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2017年07月17日

東京ステーションギャラリー「没後40年 幻の画家 不染鉄展」へ行ってきました

東京ステーションギャラリーでやっていた不染鉄展へ行ってきました。
ステーションギャラリーは東京駅の丸の内北口から徒歩0分のところにあります、駅構内の一区画を利用して作られたギャラリーです。

不染鉄という画家、聞いたことは多分あまりないと思います、私も全く聞いたことがありませんでした。
不染鉄という人はあまり目立った活動をせず、居を転々としながら絵を書き続けてきた画家だそうで、謎が多いため幻の画家的な扱いを受ける事が多かったようです。
戦前生まれで没後40年ということで、長生きな画家のため、謎の画家とは言え残ってる作品数は多く、また生前の写真等も残ってますし、関わりのあった人も結構いる模様。
寺の子供として生まれたあとに画家への道を歩んだ上にいくつかの賞も受賞した割に、中央から距離を置き伊豆大島等各地を転々として生活していたようで、戦後は奈良に住んで近くの画家を志す学生の相談役みたいなポジションになって晩年を過ごしたようです。

絵はほとんどが俯瞰した風景画、人物画等はほとんどなく、風景画も俯瞰のため人はミニサイズかいない感じ。ひなびた村や寺等の風景が多く、概ね風景は静寂に包まれており、時間が止まったような絵。
概ね縦長の屏風に描かれた日本画で、白黒のモノが多いです。
大島の岡田で3年間漁師として暮らしていた事があったようで、その頃の経験から伊豆諸島、特に岡田を描いた絵が有りますが、今と比べると非常に静かな感じです。
また寺の子と言う事で、性格的に非常に仏教的な思考があったようで、常に自分の内面に問いかけ、また絵もそれほど明確でないものの仏教的なモチーフも結構あります、が物語的なものよりも静寂に包まれた寺のような作品が多めです。

混雑度はそれなり、所要時間は1時間程度です。

食事は新橋のパンチョで取りました。

2017年07月16日

国立新美術館&森美術館「サンシャワー東南アジアの現代美術展 1980年代から現在まで」に行ってきました

2美術館共同開催の展覧会です。
東南アジア総合現代美術展で、東南アジアで活動している多数の現代アート芸術家たちの作品を一斉に展示する展覧会。テーマ別に別れ、それを二館でめぐる図式。基本的に順番は多分新→森の流れで。
2つの美術館の距離は10分程度でしょうか。六本木ヒルズは周囲にそこまで高いビルがないせいか割と目立ちますのでわかりやすい。
両方共無料音声ガイドが貸し出されるので是非とも。

国立新美術館の方は1室のみで、単独で見れば標準的な規模です。
近年開発が進む東南アジアだけに、開発をテーマにした作品は非常に多いです。また現代アートだけに映像作品率も高め。また紛争が絶えなかったりしたこともあってか死や抑圧がテーマな作品も多め、また環境系のものや、宗教的なテーマの作品も多め。
形式的にも様々で、絵画はほどほど、あとは映像系、彫刻、パネル、流れる字幕、何かよくわからない立体物、建物、モノの塊等色々とあります。

シンガポールが独立しなかったらと言うIFの歴史をテーマにした作品、何か多数の人が死んだ事件の悲しみを伝える映像作品、何やらレゴブロックみたいな男が描かれた何か、何やら妙な映像作品、虎と男がずーっと交互にしゃべり続ける、シンガポールの開発の中で起こった事件をベースに、いわば開発をテーマにした作品、建物をそのまま室内に建てた作品、欲望を表現するために大量の綿の中にネックレスを入れた宝探しをする作品、生物の言葉が電光掲示板に流れる作品(中国語なので読めない)、あれこれ色々あります。

混雑度はそこそこ、ただし金曜夜行ったので、昼の混雑度は不明です。現代アート系ですから混み混みってことはなさそうですが。

毎回毎回ですが、森美術館から出ると地下鉄の駅がわからず迷います、未だによく道が分かってません。妙に複雑なんですよね。入口と出口が違うので、入口は目立ってわかりやすいのですが。

ポイント・注意点

・単独料金、共通料金ともに有り
・美術館ごとの距離は徒歩10分程度
・無料音声ガイド有り

文化村ザミュージアム「ベルギー奇想の系譜」へ行ってきました

文化村ザミュージアムでやっているベルギー奇想の系譜へ行ってきました。
文化村ザミュージアムは完全無料のロッカー有り。財布に100円入ってないこと多いんですよね、なんで助かります。

