蓮如上人仰せられ候、「何たる事を聞召しても、御心にはゆめゆめ適わざるなりと。
一人なりとも人の信をとりたることを聞召したき」と、御独言に仰せられ候。
「御一生は人に信をとらせたく思召され候」由仰せられ候。
(御一代記聞書187番)
蓮如上人が最も喜ばれること。
どんなことを聞いても、この蓮如の心には全くかなわない。
蓮如上人様、金メダル取りました。
それがどうした。全く心にかなわない。
そんなちっぽけなことで何を喜んでいるのか。
蓮如上人様ノーベル賞取りました。
何をそんなこと。つまらん。
一人でもいい、信心決定出来た、ということを聞きたい。
それを独り言に仰有った。
蓮如上人の御一生は、兎に角信心決定あれかし、信心決定してくれ、
そう言う御一生なんだ。それ以外なにもない。
それが最も蓮如上人の喜ばれること。
逆に言えば、それ以外のことをどれだけしても、信心決定しておらん、
それが悪だ、と言われる。
信心決定、それ一つ出来ないと、言語道断の悪。
信心決定出来なかったけど、金メダルとれた、よかったよかった。
そんなことは一言も仰有っていない。
ビックリする。
世間中の人が、金メダルで騒いでいる。感動を有り難う。
しかし三日ほどするとみんな冷めてしまう。
どうせなら冷めない感動を。
信心決定していない人を見ると、身を切り裂くように悲しい、
と仰有っている。
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