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2023年12月25日
ラジエータ修理か交換か?冷却水漏れのランクル70【PZJ70Vランドクルーザー】
昨年の今ごろ、PZJ70Vランドクルーザーの冷却水漏れに気づき、ラジエーターを交換しようと部品共販に問い合わせましたが、純正ラジエーターが製造を終了していて代替品の販売も無く、新品のラジエーターを入手できなくなりました。
仕方なく冷却水漏れのまま、LLCを補充しながら車検切れまで乗り続け、ラジエーター交換か修理後に車検を取得する事にしました。
現在PZJ70Vランドクルーザーのラジエーターを入手するならリビルト品ですが、これが結構高額です。純正価格程度で流用できる純正同等の高品質ラジエーターが手に入らないか?探していますが見つかりません。
車検取得までに納得できる価格と品質の品を探し続けますが、ラジエーターが損傷したまま放置し続けても仕方ないので、DIYで補修してみようと思い、まずはラジエーターの漏れ具合を確認しました。
先日、PZJ70Vランドクルーザーからラジエーターを取外して水に浸けてみると小さな亀裂があるのでしょう、目視で穴などは見えませんが微細な泡が出てきました。
泡の出る箇所を探すとラジエータコアの表あたりで、奥の方から泡は出ていないように見えます。手の届く部分の損傷なら補修が出来そうですし、現在の冷却水漏れは距離に関係なく走行後300cc〜500ccなので、微細な漏れ穴ならDIY修理で塞げるかもしれません。うまく補修出来ればラジエーターを交換せずに、しばらく走行できそうです。
気になるのが実際の走行時に、どんな感じで漏っているか?です。
冷却水漏れ点検
ラジエーターの損傷個所から、どの程度の冷却水漏れがあるのか?LLCを継ぎ足して走行していた時は、しっかり目視できませんでした。どのくらいのダメージなのか?水に浸けての漏れ確認だけでなく、少々面倒ですがPZJ70Vランドクルーザーにラジエーターを装着し、エンジンを始動させて目視点検する事にしました。
ファンシュラウドを外した状態で取付けて、エンジンを始動して15分ほどのアイドリングで、ジワジワ冷却水が漏れはじめました。
水温が上昇し圧がかかりはじめたあたりから、2秒〜3秒間隔で冷却水がポタリ、ポタリと漏れだします。
ラジエーターの損傷個所を目視すると、水に浸けて点検した時に泡が出ていた右端と左端の中央あたりの2か所から、ジワジワ冷却水が滲み出ています。
今まで冷却水がどんな感じで漏っているのか確認できませんでしたが、実際に漏れ具合を目視で確認するとDIY修理が出来そうなのか判断できます。
想定より多く漏れていますが、何とかDIYで補修できそうな気もします。この程度ならホルツ ラドウェルドで補修できそうですが、漏れに気づいた直後に2本投入して改善しなかったので、確実に漏れを止める簡単な方法は無いか?調べる事にしました。
ラジエーターのDIYで修理方法
ラジエーターの亀裂やピンホールをDIYで修理する方法を調べると、はんだ付けやロウ付けが良さそうですが、はんだ付けは配線くらいしか経験なく、金属同士を接続させるロウ付けなど未経験です。
DIY修理の延長で、はんだやロウ付け未経験者がラジエーターを補修できるかどうか?さらに調べたところ、冷却装置の修理は設備が整ったプロの領域らしく、アマチュアレベルでは慣れた方でも失敗する事が多いようです。
下手に手を出して、損傷個所にダメージを与えかねない未経験なチャレンジは止めて、他の方法を調べますが、なかなか補修方法を決められません。そこで同じようにクルマをDIYで整備している知り合いの方に相談しました。
知り合いの方は、過去にロウ付けの経験があるようでしたが、ラジエーターのロウ付けは難しいので金属用パテ補修で冷却水漏れを止めたそうで、すでに5年ほど普通に走行出来ているようでした。
金属用パテは便利で、ラジエーター以外にもマフラー補修でも使用するそうで、少し前に使ったパテが残っているから修理を兼ねて遊びにおいでと誘ってくれました。
修理の誘いとアドバイスをいただいた後、補修箇所の下処理を行いました。先日の漏れ点検で亀裂の箇所にマークを付けておいたので、その部分を中心にパテを盛る部分の塗装を剥がしてキレイにしておきます。
水に浸けて泡が出ていたのは2か所〜4か所で、2cm〜4cmの範囲にあったので、この部分を下処理後パテ埋めすれば漏れが止まるはずです。
ラジエーターコアのフィン状の薄い板を少しカットします。
細かい部分の塗装を剥がしてキレイにするのにワイヤーブラシを使いました。
ワイヤーブラシで錆や汚れも落として、パテが乗りやすくなるよう足付けします。
ラジエーターのピンホールをパテで補修
冷却水漏れラジエーターの下処理を済ませ、知り合い宅で後日パテ補修をしました。
パテは硬化剤と共に指で練ってから補修箇所に貼り付けるタイプでした。
パテを硬化剤と混ぜると、数分で硬化がはじまるようです。
パテが柔らかいうちにラジエーターフィンの損傷個所に押し付けるように、しっかり密着させます。
24時間放置して完全に硬化すれば補修が完了します。少々雑にパテを盛りましたが硬化後は削る事もできるようです。
武蔵ホルトのメタルパテなら、金属部分のピンホールやヒビなどを補修できます。
ラジエーター冷却水漏れをパテ補修で完治
知り合い宅でパテ補修したラジエーターは、翌日PZJ70Vランドクルーザーに装着し数日放置してパテを硬化させました。
ラジエーター補修から3日ほど経過後、パテが完全に硬化したのを確認してエンジン始動です。15分ほどアイドリングで水温計が上がりラジエーターホースにも圧がかかりはじめますが、冷却水の漏れはありません。
念のため週末にかけて数回15分〜30分暖気しましたが冷却水が漏れる事なく、エンジンが冷えた後もリザーバータンクの冷却水が減らなくなりました。これでラジエーター補修が完了です。
PZJ70Vランドクルーザーの冷却水漏れは、完璧な修理ではありませんがパテ補修で完治しました。うまくいけば次のLLC交換頃まで延命できそうなので、HZJ70ラジエーターを流用できないか?適合を調べ続け、次のLLC交換時期にラジエーターも純正新品を流用して交換するつもりです。
車検の依頼なら、楽天Car車検!
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仕方なく冷却水漏れのまま、LLCを補充しながら車検切れまで乗り続け、ラジエーター交換か修理後に車検を取得する事にしました。
現在PZJ70Vランドクルーザーのラジエーターを入手するならリビルト品ですが、これが結構高額です。純正価格程度で流用できる純正同等の高品質ラジエーターが手に入らないか?探していますが見つかりません。
車検取得までに納得できる価格と品質の品を探し続けますが、ラジエーターが損傷したまま放置し続けても仕方ないので、DIYで補修してみようと思い、まずはラジエーターの漏れ具合を確認しました。
先日、PZJ70Vランドクルーザーからラジエーターを取外して水に浸けてみると小さな亀裂があるのでしょう、目視で穴などは見えませんが微細な泡が出てきました。
泡の出る箇所を探すとラジエータコアの表あたりで、奥の方から泡は出ていないように見えます。手の届く部分の損傷なら補修が出来そうですし、現在の冷却水漏れは距離に関係なく走行後300cc〜500ccなので、微細な漏れ穴ならDIY修理で塞げるかもしれません。うまく補修出来ればラジエーターを交換せずに、しばらく走行できそうです。
気になるのが実際の走行時に、どんな感じで漏っているか?です。
冷却水漏れ点検
ラジエーターの損傷個所から、どの程度の冷却水漏れがあるのか?LLCを継ぎ足して走行していた時は、しっかり目視できませんでした。どのくらいのダメージなのか?水に浸けての漏れ確認だけでなく、少々面倒ですがPZJ70Vランドクルーザーにラジエーターを装着し、エンジンを始動させて目視点検する事にしました。
ファンシュラウドを外した状態で取付けて、エンジンを始動して15分ほどのアイドリングで、ジワジワ冷却水が漏れはじめました。
水温が上昇し圧がかかりはじめたあたりから、2秒〜3秒間隔で冷却水がポタリ、ポタリと漏れだします。
ラジエーターの損傷個所を目視すると、水に浸けて点検した時に泡が出ていた右端と左端の中央あたりの2か所から、ジワジワ冷却水が滲み出ています。
今まで冷却水がどんな感じで漏っているのか確認できませんでしたが、実際に漏れ具合を目視で確認するとDIY修理が出来そうなのか判断できます。
想定より多く漏れていますが、何とかDIYで補修できそうな気もします。この程度ならホルツ ラドウェルドで補修できそうですが、漏れに気づいた直後に2本投入して改善しなかったので、確実に漏れを止める簡単な方法は無いか?調べる事にしました。
ラジエーターのDIYで修理方法
ラジエーターの亀裂やピンホールをDIYで修理する方法を調べると、はんだ付けやロウ付けが良さそうですが、はんだ付けは配線くらいしか経験なく、金属同士を接続させるロウ付けなど未経験です。
DIY修理の延長で、はんだやロウ付け未経験者がラジエーターを補修できるかどうか?さらに調べたところ、冷却装置の修理は設備が整ったプロの領域らしく、アマチュアレベルでは慣れた方でも失敗する事が多いようです。
下手に手を出して、損傷個所にダメージを与えかねない未経験なチャレンジは止めて、他の方法を調べますが、なかなか補修方法を決められません。そこで同じようにクルマをDIYで整備している知り合いの方に相談しました。
知り合いの方は、過去にロウ付けの経験があるようでしたが、ラジエーターのロウ付けは難しいので金属用パテ補修で冷却水漏れを止めたそうで、すでに5年ほど普通に走行出来ているようでした。
金属用パテは便利で、ラジエーター以外にもマフラー補修でも使用するそうで、少し前に使ったパテが残っているから修理を兼ねて遊びにおいでと誘ってくれました。
修理の誘いとアドバイスをいただいた後、補修箇所の下処理を行いました。先日の漏れ点検で亀裂の箇所にマークを付けておいたので、その部分を中心にパテを盛る部分の塗装を剥がしてキレイにしておきます。
水に浸けて泡が出ていたのは2か所〜4か所で、2cm〜4cmの範囲にあったので、この部分を下処理後パテ埋めすれば漏れが止まるはずです。
ラジエーターコアのフィン状の薄い板を少しカットします。
細かい部分の塗装を剥がしてキレイにするのにワイヤーブラシを使いました。
ワイヤーブラシで錆や汚れも落として、パテが乗りやすくなるよう足付けします。
ラジエーターのピンホールをパテで補修
冷却水漏れラジエーターの下処理を済ませ、知り合い宅で後日パテ補修をしました。
パテは硬化剤と共に指で練ってから補修箇所に貼り付けるタイプでした。
パテを硬化剤と混ぜると、数分で硬化がはじまるようです。
パテが柔らかいうちにラジエーターフィンの損傷個所に押し付けるように、しっかり密着させます。
24時間放置して完全に硬化すれば補修が完了します。少々雑にパテを盛りましたが硬化後は削る事もできるようです。
武蔵ホルトのメタルパテなら、金属部分のピンホールやヒビなどを補修できます。
ラジエーター冷却水漏れをパテ補修で完治
知り合い宅でパテ補修したラジエーターは、翌日PZJ70Vランドクルーザーに装着し数日放置してパテを硬化させました。
ラジエーター補修から3日ほど経過後、パテが完全に硬化したのを確認してエンジン始動です。15分ほどアイドリングで水温計が上がりラジエーターホースにも圧がかかりはじめますが、冷却水の漏れはありません。
念のため週末にかけて数回15分〜30分暖気しましたが冷却水が漏れる事なく、エンジンが冷えた後もリザーバータンクの冷却水が減らなくなりました。これでラジエーター補修が完了です。
PZJ70Vランドクルーザーの冷却水漏れは、完璧な修理ではありませんがパテ補修で完治しました。うまくいけば次のLLC交換頃まで延命できそうなので、HZJ70ラジエーターを流用できないか?適合を調べ続け、次のLLC交換時期にラジエーターも純正新品を流用して交換するつもりです。
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2023年12月11日
ランクル70Vベルト交換【PZJ70Vランドクルーザー】
LLCが漏れているPZJ70Vランドクルーザーから、ラジエーターを取外して、漏れ具合を確認しました。ラジエーターを修理するか?DIYで漏れを止められないか?アッシー交換するか?現在検討中で、ラジエーターを装着するまでエンジンルームがスカスカです。
この状態ならDIY整備がやりやすいので、そろそろ交換時期を迎えるベルト類の交換パーツ一式を注文。まずはタイミングベルトを交換しました。
PZJ70Vランドクルーザーのタイミングベルト交換は比較的カンタンですが、落とし穴もあって、テンションスプリングの脱着に悪戦苦闘。2時間ほどで交換できると思っていましたが、倍以上の時間がかかりました。
タイミングベルトとVベルトの交換を、1日で完了させる予定でしたが、タイミングベルト交換中のスプリング交換に時間がかかり過ぎ、Vベルト交換は翌日のDIY整備になりました。
PZJ70VランドクルーザーのVベルト
昨年、PZJ70Vランドクルーザーの継続車検前にVベルトも点検し、張りが少し甘い気がしましたが、まぁまぁ許容範囲だったので、そのまま車検を通しました。
その後スキー場に出かけた時、微妙なVベルトのキュルキュル音が気になり確認すると、点検した時に比べて、かなり緩んでいました。そのままでも切れる事は無さそうですが、古いベルトなので、もしベルトが空回りしはじめるとバッテリー充電不足になったり、ベルトが一気に劣化しそうです。
DIY整備は帰ってからにするか?迷いましたがベルトのキュルキュル音がドンドン酷くなるような気がして、トラブルを起こす前に道中の路肩でベルト調整する事にしました。
雪が積もった路肩でアンダーカバーを外し、オルタネータのボルトを緩めましたが、どうしても緩まない固着気味のボルトが1個あって調整を断念。仕方なくスキー場近くの整備工場で調整してもらいました。
16年ほどガレージにずっと停めたままのPZJ70Vランドクルーザーを2年前に始動させてから、はじめて整備工場に依頼したのが、この時のVベルト調整で費用は税別5000円でした。継続車検前の点検で調整しなかったのが悔やまれます。
PZJ70VランドクルーザーのVベルト交換手順
PZJ70VランドクルーザーのVベルトは、いわゆるファンベルトとオルタネーターベルトの2種類あって、ファンベルトはエアコンコンプレッサーだけを、オルタネーターベルトはオルタネーターとウォーターポンプを駆動しています。
万一Vベルトが切れた時、ファンベルトなら走行を続けられますが、オルタネーターとウォーターポンプを駆動しているベルトだと走行不能になります。「どこへでも行き、生きて帰ってこられるクルマ」だから?オルタネーターベルトが2本掛けなのでしょう。
まずはファンベルトを取外しますが、Vベルトを一式交換するので、アンダーカバーを外します。
ファンベルトだけならエンジンルームの上から作業が出来ますが、オルタネーターベルトの調整や交換時は、アンダーカバーを外さないと作業が出来ません。
ファンベルトのアイドルプーリー固定ボルトを緩め、その上の調整ボルトを緩めるとベルトを外せます。
ファンベルトの調整や交換は、この2個のボルトだけで作業できます。
外したベルトの状態は、多少テカリがありますが劣化や損傷は無さそうに見えます。
ファンベルトが外れた状態でオルタネーターベルトを交換します。
エンジンルームの下から、オルタネーター下の固定ボルトを緩めます。
エンジンルームの上から、オルタネーターベルトの調整ボルトを緩めます。
調整ボルト横の固定ボルトを緩めます。
昨年スキー場近くでベルト調整した時、このボルトが固着していてナメてしまいそうだったので、整備工場にベルト調整依頼しました。ボルトの頭が少し削れているので、ボルト交換した方が良いかもしれません。
上下の固定ボルトとテンションを調整するボルトを緩めるとオルタネーターが動くので、エンジン側に移動させてベルトを外します。
外したベルトはファンベルト同様、テカリがありますが劣化や損傷は無さそうです。
新品のオルタネータベルトを奥から装着します。
オルタネーターベルトは回転方向が決まっていないので、回転する向きを変えて装着しました。
新品のファンベルトを装着します。
3本のベルトの張りを調整します。
ベルト調整は10kgで押して1cmたわむ程度です。日ごろ10kgの米を購入するので、その重さが参考になりました。
張り調整が完了したら固定ボルトを締めます。アンダーカバーを装着してVベルト交換が完了です。
整備工場では新品ベルトの伸びを想定して、張りを調整する場合もあるようですが、DIY整備では慣らし走行後に再調整した方が安心です。
タイミングベルト交換後のエンジン始動
ベルトの交換が終わったので、ラジエーターを装着してLLC漏れの場所の確認を兼ねてエンジンを始動させ、ベルトの状態を確認します。
タイミングベルトを交換したので、エンジンを始動する時は緊張しました。タイミングベルトの交換時には、タイミングプーリとベルトの位置関係を何度も確認しました。しつこく確認しているので絶対間違いはありませんが、無事にエンジンがかかるかどうか不安でした。
意を決してセルを回し、普段通りエンジンがかかった時は、少しうれしかったし、ほっとしました。
エンジン始動後、ラジエーターの漏れ具合を確認するため、水温が上がるまで回し続けましたが、エアが抜けきっていないのでしょう。この日は漏れを確認できませんでした。
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この状態ならDIY整備がやりやすいので、そろそろ交換時期を迎えるベルト類の交換パーツ一式を注文。まずはタイミングベルトを交換しました。
PZJ70Vランドクルーザーのタイミングベルト交換は比較的カンタンですが、落とし穴もあって、テンションスプリングの脱着に悪戦苦闘。2時間ほどで交換できると思っていましたが、倍以上の時間がかかりました。
タイミングベルトとVベルトの交換を、1日で完了させる予定でしたが、タイミングベルト交換中のスプリング交換に時間がかかり過ぎ、Vベルト交換は翌日のDIY整備になりました。
PZJ70VランドクルーザーのVベルト
昨年、PZJ70Vランドクルーザーの継続車検前にVベルトも点検し、張りが少し甘い気がしましたが、まぁまぁ許容範囲だったので、そのまま車検を通しました。
その後スキー場に出かけた時、微妙なVベルトのキュルキュル音が気になり確認すると、点検した時に比べて、かなり緩んでいました。そのままでも切れる事は無さそうですが、古いベルトなので、もしベルトが空回りしはじめるとバッテリー充電不足になったり、ベルトが一気に劣化しそうです。
DIY整備は帰ってからにするか?迷いましたがベルトのキュルキュル音がドンドン酷くなるような気がして、トラブルを起こす前に道中の路肩でベルト調整する事にしました。
雪が積もった路肩でアンダーカバーを外し、オルタネータのボルトを緩めましたが、どうしても緩まない固着気味のボルトが1個あって調整を断念。仕方なくスキー場近くの整備工場で調整してもらいました。
16年ほどガレージにずっと停めたままのPZJ70Vランドクルーザーを2年前に始動させてから、はじめて整備工場に依頼したのが、この時のVベルト調整で費用は税別5000円でした。継続車検前の点検で調整しなかったのが悔やまれます。
PZJ70VランドクルーザーのVベルト交換手順
PZJ70VランドクルーザーのVベルトは、いわゆるファンベルトとオルタネーターベルトの2種類あって、ファンベルトはエアコンコンプレッサーだけを、オルタネーターベルトはオルタネーターとウォーターポンプを駆動しています。
万一Vベルトが切れた時、ファンベルトなら走行を続けられますが、オルタネーターとウォーターポンプを駆動しているベルトだと走行不能になります。「どこへでも行き、生きて帰ってこられるクルマ」だから?オルタネーターベルトが2本掛けなのでしょう。
まずはファンベルトを取外しますが、Vベルトを一式交換するので、アンダーカバーを外します。
ファンベルトだけならエンジンルームの上から作業が出来ますが、オルタネーターベルトの調整や交換時は、アンダーカバーを外さないと作業が出来ません。
ファンベルトのアイドルプーリー固定ボルトを緩め、その上の調整ボルトを緩めるとベルトを外せます。
ファンベルトの調整や交換は、この2個のボルトだけで作業できます。
外したベルトの状態は、多少テカリがありますが劣化や損傷は無さそうに見えます。
ファンベルトが外れた状態でオルタネーターベルトを交換します。
エンジンルームの下から、オルタネーター下の固定ボルトを緩めます。
エンジンルームの上から、オルタネーターベルトの調整ボルトを緩めます。
調整ボルト横の固定ボルトを緩めます。
昨年スキー場近くでベルト調整した時、このボルトが固着していてナメてしまいそうだったので、整備工場にベルト調整依頼しました。ボルトの頭が少し削れているので、ボルト交換した方が良いかもしれません。
上下の固定ボルトとテンションを調整するボルトを緩めるとオルタネーターが動くので、エンジン側に移動させてベルトを外します。
外したベルトはファンベルト同様、テカリがありますが劣化や損傷は無さそうです。
新品のオルタネータベルトを奥から装着します。
オルタネーターベルトは回転方向が決まっていないので、回転する向きを変えて装着しました。
新品のファンベルトを装着します。
3本のベルトの張りを調整します。
ベルト調整は10kgで押して1cmたわむ程度です。日ごろ10kgの米を購入するので、その重さが参考になりました。
張り調整が完了したら固定ボルトを締めます。アンダーカバーを装着してVベルト交換が完了です。
整備工場では新品ベルトの伸びを想定して、張りを調整する場合もあるようですが、DIY整備では慣らし走行後に再調整した方が安心です。
タイミングベルト交換後のエンジン始動
ベルトの交換が終わったので、ラジエーターを装着してLLC漏れの場所の確認を兼ねてエンジンを始動させ、ベルトの状態を確認します。
タイミングベルトを交換したので、エンジンを始動する時は緊張しました。タイミングベルトの交換時には、タイミングプーリとベルトの位置関係を何度も確認しました。しつこく確認しているので絶対間違いはありませんが、無事にエンジンがかかるかどうか不安でした。
意を決してセルを回し、普段通りエンジンがかかった時は、少しうれしかったし、ほっとしました。
エンジン始動後、ラジエーターの漏れ具合を確認するため、水温が上がるまで回し続けましたが、エアが抜けきっていないのでしょう。この日は漏れを確認できませんでした。
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2023年12月10日
ランクル70タイミングベルト交換【PZJ70Vランドクルーザー】
昨年末ラジエーターからLLCが漏れはじめ、今年10月の車検切れまでリザーバータンクに水を注ぎ足しながらの応急処置で乗り続けたランクル70・PZJ70Vランドクルーザー。先日漏れている箇所を確認するためにラジエーターを取外しました。
来年の車検取得までに、ラジエーターの漏れている箇所をしっかり確認して、コアのひび割れを修理するか?アッシー交換か?HZJ70純正ラジエーターが流用できるのか?見極めて整備を完了させますが、ラジエーターを外したPZJ70ランドクルーザーのエンジンルームはスカスカでDIY整備に最適です。
こんな状態のエンジンルームを目にしたら、この機会に古くなったベルト類を交換したくなります。
PZJ70ランドクルーザーのベルト類
2年前に予備車検を通したPZJ70ランドクルーザーは、走行距離が88000キロほどで、タイミングベルトは新車時のまま。1990年の初度登録から30年以上経過しているので、予備車検直後からずっと交換しようと思ってました。
先日ラジエーターを外した時、今が交換するチャンスだと思い、タイミングベルトやテンションベアリングなどを注文しました。
Vベルトは1999年にPZJ70Vランドクルーザーを入手してから、2005年に抹消するまで毎回トヨタディーラーに車検を依頼していたので、1回くらい交換されていると思います。それでも最後の交換から20年以上経過していますし、昨年スキー場に向かう道中でVベルトの緩みに気づき、道中の雪原で調整しましたがボルトが緩まず断念。そんな経緯もあって交換用のVベルト一式を購入してあります。
ベルト類に限らず、自動車部品は純正品にこだわりません。純正品製造メーカーでもある、三ツ星やバンドーのベルト、Koyoジェイテクトのベアリングなどは、純正品と同等品質なのに割安なので、DIY整備で使っています。
タイミングベルトを注文する時ウオーターポンプも用意しましたが、走行距離が9万キロに満たないので、15万キロを超えたあたりで交換する事にしました。
PZJ70ランドクルーザーのタイミングベルト交換
ランクル70のタイミングベルト交換は比較的カンタンです。慣れた方なら2時間かからずに交換できるでしょう。
気を付ける点は、タイミングプーリーをズラさない事です。ズレてしまうとエンジン不調や損傷の原因になるので、確認を徹底してタイミングベルトを交換します。
タイミングベルトカバーを外すために、マイナスドライバーでクリップを外します。
PZJ70ランドクルーザーの1PZエンジンのタイミングベルトカバーは、クリップとボルトで固定されています。
カバーはクリップ4個とボルト3本で固定されていました。
カバーの内側は非常にキレイです。
クランクプーリーを回してタイミングプーリーの位置を合わせようと思いましたが、ボルトが大きすぎて手持ちの一番デカいレンチでも回せません。DIY整備でランクル70に乗り続けている方は、このサイズのレンチを持ってた方が良いかもしれません。
正攻法ではありませんが、タイミングプーリーを回してマークを合わせます。高圧縮なディーゼルエンジンだからでしょうか?レンチで回すのが大変でした。
見落としそうなプーリーのマークをエンジン側と合わせます。
プーリーとベルトとエンジン側のマークに赤ペンキで印を付けました。
見落としそうなマークにも赤ペンキを入れます。
ベルトのコマ数を確認するための印も付けます。
テンションスプリングを外します。
タイミングベルト交換で一番時間がかかったのが、このスプリングの脱着でした。外すのも大変でしたが、取付に1時間ほどかけても無理だったので、適当な取付ツール探しなどを含め、取付完了まで2時間近くかかりました。
整備工場なら適切なツールがあって簡単に脱着できるでしょうが、DIY整備では限られたツールで作業するので、無駄な労力と時間がかかります。
テンションベアリングの脱着は六角レンチが必要でした。取外して新品と比較すると、劣化を感じずスムーズに回ります。再利用可能にも思えますが交換です。
テンションベアリングのベースプレート形状が異なっていました。取付に問題はありません。
単なるプレートなので形状が異なるより、再利用しようかとも思いましたが交換しました。
取外したタイミングベルトも再利用できそうなほどキレイでした。
タイミングベルト交換が完了しました。
テンションスプリングの脱着で、適当なツールが見つからず、取外し時に針金を使いました。取付時かなり時間がかかりましたが、デカいプラスドライバーと針金を使って何とか取り付ける事が出来ました。
9万キロに満たないからでしょうか?まだ使えそうなタイミングベルトでした。
目視で亀裂は無く、劣化も感じませんが、もし亀裂や劣化があったら使用限界を超えている状態です。
最近のクルマは、10万キロ定期交換のタイミングベルトではなく、昔のようなタイミングチェーンが増えてきているようです。
PZJ70ランドクルーザーのVベルト交換
タイミングベルト交換が終わったらVベルトを交換するつもりでしたが、テンションスプリングの脱着に時間がかかり過ぎました。
整備工場ならタイミングベルト交換は1時間くらいか?2時間はかからないでしょうし、DIY整備でもパーツとツールが揃っていたら、せいぜい2時間で完了しそうです。
PZJ70のタイミングベルト交換は、写真を撮りながら、コーヒータイムを何度も入れて、4時間半ほどかかっています。
はじめてのタイミングベルト交換だったので、プーリー位置やベルトのコマ数など、かなり慎重に作業しましたが、最も時間がかかったのがテンションスプリング交換で、軽く2時間を費やしています。
調べてみるとランクル70のテンションスプリングは、マイナーチェンジのタイミングだと思いますが、力業で脱着するスプリングではなく、装着してピンを抜けばテンションがかかるタイプに変わっています。整備工場でもスプリング交換に手こずって、相当なクレームが入り改善したのかもしれません。
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来年の車検取得までに、ラジエーターの漏れている箇所をしっかり確認して、コアのひび割れを修理するか?アッシー交換か?HZJ70純正ラジエーターが流用できるのか?見極めて整備を完了させますが、ラジエーターを外したPZJ70ランドクルーザーのエンジンルームはスカスカでDIY整備に最適です。
こんな状態のエンジンルームを目にしたら、この機会に古くなったベルト類を交換したくなります。
PZJ70ランドクルーザーのベルト類
2年前に予備車検を通したPZJ70ランドクルーザーは、走行距離が88000キロほどで、タイミングベルトは新車時のまま。1990年の初度登録から30年以上経過しているので、予備車検直後からずっと交換しようと思ってました。
