本日はレクサス関係の公式ニュースが2つ行われたようです。
1つはエアレース。初のアジア人パイロットの室屋義秀選手と1年間の契約をしたとのこと。
今週末6月4日〜5日に千葉県の幕張海浜公園で開催されるシーズン第3戦「レッドブル・エアレース千葉2016」でもオフィシャルスポンサーとして協賛していたので、何かあるのかなと思っていたのですがやはり。
ゴルフにの次はエアレース。少しずつレクサスの知名度が拡大していきそうです。
オフィシャル写真では、GSF、RCF、そしてLFAが華を添えています。
▼impress carwatch が詳しいです。
http://car.watch.impress.co.jp/docs/news/1002673.html?utm_campaign=top_article&utm_medium=content-text&utm_source=car.watch.impress.co.jp
もう1つはリコール関係。タカタのエアバック問題で、レクサスIS(前モデル)とISFが対象です。
オーナーの方には案内がされると思いますが、多くのモデルで2次取得者に渡っていると思われ、全数対策はなかなか困難と思います。
レクサスの場合は生産台数が限られますので概ねの生産台数もわかりますね。
レクサス公式HPでもによるリコール案内はこちら
http://lexus.jp/recall/2016/recall_160601.html
詳細な車体番号等はこちら
http://www.mlit.go.jp/common/001133061.pdf
わかり易い例で言えば、「ISF」は平成19年 9月20日(2007年)〜平成23年12月27日(2011年)生産分で「2,638台」が該当とのこと。
ISFは平成19年12月25日(2007年)に発売されました。
そして、平成21年8月(2009年)にはマイナーチェンジにも匹敵する大規模な年次改良が行われました。
当初から課題であったリアのトラクション不足対策としてトルセンLSD(Limited Slip Differential)を標準装備。
その他「VDIMスポーツモード」の搭載、BBS製鍛造ホイール(5本スポーク)の追加、快適装備では、現在のレクサスではあたりまえとなった「地上デジタルチューナー」や「マップオンデマンド」による地図更新機能、「カードキー」が備わるなど現在でも通用する装備となっています。
中古車を購入される場合はこのいわゆる「2010年モデル」以降がオススメです。
当然価格にも反映され、当初の766万円から780万円にアップしました。
平成22年8月(2010年)にはマイナーチェンジ(公式には年次改良)が行われ、「LEDクリアランスランプ」や「スピードメーターの意匠変更」、サーキットモードの実装(特定エリア内でのリミッターカット)、ステアリング意匠変更(金属調塗装の追加、スポーツモードスイッチの追加)など内外装にわたって改良が行われました。なお、価格は更に上昇し、790万円(税込)に。
翌年の平成23年8月(2011年)には再び大きな年次改良が施されています。
今回のリコール対象車は平成23年12月27日生産分までなので、このモデルまでが該当します。
おそらく、年次改良が「正式発表」されてすぐ受注した方までが対象でしょう。
このいわゆる「2012年モデル」はZF社製(ザックス)のモノチューブ式ショックアブソーバー「MT45/13」を採用し、あわせてスポーツシートにアルカンターラを使用。
当時トヨタとしては初めてザックス製のショックアブソーバを採用するきっかけとなったようです。
また、ホイールにはやBBS社市販モデルでも設定されている「RE-V」を設定など一部のカーファンでも話題になりました。(価格も更に上昇し、795万円に)
この改良あたりから乗り心地とスポーティさの両立が図られ、ISFの評価が非常に高まったようです。(当方は未試乗です)
しかし、この頃からモデル末期に近づいてきているということもあり、販売台数もかなり減少しており、現在でもなかなか姿を見かけることはありません。
平成25年9月(2013年)には最後の年次改良が行われるとともに、限定車特別仕様車「ダイナミックスポーツチューニング」(DST)が設定。
専用のカーボンエアロパーツやRCFやGSFでも設定されていないチタンマフラーによる軽量化やエンジン回転バランス取りなどを図るなどのスペシャルモデル。
価格がRCFより高価な1050万円(消費税増税後は1080万円)と非常に高額なため市場での流通は極めて少ないようですが、これらを含め最終的には3,000台程度のISFが日本国内で販売されたものと推測されます。
地道な年次改良を重ね、インテリアも初期のISFとはずいぶん変更されています。
今秋(2016年)マイナーチェンジ予定の新型ISでは引き続き「ISF」の設定は行われないことから、純粋なISF後継車は少なくとも3年程度はお預けと思われます。
現時点では2015年冬発売の「GSF」がその後継を担っているものと思われますが、ボディサイズ・重量・価格などを考えるとやはりISFサイズの4ドアのハイパフォーマンスカーはぜひ設定してほしいものです。
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この度は見事該当してしまったのですね・・・
対策部品がまだそろっていないというのが残念ですよね。
レクサスブランドなのでもう少し優先的に対処してくれても・・・っていう感じもします。
エアバックが展開するような事故はそうそう発生するものではないですが、万一の際に危険があるのは非常に残念ですよね。
オーナーズサイトで車台番号も確認しましたが、私のISFは平成22年2月ですのでモロに該当いたします。リコール自体は、まぁ仕方無いのかなとは思いますが、暫定措置とはいえ助手席サンバイザーに警告を表示って……あまりいい気分はしないですねぇ。