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2017年06月23日

国立西洋美術館のアルチンボルド展へ

国立西洋美術館でやっているアルチンボルド展へと行ってきました。


入ってすぐにまずプロローグ映像、いつものより心なしか長い気がする11分。NHK教育風のやや緩めのノリでアルチンボルドの作風が紹介されています。ダリが注目した名も知らぬ画家と言う事でアルチンボルドが登場、彼はハプスブルク家の三代に仕え、宮廷画家として仕事をしていったようです。当時巨大な勢力を誇ったハプスブルク家の宮廷には世界中から物と言う物が集まり、それを見て集合絵に使える素材を探した模様。

記念撮影コーナーは自分の顔がアルチンボルド風になるシステムになってます。

アルチンボルドの作品は中世の画家なので現存数が少なく、その為影響を受けた画家や影響を与えた画家、アルチンボルドと同時期の画家の作品が多め、中世画家の展覧会は大体そんな感じですが。
その為、アルチンボルドの見た世界的な感じで、アルチンボルド以外の画家の動物や集合の絵が多いです、なかにはアレなナニの集合なんてものもあったりします。

アルチンボルドの作品ですが、比較的大型かつ色使いがはっきりした作品が多く、見やすい感じです。
代表作である四季と四大元素は拡大版があり、其々の絵に何が集合しているかがよく見えるようになっています。四季は主に植物、四大元素は大気は鳥、炎は火薬とかでメカメカしく、水は魚介類、大地は動物たち。
他逆さ絵にも手を出しており、静物画の走り的なポジションでも評価されてるとか。
自画像も紙をはっつけたような姿で描かれています。

混雑度は金曜日閉館まえになんとか入りましたが、そこそこ程度はいたでしょうか。閉館前タイミングとしては人は多い方って感じです。


その後アメ横のクラウンエースでカレーを食べます。夜なので酒飲める店は人でいっぱいで空いてるところがあんまりなかったです。
今度は国産牛の牛丼とか言ってる店があるので、そこで食べてみようか。

2017年06月22日

国立新美術館「ジャコメッティ展」とサントリー美術館「神の宝の玉手箱」へ行ってきました

ジャコメッティ展
乃木坂駅から直結の所にある国立新美術館。複数の部屋が有り多数の展覧会をやっている美術館、常設展やコレクションはない完全なハコです。

さて中へ、メッセージの後はひたすら作品たち。
感想を言うと中々見ごたえが有ります、キュビズムの影響を受けてるっぽいですがあそこまで崩さずに、原型がなんだったのかむしろわかりやすくするような独特の崩し方をしている印象。
作品は大体が彫刻、一部デッサン等、彫刻は小ぶりのものから大型のものまであり、最初は小ぶりのものも制作していたようですが、彫刻全体の小型化に反発して大型に行ったようです。
小型のものは小さいがゆえにシンプルな作りで、それはそれで中々独特な力強さが有ります。大型のものは結構ガタガタな表面のものが多く、細い体と単純ながら妙にはっきりした顔と言う独特なスタイル。
デッサンは中々不気味なモノが多い印象です。

混雑度は平日ということも有り落ち着いており、そこそこ人がいる程度。平日美術展としては人は多めですが、それでも草間彌生&ミュシャの時の連休ディズニーランド状態はなくなりました。
1室のみの展覧会なので、所要時間は1時間程度あればいいかなぁと、大型彫刻多めで見やすいですし。

6月26日くらいまではほかの公募展がいくつか行われており、無料ないし半券で割引などが有ります。

神の宝の玉手箱
国立新美術館からは徒歩五分の所にあるサントリー美術館へ。

と言う事で玉手箱展、古い玉手箱がズラッと並んでいます、とは言え玉手箱の点数は特別多くはなく、当時の文化と言う事でほかの文物の展示も多かったです、玉手箱自体は全体の2割位?なんじゃないでしょうか。
そのためか玉手箱に関する物語の絵巻や、玉手箱の中身、神像や葛等、いろいろと玉手箱以外の関連物も多い状態。

