今日も全く暑い日でした
午後の日差しが照りつけてジリジリと過酷な残暑
天気予報で、38℃とかもう見たくない
35℃とかも見たくない
夏の最高気温はせいぜい31℃がいいところだ
ミストシャワーの下で一休み
ただし、風があると吹き飛んで行ってしまい意味を成さない・・・
稽古場は涼しくて別世界
三味線の音って涼しいなぁ
夏の夜に聞く「新内流し」の音なんて超涼しげ
夏休みを挟んでの2週ぶりの稽古
夏休み始まる前は「頑張って真面目に練習するぞ!」と思うのですが
これがいつもなかなか出来ない
あの夏休みの暑さでは(今も暑いが)何もする気がしないのでした
・・・って毎年そういう言い訳になるのでした
今日も五郎時致の稽古です
前回から少し進んで、半分くらいまで来ました
五郎時致は、途中で二上がりにしなければなりません
二上がりにする手前まできました
「オトシ」「鎮メテ」など、長唄独特の言葉が出てきます
「オトシ」というのはそこだけテンポがゆっくりになるところ
長唄は、語尾を「〇〇で、え〜、え〜、え、え、え〜〜〜」とすごく伸ばします
歌の最後などは「・・・え〜、え〜、え、え、え〜〜〜・・・・ハッ」
チャーンとやります
この、唄に合わせてゆっくり伸ばすところを「オトシ」と言います
「鎮メテ」は音を小さく静かにするのではなく、テンポを鎮めるという意味
静かにテンポがゆっくり鎮静されていく、という意味合い
長唄にはよく出てくるんだそうです
覚えることがいっぱい
出来ないこともいっぱい
練習しなきゃいけないことがいっぱい
長唄難しい〜
25匁から20匁にバチを変えたら、小さくて持ちやすくなった分、
重さが軽くなって、思いっきり強く叩かないと糸の抵抗に負けてしまう
今日は真ん中の音の引きそこねが多かった
家ではそうでも無かったけど、まだ慣れません
大きいバチで力を入れずにバチの重さだけで落とす、という端唄の弾き方のクセがなかなか抜けません
小さめで重いバチってないのかなぁ
ところで、来年の発表会は音福15周年の発表会です
長唄部門は・・・というとまだ未定ですが、
出囃子からの引っ越し組は「松の緑」が第一候補だそうです
暗譜しなきゃならないから大変です
まだ「松の緑」は短い方なので頑張れば出来るかも・・・
秋分に向かって少し日が短くなりました
夕焼けが秋っぽくなった、と思いたいです
Copyright (C)Harue Takamori All rights reserved.