最初こそ罰ゲームかと疑っていたが…
よりにもよって逆ナンの場所が病院というのが余りにもアレで、その時点で普通の神経ならやべぇ女だと断りそうなものだが、まあそこはゲームなのでスルー
クリアまで10分程度の非常にシンプルなストーリーで、何か秘密がある、今は亡きヒロインとの、5年前の思い出を回想していく
類似する既存作品が多過ぎるほどあるあるなストーリー、設定なのだが、音楽のセレクトなども良く、手堅い一作だった
掌編ながらに伏線もちゃんと張られてる
そして最後に少しだけ、仕掛けならぬ問い掛けがあります
ベタでも、切ないゲームが好きなら楽しめるでしょうね
ネタバレ感想
同じ顔の姉妹と摩り替っていた…
というお話なんだが、普通気付くだろってツッコミはさておき、これをやるには陽介と彩佳の想い出の描写が少なすぎたかなあ…
主人公ではなく「プレイヤー」に選択を委ねるゲームだからこそ、少なすぎる…
この題材をやるなら、もう少しシナリオボリュームが必要だったかと
そもそも陽介が最初に好きになったのは彩佳だったはずだが、そこはどう消化したのだろう…
最後の選択肢は遥にしたのだが、解なき選択を迷うまでもなく、こちらを選ぶプレイヤーが多そうではある
違和感のある台詞は、遥が探りを入れてたんだろうね…
評価D
55点
主人公が双子を最初に予感してたり、遥が全く乗り気じゃなかったなどの死に設定は、もっと活かせた気がしますね。
姉妹も同じ男に対して恋人を演じる葛藤が余りなく、実にあっさりなのは、やはり短過ぎるからかな
…病院、顔がそっくりの双子、死…これらからは「メモリアルソング」の白石姉妹を想い出した
作中の一部台詞が邦楽の歌詞と同じらしいが、かりゆし58の「さよなら」かな
どっちかというとBUMP藤原のお前が「死にたい」と言って無駄に過ごした今日は昨日死んだ奴が一生懸命生きたかった明日なんだを想い出すのだが…
実はこれ、本人は言ってないんだよなあ…
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