親の恩を親の恩と本当に感じることが出来るのも、生きる目的を知ってこそ。
その生きる目的をおしえられたのが善知識のご恩。
親のご恩よりもどうしても先に来る。
蓮如上人は、信心決定という世界は、一人いて喜べる法とおっしゃっている。
「同行の前にては喜ぶなり。これ名聞なり。信の上は一人居て喜ぶ法なり」
(御一代記聞書154)
誰かがいて、その誰かと比べて、俺の方が幸せだなあ。
これがさっき言った、お金とか権力とか。
誰かと比べて喜べる、これは名聞。
相対の幸福、自分より劣っている誰かと比べないと自分が喜べない。
それは名聞である。
ところが、信の上には。
信心決定というのは、誰がいなくても一人で喜べるものなんだ。
これが人生の目的なんだ。
一人一人の生まれてきた目的を一人一人果たせば一人一人喜べる。
これが絶対の幸福。
生まれてきて良かった、と喜べる。誰と比べる必要もない。
そしてそれは死がきて崩れるようなちっぽけなものではない。
私たちにとって最大の善知識。
お釈迦様は当然として、親鸞聖人のご恩、大変なものがある。
決して忘れてはならないもの。
蓮如上人は、親鸞聖人のご恩、
いたるところで教えておられます。
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