テーマはそのまま、ベルギーの500年間の絵画の歴史を「奇想」と言うテーマで概観しよう的な感じの展覧会。

サブタイトルは「ボスからマグリット、ヤン・ファーブル」までだそうです。
ボスです、バベルの塔展でも見たボスです。しかしバベルの塔展で見たような絵がチラホラ、まあ別の絵なんでしょうが、要するに謎のボスによるモンスターたちの絵が並びます。
入ってすぐにボスの絵の動画化された七つの大罪の映像がプロローグ的に流れます、この手の動画化された映像は何箇所かに有ります。

ボスを導入に、その後の奇想の系譜と言う事で、ボスの影響を受けた画家の作品たちが、その奇想をいかに受け継いできたかを解説しつつ展示されていきます。
七つの大罪、頭の肥大化した男で現代の社会を風刺、ドクロで叩かれるドラム、全体的に罪や欲望っぽいモノがテーマの作品が多いです。あとヨーロッパなのでキリスト教的な主題の作品も多め。最後は猫との会話と言う芸術家が飼い猫と会話する音声が流れる作品で終了。猫はニャーしか言いません、これで共通の言語を通して行われるコミュニケーションの危うさを表現しているとか。

混雑は土曜よるに行ったのでしているはずもなく、概ね空いています、がそこそこ人はいます。宣伝量もそれなりにある感じですし。
音声ガイドが速水奨でした。



渋谷の丸亀製麺に寄りました。道玄坂下店は特盛あるんですね。

2017年07月13日

国立科学博物館「深海2017最深研究でせまる生命と地球」へ行ってきました

国立科学博物館の深海展へ行ってきました。

一応並ばずに入れたのですが、入ってすぐに結構な人、平日でありながらかなりの混雑、まだ夏休み期間には入っておらず、子供層は少なく多くが成人済みのカップルを中心としたグループなのに、それだけでも結構混んでます。これは夏休み期間になったら親子連れが加わるので、さらに混雑するでしょう。

入ってすぐにまず深海の発光生物、光る生き物の貴重映像たち。

DSC_0714.jpg
このカメラで撮影してるそうです(映像は当然撮影禁止)。

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深くなる事に種類が変わっていく生き物、この辺は深海とは言え200〜1000程度。

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6000mになると数は激減、調査も進んでおらず少ない標本があるのみ。

深海生物の捕食展示がづづきます。

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こっちも新解説物の標本たちです。

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深海魚ムラサキギンザメ。

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ダイオウイカ模型、でかいです。

そして深海4K映像、極寒の海で潜水艇を使って撮影した深海の映像たち、オキアミに囲まれたり巨大クラゲや巨大イカと遭遇したりすると言う流れ。

それ以降は深海探査の展示が続きます、深海探査の現状が色々な装置と共に展示されています。

DSC_0748.jpg
江戸っ子1号、町工場で開発された深海探査装置。

それ以降は日本周辺の新解説物たち、それから深海から見る巨大災害とテーマが続いていきます。

DSC_0758.jpg
しんかい6500の2分の1模型。

そして深海の資源や遺伝子操作で作られた光る花などが続いていきます。そして第二会場へ、第二会場はいつも以上にささやかなモノで、模型がいくつか置かれてるくらいでした。しんかい6500の内部の模型がメインという感じです。

ポイント・注意点
・混んでます、平日ですら混んでます、夏休みは多分相当ヤバイと思います
・規模の大きい展覧会なので1時間半は見ておいたほうがいいかと思います(常設展含めたら5時間くらいかな?)

江戸東京博物館「戦国!井伊直虎から直政へ」へ行ってきました

会期30日とか言われてる直虎展へ行ってきました。

入るとすぐにプロローグと井伊谷の写真が、いかにも山城のひとつでもありそうな丘陵が写っており(実際に井伊谷城有り)、まさに戦国といった感じの土地です。
そして時代背景として今川義元や雪斎等の今川家関連や、武田、織田等同時代に井伊家に関わった戦国大名たちの資料が(肖像画、木造、武具等)。肝心の井伊直虎に関する資料が非常に乏しい状態なので、時代背景解説の割合が高いです。

2章でやっと主役井伊家と井伊直虎の搭乗。井伊直虎と言う人物は完全に謎の人物であり、女城主とは言われても事実上性別不明に近く、実在していることがかろうじて把握できる状態。女城主直虎が確認できる手段が、井伊家伝記と言う後世にまとめられた書物があるだけという状態、その井伊家伝記は2章入口付近位有り。他直虎以前の井伊家の当主の木像などが並んでいます、そこだけ撮影可能。
唯一井伊直虎の花押が入った古文書が展示されており、一応それで直虎が実在したことは判明しているようで、それも2章入口付近に有ります。

