昨年11月以降に外国人の入国緩和を政府が発表すると、
円安も手伝って、欧米からの外国人観光客が増えて、現在はコロナ以前まで外国人観光客数が回復しているといわれている。
また、中国からの団体客の観光は中国政府が外国旅行を解禁していないため、個人の富裕層のみの来日であるといわれている。
しかし、その外国人観光客の8割が東京、京都や奈良、大阪、福岡、北陸、北海道に偏っており、
東北地方への観光客は全体の1割程度と少ない。
よって、東北地方ではインバウンド復活の好影響をあまり受けていないと感じる。
実際、仙台を歩いても欧米系の外国人と遭遇することは少ない。
でも日本での外国人観光客の傾向は何度も日本を訪れている観光客が多いという特徴がある。
初回の日本訪問は東京、大阪、京都奈良のゴールデンルートだが、
2回目は福岡や北海道、北陸や中部地方
3回目以降は各地方への観光となる傾向があるので、地方もインバウンドの恩恵の希望はあるといえる。
初回目以降、国際空港がある関東や大阪などは何度も利用するために、来るたび東京や大阪を経由して
地方への観光になるだろうから、外国人観光客は東京や大阪で様々な観光コンテンツを楽しみつつ
落ち着いた地方の観光名所を楽しむのだと考えられる。
実際、訪日回数の多い外国人へのインタビュー動画でも、地方のほうが混雑していなくてよいとの意見や
東京は人で混雑しすぎて疲れるといった外国人意見も散見される。
今後地方にも外国人観光客が増えれば、温泉旅館や観光地をはじめ観光に関係する産業にも好影響がでると考えられるが
なるべく早く観光客が来ることを願うばかりだ。
京都は特に外国人観光客が多すぎて、地元の人の日常に悪影響が出ており、オーバーツーリズムであるから
日本の財政を考えれば、東京や京都など外国人観光客が特に多い都市では観光税を取り入れたり、
逆に観光客の少ない地方への鉄道などの利用には国が支援して、地方への外国人観光客を増やすなどが必要と考える。
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