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2022年10月17日
【ランクル70継続車検】リアドラムブレーキ点検とシューの減り具合
先日からランクル70の継続車検前の点検をはじめました。
先週の休日、空き時間が出来たのでブレーキの点検からはじめましたが、のんびり午後からの作業だったのでフロントの作業で時間切れ。リアブレーキの点検がこの週末になりました。
ランクル70のリアブレーキはドラムブレーキなので、まずはシューの残り厚さを測定します。

タイヤを外すとブレーキドラムが現れます。この状態でドラムの汚れやサビなどの状態をチェックします。
今までならこの程度の汚れやサビなど気にしませんでしたが、少しでも劣化を防止するために、ランクル70に錆を見つけたら錆止め塗装をする事にしています。

気になるブレーキーシューの厚さはドラムを外して測定しますが、外す前にドラムを回転させてシューを引きずっていない事を確認します。
普段の走行時に赤信号や一時停止などでブレーキをかけた時、安全を確認したうえで少しだけ空走させて止まるまでの状況をチェックしておけば、パッドやシューの引きずりの有無は判断できますが、ドラムを外す前にも念のためチェックします。
走行時の状態通りドラムの動きに異常がなければ、プラスチックハンマーで軽く衝撃を与えながら、ぐいぐいドラムを引っ張って外します。ブレーキドラムはすんなり外れる事もありますが、簡単に外れない場合、ちょっとだけ手間をかけて外します。
ブレーキドラム取外し
リアブレーキのドラムが、なかなか外れないときは、アジャストボルトを回してブレーキシューとドラムの隙間を広げてから外します。

今回は少し引き出せたので、ちょいとばかり荒業ですがプラハンマーで衝撃を与えながら、リアドラムのネジ穴2か所にボルトを少しずつねじ込んで引っ張り出しました。

ボルトを捻じ込んでドラムを外す場合は、なるべく傾けずに引き抜く事がポイントです。傾いた状態で引き抜くと、ブレーキシューにキズを付けるので、真っすぐ少しずつ慎重に引っ張って外します。

ドラムを外すと内部を目視点検できます。リアドラムの整備は本来ならシューを外してグリスアップしますが、思っていた以上にキレイなのでバラすかどうか迷うところです。

ブレーキシューの厚さを計ると6mm前後で、シューの偏摩耗もありません。この状態なら使用限度1mmまで軽く5万キロ以上走行可能です。

バラしてグリスアップしようか迷いましたが、汚れも年間走行距離も少ないのでグリスアップはパスしても良さそうです。
リアドラムブレーキクリーニング
現状でブレーキ操作に違和感を感じないし、ドラム内部の汚れも少なく良好な状態なので、ブレーキシューを外してメンテナンスするのは改める事にして、今回は簡単なクリーニングと目視点検で継続車検を受ける事にしました。
DIYメンテナンスに限らず、正常に作動しているメカは無駄にバラすと不具合の原因になりかねないし、正常作動中はこのままにして、もし走行中に何か変化を感じたら、すぐにバラして整備する事にします。

ブレーキの清掃は、設備が整っていればエアを吹いて付着物を吹き飛ばしますが、エアコンプレッサーなんて持ってないので原始的にナイロンブラシで清掃します。
注意するのは細かいゴミや異物がシューの表面や摺動部に付着しないようにし、必要に応じてブレーキクリーナーを吹き付けて洗浄します。

ドラムと接触するハブ部はサビ落としを兼ねてワイヤーブラシでゴシゴシしました。気休めかもしれませんが、ドラム外周の端部にも錆止め塗装をしておきます。

本来ならシューと擦り合わせて接触状態をチェックするドラム内面は、キズや段差が無いか目視だけでなく素手で触って確認します。
走行時のブレーキ操作で異音や振動などが無く、シューやドラムの接触面に異常がなければ、問題は無いはずです。

ドラム内面に微妙なスジがありますが、ブレーキシューに小さなゴミが挟まってスジにが着いたのかもしれません。触って確認しましたが修正するほどの状態じゃないので、シューの表面を軽くサンドペーパーをかけてブラシ清掃し、見落とす程度の小さな異物を除去しました。
リアブレーキの清掃が終わったらドラムを装着してブレーキの点検は終了です。後はタイヤを装着してその他の点検を行います。
継続車検前のブレーキ点検を行って、コンディションが良好な事に驚いていますが、ランクル70はシャッター付の車庫保管だから劣化が最小限なのかもしれません。野ざらしのJB31Wジムニーシエラではサビやグリス切れ、摺動部の固着など毎年の継続車検前点検で想定外の整備や何らかのトラブルが発覚します。
ランクル70を昨年の新規登録から10か月ほど日常的に走らせていますが、最も過酷な走行が積雪期のスキー場への行き来なので、各部の汚れや損傷、摩耗、劣化なども最小限なのかもしれません。
ブレーキの点検を目視程度で済ませましたが、年末頃にはスタッドレスタイヤと交換するので、その時ブレーキ回りの点検ができますし、走行中の異音や違和感など気になる事があったら、その都度チェックして必要な整備をすればトラブルを避ける事ができるはずです。
タイヤ装着
ランクル70は普段アルミホイールに交換して走っていますが、車検時は念のためノーマルの鉄ホイールタイヤに交換します。
標準ノーマルタイヤはランクル70を購入した時に装着されていたもので、入手時の走行距離が16000キロほどでした。ランクル70購入後5万キロほど標準ノーマルタイヤで走行していましたが、タイヤを買い替えた事はありません。たぶん新車から7万キロほど走行しているはずです。
ローテーションも車検時にディーラーで行っていたのかいないのか不明な使い方なので、現時点で擦り減りがバラついていて、2本の減りが顕著なのでパワステ操作でフロントタイヤが早く摩耗しているのかもしれません。
ランクル70の標準ノーマルタイヤは、新品から30年以上経過していますが、スリップサインは出ていません。昨年の予備車検時に買い替えようか迷いましたが、そのまま検査コースを問題なく通せたので、今回の継続車検も残り溝の多いタイヤを前輪に装着して受ける事にします。

タイヤの脱着は、昨年ランクル70を16年ぶりに新規登録してから、冬季のスタッドレスタイヤへの交換と今回2回目のブレーキ点検など、すでに4回ほど行っていますが、以前から年に数回のタイヤ交換は普通でした。その昔、ツール類が充実していなかった頃は、L字型の車載工具でホイールナットを外してタイヤ交換を行っていました。
その後、安価なクロスレンチを購入しましたが、かなり頻繁にタイヤを脱着するので、数年前にフリーターンクロスレンチを購入しました。
このレンチ、ずっと欲しかったのですが、普通のクロスレンチの数倍の価格なので数年我慢しました。長い間、購入を迷いましたが、タイヤ脱着が結構大変なので、数年前に意を決して購入したのを覚えています。
フリーターンクロスレンチを手に入れ、はじめて使った時、想像以上に軽快にくるくる回る使い勝手の良さに感激しました。ホイールナットの脱着がホントに楽チンになり、一度使うと価格以上の価値を実感でき、なんでもっと早く手に入れなかったのか悔やむほどでした。たぶん手持ちのツール類の中で最も使用頻度の高いツールです。

夏タイヤとスタッドレスの交換をDIYで行っている方なら、少しでも早く手に入れた方が生涯タイヤ交換時の負荷を軽減します。今すぐ購入した方が良いのは間違いありません。
コーケンフリーターンクロスレンチは、軽い操作でホイールナットを脱着できるので、タイヤを外す事が多いDIYガレージ整備の必需品です。


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対向キャリパーのブレーキパッド交換用ツール


ブレーキピストンツール


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先週の休日、空き時間が出来たのでブレーキの点検からはじめましたが、のんびり午後からの作業だったのでフロントの作業で時間切れ。リアブレーキの点検がこの週末になりました。
ランクル70のリアブレーキはドラムブレーキなので、まずはシューの残り厚さを測定します。

タイヤを外すとブレーキドラムが現れます。この状態でドラムの汚れやサビなどの状態をチェックします。
今までならこの程度の汚れやサビなど気にしませんでしたが、少しでも劣化を防止するために、ランクル70に錆を見つけたら錆止め塗装をする事にしています。

気になるブレーキーシューの厚さはドラムを外して測定しますが、外す前にドラムを回転させてシューを引きずっていない事を確認します。
普段の走行時に赤信号や一時停止などでブレーキをかけた時、安全を確認したうえで少しだけ空走させて止まるまでの状況をチェックしておけば、パッドやシューの引きずりの有無は判断できますが、ドラムを外す前にも念のためチェックします。
走行時の状態通りドラムの動きに異常がなければ、プラスチックハンマーで軽く衝撃を与えながら、ぐいぐいドラムを引っ張って外します。ブレーキドラムはすんなり外れる事もありますが、簡単に外れない場合、ちょっとだけ手間をかけて外します。
ブレーキドラム取外し
リアブレーキのドラムが、なかなか外れないときは、アジャストボルトを回してブレーキシューとドラムの隙間を広げてから外します。

今回は少し引き出せたので、ちょいとばかり荒業ですがプラハンマーで衝撃を与えながら、リアドラムのネジ穴2か所にボルトを少しずつねじ込んで引っ張り出しました。

ボルトを捻じ込んでドラムを外す場合は、なるべく傾けずに引き抜く事がポイントです。傾いた状態で引き抜くと、ブレーキシューにキズを付けるので、真っすぐ少しずつ慎重に引っ張って外します。

ドラムを外すと内部を目視点検できます。リアドラムの整備は本来ならシューを外してグリスアップしますが、思っていた以上にキレイなのでバラすかどうか迷うところです。

ブレーキシューの厚さを計ると6mm前後で、シューの偏摩耗もありません。この状態なら使用限度1mmまで軽く5万キロ以上走行可能です。

バラしてグリスアップしようか迷いましたが、汚れも年間走行距離も少ないのでグリスアップはパスしても良さそうです。
リアドラムブレーキクリーニング
現状でブレーキ操作に違和感を感じないし、ドラム内部の汚れも少なく良好な状態なので、ブレーキシューを外してメンテナンスするのは改める事にして、今回は簡単なクリーニングと目視点検で継続車検を受ける事にしました。
DIYメンテナンスに限らず、正常に作動しているメカは無駄にバラすと不具合の原因になりかねないし、正常作動中はこのままにして、もし走行中に何か変化を感じたら、すぐにバラして整備する事にします。

ブレーキの清掃は、設備が整っていればエアを吹いて付着物を吹き飛ばしますが、エアコンプレッサーなんて持ってないので原始的にナイロンブラシで清掃します。
注意するのは細かいゴミや異物がシューの表面や摺動部に付着しないようにし、必要に応じてブレーキクリーナーを吹き付けて洗浄します。

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本来ならシューと擦り合わせて接触状態をチェックするドラム内面は、キズや段差が無いか目視だけでなく素手で触って確認します。
走行時のブレーキ操作で異音や振動などが無く、シューやドラムの接触面に異常がなければ、問題は無いはずです。

ドラム内面に微妙なスジがありますが、ブレーキシューに小さなゴミが挟まってスジにが着いたのかもしれません。触って確認しましたが修正するほどの状態じゃないので、シューの表面を軽くサンドペーパーをかけてブラシ清掃し、見落とす程度の小さな異物を除去しました。
リアブレーキの清掃が終わったらドラムを装着してブレーキの点検は終了です。後はタイヤを装着してその他の点検を行います。
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夏タイヤとスタッドレスの交換をDIYで行っている方なら、少しでも早く手に入れた方が生涯タイヤ交換時の負荷を軽減します。今すぐ購入した方が良いのは間違いありません。
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2022年10月10日
【ランクル70継続車検】フロントブレーキパッドの減り具合と4ポッドキャリパー点検
昨年16年ぶりに新規登録した1990年式のランクル70も車検の時期が近づきました。満期まで2か月を切り、来月下旬から継続車検が受けられるので、晴れた涼しい休日の空き時間に点検整備をはじめました。
昨年春頃、予備車検に通そうと点検をはじめた時は、16年間完全放置で各部の劣化がすすみ、部品交換がどのくらい必要か不安でしたが、予想に反して非常に良好な状態で相当な日数をかけて各部の状態を詳細にチェックしましたが、交換パーツはバッテリーとエンジンオイル、LLCくらいで済みました。
2005年の車検切れから、ほぼ外気が遮断されたガレージ内で放置してあったからか、目視や触感チェックでベルト類もブッシュ類も違和感を感じず、ワイパーゴムすら普通に使えたので、最小限のパーツ交換で予備車検を通す事が出来ました。
新規登録しナンバー取得後は、スキー場に何度も行き来しましたし、日常の足として週に数日走らせていますが、今のところ特に不具合を感じません。
7年落ちで購入してから25年が経過していますが、まだまだ走行距離が85000kmに満たない、現役コンディションの堅牢なランクル70です。走行時の状態や外観通り、今年の継続車検前の点検整備でも交換パーツが最小限で済めば大助かりです。
フロントブレーキパッド点検
車を安全に走行させるために最重要なのがブレーキなので、普段の走行で異常がなくても最低年に1回は点検整備を行っています。貨物ナンバー車は1年車検なので車検前に入念にチェックします。
ブレーキの点検はタイヤを外して、まず目視チェックです。フロントブレーキに異常が無いか点検します。
昨年12月に新規登録してから3000kmほどしか走行していませんし、普段の走行時に違和感もないので、目視点検で不具合や異常は見つかりません。

