新規記事の投稿を行うことで、非表示にすることが可能です。
2021年01月18日
ユーザー側で「送信しようとしている情報は保護されません」に対処する方法
Google Chromeなどのクロミウム系ブラウザを使っている人は、少し前からウェブサイトを開くときに「送信しようとしている情報は保護されません」というメッセージが表示されるようになっていると思います。
この原因はウェブサイト側で http とhttps の混在していることにあって、それをブラウザが危険と判定してメッセージを表示しています。
なので、危険性のあるウェブサイトを表示しようとしているのでなければ、気にすることはありませんので、[このまま送信]ボタンをクリックして構いません。
ユーザー側でできる対処法
現時点でこのメッセージが表示されるウェブサイトはけっこう多いので、メッセージが表示されるたび、いちいち[このまま送信]ボタンをクリックするは面倒です。
ユーザー側でできる対処法を考えてみます。
1)ウェブサイト側で対応してくれるのを待つ
原因がウェブサイトの http とhttps の混在なので、混在しないように修正するウェブサイトも出てきています。
ウェブサイト側で修正してくれるのを気長に待つか、ウェブサイト側でなかなか対応しないようであれば、このメッセージが表示されることを、サイト運営者が気付いていないことも考えられるので、問い合わせフォームやそのウェブサイトのSNSがあればそれを利用して、要望するのがいいでしょう。
2)ブラウザを古いバージョンに戻す
これはブラウザのアップデート(Chrome86)で導入された機能によるものなので、そのアップデートができていない状態のブラウザではメッセージは表示されず、Chrome86アップデートを適用すると表示されるようになります。
なので、Chrome85以前が適用されている古いバージョンに戻せばいいということになります。
ただし、最新バージョンを使わないのはセキュリティ面の危険性が増すことになりますし、いつまでも古いバージョンを使うわけにもいかないので、あまり得策とは言えません。
3)ブラウザ側で改善してくれるように要望する
原因が http とhttps の混在なのでウェブサイト側が修正すべきだとは思いますが、それにしてもブラウザ側でメッセージを表示しないオプションを設けるなど、ユーザー側で対処できるようにしてくれてもよさそうです。
Google Chrome のフィードバック で改善を要望してみるのがいいかもしれません。
要望が多ければ、改善される可能性が高くなると思います。
4)ブラウザのセキュリティをオフにする
これはお勧めできませんし、私も危険なので試してみていませんが、ブラウザの設定で「セーフブラウジング」の保護機能をオフにすると、メッセージが表示されなくなる可能性があります。
絶対に危険性のあるサイトは開かないという人は、試してみてもいいかもしれません。
2021年01月16日
Snipping Tool を使って画像キャプチャー(スクショ)する方法の詳細
Windows10には、Snipping Tool(スニッピング ツール)という画像キャプチャー(スクショ)用アプリがあります。
(以降、画像キャプチャーは「スクショ」と表記します)
Snipping Tool と、これを使ったスクショの方法について、詳しく説明します。
また、Windows10パソコンでの他のスクショ方法について別の記事で書いていますので、こちらも参考にしてみてください。
・ 切り取り&スケッチ について。
「切り取り&スケッチ」を使って画像キャプチャー(スクショ)する方法の詳細
・ SnapCrab について。
SnapCrab を使って画像キャプチャー(スクショ)する方法の詳細
・ スクショ用のアプリを使わないスクショ方法について。
Windows10パソコンで画像キャプチャー(スクショ)をやってみよう
【A】起動方法と起動画面の説明
1)Snipping Tool を起動する
Snipping Tool は、[スタート] → [Windows アクセサリ]の中にあります。
Snipping Tool をクリックすると起動します。
2)Snipping Tool の起動画面
Snipping Tool を起動すると、今(2021年1月15日)だと下のような画面になります。
下半分に「Snipping Tool が進化します…」という Snipping Tool の後継アプリ 切り取り&スケッチ の紹介メッセージが表示されています。
後継アプリと言っても、Snipping Tool の方が使いやすいということも、あるかも知れません。
切り取り&スケッチ については、別の記事で説明しますので、ここでは一旦置いておくことにします。
「Windowsロゴ キー + Shift +S キーのショートカット」については、別の記事 → [Windows]+[Shift]+[S]キーでスクショ で説明しているので、参考にしてみてください。
メッセージが邪魔だと感じる場合は、「Snipping Tool が進化します…」の右側の[ ^ ]をクリックすると、メッセージが隠れます。
【B】標準のシュクショをしてみる
1)Snipping Tool の画面上部には[モード][遅延][オプション]といったメニューがありますが、とりあえず標準の設定のままスクショしてみます。
スクショしたい画面を表示して、Snipping Tool の画面左上の[新規作成]をクリックします。
3)その状態で、スクショしたい部分を、マウス左ボタンを押したまま範囲指定するようにマウスを移動させると、その部分だけが明るい四角に変わります。
4)マウス左ボタンから指を離すと、スクショ範囲が確定して Snipping Tool の画面に取り込まれます。
このとき、スクショした画像はクリップボードにも保存されているので、WordやExcelなど貼り付けることもできます。
5)Snipping Tool のツールバーにあるフロッピー形の[保存]アイコンをクリックすると、保存先のフォルダとファイル名を指定して、画像ファイルとして保存することができます。
6)画像ファイルの種類は、標準ではPNG形式になっていますが、GIF形式・JPG形式の画像形式の他、HTML形式でも保存できます。
特にこだわる必要がなければ、標準のPNG形式のままでOKです。
以上が Snipping Tool の標準のスクショです。
大抵はこれだけで事足りると思いますが、Snipping Tool には、さらに便利な機能があるので、続けて説明していきます。
【C】モードの設定
Snipping Tool のツールバーの[モード]をクリックすると、4種類のモードがあることが分かります。
