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陽葵は、ひなたと読みます。仏教が好きな仏教ガールです。一緒に仏教を学びましょう。
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2018年06月13日

現代人は働く意味が分からないと五月病になる

一休生きる目的のない人生を
「人生はくてねて起きて糞たれて子は親となる子は親となる」
と言っています。

 

食って寝て起きての繰り返し、布団のあげさげの毎日
台所とトイレの往復。
ただこれだけが人生ならば、ネズミよりも劣っていないでしょうか。

 

生きるためには最低限、衣食住が必要です。
その点ネズミは気楽です。
着るものはいつも毛皮。
ホテルに住み着けば、ホテル暮らしで、食事も毎日豪華です。
寝たいとき寝て、置きたいとき起きて、楽なものです。

 

ところが人間は最低限の衣食住をみたすだけでも
大変苦労をしなければなりません。

 

良い会社に入るために、子供の時から勉強勉強。
雨の日も風の日も病気の日も休まず働いて

初めて給料がもらえます。
人間関係の制約もあります。

 

これでは苦しみが多いだけネズミよりも劣った生活ではありませんか。

 

こんな生き方ならば仮に80年繰り返しても何もなりません。

くてねて起きての生活を80年間繰り返したところで何になりますか。
何にもならないのに、手放しで喜んで良いのでしょうか。

働く意味がわからなければ、五月病になるのも当然です。

 

現代文明のお陰で便利になりました。
たとえば洗濯板でごしごしやっていたのが、

今では全自動洗濯機でボタン一つです。

それによって、昔よりも時間が生まれました。

 

その生まれた時間を何に使うかが問題なのです。
本当に意味のある事に使ってこそ、

現代の便利な生活の意味も出てくるのです。

 

つまり、生きる意味を知ってこそ、

政治や経済、科学や医学のような

生き方に意味が出てくるのです。

タグ:科学
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