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2019年05月04日

DieALoG レビュー感想 文字化け

まず最初に言っておきたい




この「DieALoG」、謎に包まれた場所で真実を見つける微ホラー探索ゲームとあるんだけど…




いや微ホラーじゃなくて、しっかりホラーだから!





微妙な程度だと思ってると、結構ブルっちゃうね。


クリアと関係ないポイントにも脅かし要素があるし、序盤は結構怖い。


中盤以降は、謎解きメインになるし、慣れるが。








本作が他のホラーゲームと少し違うのが、制限時間があること。
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これ結構珍しいんじゃないかなぁと思ってたんだけど、ストーリー設定にしっかり紐づけられてて、好印象だね


クリア後に改めて見直すと、オープニングから細かい伏線があって、納得だった









ゲームとしては謎解き探索がメインで、即死トラップが大量に張り巡らされているため、難易度は結構高い。


でも、時間無制限で死亡後即やり直しができるイージーモードもあり、親切な攻略メモも同梱されているので、最悪これを見ればクリア可能









謎の空間に閉じ込められた主人公は、自分のそっくりさんや血まみれの人形から意味深な台詞を聞きながら、徐々に真相に近づいていく



攻略の合間に、この世界の謎についても考えながらプレイすると、面白いかもしれない。


世界観については、作者が本作を作った動機にもなっているそうだ。










評価C
60点



前半は結構怖かったですね…


難点は、落下死亡ポイントが多過ぎる事でしょうか。


人形の軌道を追う謎解き、同じポイントを歩いても転落死したような…



2019年05月03日

ネバーランドの囚人たち レビュー感想 監獄島、たったふたりの脱獄劇

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時はまさに世紀末!!!





子供によるヒャッハー!な犯罪が当たり前になった世界の物語!!




子供だけが収容される監獄島、通称ネバーランド!!



そこには凶悪犯罪者の子供が収容されるが、18才以上の人間は、誰もいない…




死刑が可能になる18才になると、大人たちに殺されるのであった…













この設定、面白いですね。序盤の掴みが、かなり良い。






主人公もまた、犯罪者。


両親とクラスメイトたちを殺し、ネバーランドへやってきた少年、ヨル。




飼い殺されるくらいならと、相棒のミノルとともに、脱獄を試みる。







ジャンルは、逃げ&探索&脱出ゲーム。



難易度は比較的イージーだが、初見殺し、即死トラップがかなり多いので、ゲームオーバー回数は結構重ねてしまった



番犬に追われている最中、…ここが最短ルートだと思ったコースを逃げてたら、倒れてきた石柱に圧し潰されて、死んだりね(笑)
















カットインを使ったシーンが多く、ストーリーはなかなかに読ませる


特に、虐めの描写がね…




えげつねェな…







そんな虐めの背景を含んだ、ヨルがネバーランドに来るまでの経緯…


自殺したくても出来なかった理由、クラスメイトを殺すことになった理由…



これら一連のストーリーでは、ある理由により自殺が出来なかったシーンが、一番印象的だった。






ネタバレ感想












学校の屋上を踏襲したように、監獄の屋上から海に飛び込むのが、なかなか洒落た演出だ



水面に天使の羽が浮いているので、死亡したと思いきや、無人島で無事生還…



助かったはいいが、追っても来るだろうし、子供ふたりで生きていけるのだろうか?



とてもハッピーエンドではないが、トゥルーエンドではあったのだろうな





タイトル画面から、ヨルとミノルが消え、ロゴカラーが変わる演出は面白いね。


クリア後にタイトル画面が変わる場合、普通キャラクターが追加されるものだけど、まさか消えるだなんてね



つまりふたりは、ちゃんと逃げ遂せたのだろうか




この演出込みで、なかなか良いエンディングだったんじゃないかな








評価C
60点


毒入りカレー事件って、林真須美を思い出しますねえ…



作者は意図してない(というか知らない)かもしれないけれど…




2019年05月01日

ハロウィンぶらっくないと レビュー感想 俺に武器を持たせたこと、後悔しやがれ

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その町のハロウィンの夜、子供が消える


ハロウィンを題材にした、ダークグロテスクホラー












作者はこれが初製作らしいが、本当に初めて?というくらいに上手かった



前から思ってたけど、近年は、1作目なのに上手い人が増えた



昔はもっと、露骨に習作っぽい短編が多かった
からね



テクニシャンの童貞と床上手の処女
の増加が喜ばしいね!