標準のままだと「四角形の領域切り取り」が選択された状態になっているので、上でやってみたスクショがこのモードということになります。
確かに四角形で領域を切り取りました。
ツールバーの[新規作成]をクリックする前に、この[モード]を選んでおくと、そのモードでスクショできます。
1)自由形式の領域切り取り
四角形ではない自由な形でスクショしたい場合に使います。
円形や多角形などきれいな形にはスクショできませんが、面白い形の画像を作れます。
2)四角形の領域切り取り
これが標準の設定になっていて、四角形で範囲を指定してスクショしたい場合に使います。
3)ウィンドウの領域切り取り
アクティブなウィンドウをスクショした場合に使います。
4)全画面領域切り取り
パソコン画面全体をスクショしたい場合に使います。
【D】遅延の設定
Snipping Tool のツールバーの[遅延]をクリックすると、「待ち時間なし」と1秒〜5秒の6種類から選べることが分かります。
標準のままだと「待ち時間なし」が選択された状態になっているので、[新規作成]をクリックした時点(モードが自由形式・四角形の場合は領域指定が終わった時点)で、すぐにスクショされます。
何のためにあるかというと、例えば上の画像は[遅延]メニューが表示された状態をスクショしたものですが、これをやろうとすると、「待ち時間なし」ではスクショしたいウィンドウを選択した時点でスクショしてしまうので、メニューが表示された状態にする前にスクショされてしまいます。
メニューを表示させるまで待ってもらわないと、いけないわけです。
(ただし、Snipping Tool で Snipping Tool の画面をスクショできないので、この画像では他のスクショ用アプリを使っています)
他にも、何かした少しあとの状態をスクショしたい場合があると思います。
そういったときに使う設定です。
【E】オプションの設定
Snipping Tool のツールバーの[オプション]をクリックすると、Snipping Tool の動作をいくつか変更できます。
1)説明のテキストを表示しない
これにチェックを入れると、ツールバー下に表示される説明を、表示させないことができます。
2)常に切り取り領域をクリップボードにコピーする
標準でチェックが入っているので、スクショしたときにクリップボードにも保存され、スクショした画像はWordやExcelなど他のアプリに貼り付けることもできます。
チェックを外せばクリップボードに保存されなくなります。
3)切り取り領域の下にURLを追加する(HTML のみ)
ブラウザで表示したウェブページをスクショするとき、スクショした画像の下にそのウェブページのURLを付加する機能です。
標準でチェックが入っているのでURLが追加されるはずですが、URLが追加されるのは一部のブラウザだけのようで、いくつかのブラウザで試してみましたが、URLは追加されませんでした。
追加されるURLが邪魔になる場合は、このチェックを外すといいでしょう。
4)終了する前に切り取り領域を保存するかどうかを確認する
Snipping Tool を終了するときに、作業中の画像を保存しなくていいか確認してくれる機能です。
標準でチェックが入っているので確認してくれますが、確認してくれなくてもいいという人は、このチェックを外しておけば、確認なしで終了することができます。
5)Snipping Toolがアクティブな場合、画面のオーバーレイを表示する
[新規作成]をクリックしたとき、画面が白っぽくもやがかかったような状態になりますが、このチェックを外すと、それがなくなります。
6)インクの色
スクショする範囲をマウスで指定するとき赤い枠が付きますが、その色を変えることができます。
7)切り取り領域をキャプチャした後、選択線を表示する
このチェックを入れると、スクショした画像に枠が付きます。
このときの枠の色は「6)インクの色」で指定した色になります。
【F】スクショ後のツールバー
[新規作成]をクリックしてスクショした後、Snipping Tool に画像が取り込まれ、ツールバーにアイコンが増えます。
左から順に、[コピー]・[切り取り領域の送信]・[ペン]・[蛍光ペン]・[ペイント3Dで編集する]です。
1)コピー
スクショした時点で画像はクリップボードにコピーされますが、その後でペンや蛍光ペンで加工した画像をWordやExcelなど他のアプリに貼り付けたい場合は、このコピーを使えば加工後の画像をクリップボードにコピーできます。
2)切り取り領域の送信
スクショした画像をメールで送信したい場合は、これをクリックすると送信できます。
スクショ画像が入った状態でメールアプリが起動するので便利です。
3)ペン・蛍光ペン
スクショ画像に線を引いたり、マーキングしたりできます。
4)ペイント3Dで編集する
ペン・蛍光ペンよりも多彩な編集をしたい場合は、ここでスクショした画像を ペイント3D アプリに引き継ぐことができます。
スクショ画像を取り込んだ状態で、ペイント3D が開きます。
【G】ショートカットキー
・[Alt]+[M]
[モード]の選択メニューが開きます。
・[Alt]+[N]
[新規作成]を行います。
・[Shift]+ 矢印キー
スクショする範囲を変えられます。
・[Alt]+[D]
[遅延]の選択メニューが開きます。
・[Ctrl]+[C]
スクショした画像をクリップボードにコピーします。
・[Ctrl] +[S]
スクショした画像を保存します。
Windows10のアップデート後にDVDドライブを認識しなくなったときの対処法
Windows10のアップデートのあと、DVDドライブなどの光学ドライブを認識しなくなって、光学ドライブが使えなくなることがあるようです。
このようにデバイスを認識しなくなった場合は、デバイスマネージャーで確認すると、そのデバイスに!付きの黄色いマークが付いて、異常を知らせてくれます。
通常であれば、そのデバイスをデバイスマネージャーからアンインストールして、パソコンを再起動すれば、正常に認識するはずです。
ところが、デバイスをアンインストールしてパソコンを再起動しても、デバイスを認識しないままになってしまうことがあります。
これは、そのデバイスを動作させているサービス プログラムが、デバイスの再インストールの邪魔をしているのが原因と考えられます。
デバイスを正しく再インストールさせるためには、そのデバイスに関係するサービス プログラムを停止させた状態で、デバイスをアンインストールする必要があります。
どのサービス プログラムを停止させればいいのかが分かりにくいですが、それらしいものをいくつか停止して試してみるのがいいと思います。
