蓮如上人は、御遺言に
「あわれあわれ存命の内に皆々信心決定あれかしと朝夕思いはんべり」
とおっしゃっています。
これは蓮如上人の御遺言です。
「あわれあわれ」というのは、
かわいそうだなあ、不憫だなあということです。
悲しんでおられます。
「存命のうちに」、ですから、命のあるうちが勝負ですよ。
命のある内にあなた、信心決定して下さいよ。
それはなぜでしょうか。
信心決定しなければ後生は一大事だからです。
後生とは、死後の世界です。
死後の世界に、大変な一大事がある
ということです。
「朝夕思いはんべり」とは、
朝から晩、晩から朝まで、一日中思い続けているということです。
私たちは一日中何を思い続けているでしょうか。
仕事どうしようか。
食事どうしようか。
みんな似たり寄ったりです。
あれしなきゃ、これしなきゃと色々考えていることは、
どう生きるかばかりです。
しかし善知識は違います。
蓮如上人は三頭の駿馬を駆って、
後生の一大事を説いて回られました。
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