最大の目玉は復元が完了した浮線綾螺鈿蒔絵手箱の展示。期間限定で裏も見れます。その前に復元のやり方や副げんじてわかった玉手箱の構造等のパネル展示有り。
復元はしたもののやはり古い玉手箱、やはり時間の経過はなんとなく感じます。

混雑度はまあまあ、普通です。

その後
実はメトロのフリーパスを使用して乃木坂に行ったので、そのまま食べてみたかった北大塚ラーメンを食べに、40分以上かけて3回乗り換え新大塚駅へ(メトロなので大塚駅そのものに行けない)、それから大塚駅まで歩いたものの北大塚ラーメン、なんと臨時休業。
ほかになんの情報もないアウェーな土地、近くにホワイト餃子の店「ファイト餃子」があるそうなのでさらに歩いて到着。
新大塚駅からえらく離れてしまい今度は新大塚駅まで戻ろうとするも、迷って立ち往生。大変でした。

2017年06月19日

上野の森美術館 片岡鶴太郎展へ


月曜日なのでどこもしまっている状態のなか、上野の森美術館だけは期間中大体無休っぽく空いている状態。何か外国人観光客風の集団が歩いていましたが、月曜日の上の公園に来てしまったのはタイミングが悪かった系なのだろうか、心配。

とりあえず中へ、月曜日ということもあってか外の券売場はなく中のみです。

入るとすぐにメッセージと初期作品、これはどれも一緒ですね。絵柄ですが、初期の作品ほど前衛風、後期は日本画とイラストの中間くらいの雰囲気でしょうか、イラストっぽい前衛風日本画的な感じと言うか、うーん説明は口では難しいですね。
役者兼画家と言う事で、自分の撮影後の自画像とかも描いてます。他は有名人の似顔絵とか、焼き物に描かれた絵とか、時代劇系の仕事が多かったためか時代がかった絵、それから最後の部屋は金魚で、金魚が泳ぐ映像の演出がなされています。他も大体日本画的か前衛的か両方かと言う感じの絵でしょうか。
展示が緩めなのでわりかしゆっくり見れます。ベンチは数箇所有り。

上野の森美術館は上野のミュージアムの中では最小クラス、常設展示も無いので回るのにかかる時間は短め。割とあっさり回れてしまいます。作品点数は美術館規模もあり、催事場系よりちょっと多い程度といったところです、展示のやり方も別の展覧会と比べて緩めにスペース確保してる感じですし、巡回展のようで催事場系の場所でもやる模様。
平日月曜閉館寸前と言う美術館が最も混まない時期に行ったので、流石に人は少なかったですが、それでもそこそこいたので休日はそこそこ混みそうな感じ。

2017年06月02日

目黒雅叙園百段階段「土佐から来たぜよ!坂本龍馬展」へ

目黒雅叙園でやっている「土佐から来たぜよ!坂本龍馬展」へ行ってきました。

坂本龍馬展

現在龍馬の没後150年で、江戸東京博物館でもまだ坂本龍馬展がやってます。そしてどうも現在龍馬関連の史料を展示する博物館、高知県立坂本龍馬記念館が現在改装のために休館中だそうで、現在それらを展示する場所が無いので各地で展覧会をやってるみたいです。

一部除いて撮影可能な展覧会だそうです(本来百段階段そのものが不可)。
龍馬の生涯とその後がテーマであり、展示されている史料は大体が手紙関係。幕末展的な要素がある江戸東京博物館の龍馬展と違い完全に龍馬関係の史料がメイン。普段は高知県に保管されている龍馬関係の史料がほとんど。
その為物や絵はほとんどなく、ほぼ文字でかつ江戸時代の手紙なので読めず、キャプションで現代語訳が書かれてます。