ハロウィンの夜、町から子供が消える…



主人公は調子に乗った所為で、化物に異空間へと拉致されてしまう



作者コメントの通りハロウィンは余り関係なく、また、ホラーゲームではあるが脅かし要素が少ないので、余り怖くない




激鬼ごっこゲームとあるように、クリーチャーから逃げる事と、謎解きがメインかな



主人公も何度もしつこい!しつこいんだよ!と言うが、本当にしつこく追ってくる(笑)。ちょっと頻度が高すぎるかもしれない




難易度は結構高いのだが、逃げイベントの前にはセーブ出来たり、回復ポイントが数多く存在したり、ユーザーフレンドリーな設計


しかも攻略メモが同梱されているので、それを頼れば、ゲームが苦手な人でもクリア出来ると思う







ホラーゲームは主人公が戦う力を持たない場合、本当に逃げるだけだが、本作は相棒のジャックが代りに戦ってくれる(守ってくれる)ので、そのお陰もある






このジャックが本当に良い奴で、有能な相棒なんだよな



逆に主人公は捻くれた少年で、そんなジャックのことを雑に扱い、信じようともしない。彼の成長もテーマのひとつとなっている



最初は本当にイキったガキだが、徐々に更生し、彼らに不思議な友情が芽生える








ストーリーも本当に後付け?というほどに、独特のテキストの間と、キャラクターの語り口で読ませる






ジャックの正体。何故最初主人公を助けなかったのか…


幽霊の正体、ピエロの正体、そしてこの異空間は何なのか…






…結末はベタだが、前記のようにテキストが上手いのでつい読んでしまう








グラフィックはドット絵芸が綺麗で、モーションも滑らか。



おばけたちが遊んでいるのは人間味があって可愛いし、ボスの殺人ピエロはいい感じに気持ち悪い





常にアヘ顔ダブルピースをしているほどには気持ち悪い
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この化物から主人公を守ってくれるジャック…


これは大変なことやと思うよ






ネタバレ感想











謎解き専門はネロだが、ラストだけはジャックにしか解けないというのが、悪趣味でニクイ演出だ





最初に見たのが、エンド2…


多くのプレイヤーがこれに行きつくんじゃない?




悲しい結末だが、バッドエンドというほどでもない気がする…


エンディングは4つだが、これは何エンドに該当するのだろうか…





次に見たのがエンド1、条件的にはこれがベストエンドの筈だが、それでもジャックは助からない…


だからパパママにブチギレられながらもまた、来年ジャックを助けに行く…



ネロの性格通り、妙に合理的な話だ


ネロのネーミングって、寝ろだろうしなあ…


本当にとんでもない奴や





殺人ピエロにモデルはいないようだが、このような実在事件を、テレビで見た覚えがあるな








評価C+
65点



先にも触れたように、本当に初作品か?というほどにはクオリティが高かったですね…


絵にも雰囲気があった



ひとりを救うチカラ レビュー感想 クリックひとつで救える命

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突如として意識を失った主人公。目を覚まし目撃したのは、柱に縛られた4人組



この中のひとりだけを救えるというが…









ブラックユーモアあふれる一作で、テイストはデスゲームや、脱出ゲームに近い






チカラにより、ロリ、イケメン、JK、おじいちゃんから誰かひとりを救うことができる





どのシナリオに行っても待っているのは破滅だが、これがなかなか面白かった




特にロリのルートが怖い

高橋留美子の人魚シリーズを思い出したが、不気味な怖さがあるね








エンディングは6つあり、エンド0は攻略に少し頭を使うかもしれない


このエンディングではある人物を救う(?)事になるが…



クリア後に、作者が(恐らくは意図的に)アップした、とある画像を見て、なるほど!と思った。ゲーム内容よりも寧ろそちらに感心してしまった










評価C
60点


絵も好きですね。


男性プレイヤーは絶対に最初ロリかJK、女性プレイヤーはイケメンを救けると思う(笑)


おじいちゃんを最初に助けたプレイヤーは、全体の1割以下と見ます(笑)























