2017年08月04日
糖尿病の食品交換表
これまでも糖尿病の食品交換表についてはお話してきましたが、
ここでまた復習しておきたいと思います。
今回始めて記事を読んで下さった方にも理解いただけるように、基本的な内容からお話します。
【食品交換表とは】
食品交換表では、私たちが日常食べている多くの食品を多く含まれている栄養素によって
6つの食品グループと調味料に分けてあります。
それぞれの表から、どのように栄養素が摂取できるのかを知っておきましょう。
<表1>
・炭水化物の内でんぷんを多く含む食品です。
・たんぱく質も少し含んでいます。
・穀物水、芋類やその加工品、かぼちゃなどの野菜、くりやぎんなんなどの種実類、
大豆以外の豆類がこの表の仲間です。
<表2>
・炭水化物の内果糖やブドウ糖を多く含む食品です。
・食物繊維やビタミンC、ミネラルも多く含みます。
・果物類(アボガドを除く)がこの表の仲間です。
<表3>
・良質のたんぱく質を多く含む食品です。
・脂質も比較的多く含みます。
・ビタミンB群やミネラルの供給源でもあります。
・魚介、大豆製品、チーズ、肉がこの表の仲間です。
<表4>
・カルシウムを多く含む食品です。
・良質のたんぱく質を多く含む食品です。
・炭水化物の内、乳糖を多く含む食品です。
・脂質も比較的多く含みます。
<表5>
・脂質を多く含む食品です。
・油脂や脂質の多い種実、肉の脂身、アボガドなどがこの表の仲間です。
<表6>
・エネルギーとなる栄養素はほとんど含みません。
・食物繊維やビタミン、ミネラルの供給源となります。
・野菜、海藻、きのこ、こんにゃくがこの表の仲間です。
<調味料>
・糖質やたんぱく質、脂質などが含まれるものがあります。
・味噌、みりん、砂糖の市販のルウ(カレー、ハヤシ)などがこの表の仲間です。
【食べる量をはかるものさし…1単位=80kcal】
・食品交換表では、1単位を80kcalと決めています。
その理由は、日本人が日常んぼ生活で良く食べる量が80kcalかその倍数になっているためです。
例えば、ご飯は茶碗軽く1杯(100g)が2単位、食パンは1均6枚切りの1枚(60g)が2単位、
白身魚は1切れ(60g)が1単位などと分かり易くなっています。
・各表の1単位に含まれる栄養素量の平均を示す食品分類表をみると、
表1のご飯100g(50g✕2単位)には、18g✕2単位=36gの炭水化物が含まれていることが分かります。
・表1、表2、表3、表4、表5、表6、調味料の悪評にのっている食品について、
それぞれ食品の1単位(80kcal)にあたる量が重量(g)で示してあります。
ただし、表6の野菜は色々な種類をとり合わせて300gが1単位です。
・果物や魚などでは、可食部分(皮や芯など、頭や骨などを除いた食べられる部分)の重量で
示してあります。
【食品の交換 〜2つの原則〜】
食品交換表を用いるメリットは、違う表との交換を避けることで、
栄養素の調整を考えなくても自然と栄養素のバランスがとれる仕組みになっていることです。
このメリットを生かすために、
「同じ表の食品とは交換できるが、違う表の食品とは交換しない」という原則を守るように心掛けます。
〇違う表の食品とは交換しない
違う表のsh公賓とは、含まれている栄養素の種類が違うので、基本的には交換しません。
例えば、ご飯50gと豆腐(木綿)100gは同じ1単位ですが、
ご飯は表1、豆腐は表3の食品ですので、中に含まれている栄養素が違います。
エネルギーが同じでもご飯の代わりに豆腐を食べてしまうと、
栄養素のバランスを維持することができなくなっていまいます。
〇同じ表の食品は同じ単位ずつ交換できる
同じ表の食品はどの食品でも1単位中に含まれているエネルギー量と栄養素の種類がほぼ同じですので、
単位数が同じであれば、互いに交換して食べられます。
例えば、ご飯と食パンは、いずれも表1の食品ですが、
ご飯50g1単位を食パン30g1単位にして交換して食べることが出来ます。
この本が「食品交換表」と呼ばれるのは、
このようにその人の好みに合わせて交換することができるようになっているためです。
次回以降、具体的な食品交換表の使い方についてお話していきます。
