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長寿大国日本において今何が求められているのか? 真の健康を手にし、心から幸せであると感じられるために! 大好きな「食べること」を中心に、様々な角度から 美と健康を追求します(^ ^)/
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2016年07月07日

「健康長寿」都道府県と「原因不明」体調不良のお話

WHO(世界保険機関)が発表した最新のデータによりますと
2015年度の日本人の平均寿命は男性80.5歳で世界第6位、
女性86.8歳でなんと!世界1位となりました!



まさに、日本は世界有数の長寿大国と言えるのですが
「長寿=健康」でないことには留意が必要です。




当然のことですが、長生きすればそれだけ病気になる確率も高まりますし、がんや脳卒中、心筋梗塞といった日本人の死因ベスト3をはじめ、多くの病気は加齢に伴って罹患率や死亡率が上昇するのです。また、気分障害(うつ)やロコモ(運動器症候群)などがあれば不健康を感じてしまいます。



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「平均寿命」と「健康寿命」

近頃『健康格差』といった言葉を耳にするようになりました。これには、所得や雇用、教育といった経済的・社会的な格差が健康の格差に繋がっているという実情が背景にあります。

悲しい現実です。。。


そして、ある調査によりますと、平均寿命と健康寿命は必ずしも一致しないことがわかっています。例えば、健康寿命で男女ともに1位の山梨県は、平均寿命では男性25位、女性13位なのです。逆に、平均寿命で男女ともに1位の長野県は、健康寿命では男性18位、女性16位とトップクラスではないのです。


お年寄りといっても、もちろん「元気なお年寄り」ばかりではありません。多くの高齢者には「健康でない期間=不健康期間」が存在するわけです。




そもそも健康寿命とは

一生涯のうち「健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間」のこと




健康寿命に差が出る理由


なぜこうした健康寿命の差が生まれるのでしょうか? 


一説によれば、「日本人の死因第1位のがんと、要介護の最大原因である脳卒中の罹患率・死亡率の違いが、都道府県間の健康寿命の差に大きな影響を与えている」とされています。さらに、「重篤な病気を患っていなくても、うつなど精神的な病気や体の痛みなど肉体的な不具合を感じている人が多ければ、それもまた健康寿命の差となって表れる」のです。



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一例を見てみると

がんや脳血管疾患による死亡率が全国で最も低い沖縄県の健康寿命は男性第2位!

がんや脳血管疾患による死亡率がともに高い青森県の健康寿命は男性44位...




青森県の場合、平均寿命は都道府県別でみて男女ともに最下位なのです。





男女とも平均寿命1位の長野県は

気分障害(うつ)の受療率が全国2位だったり、足腰・肩の痛みの有訴者率が3位だったりと、「不健康」を訴える人たちが意外に多いのです。




健康で長生きするなら静岡か山梨? 

「健康寿命」と「平均寿命」の全国ランキングを見て、バランスが取れているのは静岡県と山梨県です。両県は、疾病の罹患率や死亡率、その他の不健康状態を示す指標が低い傾向にあります。





これから気をつけてほしいこと

以上のことを踏まえた上で、甚だ基本的なことではありますが
以下の3点を気をつけてほしいと思います。


@1日最低30分以上の歩行を行うこと
A肉・魚・大豆製品・卵など栄養バランスのとれた食事をすること
B町内の作業やボランティアなどの地域活動に参加すること



3つ目は、簡単に言うと「絆」「社会との繋がり」のことです。
この効果を侮ってはいけません!


静岡と山梨の多くの人たちは、上記3点を満たしていることがわかっています。一例を挙げますと、山梨県には地域住民が参加して食事や会話、旅行などを楽しむ「無尽(むじん)」と呼ばれる独特の習慣があるそうです。鎌倉時代に始まった庶民間の融資制度が発端だそうですが、現代でも若者から高齢者まで「定期的な集まりの場」として受け継がれているようです。こうした「絆」を大事にすることも、「健康寿命」の延伸には欠かせないものだと言えるでしょう。



健康寿命!万歳!!




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続きまして



原因不明の体調不良のお話

「疲れが取れない」「頭が重い」「めまいがする」――。男女を問わず、「なんとなく身体が不調だ」と訴える人たちが増えています。しかも原因不明...専門的には「不定愁訴」と言うそうです。原因がわからなくては手の施しようがなく、なんとも難しい症状ですが、要因の1つは「脳の疲れ」です。


これに対しては、「あまりストレスを抱えないこと」
「働き過ぎないこと」「スマホ・PC・テレビを見過ぎないこと」!

そういうことです。




他にも、たとえば、子供の頃にブランコから落ちてお尻を強く打った、高い所から落ちた、乳児のうちからすぐに立って歩いていたなど、その時には問題視されなかったことが後々大きな問題となってきたのかもしれない、とも言われています。




えっ、何?いったいどういうこと?


なんだか詳しい原理はわかりませんが、要は「ハイハイ運動」で振動覚を鍛えると良いそうです。幼少期のたわいもない出来事が振動覚を弱らせていたので、「ハイハイ運動」などでそれを鍛えてあげる必要がある、ということらしいのです。



ほかにも有効な運動がいくつかあります。




振動覚を鍛える有効な運動

「ハイハイ運動」以外にも、以下の運動が効果的です。


@ 寝返り運動

A 正座ストレッチ



え〜〜〜正座ストレッチとは、「つま先を立てて正座し、お尻に体重を乗せ、上体をゆっくり前後へ傾けます。」この時、なるべくつま先が内側に入らないように注意するのがポイントです。つま先が内側に入るとお尻が開きます。これではエクササイズとしては逆効果...









終わりに


医療技術の進歩などで、今後も日本人の平均寿命は高い水準を保っていくことでしょう。ただし、たとえ寿命が長くても、不健康な期間が長いと辛い...ですね。それに、この「不健康な期間」を短くすることは医療費など社会保障費の削減にも直結しますので、赤字大国日本を救う意味でも大きな意義があります。



いかに「ピンピンコロリ」と穏やかに死んでいくか...


家族や後輩たちに迷惑をかけないために
問われるべき大切な心構えなのではないでしょうか。
posted by jintotty at 07:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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