光学ドライブ以外でも、同じようにデバイスの再インストールがうまくいかず、デバイスを認識しない場合には、サービス プログラムを停止してからデバイスのアンインストールが有効かもしれません。
この記事は元は「Windows10にアップグレードしたdynabookでDVDドライブを認識させる方法」というタイトルで、Windows7 から Windows10 にアップグレードしたときに認識しなくなったDVDドライブを認識させる内容として書いていました。
しかし、最近コメント欄で「Windows10のアップデートでDVDドライブを認識しなくなり、この記事の方法で直った。」というコメントをいただくようになり、かつ、ネット検索でこの記事にたどり着きにくいと分かったので、タイトルを変更し、冒頭に加筆しました。
DVDドライブが認識されなくなった人が、この記事を見つけやすくなるといいのですが……
Windows10にアップグレードしたdynabookでDVDドライブを認識させる方法
(以下、2017年08月12日にアップした元の記事のままです)
約2年前 Windows7 から Windows10 にアップグレードしたときに、DVDドライブ(正確には Blu-ray Disc 対応マルチドライブ)を認識しなくて使えない状態になりました。
いろいろ試してみたものの直ることはなく、完全にあきらめていたのですが、たまたまメモに残っていたドライブの型番を「何の型番だっけ?」とウェブ検索したことで、対処法を見つけることができました。
WINDOWS10にしたらMATSHITA BD-MLT UJ240ESӌ - マイクロソフト コミュニティ
2016年2月に回答されたもので、ここに書かれている手順をやればドライブを認識するようになるのですが、Windows10もアップデートを重ねて、分かりにくくなっているところもあるので、今現在のWindows10での手順を書いてみます。
Windows10 にアップグレードした東芝製パソコンで、光学ドライブを認識しなくなったという人は、この方法で認識するようになる可能性が高いです。
1)スタートメニューから「Windows 管理ツール」の中の「サービス」を開きます。
2)「TOSHIBA Optical Disc Drive Service」を探して、ダブルクリックします。
(プロパティが開きます)
3)@ [全般タブ]の「サービスの状態」で停止をクリックします。
A 同じ[全般タブ]の「スタートアップの種類」を「自動」から「無効」に変更します。
下の[適用]ボタンをクリックして、[OK]ボタンをクリックします。
4)スタートボタンを右クリックして、その中の「デバイス マネージャー」を開きます。
5)「MATSHITA BD-MLT UJ240ES」に !付きの黄色いマークが付いていると思います。
そこを右クリックして、「デバイスのアンインストール」をクリックします。
6)「デバイスのアンインストール」が終わったら、開いているウィンドウを全て閉じて、パソコンを再起動します。
7)再起動したら、「デバイス マネージャー」を確認するか、エクスプローラーで「PC」を見て、ドライブが表示されているか確認してみてください。
デバイス マネージャーで!付きの黄色いマークがなくなっているか、エクスプローラーでDVDドライブが表示されていたら成功です。
というわけで、めでたく2年ぶりにDVDドライブが復活しました。
Microsoft コミュニティで質問してくれた kazuhata さん、その質問に的確な回答をしてくれた nori.ogawa さん、ありがとうございました。
2021年01月13日
Windows10パソコンで画像キャプチャー(スクショ)をやってみよう
画像キャプチャーとは、パソコン画面の全体または一部を画像ファイルとして保存することを言います。
スクショ(スクリーン ショット)とも言います。
・パソコンで調べた地図などの画像を友達に送信する
・ネットショッピングの注文番号などを簡単に保存する
・ブログやSNSにアップする画像を作る
など、画像キャプチャーには便利な使い道があります。
Windows10パソコンでは、この画像キャプチャーをいろいろな方法でできるようになっています。
以下、簡単な方法から順に説明していきます。
なお、この説明では以降「スクショ」と呼ぶことにします。
【A】[Print Screen]キーでスクショ
最も簡単な方法は、[Print Screen]キーを使う方法です。
文字どおりスクリーンをプリント(スクショ)するためのキーなので、押せばスクショができます。
[Print Screen]キーは、キーボードによっては[PrtScn]のように省略されています。
たいていの場合、キーボードの右上あたりにあります。
ただし、コンパクトなタイプのキーボードなどで、[Print Screen]キーがなくて、いくつかのキーの組み合わせで代用しているものもあるので、[Print Screen]キーがない場合は、パソコンの説明書などで調べてみてください。
1)[Print Screen]キーを押す
[Print Screen]キーを押すと、パソコン画面全体をスクショして、クリップボードに保存されます。
[スタート] → [Windows アクセサリ]→ ペイント を起動して、[貼り付け]すると、スクショした画像を ペイント に貼り付けることができます。
[貼り付け]は、ペイント の左上にある[貼り付け]アイコンをクリックするか、[Ctrl]+[V]キーでできます。
ペイント 以外でも画像をあつかえるアプリであれば、同じように貼り付けることができます。
例えば、ExcelやWordでも[Ctrl]+[V]キーで貼り付けできます。
ペイント に貼り付けた画像の一部を抜き出したい場合は、左上の[選択]アイコンをクリックして範囲を選択して、[トリミング]をクリックすると、選択した部分だけの画像にすることができます。
ここまででは、まだ画像ファイルを保存できていませんが、左上の[保存]アイコンをクリックして、適当なフォルダとファイル名を指定して[保存]ボタンをクリックすれば、画像ファイルとして保存することができます。
このように、Windows10パソコンでは[Print Screen]キーによるスクショだけでも、基本的なスクショはできるようになっています。
2)[Print Screen]キーによるスクショの応用
[Print Screen]キーによるスクショは、画面全体をクリップボードに保存しますが、他のキーを組み合わせることで、少し違ったスクショもできるようになっています。
・[Alt]+[Print Screen]キーを押す
[Alt]キーを押したまま[Print Screen]キーを押すと、アクティブなウィンドウだけをスクショできます。