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黒船ねぷた

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シェイクハンド龍馬像、握手可能な龍馬像です。

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龍馬の生家の模型。

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龍馬が使った拳銃の複製。

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龍馬のいつもの写真の拡大バージョン。

目黒にはほかにも庭園美術館が有りますが、休館中。

その後
何か食べたいと思っていろいろ探しましたが、チェーン店や居酒屋などが多く、意外と入れる店がありそうでありません。最終的に麺や百式と言うところに入ってみる、行列の出来ないラーメン屋と言う企画でテレビに紹介されたようですが、その麺ではなく普通のつけ麺を頼みました。甲殻類のスープは結構癖があるので。

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つけ麺

その後駅でやってた出店、浦島太郎本舗のプリンシューが半額だったので。

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一個買ってみました。

2017年05月22日

恵比寿 東京都写真美術館「ダヤニータ・シン展」「JPS展」「いまここにいる」と山種美術館「 花Flower華」に行ってきました

恵比寿にある2つの美術館の展覧会に行ってきました。

東京都写真美術館
東京都写真美術館は恵比寿駅から動く歩道を通り徒歩10分弱くらいの、恵比寿ガーデンプレイスに有り。

JPS展
公募展、テーマ別に大量の写真の展示が行われています。公募展なので入賞だけで465枚もあると言う状態で、作品数もめちゃくちゃ多い。撮影場所は応募者の多くが住む関東エリアの写真が殆ど、あーここ見たことあるって場所も多い。反面海外撮影なんかも結構あります。

ダヤニータ・シン展
これが目玉っぽいです、ただ比較的大規模な展覧会が行われる3Fと地下ではなく2Fと言うこともあり、規模は小さく、大きな部屋一室のみで行われているため、すぐに終わってしまう。
元々はこのダヤニータシンと言う人は、欧米の雑誌でジャーナリストとして活動していたそうですが、欧米で需要のあるインド人像に疑問を持ち、自分の意思で作品を撮るようになっていったとか。
作品は何か川沿いのテラスのような所で撮影している写真「私としての私」や、去勢された男性を撮影した、「第三の性」などが主な作品。
現在は「インドの大きな家の美術館」と言う企画をやっているようで、それ用に作られた後半の作品は、それに合わせて小ぶりな作品が目立ちます。


いまここにいる
コレクション展、平成の日常の日本をテーマにした展覧会。ホースやスーパー等の日常風景が多数。人や物、建物や日常風景などがメインです。複数の写真家の作品が並んでいるので、テーマは多岐に渡ります。
なんかラブホテルUFOと言う作品、内容はそのまんまなんですが、妙に印象に残っています。


休日に行った割に、あまり混雑はなかった印象です。元々そんなに混んでる展覧会はあまり無い場所ではあるのですが。

山種美術館「花Flower華」
こちらも恵比寿駅が最寄りの美術館、ただし写真美術館とは全く違う場所にあり、一度駅にモデってから今度は別の方向に移動、そこから10分強くらいの所にあります。

地下1階のみの美術館で、日本画メイン。
テーマは日本画の花、ただ一部の作品は西洋画、渡仏した画家の作品だそうです。春夏秋冬をテーマに、其々の季節の花を描いた作品を季節に合わせて展示していくもの。それからオールシーズンの花を描いた絵がテーマ。春は春らしく桜や梅から始まり、夏は花が多い季節なので種類は豊富、勝負、薔薇。向日葵等、秋は桔梗等、冬は水仙とか。
最後はひたすら牡丹、第二展示室は牡丹の絵のみで埋まっています。

画家は横山大観とか日本がではよく聞く人がメインですが、副題に琳派とあるように江戸時代の琳派から絵が始まっています、点数は少なく殆どが戦前〜戦後くらいの作品ですが。

2017年05月05日

文化村 ソール・ライター展へ行ってきました

なるべく混雑を避けたいので、金曜日の21時まで開館を狙って、閉館1時間半前に行きました。流石にGWといってもその時間ならまあ割と空いています。それでもGWなので人はまあまあいましたが。
文化村までの道はいつも以上の人なのはもうGWなので仕方ない状態。