ブレーキパッドの厚さはそのまま計る事も出来ますが、念のためパッドを取外して測定します。
ランクル70のフロントディスクブレーキは4ポッドキャリパーなので、キャリパーはそのままでパッドだけを引き抜けます。
外したパッドの残りは2枚とも4mmほどなので、まだ2万キロ以上の走行が可能でしょう。

反対側のパッドも取外して厚さをチェックすると、1枚だけ残りが3mmくらいまで減っています。
パッドの厚さが1mmほどバラついていますが、偏摩耗というほどではありませんし、このパッドでも1万キロ以上は走行可能です。気になるのが前回のパッド交換が20年以上前なので経年劣化があるかもしれません。
もう少し使えそうですが、万一のトラブルを回避するためにも今年の車検のタイミングで、念のためブレーキパッドを交換した方が安心です。

ランクル70の対向ピストン式キャリパーのパッド交換は、ピストン押し戻しに少々手間がかかります。

ジムニーシエラJB31Wや小型車などの片押し式のシングルピストンブレーキなら、キャリパーを起こしてピストンを力業で押し戻す事が出来ますが、4ポッドキャリパーの場合、狭い隙間に木片やバールを差し込んでグイグイ押し戻すのが困難です。

以前ハイラックスのブレーキパッドを交換した事があって、4ポッドキャリパーにかなり手こずった記憶がありますが、どうやって交換したのか何を使ったのか手順も何も覚えていません。
出来なくもないはずなので何か良い方法が無いか調べますが、手っ取り早く力業で押し戻すには、キャリパーを外さないと難しそうで、その手間を考えるとイレギュラーな整備は止めた方が賢明です。
ピストンを押し戻すブレーキピストンツールがある事は知っていますが、ランクル70を購入した20代の頃はユーザー車検とは無縁で、車検は購入したトヨタディーラーで受けていたので、特殊なツールなど持っていません。
対向4ポッドキャリパーのブレーキパッドを安全に交換するには、やはりブレーキピストンツールを使う方法が確実で間違いなさそうです。


探してみるとネットショップで想定より手ごろな価格で、対向キャリパー用のツールを見つけましたが、こちらのブレーキピストンツールは2ポッド対向キャリパー対応で、4ポッドキャリパーで使う場合少々苦戦しそうです。


ランクル70の4ポッドキャリパーの場合、少々高額ですがこのワイドタイプのブレーキピストンツールの方が使いやすそうです。
その他にも探しましたが、手ごろな価格で使いやすそうなツールはなかなか見つかりません。
今回の点検は、のんびり午後からはじめたのでフロントブレーキしかチェックできませんでした。後日リアブレーキシューの点検も行います。
前後のブレーキの点検が終われば、その他は目視チェック済みなので、もう一度整備が必要かどうかを判断して、必要な整備は継続車検前にすべて済ませる予定です。
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昨年春頃、予備車検に通そうと点検をはじめた時は、16年間完全放置で各部の劣化がすすみ、部品交換がどのくらい必要か不安でしたが、予想に反して非常に良好な状態で相当な日数をかけて各部の状態を詳細にチェックしましたが、交換パーツはバッテリーとエンジンオイル、LLCくらいで済みました。
2005年の車検切れから、ほぼ外気が遮断されたガレージ内で放置してあったからか、目視や触感チェックでベルト類もブッシュ類も違和感を感じず、ワイパーゴムすら普通に使えたので、最小限のパーツ交換で予備車検を通す事が出来ました。
新規登録しナンバー取得後は、スキー場に何度も行き来しましたし、日常の足として週に数日走らせていますが、今のところ特に不具合を感じません。
7年落ちで購入してから25年が経過していますが、まだまだ走行距離が85000kmに満たない、現役コンディションの堅牢なランクル70です。走行時の状態や外観通り、今年の継続車検前の点検整備でも交換パーツが最小限で済めば大助かりです。
フロントブレーキパッド点検
車を安全に走行させるために最重要なのがブレーキなので、普段の走行で異常がなくても最低年に1回は点検整備を行っています。貨物ナンバー車は1年車検なので車検前に入念にチェックします。
ブレーキの点検はタイヤを外して、まず目視チェックです。フロントブレーキに異常が無いか点検します。
昨年12月に新規登録してから3000kmほどしか走行していませんし、普段の走行時に違和感もないので、目視点検で不具合や異常は見つかりません。

ブレーキパッドの厚さはそのまま計る事も出来ますが、念のためパッドを取外して測定します。
ランクル70のフロントディスクブレーキは4ポッドキャリパーなので、キャリパーはそのままでパッドだけを引き抜けます。
外したパッドの残りは2枚とも4mmほどなので、まだ2万キロ以上の走行が可能でしょう。

反対側のパッドも取外して厚さをチェックすると、1枚だけ残りが3mmくらいまで減っています。
パッドの厚さが1mmほどバラついていますが、偏摩耗というほどではありませんし、このパッドでも1万キロ以上は走行可能です。気になるのが前回のパッド交換が20年以上前なので経年劣化があるかもしれません。
もう少し使えそうですが、万一のトラブルを回避するためにも今年の車検のタイミングで、念のためブレーキパッドを交換した方が安心です。

ランクル70の対向ピストン式キャリパーのパッド交換は、ピストン押し戻しに少々手間がかかります。

ジムニーシエラJB31Wや小型車などの片押し式のシングルピストンブレーキなら、キャリパーを起こしてピストンを力業で押し戻す事が出来ますが、4ポッドキャリパーの場合、狭い隙間に木片やバールを差し込んでグイグイ押し戻すのが困難です。

以前ハイラックスのブレーキパッドを交換した事があって、4ポッドキャリパーにかなり手こずった記憶がありますが、どうやって交換したのか何を使ったのか手順も何も覚えていません。
出来なくもないはずなので何か良い方法が無いか調べますが、手っ取り早く力業で押し戻すには、キャリパーを外さないと難しそうで、その手間を考えるとイレギュラーな整備は止めた方が賢明です。
ピストンを押し戻すブレーキピストンツールがある事は知っていますが、ランクル70を購入した20代の頃はユーザー車検とは無縁で、車検は購入したトヨタディーラーで受けていたので、特殊なツールなど持っていません。
対向4ポッドキャリパーのブレーキパッドを安全に交換するには、やはりブレーキピストンツールを使う方法が確実で間違いなさそうです。
探してみるとネットショップで想定より手ごろな価格で、対向キャリパー用のツールを見つけましたが、こちらのブレーキピストンツールは2ポッド対向キャリパー対応で、4ポッドキャリパーで使う場合少々苦戦しそうです。
ランクル70の4ポッドキャリパーの場合、少々高額ですがこのワイドタイプのブレーキピストンツールの方が使いやすそうです。
その他にも探しましたが、手ごろな価格で使いやすそうなツールはなかなか見つかりません。
今回の点検は、のんびり午後からはじめたのでフロントブレーキしかチェックできませんでした。後日リアブレーキシューの点検も行います。
前後のブレーキの点検が終われば、その他は目視チェック済みなので、もう一度整備が必要かどうかを判断して、必要な整備は継続車検前にすべて済ませる予定です。
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2021年12月11日
【ランクル70予備車検】ディーゼルエンジン黒煙検査をアンチスモークでパス【日産ピットワーク排ガス対策】
2005年に抹消登録し、ずっと放置していたランクル70の予備車検に12月2日行ってきました。
陸運事務所までの道中、微妙な違和感がありましたが、何とか無事に到着。すぐに予備車検に必要な書類を集め印紙類を購入します。
各書類の記入見本を探して、あちこちのコーナーをうろうろしながら15分ほどかかって、受付に書類一式を提出。しばらくして受付が済んでから、書類一式を持ってランクル70で検査コースに向かいました。
ランクル70の予備車検
いよいよ16年ぶりに始動させたランクル70の予備車検に挑む時を迎えました。
最も気になるのが黒煙検査で、ディーゼル車の場合、検査コースに入ると係員による燈火類やワイパー作動などの確認とエンジンやシャシの刻印照合後、オパシメーターによる黒煙検査が待ち受けています。
先週、古いディーゼル車が黒煙検査で車検をパスできない事例が多発している事を知り、16年ぶりに始動したランクル70の排ガスを確認しました。エンジンを暖気してからアクセルを踏み込んでエンジン回転を上げてみると驚くほどの黒煙です。

この排気ガスのまま黒煙検査を受けて基準値をクリアできるのか不安になり、まずはインターネットで黒煙検査の対策を調べまくりました。
いろんな方が燃料調整や吸気系のリフレッシュ、エンジン内のクリーンアップなどで黒煙対策を行っている中、一番手軽で最も多くの方が黒煙検査をパスしたという日産ピットワーク排煙予防剤アンチスモークというケミカル剤をカーショップで見つけたので試しに1本購入。すぐランクル70の燃料タンクに日産ピットワーク排煙予防剤アンチスモークを注入してみました。
日産ピットワーク排煙予防剤アンチスモークを注入後、エンジンを始動させて燃料としっかり混ざるようにランクル70を前後にゆするように動かしながら、何度もエンジン回転を上げてみると、数回エンジン回転を上げたあたりから、みるみる黒煙が減少し最終的には目視で気にならないほどの排ガスになりました。
ここまで黒煙が激減したランクル70の排ガスなら予備車検でも合格レベルだろうとは思いますが、整備工場などで排ガスの数値測定ができなかったので、検査コースに入るまでの待ち時間は、期待と不安が入り混じり落ち着く事ができません。
このまま1回目の検査に挑み、黒煙検査にパスしなかったら日産ピットワーク排煙予防剤アンチスモークの濃度をアップさせるため、2本目を投入しようと工具箱と共に持ち込んでいます。今回は急ぎだったので近所のホームセンターやカーショップを回って日産ピットワーク排煙予防剤アンチスモークを購入しましたが、送料込みでもネット通販の方が、かなり安かったので予備に2本追加購入しておきました。

期待半分、不安半分のまま検査コースの順番待ちで15分ほど並んだ後、ランクル70の検査がはじまりました。
ランクル70予備車検での黒煙検査の結果
不安と期待が入り混じる中、ランクル70の検査がはじまりました。
事前に車検項目の点検は行っているので、外観チェックや燈火類、ワイパーなど問題なくパスしました。
そしていよいよ黒煙検査です。

検査官がプローブをマフラーに挿入後、アクセルを踏み込んでエンジン回転を一気に上昇させます。
エンジンの唸り具合から、たぶん3000rpm程度の回転でしょうか、最高出力が115ps/4000rpm、最大トルクが23.5kg・m/2600rpmですが、全開の4000rpmまで回しているようなエンジン音ではありません。
測定中のマフラーからは、ほとんど黒煙が出ていません。この程度の排ガスなら黒煙検査をパスするはずです。後はオパシメーターの弾き出す数値にかかっています。
1回目の黒煙検査が終わり、検査官がマフラーからプローブを抜き取ります。どうやら測定値を確認している様子です。
プローブを入れなおして2回目の黒煙検査を開始するのか検査官の動きを見ていると、意外にもプローブをそのままにして検査票にスタンプを押印しました。
何と1回目の黒煙検査でパスしました。
もう少し難航するかと思っていましたが、拍子抜けするほどあっけなくクリアしたのです。
すぐに検査官に黒煙測定値がどのくらいか尋ねると、2%ですと教えてくれました。
たったの2%とは驚きです。検査官によると、この年式のディーゼル車だと30%程度が普通らしいので、2%という測定値は驚異的かもしれません。
黒煙対策を事前に調べ、日産ピットワーク排煙予防剤アンチスモークで武装したランクル70の1PZエンジンが真価を発揮しました。
黒煙検査が終了後は、順調に他の全ての検査をパスしたので、16年ぶりに始動させたランクル70は一発で予備車検合格しました。

これで検査は終了ですが、今回の予備車検ではリアシートを外して、5人乗りから2人乗りへの構造変更を行ったので、測定ラインに入ります。
スペアタイヤや工具類、その他の荷物を降ろしてから5分ほどで検査官による測定が終わり、駐車場にランクル70を移動しましたが、何度も検査官が確認に行って、結果通知書が発行されるまで30分ほど待たされました。
結果は、リアシートを外しただけの完全なノーマル車でしたが、実測した高さが3cmほど高くなり、車重が30kgほど重たくなりました。高さ191cm車両総重量2320kgなので許容範囲です。