【おまけ】

「新約・帽子世界」は流石に面白いですねえ…
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作り込み、練り込みという定義では、これ以上のフリーゲームRPGは、そうは無いでしょう。



総評はクリア後にする予定ですが、暫定的にも、相当な良作です。





2019年04月30日

その恋、保留につき、 レビュー感想 保留にしておきたい気持ちに勝ってね

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部活仲間「小澄友香」に片思いしている「柳川幸介」は、その想いをひっそりと保留することを決めていた


ところが、恋愛応援委員会を名乗る怪しい連中に、その片思いが知られてしまい…








タイトルにふたつもが入ってて、ユニークだね。まさに保留だ。



コンセプトが「北へ。」の逆




まぁ……このゲームはね……




ちょっとプレイするだけでもかなりの力作だと分かり、第一印象は非常に良かった




多分ほぼ全部自作じゃないかな。絵や音楽は借りてくれば簡単だが、やっぱり自作ゲームというからには、自作してあると、それだけでも評価したくなるのが人情というもの



ラノベの挿絵のような美麗なイラスト、実写背景を使った色鮮やかな画面、UI、トラッドなギャルゲーオープニング…




どこを取ってもクオリティは高い(ただOPの曲名が「その恋、決定につき、」だが、決定したならじゃないのかとつっこみたい)








パっと見の画面や、UIは、第一印象を決定づける要素なので、重要なんだよね。


以前「俺たちのギャルゲ」でもここに清涼感があると評したが、こういう「雰囲気が良い」ってのは、なかなか演出するのが難しい


「雰囲気が良い」というのはそもそも感覚的な物なので、具体的にどこが良いと挙げられる人は少ないだろう


この店雰囲気が良いね、でも具体的には?


答えられる人は、あまりいない









モブ以外フルボイスで、キャラクターにマッチしてる。


そして主人公も喋る(誤字脱字、読み間違えは結構あったが、ボイス部分の修正は難しそうだ)