さて文化村ザ・ミュージアムに到着。無料コイン不要ロッカーがあるので荷物はそこに預けます。いろいろ寄ったのでえらく重い荷物になっていたので助かりました。

さて会場へ。このソールライターと言う人は写真家で、画家を志して家を出たあといろいろあって写真家となったものの、仕事をする必要がなくなるとそそくさと自分のスタジオを畳んで表舞台から姿を消した人だそうです。ところが近年になって突然再評価される形となり、晩年に突然脚光を浴びることになったそうです。ただし彼は派手だったり目立つことをそんなに好まない性格で、そうなってもマイペースを貫いた生活だったそうです。
一応スタジオ閉鎖時期をチェックすると、57歳位になっており、還暦も近く(西洋人なので還暦と言う言葉が適当かは知らない)とりあえずまあ早めの引退と言うことを考えれば、決して早すぎる引退と言うことでもないといえばないっぽいですが。

活動時期は40年代〜80年代、カラーの黎明期に活動した人のようなのですが、彼は特にカラー写真が気に入っており、まだカラーが高かった頃に使用期限が切れたカラーフィルムを集めて写真を撮っていたとのことで、既に劣化した道具を使っていたが故の独特の雰囲気が生まれたそうです。
とは言え初期の作品はモノクロ、途中からカラー作品へ移行します。
カラー移行以降は、徐々に構図が抽象的と言うか、ひっそりと撮影したような写真が多くなっていきます。
また私的にヌード写真も撮っていたようで、ソールライター独特の撮影方法での撮影が行われています。

浮世絵の研究も行っていたようで、ナビ派的な方向性の作品が多かったことから、ニューヨークのナビ派とも呼ばれたそうです。一応多少絵画にも手を出しており、主に抽象画を描いています。一部の比較的形がはっきりしている作品は確かに少しナビ派的では有ります。
写真は赤い傘と雨や雪等を撮影したものが多く、浮世絵の美人画的な構図の写真が見受けられます。
また禅にも手を出していたそうです、多分キャプションにちょくちょく書かれている、彼の独特のやや浮世離れした考え方にも影響を与えているのかもしれません。

最後は映像なのはいつものことですが、かなり長い写真のスライドの後に少しだけコメントがあるくらい・最後の映像のソールライターの言葉に、「成功は犠牲の上に成り立つと言う人がいるが、私はそうは思わない」、「私を好きになってくれる人がどこかにいるかも」といった趣旨の言葉(うろ覚え)が語られていました、後者の部分はなんと言うか、ソールライターの考えを強く感じられる言葉かと。


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記念撮影用ソールライター。

2017年05月04日

京成下町日和切符で回る(谷中→堀切菖蒲園→柴又→江戸川→徒歩で千葉→押上)

谷中銀座
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GWだからめちゃくちゃ混んでいる上にただ人が多いだけでなく元々そんなに広い土地ではなく、また多少だが車が通っている上に、地方から出てきた人が多いのかキャリーバッグを引っ張っている人も多く狭さに拍車がかかる、その上に足の悪い地元民も多く歩くのに難儀している、その上に谷中にくる客は高齢者が多めなせいか、全体的に危なっかしい。また電車を見てる勢、買い物してる勢、写真撮ってる勢等でもう混沌としている。店も行列していて入れそうにないと言う。
しかも最悪な事に切符を落とし2時間探し回り見つからず新しく買うという悲惨さ。関東民であればGWの谷中は避けた方がいいでしょう、これは大変。

猫が多いと言う話ですが、1匹だけでした。


堀切菖蒲園
仕方なく切符2号を買って再行動。値段のやすい切符で助かりましたが、如何せん電子フリーパスとかできないのかなと思ってしまいます、フリーパスなくしたのは何度目か、寝不足なので出てくる私も悪いんですが。

堀切菖蒲園で下車し、さて菖蒲園へ、なんとなく読めてましたが…
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お休み。

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菖蒲園の近くにある七福神

柴又
次は柴又へ移動。駅前は寅さん像が有り。

そして寅さん記念館&山田洋次ミュージアムへ移動。
寅さん記念館はそのとおり寅さん博物館、私は寅さんを数作程度しか見てないのでそこまで縁はないのですが。

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映画で実際に使われたセットだそうです。

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かつて帝釈天に人を運ぶために使われていた人車軌道(セットか本物かは不明)。本来は中に入って記念撮影するところ。後ろには人車起動模型が有ります。

