〇食品に含まれる栄養素
炭水化物(糖質+食物繊維)、たんぱく質、脂質、ビタミン、ミネラル、水分など。
このうち血糖に影響を与える栄養素は炭水化物、たんぱく質、脂質の3つです。

・炭水化物
消化吸収が早く、ほかの栄養素と比較して最も早く大きく血糖値を上昇させます。

・たんぱく質
50〜60%がブドウ糖に置き換わります。
血糖上昇作用は少ないですが、ゆっくりブドウ糖に変換させるので、
4〜12時間後に血糖が上昇する場合があります。

・脂質
約10%がブドウ糖が置き換わります。
消化に時間がかかるため、食直後の血糖は高くなく、
3〜5時間後に血糖が上昇することがあり、次の食前高血糖につながります。

【炭水化物と他の栄養素との組み合わせによる消化・吸収と血糖上昇の違い】
・炭水化物+食物繊維:消化吸収がゆっくり行われる。食後高血糖を抑制する。
・炭水化物+たんぱく質:たんぱく質の消化時間により消化吸収が遅延する。
・炭水化物+脂質:脂質は胃の中にとどまっている時間が長いため、特に消化吸収を遅延する。
        脂質の量により次の食前血糖の上昇に繋がる。

〇カーボカウントの注意
・脂肪とたんぱく質の血糖上昇が遅いことからこれらを中心に食べると、
 脂肪が蓄積されて太りやすくなります。
 太るとインスリンの効き目が悪くなります。
・たんぱく質の過剰摂取は腎臓に負担をかけるので避けましょう。
 また、たんぱく質を多く含む食品は脂質も多く含んでいる場合があります。

※栄養バランスのよい割合:炭水化物50〜60%、たんぱく質15〜20%、脂質20〜25%

【食品のラベル、栄養成分表示を確認しましょう】
食品の箱やパッケージには食品の成分表示が記載されているものがあります。
表示の仕方は様々で100g単位や1袋、1個あたりのものなどがあるので、確認が必要です。

今日は、カーボカウントの基本についてお話しました。
次回は、カーボカウントの考え方に基づき、糖質を多く含む食品、含まない食品についてお話します。

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2018年09月26日

食事療法の進め方

今日は、食事療法の進め方について復習してみましょう。

【主治医の指示】
糖尿病治療のための食事療法をすすめるために、
主治医からあなたに合わせた1日の食事からのエネルギーと栄養素の摂取量が指示されます。

【主治医・管理栄養士・糖尿病療養指導士の指導】
主治医から指示されたエネルギーや栄養素を摂取するために、
主治医・管理栄養士・糖尿病療養指導士から、
・どのような食品からどれだけの量を組み合わせて食べればよいか
・朝食、昼食、夕食や間食にどのように配分すればよいか
・料理の選び方や生活習慣病で気を付けること
などの具体的な方法を教えてもらいます。

【食品交換表を使う】
食事療法を効果的に進めるために、この「食品交換表」を正しく使いましょう。
・「食品交換表」を使うと、毎日の食事でどのような食品からどれだけの量を食べればよいかが
  簡単に分かります。
・「食品交換表」の使い方を正しく理解しましょう。

【食事療法はあなたが主体】
・食事は毎日の生活に欠かせないものなので、
 糖尿病の食事療法はあなたが正しく継続することで効果が得られます。
・医師をはじめとした医療従事者は、あなたの食事療法がうまくできるように支援します。
・糖尿病とうまく付き合いながら、楽しく食事療法を続けましょう。

【食事療法の内容を見直しながら続ける】
糖尿病の食事療法は一生続けていくものです。
病気の状況や生活の状態が変わると、食事療法もそれに合わせて変更していく必要があります。
・定期的に食事療法が指示通り実践できているかを確かめましょう。
・必要に応じて、あなたと相談の上、主治医や管理栄養士が食事療法の内容を見直します。

食事療法で迷いが生じた時には、主治医・担当の管理栄養士と相談して進めて行きましょう。

2018年09月25日

食品の計り方

糖尿病では、「計量」が非常に重要になってきます。
今日は、食品のはかり方についてお話したいと思います。

【計量の大切さ】
最初の内は、食品交換表の各表に示してある目安量に頼らずに1単位の重量を実際に計測して、
食品の単位数を正しく把握することが食事療法をスムーズに進めるコツです。
何回も食品をはかっていると目安量がわかるようになり、
目安量で料理できるようになります。
少し慣れてきたら、週末や1か月に1回程度、食品を測って料理し、
目安量が間違っていないかどうかを確認することが見積りの精度を高めます。
普段、料理ができない、外食が多い、という場合には、
よく食べるメニューなどで、このプロセスを踏まえて量をはかり、
できあがった料理から自分の食べる量を見積もるようにします。