ランクル70を購入した頃、すぐに不要なリアシートを外しましたが、当時は購入したトヨタディーラーで車検を受けていたので、そのまま車検を通せていました。今回の予備車検で正式に2人乗りのランクル70に生まれ変わりました。
ランクル70新規登録
ランクル70の予備車検が1回目の検査でパスしたので、思ったより早く帰路につけました。当初このまま走行テストを続ける予定でしたが、すぐに車庫証明を申請すれば3日後に交付されるはずなので仮ナンバー返却前に新規登録できるかもしれません。
陸運事務所から急いで警察署に向かい、何とか車庫証明を申請できました。そして3営業日後、週明けの月曜日の午後、仕事を抜けて車庫証明を取ってきたのですが、これが大失敗。1PZエンジンのランクル70はNoxPM規制地域での登録ができません。
予備車検後、急いでいたので、ついうっかり規制地域の自宅で車庫証明を取ってしまいました。仕方なく、実家で車庫証明を申請しなおして、週明けに登録を完了する予定です。
登録完了後100kmほどの走行テストを行って不具合が無ければ、年内に白馬のスキー場に出かける事ができるかもしれません。
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各書類の記入見本を探して、あちこちのコーナーをうろうろしながら15分ほどかかって、受付に書類一式を提出。しばらくして受付が済んでから、書類一式を持ってランクル70で検査コースに向かいました。
ランクル70の予備車検
いよいよ16年ぶりに始動させたランクル70の予備車検に挑む時を迎えました。
最も気になるのが黒煙検査で、ディーゼル車の場合、検査コースに入ると係員による燈火類やワイパー作動などの確認とエンジンやシャシの刻印照合後、オパシメーターによる黒煙検査が待ち受けています。
先週、古いディーゼル車が黒煙検査で車検をパスできない事例が多発している事を知り、16年ぶりに始動したランクル70の排ガスを確認しました。エンジンを暖気してからアクセルを踏み込んでエンジン回転を上げてみると驚くほどの黒煙です。

この排気ガスのまま黒煙検査を受けて基準値をクリアできるのか不安になり、まずはインターネットで黒煙検査の対策を調べまくりました。
いろんな方が燃料調整や吸気系のリフレッシュ、エンジン内のクリーンアップなどで黒煙対策を行っている中、一番手軽で最も多くの方が黒煙検査をパスしたという日産ピットワーク排煙予防剤アンチスモークというケミカル剤をカーショップで見つけたので試しに1本購入。すぐランクル70の燃料タンクに日産ピットワーク排煙予防剤アンチスモークを注入してみました。
日産ピットワーク排煙予防剤アンチスモークを注入後、エンジンを始動させて燃料としっかり混ざるようにランクル70を前後にゆするように動かしながら、何度もエンジン回転を上げてみると、数回エンジン回転を上げたあたりから、みるみる黒煙が減少し最終的には目視で気にならないほどの排ガスになりました。
ここまで黒煙が激減したランクル70の排ガスなら予備車検でも合格レベルだろうとは思いますが、整備工場などで排ガスの数値測定ができなかったので、検査コースに入るまでの待ち時間は、期待と不安が入り混じり落ち着く事ができません。
このまま1回目の検査に挑み、黒煙検査にパスしなかったら日産ピットワーク排煙予防剤アンチスモークの濃度をアップさせるため、2本目を投入しようと工具箱と共に持ち込んでいます。今回は急ぎだったので近所のホームセンターやカーショップを回って日産ピットワーク排煙予防剤アンチスモークを購入しましたが、送料込みでもネット通販の方が、かなり安かったので予備に2本追加購入しておきました。

期待半分、不安半分のまま検査コースの順番待ちで15分ほど並んだ後、ランクル70の検査がはじまりました。
ランクル70予備車検での黒煙検査の結果
不安と期待が入り混じる中、ランクル70の検査がはじまりました。
事前に車検項目の点検は行っているので、外観チェックや燈火類、ワイパーなど問題なくパスしました。
そしていよいよ黒煙検査です。

検査官がプローブをマフラーに挿入後、アクセルを踏み込んでエンジン回転を一気に上昇させます。
エンジンの唸り具合から、たぶん3000rpm程度の回転でしょうか、最高出力が115ps/4000rpm、最大トルクが23.5kg・m/2600rpmですが、全開の4000rpmまで回しているようなエンジン音ではありません。
測定中のマフラーからは、ほとんど黒煙が出ていません。この程度の排ガスなら黒煙検査をパスするはずです。後はオパシメーターの弾き出す数値にかかっています。
1回目の黒煙検査が終わり、検査官がマフラーからプローブを抜き取ります。どうやら測定値を確認している様子です。
プローブを入れなおして2回目の黒煙検査を開始するのか検査官の動きを見ていると、意外にもプローブをそのままにして検査票にスタンプを押印しました。
何と1回目の黒煙検査でパスしました。
もう少し難航するかと思っていましたが、拍子抜けするほどあっけなくクリアしたのです。
すぐに検査官に黒煙測定値がどのくらいか尋ねると、2%ですと教えてくれました。
たったの2%とは驚きです。検査官によると、この年式のディーゼル車だと30%程度が普通らしいので、2%という測定値は驚異的かもしれません。
黒煙対策を事前に調べ、日産ピットワーク排煙予防剤アンチスモークで武装したランクル70の1PZエンジンが真価を発揮しました。
黒煙検査が終了後は、順調に他の全ての検査をパスしたので、16年ぶりに始動させたランクル70は一発で予備車検合格しました。

これで検査は終了ですが、今回の予備車検ではリアシートを外して、5人乗りから2人乗りへの構造変更を行ったので、測定ラインに入ります。
スペアタイヤや工具類、その他の荷物を降ろしてから5分ほどで検査官による測定が終わり、駐車場にランクル70を移動しましたが、何度も検査官が確認に行って、結果通知書が発行されるまで30分ほど待たされました。
結果は、リアシートを外しただけの完全なノーマル車でしたが、実測した高さが3cmほど高くなり、車重が30kgほど重たくなりました。高さ191cm車両総重量2320kgなので許容範囲です。

ランクル70を購入した頃、すぐに不要なリアシートを外しましたが、当時は購入したトヨタディーラーで車検を受けていたので、そのまま車検を通せていました。今回の予備車検で正式に2人乗りのランクル70に生まれ変わりました。
ランクル70新規登録
ランクル70の予備車検が1回目の検査でパスしたので、思ったより早く帰路につけました。当初このまま走行テストを続ける予定でしたが、すぐに車庫証明を申請すれば3日後に交付されるはずなので仮ナンバー返却前に新規登録できるかもしれません。
陸運事務所から急いで警察署に向かい、何とか車庫証明を申請できました。そして3営業日後、週明けの月曜日の午後、仕事を抜けて車庫証明を取ってきたのですが、これが大失敗。1PZエンジンのランクル70はNoxPM規制地域での登録ができません。
予備車検後、急いでいたので、ついうっかり規制地域の自宅で車庫証明を取ってしまいました。仕方なく、実家で車庫証明を申請しなおして、週明けに登録を完了する予定です。
登録完了後100kmほどの走行テストを行って不具合が無ければ、年内に白馬のスキー場に出かける事ができるかもしれません。
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2021年12月06日
【ランクル70ユーザー車検】ディーゼルエンジン黒煙検査とアンチスモークの効果【日産ピットワーク排ガス対策】
抹消登録後16年間ガレージに放置してあったランクル70を蘇らせようと、週末整備に着手して約半年。やっと今月2日に予備車検を受けに行きました。

ここ10年ほど、ユーザー車検でJB31Wジムニーシエラに乗り続けていますが、予備車検は久々だったので、必要書類の不備が無いよう何度も確認しました。
自賠責も予備車検当日から有効になるよう依頼して加入したので、予備車検当日は仮ナンバーの申請に朝から市役所に出かけ、ついでに新規登録時に必要となる印鑑証明と念のために住民票も入手しておきました。
市役所では、いくつかの窓口で申請したので少々時間がかかり、自宅に戻ってランクル70に仮ナンバーを装着できたのが、予定より少し遅い11時前。午後から予約した予備車検の受付開始までには少し早すぎますが、走行テストを兼ねてすぐに出発です。
のんびりと数か月かけて一通りの点検整備を行いましたが、16年ぶりに道路を走行するので、さすがに出発時は陸運事務所まで無事にたどり着けるのか不安でした。
点検整備に不手際があって予期しなかった不具合が見つかるんじゃないか、あるいはエンジンが動かなくならないだろうか、といった厄介な事態に陥らないよう祈りながら、慎重にランクル70のエンジンを始動させました。
16年ぶりの走行で不具合発生
今年6月から着手したランクル70整備では、まず1PZエンジンに自己流のドライスタート対策を行いました。効果的かどうかは疑問ですが、思いつくドライスタート対策を数週間かけていくつか試してから、オイルとフィルターを交換。16年ぶりにランクル70を始動させてみました。
エンジン始動に成功した後は、すぐにでも走行テストを行いたかったのですが、ナンバー無しの抹消車両なので、こっそり自宅周辺を走る事すら出来ず、その後の数か月は点検や整備でエンジンを回す程度。せいぜいガレージからの出し入れと向きを変えるくらいしか動かせませんでした。
そんな状態で予備車検当日を迎えましたが走り出しは快調そのもの。16年ぶりとは思えないほどエンジンはスムーズに回り、ハンドル操作もシフトチェンジもブレーキの作動もまったく普通の車と変わりません。
この状態なら本日の予備車検をパスするかも。
出発前の不安が一気に消え去るほど、ランクル70は快調に自宅周辺の路地を駆け抜けます。このまま何事もなく陸運事務所に到着して予備車検をパスしてほしいという期待が、じわじわ現実味を帯びてきました。
思わず笑みがこぼれニヤけ顔のまま、しばらく走り続けた時、微妙な違和感を感じはじめます。
自宅周辺の細い路地を低速で走行しているときは、昨日まで普通に走っていたかのように絶好調なランクル70でしたが、幹線道路に出てスピードを上げて走りはじめた時、一定ピッチで微妙に振動している事に気づきます。スピードを上げるとピッチが早くなるので駆動系からの振動でしょう。
頭の中で原因を探ります。
ピン!と来たのがタイヤの変形でした。今年6月にランクル70の整備を開始した時、エアがほぼ抜けて潰れた状態だったので、長期間の放置で変形したままタイヤが硬直し微妙な振動が出ているのかもしれません。

駆動系メカトラブルの場合、今後の整備が大変ですが、走行に影響しない僅かな振動なので、その可能性は低いはずですし、この程度の振動なら予備車検にも影響なさそうです。
振動の原因がタイヤの変形だろうと推定できたので、少し落ち着きましたが、スピードを出して走りはじめた途端、いきなり気づいた違和感だったので一時は顔面蒼白になりました。
気を取り直して、そのまましばらく走り続けると、新たな違和感を感じます。
ランクル70のブレーキ不具合の解決策
ランクル70を走らせて一定ピッチの振動の次に気になったのが、ブレーキの効き具合です。
ブレーキペダルを踏み込んだ瞬間の効きがワンテンポ遅れるような操作感を感じ、ブレーキに何らかのトラブルがあるのだろうと、かなり焦りました。
ブレーキのトラブルは予備車検以前の問題です。事故に直結する危険な状態かもしれないので、すぐに止めて点検する事にしました。
もしブレーキの致命的なトラブルだった場合は、携行している工具で応急処置なんて出来ませんし、場合によってはオーバーホールが必要です。交換部品の手配と整備に日数もかかるので予備車検どころじゃなくなります。
この時ばかりは一気に気分が落ち込んで、本日の予備車検を中止しようか弱気になりましたが、一呼吸おいて原因を推定するために過去のブレーキ不具合を思い出してみました。
思い当たったのが5年以上前、JB31Wジムニーシエラで同じようなブレーキの違和感を感じた時の事でした。
車検切れのまま、2年ほど雨ざらしで放置したJB31Wジムニーシエラの車検取得時に、今回のランクル70の症状より酷いブレーキの操作感だったのを思い出したのです。
JB31Wジムニーシエラのブレーキ違和感はディスクに発生した錆が原因でした。この時は錆を落としてから、しばらく走行し何度もブレーキをかける事で以前のような効きに回復したので、ランクル70のブレーキも原因はディズク表面の錆やダストなどによるものかもしれません。
週末のランクル70整備で、ブレーキパッドの厚みがかなり残っていたので目視点検で済ませたのが失敗でした。ディスクに少し錆が出ていましたが、特に不具合もなさそうだったのでバラすのを止め、グリスアップやクリーナーでの清掃もしませんでした。
この時ブレーキディスクの微妙な錆をワイヤーブラシで落とすかクリーナーで洗浄しておけば良かったような気がします。本来なら事前のテスト走行で見つかる違和感なので、予備車検当日まで走らせる事が出来なかったのが悔やまれます。