アクティブなウィンドウが最大化された状態でやると分かりにくいですが、タスクバー部分が含まれないので確認できます。
小さめのウィンドウでやってみると、分かりやすいと思います。
・[Windows]+[Print Screen]キーを押す
[Windows]キーを押したまま[Print Screen]キーを押すと、ペイント を使わなくても、自動的に画像ファイルをフォルダに保存してくれます。
保存されるフォルダは、[ピクチャー]の中の[スクリーンショット]フォルダです。
[スクリーンショット]フォルダは自動的に作られます。
[Windows]キーは左下あたりにあるはずです。
・[Windows]+[Alt]+[Print Screen]キーを押す
[Windows]キーと[Alt]キーを押したまま[Print Screen]キーを押すと、アクティブなウィンドウだけを自動的に画像ファイルをフォルダに保存してくれます。
こちらはどういうわけか、保存されるフォルダが[ビデオ]の中の[キャプチャ]フォルダです。
こちらも[キャプチャ]フォルダは自動で作られます。
キーボードの画像は、↓ こちらを使わせていただきました。
キーボードのイラスト・無料イラスト素材倉庫/人体図イラスト・フリーダウンロード
【B】[Windows]+[Shift]+[S]キーでスクショ
[Windows]キーと[Shift]キーを押したまま[S]キーを押すと、Snipping(スニッピング)という機能が起動します。
Windows10には Snipping Tool(スニッピング ツール)というアプリがありますが、それとは別物です。
Snipping Tool については、あとで説明します。
Snipping は、「ハサミなどで切り取る」という意味です。
[Windows]キーと[Shift]キーを押したまま[S]キーを押すと、画面が暗くなって上部にツールバーが表示されます。
[通知]アイコンからアクションセンターを開いて、[画面領域切り取り]でも開けます。
この状態で、スクショしたい範囲をマウスで左クリックしながら選択すると、そのエリアが明るい四角形で表示され、マウスの左ボタンから指を離すと、そのエリアの画像がクリップボードに保存されます。
画面右下には「切り取り領域をクリップボードに保存しました」という通知が表示されます。
画像ファイルとして保存したい場合は、【A】の[Print Screen]キーのときと同じように、ペイント を使って保存できますが、上の画像の通知にある「画像をマークアップして共有するには、ここを選択してください」をクリックすると、切り取り & スケッチ というアプリが起動するので、そこでも保存できます。
右上の[保存]アイコンをクリックすれば、保存するフォルダとファイル名を指定して保存できます。
この 切り取り & スケッチ は、Windows10の新しいスクショ用アプリで、これについてはあとで説明します。
Snipping のツールバーには、それぞれ次のような機能が割り当てられています。
左から順に
1)四角形の領域切り取り
四角形でスクショします。
これが既定になっているので、ツールバーを使わなければこれになります。
2)フリーフォーム領域切り取り
自由な形でスクショしたい場合は、これをクリックしてから範囲をしています。
3)ウィンドウの領域切り取り
アクティブなウィンドウがスクショできます。
4)全画面表示の領域切り取り
画面全体がスクショできます。
5)Snipping を閉じる
【A】の[Print Screen]キーと比べると
・画像ファイルにしたい範囲を直接選択できる
・自由な形でスクショできる
という点で高機能と言えます。
ただ、[Print Screen]キーのように、[Windows]キーとの組み合わせで、自動的にファイルに保存するということはできないようです。
【C】アプリを使ってスクショ
【A】と【B】でスクショするときの大抵の欲求は満たされますが、スクショをよく使うようになると、こういう機能が欲しいということが出てきます。
そういう欲求は、スクショ用のアプリが満たしてくれるので、最終的にこういったアプリを使うのがおすすめです。
3種類のアプリを紹介しますが、詳しい使い方については別の記事で書くことにして、ここでは簡単な説明だけにどどめます。
1)Snipping Tool
Windows10 標準のアプリです。
次に紹介する 切り取り & スケッチ が後継のアプリとなっているので、そのうちに Windows10 からなくなるのかも知れませんが、今のところまだ残されています。
[スタート] → [Windows アクセサリ]の中にあります。
スクショの機能に ペイント の機能の一部が加わえたアプリです。
Snipping Tool の詳細については、↓ こちらを参考に。
Snipping Tool を使って画像キャプチャー(スクショ)する方法の詳細
2)切り取り & スケッチ
【その2】の「[Windows]+[Shift]+[S]キーでスクショ」でも少し触れましたが、こちらも Windows10 標準のアプリで、Snipping Toolの後継のアプリということのようです。
[スタート] → [か]のグループまたは一番下の「漢字」のグループにあります。
Snipping Tool よりもさらに ペイント の機能を盛り込んで、「スケッチ」機能が強化されたアプリです。
切り取り&スケッチ の詳細については、↓ こちらの記事を参考に。
「切り取り&スケッチ」を使って画像キャプチャー(スクショ)する方法の詳細
3)Snap Crab
高機能ブラウザ Sleipnir を作っている会社フェンリルによるフリーソフトで、無料で使うことができます。
ペイントやスケッチといったような画像を加工する機能はありませんが、スクショとしての機能はこれ以上ないというくらい高機能で、かつ使いやすいアプリです。
Snipping Tool と 切り取り & スケッチ にスケッチ機能があるといっても、それは ペイント ほど高機能ではありません。
なので、スクショとして高機能な Snap Crab とスケッチとして高機能な ペイント を併用すれば、その方が便利ということになります。
切り取り & スケッチ は、今後のアップデートで機能向上していくはずなので、将来的にはSnap Crab + ペイント より便利なアプリになる可能性はありますが。
↓ こちらのページの一番下に[ダウンロード]ボタンがあります。
SnapCrab - 決定版キャプチャアプリ | フェンリル
SnapCrab の詳細については、↓ こちらの記事を参考に。
SnapCrab を使って画像キャプチャー(スクショ)する方法の詳細
Windows 10 October 2020 Update(20H2)で発生したMS-IMEの不具合の対処法