その後、3章4章は直政と言うか、徳川四天王展という風の展開が続きます。四天王の武具、肖像画、その他木像や関連する書状など、戦国系の展覧会では基本と言えるラインナップ。
また井伊家が彦根藩となり彦根城を造る事になるため、彦根城を作る前の佐和山城(三成の城、滅亡後井伊家が入る)から彦根城への移動や、かつての彦根城の縄張り図などが置かれています。

最後に映像コーナーで、井伊家関連等の大まかな解説が流れてます。

混雑度平日ということもありはそれほどでもなく、いつもの江戸東京博物館の展覧会でした。所要時間もいつもと同じと言うか、1時間程度でしょうか。

ポイント・注意点
・混雑度は江戸東京博物館の標準といった所、上野系よりは空いてますがややマイナーな展覧会よりは混雑してます
・直虎はほぼ謎の人物状態なので、割合は低いです

2017年07月09日

上野の森美術館「書だ!石川九楊展」と東京国立博物館「タイ 仏国の輝き」へ行ってきました

書だ!石川九楊展

IMG_6674.JPG

上野の森美術館で行われています。

作品の傾向として書と言うかかなり芸術より、何か音符や古代文字っぽい感じで描かれる源氏物語の各章といった感じ。書の傾向は独特で、真っ黒で塗りつぶされたようなものや、文字は読めるが文章としては何が書かれているかわからないモノ等様々です。

混雑度はそこそこでしょうか。

タイ 仏国の輝き
東京国立博物館平成館で行われているタイ展へ行ってきました。
今年は日タイ修好130周年だそうです。タイの仏教美術を古代、タイ建国以前の同地域で栄えた仏教文化から現在までのタイの仏教美術達をズラッと揃えました。

タイ建国以前は、謎の多い国ドヴァーラヴァティー時代の法輪、かつて信仰されていた多くの神々(仏教以外にヒンズー教の影響もあった)の像等が多数置かれています、仏教系、つまり仏像以外にも色々な像が有り、仏像等は日本で見なれた様式とそんなに差はない感じですが、ほかの像は西方の雰囲気(インドとか中東)が有り面白いです。

その後はタイ族による最初の王朝スコータイ朝が開かれ、そこで多くの仏教文化が花開いたそうで、仏像だけでなく寺を寄進したことを記す石碑等ちょっと変わったモノも展示されています。
そしてアユタヤ朝、日本でも山田長政が活躍したこともあり名前は知られていると思います。どうもこの時期に日本から日本刀がタイに伝わり、日本等を模した刀が日本人街がなくなった後もタイでは作られ続けたそうです。
江戸時代でも一応タイはオランダと共に長崎に船を送れる国だったと言う記録があるそうです、ただし実際に送られてきたかは微妙、一応タイ語の通訳が長崎にいたりと最低限の受け入れ態勢があったとか。
そして現代タイ、ラタナコーシン朝。アユタヤーがビルマとの戦いで灰燼に帰した後、現在のバンコクに新たな都を建て、アユタヤーの復興を目指したそうです。

平成館で行われている特別展ということも有り、規模、作品点数共に多く、立派なもの。混雑度もそこそこ高めと言う感じです。


食事

食事も済ませてきました。アメ横は客引きが多く大変です。

焼肉大将ホルモン
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黒毛和牛カルビ弁当1200円。もっとライスが食べたい感じです。

山家
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ロースカツ750円、安いビッグなとんかつ屋、ボリューム有ります。

パナソニック汐留ルオーミュージアム「AMBIENT深澤直人がデザインする生活の周囲展」へ行ってきました

JR新橋駅、地下鉄汐留駅からほぼ地下オンリーで行ける場所に有ります。ぐるっとパス使用。
プロダクトデザイナー、深澤直人の個展だそうです。

入口には深澤直人のインタビュー動画、どうやってここまでのデザインにたどり着けたかを語っています。

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モディファイスフィアというもの、喫茶店にあるまるいランプは本来こういったことをしたかったんじゃないかってコンセプトっぽいです。

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無印良品のロングセラー商品、紐を引くと動くCDプレイヤー。

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万里の長城に近いアップダウンだからバンリと言うそうです。

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バスタブ、サビアと言う名前とか。

他にも様々な内装アイテムが、モデルルームっぽい雰囲気に演出されたミュージアム内に多数置かれています。
実際にこのインテリアを導入しても部屋が片付かず結局残念な事になるんでしょう私の場合。

混雑度はそうでもなく、土日でもそこそこです。

目黒雅叙園百段階段「和のあかり×百段階段2017」へ行ってきました

百段階段でやっている「和のあかり×百段階段2017」に行ってきました。
目黒駅から徒歩3分程度のところに有ります。

昭和の竜宮城と呼ばれた百段階段で、和風の明かりをベースにした作品群が雰囲気を盛り上げつつ並べられています。
展覧会というよりもっと建物の雰囲気を盛り上げるようなチョイスになっており、中々。