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寅さんに似てると言われる寅さんハニワ、かつて柴又にはトラと言う男がいたとか、渥美清の命日に発掘されたとかいろいろあるハニワ。

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近くにある矢切の渡し。

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博物館の裏にある山本亭より庭園。山本亭の規模は小さいです。

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帝釈天。某こち亀EDで名前は知ってましたが本物は始めて。

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柴又ハイカラ横丁の看板。

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柴又駅前三河屋の焼きそば。

江戸川
切符はここまで、東京エリアのみ。対岸は千葉エリアになっており、切符は使用できません。なので歩いてわたりましたはい。

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小岩菖蒲園、無料で入れます、小規模。

歩いて国府台へ渡る
フリーパスは国府台エリアまで使えないので仕方なく歩いていきます。
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わたってすぐの所にある市川関所跡。

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そのまま国府台合戦で里見軍が陣地をかませたという里見公園へ向かう為、川沿いの道を2kmほど。その途中で出会った黒猫。

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途中にあった桟橋、撤去するように看板が建ててありました。ボロボロです。

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羅漢の井、江戸時代からあったようです。

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猫です、ごろん。

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明戸古墳。里見軍が陣城を築く際に石棺が露出したようです。
近くには法皇塚古墳と言う古墳も有りますがどうも学校敷地内。
さらに国分寺とかも有りますが、遠いので行けそうになく、そのまま元きた道を戻り帰ります。

押上
そして最後に押上へ。
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スカイツリー、近くには水族館とかが有ります、何度か来たところですここは。
既に夜なので多くの施設が閉まってます、郵便博物館等は17時には閉まってしまいますし。

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亀戸近くにあるラーメン屋、ハッスルラーメンホンマ、春ウォーカーのクーポンで入りました。
押上からは2km位あります、わざわざ歩く必要があったかは不明。

これで終わり、やっと帰りました。いろいろ大変だった。沿線の駅の多くがあまりいいスーパーがない感じです。スーパーはあっても値段が高いタイプのスーパーだったり。

ポイント・注意点
・GWの谷中銀座はやめましょう、大変
・どこに行ったらいいのかわからないなら柴又へ、混雑は谷中よりはマシと言う感じ
・都内エリアないなら500円で買えます
・私みたいに歩いて千葉へ渡るのはやめましょう
・人が多すぎるところには猫は出てきません、谷中の猫は案外いません
・あんまり日用品購入に向いた駅はない感じ、押上は駅前にそこそこ大きいスーパーが有ります

目黒雅叙園百段階段「福ねこ展 at 百段階段」へ行ってきました

また百弾階段へ。

珍しく百段階段で撮影可能と言う展覧会。
複数の猫アーティスによる猫をテーマとした作品群。
複数作家による展示だが、多くが石渡いくよ、もりわじん作品で、他はそこまで多くない印象。

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もりわじんによる誕生日猫。

小澤康麿は浮世絵の立体化。石渡いくよは特定モチーフの猫化といった感じで、モデルの猫化が行われています。
川上けいすけは目つきの鋭い野良猫モデルの絵、松風直美は切り絵、アクセントは入口にて猫写真、石黒亜矢子は奥の普段は使われていない小部屋でパロディ系の猫絵、なかむらじんはいくつか種類有り、はしもとみおは木彫り。

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一番上は制作された作品の販売、値段は5万円とか10万円とか、個人で制作されているものなので高額なものがおいです。またいつも使われていない小さな部屋が使われていました。

全体的に通常の百段階段と比べて使われているスペースが広く、作品点数も多め。

2017年04月30日

三井記念美術館 奈良西大寺展へ行ってきました

おなじみ三井記念美術館へ。

入口映像資料曰く、西大寺は奈良に作られ繁栄した寺だったのですが、平安京遷都のために置いていかれる形となり衰退。建物の再建費用すら用意できずにすっかり寂れてしまったようです、が叡尊と言う人が復活させたそうです。
そして当時高価だった茶の回しのみなんかを行うなどいろいろとやったようです。

