浄土真宗の葬式で読まれる有名な白骨の章に
「朝には紅顔あって、夕べには白骨となれる身なり」
とあります。
朝は紅顔ですから、
朝は血色のいい顔です。
では、夕方もそのままでいられるでしょうか。
どうなるか分かりません。
諸行無常ですから、一切は続きません。
白骨になって帰ってきます。
それだけガラッと変わるということです。
わずか9歳でしたが、両親を亡くされて、
「次は自分の番だ」と思われました。
今死ななければならないとなったとき、
「今死ぬかと思うと、不安なんです。
何としてもここ一つ、解決したいのです」
これが親鸞聖人の出家の動機でした。
これが、仏教を求める原点でもありますので、
私たちの求道の原点も、
自らの死の大問題の解決でなければなりません。
それ以外に、商売繁盛とか、
病気治しというのは、邪道です。
タグ:浄土真宗
【このカテゴリーの最新記事】
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image