ブレーキに違和感を感じ予備車検を延期しようかと弱気になりましたが、過去のトラブルを思い出して、ほぼ原因が特定できたので、応急処置を試す事にしました。
まずはディスク表面の錆を落とすため、何度かブレーキを強めに効かせて改善しないか試します。
安全を確保するのために脇道に入って、後続車がいないのを確認しながら何度も強めにブレーキを踏んでみたところ、違和感が少しだけ改善されました。
さらにブレーキテストを繰り返してみると、ブレーキの効き具合はペダルの踏み込みに応じていたので、致命的なトラブルじゃなさそうです。錆やダストさえ落ちれば正常作動するはずなので、しばらく走れば気にならなくなるでしょう。予備車検のブレーキ検査では、思い切り一気にペダルを踏めばパスするはずです。
今さら仕方ありませんが、やはり16年間ずっと動かしていないのだから走行テストをするべきでした。少しでも走っていたら的確な整備が行えたはずです。
陸運事務所まで1時間ほど走行するので、その間にディスクの錆が落ちる事に期待して、その他の違和感や不具合がないか五感を研ぎ澄ませて走り続けました。
出発から25kmほど走行して陸運事務所に近づいた頃には、気になっていたブレーキの違和感は、ほとんど感じなくなりました。ほかにトラブルがないか注意深く走り続けましたが、走り出してすぐ気づいた微妙な一定ピッチの振動以外気になる点はなくなりました。
16年ぶりに道路を走り出して違和感を感じた時は、一気に暗雲が立ち込めましたが、陸運事務所に到着する頃には、ほぼ解決し予備車検合格に向けて明るい兆しが見えはじめました。
ランクル70の排気ガス
16年ぶりに走り出したランクル70は、何とか無事に陸運事務所まで走り切る事ができました。このまま順調に予備車検をパスすれば良いのですが、予備車検は継続車検と同様の検査が行われ、まずは古いディーゼル車の鬼門となる黒煙検査が待ち受けています。
初度登録1990年びPZJ70ランドクルーザー70の場合、黒煙検査の合格ラインは50%。予備車検の合否は、この黒煙検査をパスできるかどうかにかかっています。

ランクル70を始動させた時の排ガスでは、黒煙検査をパスできるかどうか判断できませんでしたが、絶対に予備車検をパスさせたいという思いで、黒煙検査と対策を調べまくり、最も効果がありそうな日産ピットワーク排煙予防剤アンチスモークを燃料タンクに注入しました。
相当な黒煙を吐き出していたランクル70でしたが日産ピットワーク排煙予防剤アンチスモークを注入後、みるみる黒煙が減少し、少々信じられませんが最終的には目視で黒煙が気にならない程度の排ガスになりました。
果たしてランクル70は、黒煙検査を無事パスするのか、これから第1回目の予備車検に挑みます。
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自賠責も予備車検当日から有効になるよう依頼して加入したので、予備車検当日は仮ナンバーの申請に朝から市役所に出かけ、ついでに新規登録時に必要となる印鑑証明と念のために住民票も入手しておきました。
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のんびりと数か月かけて一通りの点検整備を行いましたが、16年ぶりに道路を走行するので、さすがに出発時は陸運事務所まで無事にたどり着けるのか不安でした。
点検整備に不手際があって予期しなかった不具合が見つかるんじゃないか、あるいはエンジンが動かなくならないだろうか、といった厄介な事態に陥らないよう祈りながら、慎重にランクル70のエンジンを始動させました。
16年ぶりの走行で不具合発生
今年6月から着手したランクル70整備では、まず1PZエンジンに自己流のドライスタート対策を行いました。効果的かどうかは疑問ですが、思いつくドライスタート対策を数週間かけていくつか試してから、オイルとフィルターを交換。16年ぶりにランクル70を始動させてみました。
エンジン始動に成功した後は、すぐにでも走行テストを行いたかったのですが、ナンバー無しの抹消車両なので、こっそり自宅周辺を走る事すら出来ず、その後の数か月は点検や整備でエンジンを回す程度。せいぜいガレージからの出し入れと向きを変えるくらいしか動かせませんでした。
そんな状態で予備車検当日を迎えましたが走り出しは快調そのもの。16年ぶりとは思えないほどエンジンはスムーズに回り、ハンドル操作もシフトチェンジもブレーキの作動もまったく普通の車と変わりません。
この状態なら本日の予備車検をパスするかも。
出発前の不安が一気に消え去るほど、ランクル70は快調に自宅周辺の路地を駆け抜けます。このまま何事もなく陸運事務所に到着して予備車検をパスしてほしいという期待が、じわじわ現実味を帯びてきました。
思わず笑みがこぼれニヤけ顔のまま、しばらく走り続けた時、微妙な違和感を感じはじめます。
自宅周辺の細い路地を低速で走行しているときは、昨日まで普通に走っていたかのように絶好調なランクル70でしたが、幹線道路に出てスピードを上げて走りはじめた時、一定ピッチで微妙に振動している事に気づきます。スピードを上げるとピッチが早くなるので駆動系からの振動でしょう。
頭の中で原因を探ります。
ピン!と来たのがタイヤの変形でした。今年6月にランクル70の整備を開始した時、エアがほぼ抜けて潰れた状態だったので、長期間の放置で変形したままタイヤが硬直し微妙な振動が出ているのかもしれません。

駆動系メカトラブルの場合、今後の整備が大変ですが、走行に影響しない僅かな振動なので、その可能性は低いはずですし、この程度の振動なら予備車検にも影響なさそうです。
振動の原因がタイヤの変形だろうと推定できたので、少し落ち着きましたが、スピードを出して走りはじめた途端、いきなり気づいた違和感だったので一時は顔面蒼白になりました。
気を取り直して、そのまましばらく走り続けると、新たな違和感を感じます。
ランクル70のブレーキ不具合の解決策
ランクル70を走らせて一定ピッチの振動の次に気になったのが、ブレーキの効き具合です。
ブレーキペダルを踏み込んだ瞬間の効きがワンテンポ遅れるような操作感を感じ、ブレーキに何らかのトラブルがあるのだろうと、かなり焦りました。
ブレーキのトラブルは予備車検以前の問題です。事故に直結する危険な状態かもしれないので、すぐに止めて点検する事にしました。
もしブレーキの致命的なトラブルだった場合は、携行している工具で応急処置なんて出来ませんし、場合によってはオーバーホールが必要です。交換部品の手配と整備に日数もかかるので予備車検どころじゃなくなります。
この時ばかりは一気に気分が落ち込んで、本日の予備車検を中止しようか弱気になりましたが、一呼吸おいて原因を推定するために過去のブレーキ不具合を思い出してみました。
思い当たったのが5年以上前、JB31Wジムニーシエラで同じようなブレーキの違和感を感じた時の事でした。
車検切れのまま、2年ほど雨ざらしで放置したJB31Wジムニーシエラの車検取得時に、今回のランクル70の症状より酷いブレーキの操作感だったのを思い出したのです。
JB31Wジムニーシエラのブレーキ違和感はディスクに発生した錆が原因でした。この時は錆を落としてから、しばらく走行し何度もブレーキをかける事で以前のような効きに回復したので、ランクル70のブレーキも原因はディズク表面の錆やダストなどによるものかもしれません。
週末のランクル70整備で、ブレーキパッドの厚みがかなり残っていたので目視点検で済ませたのが失敗でした。ディスクに少し錆が出ていましたが、特に不具合もなさそうだったのでバラすのを止め、グリスアップやクリーナーでの清掃もしませんでした。
この時ブレーキディスクの微妙な錆をワイヤーブラシで落とすかクリーナーで洗浄しておけば良かったような気がします。本来なら事前のテスト走行で見つかる違和感なので、予備車検当日まで走らせる事が出来なかったのが悔やまれます。

ブレーキに違和感を感じ予備車検を延期しようかと弱気になりましたが、過去のトラブルを思い出して、ほぼ原因が特定できたので、応急処置を試す事にしました。
まずはディスク表面の錆を落とすため、何度かブレーキを強めに効かせて改善しないか試します。
安全を確保するのために脇道に入って、後続車がいないのを確認しながら何度も強めにブレーキを踏んでみたところ、違和感が少しだけ改善されました。
さらにブレーキテストを繰り返してみると、ブレーキの効き具合はペダルの踏み込みに応じていたので、致命的なトラブルじゃなさそうです。錆やダストさえ落ちれば正常作動するはずなので、しばらく走れば気にならなくなるでしょう。予備車検のブレーキ検査では、思い切り一気にペダルを踏めばパスするはずです。
今さら仕方ありませんが、やはり16年間ずっと動かしていないのだから走行テストをするべきでした。少しでも走っていたら的確な整備が行えたはずです。
陸運事務所まで1時間ほど走行するので、その間にディスクの錆が落ちる事に期待して、その他の違和感や不具合がないか五感を研ぎ澄ませて走り続けました。
出発から25kmほど走行して陸運事務所に近づいた頃には、気になっていたブレーキの違和感は、ほとんど感じなくなりました。ほかにトラブルがないか注意深く走り続けましたが、走り出してすぐ気づいた微妙な一定ピッチの振動以外気になる点はなくなりました。
16年ぶりに道路を走り出して違和感を感じた時は、一気に暗雲が立ち込めましたが、陸運事務所に到着する頃には、ほぼ解決し予備車検合格に向けて明るい兆しが見えはじめました。
ランクル70の排気ガス
16年ぶりに走り出したランクル70は、何とか無事に陸運事務所まで走り切る事ができました。このまま順調に予備車検をパスすれば良いのですが、予備車検は継続車検と同様の検査が行われ、まずは古いディーゼル車の鬼門となる黒煙検査が待ち受けています。
初度登録1990年びPZJ70ランドクルーザー70の場合、黒煙検査の合格ラインは50%。予備車検の合否は、この黒煙検査をパスできるかどうかにかかっています。

ランクル70を始動させた時の排ガスでは、黒煙検査をパスできるかどうか判断できませんでしたが、絶対に予備車検をパスさせたいという思いで、黒煙検査と対策を調べまくり、最も効果がありそうな日産ピットワーク排煙予防剤アンチスモークを燃料タンクに注入しました。
相当な黒煙を吐き出していたランクル70でしたが日産ピットワーク排煙予防剤アンチスモークを注入後、みるみる黒煙が減少し、少々信じられませんが最終的には目視で黒煙が気にならない程度の排ガスになりました。
果たしてランクル70は、黒煙検査を無事パスするのか、これから第1回目の予備車検に挑みます。
ディーゼル車の黒煙対策に絶大な効果があるアンチスモーク

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2021年11月28日
【ランクル70ユーザー車検】ディーゼルエンジンの黒煙を低減させる秘策【オパシメーター対策】
2005年に抹消登録した後、ガレージに放置してあったランクル70を16年ぶりに復活させようと、今年6月からのんびりと週末整備を開始しました。
作業は7月中旬以降、気温の上昇と共に8月末まで中断し、9月以降も出かける予定が入り、もたもたと続け数か月かけてやっと先週の祝日に最低限必要な車検整備が完了しました。
ランクル70整備に着手した当初は、年明けのスキートップシーズンまでに新規登録を間に合わせようと、気が向いた時に整備していましたが、今年は11月中旬を過ぎて急に冷え込みが厳しくなり、白馬のスキー場はかなり前倒しで続々と各スキー場がオープンしはじめました。

毎年何度も滑りに行く八方尾根スキー場は、ランクル70の整備が完了した11月23日から、まとまった雪が降ったようでスキー場オープン予定より5日ほど早い26日にプレオープンし、本日すでに125cmという11月としては信じられない驚異的な積雪量を記録しています。

こんなに早くスキー場がオープンするとは思ってもいなかったので、のんびりランクル70を整備していましたが、4年ぶりの11月プレオープンを目の当たりにすると、今すぐにでもランクル70でスキー場に出発したくなります。
できれば12月早々、遅くとも年内に新規登録してスキー場に出かけるためにも、週明けに予約した予備車検を絶対パスさせなければなりません。予備車検にパスさえすれば車庫証明が取れ次第ナンバーを取得できるので、ランクル70で初すべりに出かけられます。
気分はランクル70でスキー場を目指して走り始めていますが、現時点で走行テストを行っていません。本来なら仮ナンバーで公道を走らせてコンディションを確認してから予備車検を受けるべきですが、仕事が忙しくてなかなか平日に休みを取れず、仮ナンバーの手続きすらできません。
実質的な走行テストが出来るのは予備車検の予約日で、仮ナンバーを取得してからの数時間です。予備車検を午後から予約したので、走行テストを兼ねて陸運事務所に向かう事になります。
16年ぶりにエンジン始動させた古いランクル70なので、こんな綱渡り的なスケジュールは無謀ですが、ほいほい仕事を休めないので仕方ありません。
その代わり仕事の合間にWEBで放置車両やランクル70の車検に関しての情報を収集しました。すると古いディーゼル車のユーザー車検では、排気ガスの黒煙検査にパスできない例をいくつか目にしました。
ディーゼル車の黒煙検査はノーマークだったので詳しく調べてみると、10年ほど前に測定方法が変わったらしく、その後オパシメーターという測定機器で黒煙検査を行っている事を知りました。
古いディーゼル車の鬼門となる黒煙検査
10年ほど前までディーゼル車の黒煙検査は、黒煙測定器で3回測定し黒煙の平均濃度で合否を判断していたようですが、その後導入されたオパシメーターでの測定では、1回目に基準値以下なら、その時点で合格となるようです。
なんとなく検査が甘くなったような印象ですが、黒煙検査でパスしなかった方々の書込みを読むと、以前の黒煙検査より相当シビアに測定数値が出るようで、燃料の噴射量を調整して挑まないと黒煙検査をパスしないといった事例も見かけました。
国土交通省の資料によると、最近のディーゼル車ではほとんど黒煙が排出されなくなったので、黒煙測定器より高精度に測定が可能なオパシメーターで、軽油や潤滑油の未燃焼成分である青煙等の可溶有機成分まで含めて測定するようで、オパシメーターによる測定は、従来の黒煙測定器よりハードルの高い黒煙検査になったのは間違いありません。

