5日目の照ノ富士の取組後の痛がりようが
尋常ではなかったが、
診断は鎖骨骨折だそうで
来場所の出場も危ういらしい。
当たりを受けてから反撃するタイプの力士だから
こういったダメージを受ける確率も高い。
毎場所人を喰ったような取り組みで会場を沸かせる
安美錦もインフルエンザで休場だし、
人気力士が次々土俵から消えていく。
心配は心配なのだが、
こういった時こそ新顔の力士が
アピールするチャンスでもある。
その新顔の中でも
相変わらず御嶽海はいい。
真っ直ぐな相撲を取るので見ていて気持ちがいい。
新顔でもう一人いいのが正代。
飄々と相撲をとっているようで
その裏には秘めた闘志があるように見える。
まだ序盤ながら心配なのは遠藤だ。
膝が悪いから持ち前の体幹の良さが生かされない。
このまま悪化させるより、
一度ちゃんと治す決心をしたほうが
長い目で見れば良いと思うのだが。
なんといってもワクワクするのは
嘉風の取り組みだ。
大関どりの宣言も頼もしく、
今場所も小気味の良い動きで
嘉風の一番だけを見ていても価値がある。
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