【計量器具とはかり方】
〇はかり、計量カップ、計量スプーン
はかりは、少量でも正確に計量できるように、目盛りが1g単位の料理用のものを選びましょう。
実際に食べる量をはかりますので、容器ごとはかる場合は、
はかった後に容器の重さを差し引くことを忘れないようにしましょう。
風袋(茶碗、皿、ボールなどの容器の重さ)引きの機能があるはかりは、
はじめに0(ゼロ)あわせをして使いましょう。
計量カップや計量スプーンには、色々な形や材質のものがありますが、
正確にはかれるものを選びましょう。
計量カップは200mlまたは250ml、計量スプーンは大匙が15ml、小匙は5mlです。
計量アップではかる時はカップをたたいたり、手で押し込んだりしてはいけません。
計量スプーンではかる時は、たっぷり山盛りにすくいとりヘラなどで平らにすりきります。

【料理前に計量する】
食品は、蒸す、焼くなどの料理によって水分が減り、重さも10〜30%減ってしまいます。
また、カレーやシチューなどのような煮込み料理に入れる肉は、30〜50%も重さが減ってしまいます。
ですから、食品は料理前にはかる習慣をつけることが大切です。

2018年09月24日

基礎カーボカウント

食事中の糖質を計算して一定になるように心掛けると、食後血糖を管理しやすいという方法です。
「食品交換表」にそった食事を行っている場合でも、糖質の合計も考えることで併用することが出来ます。
特に食後血糖を測定する場合には、食後血糖がよい値になる糖質の量を知り、
その量を守ることで血糖コントロールは改善します。
食事中の糖質量の算出の仕方は、食品成分表や種々の手引きを参照し、
医師や管理栄養士の指導の元で運用してください。

低糖食堂

糖尿病交換表による糖質の適正な割合は50〜60%です。
糖質の取りすぎは血糖値上昇に直結します。
低糖質の通販サイトなら楽に低糖質食品を購入することが出来ます。


糖質制限で悩んでいる人たちをサポートする低糖質食品の通販サイト【低糖食堂】


糖質制限食品がブームとなりつつありますが、
麺においては「こんにゃく」や「大豆」を使ったものが殆んどです。
低糖食堂では糖質量を抑えながら美味しさにこだわり、生めんタイプの低糖質麺をつくりました。
スープ・薬味も同様に糖質量にこだわり、麺・スープ・薬味を合わせた糖質量は約21gです。
(ご飯1杯の半分以下) 

【糖尿病の方以外にもこんな方におススメ】 
・炭水化物を控えている 
・ダイエットをしている
・お腹周りが気になる
・体重が気になる 
・糖質量が気になる 方など

糖質制限が上手くいかず悩んでおられる方は、
ぜひ低糖質食品を利用してみてください。



2018年09月23日

食品交換表で覚えておきたいエネルギー

今日は、覚えておきたい1単位=80kcalの量についてお話します。

【主食】
・ご飯:50g⇒コンビニおにぎりは100gなので2単位です。
・食パン:30g⇒食パン6枚切りは60g(2単位)、8枚切りは45g(1.5単位)です。
・うどん:80g

【果物】
・りんご・なし:半分
・バナナ:1本
・柿・桃:1個
・みかん:2個
・キウイ:1個半

【野菜】
・300g

【たんぱく質】
・卵:1個(50g)
・挽肉:40g
・木綿豆腐:100g
・鮭:1切れ(60g)

参考にしてみてくださいね。

2018年09月22日

食品交換表の早見表

今まで食品交換表についてお話をしてきました。
80kcalを1単位とおく食品交換表ですが、
さすがに全食品を覚えることはできませんよね。
ただ、簡易的に計算しやすくするためには、
良く食べる食品だけでも覚えておくと本当に便利です。

表1〜6、調味料について良く使う食品をまとめた「6つの食品グループ」という資料がありますので、
どうぞご活用ください。


食品交換表.jpg

2018年09月21日

嗜好品の弊害

おやつは血糖のコントロールを乱す大きな原因となります。
お菓子や果物、ジュースなどには砂糖が多く含まれており、血糖と急激に上昇させます。
また、中性脂肪を上昇させて内臓脂肪が蓄積する原因にもあります。
甘いおやつは出来るだけとらないこと、甘味が必要な場合には人工甘味料を用いると良いでしょう。

「食品交換表」の嗜好食品には、
アルコール飲料、果物の缶詰、清涼飲料、ジャム、菓子パン、菓子がありますが、
これらは原則として糖尿病の方は好ましくない食品です。
できるだけ摂らないようにしましょう。
インスリン注射としている方が低血糖の予防のために間食を摂る場合は、
お菓子やジュース類でなく栄養素のバランスのとれた間食(軽食)を摂ってくださいね。
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食品会社で4年間勤務後、管理栄養士として総合病院で6年間勤務。現在は、管理栄養士国家試験の参考書の校正や答案添削っています。
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