この中でどれが一番印象的かというと、音楽が良かった。


聴いたら誰もがすぐわかるように、実在の楽曲アレンジ


「げっと☆おん」同様…和の、癒し系の雰囲気があって好きだな。曲数の少なさだけが惜しい


担当は「夢の続きをあの海で」の作者



今後、知名度格差的に、「夢の続きをあの海で」の作者というより「その恋、」の作曲担当というほうで認識されると予想する







マイナスファクターは、処理が非常に重い事。


ウィンドウが2つ出たり、キャラクターの目だけが残る現象も起こった。



フリゲのいいところは一般PCゲームほどにはPCスペックを必要としないことだが、本作は低スペックPCだと動作環境は非常に悪い


重いようなら、PC設定を変えるといいと思う









メインストーリーは、ヒロインに片思いこそすれ告白を保留している主人公が、いきなり出てきた変な女子たちに、それを暴露されそうになるという、古典的なドタバタラブコメ




マップをクリックし任意のストーリーを選ぶ。進め方によって出てくるエピソードが変わる。



時には交互に攻略しつつ先に進める…



全42話だが、1話数分で、テンポは非常に良い。どこからでもリスタートできるので、セーブファイルが少なくても問題はない




前記したように、片思いの相手としてメインヒロインの小澄がいるが、他のヒロインのルートもある。どの話も面白かった。



だが、設定上のためか、残念ながら恋愛関係にはならない






ではストーリーネタバレ感想。尚、記載順は攻略順









・天神晶子ルート



態度はでかいが胸は小さい、貧乳女王様





他のヒロインにはないキスシーンがあるので、ある意味、一番恋愛っぽい





20話まで進めたところでいきなり10話以上もカットされて驚いたのだが、ここからが天神ルートの始まり


エリート校では家柄が自慢になるが、一般校ではそんなものよりイケメンの彼氏がいるほうがステータスになるとか、妙にリアルな設定だ





天神が恋愛素人ではなく、キスは経験していたり、やる事はやってるのが、妙にリアルだ。シナリオ担当は恐らく女性ではないか



こういうシナリオは男ユーザーがいかにも嫌いそうだが、私は自分でも奇妙なくらいの女悩なのだろうか、全く抵抗がない。




これまで小澄小澄だった幸介があっさり天神に掌を返すので、何か理由付けが欲しかったな。小澄の事は恋心ではなく恩人だった、みたいな



まぁ最終的にはやっぱり小澄が好きという流れだけどね



「終わり、」という表現が奇妙だが、まだ彼らの物語はどこかで続いてる、ということなのかもね…










・姪浜舞ルート



私服でも水着でも、おっぱいを隠す無能






教室に入ると舞が天神と濃厚なキスをしているという、いきなりの展開…


そしてレズだと暴露される…



だがそれは嘘で、女の子が好きなのではなく、男の子に異性として見られることに苦手意識があるというパターン



男女間の友情は成立するか?がテーマで、恋愛要素がなく、小澄にいたっては登場すらしない


友達ですらないから、友情の成立はNOというオチのつけかたは上手かったな。



ちなみに私は、男女間の友情は成立する派。するでしょ当然。寧ろしないのは女同士の友情








・企救丘ルート



ホモっぽくない、貴重な親友キャラ




不思議な力はあれど、ここまで露骨に心霊ネタを出してくるとは思わなかった



企救丘は良い奴で、そして純粋な男だった



幸介、親友の秘密をぺらぺら喋り過ぎじゃない?








・小澄友香ルート




プレイヤーの多くが最後にやりそうな、後回し系メインヒロイン





主人公とヒロインの過去を払拭し、恋に踏み切るという成長ストーリーでもある



幸介が初っ端から電話越しに告白してしまうのだが、小澄にはこれが聴こえていて、ずっと知らないフリをしている…


そう予想したが、わざわざ電話の音を演出に使っておきながら、聴き取れてなかったという流れが逆に意外だ





メインにしては結構駆け足で、小澄の家庭環境や親の事が、かなりフワっとしたまま終わってしまったのは残念。主人公の怪我もまさか不思議パワーで完治してしまうとは…



でも間違いなくこの中で一番ラブコメ、青春していたな


保留という、このゲームのコンセプトにも忠実だった










キャラデザ、キャラクター性は天神、小澄、舞…


シナリオも天神、小澄、舞の順でお気に入り





フルコンプすると、続編「その恋、暫定につき、」に続くとのこと




薬院和子のルートが無いのだが(集合イラストにもいないし、エンブレムも無いので、まあスルーだとは思っていたが)、まさか正体も分からず仕舞いだとは…


主人公の幼馴染で、大野城の関係者ではないかな


彼女も結構頑張ってた筈なのに、最終話で主人公が完全に無視してるのは、酷かったな(笑)










評価B+
75点


面白かったです。



続編がどんなゲームになるか不明だが、主人公やヒロインは続投なんでしょうかねえ…





幸介はもう小澄と付き合ってるので、新主人公で、和子や新キャラがヒロインになるんだろうか



それとも、各ヒロインのエンドが「、」なので、その続きだろうか


ともかく楽しみですね



今から配信まで、全裸待機、しています



2019年04月29日

さようならサヨナラ レビュー感想 こいついつも死んでんな

「子守唄を貴方に…」のサークルの新作。体験版だけ公開されていたが、この度、完成版配信



オカルト研究部の女部長、環静楓を取り巻く、ホラーゲームならぬ、オカルトゲーム










オカルト部が舞台



マイナーな活動なので勿論部員は少なく、主人公、環先輩、明らかにホモの幼馴染の清明、この3人だけ






1回目のプレイで、早々に環先輩がかなりどうでもいい理由で死んだことにびっくりしたのだが、どうやら本作はメインエンド以外全てバッドエンドらしい(クリア後に確認したが、説明文にもそうある)




プレイ感覚としては、死亡フラグをへし折る系ゲームに近い







普通にプレイしていると、環はもう本当にスペランカー並に簡単に死ぬ







巨人小笠原並に簡単に死亡する






押すなよ!絶対押すなよ!みたいな「あ、この後死ぬんだ…」と分かる振りまである



なので、プレイヤーは何とかしてそれを回避しようと模索する






基本的には消去法で攻略出来るが、セーブポイントが固定で、失敗したらそこからやり直さないといけないので、その意味では少し難しいかもしれない(ラストだけはやり直し可能)