先日ラジエーターを外した時、今が交換するチャンスだと思い、タイミングベルトやテンションベアリングなどを注文しました。
Vベルトは1999年にPZJ70Vランドクルーザーを入手してから、2005年に抹消するまで毎回トヨタディーラーに車検を依頼していたので、1回くらい交換されていると思います。それでも最後の交換から20年以上経過していますし、昨年スキー場に向かう道中でVベルトの緩みに気づき、道中の雪原で調整しましたがボルトが緩まず断念。そんな経緯もあって交換用のVベルト一式を購入してあります。
ベルト類に限らず、自動車部品は純正品にこだわりません。純正品製造メーカーでもある、三ツ星やバンドーのベルト、Koyoジェイテクトのベアリングなどは、純正品と同等品質なのに割安なので、DIY整備で使っています。
タイミングベルトを注文する時ウオーターポンプも用意しましたが、走行距離が9万キロに満たないので、15万キロを超えたあたりで交換する事にしました。
PZJ70ランドクルーザーのタイミングベルト交換
ランクル70のタイミングベルト交換は比較的カンタンです。慣れた方なら2時間かからずに交換できるでしょう。
気を付ける点は、タイミングプーリーをズラさない事です。ズレてしまうとエンジン不調や損傷の原因になるので、確認を徹底してタイミングベルトを交換します。
タイミングベルトカバーを外すために、マイナスドライバーでクリップを外します。
PZJ70ランドクルーザーの1PZエンジンのタイミングベルトカバーは、クリップとボルトで固定されています。
カバーはクリップ4個とボルト3本で固定されていました。
カバーの内側は非常にキレイです。
クランクプーリーを回してタイミングプーリーの位置を合わせようと思いましたが、ボルトが大きすぎて手持ちの一番デカいレンチでも回せません。DIY整備でランクル70に乗り続けている方は、このサイズのレンチを持ってた方が良いかもしれません。
正攻法ではありませんが、タイミングプーリーを回してマークを合わせます。高圧縮なディーゼルエンジンだからでしょうか?レンチで回すのが大変でした。
見落としそうなプーリーのマークをエンジン側と合わせます。
プーリーとベルトとエンジン側のマークに赤ペンキで印を付けました。
見落としそうなマークにも赤ペンキを入れます。
ベルトのコマ数を確認するための印も付けます。
テンションスプリングを外します。
タイミングベルト交換で一番時間がかかったのが、このスプリングの脱着でした。外すのも大変でしたが、取付に1時間ほどかけても無理だったので、適当な取付ツール探しなどを含め、取付完了まで2時間近くかかりました。
整備工場なら適切なツールがあって簡単に脱着できるでしょうが、DIY整備では限られたツールで作業するので、無駄な労力と時間がかかります。
テンションベアリングの脱着は六角レンチが必要でした。取外して新品と比較すると、劣化を感じずスムーズに回ります。再利用可能にも思えますが交換です。
テンションベアリングのベースプレート形状が異なっていました。取付に問題はありません。
単なるプレートなので形状が異なるより、再利用しようかとも思いましたが交換しました。
取外したタイミングベルトも再利用できそうなほどキレイでした。
タイミングベルト交換が完了しました。
テンションスプリングの脱着で、適当なツールが見つからず、取外し時に針金を使いました。取付時かなり時間がかかりましたが、デカいプラスドライバーと針金を使って何とか取り付ける事が出来ました。
9万キロに満たないからでしょうか?まだ使えそうなタイミングベルトでした。
目視で亀裂は無く、劣化も感じませんが、もし亀裂や劣化があったら使用限界を超えている状態です。
最近のクルマは、10万キロ定期交換のタイミングベルトではなく、昔のようなタイミングチェーンが増えてきているようです。
PZJ70ランドクルーザーのVベルト交換
タイミングベルト交換が終わったらVベルトを交換するつもりでしたが、テンションスプリングの脱着に時間がかかり過ぎました。
整備工場ならタイミングベルト交換は1時間くらいか?2時間はかからないでしょうし、DIY整備でもパーツとツールが揃っていたら、せいぜい2時間で完了しそうです。
PZJ70のタイミングベルト交換は、写真を撮りながら、コーヒータイムを何度も入れて、4時間半ほどかかっています。
はじめてのタイミングベルト交換だったので、プーリー位置やベルトのコマ数など、かなり慎重に作業しましたが、最も時間がかかったのがテンションスプリング交換で、軽く2時間を費やしています。
調べてみるとランクル70のテンションスプリングは、マイナーチェンジのタイミングだと思いますが、力業で脱着するスプリングではなく、装着してピンを抜けばテンションがかかるタイプに変わっています。整備工場でもスプリング交換に手こずって、相当なクレームが入り改善したのかもしれません。
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2023年12月09日
ランクル70ラジエータのLLC漏れチェック【PZJ70Vランドクルーザー】
1年ほど前、LLC漏れに気づいたランクル70・PZJ70Vランドクルーザー。今年の車検切れまで冬はLLCを、暖かくなったら水道水を注ぎ足しての応急処置で乗り続けました。
LLC漏れに気づいた直後は、スグに純正部品の取寄せを依頼しましたが、既にPZJ70Vランドクルーザーのラジエーターは製造終了で、リビルトラジエーターしか手に入りません。
リビルトラジエーターの購入は、取外したラジエーターの返送が必須です。できれば取外したラジエーターはDIYで補修して予備保管したいし、リビルトラジエーター価格もかなり高額だったので交換が延び延びになりました。
もちろん半年後を予定している車検取得までには、LLC漏れを修理するか、ラジエーターをアッシー交換しますが、車検が切れてからガレージに鎮座しているんだから、LLC漏れがどんな状態なのか?DIYで補修できないか?ラジエーターを外して確かめる事にしました。
ラジエーターの取外しは簡単
ラジエーターの取外しは簡単です。少々面倒だったのが、ラジエーターとファンシュラウド一体では、冷却ファンに当たって取り出せない事くらいです。ファンを外すかシュラウドを外せば取り出せそうだったので、ファンシュラウドを外して取り出しました。
フロントグリルを外します。
エンジンアンダーカバーも外します。
アンダーカバーとラジエーターが接触していた部分は、冷却水漏れでしょうか?微妙に濡れています。
この程度の漏れ具合だと、ガレージの床に冷却水が落ちないので、なかなか気づきにくいかもしれません。
ラジエーターの脱着程度なら不要かもしれませんが、DIY整備では必ずボルト類を整理するようにしています。
冷却水を抜きます。
暖かくなってからは水を補充しているので、ラジエーターから排出されるのはLLCではなく、汚れた水が出てきます。
ファンシュラウドのボルトを緩めます。
ボディフロントパネルに固定している左右のボルトを外します。
ラジエーター上部左右の固定ボルトを外します。
ファンシュラウドの固定ボルトを外してエンジン側にズラします。
リザーバータンクを外しアッパーホースも外します。
ラジエーター下部のインレットホースを外します。
ラジエーターをゆっくり引き上げて取外します。
ラジエーターの状態を見ると、どうやら左右の中央あたりに錆のような変色箇所があります。ここからLLCが漏れているのかもしれません。
ラジエーターのピンホールチェック
取外したラジエーターのLLC漏れは、水没させたラジエーターに空気を入れて確認しました。
水の中にラジエーターを沈めて、自転車の空気入れで空気を入れます。
空気を入れるとブクブク泡が出てきました。漏れているのは、汚れていた左右中央あたりの数か所で、表から泡がでているのに穴が見えません。ほんの微細な亀裂があるのでしょうか?小さな泡が出てきます。
この程度の漏れなら、ロウ付けで修理できそうです。
慣れた方ならロウ付けでLLC漏れ穴を塞げますが、残念ながらロウ付けの経験が無いので、たぶん失敗するでしょう。
誰でも簡単にDIY整備でLLC漏れ穴を塞げそうなのが、耐熱エポキシ接着剤でしょう。
他にも無いか探してみると武蔵ホルトの金属部分のピンホールやヒビ補修用の金属パテ、ホルツMH109というのを見つけました。
エポキシ接着剤はスキー板の補修で使っている方もいるようなので強度がありそうですし、金属パテもLLC漏れ穴に厚塗りできそうです。
もし接着剤やパテでLLC漏れ穴を塞ぐ事が出来たら大成功なので、もう少し修理方法を調べてチャレンジしてみます。
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LLC漏れに気づいた直後は、スグに純正部品の取寄せを依頼しましたが、既にPZJ70Vランドクルーザーのラジエーターは製造終了で、リビルトラジエーターしか手に入りません。
リビルトラジエーターの購入は、取外したラジエーターの返送が必須です。できれば取外したラジエーターはDIYで補修して予備保管したいし、リビルトラジエーター価格もかなり高額だったので交換が延び延びになりました。
もちろん半年後を予定している車検取得までには、LLC漏れを修理するか、ラジエーターをアッシー交換しますが、車検が切れてからガレージに鎮座しているんだから、LLC漏れがどんな状態なのか?DIYで補修できないか?ラジエーターを外して確かめる事にしました。
ラジエーターの取外しは簡単
ラジエーターの取外しは簡単です。少々面倒だったのが、ラジエーターとファンシュラウド一体では、冷却ファンに当たって取り出せない事くらいです。ファンを外すかシュラウドを外せば取り出せそうだったので、ファンシュラウドを外して取り出しました。
フロントグリルを外します。
エンジンアンダーカバーも外します。
アンダーカバーとラジエーターが接触していた部分は、冷却水漏れでしょうか?微妙に濡れています。
この程度の漏れ具合だと、ガレージの床に冷却水が落ちないので、なかなか気づきにくいかもしれません。
ラジエーターの脱着程度なら不要かもしれませんが、DIY整備では必ずボルト類を整理するようにしています。
冷却水を抜きます。
暖かくなってからは水を補充しているので、ラジエーターから排出されるのはLLCではなく、汚れた水が出てきます。
ファンシュラウドのボルトを緩めます。
ボディフロントパネルに固定している左右のボルトを外します。
ラジエーター上部左右の固定ボルトを外します。
ファンシュラウドの固定ボルトを外してエンジン側にズラします。
リザーバータンクを外しアッパーホースも外します。
ラジエーター下部のインレットホースを外します。
ラジエーターをゆっくり引き上げて取外します。
ラジエーターの状態を見ると、どうやら左右の中央あたりに錆のような変色箇所があります。ここからLLCが漏れているのかもしれません。
ラジエーターのピンホールチェック
取外したラジエーターのLLC漏れは、水没させたラジエーターに空気を入れて確認しました。
水の中にラジエーターを沈めて、自転車の空気入れで空気を入れます。
空気を入れるとブクブク泡が出てきました。漏れているのは、汚れていた左右中央あたりの数か所で、表から泡がでているのに穴が見えません。ほんの微細な亀裂があるのでしょうか?小さな泡が出てきます。
この程度の漏れなら、ロウ付けで修理できそうです。
慣れた方ならロウ付けでLLC漏れ穴を塞げますが、残念ながらロウ付けの経験が無いので、たぶん失敗するでしょう。
誰でも簡単にDIY整備でLLC漏れ穴を塞げそうなのが、耐熱エポキシ接着剤でしょう。
他にも無いか探してみると武蔵ホルトの金属部分のピンホールやヒビ補修用の金属パテ、ホルツMH109というのを見つけました。
エポキシ接着剤はスキー板の補修で使っている方もいるようなので強度がありそうですし、金属パテもLLC漏れ穴に厚塗りできそうです。
もし接着剤やパテでLLC漏れ穴を塞ぐ事が出来たら大成功なので、もう少し修理方法を調べてチャレンジしてみます。
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2023年12月08日
ランクル70のラジエータLLC漏れ【PZJ70Vランドクルーザー】
2年前の10月に予備車検を通した1990年式のPZJ70Vランドクルーザーは、2005年に抹消してから16年間ガレージで完全放置していたとは思えないほど快調で、1年目は大きなトラブルもなく乗り続ける事ができました。
昨年の継続車検も問題なく通せましたが、車検から2か月ほど過ぎたあたりで、ラジエータのリザーバータンクが空になっている事に気づき、水を入れてみるとペットボトルに2本!約3リットルLLCが漏れていました。
週に2日ほどは普通に走っていましたし、継続車検後に往復450kmほどのロングドライブにも出かけました。この頃じわじわLLCが漏れていたのでしょうか?走行中の水温計は普通でしたしエンジン音なども違和感を感じませんでした。もちろんガレージの床にLLCの染みも見当たりません。
LLC漏れに気づいたのは、たまたま週末にスキー場に向かうので、点検のためにボンネットを開けて、リザーバータンクが空になっていたからでした。
年末のディーラーでは整備できず!
LLC漏れのまま走り続けるのは危険です。スキー場に向かうとなると、雪の降り積もる出先で走行不能になるかもしれません。
スグにでもLLC漏れを修理しないと、スキー場にも普段の外出にも、PZJ70Vランドクルーザーを走らせることができないので、DIY整備で何とか出来ないか?調べてみました。
ラジエーターの修理は漏れた箇所を探してロー付けしている方も多いようですが、慣れていないと不良個所を見つける事が出来ません。見つける事が出来てもロー付けなんて、やった事がないので成功するとは思えません。
DIY整備でLLC漏れを解決するなら、ラジエーター交換が最も簡単です。
ラジエーター丸ごとアッシー交換する場合、パーツ代が数万円かかりそうですが、週末にスキー場に向かうので仕方ありません。スグに部品共販にラジエーターの取寄せを依頼しましたが、PZJ70Vランドクルーザーのラジエーターは、既に供給が終わっていて、代替品も手配できない回答でした。
仕方なく近所のトヨタディーラーに連絡して修理を依頼しましたが、12月のディーラーは予約で満車状態らしく、着手は年明け1月10日以降と言われる始末。
最後の手段が、武蔵ホルトのラドウェルド、ホルツMH301ラジエーター漏れ止め剤です。
早速カーショップで購入しました。
ラドウェルドを入れたところ一旦LLC漏れが止まりました。スゴイ!と喜んで2日ほどすると、再び漏れはじめました。もう1本ラドウェルドを入れましたが、LLC漏れが完全に止まらず、1回走行するたびに300cc〜500ccのLLC漏れが続きました。
PZJ70Vランドクルーザー70の製造終了ラジエーター
冬は仕事とスキーで忙し過ぎて、なかなかクルマのDIY整備が出来ません。
ラジエーターのLLC漏れは、致命的な故障だと思いますが、幸いPZJ70VランドクルーザーのLLC漏れは、応急処置を続ける事で通常走行が可能だったので、そのまま乗り続けました。
結局スキーシーズンが終わってもLLC漏れのまま、暖かくなったら走る前にリザーバータンクをチェックして、LLCの代わりに水を補充しながら先日の車検切れまで乗り続けてしまいました。
ホントは一刻も早くLLC漏れを修理したかったのですが、PZJ70Vランドクルーザーの純正ラジエーターが製造終了で、リビルト品しか手に入らず、リビルト品を購入した場合、取外したラジエーターを返送しなければなりません。しかもそのリビルト品が10万円前後だったので躊躇しました。
製造終了前の純正品は、5万円前後だったらしいので、割高なリビルト品と交換するのは最後の手段です。
PZJ70Vランドクルーザー70に流用可能なラジエーター
1年ほど前、LLC漏れに気づいたPZJ70Vランドクルーザーは、車検切れまでの約10か月、冬はLLCを、暖かくなる春以降は水道水を継ぎ足して乗り続けました。
その間、時間を見つけてランクル70のラジエータについて、PZJ70だけでなくHZJ70のを含めて調べまくりました。
PZJ70Vランドクルーザーは、初期の5気筒3500ccのモデルで、その後6気筒4200ccのHZJ70が販売されたようです。5気筒3500ccのPZJ70より、パワフルな6気筒4200ccのHZJ70が販売台数が多かったのか?PZJ70ラジエーターは製造終了ですが、HZJ70ラジエーターは現在でも純正品を販売しています。
PZJ70Vランドクルーザー70のラジエーターは真鍮タンクで出来ていて、現在主流の樹脂製ではありません。調べてみるとランクル70も初期型は真鍮製ですが、スグに樹脂製に変更されたようです。
ランクル70のラジエーターは、PZJ70とHZJ70で品番が異なり、代替品として流用できない事になっていますが、どんな違いがあるのか?可能な限り調べてみると、取付不能なほどの違いが無さそうな気がします。
もし、HZJ70のラジエーターをPZJ70Vランドクルーザーに装着できれば、製造中止で価格が高騰している?リビルトラジエーターを購入しなくても、ランクル70の純正新品ラジエーターに交換できます。
PZJ70とHZJ70のラジエーターパーツ図を比較すると、樹脂製に変更されたのか?形状や周辺パーツに違いがありますが、ボディへの取付マウントは品番が同じなので、ボディ側パネルは共通で取付位置も同じハズです。
PZJ70とHZJ70のエンジンはベースが同じで、5気筒と6気筒の違いなので、ファンの位置が違いますがファンの品番は同じです。もしラジエーターの配管が同じなら流用が可能かもしれません。
気になるのが、5気筒と6気筒でファンシュラウドが異なる点です。ラジエーターへの取付位置が同じなら流用できますが、違っていたらPZJ70のファンシュラウドを加工するか、HZJ70のファンシュラウドを流用するかです。HZJ70のファンシュラウドは、純正品が1万円前後するので、1気筒分短いファンシュラウドを気軽に購入できません。
PZJ70とHZJ70のラジエーターの大きな違いは、PZJ70がボディへの取付マウントが一体式ですが、HZJ70は脱着式のマウントです。
疑問に思うのが、HZJ70ラジエーターのマウントは品番がありますが、本体のコア部分は品番が無いので純正品を単品購入できない事です。経年劣化するコア部分だけ単品交換できれば、ひと手間かかりますが使えるマウントを廃棄せずに済みます。
ランクル70のラジエーターからLLC漏れを見つけて、ほぼ1年。仕事の合間に調べていたので、かなり時間がかかりましたが、PZJ70Vランドクルーザー70に、HZJ70のラジエーターが流用できそうな気がしてきました。
HZJ70ランクルの中古ラジエーター
PZJ70ランクルにHZJ70のラジエーターが流用できるか?を確認するには、部品共販などに問い合わせても回答を得られません。ランクル専門店なら情報を持っているはずですが、付き合いが無いので尋ねる事も出来ず、調べようがありません。
手っ取り早く確認するなら現物合わせですが、適合未確認のラジエーターを5万円前後で購入するのは無謀です。
現実的なのが中古の安価なラジエーターを探すくらいですが、ランドクルーザー70は、2004年に国内販売が終了しているので、なかなか中古品が出回りません。
こうした理由で車検切れまでラジエーターリザーバータンクに水を継ぎ足して乗り続けました。
次回は、PZJ70とHZJ70のラジエーターの現物合わせです。
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昨年の継続車検も問題なく通せましたが、車検から2か月ほど過ぎたあたりで、ラジエータのリザーバータンクが空になっている事に気づき、水を入れてみるとペットボトルに2本!約3リットルLLCが漏れていました。
週に2日ほどは普通に走っていましたし、継続車検後に往復450kmほどのロングドライブにも出かけました。この頃じわじわLLCが漏れていたのでしょうか?走行中の水温計は普通でしたしエンジン音なども違和感を感じませんでした。もちろんガレージの床にLLCの染みも見当たりません。
LLC漏れに気づいたのは、たまたま週末にスキー場に向かうので、点検のためにボンネットを開けて、リザーバータンクが空になっていたからでした。
年末のディーラーでは整備できず!
LLC漏れのまま走り続けるのは危険です。スキー場に向かうとなると、雪の降り積もる出先で走行不能になるかもしれません。
スグにでもLLC漏れを修理しないと、スキー場にも普段の外出にも、PZJ70Vランドクルーザーを走らせることができないので、DIY整備で何とか出来ないか?調べてみました。
ラジエーターの修理は漏れた箇所を探してロー付けしている方も多いようですが、慣れていないと不良個所を見つける事が出来ません。見つける事が出来てもロー付けなんて、やった事がないので成功するとは思えません。
DIY整備でLLC漏れを解決するなら、ラジエーター交換が最も簡単です。
ラジエーター丸ごとアッシー交換する場合、パーツ代が数万円かかりそうですが、週末にスキー場に向かうので仕方ありません。スグに部品共販にラジエーターの取寄せを依頼しましたが、PZJ70Vランドクルーザーのラジエーターは、既に供給が終わっていて、代替品も手配できない回答でした。
仕方なく近所のトヨタディーラーに連絡して修理を依頼しましたが、12月のディーラーは予約で満車状態らしく、着手は年明け1月10日以降と言われる始末。
最後の手段が、武蔵ホルトのラドウェルド、ホルツMH301ラジエーター漏れ止め剤です。
早速カーショップで購入しました。
ラドウェルドを入れたところ一旦LLC漏れが止まりました。スゴイ!と喜んで2日ほどすると、再び漏れはじめました。もう1本ラドウェルドを入れましたが、LLC漏れが完全に止まらず、1回走行するたびに300cc〜500ccのLLC漏れが続きました。
PZJ70Vランドクルーザー70の製造終了ラジエーター
冬は仕事とスキーで忙し過ぎて、なかなかクルマのDIY整備が出来ません。
ラジエーターのLLC漏れは、致命的な故障だと思いますが、幸いPZJ70VランドクルーザーのLLC漏れは、応急処置を続ける事で通常走行が可能だったので、そのまま乗り続けました。
結局スキーシーズンが終わってもLLC漏れのまま、暖かくなったら走る前にリザーバータンクをチェックして、LLCの代わりに水を補充しながら先日の車検切れまで乗り続けてしまいました。
ホントは一刻も早くLLC漏れを修理したかったのですが、PZJ70Vランドクルーザーの純正ラジエーターが製造終了で、リビルト品しか手に入らず、リビルト品を購入した場合、取外したラジエーターを返送しなければなりません。しかもそのリビルト品が10万円前後だったので躊躇しました。
製造終了前の純正品は、5万円前後だったらしいので、割高なリビルト品と交換するのは最後の手段です。
PZJ70Vランドクルーザー70に流用可能なラジエーター
1年ほど前、LLC漏れに気づいたPZJ70Vランドクルーザーは、車検切れまでの約10か月、冬はLLCを、暖かくなる春以降は水道水を継ぎ足して乗り続けました。
その間、時間を見つけてランクル70のラジエータについて、PZJ70だけでなくHZJ70のを含めて調べまくりました。
PZJ70Vランドクルーザーは、初期の5気筒3500ccのモデルで、その後6気筒4200ccのHZJ70が販売されたようです。5気筒3500ccのPZJ70より、パワフルな6気筒4200ccのHZJ70が販売台数が多かったのか?PZJ70ラジエーターは製造終了ですが、HZJ70ラジエーターは現在でも純正品を販売しています。
PZJ70Vランドクルーザー70のラジエーターは真鍮タンクで出来ていて、現在主流の樹脂製ではありません。調べてみるとランクル70も初期型は真鍮製ですが、スグに樹脂製に変更されたようです。
ランクル70のラジエーターは、PZJ70とHZJ70で品番が異なり、代替品として流用できない事になっていますが、どんな違いがあるのか?可能な限り調べてみると、取付不能なほどの違いが無さそうな気がします。
もし、HZJ70のラジエーターをPZJ70Vランドクルーザーに装着できれば、製造中止で価格が高騰している?リビルトラジエーターを購入しなくても、ランクル70の純正新品ラジエーターに交換できます。
PZJ70とHZJ70のラジエーターパーツ図を比較すると、樹脂製に変更されたのか?形状や周辺パーツに違いがありますが、ボディへの取付マウントは品番が同じなので、ボディ側パネルは共通で取付位置も同じハズです。
PZJ70とHZJ70のエンジンはベースが同じで、5気筒と6気筒の違いなので、ファンの位置が違いますがファンの品番は同じです。もしラジエーターの配管が同じなら流用が可能かもしれません。
気になるのが、5気筒と6気筒でファンシュラウドが異なる点です。ラジエーターへの取付位置が同じなら流用できますが、違っていたらPZJ70のファンシュラウドを加工するか、HZJ70のファンシュラウドを流用するかです。HZJ70のファンシュラウドは、純正品が1万円前後するので、1気筒分短いファンシュラウドを気軽に購入できません。
PZJ70とHZJ70のラジエーターの大きな違いは、PZJ70がボディへの取付マウントが一体式ですが、HZJ70は脱着式のマウントです。
疑問に思うのが、HZJ70ラジエーターのマウントは品番がありますが、本体のコア部分は品番が無いので純正品を単品購入できない事です。経年劣化するコア部分だけ単品交換できれば、ひと手間かかりますが使えるマウントを廃棄せずに済みます。
ランクル70のラジエーターからLLC漏れを見つけて、ほぼ1年。仕事の合間に調べていたので、かなり時間がかかりましたが、PZJ70Vランドクルーザー70に、HZJ70のラジエーターが流用できそうな気がしてきました。
HZJ70ランクルの中古ラジエーター
PZJ70ランクルにHZJ70のラジエーターが流用できるか?を確認するには、部品共販などに問い合わせても回答を得られません。ランクル専門店なら情報を持っているはずですが、付き合いが無いので尋ねる事も出来ず、調べようがありません。
手っ取り早く確認するなら現物合わせですが、適合未確認のラジエーターを5万円前後で購入するのは無謀です。
現実的なのが中古の安価なラジエーターを探すくらいですが、ランドクルーザー70は、2004年に国内販売が終了しているので、なかなか中古品が出回りません。
こうした理由で車検切れまでラジエーターリザーバータンクに水を継ぎ足して乗り続けました。
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2023年12月07日
JB31WジムニーシエラH4ヘッドライトLED化
先日の夜間走行時にJB31Wジムニーシエラのバッテリーを酷使してしまい、出先でエンジン始動不能になりました。このトラブルをきっかけにジムニーシエラの消費電力を低減できないか?考えました。
もちろん消費電力を減らしても、バッテリーを充電するオルタネータの負荷が激減するとは思いませんが、夜間走行時でも常にバッテリーをフル充電させるには、消費電力が少ない方が効率が良いはずです。バッテリーが常にフル充電されていれば、エンジン始動不能のリスクも激減するでしょう。
クルマの省エネ化に着手する前に、まずはクルマの消費電力を調べてみると、エアコンやデフォッガー、ヘッドライトなどが100Wを超えている事がわかりました。この中で手軽に省エネ化できるのはヘッドライトのLED化です。
エアコンやデフォッガーは、適時OFFにしたり使うのをガマンすれば、消費電力を減らす事も可能ですが、ヘッドライトは夜間走行時に点灯し続けるので、LED化で大幅な省エネ効果が期待できます。
JB31Wジムニーシエラのヘッドライトはハロゲンバルブなので、LED化で夜間走行時の視認性も向上するハズ!まさに一石二鳥のDIY整備です。
気になるのがH4LEDバルブの価格です。数年前は1万円や2万円が当たり前でした。最近かなり安価になったと聞きましたが、ハロゲンバルブと比較すると割高かもしれません。ですが先日のエンジン始動不能トラブルの後なので、この機会にH4LEDバルブの価格を調べてみる事にしました。
安価になったLEDヘッドライト
初度登録が1993年のJB31Wジムニーシエラのヘッドライトは、当時の標準的な丸形2灯式シールドビームでした。
明るさは不足気味でしたが、中のフィラメントが切れるまで使うつもりで、数年前まで、ずっとシールドビームのまま夜間走行をこなしていましたが、5年ほど前に経年劣化なのか?ロービームが異常に暗く感じるようになり、H4ハロゲンバルブ交換式のセミシールドタイプに交換しました。シールドビームからH4ハロゲンに交換後、かなり明るく感じて夜間の走行が楽になった記憶があります。
この頃LEDヘッドライトも販売していましたが、最安セール品でも数千円では購入できないほど高額でした。国内メーカー品などは2万円前後が普通でしたが、今回H4LEDバルブの価格を調べてみると、当時の半値以下で販売されていました。
最安品でなくとも5000円以下でH4LEDバルブの2本セットが購入できます。
しかも5年ほど前はH4LEDバルブにファンが付いた、大型の品ばかりでしたが、今やH4ハロゲンバルブと同程度サイズのファンレスタイプも安価になりました。
セール品なら2000円前後〜3000円前後でH4LEDバルブが購入できるとは少々信じられません!
