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2016年03月30日

大相撲春場所千秋楽@

物議を醸している千秋楽での白鵬の変化。

おそらく白鵬にしてみれば、
日馬富士が鋭く喉輪、もしくは
まわしを深く掴みに来ると読んで、
体をかわして日馬富士が浅くまわしを掴んだところで
送り出しなり投げるなりしようという作戦だったのだろう。

それが日馬富士がぶつかり合うつもりで一直線に突っ込んできて
あっけなく土俵を飛び出してしまったから
白鵬自身「アレ?」という顔になっていた。

とはいえ白鵬が正面からぶつかるのを避けたのは事実で、
前日までの白鵬の厳しい攻めを期待していた観客を
裏切ったことにはかわりはない。

白鵬が変化することによって
観客からブーイングを浴びるのは
これが初めてではない。
白鵬は世間がこういった反応をするのを分かったうえで
敢えて変化したのだ。
それくらい優勝したかったということだろう。

優勝インタビューで涙を見せた白鵬であるが、
泣く位なら変化しなければいいのにと思ってしまうが、
そういった思いをしてしまうより
優勝するという方が価値が重かったのだ。

これは白鵬だけの問題ではない。
今の世界の価値基準が
結果に重きを置きすぎていること、
これに繋がるのだと思う。

スポーツにおいてドーピングする選手。
いけないことだと分かっていて何故ドーピングしてしまうのか。
人々が結果しか評価しないからである。
どんなに努力しようとも、
オリンピックに出られなければ、
メダルを取れなければ、
ホームランを打てなければ
誰も評価してくれないし、収入につながらない。

そういったことはスポーツに限った話ではない。

どんなに世の中のためになる商品を作っていたとしても
売れなければ企業としての価値を認めてもらえない。
そういった考えがやがて反転して
売れれば認められるのだから
どのようなものであっても売れさえすればいい、
売るためには何をしても構わない、
となってしまっているのではないか。

マクドナルドの問題にしても
旭化成の杭打ち偽装問題にしても
東芝の粉飾問題にしても
フォルクスワーゲンの排ガス規制偽装問題にしても
結果のためならば何をしたって構わないという風潮が
世界中を覆ってしまっているように思えてならない。

政治家もそうだ。
選挙の時ばかり「みなさんのために」と声を張り上げるが、
当選してしまえば党のため、自身のために政治を行う。

そう考えれば
良心の呵責に耐えられなくなって涙した白鵬が
なんとも可愛らしく思えてくる。










posted by 黒豚猫 at 05:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 大相撲
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