Windows 10 October 2020 Updateにより、MS-IMEで不具合が発生しています。
分かっている不具合は次の3つです。
1)日本語入力で「かな入力」を使っている場合に、矢印キー[→][←]を押すとカーソル移動するはずが、数字が入力されてしまう。
2)Wordでフッターにページ番号を設定すると、それ以降フッターを編集(日本語文字入力等)ができなくなる。
3)日本語入力時に、特定の業務用ソフトで最初の1つ目のキーが入力されない。
3)のキーが入力されない不具合は、2017年のWindows10 バージョン1709 Fall Creators Updateでも発生していたもので、そのときは最終的に業務用ソフト側のアップデートによって不具合が解消されましたが、今回も同じように業務用ソフト側が対応することになるかどうかは不明です。
そのときの記事 → Windows10大型アップデートによるIME廻りの不具合発生状況
2017年の不具合では、私のところでは2つの業務用ソフトでこの不具合が起きていましたが、今回はその2つのうちの1つだけで起きています。
今回の不具合は、以前のバージョンのMS-IMEに戻すことで、とりあえず回避することができます。
手順は以下のとおりです。
以前のバージョンのMS-IMEに戻す手順
1)メモ帳など日本語入力を使用するアプリを開いて、タスクバー右端の「あ」または「A」となっている部分で右クリックして、[設定]を開きます。
2)Microsoft IMEの設定メニューが開くので、その中の[全般]を開きます。
3)開いたウィンドウ内を下の方にスクロールしていくと、「以前のバージョンのMicrosoft IMEを使う」というのがあります。
そのスイッチをオンの状態にします。
4)「以前のバージョンのMicrosoft IMEを使用しますか?」と聞いてくるので、[OK]ボタンをクリックします。
その後で、なぜ以前のMS-IMEに戻すのかアンケートが出ますが、不具合が原因で戻す場合はぜひ理由を書いておきましょう。
開いているウィンドウを閉じて、設定完了です。
これで、今回の不具合は回避できます。
元の新しいMS-IMEに戻す方法
アプリ側で不具合に対応したことが分かって新しいMS-IMEに戻したい、または今後のWindowsアップデートで不具合が解消されたか確認するために新しいMS-IMEに戻したいときは、以下の手順で戻すことができます。
1)[スタート]ボタン 右側の[ここに入力して検索] をクリックして、「IME」と入力します。
検索結果に「日本語 IME の設定」というのが出てくるので、それを開きます。
2)Microsoft IMEの設定メニューが開くので、その中の[全般]を開きます。
3)開いたウィンドウ内を下の方にスクロールしていくと、「以前のバージョンのMicrosoft IMEを使う」というのがあります。
そのスイッチがオンの状態になっているので、クリックしてオフにします。
開いているウィンドウを閉じて、設定完了です。
これで新しいMS-IMEに戻ります。
Google日本語入力を使う
2017年の不具合では、他の日本語入力に変えても「最初の1つ目のキーが入力されない」のは同じだったので、しかたなく[F2]キーを押して編集モードにしてから入力するという方法を取るしかありませんでした。
でも今回は、Google日本語入力ではこの不具合が起きていません。
なので、Google日本語入力に変えることで、不具合に対応することもできます。
(おそらく他の日本語入力でも大丈夫だと思います)
いずれは今回の不具合は解消されると思いますが、もうMS-IMEはイヤだという人は別の日本語入力に切り替えてもいいかもしれません。
ただし、MS-IMEに慣れている状態で他の日本語入力に変更すると、けっこうストレスを感じると思います。
Google日本語入力のインストール方法は、↓ こちらを参考に。
Google日本語入力のダウンロードとインストール
以前Google日本語入力を使ったことがあってインストールしたままで、最近はMS-IMEを使っていたという人は、MS-IMEで登録した単語があれば、そのデーターをGoogle日本語入力にインポートできます。
その方法は、↓ こちら。
Google日本語入力にMS-IMEのユーザー辞書を読み込む(インポートする)方法
Google日本語入力をインストールすると、日本語入力が2種類あることになります。
2種類の日本語入力の切り替えは、タスクバーのアイコンをクリックして切り替えられますが、[Windows]キーと[Space]キーを同時押しが簡単です。
ただし、パソコンを再起動すると元に戻ってしまうので、毎回切り替えるのが面倒な場合は、既定のIMEを変更する必要があります。
その方法は、↓ こちら。
Windows10の既定のIME(日本語入力)を変更する方法
2021年01月12日
NURO光の新規契約者のSo-net会員特典が終了しています
NURO 光はサービス提供エリアが限定的であるものの、おすすめの超高速ネット回線(下り最大2Gbps)で私の自宅でも利用していますが、2020年12月22日以降の新規契約者から、これまで付いていたSo-net会員特典がなくなっています。
ただし、2020年12月22日より前に契約した人と、So-netの各接続サービスを利用していた人がNURO光にコース変更した場合は、これまでどおりSo-net会員特典が受けられます。
NURO光新規入会者が受けられなくなるSo-net会員特典は、以下のとおりです。
・So-netのメールサービス(メールアドレスを含む)
・ソネットポイント
・メンバーステータス
メールサービスはGmailやOutlook.comなどのフリーメールを使えばいいので、そんなに問題にならないと思いますが、ソネットポイントとメンバーステータスは魅力のあるサービスなので、ちょっと残念な感じがします。
詳しくは → お知らせ | NURO
ポイントサービスとか面倒なものは要らないという人も少なくないと思いますし、それがなくても十分に魅力のあるネット回線なので、考えようによってはスッキリしていいのかも知れません。
また、受けられなくなるSo-net会員特典に代わる新たな会員特典として、今年2021年春頃にソニーグループのサービスで利用できるものを準備しているとのことなので、これも期待できると思います。
↓ キャッシュバックも魅力的です。
どうしてもSo-net会員特典を受けたいという人は、↓ こちら
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2021年01月08日
