ネコと贅沢　ボンビーライフ

昨日の「夜だけどアサイチ」見たけど、
家庭内別居についての特集、
問題提起だけで終わってしまったね。

ただ対立を煽って面白がるのであれば
成功かもしれないけど、
そういった趣旨ではないわけでしょう？

だいたい男の主張・女の主張を並べるだけでは
問題は解決しないよ。

女も男も自分が可愛いし大事なんだから
自分の主張を押し通したくなるものだし、
相手が反論してくればそれに負けじと
再び反論するに決まっている。

男と女では脳の構造が違っていることが判ってきているし
男はどうしたって子供を産めない体なんだから
必然的に役割が違うはずなんだよね。

脳の構造が違うから
女に男は口で口論しても敵わないことが多い。
女は男に体格や力では敵わないことが多いから
口論では敵わない男が手を出して
DVなんてことになる。

番組で男が女に放つ地雷ワードの１位が
「俺が働いてお前らを食わせてやっているんだ」だった。
スタジオでは本当にこんなセリフを言う人が今どきいるのか、
という意見があったが、実際いるし、
言わなくても心のなかでそう思っている男は多い。

お互い自分が可愛いから
男は汗水たらしてお前らを食わせているというのが
心の拠り所になっている。
上司や得意先に頭を下げて辛い思いをしているのは
家族のためだと思わないとやっていられないのだろう。

女は朝から晩まで家庭を守って
家事や育児に奮闘しているのは自分だという自負がある。
それに女の場合は
ひょっとすると自分のキャリアを諦めて
主婦をしているかもしれない。
私だって外でバリバリ働きたかった、っていう
思いがあったら不満も倍増することだろう。

そんな両者が意見をぶつけあって
解決なんかするものだろうか？

私が思うに
女の弁護を女がするから
男の弁護を男がするから
議論が平行線になるのではないだろうか？
それって無勢が多勢になっただけじゃない？
小さな声が大きくなっただけ。
ワーワー怒鳴り合っていても
問題の解決には結びつかない。

だから
男の弁護を女がして
女の弁護を男がすればいいと思うんだけどね。

相手の立場が分かれば
妥協点が見えてくるでしょ。

男はこんな思いで働いているんだな。
でもここの考え方をちょっと変えれば
女も分かってくれると思うよ、とか
女はこんな思いで毎日家事をしているのか。
じゃあこんな一言を言ってあげたら
男も家事を手伝いやすいんじゃないかな
なんて助言ができる。

相手の苦労が分かれば
自分ばっかり主張するのは悪いなぁって思えるじゃない。


テレビというかメディア的には
対立構造が続いてくれたほうが
視聴率や部数の売上は上がるから
解決なんかしなくてもいいんだろうけど。