2005年頃までは、ランクルかハイラックスのどちらかと、プジョーかルノー、ユーノスロードスターのどれか、そして時々JB31Wジムニーシエラを加えて、最大3台の車の車検を取って、その日の気分で乗る車を決めていました。
そんなカーライフが中断したのが、10年ほど前でした。
転勤する事になって、転勤先に何台もの車を持ち込むなんて現実的じゃないので、仕方なくJB31Wジムニーシエラ1台の車検を継続して、他の車は一時抹消し放置する事にしたのです。
地方暮らしが終わってからも、しばらくJB31Wジムニーシエラ1台のままで何も不自由しなかったのですが、そろそろ10年が過ぎて、中断している自動車保険の等級継続が残り1年ほどでできなくなります。
このまま保険の等級を無効にするより、ガレージに鎮座したままのランクル70を整備して車検を取得し、再び以前のような車2台体制のカーライフを満喫しようと、15年以上ずっとエンジンすら回さなかったランクル70を復活させる作業を開始しました。
15年以上放置のランクル70
しばらく動かしていない車を動かす場合、トラブルさえなければオイル類の交換とバッテリー充電くらいでエンジンが始動します。
JB31Wジムニーシエラの場合、4年ほど車検切れで止めたままでしたが、プラグ穴からオイルを垂らしてバッテリー充電後エンジンを始動させて再び車検を取得しました。
4年ぶりに動かしたJB31Wジムニーシエラの場合、比較的スムーズに蘇りましたが、ランクル70は2005年の車検切れ以降、15年以上まったく動かしていないので、かなりの部品交換が必要になりそうです。
ランクル70のエンジンを始動させるために、15年以上放置したバッテリーをOMEGA PROでパルス充電しても回復しないでしょうし、とてもセルが回ってエンジンが始動するとは思えません。
バッテリー交換が必須ですが、ランクル70は24V仕様で75D31Rのバッテリーが2個必要です。このバッテリーがかなり高くて、2000年頃に交換した時、1個あたり25000円ほどだった記憶があります。
前回のバッテリー交換では、カーショップで購入しましたが、当時はバッテリーメーカー別ラインアップや価格の比較をするには、数軒のカーショップやホームセンターを回って調べ、その中で気に入ったメーカーや価格の品を選びました。
今回も近所のカーショップやホームセンターで探しましたが、75D31Rの代替品が2万円以上の価格でした。たぶんバッテリーがランクル70を蘇らせるための最も高額な部品になりそうです。
ランクル70のバッテリー選び
ランクル70を蘇らせるために、いきなり46000円ほどの出費は厳しいので、今回はネットショップを探しまくってみました。
2000年頃は、今ほどネットショップが普及していなかったのでカーショップの実店舗で購入しましたが、あれから20年ほどでネットショップ購入が当たり前になりました。
ネット購入は送料がかかるので、バッテリーなどの重い品は支払い総額が高くなりがちですが、ネットショップの多くは無店舗なので、その分割安ですし、メーカー直送の場合など送料無料で販売されています。
インターネットで探してみると、前回購入した日立のバッテリーやGSユアサ、ACデルコ バッテリー、などの価格を簡単に比較できますし、送料込みでも近所のショップより2割〜3割安く購入できそうです。
バッテリーをインターネットショップで安く購入できるといっても、前回購入した日立やJB31Wジムニーシエラに装着したACデルコ バッテリーなど、国産ブランドだと2個で3万円〜4万円します。そこで今回は海外ブランドの格安なバッテリーも品質と価格を調べてみる事にしました。
インターネットで75D31R バッテリーを探すと、格安な海外ブランドバッテリーを見つける事ができます。
中でも75D31R アトラス バッテリーに人気があるようで、国産ブランドバッテリーと大差ない性能や耐久性で、価格は半額程度です。これには少々驚きました。
さらに探してみると、75D31R アトラス バッテリーと性能や価格が同程度の105D31R ヒュンダイ バッテリーを見つけました。
ヒュンダイといえば韓国の現代自動車です。105D31R ヒュンダイ バッテリーは、たとえばトヨタ自動車でいえば純正品あるいはACデルコ バッテリーという事になります。
今回は海外ブランドのバッテリーをネットで調べまくり、一番人気の75D31R アトラス バッテリーと性能も価格も同程度な105D31R ヒュンダイ バッテリーに目が留まりました。先進国に輸出している韓国の自動車メーカーの純正バッテリーなので、その品質を信頼して、ランクル70用に購入する事にしました。
ランクル70から取外したバッテリー
ランクル70から取外したバッテリーは普通なら廃棄するので105D31R ヒュンダイ バッテリーを購入した時に引き取り返送する事もできましたが、どうせ捨てるならダメ元で充電してみる事にしました。
15年以上放置し完全放電したバッテリーの充電は、普通の充電器では反応すらしませんが、夏になるとJB31Wジムニーシエラの始動時、カチカチとセルが回らない事があって購入した、パルス式充電器OMEGA PROを使ってランクル70の75D31Rバッテリーに充電してみました。
もちろんOMEGA PROでも完全放電したバッテリーを普通に充電できません。まずはのメンテナンスモードで何とか充電が開始できたので、20時間ほど充電してからリフレッシュ充電を行いました。
15年以上放置し完全放電したバッテリーをリフレッシュ充電後LED電球を接続すると、結構明るく点灯するくらい回復しました。
その後もメンテナンスモードで充電を続けていますが、残念ながら普通の充電モードに切り替えると電圧不足でエラーが表示され、充電できません。
通常のパルス充電ができないので、しばらくOMEGA PROのメンテナンスモードで充電を続けたところ、何とか10.7Vまで回復しました。
今週末ランクル70のエンジンを始動させるので、木曜日に105D31R ヒュンダイ バッテリーを注文します。それまでランクル70から取外したバッテリーの充電も続けて、どのくらい回復するか、果たしてランクル70が始動できるか試してみます。
ランクル70から取外したバッテリーが多少でも使えるようになれば廃棄するのではなく、ブースターケーブルと一緒に車に積んでおけば、バッテリー上がり時の補助として使えますし、ガレージに置いておけば車の電装品などの作動確認用に再利用できます。
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