仏教では、帰命とか、南無という言葉がよく出てくる。
しかし、親鸞聖人の帰命は、私たちが帰依するという意味ではない。
帰命と申すは如来の勅命に順いたてまつるなり。(尊号真像銘文)
「如来」とは、阿弥陀仏。
「勅命」とは、命令。
帰命は、阿弥陀仏のそのままこいという命令。
そのままこいの勅命に、いかなるおかるも頭が下がる。
それにはいと従った時が、帰命。
教行信証には
「帰命は本願招喚の勅命なり」
招喚とは、そのままこいということ。
帰命は阿弥陀仏のそのまま来い勅命。
正信偈の最初に
無量寿如来に帰命したてまつる
阿弥陀仏に救われたということ。
【このカテゴリーの最新記事】
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image