映画「連合艦隊」
日本の連合艦隊の最後の様子が描かれている。
太平洋戦争で日本が負けていって、神風特攻隊が組織され、
優秀なパイロットは戦場で散って行くから、
戦争の終わり頃は未熟な若い者が敵艦にぶつかっていく。
舞い上がったが最後生きて帰ることはできない。
わずか十代の若者が敵艦にぶつかるとき、
「お母さん」と叫ぶんだね。
天皇陛下万歳なんて死んでいく人はほとんどない。
誰かが見ているときはしょうがないからそう言うだけで、
人間死んでいくときにどう叫ぶか。
お母さんと叫んで死んでいく。
何でその時にお母さんというのか。
お父さんじゃ駄目かな。
お父さん、何の力もないみたい。
やはりお母さん。母は偉大だ。
おかあさん、分析したら何?ひらがな5字。
何処に力がある。お父さん、おじいちゃん、おばあちゃん、でもやっぱりお母さんだね。
その少年達には母は命。
母は今も、戦場で戦っている私の幸せを念じて、ふるさとで願ってくれているに違いない。
それを感じて、敵にぶち当たる勇気を貰うんですね。
勿論戦争で死ぬことは決して勇気ではないが、
最後ぶちあたるとき、せめてふるさとで待っている母を思いだしてぶち当たる。
母の命が籠もっている。
母の願いを力として敵艦にぶつかっていく。
【このカテゴリーの最新記事】
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image