ランクル70の予備車検を前に一抹の不安がよぎり、情報収集を続けまくったところ、数年前のオパシメーター導入時の資料も見つけたので確認すると、測定方法や合否判断の基準がかなり細かく決められています。
古いディーゼル車の車検時に鬼門ともいえる黒煙検査が待ち受けていることすら知らず予備車検の予約をとってしまいました。ディーゼル車の黒煙検査の事を調べれば調べるほど不安が募りますが、その一方でユーザー車検で黒煙検査にパスしなくても、2回目あるいは3回目の検査でパスした事例もいくつか目にする事ができました。
ランクル70の黒煙にびっくり!
オパシメーターでの黒煙検査の事を調べて、ガソリン車と大きく違う点がディーゼル車では高回転時に黒煙濃度を検査する点です。
ガソリン車のユーザー車検では、ユーザーがマフラーにプローブを挿入してアイドリングのまま測定しますが、ディーゼル車の黒煙検査は、検査官がマフラーにプローブを挿入しエンジンを全開にして黒煙検査を行うようです。
検査官による測定なのでプローブを浅めに挿入したり、回転数を抑え気味にするという誤魔化しはできません。
暗雲が立ち込めていますが悩んでも仕方ありません。ランクル70を新規登録するためには黒煙検査にパスする事が必須なので、まずは現状を排ガスの状態を確認する事にしました。
今年7月、16年ぶりにエンジン始動後、何度もアクセルを踏み込んでエンジンのスムーズな吹き上がりを確認していますが、1人で作業をしているので排ガスを目視する事は出来ませんでした
黒煙が出ているのかどうかを確認するため、リアゲートを開いて排ガスの状態を目視できるようにして、エンジン暖気後アイドリングからアクセルを踏み込んでエンジン回転を上げてみました。

リアゲート越しに目にした排ガスの状態は、エンジン回転の上昇と共に恐ろしいほどの黒煙が吹き出しています。
何度かアクセルを踏み込むと少しずつ黒煙が少なくなりますが、しばらくアイドリングのままにして、再びアクセルを踏み込むと、近所から苦情が出るのではないかと思えるほどの黒煙です。こんな状態だと車検以前の問題で、公道を走る事すら後ろめたくなります。
急加速を控えゆっくりアクセルを踏み込めば、気にならない程度の黒煙しか出ないので気を付けて走行する事にして、この状態で黒煙検査を行った場合、黒煙濃度がどのくらいなのか、どこかで調べたいのですが、ナンバーが無いので近隣の整備工場まで走る事すらできません。
ランクル70の黒煙濃度は50%まで
ランクル70の1PZエンジンはアイドリングから急激に回転を上げると、恐ろしいほどの黒煙が出ます。
黒煙検査にパスする濃度を調べたところ、1990年式のランクル70の場合、50%までとなっていたので現状の黒煙がどの程度の濃度なのかを確認する方法はないのか調べてみました。すると簡易的ですが、整備工場に行かなくても黒煙の測定が出来る黒煙チャートというものを見つけました。

この黒煙チャートとマフラーから吹き出る排ガスを見比べる事で、大雑把ですが黒煙濃度を測定できます。ただしマフラー先端の排ガスと黒煙チャートを見比べて判断しなければならないので1人では確認する事ができません。
アクセルを踏み込みながら1人で開いたリアゲート越しに排ガスの確認をしてもマフラーの先端が見えないので、黒煙チャートを使った測定は絶対に助手が必要です。
友人に手伝ってもらう事も考えましたが、空き時間を見つけてWEBで調べまくり、かなりの情報を収集をした中に、運よく黒煙を軽減する排煙予防剤というケミカル剤を見つけました。その効果が絶大らしい事を、口コミ評価の他、商品と無関係な書込みなどでいくつも見かけたので早速試してみる事にしました。
効果絶大な排煙予防剤
ランクル70の予備車検を予約後、古いディーゼル車が黒煙検査で車検にパスしないケースが多発している事を知りました。その一方で黒煙検査対策として排煙予防剤が販売されている事も知りました。
予備車検を週明けに予約しているので、神にすがる思いでカーショップに行って排煙予防剤を購入してきました。

購入したのは、日産サブブランドの ピットワークが販売している、アンチスモークという排煙予防ケミカル剤です。万一に備え2本購入しました。
後に調べてみるとカーショップよりネット通販の方がかなり安く販売されています。もう少し早く気づけば良かったのですが、今回は週明けの予備車検に間に合わせるためカーショップで割高品を購入しました。
燃料タンクに1本入れて、アンチスモークと燃料を混ぜるようにランクル70を前後に動かしてから回転数を上げてみると、徐々に黒煙が減っています。何度もアクセルを踏み込んで排ガスを目視するうちに黒煙が驚くほど少なくなりました。
念のためしばらくアイドリングを保ってから試しましたが、リアゲート越しに見る限り黒煙がほとんど気にならないレベルまで減少しました。効果がイマイチだったら倍の量入れようと2本購入しましたが、この分なら追加する必要はなさそうです。
これで難関だと思われた黒煙検査にパスするはずです。週明けの予備車検が少し楽しみになりました。
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作業は7月中旬以降、気温の上昇と共に8月末まで中断し、9月以降も出かける予定が入り、もたもたと続け数か月かけてやっと先週の祝日に最低限必要な車検整備が完了しました。
ランクル70整備に着手した当初は、年明けのスキートップシーズンまでに新規登録を間に合わせようと、気が向いた時に整備していましたが、今年は11月中旬を過ぎて急に冷え込みが厳しくなり、白馬のスキー場はかなり前倒しで続々と各スキー場がオープンしはじめました。

毎年何度も滑りに行く八方尾根スキー場は、ランクル70の整備が完了した11月23日から、まとまった雪が降ったようでスキー場オープン予定より5日ほど早い26日にプレオープンし、本日すでに125cmという11月としては信じられない驚異的な積雪量を記録しています。

こんなに早くスキー場がオープンするとは思ってもいなかったので、のんびりランクル70を整備していましたが、4年ぶりの11月プレオープンを目の当たりにすると、今すぐにでもランクル70でスキー場に出発したくなります。
できれば12月早々、遅くとも年内に新規登録してスキー場に出かけるためにも、週明けに予約した予備車検を絶対パスさせなければなりません。予備車検にパスさえすれば車庫証明が取れ次第ナンバーを取得できるので、ランクル70で初すべりに出かけられます。
気分はランクル70でスキー場を目指して走り始めていますが、現時点で走行テストを行っていません。本来なら仮ナンバーで公道を走らせてコンディションを確認してから予備車検を受けるべきですが、仕事が忙しくてなかなか平日に休みを取れず、仮ナンバーの手続きすらできません。
実質的な走行テストが出来るのは予備車検の予約日で、仮ナンバーを取得してからの数時間です。予備車検を午後から予約したので、走行テストを兼ねて陸運事務所に向かう事になります。
16年ぶりにエンジン始動させた古いランクル70なので、こんな綱渡り的なスケジュールは無謀ですが、ほいほい仕事を休めないので仕方ありません。
その代わり仕事の合間にWEBで放置車両やランクル70の車検に関しての情報を収集しました。すると古いディーゼル車のユーザー車検では、排気ガスの黒煙検査にパスできない例をいくつか目にしました。
ディーゼル車の黒煙検査はノーマークだったので詳しく調べてみると、10年ほど前に測定方法が変わったらしく、その後オパシメーターという測定機器で黒煙検査を行っている事を知りました。
古いディーゼル車の鬼門となる黒煙検査
10年ほど前までディーゼル車の黒煙検査は、黒煙測定器で3回測定し黒煙の平均濃度で合否を判断していたようですが、その後導入されたオパシメーターでの測定では、1回目に基準値以下なら、その時点で合格となるようです。
なんとなく検査が甘くなったような印象ですが、黒煙検査でパスしなかった方々の書込みを読むと、以前の黒煙検査より相当シビアに測定数値が出るようで、燃料の噴射量を調整して挑まないと黒煙検査をパスしないといった事例も見かけました。
国土交通省の資料によると、最近のディーゼル車ではほとんど黒煙が排出されなくなったので、黒煙測定器より高精度に測定が可能なオパシメーターで、軽油や潤滑油の未燃焼成分である青煙等の可溶有機成分まで含めて測定するようで、オパシメーターによる測定は、従来の黒煙測定器よりハードルの高い黒煙検査になったのは間違いありません。

ランクル70の予備車検を前に一抹の不安がよぎり、情報収集を続けまくったところ、数年前のオパシメーター導入時の資料も見つけたので確認すると、測定方法や合否判断の基準がかなり細かく決められています。
古いディーゼル車の車検時に鬼門ともいえる黒煙検査が待ち受けていることすら知らず予備車検の予約をとってしまいました。ディーゼル車の黒煙検査の事を調べれば調べるほど不安が募りますが、その一方でユーザー車検で黒煙検査にパスしなくても、2回目あるいは3回目の検査でパスした事例もいくつか目にする事ができました。
ランクル70の黒煙にびっくり!
オパシメーターでの黒煙検査の事を調べて、ガソリン車と大きく違う点がディーゼル車では高回転時に黒煙濃度を検査する点です。
ガソリン車のユーザー車検では、ユーザーがマフラーにプローブを挿入してアイドリングのまま測定しますが、ディーゼル車の黒煙検査は、検査官がマフラーにプローブを挿入しエンジンを全開にして黒煙検査を行うようです。
検査官による測定なのでプローブを浅めに挿入したり、回転数を抑え気味にするという誤魔化しはできません。
暗雲が立ち込めていますが悩んでも仕方ありません。ランクル70を新規登録するためには黒煙検査にパスする事が必須なので、まずは現状を排ガスの状態を確認する事にしました。
今年7月、16年ぶりにエンジン始動後、何度もアクセルを踏み込んでエンジンのスムーズな吹き上がりを確認していますが、1人で作業をしているので排ガスを目視する事は出来ませんでした
黒煙が出ているのかどうかを確認するため、リアゲートを開いて排ガスの状態を目視できるようにして、エンジン暖気後アイドリングからアクセルを踏み込んでエンジン回転を上げてみました。

リアゲート越しに目にした排ガスの状態は、エンジン回転の上昇と共に恐ろしいほどの黒煙が吹き出しています。
何度かアクセルを踏み込むと少しずつ黒煙が少なくなりますが、しばらくアイドリングのままにして、再びアクセルを踏み込むと、近所から苦情が出るのではないかと思えるほどの黒煙です。こんな状態だと車検以前の問題で、公道を走る事すら後ろめたくなります。
急加速を控えゆっくりアクセルを踏み込めば、気にならない程度の黒煙しか出ないので気を付けて走行する事にして、この状態で黒煙検査を行った場合、黒煙濃度がどのくらいなのか、どこかで調べたいのですが、ナンバーが無いので近隣の整備工場まで走る事すらできません。
ランクル70の黒煙濃度は50%まで
ランクル70の1PZエンジンはアイドリングから急激に回転を上げると、恐ろしいほどの黒煙が出ます。
黒煙検査にパスする濃度を調べたところ、1990年式のランクル70の場合、50%までとなっていたので現状の黒煙がどの程度の濃度なのかを確認する方法はないのか調べてみました。すると簡易的ですが、整備工場に行かなくても黒煙の測定が出来る黒煙チャートというものを見つけました。

この黒煙チャートとマフラーから吹き出る排ガスを見比べる事で、大雑把ですが黒煙濃度を測定できます。ただしマフラー先端の排ガスと黒煙チャートを見比べて判断しなければならないので1人では確認する事ができません。
アクセルを踏み込みながら1人で開いたリアゲート越しに排ガスの確認をしてもマフラーの先端が見えないので、黒煙チャートを使った測定は絶対に助手が必要です。
友人に手伝ってもらう事も考えましたが、空き時間を見つけてWEBで調べまくり、かなりの情報を収集をした中に、運よく黒煙を軽減する排煙予防剤というケミカル剤を見つけました。その効果が絶大らしい事を、口コミ評価の他、商品と無関係な書込みなどでいくつも見かけたので早速試してみる事にしました。
効果絶大な排煙予防剤
ランクル70の予備車検を予約後、古いディーゼル車が黒煙検査で車検にパスしないケースが多発している事を知りました。その一方で黒煙検査対策として排煙予防剤が販売されている事も知りました。
予備車検を週明けに予約しているので、神にすがる思いでカーショップに行って排煙予防剤を購入してきました。

購入したのは、日産サブブランドの ピットワークが販売している、アンチスモークという排煙予防ケミカル剤です。万一に備え2本購入しました。
後に調べてみるとカーショップよりネット通販の方がかなり安く販売されています。もう少し早く気づけば良かったのですが、今回は週明けの予備車検に間に合わせるためカーショップで割高品を購入しました。
燃料タンクに1本入れて、アンチスモークと燃料を混ぜるようにランクル70を前後に動かしてから回転数を上げてみると、徐々に黒煙が減っています。何度もアクセルを踏み込んで排ガスを目視するうちに黒煙が驚くほど少なくなりました。
念のためしばらくアイドリングを保ってから試しましたが、リアゲート越しに見る限り黒煙がほとんど気にならないレベルまで減少しました。効果がイマイチだったら倍の量入れようと2本購入しましたが、この分なら追加する必要はなさそうです。
これで難関だと思われた黒煙検査にパスするはずです。週明けの予備車検が少し楽しみになりました。
ディーゼル車の黒煙対策に絶大な効果があるアンチスモーク

