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2020年06月16日

温水洗浄便座の話

頚髄損傷者は排便に難がある。
これは肛門の括約筋が働きにくくなるため。入院生活の中で書いたが、途中で出るのがストップして看護師さんの世話になった。それが原因なのか症状から来ているのか解らないが、便秘になった。
身体をちょうどきれいに半分に線を引いて、右側が痺れていた。男性のモノもそうだ。「チ」も右半分、「キ」も右半分痺れていた。今は少しマシか。今は痺れが緩やかで、線を引いたように半分という感覚はないが、右は感覚が鈍い。

肛門もそうだった。右半分の感覚がなかった。今は少しは感覚がある。
便を出すには温水シャワーを活用している。キバって途中で止まる怖さは2度経験したら十分だ。強い水流で浣腸の替わり。キバるという感覚も薄れている。括約筋は働いているのだが、その感覚を感じ取りにくくなっている。
東芝の温水洗浄便座は2005年に購入したモノ。水流は強い。
ところが、座ってもシャワーが出なくなってしまった。

2週間くらい前からか。座るとシャワーのスイッチが入り、水を排出する。このスイッチが入らない。調べてみると、これは着座スイッチと呼ばれる重さで反応するスイッチ。座り方が悪いのかと何度も座りなおす。しばらくはそれでスイッチが入った。
それが先週は一度もスイッチが入らない。コンセントを差したり抜いたりを繰り返す。叩いたりもする。
どんな座り方をしてもスイッチは入らない。

便意を促す使用法だけでなく、出た後もシャワーで何度も水を肛門に入れていた。これはとりあえず出そうな便をすべて出してしまうため。退院直後だったか、便意の感覚がしばらくなかった。家に着くと同時にトイレ。ギリギリセーフが何度かあったので。
それと習慣だ、お尻を洗わないと気持ちが悪い。シャワーが出なくなったので、何度かお風呂のシャワーで清潔にした。

ヤフーショッピングをよく利用している。5のつく日はポイントアップだ。シャワートイレを買い替えようと決めていた。取り付けは後から業者に頼んでもいいし、器用なSさんにお願いしようかと考えていた。近々一緒に飲む予定だ。一番安い機種でいい、あと3年もここに住まないのだ。
そう思っていたら、日曜日にちゃんと動く。

いつも小も座ってする。トイレを汚さないためだ。だからトイレに座る頻度は高い。土曜にもう一度コンセントを抜いてそれから思いっきり便座を叩いていた。
それからだ。座るたびにずっとスイッチが入る。昨日、15日の5のつく日までに一度でもスイッチが入らなければ買い替えるつもりだった。
ずっとスイッチが入る。結局、購入は見送り。今日もちゃんと動いた。
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posted by shigenon at 08:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 頚髄損傷
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2014年クリスマスイブのプレゼントは最悪でした。 「頸髄損傷」というケガなのか病気なのか・・その症状との戦いの記録と現在の日々をアップします。 (2018年4月追加) 不全の頸髄損傷は「健常な人」に見えます。“ふつうに見える”様に努力をしています。が、反面、「もう良くなったんだ」と思われがち。 骨折とは違い、中枢神経の損傷は完全回復はしないという現実。 「健常に見える」「もっと良くなるよう努力する」「もう治っているんでしょ」の狭間で何とか毎日を過ごしています。
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