仏教というと宗教なのであやしいと思っていたので、
20分だけ聞いた。
聞いた内容はこの世の幸せは必ず崩れるという話だった。
夢や希望に満ちあふれているときに
「金も財産も名誉も地位も全部この世においていかねばならない。
豊臣秀吉は臨終に夢のまた夢と寂しくこの世を去った」
という内容でした。
強烈ですよね。
でも私はそんなことはもともと考えていたので、
「そんなの当然でしょ、そんな内容、世間の本にも書いてありました。
そんな虚しい寂しい、どんな幸せも崩れてしまう。
じゃあどうしたらいいんですか?」
と聞くと、
「すべてが崩れていく中に絶対に変わらない幸福があるんだ」
といわれた。
それはあったらいいけど、なければならないしあればいいけど、
世間の本はそこまでは言っていたが、本当にそんな幸せ有るんですか?
ある!
と断言しました。
そんな若者が分かるんですか?
「若者が考えてわかるものでない。その答えは仏教にある」
当時、突然仏教といわれてもついていけないので、
葬式、法事やるもんでしょと
私とは関係ないでしょと思っていました。
だけどあまりに自信たっぷり言われるから
「へーそんなことが教えられているんですか」
その時知り合いが言った言葉が心に残って聞いてみようと思った。
それは
どんな幸福も必ず色褪せる、死んで行くときはみんな置いていかねばならん。
そんな虚しい寂しい心が日本晴になる。
雲ひとつない心になれるときがあるんだよ。
「えーそれ知りたかったんです。そんな世界があるならなりたい。
それを教えてほしい。仏教聞いたらなれるんですか?」
なら聞いてみようかなと思いました。
この虚しい寂しい心が、晴れる!日本晴になれる。
それが仏教です。
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