こんなに安価なら、もっと早くLEDバルブに交換したかった!
スグに予算3000円前後で、H4LEDバルブを購入する事にしました。
安価なH4LEDバルブの選択は評価を参考に!
JB31Wジムニーシエラ用にチョイスしたH4LEDバルブは、購入者の評価を参考にしました。安価な品の中には、LoとHiの切り替えができないH4LEDバルブが販売されているので、丸形2灯式のJA11ジムニーやJB31ジムニーシエラに装着する場合、気を付けないと使い物になりません。
購入したH4LEDバルブは、販売ページの写真と同じ品で、形状もH4ハロゲンバルブと大差ありません。ヘッドライトへの装着もバルブ交換するだけでLED化できます。
細部を確認すると、H4LEDバルブは9V〜32Vの印がありました。12V車専用ですが、12VのJB31Wジムニーシエラと24VのPZJ70Vランドクルーザー70で流用できるのかもしれません。
夜を待って、H4ハロゲンバルブとLEDの明るさの違いを確認してみました。
H4ハロゲンとLEDバルブの配光
H4LEDバルブを探している時に調べた通り、H4ハロゲンとLEDバルブを比較すると、明るさが格段に違います。
ハロゲンヘッドライトは、やや黄色い光ですが、LEDヘッドライトは真っ白な光です。
ロービームを比較すると、どちらも遠くまで照らしませんが、H4ハロゲンよりLEDバルブの方が遠くまで光が届いています。
LEDヘッドライトは手前と路肩側が明るいので、中央部の明るさが不足している気がしますが、走行中は全然気になりません。
光軸調整を行わず、バルブのみ入れ替えて配光の違いを確認してみました。
ハロゲンバルブのロービームは、光のムラがあるのか?カットラインが多少凸凹している気がしますが、これは丸形灯式セミシールドヘッドライトのレンズや反射板に原因があるのかもしれません。
LEDバルブのロービームは、キレイにカットラインが出ているのと、ハロゲンバルブより強い光なのか?広範囲を照射している気がします。
光量の違いなのか?色温度の違いなのか?ハロゲンバルブのカットラインと比較すると、LEDバルブは少し高い気がしますが、対向車からパッシングされる事はありませんでした。
ロービームからハイビームに切り替えて違いを確認すると、ハロゲンバルブのハイビームは、多少黄色味ですが比較的明るい光です。
LEDバルブのハイビームは、真っ白な光なので、ハロゲンバルブより強い光で照らしているように感じます。
H4ハロゲンバルブとLEDバルブを交換しただけで、光軸調整をせずに比較しましたが、念のため光軸の確認をしてみます。
車検対応と耐久性は今後のレポート
H4ハロゲンバルブとLEDバルブの配光を比較すると、それぞれの良し悪しを感じますが、実際に市街地や郊外を走りながら比較すると、H4LEDバルブの明るさに圧倒されます。
H4ハロゲンバルブでも問題なく夜間走行が可能ですが、H4LEDバルブはハロゲンより明るく強い光を照射している感覚で、より広範囲の視認性が向上し、夜間走行の安全性がアップするように感じました。
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もちろん消費電力を減らしても、バッテリーを充電するオルタネータの負荷が激減するとは思いませんが、夜間走行時でも常にバッテリーをフル充電させるには、消費電力が少ない方が効率が良いはずです。バッテリーが常にフル充電されていれば、エンジン始動不能のリスクも激減するでしょう。
クルマの省エネ化に着手する前に、まずはクルマの消費電力を調べてみると、エアコンやデフォッガー、ヘッドライトなどが100Wを超えている事がわかりました。この中で手軽に省エネ化できるのはヘッドライトのLED化です。
エアコンやデフォッガーは、適時OFFにしたり使うのをガマンすれば、消費電力を減らす事も可能ですが、ヘッドライトは夜間走行時に点灯し続けるので、LED化で大幅な省エネ効果が期待できます。
JB31Wジムニーシエラのヘッドライトはハロゲンバルブなので、LED化で夜間走行時の視認性も向上するハズ!まさに一石二鳥のDIY整備です。
気になるのがH4LEDバルブの価格です。数年前は1万円や2万円が当たり前でした。最近かなり安価になったと聞きましたが、ハロゲンバルブと比較すると割高かもしれません。ですが先日のエンジン始動不能トラブルの後なので、この機会にH4LEDバルブの価格を調べてみる事にしました。
安価になったLEDヘッドライト
初度登録が1993年のJB31Wジムニーシエラのヘッドライトは、当時の標準的な丸形2灯式シールドビームでした。
明るさは不足気味でしたが、中のフィラメントが切れるまで使うつもりで、数年前まで、ずっとシールドビームのまま夜間走行をこなしていましたが、5年ほど前に経年劣化なのか?ロービームが異常に暗く感じるようになり、H4ハロゲンバルブ交換式のセミシールドタイプに交換しました。シールドビームからH4ハロゲンに交換後、かなり明るく感じて夜間の走行が楽になった記憶があります。
この頃LEDヘッドライトも販売していましたが、最安セール品でも数千円では購入できないほど高額でした。国内メーカー品などは2万円前後が普通でしたが、今回H4LEDバルブの価格を調べてみると、当時の半値以下で販売されていました。
最安品でなくとも5000円以下でH4LEDバルブの2本セットが購入できます。
しかも5年ほど前はH4LEDバルブにファンが付いた、大型の品ばかりでしたが、今やH4ハロゲンバルブと同程度サイズのファンレスタイプも安価になりました。
セール品なら2000円前後〜3000円前後でH4LEDバルブが購入できるとは少々信じられません!
こんなに安価なら、もっと早くLEDバルブに交換したかった!
スグに予算3000円前後で、H4LEDバルブを購入する事にしました。
安価なH4LEDバルブの選択は評価を参考に!
JB31Wジムニーシエラ用にチョイスしたH4LEDバルブは、購入者の評価を参考にしました。安価な品の中には、LoとHiの切り替えができないH4LEDバルブが販売されているので、丸形2灯式のJA11ジムニーやJB31ジムニーシエラに装着する場合、気を付けないと使い物になりません。
購入したH4LEDバルブは、販売ページの写真と同じ品で、形状もH4ハロゲンバルブと大差ありません。ヘッドライトへの装着もバルブ交換するだけでLED化できます。
細部を確認すると、H4LEDバルブは9V〜32Vの印がありました。12V車専用ですが、12VのJB31Wジムニーシエラと24VのPZJ70Vランドクルーザー70で流用できるのかもしれません。
夜を待って、H4ハロゲンバルブとLEDの明るさの違いを確認してみました。
H4ハロゲンとLEDバルブの配光
H4LEDバルブを探している時に調べた通り、H4ハロゲンとLEDバルブを比較すると、明るさが格段に違います。
ハロゲンヘッドライトは、やや黄色い光ですが、LEDヘッドライトは真っ白な光です。
ロービームを比較すると、どちらも遠くまで照らしませんが、H4ハロゲンよりLEDバルブの方が遠くまで光が届いています。
LEDヘッドライトは手前と路肩側が明るいので、中央部の明るさが不足している気がしますが、走行中は全然気になりません。
光軸調整を行わず、バルブのみ入れ替えて配光の違いを確認してみました。
ハロゲンバルブのロービームは、光のムラがあるのか?カットラインが多少凸凹している気がしますが、これは丸形灯式セミシールドヘッドライトのレンズや反射板に原因があるのかもしれません。
LEDバルブのロービームは、キレイにカットラインが出ているのと、ハロゲンバルブより強い光なのか?広範囲を照射している気がします。
光量の違いなのか?色温度の違いなのか?ハロゲンバルブのカットラインと比較すると、LEDバルブは少し高い気がしますが、対向車からパッシングされる事はありませんでした。
ロービームからハイビームに切り替えて違いを確認すると、ハロゲンバルブのハイビームは、多少黄色味ですが比較的明るい光です。
LEDバルブのハイビームは、真っ白な光なので、ハロゲンバルブより強い光で照らしているように感じます。
H4ハロゲンバルブとLEDバルブを交換しただけで、光軸調整をせずに比較しましたが、念のため光軸の確認をしてみます。
車検対応と耐久性は今後のレポート
H4ハロゲンバルブとLEDバルブの配光を比較すると、それぞれの良し悪しを感じますが、実際に市街地や郊外を走りながら比較すると、H4LEDバルブの明るさに圧倒されます。
H4ハロゲンバルブでも問題なく夜間走行が可能ですが、H4LEDバルブはハロゲンより明るく強い光を照射している感覚で、より広範囲の視認性が向上し、夜間走行の安全性がアップするように感じました。
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2023年12月06日
オルタネータ故障?夜間走行でバッテリーが上がったJB31Wジムニーシエラ
古いクルマに乗っていると、大小さまざまなトラブルに見舞われる事があります。
2か月ほど前に車検を通したJB31Wジムニーシエラは、走行距離が14万キロほどですが、入手してから21年、初度登録から30年経過しています。大した不調を感じず乗りっぱなしですが、やはり各部の経年劣化を意識して日常的な走行で違和感を敏感に感じ、適切に対処するべきです。
何か気になれば、点検と部品交換で、なるべくトラブルを防止していますが、うっかり今回は前触れを見逃してしまい、出先でエンジン始動が出来なくなりました。
始動不能となったのがドラッグストアの駐車場だったので助かりましたが、もし路上で走行不能となったら交通渋滞を引き起こして、最悪な夜を過ごす事になったかもしれません。
2年ぶりに車検取得したジムニーシエラのエンジン始動トラブル
エンジン始動不能となったJB31Wジムニーシエラは、2年ほど前の車検切れから駐車場に放置してありました。今年の10月に一通りの点検整備を行って車検を通し、この2か月ほどは普段通り週に2回〜4回の走行を繰り返していました。
始動不能の引き金となったのが、週に何度も出かける打ち合わせ先からの帰り道、前日まで何度も往復していますが、それまでは戻る時間帯でも明るくて、ヘッドライトを点灯していませんでした。
この日は戻る時間が遅くなったのか?日暮れが早くなったのか?ヘッドライトを点灯して30分ほど走行した時、何となくメーターの照明が暗くなり、気のせいか?ヘッドライトも少し暗くなってきました。違和感を感じたので、そのまま自宅まで帰ればよかったのですが、まさか?エンジンが始動不能になるとは思っていなかったので、たまに立ち寄るドラッグストアで日用品の買い物を済ませ、始動しようとしたところ、セルの勢いが弱々しくエンジンがかからなくなりました。
セルの回り方が弱すぎるので、始動不能の原因はバッテリーあがりですが、このバッテリーは車検前に新品交換したばかりですし、購入後フル充電しているのでバッテリートラブルではなく、原因はオルタネータの故障かもしれません。
すぐロードサービスを呼んでエンジンを始動させ、帰路はヒーターファンやFMラジオなどをOFF。ヘッドライトも信号停止時に消して、消費電力を最小限にして帰宅しました。
自宅までは6kmほどだったので走り切りましたが、もし遠距離をオルタネータが故障したまま走行すると、バッテリーが完全放電した時点でエンジンが止まってしまうので、結構ヒヤヒヤしながらの夜間走行でした。
放電したバッテリーのパルス充電
自宅に戻ってスグにバッテリーを充電しはじめました。バッテリー充電器はパルス充電できるOMEGA PROです。数か月〜半年ごとに行っている、いつもの充電では数時間でフル充電されますが、今回は翌日の昼過ぎまで12時間以上充電しても自動停止しません。
夕方近くになって18時間ほど充電を続けたあたりでしょうか?気づいたら充電完了していましたが、バッテリーのインジケーターは要充電の黒い表示のまま。かなりバッテリーを消耗したようです。
この状態でジムニーシエラのエンジンがかかりましたが、もう1回パルス充電しなおしました。2回目の充電は約2時間半ほどでフル充電でき、バッテリーのインジケーターも良好を示す緑色に変わりました。
20時間以上かかったバッテリー充電中に、エンジン始動不能の原因を探りました。
今回の症状は、夜間走行でヘッドライトを点灯して起きましたが、思い出してみると新品バッテリーに交換後、しばらくしてエンジン始動時にセルがカチカチ鳴って、すぐにエンジンが回らない症状がありました。
ジムニーのセル始動時にカチカチ回らない事は、よく起きる症状でしたが念のためバッテリーを充電したところ、セルが勢いよく回るようになったので、あまり気に留めませんでした。ですが新品バッテリーなのにセルがカチカチ回らないのは異常です。この時に原因を確認すれば出先で始動不能とはならなかったかもしれません。
今回、充電を2回繰り返してバッテリーが回復したので、原因はバッテリーの不具合ではなさそうです。始動不能となったのはオルタネータの充電性能が下がったのか?充電されていないのか?が原因でしょう。
オルタネーター修理か?交換か?
オルタネーターの修理は、内部のパーツ交換をDIY整備で出来そうなので、手順や交換パーツ調べてみました。
消耗品のブラシやベアリング類とレギュレータの交換で回復しそうですが、交換パーツが結構高額でした。
消耗部品のブラシやベアリング類は1000円〜2000円ほどですが、レギュレータは軽く1万円を超えます。これらを交換すると2万円ほどかかりますが、かなり古いので、その他の部品も劣化しているはずです。
パーツを交換修理して不具合が完治すれば良いのですが、もし不具合が再発するようならオルタネータを交換したほうが安心です。オルタネータをアッシー交換する場合、純正品が6万円ほどと高額なので、新品の純正オルタネーターに交換するのは最後の手段でしょう。
今回のJB31ジムニーシエラ整備は、想定以上の費用ががかかりそうなので、バッテリーを充電している間、さらに優良パーツやセカンドブランドのオルタネータなどを探し続けます。アレコレ探していると、オルタネータのリビルト品が見つかりました。
リビルト品は、中古品を分解して消耗劣化部品を交換したオーバーホール済みの品なので、機能的には新品同様レベルです。価格も純正の半額以下なのでリーズナブルです。ただしリビルト品を購入する場合、取外したオルタネータを返却しなければなりません。
できれば外したオルタネータは修理して予備保管したいので、さらに探し続けます。いくつかのサイトを見回ると、返却不要のリビルトオルタネータが他のリビルト品と同程度の価格で販売されていました。
通常のリビルト品は、購入後1週間程度で取外した品を返却する必要があるので、急いで交換しなけらばなりませんが、このオルタネータは返却不要なので、DIY整備で交換が遅れても問題ありません。
JA11ジムニーのリビルトオルタネータも、こちらなら返却不要です。
リビルト品の購入で気を付けたいのが、新品ではなく中古品ベースのオーバーホール品だという点です。
保証期間が短いので、入手後なるべく早めに作動確認した方が安心です。万一リビルト品に不具合があった場合、早ければ早いほどスムーズに返品や交換、修理などの対応をしてもらえます。
今回の始動不能のトラブルでは修理するか?アッシー交換するか?純正品にするか?リビルト品にするか?アレコレ考えすぎ、パーツやアッシー価格を調べ過ぎて、リビルトオルタネータの注文が遅くなりました。今週末までに到着するので週末のDIY整備でオルタネータを交換する予定です。
リビルトオルタネータが届くまで夜間走行は出来ませんが、フル充電したバッテリーで昼間の短距離走行なら可能なので、少し早めに戻れるよう意識しながら、打ち合わせや買い出しなど、いつも通りの足に使っています。
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2か月ほど前に車検を通したJB31Wジムニーシエラは、走行距離が14万キロほどですが、入手してから21年、初度登録から30年経過しています。大した不調を感じず乗りっぱなしですが、やはり各部の経年劣化を意識して日常的な走行で違和感を敏感に感じ、適切に対処するべきです。
何か気になれば、点検と部品交換で、なるべくトラブルを防止していますが、うっかり今回は前触れを見逃してしまい、出先でエンジン始動が出来なくなりました。
始動不能となったのがドラッグストアの駐車場だったので助かりましたが、もし路上で走行不能となったら交通渋滞を引き起こして、最悪な夜を過ごす事になったかもしれません。
2年ぶりに車検取得したジムニーシエラのエンジン始動トラブル
エンジン始動不能となったJB31Wジムニーシエラは、2年ほど前の車検切れから駐車場に放置してありました。今年の10月に一通りの点検整備を行って車検を通し、この2か月ほどは普段通り週に2回〜4回の走行を繰り返していました。
始動不能の引き金となったのが、週に何度も出かける打ち合わせ先からの帰り道、前日まで何度も往復していますが、それまでは戻る時間帯でも明るくて、ヘッドライトを点灯していませんでした。
この日は戻る時間が遅くなったのか?日暮れが早くなったのか?ヘッドライトを点灯して30分ほど走行した時、何となくメーターの照明が暗くなり、気のせいか?ヘッドライトも少し暗くなってきました。違和感を感じたので、そのまま自宅まで帰ればよかったのですが、まさか?エンジンが始動不能になるとは思っていなかったので、たまに立ち寄るドラッグストアで日用品の買い物を済ませ、始動しようとしたところ、セルの勢いが弱々しくエンジンがかからなくなりました。
セルの回り方が弱すぎるので、始動不能の原因はバッテリーあがりですが、このバッテリーは車検前に新品交換したばかりですし、購入後フル充電しているのでバッテリートラブルではなく、原因はオルタネータの故障かもしれません。
すぐロードサービスを呼んでエンジンを始動させ、帰路はヒーターファンやFMラジオなどをOFF。ヘッドライトも信号停止時に消して、消費電力を最小限にして帰宅しました。
自宅までは6kmほどだったので走り切りましたが、もし遠距離をオルタネータが故障したまま走行すると、バッテリーが完全放電した時点でエンジンが止まってしまうので、結構ヒヤヒヤしながらの夜間走行でした。
放電したバッテリーのパルス充電
自宅に戻ってスグにバッテリーを充電しはじめました。バッテリー充電器はパルス充電できるOMEGA PROです。数か月〜半年ごとに行っている、いつもの充電では数時間でフル充電されますが、今回は翌日の昼過ぎまで12時間以上充電しても自動停止しません。
夕方近くになって18時間ほど充電を続けたあたりでしょうか?気づいたら充電完了していましたが、バッテリーのインジケーターは要充電の黒い表示のまま。かなりバッテリーを消耗したようです。
この状態でジムニーシエラのエンジンがかかりましたが、もう1回パルス充電しなおしました。2回目の充電は約2時間半ほどでフル充電でき、バッテリーのインジケーターも良好を示す緑色に変わりました。
20時間以上かかったバッテリー充電中に、エンジン始動不能の原因を探りました。
今回の症状は、夜間走行でヘッドライトを点灯して起きましたが、思い出してみると新品バッテリーに交換後、しばらくしてエンジン始動時にセルがカチカチ鳴って、すぐにエンジンが回らない症状がありました。
ジムニーのセル始動時にカチカチ回らない事は、よく起きる症状でしたが念のためバッテリーを充電したところ、セルが勢いよく回るようになったので、あまり気に留めませんでした。ですが新品バッテリーなのにセルがカチカチ回らないのは異常です。この時に原因を確認すれば出先で始動不能とはならなかったかもしれません。
今回、充電を2回繰り返してバッテリーが回復したので、原因はバッテリーの不具合ではなさそうです。始動不能となったのはオルタネータの充電性能が下がったのか?充電されていないのか?が原因でしょう。
オルタネーター修理か?交換か?
オルタネーターの修理は、内部のパーツ交換をDIY整備で出来そうなので、手順や交換パーツ調べてみました。
消耗品のブラシやベアリング類とレギュレータの交換で回復しそうですが、交換パーツが結構高額でした。
消耗部品のブラシやベアリング類は1000円〜2000円ほどですが、レギュレータは軽く1万円を超えます。これらを交換すると2万円ほどかかりますが、かなり古いので、その他の部品も劣化しているはずです。
パーツを交換修理して不具合が完治すれば良いのですが、もし不具合が再発するようならオルタネータを交換したほうが安心です。オルタネータをアッシー交換する場合、純正品が6万円ほどと高額なので、新品の純正オルタネーターに交換するのは最後の手段でしょう。
今回のJB31ジムニーシエラ整備は、想定以上の費用ががかかりそうなので、バッテリーを充電している間、さらに優良パーツやセカンドブランドのオルタネータなどを探し続けます。アレコレ探していると、オルタネータのリビルト品が見つかりました。
リビルト品は、中古品を分解して消耗劣化部品を交換したオーバーホール済みの品なので、機能的には新品同様レベルです。価格も純正の半額以下なのでリーズナブルです。ただしリビルト品を購入する場合、取外したオルタネータを返却しなければなりません。
できれば外したオルタネータは修理して予備保管したいので、さらに探し続けます。いくつかのサイトを見回ると、返却不要のリビルトオルタネータが他のリビルト品と同程度の価格で販売されていました。
通常のリビルト品は、購入後1週間程度で取外した品を返却する必要があるので、急いで交換しなけらばなりませんが、このオルタネータは返却不要なので、DIY整備で交換が遅れても問題ありません。
JA11ジムニーのリビルトオルタネータも、こちらなら返却不要です。
リビルト品の購入で気を付けたいのが、新品ではなく中古品ベースのオーバーホール品だという点です。
保証期間が短いので、入手後なるべく早めに作動確認した方が安心です。万一リビルト品に不具合があった場合、早ければ早いほどスムーズに返品や交換、修理などの対応をしてもらえます。
今回の始動不能のトラブルでは修理するか?アッシー交換するか?純正品にするか?リビルト品にするか?アレコレ考えすぎ、パーツやアッシー価格を調べ過ぎて、リビルトオルタネータの注文が遅くなりました。今週末までに到着するので週末のDIY整備でオルタネータを交換する予定です。
リビルトオルタネータが届くまで夜間走行は出来ませんが、フル充電したバッテリーで昼間の短距離走行なら可能なので、少し早めに戻れるよう意識しながら、打ち合わせや買い出しなど、いつも通りの足に使っています。
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2022年10月17日
【ランクル70継続車検】リアドラムブレーキ点検とシューの減り具合
先日からランクル70の継続車検前の点検をはじめました。
先週の休日、空き時間が出来たのでブレーキの点検からはじめましたが、のんびり午後からの作業だったのでフロントの作業で時間切れ。リアブレーキの点検がこの週末になりました。
ランクル70のリアブレーキはドラムブレーキなので、まずはシューの残り厚さを測定します。
タイヤを外すとブレーキドラムが現れます。この状態でドラムの汚れやサビなどの状態をチェックします。
今までならこの程度の汚れやサビなど気にしませんでしたが、少しでも劣化を防止するために、ランクル70に錆を見つけたら錆止め塗装をする事にしています。
気になるブレーキーシューの厚さはドラムを外して測定しますが、外す前にドラムを回転させてシューを引きずっていない事を確認します。
普段の走行時に赤信号や一時停止などでブレーキをかけた時、安全を確認したうえで少しだけ空走させて止まるまでの状況をチェックしておけば、パッドやシューの引きずりの有無は判断できますが、ドラムを外す前にも念のためチェックします。
走行時の状態通りドラムの動きに異常がなければ、プラスチックハンマーで軽く衝撃を与えながら、ぐいぐいドラムを引っ張って外します。ブレーキドラムはすんなり外れる事もありますが、簡単に外れない場合、ちょっとだけ手間をかけて外します。
ブレーキドラム取外し
リアブレーキのドラムが、なかなか外れないときは、アジャストボルトを回してブレーキシューとドラムの隙間を広げてから外します。
今回は少し引き出せたので、ちょいとばかり荒業ですがプラハンマーで衝撃を与えながら、リアドラムのネジ穴2か所にボルトを少しずつねじ込んで引っ張り出しました。
ボルトを捻じ込んでドラムを外す場合は、なるべく傾けずに引き抜く事がポイントです。傾いた状態で引き抜くと、ブレーキシューにキズを付けるので、真っすぐ少しずつ慎重に引っ張って外します。
ドラムを外すと内部を目視点検できます。リアドラムの整備は本来ならシューを外してグリスアップしますが、思っていた以上にキレイなのでバラすかどうか迷うところです。
ブレーキシューの厚さを計ると6mm前後で、シューの偏摩耗もありません。この状態なら使用限度1mmまで軽く5万キロ以上走行可能です。
バラしてグリスアップしようか迷いましたが、汚れも年間走行距離も少ないのでグリスアップはパスしても良さそうです。
リアドラムブレーキクリーニング
現状でブレーキ操作に違和感を感じないし、ドラム内部の汚れも少なく良好な状態なので、ブレーキシューを外してメンテナンスするのは改める事にして、今回は簡単なクリーニングと目視点検で継続車検を受ける事にしました。
DIYメンテナンスに限らず、正常に作動しているメカは無駄にバラすと不具合の原因になりかねないし、正常作動中はこのままにして、もし走行中に何か変化を感じたら、すぐにバラして整備する事にします。
ブレーキの清掃は、設備が整っていればエアを吹いて付着物を吹き飛ばしますが、エアコンプレッサーなんて持ってないので原始的にナイロンブラシで清掃します。
注意するのは細かいゴミや異物がシューの表面や摺動部に付着しないようにし、必要に応じてブレーキクリーナーを吹き付けて洗浄します。
ドラムと接触するハブ部はサビ落としを兼ねてワイヤーブラシでゴシゴシしました。気休めかもしれませんが、ドラム外周の端部にも錆止め塗装をしておきます。
本来ならシューと擦り合わせて接触状態をチェックするドラム内面は、キズや段差が無いか目視だけでなく素手で触って確認します。
走行時のブレーキ操作で異音や振動などが無く、シューやドラムの接触面に異常がなければ、問題は無いはずです。
ドラム内面に微妙なスジがありますが、ブレーキシューに小さなゴミが挟まってスジにが着いたのかもしれません。触って確認しましたが修正するほどの状態じゃないので、シューの表面を軽くサンドペーパーをかけてブラシ清掃し、見落とす程度の小さな異物を除去しました。
リアブレーキの清掃が終わったらドラムを装着してブレーキの点検は終了です。後はタイヤを装着してその他の点検を行います。
継続車検前のブレーキ点検を行って、コンディションが良好な事に驚いていますが、ランクル70はシャッター付の車庫保管だから劣化が最小限なのかもしれません。野ざらしのJB31Wジムニーシエラではサビやグリス切れ、摺動部の固着など毎年の継続車検前点検で想定外の整備や何らかのトラブルが発覚します。
ランクル70を昨年の新規登録から10か月ほど日常的に走らせていますが、最も過酷な走行が積雪期のスキー場への行き来なので、各部の汚れや損傷、摩耗、劣化なども最小限なのかもしれません。
ブレーキの点検を目視程度で済ませましたが、年末頃にはスタッドレスタイヤと交換するので、その時ブレーキ回りの点検ができますし、走行中の異音や違和感など気になる事があったら、その都度チェックして必要な整備をすればトラブルを避ける事ができるはずです。
タイヤ装着
ランクル70は普段アルミホイールに交換して走っていますが、車検時は念のためノーマルの鉄ホイールタイヤに交換します。
標準ノーマルタイヤはランクル70を購入した時に装着されていたもので、入手時の走行距離が16000キロほどでした。ランクル70購入後5万キロほど標準ノーマルタイヤで走行していましたが、タイヤを買い替えた事はありません。たぶん新車から7万キロほど走行しているはずです。
ローテーションも車検時にディーラーで行っていたのかいないのか不明な使い方なので、現時点で擦り減りがバラついていて、2本の減りが顕著なのでパワステ操作でフロントタイヤが早く摩耗しているのかもしれません。
ランクル70の標準ノーマルタイヤは、新品から30年以上経過していますが、スリップサインは出ていません。昨年の予備車検時に買い替えようか迷いましたが、そのまま検査コースを問題なく通せたので、今回の継続車検も残り溝の多いタイヤを前輪に装着して受ける事にします。
タイヤの脱着は、昨年ランクル70を16年ぶりに新規登録してから、冬季のスタッドレスタイヤへの交換と今回2回目のブレーキ点検など、すでに4回ほど行っていますが、以前から年に数回のタイヤ交換は普通でした。その昔、ツール類が充実していなかった頃は、L字型の車載工具でホイールナットを外してタイヤ交換を行っていました。
その後、安価なクロスレンチを購入しましたが、かなり頻繁にタイヤを脱着するので、数年前にフリーターンクロスレンチを購入しました。
このレンチ、ずっと欲しかったのですが、普通のクロスレンチの数倍の価格なので数年我慢しました。長い間、購入を迷いましたが、タイヤ脱着が結構大変なので、数年前に意を決して購入したのを覚えています。
フリーターンクロスレンチを手に入れ、はじめて使った時、想像以上に軽快にくるくる回る使い勝手の良さに感激しました。ホイールナットの脱着がホントに楽チンになり、一度使うと価格以上の価値を実感でき、なんでもっと早く手に入れなかったのか悔やむほどでした。たぶん手持ちのツール類の中で最も使用頻度の高いツールです。
夏タイヤとスタッドレスの交換をDIYで行っている方なら、少しでも早く手に入れた方が生涯タイヤ交換時の負荷を軽減します。今すぐ購入した方が良いのは間違いありません。
コーケンフリーターンクロスレンチは、軽い操作でホイールナットを脱着できるので、タイヤを外す事が多いDIYガレージ整備の必需品です。
ガレージに出没するネズミ駆除に!ブラック角型ネズミ捕り
対向キャリパーのブレーキパッド交換用ツール
ブレーキピストンツール
ブレーキピストンツールワイドタイプ
ディーゼル車の黒煙対策に絶大な効果があるアンチスモーク
古いディーゼル車にオススメです。
タイヤ交換なら、タイヤの脱着だけでも依頼できるタイヤフッド
車検の依頼なら、お近くのホリデー車検で!