成功すると、先輩が部室にやってくる。


この瞬間は結構間を溜めてくるので、緊張感があった(笑)
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ストーリーはオカルティックで、オカルトに関する雑学などがあり、最後は心霊物特有のヌっとした空気感のまま、謎を残して終わる




事件の黒幕は〇〇だと思うが、それは明かされなかった…





キャラクターイラストは上手で、先輩も可愛いヒロインだった…(巨乳だしな)




オカルト好きなので、私は結構楽しめたな。


この分野に興味があるか、ヒロインを可愛いと思うなら、プレイしてみるといいかもしれない








評価C
60点


先輩の親父とは、結局会わなかったね。露骨な前フリだと思ったけど。


残された謎は、エンドリストを埋めれば、何か分かるのだろうか…?


2019年04月28日

Butterfly Affection ~蠱惑の幼虫~ レビュー感想 蠱惑と魅惑

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ある時、人のような顔をした何かを拾った主人公は、それを育てる事にした



最初は観察し、食事を与え、スキンシップを取るだけだったが…








「TeachingFeeling」をヒットさせた作者Ray-Kの新作


新作といっても数カ月前に配信済なので、細かい説明は割愛した、ネタバレありの、ほぼ感想文。


少し考察あり。






まあ結論から言うと、面白かったね




ヒロイン「アゲハ」の造形はグロテスクだが、画力が高い所為か違和感なく仕上がってる




主人公は、異形の型であるヒロインを拾ってくるが、それが徐々に人間の少女の姿に変わってゆく、そして恋仲のような、共依存のような、奇妙な関係になっていく……そんな黄金パターン



こういう異形の型との恋愛や、恋愛のような何かという創作は一昔前に流行ったが(本作の原作も、その一昔前の時期だが)、クオリティはあの頃に出た作品より高いと感じた




特に、初期状態のアゲハが頭部以外、全く人間の形をしていないところが良い



同時期に出た「ひとでなく、ひとでなし」とか、モンスター娘は上半身は完全に人間という例のほうが、多いしな
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拾った後、シャワーをしてやるんだけど…




雑ゥウウウウウ!!!
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警戒していたとはいえ、明らかに「女の子」に対するやり方じゃない(笑)






ここからアゲハが徐々に人間の女性のような姿に成虫し、恋愛や疑似恋愛になっていくとは想像もつかなかった




しかも、ただの人面虫から、女性の姿になって、恋愛的、性的行動を起こすまでが、急激なんだよな




初めてスキンシップを返された時は、驚いたね
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(おっぱい当ててるやん)






多くのプレイヤーが、こんなに早くこういう展開になるとは思ってなかったのでは。

20分程度の掌編ゲームにしてもね













ゲームシステムは「TeachingFeeling」を踏襲してるけど、最初は主人公がアゲハの食事を用意したり、なんとかコミュニケートしようとスキンシップを試みるも、途中で立場が逆転


同じコマンドでも意味が真逆になるのがよく出来てた







ストーリーや背景は、謎が多いね。


何も明確にされないまま終わってしまうし、恋愛というより主人公は一方的かつ性的に捕食されているに過ぎないのかも




主人公も恐怖していたように、アゲハに捕食されるエンディングがあると思ったが、実際には性的に食われる





最初から警戒心を持っていたにも関わらず、毒を刺し込まれ逆レイプされるも、結局快楽に溺れてしまうし、そこが純愛だった前作とは違うね



プレイヤーはアゲハに庇護欲を掻き立てられるんだけど、結末は真逆だ








本作は後々有償の、エロありでR18版を出すとのことなんだけど、ストーリーはこれで完結らしい


つまり作中の記号だけで、もう答えは出てるんだろうか(もしくはもともと、雰囲気だけで答えがないゲームか)





思うにアゲハのやったのはミラーリングや、好意のある相手を模倣する行為なんじゃないか


主人公が一方的にアゲハを飼ったように、アゲハも一方的に主人公を犯した



愛してというメッセージを残した





だから主人公がアゲハに性的欲求を感じた反響として欲情し、主人公がそこに至る以前に興味を無くすと、去ってしまうんじゃないかな



…まあこの仮説だとアゲハが主人公をもっと脅威に感じてそうなものだが、そこはクリーチャーの本能なんだろうか




ぶっちゃけタイトルが「Butterfly Affection ~蠱惑の幼虫~」の時点で、深い意味はない気もするな



作者自身も有償版もTeachingFeelingのようにイチャコラするだけの蛇足無限ループを追加する感じになるのでストーリー的にはこれで完成となります。といってるしな