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2021年11月26日
16年ぶりにランクル70のLLC交換
今年6月から整備をはじめたランクル70。この冬のトップシーズンのスキー場までの行き来に使いたいので、何とか年内の新規登録を目指しています。
もちろんナンバーを取得しても、いきなり年末スキーで遠方の寒冷地に出かけるのは少し不安です。
出先で万一トラブルがあると16年間動かしていなかっただけに、応急処置だけでは動かせなくなるかもしれません。やはりテストドライブは必須で、少しでも早く車検取得して、まずは近所の行楽などに出かけて、走行性や快適性などの総合的なコンディションを確かめたいところです。
そう考えるとスキー場に向かう前に、できれば1000キロくらい何日かに分けて近所を走っておきたいので、そろそろタイムリミットです。のんびりすすめてきたランクル70の整備も、少々焦りながら時間をみつけて作業を継続中です。
今回の新規登録は16年ぶりの車検取得なので、交換すべき部品が多岐にわたります。
本来なら一気にすべてのパーツ交換をした方が良いのが当然ですが、ずっとガレージに鎮座していて走行距離も8万キロほどですし予算の都合もあるので、まずは必須パーツのみ交換する事にしました。
経年劣化で交換必須かどうか迷ったファンベルトやタイミングベルト類は、多少リスクを感じますが車検取得後しばらく走って、暖かくなってから交換する事にしました。
ランクル70新規登録のための交換パーツ
今年7月、16年ぶりにエンジンを始動する前に、オイルとフィルターを交換しましたが、目視点検でキレイだったエアフィルターは継続利用としました。
エンジン始動後はブレーキ関連をチェックしましたが、フルードやパッド類も減ってません。スキー場への行き来でそんなに酷使する走り方はしないので、ブレーキパッドやシュー、フルードなどは減り具合や劣化具合を定期的にチェックして、必要になったら交換する事にしました。
ギアオイル類はペール缶で用意しましたが、交換に適した暖かい時期を逃したので、来年の夏に交換する事にしました。その時にパワステフルードやクラッチフルードも交換する事にします。
ランクル70車検取得後にシーズンインするスキー場に向かう事を考えると、氷点下の雪山で絶対トラブルを起こしたくありません。当然ですが冷却水の交換は必須です。
ランクル70に入っている冷却水は、たぶん抹消登録の1年前か2年前の車検でトヨタディーラーで入れ替えてから18年ほど経過しているだけに、交換前はどんな状態なのか少々不安でした。

LLCを注文し到着してから冷却水を排出しました。
1PZのランクル70の冷却水は10.4リットルらしく、普通のバケツに排出しても溢れる事はありません。バケツに溜まった冷却水の汚れ具合をしっかりチェックするために、6本ほどのペットボトルに入れ替えました。

意外ですが16年放置した割にキレイな状態だったので少し安心しました。
古い車の場合、冷却水に錆が混じって濁った状態になる事もあるそうで、少々不安でしたが、こんなに透明感のある状態ならエンジンのコンディションも悪くないはず、と思い込んでしまいそうです。

DIYガレージ整備で冷却水を完全に入れ替えようと思ったら、ラジエーターからとヒーターの室内側からのドレンが必要だと聞いた事がありますが、今回の交換ではラジエーター側からのみのドレンなので、なるべく汚れを残さないために何度も水を入れ替えて、古い冷却水がなるべく残らないようにしました。

のんびり整備だったので、1週間ほどかけて仕事から帰った後、暖気して水を入れ替え、念のために週末は1時間以上暖気してから、ポタポタしずくが止まるまで排水して新しいLLCを4リットル入れました。約40%の濃度になるのでスキー場周辺に出かける程度なら問題ありません。
こんな事しなくてもヒーター側のホースを外せば済むのかもしれませんが、整備書を持っていないので今回は時間と手間をかけました。
ランクル70予備車検前の整備
長らくかかったランクル70の車検整備ですが、11月の飛び石連休までで何とか一通りの部品交換を終えたので、11月最終週にランクル70の予備車検を予約しました。
今回の整備では、ランクル70が16年放置していたにも関わらず、想定以上にエンジンコンディションが良好だったので交換パーツも最小限でした。
交換したのはエンジンオイルとフィルター、LLCくらいで、整備としてはマフラーの錆落としと補修程度でした。
ブレーキや下回りを点検し清掃と錆止め塗装などは行いましたが、オイル漏れはないし目視で不具合や異常個所も見つかりませんでした。
通常の車検整備と考えれば、この程度の整備でもパスするはずですが、16年ぶりの車検なので安心する事はできません。ずっと動かしていなかったエンジンなので何が起こるか不安が残ります。
この時点でエンジンを動かして前後左右にランクル70を移動させていますが、ナンバーがないので公道を走っていません。ひょっとすると公道に出て少しスピードを出しただけで不具合が出るかもしれません。
現状のままで予備車検にパスできるかどうか、まったく見当がつきません。何らかの落とし穴があって予備車検にパスするまでに相当な日数がかかるかもしれません。こんな時は経験談を探せば、気休めかもしれませんが安心できる材料が見つかるかもしれません。
キーワードを放置車両の車検取得やランクル70の車検で、何か気をつける点や必須整備などの書込みがないかWEBで探してみました。するとランクル70に限らず古いディーゼルエンジン車の車検で、鬼門ともいえる検査がある事を知りました。
多くの方が排ガスの黒煙検査で不合格になったという書込みをいくつも目にしたのです。
どうやら排ガスの黒煙検査が以前の方法と少し違っているようで、今回のランクル70の予備車検に向けた整備で、この件はノーマークでした。
すでに予備車検の予約をとってしまった後なので、すぐに黒煙検査の事を調べ、この週末には可能な限りの対策を施さなければなりません。
タイムリミットまで数日です。どうなる事やら。
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もちろんナンバーを取得しても、いきなり年末スキーで遠方の寒冷地に出かけるのは少し不安です。
出先で万一トラブルがあると16年間動かしていなかっただけに、応急処置だけでは動かせなくなるかもしれません。やはりテストドライブは必須で、少しでも早く車検取得して、まずは近所の行楽などに出かけて、走行性や快適性などの総合的なコンディションを確かめたいところです。
そう考えるとスキー場に向かう前に、できれば1000キロくらい何日かに分けて近所を走っておきたいので、そろそろタイムリミットです。のんびりすすめてきたランクル70の整備も、少々焦りながら時間をみつけて作業を継続中です。
今回の新規登録は16年ぶりの車検取得なので、交換すべき部品が多岐にわたります。
本来なら一気にすべてのパーツ交換をした方が良いのが当然ですが、ずっとガレージに鎮座していて走行距離も8万キロほどですし予算の都合もあるので、まずは必須パーツのみ交換する事にしました。
経年劣化で交換必須かどうか迷ったファンベルトやタイミングベルト類は、多少リスクを感じますが車検取得後しばらく走って、暖かくなってから交換する事にしました。
ランクル70新規登録のための交換パーツ
今年7月、16年ぶりにエンジンを始動する前に、オイルとフィルターを交換しましたが、目視点検でキレイだったエアフィルターは継続利用としました。
エンジン始動後はブレーキ関連をチェックしましたが、フルードやパッド類も減ってません。スキー場への行き来でそんなに酷使する走り方はしないので、ブレーキパッドやシュー、フルードなどは減り具合や劣化具合を定期的にチェックして、必要になったら交換する事にしました。
ギアオイル類はペール缶で用意しましたが、交換に適した暖かい時期を逃したので、来年の夏に交換する事にしました。その時にパワステフルードやクラッチフルードも交換する事にします。
ランクル70車検取得後にシーズンインするスキー場に向かう事を考えると、氷点下の雪山で絶対トラブルを起こしたくありません。当然ですが冷却水の交換は必須です。
ランクル70に入っている冷却水は、たぶん抹消登録の1年前か2年前の車検でトヨタディーラーで入れ替えてから18年ほど経過しているだけに、交換前はどんな状態なのか少々不安でした。

LLCを注文し到着してから冷却水を排出しました。
1PZのランクル70の冷却水は10.4リットルらしく、普通のバケツに排出しても溢れる事はありません。バケツに溜まった冷却水の汚れ具合をしっかりチェックするために、6本ほどのペットボトルに入れ替えました。

意外ですが16年放置した割にキレイな状態だったので少し安心しました。
古い車の場合、冷却水に錆が混じって濁った状態になる事もあるそうで、少々不安でしたが、こんなに透明感のある状態ならエンジンのコンディションも悪くないはず、と思い込んでしまいそうです。

DIYガレージ整備で冷却水を完全に入れ替えようと思ったら、ラジエーターからとヒーターの室内側からのドレンが必要だと聞いた事がありますが、今回の交換ではラジエーター側からのみのドレンなので、なるべく汚れを残さないために何度も水を入れ替えて、古い冷却水がなるべく残らないようにしました。