ブログ上でHTML5の新機能outputを使って2乗・平方根・四捨五入などの計算をする
ブログ上で計算させるのはJavaScriptを使えばできそうと思っていましたが、どうにも難しそうなので手を出せずにいたところ、HTML5で新しくできた<output>を使えば簡単な計算ができるというのをどこかで見て、挑戦してみることにしました。
ネット上で得られる情報だけで四則計算は簡単にできましたが、加えてn乗(べき乗)・平方根・四捨五入(桁数も指定)までは、なんとかできました。
ちゃんと勉強すればもっと色々できるのかも知れませんが、とりあえずはそこまでです。
以下、順に説明してみます。
四則計算
まずは基本の足し算です。
aとbに数値を入力してみていただければ、計算します。
足し算のHTMLコードは、↓ こうなっています。
<form oninput="mass.value = Number(a.value) + Number(b.value);">
a:<input name="a" size="10" type="number" value="">
b:<input name="b" size="10" type="number" value="">
a + b = <output name="mass">0</output>
</form>
1) HTMLコードの2行目と3行目の「<input>」でaとbの値を入力してもらい、それぞれ「name="a"」と「name="b"」で、aとbの名前に値を格納しています。
「size="10"」はおそらく入力欄の大きさを指定していると思いますが、数値を変えても入力欄の大きさは変わりません。
「size="10"」を削除しても入力欄は表示されるので、不要かもしれません。
2)次に1行目で、そのaとbの値(a.valueとb.value)を足して、足した結果をmassの値(mass.value)に格納しています。
3)足した結果のmassの値(mass.value)は、4行目で出力(<output>)しています。
2行目と3行目の「value=""」は入力欄の初期値で今は値を入れていませんが、「value="0"」とすれば初期値として「0」を表示できます。
4行目では逆に、末尾の「</output>」の前に「0」を入れて初期値を「0」で表示していますが、「0」を入れなければ、初期値が表示されない状態にできます。
上の例では足し算「+」をしていますが、引き算は「-」、掛け算は「*」、割り算は「/」になります。
その他のコード各部の書き方は、他の人が書いてくれているものをそのまま使っていて、あまり深く理解しないことにしています。
2行目と3行目の入力値に対して、計算部分が1行目にあるのがちょっと分かりにくい感じがしますね。
n乗(べき乗)
四則計算については、ブログなどで書いてくれている人がいたので簡単にできましたが、その他の計算方法は見当たらず、JavaScriptを使った記事ばかり見つかります。
HTML5だと四則計算くらいしかできないのかなと思いましたが、HTML5の計算部分のコードを見るとJavaScriptと似ているので、JavaScriptと同じように書けばHTML5でもできるのかもと、試しにn乗(べき乗)をやってみました。
結果、HTML5でも下のようにn乗(べき乗)の計算ができました。
n乗(べき乗)を求めるHTMLコードは、↓ こうなっています。
<form oninput="mass.value = Math.pow(Number(a.value),Number(n.value));">
a:<input name="a" size="10" type="number" value="">
n:<input name="n" size="10" type="number" value="">
aのn乗 = <output name="mass">0</output>
</form>
「pow」という関数を使って、式は「Math.pow(a,n)」の形になります。
( )内に「,」で区切って「a , n乗」となるように、式を作っています。
どうやら関数の前には「Math.」を付ければいいようです。
平方根
JavaScriptと同じように書けばできると分かれば、基本的な計算はできそうです。
次は√(平方根)です。
平方根を求めるHTMLコードは、↓ こうなっています。
<form oninput="mass.value = Math.sqrt(Number(a.value));">
a:<input name="a" size="10" type="number" value="">
√a = <output name="mass">0</output>
</form>
四捨五入
計算ができるとなると、どうしても必要になってくるのが四捨五入などの端数処理です。
これもJavaScriptと同じ関数を使えば可能です。
ここでは四捨五入の「round」をやっていますが、切り捨て「floor」、切り上げ「ceil」も使えます。
四捨五入のHTMLコードは、↓ こうなっています。
<form oninput="mass.value = Math.round(Number(a.value) / Number(b.value));">
a:<input name="a" size="10" type="number" value="">
b:<input name="b" size="10" type="number" value="">
a / b = <output name="mass">0</output>
</form>
桁数を指定して四捨五入
上の四捨五入では、計算結果は小数部を四捨五入して整数になっています。
どこで四捨五入するか桁数を指定したいところです。
Excelだと関数を使って桁数を指定して四捨五入などの端数処理ができますが、これについてはJavaScriptでもそういうものがないようです。
代わりの方法として、例えば計算結果が小数点以下2桁になるようにしたい場合は、四捨五入する部分を100倍して計算して、その後で100で割って元の桁数に戻すという方法を取ります。
下の例は小数点以下3桁目を四捨五入して、計算結果が小数点以下2桁になるようにしています。
小数点以下3桁目を四捨五入するHTMLコードは、↓ こうなっています。
<form oninput="mass.value = Math.round(Number(a.value) / Number(b.value)*100)/100;">
a:<input name="a" size="10" type="number" value="">
b:<input name="b" size="10" type="number" value="">
