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陽葵は、ひなたと読みます。仏教が好きな仏教ガールです。一緒に仏教を学びましょう。
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2017年05月28日

生きることを泳ぐことにたとえてみた

私たちは、苦しい人生で、何か当てになるものはないか、

人生を海にたとえると、

生きていくということは、

泳いで行く、ということ。

 

何か支えになるものはないかと思って泳いでいる。

 

見渡す限り水平線。

そこで丸太があったら、必ずそこに向かって泳いでいきますよ。

 

とりあえずあそこに泳いでいって見よう。

そしてつかまろうとしますよね。

 

そして、やれやれとつかまっている。

しかしその丸太ん棒、いつまでもつかまっておれるのか、というと、

クリーっとひっくり返って裏切る。

 

これは生き甲斐。

 

生き甲斐と思われるものにどんなものがあるか。
旅行。
貯金。これが生き甲斐の人多いそうですよ。

60歳以上の人が持っているお金、何千万、すごいお金持ってる。

最初は何かに使おうと思っているのに、

だんだん額が大きくなると、手が出せなくなる。
そして使えないまま死んでいく。

 

子供・家族。

昔は家族を犠牲にして仕事。

今は仕事を犠牲にして家族という感じ。

 

酒。繁華街に夜行くと、みんな酒ばっかり。
仕事。
趣味。
スポーツ観戦。
コレクション。

 

こういうのにみんな捕まっている。しがみついて泳いでいる。

 

これらもの生き甲斐でなくなってしまう。

楽しめなくなってしまうということがある。

丸太ん棒に裏切られる。

 

色々なパターンあると思いますけど。

これが自分の大事なものだ、と思っていたのが、

ある時突然関心がなくなってしまうことありませんか。


仕事。

山一証券、倒産するときに、社長が土下座、惨めな相ですみません。

 

ところがあの社長、中小企業の一社員として生き生きとやっている。

この会社は俺が守る、しかし倒産して苦しんだ、

今度は別の丸太に捕まっている。

 

絶対にこれ放すまいとしっかり掴んでいるものあると思いますが、

後から思うと何であんなものに。

 

いつまでも掴んでいたいと思うんだけど、それが続かなくなってしまう。

秀吉は夢のまた夢と言っている。

 

それが火宅無常の世界ということ。
万のこと、ということは、例外はない。

 

「真実有ること無し」有ること無いということは、どういう意味。

真実無し、とどう違うか。

 

有ること無し、といったら金輪際無いということ。

真実、というのは、続くもの。

それが有ること無し。

それが難度海の人生。丸太を掴んでは裏切られを繰り返す、これが難度海の人生。

 

これからも掴んでは裏ぎられ、

それをずっと繰り返す。

 

家庭悲劇続発の現代。

家庭悲劇と言えば、双子山親方の家、悲惨。

一昔前だったら、日本で一番ハッピーな家族。

一家に二人の横綱。外にも優秀な力士。

二人の子にも綺麗な奥さん。みんなの愚痴をかうような。

 

ところが今は女将さんが不倫に走ったとか。
私たちああいうの見ても、私たちああいうの関係ないと思う。

確かに家庭ではないかもしれないが、他のことで同じようなことになる。


苦しみ悩みの次々やってくる人生の荒海では、

私たちが頼りにしているものに次々と裏切られ、

別のものに捕まる。

 

泳いで行く途中に、一息ついてもまた裏切られる。
すがりついていた丸太に裏切られると、塩水飲んで苦しむ。

 

あなたは海で塩水飲んだこと有りますか。

もう二度とやりたくない、と思うようなこと。

それを何度も繰り返さなくてはならない。


ところが、丸太や板きれではなく、

絶対裏切らない大きな船が、

仏教に教えられている。

 

それは、趣味や生き甲斐の丸太や板きれではなく、

人生の目的。

 

仏教はこちらのサイトで学べる

 

 

posted by 陽葵 at 12:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 仏教
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