このゲームのメインは、あくまで(それが疑似的や強制であっても)イチャコラ



多分完成版は、アゲハが主人公を愛でるゲームになるんじゃないか
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まあ、ストーリーは強引だもんな。アゲハが脈絡もなく、適当に落ちてる時点でね(笑)


勿論これも、理由づけは特にない






理解度や知能は、最初からかなり高かった気がするな。


こういうゲームだから省いてるのかもしれないが、本当にアゲハがただの虫や動物なら、家じゅうにフンが落ちてたり、もっと動物の躾をするようなシーンがある筈だからね










評価B+
70点


早く完成版がやりたい。


一刻も早くアゲハとイチャコラしたくてたまらないね
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2019年04月27日

Eternal レビュー感想 地球へ… 

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異星での仕事を終え地球に帰る宇宙の道すがら、宇宙船の乗組員ハルと、人工知能テラの、ひとりと一機の会話劇




高卒、大学中退者の就職支援にも強い!学歴ではなく人物重視の企業と面接ができる!就職ならジェイック!




相棒のテラが完全なる人工知能で実体を持たず、美少女型でもイケメン型でもないのが珍しい




一応姿はあるが、ダーツの的みたいな板だし、事実上の登場人物は、小さな宇宙船で、ハルただひとりのみ






何もない宇宙船で、淡々とレポートを纏めるハルだったが、宇宙船の内部や情報との食い違いに違和感を覚える



果たしてここは本当に宇宙船なのか?自分は何者なのか?







選択肢を1度間違えただけで、テラに強制的にシャットダウンさせられ、1日目からループする



薄れゆく意識の中、ハルはテラが何らかの隠し事をしていると確信するが、それを忘れた上でのループとなる






彼の目的はなんなのか




宇宙船で見つけた謎のメッセージや、新型にもかかわらずところどころ古びているのは何故なのか…




それらがシナリオを引っ張るポイント



手塚治虫も描いていた、とてもポピュラーなSFだが、万人向けのSF作品といった内容だった




ネタバレ感想








まあ最初に言いたいことは…




タイトルやゲーム序盤から、結論を急ぎすぎぃぃいいいいいぃいいい!!
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こういうゲームは一応世界の謎がプレイヤーを引っ張るためのキーなので、1度選択肢を間違えただけでオチが読めてしまう構造は悪手だと思う



ループ演出を見せるのは、もう少し先にしとくとかね






ハルがクビワのメッセージを見つけた時に、ベタながらにプレイヤーが戦慄する…ってのが理想だった(ハルが自分の筆跡に気づかないのは変だというつっこみは、敢えてしません)








エンディングタイトルが、ABCそれぞれの頭文字から成るのは、少し上手いと感心してしまった


このゲームは全ての選択肢をBにするとエンディングに行けるのだが、ベストエンドに限って言えばCだろうな


でも私は最初迷いなくBを選んだ



どうしても地球に帰りたくなったんだよな


現代の地球がどうなっているかという、興味もあった



ハルを陥れた悪しき人間たちは滅亡し、ハル自身が地球の形見に…


そして地球に帰りたかった彼女もまた、滅亡…


結局宇宙には何が残ったんだろうか…


高卒、大学中退者の就職支援にも強い!学歴ではなく人物重視の企業と面接ができる!就職ならジェイック!