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先週の休日、空き時間が出来たのでブレーキの点検からはじめましたが、のんびり午後からの作業だったのでフロントの作業で時間切れ。リアブレーキの点検がこの週末になりました。
ランクル70のリアブレーキはドラムブレーキなので、まずはシューの残り厚さを測定します。
タイヤを外すとブレーキドラムが現れます。この状態でドラムの汚れやサビなどの状態をチェックします。
今までならこの程度の汚れやサビなど気にしませんでしたが、少しでも劣化を防止するために、ランクル70に錆を見つけたら錆止め塗装をする事にしています。
気になるブレーキーシューの厚さはドラムを外して測定しますが、外す前にドラムを回転させてシューを引きずっていない事を確認します。
普段の走行時に赤信号や一時停止などでブレーキをかけた時、安全を確認したうえで少しだけ空走させて止まるまでの状況をチェックしておけば、パッドやシューの引きずりの有無は判断できますが、ドラムを外す前にも念のためチェックします。
走行時の状態通りドラムの動きに異常がなければ、プラスチックハンマーで軽く衝撃を与えながら、ぐいぐいドラムを引っ張って外します。ブレーキドラムはすんなり外れる事もありますが、簡単に外れない場合、ちょっとだけ手間をかけて外します。
ブレーキドラム取外し
リアブレーキのドラムが、なかなか外れないときは、アジャストボルトを回してブレーキシューとドラムの隙間を広げてから外します。
今回は少し引き出せたので、ちょいとばかり荒業ですがプラハンマーで衝撃を与えながら、リアドラムのネジ穴2か所にボルトを少しずつねじ込んで引っ張り出しました。
ボルトを捻じ込んでドラムを外す場合は、なるべく傾けずに引き抜く事がポイントです。傾いた状態で引き抜くと、ブレーキシューにキズを付けるので、真っすぐ少しずつ慎重に引っ張って外します。
ドラムを外すと内部を目視点検できます。リアドラムの整備は本来ならシューを外してグリスアップしますが、思っていた以上にキレイなのでバラすかどうか迷うところです。
ブレーキシューの厚さを計ると6mm前後で、シューの偏摩耗もありません。この状態なら使用限度1mmまで軽く5万キロ以上走行可能です。
バラしてグリスアップしようか迷いましたが、汚れも年間走行距離も少ないのでグリスアップはパスしても良さそうです。
リアドラムブレーキクリーニング
現状でブレーキ操作に違和感を感じないし、ドラム内部の汚れも少なく良好な状態なので、ブレーキシューを外してメンテナンスするのは改める事にして、今回は簡単なクリーニングと目視点検で継続車検を受ける事にしました。
DIYメンテナンスに限らず、正常に作動しているメカは無駄にバラすと不具合の原因になりかねないし、正常作動中はこのままにして、もし走行中に何か変化を感じたら、すぐにバラして整備する事にします。
ブレーキの清掃は、設備が整っていればエアを吹いて付着物を吹き飛ばしますが、エアコンプレッサーなんて持ってないので原始的にナイロンブラシで清掃します。
注意するのは細かいゴミや異物がシューの表面や摺動部に付着しないようにし、必要に応じてブレーキクリーナーを吹き付けて洗浄します。
ドラムと接触するハブ部はサビ落としを兼ねてワイヤーブラシでゴシゴシしました。気休めかもしれませんが、ドラム外周の端部にも錆止め塗装をしておきます。
本来ならシューと擦り合わせて接触状態をチェックするドラム内面は、キズや段差が無いか目視だけでなく素手で触って確認します。
走行時のブレーキ操作で異音や振動などが無く、シューやドラムの接触面に異常がなければ、問題は無いはずです。
ドラム内面に微妙なスジがありますが、ブレーキシューに小さなゴミが挟まってスジにが着いたのかもしれません。触って確認しましたが修正するほどの状態じゃないので、シューの表面を軽くサンドペーパーをかけてブラシ清掃し、見落とす程度の小さな異物を除去しました。
リアブレーキの清掃が終わったらドラムを装着してブレーキの点検は終了です。後はタイヤを装着してその他の点検を行います。
継続車検前のブレーキ点検を行って、コンディションが良好な事に驚いていますが、ランクル70はシャッター付の車庫保管だから劣化が最小限なのかもしれません。野ざらしのJB31Wジムニーシエラではサビやグリス切れ、摺動部の固着など毎年の継続車検前点検で想定外の整備や何らかのトラブルが発覚します。
ランクル70を昨年の新規登録から10か月ほど日常的に走らせていますが、最も過酷な走行が積雪期のスキー場への行き来なので、各部の汚れや損傷、摩耗、劣化なども最小限なのかもしれません。
ブレーキの点検を目視程度で済ませましたが、年末頃にはスタッドレスタイヤと交換するので、その時ブレーキ回りの点検ができますし、走行中の異音や違和感など気になる事があったら、その都度チェックして必要な整備をすればトラブルを避ける事ができるはずです。
タイヤ装着
ランクル70は普段アルミホイールに交換して走っていますが、車検時は念のためノーマルの鉄ホイールタイヤに交換します。
標準ノーマルタイヤはランクル70を購入した時に装着されていたもので、入手時の走行距離が16000キロほどでした。ランクル70購入後5万キロほど標準ノーマルタイヤで走行していましたが、タイヤを買い替えた事はありません。たぶん新車から7万キロほど走行しているはずです。
ローテーションも車検時にディーラーで行っていたのかいないのか不明な使い方なので、現時点で擦り減りがバラついていて、2本の減りが顕著なのでパワステ操作でフロントタイヤが早く摩耗しているのかもしれません。
ランクル70の標準ノーマルタイヤは、新品から30年以上経過していますが、スリップサインは出ていません。昨年の予備車検時に買い替えようか迷いましたが、そのまま検査コースを問題なく通せたので、今回の継続車検も残り溝の多いタイヤを前輪に装着して受ける事にします。
タイヤの脱着は、昨年ランクル70を16年ぶりに新規登録してから、冬季のスタッドレスタイヤへの交換と今回2回目のブレーキ点検など、すでに4回ほど行っていますが、以前から年に数回のタイヤ交換は普通でした。その昔、ツール類が充実していなかった頃は、L字型の車載工具でホイールナットを外してタイヤ交換を行っていました。
その後、安価なクロスレンチを購入しましたが、かなり頻繁にタイヤを脱着するので、数年前にフリーターンクロスレンチを購入しました。
このレンチ、ずっと欲しかったのですが、普通のクロスレンチの数倍の価格なので数年我慢しました。長い間、購入を迷いましたが、タイヤ脱着が結構大変なので、数年前に意を決して購入したのを覚えています。
フリーターンクロスレンチを手に入れ、はじめて使った時、想像以上に軽快にくるくる回る使い勝手の良さに感激しました。ホイールナットの脱着がホントに楽チンになり、一度使うと価格以上の価値を実感でき、なんでもっと早く手に入れなかったのか悔やむほどでした。たぶん手持ちのツール類の中で最も使用頻度の高いツールです。
夏タイヤとスタッドレスの交換をDIYで行っている方なら、少しでも早く手に入れた方が生涯タイヤ交換時の負荷を軽減します。今すぐ購入した方が良いのは間違いありません。
コーケンフリーターンクロスレンチは、軽い操作でホイールナットを脱着できるので、タイヤを外す事が多いDIYガレージ整備の必需品です。
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2022年10月10日
【ランクル70継続車検】フロントブレーキパッドの減り具合と4ポッドキャリパー点検
昨年16年ぶりに新規登録した1990年式のランクル70も車検の時期が近づきました。満期まで2か月を切り、来月下旬から継続車検が受けられるので、晴れた涼しい休日の空き時間に点検整備をはじめました。
昨年春頃、予備車検に通そうと点検をはじめた時は、16年間完全放置で各部の劣化がすすみ、部品交換がどのくらい必要か不安でしたが、予想に反して非常に良好な状態で相当な日数をかけて各部の状態を詳細にチェックしましたが、交換パーツはバッテリーとエンジンオイル、LLCくらいで済みました。
2005年の車検切れから、ほぼ外気が遮断されたガレージ内で放置してあったからか、目視や触感チェックでベルト類もブッシュ類も違和感を感じず、ワイパーゴムすら普通に使えたので、最小限のパーツ交換で予備車検を通す事が出来ました。
新規登録しナンバー取得後は、スキー場に何度も行き来しましたし、日常の足として週に数日走らせていますが、今のところ特に不具合を感じません。
7年落ちで購入してから25年が経過していますが、まだまだ走行距離が85000kmに満たない、現役コンディションの堅牢なランクル70です。走行時の状態や外観通り、今年の継続車検前の点検整備でも交換パーツが最小限で済めば大助かりです。
フロントブレーキパッド点検
車を安全に走行させるために最重要なのがブレーキなので、普段の走行で異常がなくても最低年に1回は点検整備を行っています。貨物ナンバー車は1年車検なので車検前に入念にチェックします。
ブレーキの点検はタイヤを外して、まず目視チェックです。フロントブレーキに異常が無いか点検します。
昨年12月に新規登録してから3000kmほどしか走行していませんし、普段の走行時に違和感もないので、目視点検で不具合や異常は見つかりません。
ブレーキパッドの厚さはそのまま計る事も出来ますが、念のためパッドを取外して測定します。
ランクル70のフロントディスクブレーキは4ポッドキャリパーなので、キャリパーはそのままでパッドだけを引き抜けます。
外したパッドの残りは2枚とも4mmほどなので、まだ2万キロ以上の走行が可能でしょう。
反対側のパッドも取外して厚さをチェックすると、1枚だけ残りが3mmくらいまで減っています。
パッドの厚さが1mmほどバラついていますが、偏摩耗というほどではありませんし、このパッドでも1万キロ以上は走行可能です。気になるのが前回のパッド交換が20年以上前なので経年劣化があるかもしれません。
もう少し使えそうですが、万一のトラブルを回避するためにも今年の車検のタイミングで、念のためブレーキパッドを交換した方が安心です。
ランクル70の対向ピストン式キャリパーのパッド交換は、ピストン押し戻しに少々手間がかかります。
ジムニーシエラJB31Wや小型車などの片押し式のシングルピストンブレーキなら、キャリパーを起こしてピストンを力業で押し戻す事が出来ますが、4ポッドキャリパーの場合、狭い隙間に木片やバールを差し込んでグイグイ押し戻すのが困難です。
以前ハイラックスのブレーキパッドを交換した事があって、4ポッドキャリパーにかなり手こずった記憶がありますが、どうやって交換したのか何を使ったのか手順も何も覚えていません。
出来なくもないはずなので何か良い方法が無いか調べますが、手っ取り早く力業で押し戻すには、キャリパーを外さないと難しそうで、その手間を考えるとイレギュラーな整備は止めた方が賢明です。
ピストンを押し戻すブレーキピストンツールがある事は知っていますが、ランクル70を購入した20代の頃はユーザー車検とは無縁で、車検は購入したトヨタディーラーで受けていたので、特殊なツールなど持っていません。
対向4ポッドキャリパーのブレーキパッドを安全に交換するには、やはりブレーキピストンツールを使う方法が確実で間違いなさそうです。
探してみるとネットショップで想定より手ごろな価格で、対向キャリパー用のツールを見つけましたが、こちらのブレーキピストンツールは2ポッド対向キャリパー対応で、4ポッドキャリパーで使う場合少々苦戦しそうです。
ランクル70の4ポッドキャリパーの場合、少々高額ですがこのワイドタイプのブレーキピストンツールの方が使いやすそうです。
その他にも探しましたが、手ごろな価格で使いやすそうなツールはなかなか見つかりません。
今回の点検は、のんびり午後からはじめたのでフロントブレーキしかチェックできませんでした。後日リアブレーキシューの点検も行います。
前後のブレーキの点検が終われば、その他は目視チェック済みなので、もう一度整備が必要かどうかを判断して、必要な整備は継続車検前にすべて済ませる予定です。
ガレージに出没するネズミ駆除に!ブラック角型ネズミ捕り
対向キャリパーのブレーキパッド交換用ツール
ブレーキピストンツール
ブレーキピストンツールワイドタイプ
ディーゼル車の黒煙対策に絶大な効果があるアンチスモーク
古いディーゼル車にオススメです。
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昨年春頃、予備車検に通そうと点検をはじめた時は、16年間完全放置で各部の劣化がすすみ、部品交換がどのくらい必要か不安でしたが、予想に反して非常に良好な状態で相当な日数をかけて各部の状態を詳細にチェックしましたが、交換パーツはバッテリーとエンジンオイル、LLCくらいで済みました。
2005年の車検切れから、ほぼ外気が遮断されたガレージ内で放置してあったからか、目視や触感チェックでベルト類もブッシュ類も違和感を感じず、ワイパーゴムすら普通に使えたので、最小限のパーツ交換で予備車検を通す事が出来ました。
新規登録しナンバー取得後は、スキー場に何度も行き来しましたし、日常の足として週に数日走らせていますが、今のところ特に不具合を感じません。
7年落ちで購入してから25年が経過していますが、まだまだ走行距離が85000kmに満たない、現役コンディションの堅牢なランクル70です。走行時の状態や外観通り、今年の継続車検前の点検整備でも交換パーツが最小限で済めば大助かりです。
フロントブレーキパッド点検
車を安全に走行させるために最重要なのがブレーキなので、普段の走行で異常がなくても最低年に1回は点検整備を行っています。貨物ナンバー車は1年車検なので車検前に入念にチェックします。
ブレーキの点検はタイヤを外して、まず目視チェックです。フロントブレーキに異常が無いか点検します。
昨年12月に新規登録してから3000kmほどしか走行していませんし、普段の走行時に違和感もないので、目視点検で不具合や異常は見つかりません。
ブレーキパッドの厚さはそのまま計る事も出来ますが、念のためパッドを取外して測定します。
ランクル70のフロントディスクブレーキは4ポッドキャリパーなので、キャリパーはそのままでパッドだけを引き抜けます。
外したパッドの残りは2枚とも4mmほどなので、まだ2万キロ以上の走行が可能でしょう。
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パッドの厚さが1mmほどバラついていますが、偏摩耗というほどではありませんし、このパッドでも1万キロ以上は走行可能です。気になるのが前回のパッド交換が20年以上前なので経年劣化があるかもしれません。
もう少し使えそうですが、万一のトラブルを回避するためにも今年の車検のタイミングで、念のためブレーキパッドを交換した方が安心です。
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2021年12月11日
【ランクル70予備車検】ディーゼルエンジン黒煙検査をアンチスモークでパス【日産ピットワーク排ガス対策】
2005年に抹消登録し、ずっと放置していたランクル70の予備車検に12月2日行ってきました。
陸運事務所までの道中、微妙な違和感がありましたが、何とか無事に到着。すぐに予備車検に必要な書類を集め印紙類を購入します。
各書類の記入見本を探して、あちこちのコーナーをうろうろしながら15分ほどかかって、受付に書類一式を提出。しばらくして受付が済んでから、書類一式を持ってランクル70で検査コースに向かいました。
ランクル70の予備車検
いよいよ16年ぶりに始動させたランクル70の予備車検に挑む時を迎えました。
最も気になるのが黒煙検査で、ディーゼル車の場合、検査コースに入ると係員による燈火類やワイパー作動などの確認とエンジンやシャシの刻印照合後、オパシメーターによる黒煙検査が待ち受けています。
先週、古いディーゼル車が黒煙検査で車検をパスできない事例が多発している事を知り、16年ぶりに始動したランクル70の排ガスを確認しました。エンジンを暖気してからアクセルを踏み込んでエンジン回転を上げてみると驚くほどの黒煙です。
この排気ガスのまま黒煙検査を受けて基準値をクリアできるのか不安になり、まずはインターネットで黒煙検査の対策を調べまくりました。
いろんな方が燃料調整や吸気系のリフレッシュ、エンジン内のクリーンアップなどで黒煙対策を行っている中、一番手軽で最も多くの方が黒煙検査をパスしたという日産ピットワーク排煙予防剤アンチスモークというケミカル剤をカーショップで見つけたので試しに1本購入。すぐランクル70の燃料タンクに日産ピットワーク排煙予防剤アンチスモークを注入してみました。
日産ピットワーク排煙予防剤アンチスモークを注入後、エンジンを始動させて燃料としっかり混ざるようにランクル70を前後にゆするように動かしながら、何度もエンジン回転を上げてみると、数回エンジン回転を上げたあたりから、みるみる黒煙が減少し最終的には目視で気にならないほどの排ガスになりました。
ここまで黒煙が激減したランクル70の排ガスなら予備車検でも合格レベルだろうとは思いますが、整備工場などで排ガスの数値測定ができなかったので、検査コースに入るまでの待ち時間は、期待と不安が入り混じり落ち着く事ができません。
このまま1回目の検査に挑み、黒煙検査にパスしなかったら日産ピットワーク排煙予防剤アンチスモークの濃度をアップさせるため、2本目を投入しようと工具箱と共に持ち込んでいます。今回は急ぎだったので近所のホームセンターやカーショップを回って日産ピットワーク排煙予防剤アンチスモークを購入しましたが、送料込みでもネット通販の方が、かなり安かったので予備に2本追加購入しておきました。
期待半分、不安半分のまま検査コースの順番待ちで15分ほど並んだ後、ランクル70の検査がはじまりました。
ランクル70予備車検での黒煙検査の結果
不安と期待が入り混じる中、ランクル70の検査がはじまりました。
事前に車検項目の点検は行っているので、外観チェックや燈火類、ワイパーなど問題なくパスしました。
そしていよいよ黒煙検査です。
検査官がプローブをマフラーに挿入後、アクセルを踏み込んでエンジン回転を一気に上昇させます。
エンジンの唸り具合から、たぶん3000rpm程度の回転でしょうか、最高出力が115ps/4000rpm、最大トルクが23.5kg・m/2600rpmですが、全開の4000rpmまで回しているようなエンジン音ではありません。
測定中のマフラーからは、ほとんど黒煙が出ていません。この程度の排ガスなら黒煙検査をパスするはずです。後はオパシメーターの弾き出す数値にかかっています。
1回目の黒煙検査が終わり、検査官がマフラーからプローブを抜き取ります。どうやら測定値を確認している様子です。
プローブを入れなおして2回目の黒煙検査を開始するのか検査官の動きを見ていると、意外にもプローブをそのままにして検査票にスタンプを押印しました。
何と1回目の黒煙検査でパスしました。
もう少し難航するかと思っていましたが、拍子抜けするほどあっけなくクリアしたのです。
すぐに検査官に黒煙測定値がどのくらいか尋ねると、2%ですと教えてくれました。
たったの2%とは驚きです。検査官によると、この年式のディーゼル車だと30%程度が普通らしいので、2%という測定値は驚異的かもしれません。
黒煙対策を事前に調べ、日産ピットワーク排煙予防剤アンチスモークで武装したランクル70の1PZエンジンが真価を発揮しました。
黒煙検査が終了後は、順調に他の全ての検査をパスしたので、16年ぶりに始動させたランクル70は一発で予備車検合格しました。
これで検査は終了ですが、今回の予備車検ではリアシートを外して、5人乗りから2人乗りへの構造変更を行ったので、測定ラインに入ります。
スペアタイヤや工具類、その他の荷物を降ろしてから5分ほどで検査官による測定が終わり、駐車場にランクル70を移動しましたが、何度も検査官が確認に行って、結果通知書が発行されるまで30分ほど待たされました。
結果は、リアシートを外しただけの完全なノーマル車でしたが、実測した高さが3cmほど高くなり、車重が30kgほど重たくなりました。高さ191cm車両総重量2320kgなので許容範囲です。
ランクル70を購入した頃、すぐに不要なリアシートを外しましたが、当時は購入したトヨタディーラーで車検を受けていたので、そのまま車検を通せていました。今回の予備車検で正式に2人乗りのランクル70に生まれ変わりました。
ランクル70新規登録
ランクル70の予備車検が1回目の検査でパスしたので、思ったより早く帰路につけました。当初このまま走行テストを続ける予定でしたが、すぐに車庫証明を申請すれば3日後に交付されるはずなので仮ナンバー返却前に新規登録できるかもしれません。
陸運事務所から急いで警察署に向かい、何とか車庫証明を申請できました。そして3営業日後、週明けの月曜日の午後、仕事を抜けて車庫証明を取ってきたのですが、これが大失敗。1PZエンジンのランクル70はNoxPM規制地域での登録ができません。
予備車検後、急いでいたので、ついうっかり規制地域の自宅で車庫証明を取ってしまいました。仕方なく、実家で車庫証明を申請しなおして、週明けに登録を完了する予定です。
登録完了後100kmほどの走行テストを行って不具合が無ければ、年内に白馬のスキー場に出かける事ができるかもしれません。
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ランクル70の予備車検
いよいよ16年ぶりに始動させたランクル70の予備車検に挑む時を迎えました。
最も気になるのが黒煙検査で、ディーゼル車の場合、検査コースに入ると係員による燈火類やワイパー作動などの確認とエンジンやシャシの刻印照合後、オパシメーターによる黒煙検査が待ち受けています。
先週、古いディーゼル車が黒煙検査で車検をパスできない事例が多発している事を知り、16年ぶりに始動したランクル70の排ガスを確認しました。エンジンを暖気してからアクセルを踏み込んでエンジン回転を上げてみると驚くほどの黒煙です。
この排気ガスのまま黒煙検査を受けて基準値をクリアできるのか不安になり、まずはインターネットで黒煙検査の対策を調べまくりました。
いろんな方が燃料調整や吸気系のリフレッシュ、エンジン内のクリーンアップなどで黒煙対策を行っている中、一番手軽で最も多くの方が黒煙検査をパスしたという日産ピットワーク排煙予防剤アンチスモークというケミカル剤をカーショップで見つけたので試しに1本購入。すぐランクル70の燃料タンクに日産ピットワーク排煙予防剤アンチスモークを注入してみました。
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ここまで黒煙が激減したランクル70の排ガスなら予備車検でも合格レベルだろうとは思いますが、整備工場などで排ガスの数値測定ができなかったので、検査コースに入るまでの待ち時間は、期待と不安が入り混じり落ち着く事ができません。
このまま1回目の検査に挑み、黒煙検査にパスしなかったら日産ピットワーク排煙予防剤アンチスモークの濃度をアップさせるため、2本目を投入しようと工具箱と共に持ち込んでいます。今回は急ぎだったので近所のホームセンターやカーショップを回って日産ピットワーク排煙予防剤アンチスモークを購入しましたが、送料込みでもネット通販の方が、かなり安かったので予備に2本追加購入しておきました。
期待半分、不安半分のまま検査コースの順番待ちで15分ほど並んだ後、ランクル70の検査がはじまりました。
ランクル70予備車検での黒煙検査の結果
不安と期待が入り混じる中、ランクル70の検査がはじまりました。
事前に車検項目の点検は行っているので、外観チェックや燈火類、ワイパーなど問題なくパスしました。
そしていよいよ黒煙検査です。
検査官がプローブをマフラーに挿入後、アクセルを踏み込んでエンジン回転を一気に上昇させます。
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測定中のマフラーからは、ほとんど黒煙が出ていません。この程度の排ガスなら黒煙検査をパスするはずです。後はオパシメーターの弾き出す数値にかかっています。
1回目の黒煙検査が終わり、検査官がマフラーからプローブを抜き取ります。どうやら測定値を確認している様子です。
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何と1回目の黒煙検査でパスしました。
もう少し難航するかと思っていましたが、拍子抜けするほどあっけなくクリアしたのです。
すぐに検査官に黒煙測定値がどのくらいか尋ねると、2%ですと教えてくれました。
たったの2%とは驚きです。検査官によると、この年式のディーゼル車だと30%程度が普通らしいので、2%という測定値は驚異的かもしれません。
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これで検査は終了ですが、今回の予備車検ではリアシートを外して、5人乗りから2人乗りへの構造変更を行ったので、測定ラインに入ります。
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ランクル70の予備車検が1回目の検査でパスしたので、思ったより早く帰路につけました。当初このまま走行テストを続ける予定でしたが、すぐに車庫証明を申請すれば3日後に交付されるはずなので仮ナンバー返却前に新規登録できるかもしれません。
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登録完了後100kmほどの走行テストを行って不具合が無ければ、年内に白馬のスキー場に出かける事ができるかもしれません。
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2021年12月06日
【ランクル70ユーザー車検】ディーゼルエンジン黒煙検査とアンチスモークの効果【日産ピットワーク排ガス対策】
抹消登録後16年間ガレージに放置してあったランクル70を蘇らせようと、週末整備に着手して約半年。やっと今月2日に予備車検を受けに行きました。
ここ10年ほど、ユーザー車検でJB31Wジムニーシエラに乗り続けていますが、予備車検は久々だったので、必要書類の不備が無いよう何度も確認しました。
自賠責も予備車検当日から有効になるよう依頼して加入したので、予備車検当日は仮ナンバーの申請に朝から市役所に出かけ、ついでに新規登録時に必要となる印鑑証明と念のために住民票も入手しておきました。
市役所では、いくつかの窓口で申請したので少々時間がかかり、自宅に戻ってランクル70に仮ナンバーを装着できたのが、予定より少し遅い11時前。午後から予約した予備車検の受付開始までには少し早すぎますが、走行テストを兼ねてすぐに出発です。
のんびりと数か月かけて一通りの点検整備を行いましたが、16年ぶりに道路を走行するので、さすがに出発時は陸運事務所まで無事にたどり着けるのか不安でした。
点検整備に不手際があって予期しなかった不具合が見つかるんじゃないか、あるいはエンジンが動かなくならないだろうか、といった厄介な事態に陥らないよう祈りながら、慎重にランクル70のエンジンを始動させました。
16年ぶりの走行で不具合発生
今年6月から着手したランクル70整備では、まず1PZエンジンに自己流のドライスタート対策を行いました。効果的かどうかは疑問ですが、思いつくドライスタート対策を数週間かけていくつか試してから、オイルとフィルターを交換。16年ぶりにランクル70を始動させてみました。
エンジン始動に成功した後は、すぐにでも走行テストを行いたかったのですが、ナンバー無しの抹消車両なので、こっそり自宅周辺を走る事すら出来ず、その後の数か月は点検や整備でエンジンを回す程度。せいぜいガレージからの出し入れと向きを変えるくらいしか動かせませんでした。
そんな状態で予備車検当日を迎えましたが走り出しは快調そのもの。16年ぶりとは思えないほどエンジンはスムーズに回り、ハンドル操作もシフトチェンジもブレーキの作動もまったく普通の車と変わりません。
この状態なら本日の予備車検をパスするかも。
出発前の不安が一気に消え去るほど、ランクル70は快調に自宅周辺の路地を駆け抜けます。このまま何事もなく陸運事務所に到着して予備車検をパスしてほしいという期待が、じわじわ現実味を帯びてきました。
思わず笑みがこぼれニヤけ顔のまま、しばらく走り続けた時、微妙な違和感を感じはじめます。
自宅周辺の細い路地を低速で走行しているときは、昨日まで普通に走っていたかのように絶好調なランクル70でしたが、幹線道路に出てスピードを上げて走りはじめた時、一定ピッチで微妙に振動している事に気づきます。スピードを上げるとピッチが早くなるので駆動系からの振動でしょう。