のんびり整備だったので、1週間ほどかけて仕事から帰った後、暖気して水を入れ替え、念のために週末は1時間以上暖気してから、ポタポタしずくが止まるまで排水して新しいLLCを4リットル入れました。約40%の濃度になるのでスキー場周辺に出かける程度なら問題ありません。
こんな事しなくてもヒーター側のホースを外せば済むのかもしれませんが、整備書を持っていないので今回は時間と手間をかけました。
ランクル70予備車検前の整備
長らくかかったランクル70の車検整備ですが、11月の飛び石連休までで何とか一通りの部品交換を終えたので、11月最終週にランクル70の予備車検を予約しました。
今回の整備では、ランクル70が16年放置していたにも関わらず、想定以上にエンジンコンディションが良好だったので交換パーツも最小限でした。
交換したのはエンジンオイルとフィルター、LLCくらいで、整備としてはマフラーの錆落としと補修程度でした。
ブレーキや下回りを点検し清掃と錆止め塗装などは行いましたが、オイル漏れはないし目視で不具合や異常個所も見つかりませんでした。
通常の車検整備と考えれば、この程度の整備でもパスするはずですが、16年ぶりの車検なので安心する事はできません。ずっと動かしていなかったエンジンなので何が起こるか不安が残ります。
この時点でエンジンを動かして前後左右にランクル70を移動させていますが、ナンバーがないので公道を走っていません。ひょっとすると公道に出て少しスピードを出しただけで不具合が出るかもしれません。
現状のままで予備車検にパスできるかどうか、まったく見当がつきません。何らかの落とし穴があって予備車検にパスするまでに相当な日数がかかるかもしれません。こんな時は経験談を探せば、気休めかもしれませんが安心できる材料が見つかるかもしれません。
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多くの方が排ガスの黒煙検査で不合格になったという書込みをいくつも目にしたのです。
どうやら排ガスの黒煙検査が以前の方法と少し違っているようで、今回のランクル70の予備車検に向けた整備で、この件はノーマークでした。
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2021年11月22日
【ランクル70】抹消後16年ぶりの新規登録前に予備車検
今年6月から抹消登録後16年放置してあったランクル70の車検取得を目指して整備を開始しましたが、仕事やさまざまな雑用で延び延びになってしまいました。
今年中に登録しようと、少しでも空き時間があればランクル整備を継続していますが、11月も20日を過ぎ少々焦り気味です。できれば今月中に車検取得チャレンジして、一撃でパスしなかったとしても何とか年内にはナンバーを取得するつもりです。
気になるのが車検にパスしなかった場合にかかる経費です。
16年ぶりにエンジン始動させたランクル70なので、一発で車検をパスする確信がもてません。
パスしなかった場合、DIYで追加整備を行うので日数がかかりますし、仕事の都合で次の車検日のスケジュール調整などに数週間費やすかもしれません。
1か月以内に登録が完了すれば良いのですが、予想以上に時間がかかると諸費用の追加が必要になるかもしれません。
限られた予算内で、なるべく無駄な経費が発生しないよう、合理的なランクル70の新規登録方法を調べ、まずは予備車検を受ける事にしました。
ランクル70新規登録計画
16年ぶりにエンジン始動させたランクル70を今年中に新規登録する予定ですが、抹消後ずっと放置した状態なので、気づかない不具合があるかもしれません。
タイヤ交換も迷いましたがノーマルタイヤにコストをかけたくないし、まだスリップサインが出ていないので、まずは交換せずに車検にチャレンジしてみます。ブレーキの効きも試運転が出来ないので、車検をパスするレベルかどうか不明です。
いくらエンジンの調子が悪くなくても、車検コースのすべての検査を一発でパスするかどうかわかりません。
通常の新規登録で車検を取得する時、車庫証明や自賠責などが必要ですが車検にパスせず、その後の整備に想定以上に日数がかかると車庫証明を再取得する事になったり、自賠責保険の保険期間が不足するなど、追加で費用が発生する場合があります。
なるべく無駄な出費を抑える方法を検討し、すぐに新規登録をするのではなく、二度手間ですが登録諸費用が最小限で済む予備車検を受けてパスしてから新規登録する事にしました。
予備車検を受ける場合、パスした時点で登録しないので車庫証明が不要ですし、自賠責や重量税、自動車税など諸費用も必要ありません。
もし予備車検にパスしなかった場合でも、1か月ほど有効の車庫証明が不要なので、期限内に急いで整備をする必要がなくなります。仕事の都合で整備に1か月以上かかっても無駄になる出費が最小限に抑えられます。
陸運事務所に行く方法
抹消登録されたランクル70を予備車検や新規登録で陸運事務所に向かう場合、そのままでは公道を走行できないので、積車をレンタルして積んでいくか、仮ナンバーを申請して自走するかになります。
積車レンタルは数万円、仮ナンバーが数百円なので、仮ナンバーを申請する事になりますが、申請には自賠責保険が必要なので、通常は1か月の自賠責を用意します。
仮ナンバー申請のための自賠責保険の購入は結構悩みます。
ランクル70の場合4ナンバーなので、新規登録時に12か月の自賠責保険が必要で保険料が14280円ですが、仮ナンバー申請のために必要な1か月の自賠責保険料が12か月分の半値に迫る5990円と割高ぼったくりな保険料です。
今後の整備状況次第で、一発でパスしそうなら自賠責は13か月、少々不安なら割高な1か月のチョイスになりそうです。
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今年中に登録しようと、少しでも空き時間があればランクル整備を継続していますが、11月も20日を過ぎ少々焦り気味です。できれば今月中に車検取得チャレンジして、一撃でパスしなかったとしても何とか年内にはナンバーを取得するつもりです。
気になるのが車検にパスしなかった場合にかかる経費です。
16年ぶりにエンジン始動させたランクル70なので、一発で車検をパスする確信がもてません。
パスしなかった場合、DIYで追加整備を行うので日数がかかりますし、仕事の都合で次の車検日のスケジュール調整などに数週間費やすかもしれません。
1か月以内に登録が完了すれば良いのですが、予想以上に時間がかかると諸費用の追加が必要になるかもしれません。
限られた予算内で、なるべく無駄な経費が発生しないよう、合理的なランクル70の新規登録方法を調べ、まずは予備車検を受ける事にしました。
ランクル70新規登録計画
16年ぶりにエンジン始動させたランクル70を今年中に新規登録する予定ですが、抹消後ずっと放置した状態なので、気づかない不具合があるかもしれません。
タイヤ交換も迷いましたがノーマルタイヤにコストをかけたくないし、まだスリップサインが出ていないので、まずは交換せずに車検にチャレンジしてみます。ブレーキの効きも試運転が出来ないので、車検をパスするレベルかどうか不明です。
いくらエンジンの調子が悪くなくても、車検コースのすべての検査を一発でパスするかどうかわかりません。
通常の新規登録で車検を取得する時、車庫証明や自賠責などが必要ですが車検にパスせず、その後の整備に想定以上に日数がかかると車庫証明を再取得する事になったり、自賠責保険の保険期間が不足するなど、追加で費用が発生する場合があります。
なるべく無駄な出費を抑える方法を検討し、すぐに新規登録をするのではなく、二度手間ですが登録諸費用が最小限で済む予備車検を受けてパスしてから新規登録する事にしました。
予備車検を受ける場合、パスした時点で登録しないので車庫証明が不要ですし、自賠責や重量税、自動車税など諸費用も必要ありません。
もし予備車検にパスしなかった場合でも、1か月ほど有効の車庫証明が不要なので、期限内に急いで整備をする必要がなくなります。仕事の都合で整備に1か月以上かかっても無駄になる出費が最小限に抑えられます。
陸運事務所に行く方法
抹消登録されたランクル70を予備車検や新規登録で陸運事務所に向かう場合、そのままでは公道を走行できないので、積車をレンタルして積んでいくか、仮ナンバーを申請して自走するかになります。
積車レンタルは数万円、仮ナンバーが数百円なので、仮ナンバーを申請する事になりますが、申請には自賠責保険が必要なので、通常は1か月の自賠責を用意します。
仮ナンバー申請のための自賠責保険の購入は結構悩みます。
ランクル70の場合4ナンバーなので、新規登録時に12か月の自賠責保険が必要で保険料が14280円ですが、仮ナンバー申請のために必要な1か月の自賠責保険料が12か月分の半値に迫る5990円と割高ぼったくりな保険料です。
今後の整備状況次第で、一発でパスしそうなら自賠責は13か月、少々不安なら割高な1か月のチョイスになりそうです。
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2021年08月28日
【車検整備】16年ぶりにエンジン始動したランクル70【マフラーとブレーキ】
先月末、2005年7月の車検切れから放置していたランクル70の1PZエンジンを16年ぶりに始動させてみました。
当初の想定では、2005年から16年間ずっと動かさずに放置していたので、さすがに何らかの不具合があるだろう、簡単にエンジンは動かないだろうと思っていました。

ランクル70のエンジン始動は、数年前から動かしてみようと思いましたが、オイルが完全に落ちたドライスタートによるダメージが気になって、その対策を何となく考えて数年が過ぎました。
延び延びになったのは、やはり放置期間が長いので想像以上の不具合があって、エンジン始動させるまでかなり悪戦苦闘を続けるだろうと思っていたからで、下手したら自宅のガレージ整備ではエンジン始動できず、やむを得ずトヨタの整備工場に依頼する事にならないか不安でした。
今年6月頃から試行錯誤を続けたドライスタート対策も納得できるレベルの処置が出来ず、何度かエンジン始動を延期しようか迷いましたが、ここで断念したら放置期間が20年を超えるのは間違いありません。
半ばやけくそ気味でエンジンへのダメージを覚悟して、先月末恐る恐る1PZエンジンのスターターを回しました。
まずは、少しでもエンジンオイルを各部に回そうと、グロープラグのプレヒートを待たず数秒のクランキングを試しました。すると、ほんの一瞬にも思えたクランキングで、今までの不安が一瞬で吹っ飛びます。
まるで昨日まで走っていたかのように、キュルキュル〜ブルン!セル1発で1PZエンジンが目覚めました。
初度登録から30年8万キロ走行のランクル70
16年ぶりにエンジンを始動させたPZJ70ランドクルーザーは、社会人になって間もない1997年12月に購入した中古車です。
初任給に毛が生えた低所得な20代の頃だったので迷いもありましたが、1990年12月に新車登録後、ほぼ7年落ち約16000km走行の極上とも思える状態だったので、銀行預金を全額はたいてトヨタディーラー1年保証付きでランクル70の2代目のオーナーになりました。
購入後は何度も高額なディーラー車検を受けながら走らせていましたが、その後JB31Wジムニーシエラを購入したので、2005年7月の車検切れで、いったん抹消しました。
ランクル70抹消までの8年間で、車検切れの期間もあって実際に走らせていたのは5年ほどだったので、走行距離も現時点で8万キロを超えたくらいです。

先月のエンジン始動は、16年ぶりのエンジン始動なので何らかの異常があるだろうと思っていましたが、安定したアイドリングで何ら不具合や異常を感じません。
しばらく暖気して1PZエンジンを3000rpmほど回しましたが、スムーズなエンジン回転で吹き上がりました。悪くありません。
出来れば試運転をしたいところですが、仮ナンバーを用意していないのでガレージ前で少し動かす程度しか試せません。
30分程度エンジンを回して、10mくらい前後左右に動かした感触では、エンジンもブレーキもステアリングも不具合や異常は感じません。
頑丈なランクル70だからなのか、保管状態が良かったのかコンディションは非常に良好です。
ランクル70車検取得に向けての整備
16年ぶりにエンジンを始動させたランクル70は、想像以上にコンディションが良好な感触です。
このままスムーズに車検が取得出来れば良いのですが、そのためには少なくとも一通りの整備が必要です。
16年放置していたので、気になるのがオイル漏れと錆の発生です。
少し前にエンジンオイルを交換しましたが、ガレージの床にオイルの痕跡はありませんでした。エンジン始動と多少でも動かした事で、オイルシールから漏れが心配でしたが、エンジン始動の翌日に床と下回りをチェックしても目視でオイル漏れは見当たりません。
本格的に走らせなければ判断できませんが、ランクル70のコンディションは悪くなさそうです。
残念なのが錆の発生で、目についたのがマフラーの錆です。

今のところ穴あきや排気漏れが無いので車検はパスするはずですが、このまま放置すると錆が酷くなってマフラー交換する事になります。
まだ使える状態なので、少しでも延命させるために錆びた部分を補修する事にしました。

金属板で補修プレートをつくって、ビス止めしてみましたがイマイチです。大きな錆は補修できましたが、小さな錆が目につきます。

マフラーの錆の補修は後日作業する事にして、ブレーキの状態を確認してみました。まずはフロントディスクです。

16年間走っていないのでディスクには錆がうっすら出ていますが、ガレージ保管していたので思っていたほど状態は悪くありません。

ブレーキパッドも4mmほど残っているので、今回の車検ではパッドを交換せずに通せます。
リアはドラムブレーキです。

ドラムを外してみると気になる錆などもなく正常に作動しています。

ドラムの内側に気になるダメージはありませんし、外側も錆が多少出ている程度です。

シューも5mmほど残っているので、交換は数万キロ走行後でしょう。

思っていた以上にコンディション良好なランクル70ですが、外観は雑に乗っていたので、多少のキズやへこみがあります。
残念なのがアンテナで、仕事で出かけた会場の30分無料駐車場を出る時、駐車券を挿入してもゲートが上がっていたので、無料なんだとそのまま通過しはじめた途端、ゲートが降りてきた事がありました。
ゲートを破損させると面倒なので、ゲートを突っ切るのではなく、バックでゲートの手前まで戻った時、アンテナをグニャリと曲げてしまいました。

ラジオの受信は出来ますが、アンテナを収納する事も伸ばす事も出来ない状態なので、後日マフラーの補修と共に部品交換する事にします。
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当初の想定では、2005年から16年間ずっと動かさずに放置していたので、さすがに何らかの不具合があるだろう、簡単にエンジンは動かないだろうと思っていました。

ランクル70のエンジン始動は、数年前から動かしてみようと思いましたが、オイルが完全に落ちたドライスタートによるダメージが気になって、その対策を何となく考えて数年が過ぎました。
延び延びになったのは、やはり放置期間が長いので想像以上の不具合があって、エンジン始動させるまでかなり悪戦苦闘を続けるだろうと思っていたからで、下手したら自宅のガレージ整備ではエンジン始動できず、やむを得ずトヨタの整備工場に依頼する事にならないか不安でした。
今年6月頃から試行錯誤を続けたドライスタート対策も納得できるレベルの処置が出来ず、何度かエンジン始動を延期しようか迷いましたが、ここで断念したら放置期間が20年を超えるのは間違いありません。
半ばやけくそ気味でエンジンへのダメージを覚悟して、先月末恐る恐る1PZエンジンのスターターを回しました。
まずは、少しでもエンジンオイルを各部に回そうと、グロープラグのプレヒートを待たず数秒のクランキングを試しました。すると、ほんの一瞬にも思えたクランキングで、今までの不安が一瞬で吹っ飛びます。
まるで昨日まで走っていたかのように、キュルキュル〜ブルン!セル1発で1PZエンジンが目覚めました。
初度登録から30年8万キロ走行のランクル70
16年ぶりにエンジンを始動させたPZJ70ランドクルーザーは、社会人になって間もない1997年12月に購入した中古車です。
初任給に毛が生えた低所得な20代の頃だったので迷いもありましたが、1990年12月に新車登録後、ほぼ7年落ち約16000km走行の極上とも思える状態だったので、銀行預金を全額はたいてトヨタディーラー1年保証付きでランクル70の2代目のオーナーになりました。
購入後は何度も高額なディーラー車検を受けながら走らせていましたが、その後JB31Wジムニーシエラを購入したので、2005年7月の車検切れで、いったん抹消しました。
ランクル70抹消までの8年間で、車検切れの期間もあって実際に走らせていたのは5年ほどだったので、走行距離も現時点で8万キロを超えたくらいです。

先月のエンジン始動は、16年ぶりのエンジン始動なので何らかの異常があるだろうと思っていましたが、安定したアイドリングで何ら不具合や異常を感じません。
しばらく暖気して1PZエンジンを3000rpmほど回しましたが、スムーズなエンジン回転で吹き上がりました。悪くありません。
出来れば試運転をしたいところですが、仮ナンバーを用意していないのでガレージ前で少し動かす程度しか試せません。
30分程度エンジンを回して、10mくらい前後左右に動かした感触では、エンジンもブレーキもステアリングも不具合や異常は感じません。
頑丈なランクル70だからなのか、保管状態が良かったのかコンディションは非常に良好です。
ランクル70車検取得に向けての整備
16年ぶりにエンジンを始動させたランクル70は、想像以上にコンディションが良好な感触です。
このままスムーズに車検が取得出来れば良いのですが、そのためには少なくとも一通りの整備が必要です。
16年放置していたので、気になるのがオイル漏れと錆の発生です。
少し前にエンジンオイルを交換しましたが、ガレージの床にオイルの痕跡はありませんでした。エンジン始動と多少でも動かした事で、オイルシールから漏れが心配でしたが、エンジン始動の翌日に床と下回りをチェックしても目視でオイル漏れは見当たりません。
本格的に走らせなければ判断できませんが、ランクル70のコンディションは悪くなさそうです。
残念なのが錆の発生で、目についたのがマフラーの錆です。

