バツイチになって、むしろ幸せになった私の日記

こんにちは。まめぽよです

思い出です。

町内子供会に属していた頃のことです。

保護者は、自分の子供１人につき２年〜３年間の任期で、何らかの役員を１年交代で務めなければならない決まりでした。

年度末が近くなると、新年度の役員決めをするための会議を開催するのですが、それが毎回とても難航します

特に、「会長」のポストに立候補する保護者は誰もいません

だって、年間を通して誰よりも仕事が多くて大変なんだもの

「共働きだから忙しい」とか「小さい子がいるから」とか「母子家庭だから」とか、そういうのは辞退の理由としては認められません。

それぞれに家庭の事情はあるし、働いてるし、忙しいのはみんな同じだから

それでも、どうしても話し合いで決まらないときは、「じゃんけん」になります。

ところで私は、もはやこれはある種の特殊能力ではないかと思うくらい、じゃんけんが弱いです

だからこの「会長」決めのじゃんけんも、ある程度は覚悟して臨みました

「誰が負けても、恨みっこなしで会長だからね」

そうやってみんなで意見を統一してじゃんけんし、結果、私は奇跡的に勝ち、別のママさんが「会長」に決まりました。

ところがそのママさん、突然泣き出したのです


「私、会長なんてできません！　本当にできません！」

「会長以外なら、何でも頑張りますから！　私、会長だけはできません！」


・・・( ﾟДﾟ)

涙を流して号泣する姿に、周囲のみんなはドン引きです

「恨みっこなしって納得してじゃんけんしたのに」

「泣かれてもねー」

「会長やりたくないの、みんな同じだよ」

「どうする？」

沈黙が訪れ、耐え難いほどの険悪な雰囲気になりました

じゃんけんに負けたママさんが、まるで悪者のような目で見られています

・・・無理です私はこの重い空気に、耐えられない

「じゃんけんに勝っても、お前がやれ」っていう神様からの試練が与えられたと思うしかないです

私は会長を引き受け、めちゃくちゃ忙しい一年を過ごしました。。。

他のママさんたちは知るはずもないことではありますが、実はこのとき私は、離婚して１年が過ぎた頃でした。

旦那からのストーカー電話などにも悩まされていたし、職場の環境や人事が変わったりなどして、精神的もかなりキツかったでのす

でも、おかげさまで経験値は上がりました

頑張りました





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