マイケル・ジョーダンって、知っていますよね。
アメリカのスーパースター。
アメリカではベーブルースの次にスポーツ選手では人気があります。
そういえばナイキのバスケットシューズにプレミアが付くのも、
「スラムダンク」が大人気なのも、
マイケル・ジョーダンによるところが大きいですね。
バスケットは日本では中学校や高校で
サッカーに続いて競技人口は2位なんだって。
ちょっと意外な感じもするけど、
そういうバスケット人気に拍車をかけたのが間違いなくジョーダン。
年俸50億円。
50万円じゃないですよ。
イチローの10倍ですよ。
50億円
はずば抜けた数字。
プレイが格好いい。
おまけに人間が紳士的なんですよね。
それで多くの人から人気がある。
そういうスーパープレイヤーだった。
そのジョーダンが引退表明をした。
普通、スポーツ選手の引退と言うのは、体力が衰えて、
もう選手としてやっていけないとなった時に表明するもの。
若の花とか曙もそう。
しかし、ジョーダンは、まだまだやれる、
もっとやれるとファンに惜しまれながら引退する。
選手としてもピークだったんです。
「どうして引退するんですか?」
と聞かれた時、
何を言ったのかというと、この一言。
「私は疲れてしまった。
明日から自分の子供を幼稚園に送り迎えしてあげたい。
私もあなたと同じように平凡な暮らしがしたい。
ごく普通のパパに戻りたい」
と言った。
非凡な才能を持ち、非凡な記録をうち立てて、半端ではない年俸、
名声を得た彼が求めたものは、
ごく普通のありふれた平凡な暮らしであった。
本当に意外だと思いませんか。
それを聞いた人は、そんな事、私はもうやっているよ、というより、
そういう平凡な暮しが嫌でたまらない、と思ったかも知れない。
世の中には、もうちょっと才能があったらいいなと思っている人がいっぱいいる。
おれは取り柄もない、つまらない人間と自信喪失している人がいる。
平凡な人は非凡をあこがれる。
非凡な人は平凡をあこがれる。
平凡な人は非凡が幸せと思う。
非凡な人は平凡を幸せと思う。
いったい幸せって何なんだろう、と考えてしまいます。
タグ:有無同然
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