2017年08月23日
いよいよCT200h2回目のマイナーチェンジが近づいてきましたが。
青山インターナショナルギャラリーやミッドランドスクエアの展示車両も23日〜24日までのものがあるため、24日には、これが新型CT200hに置き換わるのでしょうね。ホワイテストホワイトの「LFA」を見るなら明日までですね!
新型CT200hの改良内容は既に配布されているプレカタログ等でおおむね判明していますが、内外装ともに「延命措置」といえる改良内容となっています。現行レクサスでは他にコンパクトなクルマはないわけですが、プリウスPHV、C-HR、カムリといった300-450万レンジのHV車と比べても優位点はあまりありませんし、ハイブリッドシステムもこれらのクルマより1世代以上前のものです。
たとえば、一番売れ筋と思われる「CT200h version.C」は若干値上げされ、「400万円弱」となる予定です。
基本的に車両本体からの値引きがないため、2017年−2018年の新型車と比較すると装備内容と価格が見合っているとは思えず、コストパフォーマンスは良くないでしょう。
特に気になるところでは高価格帯にもかかわらず安全装備(Lexus Safety System+)についてもごくベーシックなものしか備わっていない(と思われる)ことと思います。
内外装のデザインに関しては質感もまだまだ一定水準以上のものがあり、豊富な内装色とインテリアパネルの組み合わせなど魅力的な部分も多いですが、安全装備・運転支援装備に関しては残念なところです。以下のものは一部でも採用してほしかったところ・・・
・全車速追従型レーダークルーズコントロールシステム
・アダプティブハイビームシステム(AHS)
・ブラインドスポットモニター(BSM)&リヤクロストラフィックアラート(RCTA)
・レーンキーピングアシスト(LKA)
・パーキングサポートブレーキ(PKSB)
・パノラミックビューモニター
ずいぶん一般的になってきた「電動パーキングブレーキ&ブレーキホールド」の採用に関してはハードウェア的に難しいと思われますのでやむを得ないとしても、2回めのマイナーチェンジでこれでCT200hの完成形と考えるともう少し頑張ってほしかったところ。北米市場からの撤退が噂されていますし、改良が最小限になるのはやむを得ないのでしょうが・・・
「CT200h」には、トヨタブランドにはない「小さな高級車」を目指してほしいと思っていたのですが、モデル末期にいたってもなかなか達成されませんね。「小さいし価格もレクサスの中ではお手頃だから安全装備や快適装備もこれぐらいでいいだろう」っていう印象を受けるのは私だけでしょうか?
直近では「NX」や「ハリアー」のように1つ上のクラスに飛び込むようなレベルアップを期待していたのですが。
もちろん、ステアリングフィールや足回り等は熟成されていると思いますが・・・正式発表後の実車ではサプライズがあることに期待したいです。
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