さて中へ入ります。入るとすぐに密教系の仏具が並んでいます、要は厨子とか法具とかメジャーなモノがメイン。これは寺がメインですからそれっぽいモノが基本。

その後は大茶盛式なるお茶を回しのみする西大寺の儀式が有り、それに使われていた巨大茶碗が展示されています、かなり大きい。他はいわば仏像やお経など寺らしいものがほぼ、仏像は種類も多く、形式も様々。また書もそこそこ展示されています。一部の仏像は中にいろいろと入っている事が現代のX線技術より判明しているそうです。多くが重文、国宝クラスも多数。鎌倉時代のものがメインなので、結構傷んでいるモノが多いです。

総合的には映像込みで一時間かからないと思います、休日なので割と混雑気味ですが、許容範囲。



その他おまけとして近くにある貨幣博物館にも立ち寄ってきました。日本の貨幣の歴史を見る事が出来、メジャーな和同開珎や輸入した宋銭、明治以降の紙幣を始めとするだいたいの貨紙幣が網羅されています。
江戸時代には商人発行の紙幣もあったようです、ある意味商品券みたいなものなのでしょうか。その他各国の変な貨幣、色々な国で普及していた変わり種の貨幣が展示されていて面白いです。
世界の貨幣はアナトリアからヨーロッパに広まった打刻したものと中国から広まった鋳造したものの2種類があるそうです。

江戸東京博物館 坂本龍馬没後150年展へ行ってきました


江戸東京博物館の龍馬展へ行ってきました、夜までやっている土曜日に行ったので空いていて回りやすかったです。

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入口の龍馬像、記念撮影用。

展覧会のテーマは、龍馬の手紙を中心としたモノになっています。
とは言えテーマとして龍馬だけでは分量が足りず、というのも多くの史料が手紙類なので。要は龍馬を中心とした幕末展といった趣の展覧会となっていました。

入るとまずは黒船の浮世絵等が展示されて、当時の日本の反応がわかるようになっています。そして爆風などが黒船の対応に追われ始め、また西洋から色々なものを取り入れることになっていく様子を展示物からわかるようになっています。そしてそれらが過ぎるとメインである龍馬の手紙に移ります、龍馬の手紙は多数置かれていますが、如何せん古いので読むことは難しいので、キャプションに活字に起こしたものが並べられています。
また龍馬の遺品なども展示されています。

その他当時の瓦版、つまり新聞や雑誌の情報から見る幕末、実際と違う形で伝わっていたり、視点も通常の歴史の上での視点とは違うものが散見され面白いです。
色々な事件が描かれており、長州戦争の経過や鳥羽伏見の戦い、京都で起こった事件の数々等重要な歴史事件が描かれていました。
またパークス襲撃事件の際に双方で使われた刀なんかも展示されていました。

映像資料は2つ、ひとつは奥の部屋の真面目な解説映像、しかし手紙が主体で龍馬のユーモアみたいなところに比重が置かれています。もう一つが龍馬の手紙の解説映像で、龍馬がかなりアバウトな手紙の書き方をしていたことを多分龍馬の研究者が解説しています。それによるとある手紙を書いた龍馬は、最初に一気に途中まで書いた後休憩を入れて今度は裏から別のテーマを書き始め、さらに表に戻って最初のテーマを書き上げた後、余ったところに適当な文章を入れてとりあえず手紙を1枚(1巻)完成させたと言う事。研究者曰く「こんな手紙の書き方をする人をほかに知りません」と龍馬の手紙の書き方が特徴的であることを強調していました。

会場内にはトイレがないため、途中でトイレに行きたくて辛い状態になりました。


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夕食は両国の2つとなりの秋葉原のそば屋、田毎の690円ステーキカレー、690円の日とそうでない日が有りますのでご注意。
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