仏法聞き難し、今已に聞く。
この身今生に向って度せずんば、
さらにいずれの生に向ってか、この身を度せん。(仏陀)
ブッダのお言葉ですね。
人身とは、人の身に生まれる。
これは難しい。
その中、私達生まれることができた。
人身受け難し今すでに受く。
釈尊は人間に生まれたことを感謝しなさいとおっしゃる。
親に感謝しなさいと。
仏法聞き難しというのは、
仏法聞かせていただくこともたいへん難しいこと。
感謝しなければならない。
仏法をいやいや聞くのと感謝して聞くのとは
当然結果が違ってきます。
仏法聞き難し。
仏法聞かせていただけると
言うことは、ちょっとやそっとのご縁じゃない。
それを釈尊はまた、このような譬えでもおっしゃっていますね。
ヒマラヤ山の頂上から糸をたらしたと。
その山の下には針を持った一人の人がいる。
その糸を針に通すことがあるだろうか。
そんな頂上からふもとの人の針の穴に入る。
阿難は「そんなことありえません」と言った。
釈尊が「絶対無いか」
と尋ねたところ
「絶対とは言えません」と言った。
私たちが仏法聞けたということはこれよりも難しいこと。
ブッダは
「人間に生まれてきたのは、仏法を聞き、絶対の幸福になることだ」
と教えられているのがこのお言葉。
人身受け難し、今已に受く。
仏法聞き難し、今已に聞く。
この身今生に向って度せずんば、
さらにいずれの生に向ってか、この身を度せん。(仏陀)
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