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陽葵は、ひなたと読みます。仏教が好きな仏教ガールです。一緒に仏教を学びましょう。
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2017年05月17日

一人居て喜ぶ信

親の恩を親の恩と本当に感じることが出来るのも、生きる目的を知ってこそ。
その生きる目的をおしえられたのが善知識のご恩。

親のご恩よりもどうしても先に来る。

 

蓮如上人は、信心決定という世界は、一人いて喜べる法とおっしゃっている。

 

同行の前にては喜ぶなり。これ名聞なり。信の上は一人居て喜ぶ法なり

(御一代記聞書154)

 

誰かがいて、その誰かと比べて、俺の方が幸せだなあ。

これがさっき言った、お金とか権力とか。

誰かと比べて喜べる、これは名聞。

相対の幸福、自分より劣っている誰かと比べないと自分が喜べない。

それは名聞である。

 

ところが、信の上には。

信心決定というのは、誰がいなくても一人で喜べるものなんだ。

これが人生の目的なんだ。

 

一人一人の生まれてきた目的を一人一人果たせば一人一人喜べる。

これが絶対の幸福。

 

生まれてきて良かった、と喜べる。誰と比べる必要もない。

そしてそれは死がきて崩れるようなちっぽけなものではない。

 

私たちにとって最大の善知識。

お釈迦様は当然として、親鸞聖人のご恩、大変なものがある。

決して忘れてはならないもの。

蓮如上人は、親鸞聖人のご恩、
いたるところで教えておられます。

 

 

posted by 陽葵 at 18:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 仏教
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