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2015年09月01日

雑誌に載ると

店のことを雑誌に載せてもらうというのは
とても有難いことなのだが、
また同時に迷惑な客も増えるということになる。

雑誌を見て店に来る客というのはミーハーなだけなので
だいたい1回限りの客だ。
そのなかでほんの数%でもリピーターになってくれれば
御の字である。

雑誌を見てきた客かどうかは
買うものを見れば分かる。
雑誌に載っている商品しか買わないからだ。

私には信じられないことなのだが、
あの人達は雑誌に載っていることを信用している。
もちろん雑誌のライターさんは
デタラメを書くわけではない。
ちゃんと取材して私の話を上手にまとめてくれる。
その記事を私も出版前に目を通す。

しかし、たとえば今回の取材は
オファーがあってから日にちが短く、
載せる商品を新たに考える暇がなかった。
仕方なく雑誌発売から1ヶ月後までは
販売を続けられる予定のものを載せてもらうことにした。

店イチオシの商品でもなければ
季節的にタイムリーな商品でもない。
それでもその商品を買っていく。

こうなると雑誌に載っている商品しか売れず、
他のものは売れ残ってしまう。
かといって他の商品を作らないわけにもいかない。

そこで私がとっている作戦は、
雑誌に載っている商品を多く陳列し、
載っていない商品を少なく陳列するという方法。

雑誌に載っている商品しか買わない客というのは
良く言えば純粋なので、
作為的に陳列されているとは考えない。
陳列数の少ないものはすでに売れて、
多いものは売れ残っていると思ってくれる。

だからケースを見ると「あれ?」と戸惑う。
ひょっとして買いに来た雑誌に載っていた商品は
人気がないんじゃないだろうか、と。
でもそれを買いに来たのだからとりあえずそれは買う。
それとあと1つ、数が少なくなっている
人気のありそうなものも一つ買おう、となる。

雑誌の載ると食べログの口コミも増える。
口コミに書くような人は、
美味しいものを探すのが目的ではなく、
口コミに書き込むのが目的だ。
だからたくさん買って、たくさん味わった上で書くわけではない。
1個とか2個買って食べて
ああでもないこうでもないと見当外れな意見を書く。

知ったかぶって食通気取りのコメントだが
使ってもいない材料や間違っている生地の名前などを
恥ずかしくもなく書き連ねてあったりする。

ラーメンとかケーキなどは世間の関心も高いし、
値段もそれほどではないし、作り方もなんとなく分かるし、
ということで書きやすくなるのだろう。

そんな雑誌の影響も
新装開店なら1ヶ月位は続くが、
うちみたいに長年営業していて
しょっちゅう雑誌に載っていたりすると
せいぜい2週間位のものだ。
経験というのはありがたいもので、
それが分かっていると精神的にも肉体的にも
とても楽に過ごせる。




posted by 黒豚猫 at 06:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 生業
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