頭の中で原因を探ります。
ピン!と来たのがタイヤの変形でした。今年6月にランクル70の整備を開始した時、エアがほぼ抜けて潰れた状態だったので、長期間の放置で変形したままタイヤが硬直し微妙な振動が出ているのかもしれません。
駆動系メカトラブルの場合、今後の整備が大変ですが、走行に影響しない僅かな振動なので、その可能性は低いはずですし、この程度の振動なら予備車検にも影響なさそうです。
振動の原因がタイヤの変形だろうと推定できたので、少し落ち着きましたが、スピードを出して走りはじめた途端、いきなり気づいた違和感だったので一時は顔面蒼白になりました。
気を取り直して、そのまましばらく走り続けると、新たな違和感を感じます。
ランクル70のブレーキ不具合の解決策
ランクル70を走らせて一定ピッチの振動の次に気になったのが、ブレーキの効き具合です。
ブレーキペダルを踏み込んだ瞬間の効きがワンテンポ遅れるような操作感を感じ、ブレーキに何らかのトラブルがあるのだろうと、かなり焦りました。
ブレーキのトラブルは予備車検以前の問題です。事故に直結する危険な状態かもしれないので、すぐに止めて点検する事にしました。
もしブレーキの致命的なトラブルだった場合は、携行している工具で応急処置なんて出来ませんし、場合によってはオーバーホールが必要です。交換部品の手配と整備に日数もかかるので予備車検どころじゃなくなります。
この時ばかりは一気に気分が落ち込んで、本日の予備車検を中止しようか弱気になりましたが、一呼吸おいて原因を推定するために過去のブレーキ不具合を思い出してみました。
思い当たったのが5年以上前、JB31Wジムニーシエラで同じようなブレーキの違和感を感じた時の事でした。
車検切れのまま、2年ほど雨ざらしで放置したJB31Wジムニーシエラの車検取得時に、今回のランクル70の症状より酷いブレーキの操作感だったのを思い出したのです。
JB31Wジムニーシエラのブレーキ違和感はディスクに発生した錆が原因でした。この時は錆を落としてから、しばらく走行し何度もブレーキをかける事で以前のような効きに回復したので、ランクル70のブレーキも原因はディズク表面の錆やダストなどによるものかもしれません。
週末のランクル70整備で、ブレーキパッドの厚みがかなり残っていたので目視点検で済ませたのが失敗でした。ディスクに少し錆が出ていましたが、特に不具合もなさそうだったのでバラすのを止め、グリスアップやクリーナーでの清掃もしませんでした。
この時ブレーキディスクの微妙な錆をワイヤーブラシで落とすかクリーナーで洗浄しておけば良かったような気がします。本来なら事前のテスト走行で見つかる違和感なので、予備車検当日まで走らせる事が出来なかったのが悔やまれます。
ブレーキに違和感を感じ予備車検を延期しようかと弱気になりましたが、過去のトラブルを思い出して、ほぼ原因が特定できたので、応急処置を試す事にしました。
まずはディスク表面の錆を落とすため、何度かブレーキを強めに効かせて改善しないか試します。
安全を確保するのために脇道に入って、後続車がいないのを確認しながら何度も強めにブレーキを踏んでみたところ、違和感が少しだけ改善されました。
さらにブレーキテストを繰り返してみると、ブレーキの効き具合はペダルの踏み込みに応じていたので、致命的なトラブルじゃなさそうです。錆やダストさえ落ちれば正常作動するはずなので、しばらく走れば気にならなくなるでしょう。予備車検のブレーキ検査では、思い切り一気にペダルを踏めばパスするはずです。
今さら仕方ありませんが、やはり16年間ずっと動かしていないのだから走行テストをするべきでした。少しでも走っていたら的確な整備が行えたはずです。
陸運事務所まで1時間ほど走行するので、その間にディスクの錆が落ちる事に期待して、その他の違和感や不具合がないか五感を研ぎ澄ませて走り続けました。
出発から25kmほど走行して陸運事務所に近づいた頃には、気になっていたブレーキの違和感は、ほとんど感じなくなりました。ほかにトラブルがないか注意深く走り続けましたが、走り出してすぐ気づいた微妙な一定ピッチの振動以外気になる点はなくなりました。
16年ぶりに道路を走り出して違和感を感じた時は、一気に暗雲が立ち込めましたが、陸運事務所に到着する頃には、ほぼ解決し予備車検合格に向けて明るい兆しが見えはじめました。
ランクル70の排気ガス
16年ぶりに走り出したランクル70は、何とか無事に陸運事務所まで走り切る事ができました。このまま順調に予備車検をパスすれば良いのですが、予備車検は継続車検と同様の検査が行われ、まずは古いディーゼル車の鬼門となる黒煙検査が待ち受けています。
初度登録1990年びPZJ70ランドクルーザー70の場合、黒煙検査の合格ラインは50%。予備車検の合否は、この黒煙検査をパスできるかどうかにかかっています。
ランクル70を始動させた時の排ガスでは、黒煙検査をパスできるかどうか判断できませんでしたが、絶対に予備車検をパスさせたいという思いで、黒煙検査と対策を調べまくり、最も効果がありそうな日産ピットワーク排煙予防剤アンチスモークを燃料タンクに注入しました。
相当な黒煙を吐き出していたランクル70でしたが日産ピットワーク排煙予防剤アンチスモークを注入後、みるみる黒煙が減少し、少々信じられませんが最終的には目視で黒煙が気にならない程度の排ガスになりました。
果たしてランクル70は、黒煙検査を無事パスするのか、これから第1回目の予備車検に挑みます。
ディーゼル車の黒煙対策に絶大な効果があるアンチスモーク
古いディーゼル車にオススメです。
タイヤ交換なら、タイヤの脱着だけでも依頼できるタイヤフッド
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ここ10年ほど、ユーザー車検でJB31Wジムニーシエラに乗り続けていますが、予備車検は久々だったので、必要書類の不備が無いよう何度も確認しました。
自賠責も予備車検当日から有効になるよう依頼して加入したので、予備車検当日は仮ナンバーの申請に朝から市役所に出かけ、ついでに新規登録時に必要となる印鑑証明と念のために住民票も入手しておきました。
市役所では、いくつかの窓口で申請したので少々時間がかかり、自宅に戻ってランクル70に仮ナンバーを装着できたのが、予定より少し遅い11時前。午後から予約した予備車検の受付開始までには少し早すぎますが、走行テストを兼ねてすぐに出発です。
のんびりと数か月かけて一通りの点検整備を行いましたが、16年ぶりに道路を走行するので、さすがに出発時は陸運事務所まで無事にたどり着けるのか不安でした。
点検整備に不手際があって予期しなかった不具合が見つかるんじゃないか、あるいはエンジンが動かなくならないだろうか、といった厄介な事態に陥らないよう祈りながら、慎重にランクル70のエンジンを始動させました。
16年ぶりの走行で不具合発生
今年6月から着手したランクル70整備では、まず1PZエンジンに自己流のドライスタート対策を行いました。効果的かどうかは疑問ですが、思いつくドライスタート対策を数週間かけていくつか試してから、オイルとフィルターを交換。16年ぶりにランクル70を始動させてみました。
エンジン始動に成功した後は、すぐにでも走行テストを行いたかったのですが、ナンバー無しの抹消車両なので、こっそり自宅周辺を走る事すら出来ず、その後の数か月は点検や整備でエンジンを回す程度。せいぜいガレージからの出し入れと向きを変えるくらいしか動かせませんでした。
そんな状態で予備車検当日を迎えましたが走り出しは快調そのもの。16年ぶりとは思えないほどエンジンはスムーズに回り、ハンドル操作もシフトチェンジもブレーキの作動もまったく普通の車と変わりません。
この状態なら本日の予備車検をパスするかも。
出発前の不安が一気に消え去るほど、ランクル70は快調に自宅周辺の路地を駆け抜けます。このまま何事もなく陸運事務所に到着して予備車検をパスしてほしいという期待が、じわじわ現実味を帯びてきました。
思わず笑みがこぼれニヤけ顔のまま、しばらく走り続けた時、微妙な違和感を感じはじめます。
自宅周辺の細い路地を低速で走行しているときは、昨日まで普通に走っていたかのように絶好調なランクル70でしたが、幹線道路に出てスピードを上げて走りはじめた時、一定ピッチで微妙に振動している事に気づきます。スピードを上げるとピッチが早くなるので駆動系からの振動でしょう。
頭の中で原因を探ります。
ピン!と来たのがタイヤの変形でした。今年6月にランクル70の整備を開始した時、エアがほぼ抜けて潰れた状態だったので、長期間の放置で変形したままタイヤが硬直し微妙な振動が出ているのかもしれません。
駆動系メカトラブルの場合、今後の整備が大変ですが、走行に影響しない僅かな振動なので、その可能性は低いはずですし、この程度の振動なら予備車検にも影響なさそうです。
振動の原因がタイヤの変形だろうと推定できたので、少し落ち着きましたが、スピードを出して走りはじめた途端、いきなり気づいた違和感だったので一時は顔面蒼白になりました。
気を取り直して、そのまましばらく走り続けると、新たな違和感を感じます。
ランクル70のブレーキ不具合の解決策
ランクル70を走らせて一定ピッチの振動の次に気になったのが、ブレーキの効き具合です。
ブレーキペダルを踏み込んだ瞬間の効きがワンテンポ遅れるような操作感を感じ、ブレーキに何らかのトラブルがあるのだろうと、かなり焦りました。
ブレーキのトラブルは予備車検以前の問題です。事故に直結する危険な状態かもしれないので、すぐに止めて点検する事にしました。
もしブレーキの致命的なトラブルだった場合は、携行している工具で応急処置なんて出来ませんし、場合によってはオーバーホールが必要です。交換部品の手配と整備に日数もかかるので予備車検どころじゃなくなります。
この時ばかりは一気に気分が落ち込んで、本日の予備車検を中止しようか弱気になりましたが、一呼吸おいて原因を推定するために過去のブレーキ不具合を思い出してみました。
思い当たったのが5年以上前、JB31Wジムニーシエラで同じようなブレーキの違和感を感じた時の事でした。
車検切れのまま、2年ほど雨ざらしで放置したJB31Wジムニーシエラの車検取得時に、今回のランクル70の症状より酷いブレーキの操作感だったのを思い出したのです。
JB31Wジムニーシエラのブレーキ違和感はディスクに発生した錆が原因でした。この時は錆を落としてから、しばらく走行し何度もブレーキをかける事で以前のような効きに回復したので、ランクル70のブレーキも原因はディズク表面の錆やダストなどによるものかもしれません。
週末のランクル70整備で、ブレーキパッドの厚みがかなり残っていたので目視点検で済ませたのが失敗でした。ディスクに少し錆が出ていましたが、特に不具合もなさそうだったのでバラすのを止め、グリスアップやクリーナーでの清掃もしませんでした。
この時ブレーキディスクの微妙な錆をワイヤーブラシで落とすかクリーナーで洗浄しておけば良かったような気がします。本来なら事前のテスト走行で見つかる違和感なので、予備車検当日まで走らせる事が出来なかったのが悔やまれます。
ブレーキに違和感を感じ予備車検を延期しようかと弱気になりましたが、過去のトラブルを思い出して、ほぼ原因が特定できたので、応急処置を試す事にしました。
まずはディスク表面の錆を落とすため、何度かブレーキを強めに効かせて改善しないか試します。
安全を確保するのために脇道に入って、後続車がいないのを確認しながら何度も強めにブレーキを踏んでみたところ、違和感が少しだけ改善されました。
さらにブレーキテストを繰り返してみると、ブレーキの効き具合はペダルの踏み込みに応じていたので、致命的なトラブルじゃなさそうです。錆やダストさえ落ちれば正常作動するはずなので、しばらく走れば気にならなくなるでしょう。予備車検のブレーキ検査では、思い切り一気にペダルを踏めばパスするはずです。
今さら仕方ありませんが、やはり16年間ずっと動かしていないのだから走行テストをするべきでした。少しでも走っていたら的確な整備が行えたはずです。
陸運事務所まで1時間ほど走行するので、その間にディスクの錆が落ちる事に期待して、その他の違和感や不具合がないか五感を研ぎ澄ませて走り続けました。
出発から25kmほど走行して陸運事務所に近づいた頃には、気になっていたブレーキの違和感は、ほとんど感じなくなりました。ほかにトラブルがないか注意深く走り続けましたが、走り出してすぐ気づいた微妙な一定ピッチの振動以外気になる点はなくなりました。
16年ぶりに道路を走り出して違和感を感じた時は、一気に暗雲が立ち込めましたが、陸運事務所に到着する頃には、ほぼ解決し予備車検合格に向けて明るい兆しが見えはじめました。
ランクル70の排気ガス
16年ぶりに走り出したランクル70は、何とか無事に陸運事務所まで走り切る事ができました。このまま順調に予備車検をパスすれば良いのですが、予備車検は継続車検と同様の検査が行われ、まずは古いディーゼル車の鬼門となる黒煙検査が待ち受けています。
初度登録1990年びPZJ70ランドクルーザー70の場合、黒煙検査の合格ラインは50%。予備車検の合否は、この黒煙検査をパスできるかどうかにかかっています。
ランクル70を始動させた時の排ガスでは、黒煙検査をパスできるかどうか判断できませんでしたが、絶対に予備車検をパスさせたいという思いで、黒煙検査と対策を調べまくり、最も効果がありそうな日産ピットワーク排煙予防剤アンチスモークを燃料タンクに注入しました。
相当な黒煙を吐き出していたランクル70でしたが日産ピットワーク排煙予防剤アンチスモークを注入後、みるみる黒煙が減少し、少々信じられませんが最終的には目視で黒煙が気にならない程度の排ガスになりました。
果たしてランクル70は、黒煙検査を無事パスするのか、これから第1回目の予備車検に挑みます。
ディーゼル車の黒煙対策に絶大な効果があるアンチスモーク
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2021年11月28日
【ランクル70ユーザー車検】ディーゼルエンジンの黒煙を低減させる秘策【オパシメーター対策】
2005年に抹消登録した後、ガレージに放置してあったランクル70を16年ぶりに復活させようと、今年6月からのんびりと週末整備を開始しました。
作業は7月中旬以降、気温の上昇と共に8月末まで中断し、9月以降も出かける予定が入り、もたもたと続け数か月かけてやっと先週の祝日に最低限必要な車検整備が完了しました。
ランクル70整備に着手した当初は、年明けのスキートップシーズンまでに新規登録を間に合わせようと、気が向いた時に整備していましたが、今年は11月中旬を過ぎて急に冷え込みが厳しくなり、白馬のスキー場はかなり前倒しで続々と各スキー場がオープンしはじめました。
毎年何度も滑りに行く八方尾根スキー場は、ランクル70の整備が完了した11月23日から、まとまった雪が降ったようでスキー場オープン予定より5日ほど早い26日にプレオープンし、本日すでに125cmという11月としては信じられない驚異的な積雪量を記録しています。
こんなに早くスキー場がオープンするとは思ってもいなかったので、のんびりランクル70を整備していましたが、4年ぶりの11月プレオープンを目の当たりにすると、今すぐにでもランクル70でスキー場に出発したくなります。
できれば12月早々、遅くとも年内に新規登録してスキー場に出かけるためにも、週明けに予約した予備車検を絶対パスさせなければなりません。予備車検にパスさえすれば車庫証明が取れ次第ナンバーを取得できるので、ランクル70で初すべりに出かけられます。
気分はランクル70でスキー場を目指して走り始めていますが、現時点で走行テストを行っていません。本来なら仮ナンバーで公道を走らせてコンディションを確認してから予備車検を受けるべきですが、仕事が忙しくてなかなか平日に休みを取れず、仮ナンバーの手続きすらできません。
実質的な走行テストが出来るのは予備車検の予約日で、仮ナンバーを取得してからの数時間です。予備車検を午後から予約したので、走行テストを兼ねて陸運事務所に向かう事になります。
16年ぶりにエンジン始動させた古いランクル70なので、こんな綱渡り的なスケジュールは無謀ですが、ほいほい仕事を休めないので仕方ありません。
その代わり仕事の合間にWEBで放置車両やランクル70の車検に関しての情報を収集しました。すると古いディーゼル車のユーザー車検では、排気ガスの黒煙検査にパスできない例をいくつか目にしました。
ディーゼル車の黒煙検査はノーマークだったので詳しく調べてみると、10年ほど前に測定方法が変わったらしく、その後オパシメーターという測定機器で黒煙検査を行っている事を知りました。
古いディーゼル車の鬼門となる黒煙検査
10年ほど前までディーゼル車の黒煙検査は、黒煙測定器で3回測定し黒煙の平均濃度で合否を判断していたようですが、その後導入されたオパシメーターでの測定では、1回目に基準値以下なら、その時点で合格となるようです。
なんとなく検査が甘くなったような印象ですが、黒煙検査でパスしなかった方々の書込みを読むと、以前の黒煙検査より相当シビアに測定数値が出るようで、燃料の噴射量を調整して挑まないと黒煙検査をパスしないといった事例も見かけました。
国土交通省の資料によると、最近のディーゼル車ではほとんど黒煙が排出されなくなったので、黒煙測定器より高精度に測定が可能なオパシメーターで、軽油や潤滑油の未燃焼成分である青煙等の可溶有機成分まで含めて測定するようで、オパシメーターによる測定は、従来の黒煙測定器よりハードルの高い黒煙検査になったのは間違いありません。
ランクル70の予備車検を前に一抹の不安がよぎり、情報収集を続けまくったところ、数年前のオパシメーター導入時の資料も見つけたので確認すると、測定方法や合否判断の基準がかなり細かく決められています。
古いディーゼル車の車検時に鬼門ともいえる黒煙検査が待ち受けていることすら知らず予備車検の予約をとってしまいました。ディーゼル車の黒煙検査の事を調べれば調べるほど不安が募りますが、その一方でユーザー車検で黒煙検査にパスしなくても、2回目あるいは3回目の検査でパスした事例もいくつか目にする事ができました。
ランクル70の黒煙にびっくり!
オパシメーターでの黒煙検査の事を調べて、ガソリン車と大きく違う点がディーゼル車では高回転時に黒煙濃度を検査する点です。
ガソリン車のユーザー車検では、ユーザーがマフラーにプローブを挿入してアイドリングのまま測定しますが、ディーゼル車の黒煙検査は、検査官がマフラーにプローブを挿入しエンジンを全開にして黒煙検査を行うようです。
検査官による測定なのでプローブを浅めに挿入したり、回転数を抑え気味にするという誤魔化しはできません。
暗雲が立ち込めていますが悩んでも仕方ありません。ランクル70を新規登録するためには黒煙検査にパスする事が必須なので、まずは現状を排ガスの状態を確認する事にしました。
今年7月、16年ぶりにエンジン始動後、何度もアクセルを踏み込んでエンジンのスムーズな吹き上がりを確認していますが、1人で作業をしているので排ガスを目視する事は出来ませんでした
黒煙が出ているのかどうかを確認するため、リアゲートを開いて排ガスの状態を目視できるようにして、エンジン暖気後アイドリングからアクセルを踏み込んでエンジン回転を上げてみました。
リアゲート越しに目にした排ガスの状態は、エンジン回転の上昇と共に恐ろしいほどの黒煙が吹き出しています。
何度かアクセルを踏み込むと少しずつ黒煙が少なくなりますが、しばらくアイドリングのままにして、再びアクセルを踏み込むと、近所から苦情が出るのではないかと思えるほどの黒煙です。こんな状態だと車検以前の問題で、公道を走る事すら後ろめたくなります。
急加速を控えゆっくりアクセルを踏み込めば、気にならない程度の黒煙しか出ないので気を付けて走行する事にして、この状態で黒煙検査を行った場合、黒煙濃度がどのくらいなのか、どこかで調べたいのですが、ナンバーが無いので近隣の整備工場まで走る事すらできません。
ランクル70の黒煙濃度は50%まで
ランクル70の1PZエンジンはアイドリングから急激に回転を上げると、恐ろしいほどの黒煙が出ます。
黒煙検査にパスする濃度を調べたところ、1990年式のランクル70の場合、50%までとなっていたので現状の黒煙がどの程度の濃度なのかを確認する方法はないのか調べてみました。すると簡易的ですが、整備工場に行かなくても黒煙の測定が出来る黒煙チャートというものを見つけました。
この黒煙チャートとマフラーから吹き出る排ガスを見比べる事で、大雑把ですが黒煙濃度を測定できます。ただしマフラー先端の排ガスと黒煙チャートを見比べて判断しなければならないので1人では確認する事ができません。
アクセルを踏み込みながら1人で開いたリアゲート越しに排ガスの確認をしてもマフラーの先端が見えないので、黒煙チャートを使った測定は絶対に助手が必要です。
友人に手伝ってもらう事も考えましたが、空き時間を見つけてWEBで調べまくり、かなりの情報を収集をした中に、運よく黒煙を軽減する排煙予防剤というケミカル剤を見つけました。その効果が絶大らしい事を、口コミ評価の他、商品と無関係な書込みなどでいくつも見かけたので早速試してみる事にしました。
効果絶大な排煙予防剤
ランクル70の予備車検を予約後、古いディーゼル車が黒煙検査で車検にパスしないケースが多発している事を知りました。その一方で黒煙検査対策として排煙予防剤が販売されている事も知りました。
予備車検を週明けに予約しているので、神にすがる思いでカーショップに行って排煙予防剤を購入してきました。
購入したのは、日産サブブランドの ピットワークが販売している、アンチスモークという排煙予防ケミカル剤です。万一に備え2本購入しました。
後に調べてみるとカーショップよりネット通販の方がかなり安く販売されています。もう少し早く気づけば良かったのですが、今回は週明けの予備車検に間に合わせるためカーショップで割高品を購入しました。
燃料タンクに1本入れて、アンチスモークと燃料を混ぜるようにランクル70を前後に動かしてから回転数を上げてみると、徐々に黒煙が減っています。何度もアクセルを踏み込んで排ガスを目視するうちに黒煙が驚くほど少なくなりました。
念のためしばらくアイドリングを保ってから試しましたが、リアゲート越しに見る限り黒煙がほとんど気にならないレベルまで減少しました。効果がイマイチだったら倍の量入れようと2本購入しましたが、この分なら追加する必要はなさそうです。
これで難関だと思われた黒煙検査にパスするはずです。週明けの予備車検が少し楽しみになりました。
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2021年11月26日
16年ぶりにランクル70のLLC交換
今年6月から整備をはじめたランクル70。この冬のトップシーズンのスキー場までの行き来に使いたいので、何とか年内の新規登録を目指しています。
もちろんナンバーを取得しても、いきなり年末スキーで遠方の寒冷地に出かけるのは少し不安です。
出先で万一トラブルがあると16年間動かしていなかっただけに、応急処置だけでは動かせなくなるかもしれません。やはりテストドライブは必須で、少しでも早く車検取得して、まずは近所の行楽などに出かけて、走行性や快適性などの総合的なコンディションを確かめたいところです。
そう考えるとスキー場に向かう前に、できれば1000キロくらい何日かに分けて近所を走っておきたいので、そろそろタイムリミットです。のんびりすすめてきたランクル70の整備も、少々焦りながら時間をみつけて作業を継続中です。
今回の新規登録は16年ぶりの車検取得なので、交換すべき部品が多岐にわたります。
本来なら一気にすべてのパーツ交換をした方が良いのが当然ですが、ずっとガレージに鎮座していて走行距離も8万キロほどですし予算の都合もあるので、まずは必須パーツのみ交換する事にしました。
経年劣化で交換必須かどうか迷ったファンベルトやタイミングベルト類は、多少リスクを感じますが車検取得後しばらく走って、暖かくなってから交換する事にしました。
ランクル70新規登録のための交換パーツ
今年7月、16年ぶりにエンジンを始動する前に、オイルとフィルターを交換しましたが、目視点検でキレイだったエアフィルターは継続利用としました。
エンジン始動後はブレーキ関連をチェックしましたが、フルードやパッド類も減ってません。スキー場への行き来でそんなに酷使する走り方はしないので、ブレーキパッドやシュー、フルードなどは減り具合や劣化具合を定期的にチェックして、必要になったら交換する事にしました。
ギアオイル類はペール缶で用意しましたが、交換に適した暖かい時期を逃したので、来年の夏に交換する事にしました。その時にパワステフルードやクラッチフルードも交換する事にします。
ランクル70車検取得後にシーズンインするスキー場に向かう事を考えると、氷点下の雪山で絶対トラブルを起こしたくありません。当然ですが冷却水の交換は必須です。
ランクル70に入っている冷却水は、たぶん抹消登録の1年前か2年前の車検でトヨタディーラーで入れ替えてから18年ほど経過しているだけに、交換前はどんな状態なのか少々不安でした。
LLCを注文し到着してから冷却水を排出しました。
1PZのランクル70の冷却水は10.4リットルらしく、普通のバケツに排出しても溢れる事はありません。バケツに溜まった冷却水の汚れ具合をしっかりチェックするために、6本ほどのペットボトルに入れ替えました。
意外ですが16年放置した割にキレイな状態だったので少し安心しました。
古い車の場合、冷却水に錆が混じって濁った状態になる事もあるそうで、少々不安でしたが、こんなに透明感のある状態ならエンジンのコンディションも悪くないはず、と思い込んでしまいそうです。
DIYガレージ整備で冷却水を完全に入れ替えようと思ったら、ラジエーターからとヒーターの室内側からのドレンが必要だと聞いた事がありますが、今回の交換ではラジエーター側からのみのドレンなので、なるべく汚れを残さないために何度も水を入れ替えて、古い冷却水がなるべく残らないようにしました。
のんびり整備だったので、1週間ほどかけて仕事から帰った後、暖気して水を入れ替え、念のために週末は1時間以上暖気してから、ポタポタしずくが止まるまで排水して新しいLLCを4リットル入れました。約40%の濃度になるのでスキー場周辺に出かける程度なら問題ありません。
こんな事しなくてもヒーター側のホースを外せば済むのかもしれませんが、整備書を持っていないので今回は時間と手間をかけました。
ランクル70予備車検前の整備
長らくかかったランクル70の車検整備ですが、11月の飛び石連休までで何とか一通りの部品交換を終えたので、11月最終週にランクル70の予備車検を予約しました。
今回の整備では、ランクル70が16年放置していたにも関わらず、想定以上にエンジンコンディションが良好だったので交換パーツも最小限でした。
交換したのはエンジンオイルとフィルター、LLCくらいで、整備としてはマフラーの錆落としと補修程度でした。
ブレーキや下回りを点検し清掃と錆止め塗装などは行いましたが、オイル漏れはないし目視で不具合や異常個所も見つかりませんでした。
通常の車検整備と考えれば、この程度の整備でもパスするはずですが、16年ぶりの車検なので安心する事はできません。ずっと動かしていなかったエンジンなので何が起こるか不安が残ります。
この時点でエンジンを動かして前後左右にランクル70を移動させていますが、ナンバーがないので公道を走っていません。ひょっとすると公道に出て少しスピードを出しただけで不具合が出るかもしれません。
現状のままで予備車検にパスできるかどうか、まったく見当がつきません。何らかの落とし穴があって予備車検にパスするまでに相当な日数がかかるかもしれません。こんな時は経験談を探せば、気休めかもしれませんが安心できる材料が見つかるかもしれません。
キーワードを放置車両の車検取得やランクル70の車検で、何か気をつける点や必須整備などの書込みがないかWEBで探してみました。するとランクル70に限らず古いディーゼルエンジン車の車検で、鬼門ともいえる検査がある事を知りました。
多くの方が排ガスの黒煙検査で不合格になったという書込みをいくつも目にしたのです。
どうやら排ガスの黒煙検査が以前の方法と少し違っているようで、今回のランクル70の予備車検に向けた整備で、この件はノーマークでした。
すでに予備車検の予約をとってしまった後なので、すぐに黒煙検査の事を調べ、この週末には可能な限りの対策を施さなければなりません。
タイムリミットまで数日です。どうなる事やら。
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クルマの整備や調整、オイル交換は、近くの整備工場に依頼しましょう!