a / b = <output name="mass">0</output>
</form>
四捨五入などの端数処理の桁数処理をまとめると、次のようになります。
・小数点以下2桁で四捨五入:10倍して、10で割る
・小数点以下3桁で四捨五入:100倍して、100で割る
・小数点以下4桁で四捨五入:1,000倍して、1,000で割る
・整数部1の位で四捨五入:0.1倍して、0.1で割る
・整数部10の位で四捨五入:0.01倍して、0.01で割る
・整数部100の位で四捨五入:0.001倍して、0.001で割る
直角三角形の斜辺の長さを求める
以上の計算方法を踏まえて、応用として直角三角形の斜辺の長さを求めてみます。
三平方の定理(ピタゴラスの定理)を使った計算です。
計算式は、
です。
直角三角形の斜辺の長さを求めるHTMLコードは、↓ こうなっています。
<form oninput="mass.value = Math.round(Math.sqrt(Math.pow(Number(a.value), 2) + Math.pow(Number(b.value), 2))*10)/10;">
a:<input name="a" style="width: 80px;" type="number" value=""> cm
b:<input name="b" style="width: 80px;" type="number" value=""> cm
斜辺の長さ c = <output name="mass">0</output> cm
</form>
これくらいのそんなに複雑でない計算でも、( ) の対応が分からなくなりそうです。
2乗部分を2つ作る → 2つの2乗の足し算を作る → ルートの ( ) で挟む → 四捨五入の ( ) で挟む、というな順で作るのがおすすめです。
JavaScriptの関数と同じに使えるものがどれくらいあるか分かりませんが、試してみたい場合は、「JavaScript 平方根」みたいな言葉の組み合わせでネット検索すると、JavaScriptの関数が見つかるはずです。
input の入力部分の幅を変更する方法
説明で使っているHTMLコードでは input の入力部分の幅を「size="10"」で指定していますが、この数値を変更しても、どういうわけか入力部分の幅が変わりません。
今のところ原因が分かりませんが、「size="10"」の代わりに「style="width: 100px;"」としてやると、数値を変えることで入力部分の幅を変えられることが分かりました。
例として、上の「直角三角形の斜辺の長さを求める」の入力部分だけ「size="10"」を「style="width: 80px;"」に変えてみました。
他と比べて入力部分の幅が小さくなっているのが分かると思います。
2021年01月04日
ブログにExcelの表を貼り付けるいろいろな方法
ブログの記事内に、ちょっとした表を入れたいと思ったときは、HTMLのtable(テーブル)を使うと表を作ることができます。
ブログのエディタによっては、簡単に表を作れる機能を持っているものもあります。
(Seesaaブログや忍者ブログにはその機能があります)
でも、表を作るのは Excel で作った方が全然簡単ですし、作った後の編集や、データのソートなどを考えると、Excel で表を作ってブログに貼り付けられればいいなと思います。
それには、いくつかの方法があります。
表をキャプチャして画像として挿入する
表をコピーして使ってもらったり、表の中の情報も検索エンジンに認識してほしい、などテキストとして使うことが必要ないなら、画像として挿入するのが簡単です。
1)Excel上で画像化したい範囲のセルを選択して、コピー([Ctrl]+[C])。
2)ペイントなどの画像処理アプリに貼り付け([Ctrl]+[V])。
3)名前を付けてファイルを保存。(PNG または JPEG で保存がオススメ)。
SnapCrabなどの画面キャプチャーアプリを使うと、もっと簡単です。
高機能スクリーンショットツール SnapCrab - マウスひとつで、即キャプチャ | フェンリル
Excelの表をHTMLに変換するツールを利用する
「Excelの表をHTMLに変換」などの言葉でWeb検索すると、そういった機能のWebサイトが見つかります。
こういったツールを使うと、単なる画像ではないデータとしての表を、ブログに挿入できます。
1)Excel to Table | Excel表からHTMLテーブルへ一発変換 | すぐに使える便利なWEBツール | Tech-Unlimited
2)エクセルシートをHTMLテーブルに変換しちゃう君 (ββ)
3)Web便利ツール/ExcelのHTMLテーブル化フォーム(簡易版) - TAG index
Excel で HTML形式ファイルを出力する
上の方法を使えば、たいていの場合は問題なく目的を果たすことができます。
ただし、表の中にハイパーリンクを使ったセルがある場合は、そのセルに埋め込まれたリンクが反映されないという問題があります。
例えば、ブログ記事の一覧表を作って、タイトルの昇順でソートしたり、カテゴリーでソートしたりしたものを、ブログ記事内に挿入したいということがあるかもしれません。
どの程度需要があるか分かりませんが、たいていのブログサービスでそれが可能です。
以下、その手順をSeesaaブログの例で説明します。
1)Excelの表の中のHTML化したい範囲を選択します。
このとき、HTML化したい範囲の幅を、ブログの記事部分の幅より小さくしておくと、幅がはみ出さないでうまくいきます。
2)Excel左上の[Office]ボタンをクリックして、「名前を付けて保存」→「その他の形式」の順に進みます。
3)保存したいフォルダを選んで、「ファイルの種類」を「Web ページ」にして、ファイル名を入力します。
4)「上書き保存:」の所を「選択範囲(E): シート」に変えて、[発行]ボタンをクリックします。
5)「Webページとして発行」ウィンドウの[発行]ボタンをクリックします。
6)発行したファイルを、右クリックから「プログラムから開く」を選び、メモ帳またはテキストエディタで開きます。
7)120行目くらいのところに「<table border=0」で始まる行があります。
そこから、最後より少し上にある「</table>」までを選択してコピーします。
8)Seesaaブログの記事の「ソースコード」をクリックして、7)でコピーしたコードを貼り付けて、[OK]ボタンをクリックします。
9)表の上の「<![if supportMisalignedColumns]><![endif]>」は不用なので、削除します。
