そこから大切なものが見えてくることはない、という意味で
「人生の意味より、人生そのものを愛せ」という
ドストエフスキーの言葉もあります。
人生の意味を求めているということは
そこにすでに与えられたものがあって
決められた運命に対して
忠実に生きる生き方を志向していると
見ることが出来るところもありそうですよね。
人生そのものを愛せ、というのも
人生や運命は決められているものではなく
自分の手で選択した結果を受け入れていくことに
価値も生まれてくるものだと感じさせられるものもあります。
イギリスの哲学者のラッセルも幸福論の中で
「人間は内側に意識を向けることで生き詰まってしまう。
だからこそつねに好奇心を持って外側の世界に意識を向けよ。
そうすれは幸福になれる」と語っています。
自分の内側にあるものであったとしても
そこに自分の持つ可能性を拡張させていくことが大切であって
自分の能力や才能を過小評価するのではなく
それを高め続けていくことから
これまでとは違った可能性に触れることも出来るようになる、と
読むことも出来そうですよね!
内なる自分をつねに成長させていくことが出来るからこそ
まだ見ぬ大きな自分に出会うことに
人生の意味に対する解釈も広げていくことが出来るもの。
そうした意味でも
現状から離れている世界に目を向けていくことに
可能性を感じながら生きる姿勢を大切にしていきたいですね!
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