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もちろんナンバーを取得しても、いきなり年末スキーで遠方の寒冷地に出かけるのは少し不安です。
出先で万一トラブルがあると16年間動かしていなかっただけに、応急処置だけでは動かせなくなるかもしれません。やはりテストドライブは必須で、少しでも早く車検取得して、まずは近所の行楽などに出かけて、走行性や快適性などの総合的なコンディションを確かめたいところです。
そう考えるとスキー場に向かう前に、できれば1000キロくらい何日かに分けて近所を走っておきたいので、そろそろタイムリミットです。のんびりすすめてきたランクル70の整備も、少々焦りながら時間をみつけて作業を継続中です。
今回の新規登録は16年ぶりの車検取得なので、交換すべき部品が多岐にわたります。
本来なら一気にすべてのパーツ交換をした方が良いのが当然ですが、ずっとガレージに鎮座していて走行距離も8万キロほどですし予算の都合もあるので、まずは必須パーツのみ交換する事にしました。
経年劣化で交換必須かどうか迷ったファンベルトやタイミングベルト類は、多少リスクを感じますが車検取得後しばらく走って、暖かくなってから交換する事にしました。
ランクル70新規登録のための交換パーツ
今年7月、16年ぶりにエンジンを始動する前に、オイルとフィルターを交換しましたが、目視点検でキレイだったエアフィルターは継続利用としました。
エンジン始動後はブレーキ関連をチェックしましたが、フルードやパッド類も減ってません。スキー場への行き来でそんなに酷使する走り方はしないので、ブレーキパッドやシュー、フルードなどは減り具合や劣化具合を定期的にチェックして、必要になったら交換する事にしました。
ギアオイル類はペール缶で用意しましたが、交換に適した暖かい時期を逃したので、来年の夏に交換する事にしました。その時にパワステフルードやクラッチフルードも交換する事にします。
ランクル70車検取得後にシーズンインするスキー場に向かう事を考えると、氷点下の雪山で絶対トラブルを起こしたくありません。当然ですが冷却水の交換は必須です。
ランクル70に入っている冷却水は、たぶん抹消登録の1年前か2年前の車検でトヨタディーラーで入れ替えてから18年ほど経過しているだけに、交換前はどんな状態なのか少々不安でした。
LLCを注文し到着してから冷却水を排出しました。
1PZのランクル70の冷却水は10.4リットルらしく、普通のバケツに排出しても溢れる事はありません。バケツに溜まった冷却水の汚れ具合をしっかりチェックするために、6本ほどのペットボトルに入れ替えました。
意外ですが16年放置した割にキレイな状態だったので少し安心しました。
古い車の場合、冷却水に錆が混じって濁った状態になる事もあるそうで、少々不安でしたが、こんなに透明感のある状態ならエンジンのコンディションも悪くないはず、と思い込んでしまいそうです。
DIYガレージ整備で冷却水を完全に入れ替えようと思ったら、ラジエーターからとヒーターの室内側からのドレンが必要だと聞いた事がありますが、今回の交換ではラジエーター側からのみのドレンなので、なるべく汚れを残さないために何度も水を入れ替えて、古い冷却水がなるべく残らないようにしました。
のんびり整備だったので、1週間ほどかけて仕事から帰った後、暖気して水を入れ替え、念のために週末は1時間以上暖気してから、ポタポタしずくが止まるまで排水して新しいLLCを4リットル入れました。約40%の濃度になるのでスキー場周辺に出かける程度なら問題ありません。
こんな事しなくてもヒーター側のホースを外せば済むのかもしれませんが、整備書を持っていないので今回は時間と手間をかけました。
ランクル70予備車検前の整備
長らくかかったランクル70の車検整備ですが、11月の飛び石連休までで何とか一通りの部品交換を終えたので、11月最終週にランクル70の予備車検を予約しました。
今回の整備では、ランクル70が16年放置していたにも関わらず、想定以上にエンジンコンディションが良好だったので交換パーツも最小限でした。
交換したのはエンジンオイルとフィルター、LLCくらいで、整備としてはマフラーの錆落としと補修程度でした。
ブレーキや下回りを点検し清掃と錆止め塗装などは行いましたが、オイル漏れはないし目視で不具合や異常個所も見つかりませんでした。
通常の車検整備と考えれば、この程度の整備でもパスするはずですが、16年ぶりの車検なので安心する事はできません。ずっと動かしていなかったエンジンなので何が起こるか不安が残ります。
この時点でエンジンを動かして前後左右にランクル70を移動させていますが、ナンバーがないので公道を走っていません。ひょっとすると公道に出て少しスピードを出しただけで不具合が出るかもしれません。
現状のままで予備車検にパスできるかどうか、まったく見当がつきません。何らかの落とし穴があって予備車検にパスするまでに相当な日数がかかるかもしれません。こんな時は経験談を探せば、気休めかもしれませんが安心できる材料が見つかるかもしれません。
キーワードを放置車両の車検取得やランクル70の車検で、何か気をつける点や必須整備などの書込みがないかWEBで探してみました。するとランクル70に限らず古いディーゼルエンジン車の車検で、鬼門ともいえる検査がある事を知りました。
多くの方が排ガスの黒煙検査で不合格になったという書込みをいくつも目にしたのです。
どうやら排ガスの黒煙検査が以前の方法と少し違っているようで、今回のランクル70の予備車検に向けた整備で、この件はノーマークでした。
すでに予備車検の予約をとってしまった後なので、すぐに黒煙検査の事を調べ、この週末には可能な限りの対策を施さなければなりません。
タイムリミットまで数日です。どうなる事やら。
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2021年11月22日
【ランクル70】抹消後16年ぶりの新規登録前に予備車検
今年6月から抹消登録後16年放置してあったランクル70の車検取得を目指して整備を開始しましたが、仕事やさまざまな雑用で延び延びになってしまいました。
今年中に登録しようと、少しでも空き時間があればランクル整備を継続していますが、11月も20日を過ぎ少々焦り気味です。できれば今月中に車検取得チャレンジして、一撃でパスしなかったとしても何とか年内にはナンバーを取得するつもりです。
気になるのが車検にパスしなかった場合にかかる経費です。
16年ぶりにエンジン始動させたランクル70なので、一発で車検をパスする確信がもてません。
パスしなかった場合、DIYで追加整備を行うので日数がかかりますし、仕事の都合で次の車検日のスケジュール調整などに数週間費やすかもしれません。
1か月以内に登録が完了すれば良いのですが、予想以上に時間がかかると諸費用の追加が必要になるかもしれません。
限られた予算内で、なるべく無駄な経費が発生しないよう、合理的なランクル70の新規登録方法を調べ、まずは予備車検を受ける事にしました。
ランクル70新規登録計画
16年ぶりにエンジン始動させたランクル70を今年中に新規登録する予定ですが、抹消後ずっと放置した状態なので、気づかない不具合があるかもしれません。
タイヤ交換も迷いましたがノーマルタイヤにコストをかけたくないし、まだスリップサインが出ていないので、まずは交換せずに車検にチャレンジしてみます。ブレーキの効きも試運転が出来ないので、車検をパスするレベルかどうか不明です。
いくらエンジンの調子が悪くなくても、車検コースのすべての検査を一発でパスするかどうかわかりません。
通常の新規登録で車検を取得する時、車庫証明や自賠責などが必要ですが車検にパスせず、その後の整備に想定以上に日数がかかると車庫証明を再取得する事になったり、自賠責保険の保険期間が不足するなど、追加で費用が発生する場合があります。
なるべく無駄な出費を抑える方法を検討し、すぐに新規登録をするのではなく、二度手間ですが登録諸費用が最小限で済む予備車検を受けてパスしてから新規登録する事にしました。
予備車検を受ける場合、パスした時点で登録しないので車庫証明が不要ですし、自賠責や重量税、自動車税など諸費用も必要ありません。
もし予備車検にパスしなかった場合でも、1か月ほど有効の車庫証明が不要なので、期限内に急いで整備をする必要がなくなります。仕事の都合で整備に1か月以上かかっても無駄になる出費が最小限に抑えられます。
陸運事務所に行く方法
抹消登録されたランクル70を予備車検や新規登録で陸運事務所に向かう場合、そのままでは公道を走行できないので、積車をレンタルして積んでいくか、仮ナンバーを申請して自走するかになります。
積車レンタルは数万円、仮ナンバーが数百円なので、仮ナンバーを申請する事になりますが、申請には自賠責保険が必要なので、通常は1か月の自賠責を用意します。
仮ナンバー申請のための自賠責保険の購入は結構悩みます。
ランクル70の場合4ナンバーなので、新規登録時に12か月の自賠責保険が必要で保険料が14280円ですが、仮ナンバー申請のために必要な1か月の自賠責保険料が12か月分の半値に迫る5990円と割高ぼったくりな保険料です。
今後の整備状況次第で、一発でパスしそうなら自賠責は13か月、少々不安なら割高な1か月のチョイスになりそうです。
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気になるのが車検にパスしなかった場合にかかる経費です。
16年ぶりにエンジン始動させたランクル70なので、一発で車検をパスする確信がもてません。
パスしなかった場合、DIYで追加整備を行うので日数がかかりますし、仕事の都合で次の車検日のスケジュール調整などに数週間費やすかもしれません。
1か月以内に登録が完了すれば良いのですが、予想以上に時間がかかると諸費用の追加が必要になるかもしれません。
限られた予算内で、なるべく無駄な経費が発生しないよう、合理的なランクル70の新規登録方法を調べ、まずは予備車検を受ける事にしました。
ランクル70新規登録計画
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いくらエンジンの調子が悪くなくても、車検コースのすべての検査を一発でパスするかどうかわかりません。
通常の新規登録で車検を取得する時、車庫証明や自賠責などが必要ですが車検にパスせず、その後の整備に想定以上に日数がかかると車庫証明を再取得する事になったり、自賠責保険の保険期間が不足するなど、追加で費用が発生する場合があります。
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予備車検を受ける場合、パスした時点で登録しないので車庫証明が不要ですし、自賠責や重量税、自動車税など諸費用も必要ありません。
もし予備車検にパスしなかった場合でも、1か月ほど有効の車庫証明が不要なので、期限内に急いで整備をする必要がなくなります。仕事の都合で整備に1か月以上かかっても無駄になる出費が最小限に抑えられます。
陸運事務所に行く方法
抹消登録されたランクル70を予備車検や新規登録で陸運事務所に向かう場合、そのままでは公道を走行できないので、積車をレンタルして積んでいくか、仮ナンバーを申請して自走するかになります。
積車レンタルは数万円、仮ナンバーが数百円なので、仮ナンバーを申請する事になりますが、申請には自賠責保険が必要なので、通常は1か月の自賠責を用意します。
仮ナンバー申請のための自賠責保険の購入は結構悩みます。
ランクル70の場合4ナンバーなので、新規登録時に12か月の自賠責保険が必要で保険料が14280円ですが、仮ナンバー申請のために必要な1か月の自賠責保険料が12か月分の半値に迫る5990円と割高ぼったくりな保険料です。
今後の整備状況次第で、一発でパスしそうなら自賠責は13か月、少々不安なら割高な1か月のチョイスになりそうです。
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2021年08月28日
【車検整備】16年ぶりにエンジン始動したランクル70【マフラーとブレーキ】
先月末、2005年7月の車検切れから放置していたランクル70の1PZエンジンを16年ぶりに始動させてみました。
当初の想定では、2005年から16年間ずっと動かさずに放置していたので、さすがに何らかの不具合があるだろう、簡単にエンジンは動かないだろうと思っていました。
ランクル70のエンジン始動は、数年前から動かしてみようと思いましたが、オイルが完全に落ちたドライスタートによるダメージが気になって、その対策を何となく考えて数年が過ぎました。
延び延びになったのは、やはり放置期間が長いので想像以上の不具合があって、エンジン始動させるまでかなり悪戦苦闘を続けるだろうと思っていたからで、下手したら自宅のガレージ整備ではエンジン始動できず、やむを得ずトヨタの整備工場に依頼する事にならないか不安でした。
今年6月頃から試行錯誤を続けたドライスタート対策も納得できるレベルの処置が出来ず、何度かエンジン始動を延期しようか迷いましたが、ここで断念したら放置期間が20年を超えるのは間違いありません。
半ばやけくそ気味でエンジンへのダメージを覚悟して、先月末恐る恐る1PZエンジンのスターターを回しました。
まずは、少しでもエンジンオイルを各部に回そうと、グロープラグのプレヒートを待たず数秒のクランキングを試しました。すると、ほんの一瞬にも思えたクランキングで、今までの不安が一瞬で吹っ飛びます。
まるで昨日まで走っていたかのように、キュルキュル〜ブルン!セル1発で1PZエンジンが目覚めました。
初度登録から30年8万キロ走行のランクル70
16年ぶりにエンジンを始動させたPZJ70ランドクルーザーは、社会人になって間もない1997年12月に購入した中古車です。
初任給に毛が生えた低所得な20代の頃だったので迷いもありましたが、1990年12月に新車登録後、ほぼ7年落ち約16000km走行の極上とも思える状態だったので、銀行預金を全額はたいてトヨタディーラー1年保証付きでランクル70の2代目のオーナーになりました。
購入後は何度も高額なディーラー車検を受けながら走らせていましたが、その後JB31Wジムニーシエラを購入したので、2005年7月の車検切れで、いったん抹消しました。
ランクル70抹消までの8年間で、車検切れの期間もあって実際に走らせていたのは5年ほどだったので、走行距離も現時点で8万キロを超えたくらいです。
先月のエンジン始動は、16年ぶりのエンジン始動なので何らかの異常があるだろうと思っていましたが、安定したアイドリングで何ら不具合や異常を感じません。
しばらく暖気して1PZエンジンを3000rpmほど回しましたが、スムーズなエンジン回転で吹き上がりました。悪くありません。
出来れば試運転をしたいところですが、仮ナンバーを用意していないのでガレージ前で少し動かす程度しか試せません。
30分程度エンジンを回して、10mくらい前後左右に動かした感触では、エンジンもブレーキもステアリングも不具合や異常は感じません。
頑丈なランクル70だからなのか、保管状態が良かったのかコンディションは非常に良好です。
ランクル70車検取得に向けての整備
16年ぶりにエンジンを始動させたランクル70は、想像以上にコンディションが良好な感触です。
このままスムーズに車検が取得出来れば良いのですが、そのためには少なくとも一通りの整備が必要です。
16年放置していたので、気になるのがオイル漏れと錆の発生です。
少し前にエンジンオイルを交換しましたが、ガレージの床にオイルの痕跡はありませんでした。エンジン始動と多少でも動かした事で、オイルシールから漏れが心配でしたが、エンジン始動の翌日に床と下回りをチェックしても目視でオイル漏れは見当たりません。
本格的に走らせなければ判断できませんが、ランクル70のコンディションは悪くなさそうです。
残念なのが錆の発生で、目についたのがマフラーの錆です。
今のところ穴あきや排気漏れが無いので車検はパスするはずですが、このまま放置すると錆が酷くなってマフラー交換する事になります。
まだ使える状態なので、少しでも延命させるために錆びた部分を補修する事にしました。
金属板で補修プレートをつくって、ビス止めしてみましたがイマイチです。大きな錆は補修できましたが、小さな錆が目につきます。
マフラーの錆の補修は後日作業する事にして、ブレーキの状態を確認してみました。まずはフロントディスクです。
16年間走っていないのでディスクには錆がうっすら出ていますが、ガレージ保管していたので思っていたほど状態は悪くありません。
ブレーキパッドも4mmほど残っているので、今回の車検ではパッドを交換せずに通せます。
リアはドラムブレーキです。
ドラムを外してみると気になる錆などもなく正常に作動しています。
ドラムの内側に気になるダメージはありませんし、外側も錆が多少出ている程度です。
シューも5mmほど残っているので、交換は数万キロ走行後でしょう。
思っていた以上にコンディション良好なランクル70ですが、外観は雑に乗っていたので、多少のキズやへこみがあります。
残念なのがアンテナで、仕事で出かけた会場の30分無料駐車場を出る時、駐車券を挿入してもゲートが上がっていたので、無料なんだとそのまま通過しはじめた途端、ゲートが降りてきた事がありました。
ゲートを破損させると面倒なので、ゲートを突っ切るのではなく、バックでゲートの手前まで戻った時、アンテナをグニャリと曲げてしまいました。
ラジオの受信は出来ますが、アンテナを収納する事も伸ばす事も出来ない状態なので、後日マフラーの補修と共に部品交換する事にします。
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当初の想定では、2005年から16年間ずっと動かさずに放置していたので、さすがに何らかの不具合があるだろう、簡単にエンジンは動かないだろうと思っていました。
ランクル70のエンジン始動は、数年前から動かしてみようと思いましたが、オイルが完全に落ちたドライスタートによるダメージが気になって、その対策を何となく考えて数年が過ぎました。
延び延びになったのは、やはり放置期間が長いので想像以上の不具合があって、エンジン始動させるまでかなり悪戦苦闘を続けるだろうと思っていたからで、下手したら自宅のガレージ整備ではエンジン始動できず、やむを得ずトヨタの整備工場に依頼する事にならないか不安でした。
今年6月頃から試行錯誤を続けたドライスタート対策も納得できるレベルの処置が出来ず、何度かエンジン始動を延期しようか迷いましたが、ここで断念したら放置期間が20年を超えるのは間違いありません。
半ばやけくそ気味でエンジンへのダメージを覚悟して、先月末恐る恐る1PZエンジンのスターターを回しました。
まずは、少しでもエンジンオイルを各部に回そうと、グロープラグのプレヒートを待たず数秒のクランキングを試しました。すると、ほんの一瞬にも思えたクランキングで、今までの不安が一瞬で吹っ飛びます。
まるで昨日まで走っていたかのように、キュルキュル〜ブルン!セル1発で1PZエンジンが目覚めました。
初度登録から30年8万キロ走行のランクル70
16年ぶりにエンジンを始動させたPZJ70ランドクルーザーは、社会人になって間もない1997年12月に購入した中古車です。
初任給に毛が生えた低所得な20代の頃だったので迷いもありましたが、1990年12月に新車登録後、ほぼ7年落ち約16000km走行の極上とも思える状態だったので、銀行預金を全額はたいてトヨタディーラー1年保証付きでランクル70の2代目のオーナーになりました。
購入後は何度も高額なディーラー車検を受けながら走らせていましたが、その後JB31Wジムニーシエラを購入したので、2005年7月の車検切れで、いったん抹消しました。
ランクル70抹消までの8年間で、車検切れの期間もあって実際に走らせていたのは5年ほどだったので、走行距離も現時点で8万キロを超えたくらいです。
先月のエンジン始動は、16年ぶりのエンジン始動なので何らかの異常があるだろうと思っていましたが、安定したアイドリングで何ら不具合や異常を感じません。
しばらく暖気して1PZエンジンを3000rpmほど回しましたが、スムーズなエンジン回転で吹き上がりました。悪くありません。
出来れば試運転をしたいところですが、仮ナンバーを用意していないのでガレージ前で少し動かす程度しか試せません。
30分程度エンジンを回して、10mくらい前後左右に動かした感触では、エンジンもブレーキもステアリングも不具合や異常は感じません。
頑丈なランクル70だからなのか、保管状態が良かったのかコンディションは非常に良好です。
ランクル70車検取得に向けての整備
16年ぶりにエンジンを始動させたランクル70は、想像以上にコンディションが良好な感触です。
このままスムーズに車検が取得出来れば良いのですが、そのためには少なくとも一通りの整備が必要です。
16年放置していたので、気になるのがオイル漏れと錆の発生です。
少し前にエンジンオイルを交換しましたが、ガレージの床にオイルの痕跡はありませんでした。エンジン始動と多少でも動かした事で、オイルシールから漏れが心配でしたが、エンジン始動の翌日に床と下回りをチェックしても目視でオイル漏れは見当たりません。
本格的に走らせなければ判断できませんが、ランクル70のコンディションは悪くなさそうです。
残念なのが錆の発生で、目についたのがマフラーの錆です。
今のところ穴あきや排気漏れが無いので車検はパスするはずですが、このまま放置すると錆が酷くなってマフラー交換する事になります。
まだ使える状態なので、少しでも延命させるために錆びた部分を補修する事にしました。
金属板で補修プレートをつくって、ビス止めしてみましたがイマイチです。大きな錆は補修できましたが、小さな錆が目につきます。
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16年間走っていないのでディスクには錆がうっすら出ていますが、ガレージ保管していたので思っていたほど状態は悪くありません。
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リアはドラムブレーキです。
ドラムを外してみると気になる錆などもなく正常に作動しています。
ドラムの内側に気になるダメージはありませんし、外側も錆が多少出ている程度です。
シューも5mmほど残っているので、交換は数万キロ走行後でしょう。
思っていた以上にコンディション良好なランクル70ですが、外観は雑に乗っていたので、多少のキズやへこみがあります。
残念なのがアンテナで、仕事で出かけた会場の30分無料駐車場を出る時、駐車券を挿入してもゲートが上がっていたので、無料なんだとそのまま通過しはじめた途端、ゲートが降りてきた事がありました。
ゲートを破損させると面倒なので、ゲートを突っ切るのではなく、バックでゲートの手前まで戻った時、アンテナをグニャリと曲げてしまいました。
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2021年08月01日
低価格ヒュンダイバッテリーで16年ぶりにランクル70の1PZエンジンを始動させてみた
16年ぶりにランクル70の1PZエンジンを始動させるために、先日バッテリーを注文しました。
注文から3日ほどで到着したのが105D31R ヒュンダイ バッテリーです。
エンジン始動で真っ先に必要になるバッテリーですが、ランクル70の車検取得までの予算は20万円です。限られた予算内で高額な交換パーツとなるバッテリー選びが大変でした。
2000ccクラスの乗用車なら、バッテリーはせいぜい1万円くらいまでで買えるので気になりません。7年前にJB31Wジムニーシエラは7000円ほどでACデルコ バッテリーに交換しましたが、ランクル70の1PZエンジンは小型トラック向けのディーゼルエンジンなので24V仕様です。ジムニーに比べると価格の高い大容量のバッテリーが2個必要です。
20年ほど前にランクル70のバッテリーを交換した時は、2個で4万円以上の価格に驚いた記憶がありますが、どのくらい値上がりしているか近所のカーショップなどに探しに行くと、20年前とあまり変わらず1個2万円ほどで販売されていました。想定より安い価格ですが、消費税が加わると軽く45000円の出費です。
ランクル70の車検取得までには相応のパーツ交換が必要になるはずですし、限られた予算内でバッテリーに4万円を超える出費は避けたいので、少しでも安いバッテリーを探す事にして、今まで避けていた海外ブランド品の価格や品質などを調べてみました。
こんな時インターネットの通販サイトが非常に便利です。
実店舗だと在庫が限られるので、品質や性能が信頼できる国産ブランド品しか店頭で購入できませんが、ネット通販なら純正同等の国内や海外の一流ブランド品だけでなく、セカンドブランドや格安ブランド品、再生品などを簡単に探す事が出来ます。
手ごろな品が見つかったら、すぐにメーカーサイトで性能や信頼性なども調べる事もできるので、低予算でも高品質な品を見つける事ができます。
16年ぶりに始動させるランクル70に装着するバッテリーに選んだのがヒュンダイバッテリーです。
純正装着されている75D31Rというタイプは一部の国産ブランドでしか見つけられなかったので、容量が大きめで流用可能な105D31Rにしました。
ヒュンダイバッテリーを選んだのは、世界市場で販売されている自動車メーカーの純正部品というのを決め手にしました。
今まで多少高くても国産ブランドのバッテリーしか使った事が無かったのですが、海外ブランド品でも自動車メーカー純正部品なら優良部品並の性能や耐久性があるはずです。
日本国内であまりヒュンダイ自動車を見かけませんが、調べてみると2019年の販売台数は719万台で世界5位です。4位のGMの771万台に迫る販売台数の自動車メーカー純正部品なので、日本車の第2ブランドと大差ないはずです。JB31Wジムニーシエラに装着して、そろそろ8年経過するトヨタ第2ブランドのACデルコ バッテリーと同等の品質なら、8年以上使い続ける事ができるでしょう。
低価格でも優良品質!海外ブランド自動車バッテリー
105D31R ヒュンダイ バッテリー到着後、あまり参考になりませんが、電圧と容量を測定してみました。
測定といってもバッテリーテスターが無いので、オメガプロにセットして電圧と容量をチェックしてみました。
オメガプロでチェックしているので参考程度ですが、電圧が12.4Vなので新品バッテリーにしては少し低い気がします。
新品を購入したので、フル充電されているはずですが、到着した時点で80%でした。バッテリーは在庫期間が長いと放電するので、この数値は許容範囲かもしれません。
フル充電しようか迷いましたが、新品なのでこのままランクル70に装着する事にして、始動前に燃料を20リットル補給します。
残り10リットルほど入っていますが、16年前に入れた軽油です。本来なら古い軽油を抜き取った方が良さそうですが処理できないので、新しく軽油を追加して古く劣化しているかもしれない軽油を薄めて始動する事にしました。
JB31Wジムニーシエラで近所のセルフスタンドに行って、携行缶に軽油を入れようとすると事務室から係員が飛んできました。どうやらセルフスタンドで車以外に燃料を入れると違反になるようです。。
仕方ないので軽油価格が5円ほど高いフルサービスのガソリンスタンドに行って係員に入れてもらいました。
ガソリン価格が高騰していますが、軽油も少し前のガソリン価格並みに値上がりしています。単価135円ほどの高価な軽油を20リットル携行缶に入れてもらいました。
ガレージに戻ってランクル70に軽油を補給しバッテリーを装着しました。
クランキング前に先日交換したオイルを確認します。レベルゲージには透明なオイルが付着しています。
始動前のオイル交換は正解です。16年ぶりのエンジン始動なのでオイルポンプに不具合があるかもしれませんが、軽くクランキングしてオイルが汚れるかどうかでオイルポンプが正常作動しているかどうか確認できます。
グロープラグが点灯する前に軽くクランキングすれば、燃料ポンプのヒューズを抜かなくてもエンジンは始動しないはずです。数秒のクランキングで止めてオイルの状態をチェックして、オイルポンプの作動確認する事にしました。
16年ぶりのエンジン始動なので燃料も落ちているでしょうし、簡単にはエンジン始動しないでしょう。ひょっとするとエンジン始動しないかもしれません。
そんな期待と不安が入り混じったままランクル70に乗り込んで、グローランプが点灯しないように一気にキーを捻ってみました。
すぐにキーをOFFに戻そうと数秒クランキングしましたが、予想に反してセルを回した途端1PZエンジンが始動しました。意外でした。16年ぶりのクランキングなのに、昨日まで動いていたようなエンジン始動です。
エンジンは始動しましたが、オイルポンプの作動が気になるのでエンジンを止めてオイルをチェックします。
オイルレベルゲージに付着したオイル汚れと、減り具合でオイルポンプの正常作動が確認できました。オイル量が少し減ったのは先日新品交換してオイルが入っていないフィルター内と循環経路に、数秒のクランキングとエンジン始動でオイルが充填されたからでしょう。
オイルを1リットルほど補充して、再びエンジンを始動させ今度は水温が上昇するまでアイドリングを続けます。