10)このままだと罫線が点線で、タイトル行も目立たないので、少し手を加えます。
「ソースコード」のアイコンをクリックして、コードを表示して以下の変更をし、[OK]ボタンをクリックします。
・ 最初の方にある「border="0"」を「border="1"」に変更
・ タイトル行部分の左端の「<td」を「<th」に変更
「たいていのブログサービスで可能」と書いたのは、たいていのブログサービスはHTML編集モードがあって、ソースコードを貼り付けるときにHTML編集モードを使うからです。
ここファンブログではHTML編集モードがないので、余計な改行コードがたくさん埋め込まれてしまいます。そのため、ソースコードで改行している部分を削除してからブログの編集部分に貼り付ける必要があります。貼り付けたあとのソースコードが非常に読みにくいですが、可能ではあります。
Windows10の既定のIME(日本語入力)を変更する方法
他社製の日本語入力(Google日本語入力・ATOK・Baidu IMEなど)を試してみたけど、やはりMS-IMEに戻したいという場合など、IME(日本語入力)を変更したい場合の方法です。
一時的に切り替えたい場合は、画面右下の「あ」の隣にあるアイコンをクリックして切り替えるか、[Windows]キー+[Space]キーで簡単に切り替えできます。
しかし、この方法はWindows10既定のIMEを変更しているわけではないので、パソコンを再起動すると元のIMEに戻ってしまいます。
なので、パソコンを起動したときに、使いたいIME(日本語入力)になっているようにするには、Windows10既定のIME(日本語入力)を変更しなければなりません。
既定のIME(日本語入力)を変更する方法は、使わない方をアンインストール(削除)する方法と、使わない方も残したまま変更する方法の2種類あります。
使わないIME(日本語入力)をアンインストール(削除)する方法
1)タスクバー右側の「あ」「A」の右側にある日本語入力アイコンをクリックして、[言語設定]を開きます。
2)[言語]ページが開きます。
少し下にスクロールすると[優先する言語]という部分があるので、そこの[日本語]となっている部分をクリックして、[オプション]ボタンをクリックします。
3)[言語のオプション]ページが開きます。
少し下にスクロールすると[キーボード]という部分があって、インストールされている日本語入力が並んでいます。
削除したい方(ここでは Google 日本語入力)をクリックすると、[削除]ボタンが現われるので、それをクリックします。
これで削除完了です。
開いているウィンドウを閉じて、パソコンを再起動してみてください。
この方法で Microsoft IME の方を削除することもできますが、Windows標準の日本語入力ですので、他の日本語入力を使うとしても Microsoft IME は削除しない方がいいと思います。
はっきりとは分かりませんが、あとあと不具合の原因になりそうな気がします。
他の日本語入力を使う場合は、次の「使わない方をのこしたまま、既定のIMEを変更する方法」をお勧めします。
使わない方をのこしたまま、既定のIMEを変更する方法
1)タスクバー右側の「あ」「A」の右側にある日本語入力アイコンをクリックして、[言語設定]を開きます。
2)[言語]ページが開きます。
[キーボード]をクリックして開きます。
3)[既定の入力方式の上書き]という部分が「言語リストを使用します(推奨)」になっているはずです。
その部分をクリックします。
4)「言語リストを使用します(推奨)」に並んで、インストールされている日本語入力が表示されます。
ここで上段に表示されているものが既定の日本語入力として使われます。
既定のIMEを変更したい場合は、下段に表示されている方を選択することになります。
下の画像では上段が Microsoft IME になっているので、Google日本語入力を既定にしたい場合は、ここで「Google日本語入力」をクリックします。
以上で設定完了です。
開いているウィンドウを閉じてください。
試しにもう一度1)〜3)の手順をやってみると分かりますが、4)で選択した日本語入力が上段に移動しています。
「言語リストを使用します(推奨)」が推奨になっていますので、「言語リストを使用します(推奨)」に戻しても構いません。
4)で選択した日本語入力が上段に移動しているので、言語リストを使用することは、4)で選択した日本語入力を使用することになります。
2020年12月28日
「ここに入力して検索」でWindows10の設定メニューが表示されないときは
Windows10の各種設定を開くときは、[スタート] の右側にある[ここに入力して検索] を利用すると、簡単にその設定を開くことができます。
ところが、その検索結果にWindows10の設定が、表示されなくなることがあります。
例えば、プリンターの設定を開きたいときに「ぷりんた」と入力すると、[プリンターとスキャナー]が検索結果に表示されるはずですが、こんな感じで、ネット検索の候補しか表示されません。
この原因は、検索のためのインデックスが、壊れてしまっていることにあるようです。
Windows10の各種設定が検索結果に表示されるようにするには、壊れたインデックスを修復する必要があります。
検索インデックスを修復する方法
1)[スタート] の右側にある[ここに入力して検索] をクリックして、右上の[オプション] をクリックして、[インデックス オプション]を開きます。
2)開いたウィンドウの「ファイルを検索」部分の「ここで検索場所をカスタマイズします」をクリックします。
3)「インデックスのオプション」が開くので、下部にある[詳細設定]ボタンをクリックします。
4)「詳細オプション」が開くので、「トラブルシューティング」のところにある[再構築]ボタンをクリックします。
5)元の2)の画面に戻ってインデックスが再構築されていきます。
インデックス ステータスの保留中の数字が減っていき、インデックス付けされた項目の数字が増えていきます。
これが、しばらくかかります。(20分〜30分程度)
保留中の数字が「0」になったら、右上の[×]をクリックしてウィンドウを閉じます。
[ここに入力して検索] をクリックして、「ぷりんた」などWindowsの設定にありそうな言葉を入れてみてください。
[プリンターとスキャナー]などのWindowsの設定が、検索結果に表示されるはずです。
今回は検索結果にWindowsの設定が現われなくなりましたが、インデックスの破損によって、まったく検索できなくなったり、いろいろなおかしな不具合が出るようです。
検索結果が変だなと思ったら、このインデックスの再構築を試してみてください。