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2016年05月04日

脳研究の成果はもっと世に知られるべきである

覚せい剤より危険?
ギャンブル依存症が悲惨すぎる!完治不可、家族全員共倒れも

http://biz-journal.jp/2016/05/post_14961.html?utm_source=rss20&utm_medium=rss


記事の内容に入る前に、
表題について一言言わせてもらう。

「覚醒剤よりも危険?」の「よりも」ってなんだろう。
記事を読むと
違法薬物の経験者よりもギャンブル依存者のほうが
人数的に2倍いるので「よりも」らしい。

なんだか最近は
こういった紛らわしい文句を表題に付けて
人々の興味を引いて記事を読ませるように誘導するのが
物書きのテクニックとして定着してしまった。

人数的にはヤク中よりギャンブル中毒のほうが多いのかもしれないが、
直接的な被害に関してはヤク中のほうが
犯罪面での危険度は高いだろう。

社会的な損失に関してはそれぞれ好ましくない面があり、
一概に比べられるものではない。
どうも近頃の記事というのは
表題ばかりに力を入れているようで
水増し感が目に余る。

まあそれはさておき、本題である。

今まで本人の資質と思われてきた症状、
例えばうつ病とか、統合失調症とか、
アスペルガー症などとともに
各種の依存症も脳の構造的な理由だということが分かってきた。

脳に関する研究が進むまでは
これら問題を克服するにはとにかく精神論ばかりだった。
だから克服するには数々の幸運が重ならなければならなかった。

解明が進んでいる現在でも
これらの症状に対する知識は一般化しておらず
偏見は根強いものがある。

ギャンブル予備軍といえる人は
世の中にたくさんいる。
夏休みの宿題をぎりぎりまでやらない子供もそうだ。

ギリギリのところまで自分を追い込み、
最後の最後でなんとか間に合わすことによって
脳内では脳内麻薬のドーパミンが一気に放出される。
その快感が忘れられなくなり、
大人になっても仕事を期限ギリギリに仕上げて
脳内麻薬による快感を得るようになってしまう。

仕上げることができるからドーパミンが出るのであって、
間に合わずに痛い目に遭えばドーパミンは出てこない。
同様にギャンブルでもたまに勝つからドーパミンが出てしまう。
ずーっと負けばかりならドーパミンが出る機会がなく
ギャンブルする意味がなくなる。

そう考えると
プロの世界にまで進めるスポーツ選手というのは
勝ち続けてきたからこそプロになれたわけだから、
勝つ喜びを多く知っている人ということになる。
勝つ度にドーパミンによる快感に酔っていたはずだ。

今回の野球賭博に関与していたのは
控えの選手ばかりである。
それまで野球をすることによって得ていたドーパミンの快感を
得る機会が失われた選手。
それまで快感を得まくっていただけに
得られない苦しみは得て来なかった人より数倍苦しいはずだ。
だから本来ならフィールド上で選手として得るはずの快感を、
仕方なしに賭博という別の形で
ドーパミンを放射させざるを得なかったのかもしれない。

この脳構造に関する知識が巨人のフロントにあれば
選手が賭博に手を染めることを
予め防ぐことができた可能性はある。

やはり脳研究の成果はもっと世に知られるべきである。






posted by 黒豚猫 at 04:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 社会
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