16年ぶりのエンジン始動ですが、信じられないほどアイドリングが安定しています。水温が上昇してから空ぶかししましたが、何も不具合を感じません。もう少し苦戦する覚悟だったので、少々あっけにとられてしまったほどです。
久々にエンジンを始動させたので、ランクル70をガレージから外に出して16年間たまったホコリを洗い流しました。
ランクル70の1PZエンジン始動が成功したので、この週末から整備をすすめます。まずはブレーキ関係と下回りのオイル漏れなどをチェックして、大きな不具合がなければ仮ナンバーでテスト走行です。
点検しながら100kmくらいの慣らし走行を行って、ランクル70の状態を確認した方が良さそうです。
16年ぶりに走らせるので予想外の整備が必要になるかもしれませんが、作業が順調にすすめば来月末までに車検取得できるかもしれません。
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エンジン始動で真っ先に必要になるバッテリーですが、ランクル70の車検取得までの予算は20万円です。限られた予算内で高額な交換パーツとなるバッテリー選びが大変でした。
2000ccクラスの乗用車なら、バッテリーはせいぜい1万円くらいまでで買えるので気になりません。7年前にJB31Wジムニーシエラは7000円ほどでACデルコ バッテリーに交換しましたが、ランクル70の1PZエンジンは小型トラック向けのディーゼルエンジンなので24V仕様です。ジムニーに比べると価格の高い大容量のバッテリーが2個必要です。
20年ほど前にランクル70のバッテリーを交換した時は、2個で4万円以上の価格に驚いた記憶がありますが、どのくらい値上がりしているか近所のカーショップなどに探しに行くと、20年前とあまり変わらず1個2万円ほどで販売されていました。想定より安い価格ですが、消費税が加わると軽く45000円の出費です。
ランクル70の車検取得までには相応のパーツ交換が必要になるはずですし、限られた予算内でバッテリーに4万円を超える出費は避けたいので、少しでも安いバッテリーを探す事にして、今まで避けていた海外ブランド品の価格や品質などを調べてみました。
こんな時インターネットの通販サイトが非常に便利です。
実店舗だと在庫が限られるので、品質や性能が信頼できる国産ブランド品しか店頭で購入できませんが、ネット通販なら純正同等の国内や海外の一流ブランド品だけでなく、セカンドブランドや格安ブランド品、再生品などを簡単に探す事が出来ます。
手ごろな品が見つかったら、すぐにメーカーサイトで性能や信頼性なども調べる事もできるので、低予算でも高品質な品を見つける事ができます。
16年ぶりに始動させるランクル70に装着するバッテリーに選んだのがヒュンダイバッテリーです。
純正装着されている75D31Rというタイプは一部の国産ブランドでしか見つけられなかったので、容量が大きめで流用可能な105D31Rにしました。
ヒュンダイバッテリーを選んだのは、世界市場で販売されている自動車メーカーの純正部品というのを決め手にしました。
今まで多少高くても国産ブランドのバッテリーしか使った事が無かったのですが、海外ブランド品でも自動車メーカー純正部品なら優良部品並の性能や耐久性があるはずです。
日本国内であまりヒュンダイ自動車を見かけませんが、調べてみると2019年の販売台数は719万台で世界5位です。4位のGMの771万台に迫る販売台数の自動車メーカー純正部品なので、日本車の第2ブランドと大差ないはずです。JB31Wジムニーシエラに装着して、そろそろ8年経過するトヨタ第2ブランドのACデルコ バッテリーと同等の品質なら、8年以上使い続ける事ができるでしょう。
低価格でも優良品質!海外ブランド自動車バッテリー
105D31R ヒュンダイ バッテリー到着後、あまり参考になりませんが、電圧と容量を測定してみました。
測定といってもバッテリーテスターが無いので、オメガプロにセットして電圧と容量をチェックしてみました。
オメガプロでチェックしているので参考程度ですが、電圧が12.4Vなので新品バッテリーにしては少し低い気がします。
新品を購入したので、フル充電されているはずですが、到着した時点で80%でした。バッテリーは在庫期間が長いと放電するので、この数値は許容範囲かもしれません。
フル充電しようか迷いましたが、新品なのでこのままランクル70に装着する事にして、始動前に燃料を20リットル補給します。
残り10リットルほど入っていますが、16年前に入れた軽油です。本来なら古い軽油を抜き取った方が良さそうですが処理できないので、新しく軽油を追加して古く劣化しているかもしれない軽油を薄めて始動する事にしました。
JB31Wジムニーシエラで近所のセルフスタンドに行って、携行缶に軽油を入れようとすると事務室から係員が飛んできました。どうやらセルフスタンドで車以外に燃料を入れると違反になるようです。。
仕方ないので軽油価格が5円ほど高いフルサービスのガソリンスタンドに行って係員に入れてもらいました。
ガソリン価格が高騰していますが、軽油も少し前のガソリン価格並みに値上がりしています。単価135円ほどの高価な軽油を20リットル携行缶に入れてもらいました。
ガレージに戻ってランクル70に軽油を補給しバッテリーを装着しました。
クランキング前に先日交換したオイルを確認します。レベルゲージには透明なオイルが付着しています。
始動前のオイル交換は正解です。16年ぶりのエンジン始動なのでオイルポンプに不具合があるかもしれませんが、軽くクランキングしてオイルが汚れるかどうかでオイルポンプが正常作動しているかどうか確認できます。
グロープラグが点灯する前に軽くクランキングすれば、燃料ポンプのヒューズを抜かなくてもエンジンは始動しないはずです。数秒のクランキングで止めてオイルの状態をチェックして、オイルポンプの作動確認する事にしました。
16年ぶりのエンジン始動なので燃料も落ちているでしょうし、簡単にはエンジン始動しないでしょう。ひょっとするとエンジン始動しないかもしれません。
そんな期待と不安が入り混じったままランクル70に乗り込んで、グローランプが点灯しないように一気にキーを捻ってみました。
すぐにキーをOFFに戻そうと数秒クランキングしましたが、予想に反してセルを回した途端1PZエンジンが始動しました。意外でした。16年ぶりのクランキングなのに、昨日まで動いていたようなエンジン始動です。
エンジンは始動しましたが、オイルポンプの作動が気になるのでエンジンを止めてオイルをチェックします。
オイルレベルゲージに付着したオイル汚れと、減り具合でオイルポンプの正常作動が確認できました。オイル量が少し減ったのは先日新品交換してオイルが入っていないフィルター内と循環経路に、数秒のクランキングとエンジン始動でオイルが充填されたからでしょう。
オイルを1リットルほど補充して、再びエンジンを始動させ今度は水温が上昇するまでアイドリングを続けます。
16年ぶりのエンジン始動ですが、信じられないほどアイドリングが安定しています。水温が上昇してから空ぶかししましたが、何も不具合を感じません。もう少し苦戦する覚悟だったので、少々あっけにとられてしまったほどです。
久々にエンジンを始動させたので、ランクル70をガレージから外に出して16年間たまったホコリを洗い流しました。
ランクル70の1PZエンジン始動が成功したので、この週末から整備をすすめます。まずはブレーキ関係と下回りのオイル漏れなどをチェックして、大きな不具合がなければ仮ナンバーでテスト走行です。
点検しながら100kmくらいの慣らし走行を行って、ランクル70の状態を確認した方が良さそうです。
16年ぶりに走らせるので予想外の整備が必要になるかもしれませんが、作業が順調にすすめば来月末までに車検取得できるかもしれません。
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2021年07月22日
【PZJ70Vランクル復活】16年ぶりのエンジン始動に向けて再びドライスタート対策
16年ぶりにエンジンを始動させるランクル70のドライスタート対策のために注文したツールが先週届きました。
ドライスタート対策ツールとしてネットショップで購入したのは、ギアオイル給油用に購入を検討していたオイルサクションガンです。
JB31Wジムニーシエラも蘇らせるランクル70も、ずっとギアオイルを交換していないので、今年スキー場に出かける頃までに交換しようと思っていて、少し前からギアオイル給油用のポンプを探していましたが、オイルサクションガンならドライスタート対策でも使えそうなので前倒しで購入する事にしました。
ギアオイル交換にはオイル缶に装着するタイプのオイルポンプが使いやすいのですが、頻繁にギアオイルを交換しないので、あまり使わないのに少々高額なので断念していました。
ネットでギアオイル交換方法を調べてみると、多くの方がオイルサクションガンでギアオイルを給油しているようでした。オイル缶に装着するタイプより安価なので、ギアオイルを交換する時に交換用ツールとしてオイルと一緒にオイルサクションガンを購入しようと考えていました。
先週、かなり前倒しでオイルサクションガンを購入したのは、ランクル70のオイルフィルター取付穴からオイルサクションガンでエンジンオイルを注入すれば、1PZエンジンのオイルポンプが作動したのと同じ状態になって、うまくいけばエンジン各部にオイルが回るはずだと考えたからです。
フィルター取付穴からオイル給油
ランクル70のドライスタート対策前に、古いエンジンオイルの交換を先にするか後にするか迷いました。
16年以上前のオイルなのでフィルターと共に交換しますが、一度エンジンを始動させてから新しいエンジンオイルに交換した方が良さそうな気もします。逆に16年間で完全にオイルが落ちている状態なので、エンジンを始動させる前に交換すれば、古いオイルがほとんど抜けて、新しいエンジンオイルで1PZエンジンを始動させる事が出来ます。
オイル交換が前か後かでは、たいした違いがなく何も効果が期待できませんが、少しでも1PZエンジンの負荷が減るよう、オイル交換を先に済ませてからドライスタート対策する事にしました。
2000ccクラスのガソリン車であれば、オイル交換時に排出されるオイルは5リットルほどですが、ランクル70の1PZエンジンは3500ccディーゼルエンジンなので、10リットルほどのオイルが入っています。オイル交換時には10リットル以上の受け皿が必要です。
JB31Wジムニーシエラのオイル交換時には、廃棄オイルを空の4リットル缶で受けますが、1PZエンジンのオイル量は倍以上なので4リットル缶は使えません。
4リットル缶以外に大きな廃棄オイル用の受け皿が無いので、少しジャッキアップして不要になった灯油タンクにエンジンオイルを排出しました。
オイル交換が終わったらドライスタートの対処です。まずはオイルサクションガンにディーゼルエンジンオイルを吸入します。
オイルフィルター取付穴にオイルサクションガン先端ホースを挿入してエンジンオイルを注入します。
オイルサクションガンのピストンを押し込むとオイルが給油されはじめます。感触は良好でオイルフィルター穴から漏れもなく、オイルがグングン入っていきました。ところが300ccほどオイルが入ったあたりでピストンが動かなくなりました。かなり強く押し込みますが動きません。
ドライスタートで1PZエンジンにダメージを与えないよう、あれこれ考えて対策しましたが、オイルサクションガンを使ってオイルの注入は大成功とはいえないかもしれません。
感覚的に300cc〜400ccのエンジンオイルは給油できましたが、それ以上いくらオイルサクションガンで圧入しても給油できません。
止まったままのエンジンなのでオイルの経路が塞がれていて、一定量のオイルしか注入できないのかもしれません。
ドライスタートでもクランキング程度ならダメージは最小限?
これ以上のドライスタート対策はできないので、すぐにバッテリーを注文しました。この週末にランクル70の1PZエンジンを始動させる事にしましたが、ずっとドライスタートの事を調べていて、思いがけない事を知りました。
ひょっとするとドライスタートのダメージは、セルモーターのクランキング程度なら大した事がないのかもしれないのです。
この事に気づいたのが、たまたま見たテレビ番組です。
番組ではランボルギーニのメンテナンスを行っていて、このランボルギーニはタイミングベルトに問題があり、7年間エンジンを動かしていない状態でした。ランクル70は倍以上16年ほどエンジンを動かしていませんが、ドライスタート対策の参考になりそうなので、すぐに録画をスタートさせました。
テレビ番組なので編集されているのかもしれませんが、ランボルギーニのエンジン整備は、タイミングベルトやベアリング交換など一般的な部品交換だけでした。
エンジンを整備して始動できる状態になると、ドライスタート対策は何も行わず、しばらくクランキングしてオイルを回し、その後エンジンを始動させました。番組を見ている限りドライスタート作業を端折った風には感じません。
少々意外でしたが、テレビ番組の情報だけ鵜呑みにする事はできません。その後もドライスタートに関してインターネットで調べ続けました。ドライスタートはダメージが大きいという情報のほかに、クランキング時のエンジン回転速度では、ほとんどダメージが無いという情報も見つける事ができました。
一般的に農機具などは、年に1回しか動かさないエンジンも多いようで、大したメンテナンスをせずに毎年ドライスタート状態で始動して農作業をするようです。
考えてみるとドライスタートであっても、クランキングすると同時にオイルポンプが回ってエンジン各部にオイル供給がはじまります。オイルが完全に落ちていても、オイル切れのままクランキングしているのは最初の10秒か20秒くらいでしょう。
そもそもクランキング時は低回転でエンジンを回すので、オイルポンプでオイル供給されるまでに、ダメージを与えるほどエンジンを回す事が無いのかもしれません。
通常エンジンはアイドリングが800rpmくらいなので1秒間に10回転〜15回転ですが、クランキング時は始動させる事が目的で、エンジンをセルモーターで回すので、アイドリングよりはるかに遅い回転で、1秒間に数回しか回らないようです。
結局16年間エンジンを止めたままのランクル70は、納得できるドライスタート対策ができませんでしたが、自宅ガレージで出来る対策は、この程度で限界かもしれません。
バッテリーを注文して届いたら、燃料ポンプのヒューズを抜いて、クランキングでエンジンオイルを回してから、1PZエンジンを始動させてみる事にしました。
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ドライスタート対策ツールとしてネットショップで購入したのは、ギアオイル給油用に購入を検討していたオイルサクションガンです。
JB31Wジムニーシエラも蘇らせるランクル70も、ずっとギアオイルを交換していないので、今年スキー場に出かける頃までに交換しようと思っていて、少し前からギアオイル給油用のポンプを探していましたが、オイルサクションガンならドライスタート対策でも使えそうなので前倒しで購入する事にしました。
ギアオイル交換にはオイル缶に装着するタイプのオイルポンプが使いやすいのですが、頻繁にギアオイルを交換しないので、あまり使わないのに少々高額なので断念していました。
ネットでギアオイル交換方法を調べてみると、多くの方がオイルサクションガンでギアオイルを給油しているようでした。オイル缶に装着するタイプより安価なので、ギアオイルを交換する時に交換用ツールとしてオイルと一緒にオイルサクションガンを購入しようと考えていました。
先週、かなり前倒しでオイルサクションガンを購入したのは、ランクル70のオイルフィルター取付穴からオイルサクションガンでエンジンオイルを注入すれば、1PZエンジンのオイルポンプが作動したのと同じ状態になって、うまくいけばエンジン各部にオイルが回るはずだと考えたからです。
フィルター取付穴からオイル給油
ランクル70のドライスタート対策前に、古いエンジンオイルの交換を先にするか後にするか迷いました。
16年以上前のオイルなのでフィルターと共に交換しますが、一度エンジンを始動させてから新しいエンジンオイルに交換した方が良さそうな気もします。逆に16年間で完全にオイルが落ちている状態なので、エンジンを始動させる前に交換すれば、古いオイルがほとんど抜けて、新しいエンジンオイルで1PZエンジンを始動させる事が出来ます。
オイル交換が前か後かでは、たいした違いがなく何も効果が期待できませんが、少しでも1PZエンジンの負荷が減るよう、オイル交換を先に済ませてからドライスタート対策する事にしました。
2000ccクラスのガソリン車であれば、オイル交換時に排出されるオイルは5リットルほどですが、ランクル70の1PZエンジンは3500ccディーゼルエンジンなので、10リットルほどのオイルが入っています。オイル交換時には10リットル以上の受け皿が必要です。
JB31Wジムニーシエラのオイル交換時には、廃棄オイルを空の4リットル缶で受けますが、1PZエンジンのオイル量は倍以上なので4リットル缶は使えません。
4リットル缶以外に大きな廃棄オイル用の受け皿が無いので、少しジャッキアップして不要になった灯油タンクにエンジンオイルを排出しました。
オイル交換が終わったらドライスタートの対処です。まずはオイルサクションガンにディーゼルエンジンオイルを吸入します。
オイルフィルター取付穴にオイルサクションガン先端ホースを挿入してエンジンオイルを注入します。
オイルサクションガンのピストンを押し込むとオイルが給油されはじめます。感触は良好でオイルフィルター穴から漏れもなく、オイルがグングン入っていきました。ところが300ccほどオイルが入ったあたりでピストンが動かなくなりました。かなり強く押し込みますが動きません。
ドライスタートで1PZエンジンにダメージを与えないよう、あれこれ考えて対策しましたが、オイルサクションガンを使ってオイルの注入は大成功とはいえないかもしれません。
感覚的に300cc〜400ccのエンジンオイルは給油できましたが、それ以上いくらオイルサクションガンで圧入しても給油できません。
止まったままのエンジンなのでオイルの経路が塞がれていて、一定量のオイルしか注入できないのかもしれません。
ドライスタートでもクランキング程度ならダメージは最小限?
これ以上のドライスタート対策はできないので、すぐにバッテリーを注文しました。この週末にランクル70の1PZエンジンを始動させる事にしましたが、ずっとドライスタートの事を調べていて、思いがけない事を知りました。
ひょっとするとドライスタートのダメージは、セルモーターのクランキング程度なら大した事がないのかもしれないのです。
この事に気づいたのが、たまたま見たテレビ番組です。
番組ではランボルギーニのメンテナンスを行っていて、このランボルギーニはタイミングベルトに問題があり、7年間エンジンを動かしていない状態でした。ランクル70は倍以上16年ほどエンジンを動かしていませんが、ドライスタート対策の参考になりそうなので、すぐに録画をスタートさせました。
テレビ番組なので編集されているのかもしれませんが、ランボルギーニのエンジン整備は、タイミングベルトやベアリング交換など一般的な部品交換だけでした。
エンジンを整備して始動できる状態になると、ドライスタート対策は何も行わず、しばらくクランキングしてオイルを回し、その後エンジンを始動させました。番組を見ている限りドライスタート作業を端折った風には感じません。
少々意外でしたが、テレビ番組の情報だけ鵜呑みにする事はできません。その後もドライスタートに関してインターネットで調べ続けました。ドライスタートはダメージが大きいという情報のほかに、クランキング時のエンジン回転速度では、ほとんどダメージが無いという情報も見つける事ができました。
一般的に農機具などは、年に1回しか動かさないエンジンも多いようで、大したメンテナンスをせずに毎年ドライスタート状態で始動して農作業をするようです。
考えてみるとドライスタートであっても、クランキングすると同時にオイルポンプが回ってエンジン各部にオイル供給がはじまります。オイルが完全に落ちていても、オイル切れのままクランキングしているのは最初の10秒か20秒くらいでしょう。
そもそもクランキング時は低回転でエンジンを回すので、オイルポンプでオイル供給されるまでに、ダメージを与えるほどエンジンを回す事が無いのかもしれません。
通常エンジンはアイドリングが800rpmくらいなので1秒間に10回転〜15回転ですが、クランキング時は始動させる事が目的で、エンジンをセルモーターで回すので、アイドリングよりはるかに遅い回転で、1秒間に数回しか回らないようです。
結局16年間エンジンを止めたままのランクル70は、納得できるドライスタート対策ができませんでしたが、自宅ガレージで出来る対策は、この程度で限界かもしれません。
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2021年07月10日
自転車空気入れでランクル70のタイヤにエア充填できるか
16年動かしていないランクル70の車検取得に向けて、週末にガレージで作業をすすめていますが、着手した先月中旬から、タイヤのエアが完全に抜けているのが気になっていました。
ガレージにエアコンプレッサーがあれば良いのですが、持っていないので、この後エンジン始動に成功してもタイヤにエアが入れられず、ランクル70を動かす事すらできません。ランクル70の整備をする上で、タイヤのエア充填がエンジン始動に続く重要な作業になります。
何とかエアコンプレッサーを使わずにタイヤ空気を入れられないか、インターネットで情報を探してみると、自転車の空気入れで車のタイヤにエアを入れている方が何人もいて、200回ほどポンピングすれば走行可能になるようです。
さっそく自転車の空気入れを探し出して試してみました。
結果は何ともいえず、ランクル70のタイヤが大きい事や、16年放置でほとんどエアが抜けているからでしょうか、200回や300回ではタイヤが少し膨らむ程度。少しでもエアを入れやすくするために、ジャッキアップしてポンピングしましたが、400回ほどで何とか車を動かせる程度しかエアが入りません。
自転車の空気入れにしてみると、連続400回のポンピングは過酷なのでしょう。シリンダーあたりが熱を帯び、空気入れ本体から微量のエアが抜けはじめます。
エア抜けに負けないようスピードをアップしてポンピングを続けると、徐々に自転車の空気入れからのエア抜けが酷くなり、これ以上の連続ポンピングは、空気入れが破壊すると判断しエアの充填を断念しました。
残念ながら、自転車の空気入れで車のタイヤにエアを充填するのは現実的ではない。という結果になりました。
正確に数えてませんが、自転車の空気入れで500回近くポンピングしてランクル70のタイヤには半分ほどでしょうか、後に測ると100kPa前後のエアしか入っていませんでした。
12V車載用エアコンプレッサー
エアコンプレッサーは自宅のガレージ整備で欲しいツールの1つです。エアツールが使えたらタイヤのナットもクランクプーリーのボルトも簡単に外せて、タイヤ交換やタイミングベルト交換の手間が半減します。
車の整備に限らず強力なブロアーが使え、サンドブラストやエアブラシなど多彩なDIY作業で役立つエアコンプレッサーですが、置き場所と価格などを考えると手軽に購入できるツールではありません。ですが今回のランクル70の車検取得では、タイヤの空気を入れるためエアコンプレッサーが必要です。
エアlコンプレッサーが無ければ、JB32Wジムニーシエラでガソリンスタンドに給油に行くときに、4本のタイヤを持ち込んでエアを充填しなければなりません。ランクル70からタイヤの脱着やジムニーシエラへの積み下ろしなど、結構な作業になるので、この手間を考えると安価なエアコンプレッサーを購入しても良さそうです。
タイヤのエア充填できる程度で安価なエアコンプレッサーが無いか、まずはネットショップで調べてみました。
今までに何度もエアコンプレッサーの価格を調べていますが、安い品でも2万円前後ですし、エアツールが使いやすいタンク容量だと、さらに高額です。ランクル70タイヤのエア充填に必要ですが、今後の使用頻度を考えると必須ツールとはいえません。
通常の整備では無くても何とかなるので、なかなか購入できなかったエアコンプレッサーですが、今回久々に価格を調べて、目に留まったのが12Vエアコンプレッサーでした。
いつもエアコンプレッサー価格を調べる時、100Vで作動するガレージ設置タイプしか探していなかったので、車載携帯用で車のバッテリーを電源にすれば、出先でも使える12Vエアコンプレッサーを見落としていたのでしょう、販売されている事すら知りませんでした。
しかも12Vエアコンプレッサーは1万円前後と安価ですし、小型のタイプなら5000円前後から販売されています。
この程度の出費ならランクル70の車検取得のために購入しても良さそうですが、気になるのが性能と耐久性です。
そこで知り合いの方で、車のDIY整備に慣れた方に連絡してみました。
この方のガレージには、エアコンプレッサーやリジッドラック、ジャッキなど一通りのツールがあって、ほとんどの整備作業をDIYで行っているそうで、何度か遊びにいってJB31Wジムニーシエラの整備を手伝ってもらった事があります。
電話で話をすると、出先のトラブルに備えて12Vで作動するエアコンプレッサーを車に積んであるそうで、貸してあげるから遊びにおいでと言ってくれました。
余談ですが、この方の車にはコンプレッサー以外にも排ガスで車体を持ち上げるタイプのエアジャッキとハンドツール一式を搭載しているそうです。
ランクル70のタイヤのエア充填
電話で連絡した翌日、仕事帰りに知り合いの方宅に遊びに行って、12V携帯用コンプレッサーを借りてきました。
この方はDIYで車の整備をするので、ガレージにツール類が整備工場と見間違えるほど揃っていて、貸してくれたエアコンプレッサーは、パンク応急修理用の車載品らしく、スペアタイヤがオプションの車に標準で装備されているようです。
はじめて手にした時、あまりにも小さいのでパワーが心配でしたが、このタイプのパンク応急修理用エアコンプレッサーは1分間3リットルほどのエアを充填できるようです。
早速使ってみました。
12Vの電源には、ランクル70から取外した廃棄バッテリーを充電して使いました。
自転車の空気入れでエアを入れたタイヤにコンプレッサーをセットすると、メーターが100kPa前後を指し示しました。500回ほどの手動ポンピングでは大してエアが充填できませんでした。
エアコンプレッサーを廃棄バッテリーにつなぎスイッチを入れると、大きな作動音で動き出しコンプレッサーのメーターが、ほんの少しずつ上昇しはじめます。
エアは1分あたり10kPaほど充填されますが、16年放置した廃棄するバッテリーが電源なので、可能な限り充電した後でも作動は10分ほど。廃棄バッテリー1個で、何とか1本目のタイヤに走行可能な200kPaほどのエアが充填できました。
12Vエアコンプレッサーの連続使用は10分までなので、しばらく電源を切って冷えるまで放置します。この間に廃棄バッテリーも充電します。
12V車載用エアコンプレッサー
12Vエアコンプレッサーは借り物なので、絶対に壊すわけにはいきません。10分近く作動させたので1時間ほどの冷却時間をとって2本目のタイヤにエアをいれました。
2本目のタイヤは完全にエアが抜けているので充填に苦戦しました。
完全にエアの抜けたタイヤには、2個目の廃棄バッテリーを使って5分ほど作動させても、なかなかエアが入りません。電源の廃棄バッテリーは前日までに充電済みで余裕がありますが、12Vエアコンプレッサーが不調にならないか心配になり、5分作動させて15分ほど冷却させます。
廃棄バッテリーの充電時間も必要ですし、12Vエアコンプレッサーは絶対壊さないよう、2本目のタイヤから作動時間を連続5分ほどにして、コンプレッサーの負荷を少しでも低減させる使い方にしました。
充電と冷却時間で、かなり時間がかかりましたが、完全にエアの抜けたタイヤでも、車載用12Vエアコンプレッサー10分〜15分の作動で、200kPaほどのエアを充填できました。
コンパクトな車載用12Vエアコンプレッサーが、ここまで使えるとは思いませんでした。これなら冬のスタッドレスタイヤ交換でエア調整するとき、わざわざガソリンスタンドまで走る手間が省けます。
ガレージにエアコンプレッサーが無い場合12Vエアコンプレッサーは必需品かもしれません。
タイヤのエア調整やパンク修理などが、出先やガレージで出来る備えておきたいツールです。
今週末のドライスタート対策
ランクル70のタイヤにエアを充填できたので、次はドライスタートによるダメージ低減のためのオイル注入です。この週末に間に合うよう、ネットショップでオイルサクションガンを注文しました。
本日中にオイルサクションガンが到着すれば、この週末にオイルフィルター取付部からオイルを注入します。うまくいけば次は105D31R ヒュンダイ バッテリーを来週末までに届くよう注文します。
7月の3連休あたりで1PZエンジンが目覚めたら、各部の点検整備を済ませ、今月中に車検取得できるかもしれません。
タイヤ交換なら、タイヤの脱着だけでも依頼できるタイヤフッド
車検の依頼なら、お近くのホリデー車検で!
自動車保険は比較で安くなる!
車検費用っていくらなの?
