私達が生きている目的は後生の一大事の解決一つ。
後生というと先のことと思っている。
「後の世と聞けば遠きに似たれども 知らずや今日もその日なるらん」
100%確実にやってくる。我々の都合とは無関係。
正月であろうと、誕生日であろうと、関係なくやってくる。
白骨の御文を書かれた背景として、結婚式当日花嫁がなくなった。
年末に書いた年賀状で、亡くなった人から着くことがある。
白骨の御文では、老少不定とある。
誕生日と同じように、一人一人に命日がある。
2017年08月27日
後生の一大事
家族に葬式や法事をしてもらうときがやってくる。
無常をみつめなさいと教えられる。
無常観。
「無常を観ずるは菩提心の一なり」
無常を無常と見つめていくことが、本当の幸せを求める第一歩となる。
一体本当の幸せはどこにあるんだろう。裏切らない幸せはどこにあるのか。
二河白道の譬では、こちらの岸、此岸には何もなかったということ。
それが白道を進む原動力になる。
その一大事があるにも関わらず、此岸で毒蛇と知らずにかまれて苦しんでいる人ばかり。
被害に遭っている人ばかり。
この後生の一大事を解決して、無碍の一道に出ることが人生の目的。
これは聴聞の一本道。心の風景が変わっていく。
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