水の流れは絶えることがなく、しかももとと同じ水ではない。
そんな方丈記の冒頭にくる言葉にもあるように
日々、移り変わっていく景色を見るときに
変わらない同じようなものに見えるものがあっても
そこに変わり続けているものがある、という無常観は
人の心の中にあるマインドセットに通じるものがあります。
目の前の現象をミクロな視点で見ていて
気が付くことのないことであっても
マクロな視点でみると
その枠組みの流れが変わっている、ということもあるかもしれません。
目の前の小さな変化に気が付くことによって
その全体の流れにも変化があるのではないか、と見つめ直してみることが
現実を新鮮な目で見るためにも大切なことだたと思います。
例えば、会社に入社したての頃に
OJTで何か非効率なところがあるのではないか?と
違和感を持つものがあったとしても
その仕組みややりかたに慣れてくるにつれて
そんな疑問が思いつく機会も減ってくるところもありますよね。
いつも同じ風景を見ているという感覚が
微細な変化に気付くという感性を失わせていることもあります。
あなたが目の前で何を見て、感じるのか、というところでも
そんなマインドセットのあり方にも影響を与えています。
方丈記の心象風景にあるような
河の流れを意識しながら
現実と向き合ってみるところを意識してみたいところですね!
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