くりっく株365ならフジトミ
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ガレージにエアコンプレッサーがあれば良いのですが、持っていないので、この後エンジン始動に成功してもタイヤにエアが入れられず、ランクル70を動かす事すらできません。ランクル70の整備をする上で、タイヤのエア充填がエンジン始動に続く重要な作業になります。
何とかエアコンプレッサーを使わずにタイヤ空気を入れられないか、インターネットで情報を探してみると、自転車の空気入れで車のタイヤにエアを入れている方が何人もいて、200回ほどポンピングすれば走行可能になるようです。
さっそく自転車の空気入れを探し出して試してみました。
結果は何ともいえず、ランクル70のタイヤが大きい事や、16年放置でほとんどエアが抜けているからでしょうか、200回や300回ではタイヤが少し膨らむ程度。少しでもエアを入れやすくするために、ジャッキアップしてポンピングしましたが、400回ほどで何とか車を動かせる程度しかエアが入りません。
自転車の空気入れにしてみると、連続400回のポンピングは過酷なのでしょう。シリンダーあたりが熱を帯び、空気入れ本体から微量のエアが抜けはじめます。
エア抜けに負けないようスピードをアップしてポンピングを続けると、徐々に自転車の空気入れからのエア抜けが酷くなり、これ以上の連続ポンピングは、空気入れが破壊すると判断しエアの充填を断念しました。
残念ながら、自転車の空気入れで車のタイヤにエアを充填するのは現実的ではない。という結果になりました。
正確に数えてませんが、自転車の空気入れで500回近くポンピングしてランクル70のタイヤには半分ほどでしょうか、後に測ると100kPa前後のエアしか入っていませんでした。
12V車載用エアコンプレッサー
エアコンプレッサーは自宅のガレージ整備で欲しいツールの1つです。エアツールが使えたらタイヤのナットもクランクプーリーのボルトも簡単に外せて、タイヤ交換やタイミングベルト交換の手間が半減します。
車の整備に限らず強力なブロアーが使え、サンドブラストやエアブラシなど多彩なDIY作業で役立つエアコンプレッサーですが、置き場所と価格などを考えると手軽に購入できるツールではありません。ですが今回のランクル70の車検取得では、タイヤの空気を入れるためエアコンプレッサーが必要です。
エアlコンプレッサーが無ければ、JB32Wジムニーシエラでガソリンスタンドに給油に行くときに、4本のタイヤを持ち込んでエアを充填しなければなりません。ランクル70からタイヤの脱着やジムニーシエラへの積み下ろしなど、結構な作業になるので、この手間を考えると安価なエアコンプレッサーを購入しても良さそうです。
タイヤのエア充填できる程度で安価なエアコンプレッサーが無いか、まずはネットショップで調べてみました。
今までに何度もエアコンプレッサーの価格を調べていますが、安い品でも2万円前後ですし、エアツールが使いやすいタンク容量だと、さらに高額です。ランクル70タイヤのエア充填に必要ですが、今後の使用頻度を考えると必須ツールとはいえません。
通常の整備では無くても何とかなるので、なかなか購入できなかったエアコンプレッサーですが、今回久々に価格を調べて、目に留まったのが12Vエアコンプレッサーでした。
いつもエアコンプレッサー価格を調べる時、100Vで作動するガレージ設置タイプしか探していなかったので、車載携帯用で車のバッテリーを電源にすれば、出先でも使える12Vエアコンプレッサーを見落としていたのでしょう、販売されている事すら知りませんでした。
しかも12Vエアコンプレッサーは1万円前後と安価ですし、小型のタイプなら5000円前後から販売されています。
この程度の出費ならランクル70の車検取得のために購入しても良さそうですが、気になるのが性能と耐久性です。
そこで知り合いの方で、車のDIY整備に慣れた方に連絡してみました。
この方のガレージには、エアコンプレッサーやリジッドラック、ジャッキなど一通りのツールがあって、ほとんどの整備作業をDIYで行っているそうで、何度か遊びにいってJB31Wジムニーシエラの整備を手伝ってもらった事があります。
電話で話をすると、出先のトラブルに備えて12Vで作動するエアコンプレッサーを車に積んであるそうで、貸してあげるから遊びにおいでと言ってくれました。
余談ですが、この方の車にはコンプレッサー以外にも排ガスで車体を持ち上げるタイプのエアジャッキとハンドツール一式を搭載しているそうです。
ランクル70のタイヤのエア充填
電話で連絡した翌日、仕事帰りに知り合いの方宅に遊びに行って、12V携帯用コンプレッサーを借りてきました。
この方はDIYで車の整備をするので、ガレージにツール類が整備工場と見間違えるほど揃っていて、貸してくれたエアコンプレッサーは、パンク応急修理用の車載品らしく、スペアタイヤがオプションの車に標準で装備されているようです。
はじめて手にした時、あまりにも小さいのでパワーが心配でしたが、このタイプのパンク応急修理用エアコンプレッサーは1分間3リットルほどのエアを充填できるようです。
早速使ってみました。
12Vの電源には、ランクル70から取外した廃棄バッテリーを充電して使いました。
自転車の空気入れでエアを入れたタイヤにコンプレッサーをセットすると、メーターが100kPa前後を指し示しました。500回ほどの手動ポンピングでは大してエアが充填できませんでした。
エアコンプレッサーを廃棄バッテリーにつなぎスイッチを入れると、大きな作動音で動き出しコンプレッサーのメーターが、ほんの少しずつ上昇しはじめます。
エアは1分あたり10kPaほど充填されますが、16年放置した廃棄するバッテリーが電源なので、可能な限り充電した後でも作動は10分ほど。廃棄バッテリー1個で、何とか1本目のタイヤに走行可能な200kPaほどのエアが充填できました。
12Vエアコンプレッサーの連続使用は10分までなので、しばらく電源を切って冷えるまで放置します。この間に廃棄バッテリーも充電します。
12V車載用エアコンプレッサー
12Vエアコンプレッサーは借り物なので、絶対に壊すわけにはいきません。10分近く作動させたので1時間ほどの冷却時間をとって2本目のタイヤにエアをいれました。
2本目のタイヤは完全にエアが抜けているので充填に苦戦しました。
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廃棄バッテリーの充電時間も必要ですし、12Vエアコンプレッサーは絶対壊さないよう、2本目のタイヤから作動時間を連続5分ほどにして、コンプレッサーの負荷を少しでも低減させる使い方にしました。
充電と冷却時間で、かなり時間がかかりましたが、完全にエアの抜けたタイヤでも、車載用12Vエアコンプレッサー10分〜15分の作動で、200kPaほどのエアを充填できました。
コンパクトな車載用12Vエアコンプレッサーが、ここまで使えるとは思いませんでした。これなら冬のスタッドレスタイヤ交換でエア調整するとき、わざわざガソリンスタンドまで走る手間が省けます。
ガレージにエアコンプレッサーが無い場合12Vエアコンプレッサーは必需品かもしれません。
タイヤのエア調整やパンク修理などが、出先やガレージで出来る備えておきたいツールです。
今週末のドライスタート対策
ランクル70のタイヤにエアを充填できたので、次はドライスタートによるダメージ低減のためのオイル注入です。この週末に間に合うよう、ネットショップでオイルサクションガンを注文しました。
本日中にオイルサクションガンが到着すれば、この週末にオイルフィルター取付部からオイルを注入します。うまくいけば次は105D31R ヒュンダイ バッテリーを来週末までに届くよう注文します。
7月の3連休あたりで1PZエンジンが目覚めたら、各部の点検整備を済ませ、今月中に車検取得できるかもしれません。
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2021年07月05日
【ドライスタート対策】ランドクルーザーPZJ70V16年ぶりのエンジン始動準備【ランクル70復活】
車検切れから16年間まったく動かしていないランクル70を蘇らせようと、先月中旬から作業をはじめていますが、最も気になるのがエンジンのドライスタート対策です。
ドライスタートとは、エンジンを長期間動かさずオイルが落ちてしまった状態で始動する事で、油膜切れの程度によってエンジン各部の摺動面に相応のダメージを与えてしまいます。
車検取得に向けて作業をはじめたランクル70の場合、ガレージに鎮座したまま16年間エンジンを全く動かしていないので、オイルは完全に落ちた状態で、油膜なんて残っているはずがありません。
これから長く乗り続けるランクル70です。最高の状態でエンジンを始動させたいので、ドライスタートについて調べ、どんな対処が出来るのか考えてみました。
ドライスタート時、本来ならシリンダー内やクランク、カム、バルブなど金属同士が接触する箇所にオイルを注油してからクランキングするのが理想ですが、こんな作業はエンジンを分解するオーバーホールに匹敵します。自宅のガレージ整備で出来るはずありません。
ガレージでも出来る整備となると、せいぜいオイルフィルター取付部からオイルを注入したり、タペットカバーを外してカム回りのオイル注油ぐらいが現実的です。
悩んだ末のランクル70ドライスタート対応は、まずタペットカバーを外してオイル注油からはじめました。
タペットカバーを外してみると、カム回りの状態は完全にオイルが落ちて乾燥しきっているわけではなく、金属同士の接触部分や、しずくが溜まった部分には、微量のオイルが残っている事が確認できました。
16年間エンジンを動かしていませんが、エンジン内部は密閉された状態なのでオイルが完全に乾燥する事はなさそうです。
オイルフィルター取付穴からエンジンオイル注入
タペットカバーを外して実際にオイル切れの状態を目視すると、ドライスタートで摺動面がキズまるけになる、という不安は払拭されますが、残っているオイルは微量です。気にせずクランキングすれば、少なからずダメージがあるはずです。
ドライスタート対策で次に出来る事は、オイルフィルター取付部から大型注射器などでオイルの注入ですが、この作業を迷ってしまうのがオイルフィルター内部に溜まっているオイルが、フィルターを外すと抜けてしまう点です。
フィルター取付穴からオイルを注入して、エンジン各部にオイルが回れば問題ありませんが、実際にどのくらいオイルが回ったかの確認ができません。大してオイルが回っていない中途半端な作業なら、フィルターを外さずにクランキングすれば、フィルター内部に満たされたオイルが各部に回ります。
フィルターを外してしまうと中のオイルが抜けてしまい、クランキングでオイルポンプを作動させても、抜けた分のオイルを送るのにクランキング時間が長くなり、ドライスタートの状態が長引きます
フィルターを外してオイル注入を試すかどうか、かなり迷っていた時、知り合いで車のDIY整備に慣れた方と話をする機会があり、ドライスタート対策を相談してみました。
知り合いの方も数か月動かさない車を始動させるとき、プラグ穴からオイルを垂らしたり、燃料を止めてセルを回したりする事があるようで、今回思いついたフィルター取付穴からのオイル注入は良いアイデアで、効果がありそうだと言われました。
フィルターのオイル抜けが気になる事も伝えると、意外にもオイルフィルターに溜まっているオイルは、エンジンを止めたまま1か月もすると、全部抜けてしまう事を確認済みのようでした。
どうやらオイルフィルターの逆止弁は、構造的に中のオイルを貯めておけるのが、せいぜい数週間なので16年止めたままのエンジンだとオイルフィルターの中は空になっているだろうと教えてくれました。
こんなアドバイスをもらうと、フィルター取付穴からオイル注入を試す価値が出てきます。
早速オイルフィルターを外してみます。
知り合いの方のアドバイス通り、フィルター内に貯められているはずのオイルは、完全に落ちていました。
空のオイルフィルター各部を確認すると、パッキン部分にオイルの付着があり、タペットカバー内部と同じくらい、微量のオイルが残っています。
フィルター取付部からエンジンオイルを注入してみます。オイルは水鉄砲で注入する事にしました。
100円ショップで水鉄砲を買ってきて、水鉄砲とオイルフィルター取付部が密着するよう、ゴム板に穴を開けパッキン代わりにします。
オイルフィルター取付部から水鉄砲で数回エンジンオイルを注入しましたが、すんなりオイルが入っていく感触で圧入的な抵抗感がありません。
今回200ccほど注入しましたが、効果があるのかないのか判断できません。
オイルの経路も抜けているでしょうし、水鉄砲でオイル注入して、どのくらい効果があるのか疑問です。注入時に抵抗感もなかったので、エンジン各部にオイルが回ったとは思えません。
自宅のガレージで出来るドライスタート対応は、この程度が限界かもしれません。
サクションガンでオイル注入
フィルター取付穴から水鉄砲でオイルを注入してみましたが、思ったほど注入できなかったので、ツールを準備して再チャレンジする事にしました。
使うツールはオイルサクションガンです。ランクル70が蘇ったら16年以上前に交換したギアオイルも交換した方が良さそうなので、注入用にオイルサクションガンを購入するかどうか迷っていました。ランクル70のドライスタート対策のこの機会に、今後もギアオイル交換で必要になるオイルサクションガンをすぐにでも注文して使ってみる事にしました。
ギアオイルの給油で使えるオイルサクションガンでフィルター取付穴からオイル注入すれば、100円ショップの水鉄砲より確実なオイル注入ができそうです。
この週末のランクル70作業は、バッテリー購入前のドライスタート対策でしたが、オイルサクションガンが到着するまで延期です。
せっかくの週末を成功とはいえないオイル注入で終わらせるのも残念なので、ランクル70復活作業に着手した時から気になっている、エアの抜けたタイヤに空気を入れる事にしました。
タイヤのエア充填方法
車のタイヤにエアを入れるには、ガソリンスタンドや整備工場などのエアコンプレッサーを使いますが、エンジン始動前のランクル70は移動できません。ガレージにはコンプレッサーが無いので、タイヤにエアを入れるにはタイヤを外してガソリンスタンドなどに持ち込んで給油のついでにエアをいれるくらいしか思いつきませんが、ネットで調べてみると自転車の空気入れで車のタイヤにエアを入れた例をいくつか見つけました。どうやら時間はかかるけど自転車の空気入れで車のタイヤにエアを入れられるようです。
実際に試した方も多く、200回ほどのポンピングで車が走行可能になるくらいのエアを充填できるようで、ダイエット効果が期待できる良い運動になりそうです。すぐに試してみました。
結果は大失敗でした。
自転車の空気入れで車のタイヤにエアを入れるのは現実的じゃありません。ランクル70のタイヤはでかいからか、400回以上ポンピングしましたが、少しエアが入った程度です。
運動というレベルを超えた、かなりの重労働なので、この作業を残り3本分行う気力はありません。自転車の空気入れも過酷な使い方なので、ポンピングの摺動部がかなり熱くなり、空気が少し漏れるようになりました。この作業を続けると空気入れが破壊しそうです。
こうなったらタイヤを外してガソリンスタンドで入れるか、コンプレッサーを購入するかですが、タイヤを外すとなるとガレージの片隅の狭いところでの作業なので、これまた困難です。
エアコンプレッサーは安いものでも2万円以上しますし、ガレージに装備するならエアツールも使いたいので、余裕のあるエアタンクのタイプとなると、高額なうえに使用頻度を考えると、かなり割高なツールになりそうです。
結局タイヤのエア充填で頓挫したこの日のランクル70整備ですが、この分だと車検取得まで、まだまだ先が長そうです。
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ドライスタートとは、エンジンを長期間動かさずオイルが落ちてしまった状態で始動する事で、油膜切れの程度によってエンジン各部の摺動面に相応のダメージを与えてしまいます。
車検取得に向けて作業をはじめたランクル70の場合、ガレージに鎮座したまま16年間エンジンを全く動かしていないので、オイルは完全に落ちた状態で、油膜なんて残っているはずがありません。
これから長く乗り続けるランクル70です。最高の状態でエンジンを始動させたいので、ドライスタートについて調べ、どんな対処が出来るのか考えてみました。
ドライスタート時、本来ならシリンダー内やクランク、カム、バルブなど金属同士が接触する箇所にオイルを注油してからクランキングするのが理想ですが、こんな作業はエンジンを分解するオーバーホールに匹敵します。自宅のガレージ整備で出来るはずありません。
ガレージでも出来る整備となると、せいぜいオイルフィルター取付部からオイルを注入したり、タペットカバーを外してカム回りのオイル注油ぐらいが現実的です。
悩んだ末のランクル70ドライスタート対応は、まずタペットカバーを外してオイル注油からはじめました。
タペットカバーを外してみると、カム回りの状態は完全にオイルが落ちて乾燥しきっているわけではなく、金属同士の接触部分や、しずくが溜まった部分には、微量のオイルが残っている事が確認できました。
16年間エンジンを動かしていませんが、エンジン内部は密閉された状態なのでオイルが完全に乾燥する事はなさそうです。
オイルフィルター取付穴からエンジンオイル注入
タペットカバーを外して実際にオイル切れの状態を目視すると、ドライスタートで摺動面がキズまるけになる、という不安は払拭されますが、残っているオイルは微量です。気にせずクランキングすれば、少なからずダメージがあるはずです。
ドライスタート対策で次に出来る事は、オイルフィルター取付部から大型注射器などでオイルの注入ですが、この作業を迷ってしまうのがオイルフィルター内部に溜まっているオイルが、フィルターを外すと抜けてしまう点です。
フィルター取付穴からオイルを注入して、エンジン各部にオイルが回れば問題ありませんが、実際にどのくらいオイルが回ったかの確認ができません。大してオイルが回っていない中途半端な作業なら、フィルターを外さずにクランキングすれば、フィルター内部に満たされたオイルが各部に回ります。
フィルターを外してしまうと中のオイルが抜けてしまい、クランキングでオイルポンプを作動させても、抜けた分のオイルを送るのにクランキング時間が長くなり、ドライスタートの状態が長引きます
フィルターを外してオイル注入を試すかどうか、かなり迷っていた時、知り合いで車のDIY整備に慣れた方と話をする機会があり、ドライスタート対策を相談してみました。
知り合いの方も数か月動かさない車を始動させるとき、プラグ穴からオイルを垂らしたり、燃料を止めてセルを回したりする事があるようで、今回思いついたフィルター取付穴からのオイル注入は良いアイデアで、効果がありそうだと言われました。
フィルターのオイル抜けが気になる事も伝えると、意外にもオイルフィルターに溜まっているオイルは、エンジンを止めたまま1か月もすると、全部抜けてしまう事を確認済みのようでした。
どうやらオイルフィルターの逆止弁は、構造的に中のオイルを貯めておけるのが、せいぜい数週間なので16年止めたままのエンジンだとオイルフィルターの中は空になっているだろうと教えてくれました。
こんなアドバイスをもらうと、フィルター取付穴からオイル注入を試す価値が出てきます。
早速オイルフィルターを外してみます。
知り合いの方のアドバイス通り、フィルター内に貯められているはずのオイルは、完全に落ちていました。
空のオイルフィルター各部を確認すると、パッキン部分にオイルの付着があり、タペットカバー内部と同じくらい、微量のオイルが残っています。
フィルター取付部からエンジンオイルを注入してみます。オイルは水鉄砲で注入する事にしました。
100円ショップで水鉄砲を買ってきて、水鉄砲とオイルフィルター取付部が密着するよう、ゴム板に穴を開けパッキン代わりにします。
オイルフィルター取付部から水鉄砲で数回エンジンオイルを注入しましたが、すんなりオイルが入っていく感触で圧入的な抵抗感がありません。
今回200ccほど注入しましたが、効果があるのかないのか判断できません。
オイルの経路も抜けているでしょうし、水鉄砲でオイル注入して、どのくらい効果があるのか疑問です。注入時に抵抗感もなかったので、エンジン各部にオイルが回ったとは思えません。
自宅のガレージで出来るドライスタート対応は、この程度が限界かもしれません。
サクションガンでオイル注入
フィルター取付穴から水鉄砲でオイルを注入してみましたが、思ったほど注入できなかったので、ツールを準備して再チャレンジする事にしました。
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この週末のランクル70作業は、バッテリー購入前のドライスタート対策でしたが、オイルサクションガンが到着するまで延期です。
せっかくの週末を成功とはいえないオイル注入で終わらせるのも残念なので、ランクル70復活作業に着手した時から気になっている、エアの抜けたタイヤに空気を入れる事にしました。
タイヤのエア充填方法
車のタイヤにエアを入れるには、ガソリンスタンドや整備工場などのエアコンプレッサーを使いますが、エンジン始動前のランクル70は移動できません。ガレージにはコンプレッサーが無いので、タイヤにエアを入れるにはタイヤを外してガソリンスタンドなどに持ち込んで給油のついでにエアをいれるくらいしか思いつきませんが、ネットで調べてみると自転車の空気入れで車のタイヤにエアを入れた例をいくつか見つけました。どうやら時間はかかるけど自転車の空気入れで車のタイヤにエアを入れられるようです。
実際に試した方も多く、200回ほどのポンピングで車が走行可能になるくらいのエアを充填できるようで、ダイエット効果が期待できる良い運動になりそうです。すぐに試してみました。
結果は大失敗でした。
自転車の空気入れで車のタイヤにエアを入れるのは現実的じゃありません。ランクル70のタイヤはでかいからか、400回以上ポンピングしましたが、少しエアが入った程度です。
運動というレベルを超えた、かなりの重労働なので、この作業を残り3本分行う気力はありません。自転車の空気入れも過酷な使い方なので、ポンピングの摺動部がかなり熱くなり、空気が少し漏れるようになりました。この作業を続けると空気入れが破壊しそうです。
こうなったらタイヤを外してガソリンスタンドで入れるか、コンプレッサーを購入するかですが、タイヤを外すとなるとガレージの片隅の狭いところでの作業なので、これまた困難です。
エアコンプレッサーは安いものでも2万円以上しますし、ガレージに装備するならエアツールも使いたいので、余裕のあるエアタンクのタイプとなると、高額なうえに使用頻度を考えると、かなり割高なツールになりそうです。
結局タイヤのエア充填で頓挫したこの日のランクル70整備ですが、この分だと車検取得まで、まだまだ先が長そうです。
タイヤ交換なら、タイヤの脱着だけでも依頼できるタイヤフッド
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2021年06月25日
【ランクル70復活】16年動かさなかったランドクルーザーPZJ70Vのメンテナンス
2005年の車検切れから、約16年間エンジンすら一切動かさなかったランクル70を蘇らせようと、今月中旬から作業をはじめました。
作業と言っても、長期間動かさなかったエンジンを始動させる場合、オイルが落ち切った状態のドライスタートになってしまうので、出来るだけダメージの少ない方法を考える事からはじめています。
ガソリンエンジンの場合、スパークプラグの穴からオイルを垂らしてセルを回せば、多少でもシリンダーへのダメージが少なくなりそうな気がします。
ランクル70の場合ディーゼルエンジンなので、スパークプラグがありません。その代わりのグロープラグ穴からオイルを垂らそうかと思い構造を確認してみました。
1PZエンジンの整備書を持っていないので一般的なディーゼルエンジンの断面図を見ると、グロープラグ穴からオイルを垂らしても、ピストンリングまで届きそうもありません。
もちろんピストンリングまでオイルをうまく垂らせたとしても、エンジン内部の摺動面はピストンとシリンダーの他、クランクシャフトやカムシャフトなど数え切れませんし、あらゆる部位すべてにオイルを垂らすのは簡単ではありません。
ドライスタート対策のアイデアとしては、オイルフィルター部からオイルを送る方法を思いつきますが、フィルターを外さずクランキングすれば、内部に貯められているオイルを、ポンプの作動でエンジン各部に回せます。
オイルフィルターの構造を確認すると、フィルターでろ過されたオイルは取付部からエンジンに送られているので、オイルフィルターを外してエンジンを動かさずに、大型の注射器などで圧入すればエンジン各部にオイルが回りそうです。
オイルフィルターを外して手動でオイルを回すか、外さずクランキングしてオイルポンプを回すか、どちらが良いのか、オイルフィルターを外すと内部のオイルが抜けてしまうので悩むところです。
こんな事をあれこれ考えていても仕方ないので、出来る作業からすすめます。
16年放置したランクル70のオイル量
ランクル70は車検切れで抹消したので、特に不具合などはありませんでした。
ずっと置きっぱなしのガレージフロアにも、オイル漏れの跡は見当たりません。
ほぼ16年ぶりにボンネットを開いてみると、ほこりで薄汚れていますが、エンジンも周りも予想以上にキレイな状態です。
乗りっぱなしのJB31Wジムニーシエラより遥かにキレイなエンジンルームを目にして、ひょっとしたら大した手間をかけず車検を取得出来そうな気がしてきました。
気になるのがオイル量です。長らく放置していたので、どのくらいオイルが入っているのかをチェックしてみました。
抹消前に定期交換していたからでしょうか、オイルは減っていないし触ってみても酷い状態じゃなさそうです。
この状態なら何とかオイルポンプだけを回す事が出来れば、ドライスタートのダメージも気にならないのですが、クランキングしないとオイルポンプを回す事はできません。
カムにエンジンオイルを注油
手軽に出来るドライスタート対策のアイデアは、タペットカバーを開いてカムシャフト回りに注油する事ですが、効果が限定的なのと、ガスケット交換が必要になる事があるので、パーツを手配しなければなりません。
長年動かしていないランクル70なので、交換部品は相当必要になりそうだし、ある程度まとめてからネットショップで注文する予定なので、タペットカバーを開くのを少し躊躇しましたが、カム回りの状態を確認したいので、外してみる事にしました。
タペットカバーを外す前に、オイルキャップを外して内部を触ってみると、乾いた状態ですが思ったよりオイルが残っている感触で、キャップ裏もエンジン内の指の届く範囲も微妙にしっとりしています。
想像以上にタペットカバー内部にオイル感があるので、カム回りもオイルがしっとり残っているかもしれません。
タペットカバーを慎重に外してみると、内部は思ったよりキレイですし、綺麗に外せたのでガスケットも再利用できそうです。
触って状態を確認すると、タペットカバーの裏側はオイルが完全に乾ききっている事もなく、しっとり感があって落ち切っていないオイルがしずく状で残っている箇所もありました。
エンジン側を見るとカムシャフトの露出部はオイルが落ちた状態ですが、接触部にはオイルが少し残っています。
16年エンジンを動かしていなかったので、オイルが落ちて完全に乾ききった状態をイメージしていましたが、思ったよりカム回りにオイル感が残っていたので、シリンダー内とクランク回りにも、多少オイルが残っているかもしれません。
ドライスタート対策として効果は限定的ですが、カム回りにオイルをたっぷり注油して数日おけば、じわじわオイルが広がるかもしれません。
今回タペットカバーを外して、想像以上に状態が良好だったので、エンジン内の摺動部に少しでもオイルが残っているのではないか期待がでてきました。多少でもオイルが残っていれば、ドライスタートのダメージは気にするほどじゃないのかもしれません。
バッテリーの注文もまだなので、この週末もカム回りにオイルを垂らして、もう少し浸透させる事にしました。
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作業と言っても、長期間動かさなかったエンジンを始動させる場合、オイルが落ち切った状態のドライスタートになってしまうので、出来るだけダメージの少ない方法を考える事からはじめています。
ガソリンエンジンの場合、スパークプラグの穴からオイルを垂らしてセルを回せば、多少でもシリンダーへのダメージが少なくなりそうな気がします。
ランクル70の場合ディーゼルエンジンなので、スパークプラグがありません。その代わりのグロープラグ穴からオイルを垂らそうかと思い構造を確認してみました。
1PZエンジンの整備書を持っていないので一般的なディーゼルエンジンの断面図を見ると、グロープラグ穴からオイルを垂らしても、ピストンリングまで届きそうもありません。
もちろんピストンリングまでオイルをうまく垂らせたとしても、エンジン内部の摺動面はピストンとシリンダーの他、クランクシャフトやカムシャフトなど数え切れませんし、あらゆる部位すべてにオイルを垂らすのは簡単ではありません。
ドライスタート対策のアイデアとしては、オイルフィルター部からオイルを送る方法を思いつきますが、フィルターを外さずクランキングすれば、内部に貯められているオイルを、ポンプの作動でエンジン各部に回せます。
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こんな事をあれこれ考えていても仕方ないので、出来る作業からすすめます。
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ランクル70は車検切れで抹消したので、特に不具合などはありませんでした。
ずっと置きっぱなしのガレージフロアにも、オイル漏れの跡は見当たりません。
ほぼ16年ぶりにボンネットを開いてみると、ほこりで薄汚れていますが、エンジンも周りも予想以上にキレイな状態です。
乗りっぱなしのJB31Wジムニーシエラより遥かにキレイなエンジンルームを目にして、ひょっとしたら大した手間をかけず車検を取得出来そうな気がしてきました。
気になるのがオイル量です。長らく放置していたので、どのくらいオイルが入っているのかをチェックしてみました。
抹消前に定期交換していたからでしょうか、オイルは減っていないし触ってみても酷い状態じゃなさそうです。
この状態なら何とかオイルポンプだけを回す事が出来れば、ドライスタートのダメージも気にならないのですが、クランキングしないとオイルポンプを回す事はできません。
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手軽に出来るドライスタート対策のアイデアは、タペットカバーを開いてカムシャフト回りに注油する事ですが、効果が限定的なのと、ガスケット交換が必要になる事があるので、パーツを手配しなければなりません。
長年動かしていないランクル70なので、交換部品は相当必要になりそうだし、ある程度まとめてからネットショップで注文する予定なので、タペットカバーを開くのを少し躊躇しましたが、カム回りの状態を確認したいので、外してみる事にしました。
タペットカバーを外す前に、オイルキャップを外して内部を触ってみると、乾いた状態ですが思ったよりオイルが残っている感触で、キャップ裏もエンジン内の指の届く範囲も微妙にしっとりしています。
想像以上にタペットカバー内部にオイル感があるので、カム回りもオイルがしっとり残っているかもしれません。
タペットカバーを慎重に外してみると、内部は思ったよりキレイですし、綺麗に外せたのでガスケットも再利用できそうです。
触って状態を確認すると、タペットカバーの裏側はオイルが完全に乾ききっている事もなく、しっとり感があって落ち切っていないオイルがしずく状で残っている箇所もありました。
エンジン側を見るとカムシャフトの露出部はオイルが落ちた状態ですが、接触部にはオイルが少し残っています。
16年エンジンを動かしていなかったので、オイルが落ちて完全に乾ききった状態をイメージしていましたが、思ったよりカム回りにオイル感が残っていたので、シリンダー内とクランク回りにも、多少オイルが残っているかもしれません。
ドライスタート対策として効果は限定的ですが、カム回りにオイルをたっぷり注油して数日おけば、じわじわオイルが広がるかもしれません。
今回タペットカバーを外して、想像以上に状態が良好だったので、エンジン内の摺動部に少しでもオイルが残っているのではないか期待がでてきました。多少でもオイルが残っていれば、ドライスタートのダメージは気にするほどじゃないのかもしれません。
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