評価C
60点



ハッピーエンドがない、悲壮感溢れるSF…


設定、ストーリー、閉鎖的な空気感…


どれも堅調なクオリティで、優秀なゲームエンジンのお陰か、プレイも快適でしたね。



2019年04月26日

私の兄貴はワンと鳴く レビュー感想 誰が為に犬は鳴く

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底抜けにバカな兄を持つ妹の話





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タイトルからも分かるように、亡くなった兄が犬に憑依し、主人公との本当の別れまでの短い期間を過ごすストーリー



王道も王道で、最近のフリゲだと「写真部の幽霊部員」にもあった題材だが、小気味よいギャグやムービーになっているオープニング、エンディングなど、見るべきところは多かった


結末は勿論胸糞などではなく、兄妹愛が炸裂した優しい話





お約束でも「泣ける話」が好きなら、お勧めできるゲームでしたね




ネタバレ感想







タイトル画面の紙吹雪が、ただの演出ではなく、兄が降らせた紙吹雪だったとは…


主人公のヘアアクセもこれだよね。


エンディングをタイトル画面に持ってくる事も、「タイトル回収」というのかしらん…

大胆不敵な演出だ





自称神様は、この世界を作った神だとか、そんな大スケールではなく、写真にも写るような、動物霊の長か何かだったのかな


ラストなんて自称神様が本物の雪を降らせちゃって、兄の頑張りを全部食ってしまった(笑)





気になったのは、ポチの姿が1歳から変わってない事と、鎌倉幕府が1192年になってることだね。

もう10年以上も前に1185年で、教科書も改訂されてる筈。





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評価C
60点


登場キャラクターは主人公とミコがお気に入り。


元気くんは……ミコにも言われてるように、本当に脇役で、憑依のためだけに出した感じでしたね(笑)


でも仲がいいとまでいわれてるし、兄貴に託されたくらいなので、意外と脈はありそうな気がする。








【閑話】

最近ゲーマーを騒がせているPS5は、とんでもないモンスタースペックらしいですね。


恐らく、開発サイドには、PC、PCゲームに対する対抗意識があるのでしょう


ゲーミングPCに比べて低スペックとは言わせない、ということでしょうね



この理屈でいうなら「3DSやプレイステーションヴィータの後継機を作らないのは、作ったところで、どうせ2,3年でスマホの性能に追い抜かれるから」というのは筋が通らないので、携帯ゲームオタとしては、この2機種の後継機こそ、開発して欲しいものですよ





何ならゲームギアの後継機でもいいですよ、セガさん







【多忙な社会人の肌ケア】RUKENメンズケアコラーゲンパーフェクトセットを使ってみた感想

RUKENメンズケアコラーゲンパーフェクトセットを使ってみました





私は忙しい朝は福山雅治の影響もあって水洗顔派なんですが、その理由のひとつとして、洗顔、スキンケアには意外と時間がかかる、というものがあります


ところがこのメーカー、ブランドは…



×1日何回か顔を洗っている

1日3回以上の洗顔は肌にとっての刺激となり、
皮肉にも皮脂が余分に生産されてしまう





などの謳い文句のように、洗顔やスキンケアに対して過剰さを求めていない部分に好感が持てたので、試してみました


他所のブランドは、自社商品をゴリ押しするところが結構あるからね





それに加えこのブランドは20代以上の「社会人」に向けてリリースされているので、これぞ自分の求めている物だと




マニュアルにも「出社」なんて文字があったりね



しかもジェルはひげそり後にも使えるので、万能







さっそく開封



内容物は、シートマスクにジェル。そしてブランドコンセプトや使用方法が記載されたペーパー
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1日にやることは至極簡単で、たったの2ステップ



朝にジェルを塗り、夜はシートマスクをし、再度ジェルを塗るだけ


この程度なら忙しい社会人でも簡単です





実際に試してみた結果と、水洗顔+化粧水に比べるとどうかという感想については…





まず決定的に違うのが肌の水分量からくるのか、潤いがいいですね



化粧水は一応保湿として使ってますが、大部分の成分が水なので、実際のところそこまでの保湿力はないのですよ


でも、ジェルは少ない量で薄く伸ばしただけでもかなりの保湿力があり、顔がかなり明るく見えます



シートマスクに至っては使用が1〜3日に1度、それも10分だけでOKなので、社会人でも面倒臭さを感じないのもよかった



スキンケアって、結構面倒臭いですから(笑)







逆に欠点は、シートマスクの目、鼻周りが狭すぎる気がします


そのままだと使い辛いので、少し破って使用しています



25枚入りで300ml以上もあるので、水分がタプタプ(笑)


これも人を選ぶと思う。しっとり系ではなく、本当に水分を顔に当てる感じ。








まとめ




この価格帯の商品で2カ月くらい使え、コストパフォーマンスも高いので、かなり高く評価します







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