傑僧といわれるすぐれた僧侶です。
その臨終に弟子が一筆頼んだ。
さぞかし名僧にふさわしい辞世の句を期待したはずです。
「これが師匠の辞世の句です!!!」
と見せびらかしたかったはずなんです。
だから弟子は頼んだ。
ところが書いたのは
「死にともない死にともない」
これじゃいかん。
弟子がもう一筆頼んだ。
「ほんまにほんまに」
と続けた。
仙崖は正直な人だった。
みんな死にたくないのに、
必ず死ななければならないのです。
しっかりとした死生観を持って
後悔のない人生にしないといけませんね。
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