休日は開催時間が伸びて20時までやってます、その為閉館寸前に行けました。
混雑度は閉館寸前なので大したことはなかったですが、出てくる人数が多かったのでもう少し早く着いていたら混んでいた感じがします。

真夏なので常にクーラーが全力でしたが、それでもあまり涼しくない感じでした。

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入ってすぐの作品「無方の空に」。

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何か知りませんがすみだ水族館とコラボの水槽。

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柳井金魚のちょうちん祭り。

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多分看板のねぷた。和風の音楽とともに。

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切り絵とあかりの「清流の森」という作品。

他にも鬼瓦や銭湯絵師の描いた屏風、提灯、アクリル等色々な細工が有ります、中から明かりが出てくるタイプから、普通に明かりを灯しているだけのやつまで色々有ります。
細かい部分もいつもより凝っており、トイレにも作品があったり(通常は立ち入り禁止)、床に人工芝やタイルが貼ってある部屋があったりと色々凝ってます。

ポイント・注意点
・土日は20時まで、通常は18時まで(30分前最終)
・撮影可(フラッシュ禁止)
・和風の建築に和風の大規模な作品群と中々マッチしてます、細かい部分もいつもより凝ってます

2017年06月25日

ぐるっとパス2017使用記その1

私のぐるっとパス2017の使用記1回目になります。2日分の記録。

上野動物園
ぐるっとパスNo1常連の上の動物園へ。
この日はまだパンダの赤ちゃん誕生前に行ったので、特に何も変わったところはなかったです。

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ヘビクイワシ、こっちを向いていたので。

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フラミンゴ、騒がしかったです。

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猿の顔出し看板。
ここの猿は陸奥市の猿、つまり北限の猿のようです。

いい加減工事終わってください。弁天門から出られないので下町資料館まで行くのが面倒で、この日は閉館時間に街合わなかったです。

紙の博物館
珍しく4時前について、駅と公園をつなぐインクラインに乗ることができました。5回目位でやっと乗れたと言う。
目立った展示替えは特にありませんでしたが、企画展は折り紙の企画展が行われていました。展示替えはあんまなかったはずですが、細かい部分でこれ見たっけ?っていうのが有りました。

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北区飛鳥山博物館
北区の飛鳥山の歴史博物館的な施設、特に企画展もやってないので、目立った事はありませんでした。常設展は毎度同じものですし。

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おまけ・その他
途中立ち寄った店や立ち寄った場所。

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上野動物園の近くにある旧岩崎庭園。工事中でした。かなり立派な洋館と裏に和館が有りそれを見る事が出来ます。

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アメ横のかつ仙のロースカツ定食大盛りです。良くも悪くも大衆食堂風。

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赤羽の駅ナカにある豚丼の店浜とん。少し高めの値段と言う感じ。

三菱一号館美術館「レオナルド×ミケランジェロ展」へ行ってきました

東京駅からは地下道のみで地上に出ないで美術館へ行けます。

レオナルドダヴィンチとミケランジェロの素描を対比させて、二人の作風に踏み込んでいくと言うスタイル。作品数は当人の作品及び2名の作品の写し等も含めて70点ほど、その為結構壁のスペースは余っています。余ったスペースには両名の絵に対するコメントと言うか名言が書かれており、それでスペースを埋めてます。

素描がメインなので、あんまり色のついた絵はありません。
ダ・ヴィンチの絵の方が硬いと言うか、割と角張っていると言うか、何かダ・ヴィンチ風みたいな感じが有ります。ダ・ヴィンチは人間以外にもいろいろと描いている人なので、その辺の影響でしょうか。ミケランジェロはより中世の画家って感じの雰囲気でしょうか、ダ・ヴィンチと比べてふっくらした顔立ちの絵になっています。
基本習作の素描なので、モデルからいろいろと体の構造を学んでいる二人の姿が見えてきます。体のパーツ単位でいろいろと描いています。ダ・ヴィンチに関しては知ってのとおり発明家でもあった人なので、水車のスケッチみたいなものも展示されています、と言うかダ・ヴィンチは人間以外の割合が高めといった印象。
後当時は女性像を書きたい時に男性モデルを使うときがあったようで、何かいろいろと納得。
展示的に絵の裏側が見えるようになっているモノが一部有ります。

日曜日東京ということも有りかなり混んでおり、概ね大型展覧会としては標準的な混雑度、一枚の絵に5〜10人位集まってる感じです。
所要時間は1時間程度。

因みに彫刻は7月11日からの展示のため、彫刻だけ見れるチケットが出口で配られてます。
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