45年間を費やされました。
迷いの深い私たちにはそれほど納得できない話が後生の一大事です。
後生の一大事を引き起こすのは煩悩ともいえますが、根本原因は心の闇です。
煩悩の欲望や怒りなら分かり易いのですが、
心の闇は、煩悩よりもはるかに自覚がありません。
臨終になれば誰でもわかりますが、臨終にわかったのでは手遅れになります。
小さい子供が病気になって、
「ぼく死んだらどこいくの。くらいくいらい」
と言います。
この暗い心が心の闇です。
仏教では、この心の闇を教えられています。
心の闇とは、暗い心です。
全人類は、暗い心を抱えています。
何に暗いのかというと、
死んだらどうなるか?
ということです。
未来に暗いのです。
後生暗い心ともいいます。
暗いというのは、ハッキリしない、ということです。
この心によって、何をやっても、何を手に入れても、
心からの安心も満足もなく、
不安な毎日を過ごしているのです。
この不安をなくして、心からの大安心大満足の幸せになることを教えられているのが仏教です。
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