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2017年07月27日

映画「連合艦隊」

映画「連合艦隊」

 

日本の連合艦隊の最後の様子が描かれている。

太平洋戦争で日本が負けていって、神風特攻隊が組織され、

優秀なパイロットは戦場で散って行くから、

戦争の終わり頃は未熟な若い者が敵艦にぶつかっていく。

 

舞い上がったが最後生きて帰ることはできない。

わずか十代の若者が敵艦にぶつかるとき、

「お母さん」と叫ぶんだね。

天皇陛下万歳なんて死んでいく人はほとんどない。

 

誰かが見ているときはしょうがないからそう言うだけで、

人間死んでいくときにどう叫ぶか。

お母さんと叫んで死んでいく。

何でその時にお母さんというのか。

お父さんじゃ駄目かな。

お父さん、何の力もないみたい。

やはりお母さん。母は偉大だ。

おかあさん、分析したら何?ひらがな5字。

何処に力がある。お父さん、おじいちゃん、おばあちゃん、でもやっぱりお母さんだね。

 

その少年達には母は命。

母は今も、戦場で戦っている私の幸せを念じて、ふるさとで願ってくれているに違いない。

それを感じて、敵にぶち当たる勇気を貰うんですね。

勿論戦争で死ぬことは決して勇気ではないが、

最後ぶちあたるとき、せめてふるさとで待っている母を思いだしてぶち当たる。

母の命が籠もっている。

母の願いを力として敵艦にぶつかっていく。

 

posted by 陽葵 at 12:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 仏教
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