ここでまた復習しておきたいと思います。
今回始めて記事を読んで下さった方にも理解いただけるように、基本的な内容からお話します。
【食品交換表とは】
食品交換表では、私たちが日常食べている多くの食品を多く含まれている栄養素によって
6つの食品グループと調味料に分けてあります。
それぞれの表から、どのように栄養素が摂取できるのかを知っておきましょう。
<表1>
・炭水化物の内でんぷんを多く含む食品です。
・たんぱく質も少し含んでいます。
・穀物水、芋類やその加工品、かぼちゃなどの野菜、くりやぎんなんなどの種実類、
大豆以外の豆類がこの表の仲間です。
<表2>
・炭水化物の内果糖やブドウ糖を多く含む食品です。
・食物繊維やビタミンC、ミネラルも多く含みます。
・果物類(アボガドを除く)がこの表の仲間です。
<表3>
・良質のたんぱく質を多く含む食品です。
・脂質も比較的多く含みます。
・ビタミンB群やミネラルの供給源でもあります。
・魚介、大豆製品、チーズ、肉がこの表の仲間です。
<表4>
・カルシウムを多く含む食品です。
・良質のたんぱく質を多く含む食品です。
・炭水化物の内、乳糖を多く含む食品です。
・脂質も比較的多く含みます。
<表5>
・脂質を多く含む食品です。
・油脂や脂質の多い種実、肉の脂身、アボガドなどがこの表の仲間です。
<表6>
・エネルギーとなる栄養素はほとんど含みません。
・食物繊維やビタミン、ミネラルの供給源となります。
・野菜、海藻、きのこ、こんにゃくがこの表の仲間です。
<調味料>
・糖質やたんぱく質、脂質などが含まれるものがあります。
・味噌、みりん、砂糖の市販のルウ(カレー、ハヤシ)などがこの表の仲間です。
【食べる量をはかるものさし…1単位=80kcal】
・食品交換表では、1単位を80kcalと決めています。
その理由は、日本人が日常んぼ生活で良く食べる量が80kcalかその倍数になっているためです。
例えば、ご飯は茶碗軽く1杯(100g)が2単位、食パンは1均6枚切りの1枚(60g)が2単位、
白身魚は1切れ(60g)が1単位などと分かり易くなっています。
・各表の1単位に含まれる栄養素量の平均を示す食品分類表をみると、
表1のご飯100g(50g✕2単位)には、18g✕2単位=36gの炭水化物が含まれていることが分かります。
・表1、表2、表3、表4、表5、表6、調味料の悪評にのっている食品について、
それぞれ食品の1単位(80kcal)にあたる量が重量(g)で示してあります。
ただし、表6の野菜は色々な種類をとり合わせて300gが1単位です。
・果物や魚などでは、可食部分(皮や芯など、頭や骨などを除いた食べられる部分)の重量で
示してあります。
【食品の交換 〜2つの原則〜】
食品交換表を用いるメリットは、違う表との交換を避けることで、
栄養素の調整を考えなくても自然と栄養素のバランスがとれる仕組みになっていることです。
このメリットを生かすために、
「同じ表の食品とは交換できるが、違う表の食品とは交換しない」という原則を守るように心掛けます。
〇違う表の食品とは交換しない
違う表のsh公賓とは、含まれている栄養素の種類が違うので、基本的には交換しません。
例えば、ご飯50gと豆腐(木綿)100gは同じ1単位ですが、
ご飯は表1、豆腐は表3の食品ですので、中に含まれている栄養素が違います。
エネルギーが同じでもご飯の代わりに豆腐を食べてしまうと、
栄養素のバランスを維持することができなくなっていまいます。
〇同じ表の食品は同じ単位ずつ交換できる
同じ表の食品はどの食品でも1単位中に含まれているエネルギー量と栄養素の種類がほぼ同じですので、
単位数が同じであれば、互いに交換して食べられます。
例えば、ご飯と食パンは、いずれも表1の食品ですが、
ご飯50g1単位を食パン30g1単位にして交換して食べることが出来ます。
この本が「食品交換表」と呼ばれるのは、
このようにその人の好みに合わせて交換することができるようになっているためです。
次回以降、具体的な食品交換表の使い方についてお話していきます。
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