今のところ穴あきや排気漏れが無いので車検はパスするはずですが、このまま放置すると錆が酷くなってマフラー交換する事になります。
まだ使える状態なので、少しでも延命させるために錆びた部分を補修する事にしました。

金属板で補修プレートをつくって、ビス止めしてみましたがイマイチです。大きな錆は補修できましたが、小さな錆が目につきます。

マフラーの錆の補修は後日作業する事にして、ブレーキの状態を確認してみました。まずはフロントディスクです。

16年間走っていないのでディスクには錆がうっすら出ていますが、ガレージ保管していたので思っていたほど状態は悪くありません。

ブレーキパッドも4mmほど残っているので、今回の車検ではパッドを交換せずに通せます。
リアはドラムブレーキです。

ドラムを外してみると気になる錆などもなく正常に作動しています。

ドラムの内側に気になるダメージはありませんし、外側も錆が多少出ている程度です。

シューも5mmほど残っているので、交換は数万キロ走行後でしょう。

思っていた以上にコンディション良好なランクル70ですが、外観は雑に乗っていたので、多少のキズやへこみがあります。
残念なのがアンテナで、仕事で出かけた会場の30分無料駐車場を出る時、駐車券を挿入してもゲートが上がっていたので、無料なんだとそのまま通過しはじめた途端、ゲートが降りてきた事がありました。
ゲートを破損させると面倒なので、ゲートを突っ切るのではなく、バックでゲートの手前まで戻った時、アンテナをグニャリと曲げてしまいました。

ラジオの受信は出来ますが、アンテナを収納する事も伸ばす事も出来ない状態なので、後日マフラーの補修と共に部品交換する事にします。
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2021年08月01日
低価格ヒュンダイバッテリーで16年ぶりにランクル70の1PZエンジンを始動させてみた
16年ぶりにランクル70の1PZエンジンを始動させるために、先日バッテリーを注文しました。
注文から3日ほどで到着したのが105D31R ヒュンダイ バッテリーです。

エンジン始動で真っ先に必要になるバッテリーですが、ランクル70の車検取得までの予算は20万円です。限られた予算内で高額な交換パーツとなるバッテリー選びが大変でした。
2000ccクラスの乗用車なら、バッテリーはせいぜい1万円くらいまでで買えるので気になりません。7年前にJB31Wジムニーシエラは7000円ほどでACデルコ バッテリーに交換しましたが、ランクル70の1PZエンジンは小型トラック向けのディーゼルエンジンなので24V仕様です。ジムニーに比べると価格の高い大容量のバッテリーが2個必要です。

20年ほど前にランクル70のバッテリーを交換した時は、2個で4万円以上の価格に驚いた記憶がありますが、どのくらい値上がりしているか近所のカーショップなどに探しに行くと、20年前とあまり変わらず1個2万円ほどで販売されていました。想定より安い価格ですが、消費税が加わると軽く45000円の出費です。

ランクル70の車検取得までには相応のパーツ交換が必要になるはずですし、限られた予算内でバッテリーに4万円を超える出費は避けたいので、少しでも安いバッテリーを探す事にして、今まで避けていた海外ブランド品の価格や品質などを調べてみました。
こんな時インターネットの通販サイトが非常に便利です。
実店舗だと在庫が限られるので、品質や性能が信頼できる国産ブランド品しか店頭で購入できませんが、ネット通販なら純正同等の国内や海外の一流ブランド品だけでなく、セカンドブランドや格安ブランド品、再生品などを簡単に探す事が出来ます。
手ごろな品が見つかったら、すぐにメーカーサイトで性能や信頼性なども調べる事もできるので、低予算でも高品質な品を見つける事ができます。
16年ぶりに始動させるランクル70に装着するバッテリーに選んだのがヒュンダイバッテリーです。
純正装着されている75D31Rというタイプは一部の国産ブランドでしか見つけられなかったので、容量が大きめで流用可能な105D31Rにしました。
ヒュンダイバッテリーを選んだのは、世界市場で販売されている自動車メーカーの純正部品というのを決め手にしました。
今まで多少高くても国産ブランドのバッテリーしか使った事が無かったのですが、海外ブランド品でも自動車メーカー純正部品なら優良部品並の性能や耐久性があるはずです。

日本国内であまりヒュンダイ自動車を見かけませんが、調べてみると2019年の販売台数は719万台で世界5位です。4位のGMの771万台に迫る販売台数の自動車メーカー純正部品なので、日本車の第2ブランドと大差ないはずです。JB31Wジムニーシエラに装着して、そろそろ8年経過するトヨタ第2ブランドのACデルコ バッテリーと同等の品質なら、8年以上使い続ける事ができるでしょう。
低価格でも優良品質!海外ブランド自動車バッテリー
105D31R ヒュンダイ バッテリー到着後、あまり参考になりませんが、電圧と容量を測定してみました。
測定といってもバッテリーテスターが無いので、オメガプロにセットして電圧と容量をチェックしてみました。

オメガプロでチェックしているので参考程度ですが、電圧が12.4Vなので新品バッテリーにしては少し低い気がします。

新品を購入したので、フル充電されているはずですが、到着した時点で80%でした。バッテリーは在庫期間が長いと放電するので、この数値は許容範囲かもしれません。
フル充電しようか迷いましたが、新品なのでこのままランクル70に装着する事にして、始動前に燃料を20リットル補給します。
残り10リットルほど入っていますが、16年前に入れた軽油です。本来なら古い軽油を抜き取った方が良さそうですが処理できないので、新しく軽油を追加して古く劣化しているかもしれない軽油を薄めて始動する事にしました。
JB31Wジムニーシエラで近所のセルフスタンドに行って、携行缶に軽油を入れようとすると事務室から係員が飛んできました。どうやらセルフスタンドで車以外に燃料を入れると違反になるようです。。
仕方ないので軽油価格が5円ほど高いフルサービスのガソリンスタンドに行って係員に入れてもらいました。

ガソリン価格が高騰していますが、軽油も少し前のガソリン価格並みに値上がりしています。単価135円ほどの高価な軽油を20リットル携行缶に入れてもらいました。
ガレージに戻ってランクル70に軽油を補給しバッテリーを装着しました。

クランキング前に先日交換したオイルを確認します。レベルゲージには透明なオイルが付着しています。

始動前のオイル交換は正解です。16年ぶりのエンジン始動なのでオイルポンプに不具合があるかもしれませんが、軽くクランキングしてオイルが汚れるかどうかでオイルポンプが正常作動しているかどうか確認できます。
グロープラグが点灯する前に軽くクランキングすれば、燃料ポンプのヒューズを抜かなくてもエンジンは始動しないはずです。数秒のクランキングで止めてオイルの状態をチェックして、オイルポンプの作動確認する事にしました。

16年ぶりのエンジン始動なので燃料も落ちているでしょうし、簡単にはエンジン始動しないでしょう。ひょっとするとエンジン始動しないかもしれません。
そんな期待と不安が入り混じったままランクル70に乗り込んで、グローランプが点灯しないように一気にキーを捻ってみました。
すぐにキーをOFFに戻そうと数秒クランキングしましたが、予想に反してセルを回した途端1PZエンジンが始動しました。意外でした。16年ぶりのクランキングなのに、昨日まで動いていたようなエンジン始動です。
エンジンは始動しましたが、オイルポンプの作動が気になるのでエンジンを止めてオイルをチェックします。

オイルレベルゲージに付着したオイル汚れと、減り具合でオイルポンプの正常作動が確認できました。オイル量が少し減ったのは先日新品交換してオイルが入っていないフィルター内と循環経路に、数秒のクランキングとエンジン始動でオイルが充填されたからでしょう。
オイルを1リットルほど補充して、再びエンジンを始動させ今度は水温が上昇するまでアイドリングを続けます。
16年ぶりのエンジン始動ですが、信じられないほどアイドリングが安定しています。水温が上昇してから空ぶかししましたが、何も不具合を感じません。もう少し苦戦する覚悟だったので、少々あっけにとられてしまったほどです。
久々にエンジンを始動させたので、ランクル70をガレージから外に出して16年間たまったホコリを洗い流しました。

ランクル70の1PZエンジン始動が成功したので、この週末から整備をすすめます。まずはブレーキ関係と下回りのオイル漏れなどをチェックして、大きな不具合がなければ仮ナンバーでテスト走行です。
点検しながら100kmくらいの慣らし走行を行って、ランクル70の状態を確認した方が良さそうです。
16年ぶりに走らせるので予想外の整備が必要になるかもしれませんが、作業が順調にすすめば来月末までに車検取得できるかもしれません。
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注文から3日ほどで到着したのが105D31R ヒュンダイ バッテリーです。

エンジン始動で真っ先に必要になるバッテリーですが、ランクル70の車検取得までの予算は20万円です。限られた予算内で高額な交換パーツとなるバッテリー選びが大変でした。
2000ccクラスの乗用車なら、バッテリーはせいぜい1万円くらいまでで買えるので気になりません。7年前にJB31Wジムニーシエラは7000円ほどでACデルコ バッテリーに交換しましたが、ランクル70の1PZエンジンは小型トラック向けのディーゼルエンジンなので24V仕様です。ジムニーに比べると価格の高い大容量のバッテリーが2個必要です。

20年ほど前にランクル70のバッテリーを交換した時は、2個で4万円以上の価格に驚いた記憶がありますが、どのくらい値上がりしているか近所のカーショップなどに探しに行くと、20年前とあまり変わらず1個2万円ほどで販売されていました。想定より安い価格ですが、消費税が加わると軽く45000円の出費です。

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今まで多少高くても国産ブランドのバッテリーしか使った事が無かったのですが、海外ブランド品でも自動車メーカー純正部品なら優良部品並の性能や耐久性があるはずです。

日本国内であまりヒュンダイ自動車を見かけませんが、調べてみると2019年の販売台数は719万台で世界5位です。4位のGMの771万台に迫る販売台数の自動車メーカー純正部品なので、日本車の第2ブランドと大差ないはずです。JB31Wジムニーシエラに装着して、そろそろ8年経過するトヨタ第2ブランドのACデルコ バッテリーと同等の品質なら、8年以上使い続ける事ができるでしょう。
低価格でも優良品質!海外ブランド自動車バッテリー
105D31R ヒュンダイ バッテリー到着後、あまり参考になりませんが、電圧と容量を測定してみました。
測定といってもバッテリーテスターが無いので、オメガプロにセットして電圧と容量をチェックしてみました。

オメガプロでチェックしているので参考程度ですが、電圧が12.4Vなので新品バッテリーにしては少し低い気がします。

新品を購入したので、フル充電されているはずですが、到着した時点で80%でした。バッテリーは在庫期間が長いと放電するので、この数値は許容範囲かもしれません。
フル充電しようか迷いましたが、新品なのでこのままランクル70に装着する事にして、始動前に燃料を20リットル補給します。
残り10リットルほど入っていますが、16年前に入れた軽油です。本来なら古い軽油を抜き取った方が良さそうですが処理できないので、新しく軽油を追加して古く劣化しているかもしれない軽油を薄めて始動する事にしました。
JB31Wジムニーシエラで近所のセルフスタンドに行って、携行缶に軽油を入れようとすると事務室から係員が飛んできました。どうやらセルフスタンドで車以外に燃料を入れると違反になるようです。。
仕方ないので軽油価格が5円ほど高いフルサービスのガソリンスタンドに行って係員に入れてもらいました。

ガソリン価格が高騰していますが、軽油も少し前のガソリン価格並みに値上がりしています。単価135円ほどの高価な軽油を20リットル携行缶に入れてもらいました。
ガレージに戻ってランクル70に軽油を補給しバッテリーを装着しました。

クランキング前に先日交換したオイルを確認します。レベルゲージには透明なオイルが付着しています。

始動前のオイル交換は正解です。16年ぶりのエンジン始動なのでオイルポンプに不具合があるかもしれませんが、軽くクランキングしてオイルが汚れるかどうかでオイルポンプが正常作動しているかどうか確認できます。
グロープラグが点灯する前に軽くクランキングすれば、燃料ポンプのヒューズを抜かなくてもエンジンは始動しないはずです。数秒のクランキングで止めてオイルの状態をチェックして、オイルポンプの作動確認する事にしました。

16年ぶりのエンジン始動なので燃料も落ちているでしょうし、簡単にはエンジン始動しないでしょう。ひょっとするとエンジン始動しないかもしれません。
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エンジンは始動しましたが、オイルポンプの作動が気になるのでエンジンを止めてオイルをチェックします。

オイルレベルゲージに付着したオイル汚れと、減り具合でオイルポンプの正常作動が確認できました。オイル量が少し減ったのは先日新品交換してオイルが入っていないフィルター内と循環経路に、数秒のクランキングとエンジン始動でオイルが充填されたからでしょう。
オイルを1リットルほど補充して、再びエンジンを始動させ今度は水温が上昇するまでアイドリングを続けます。
16年ぶりのエンジン始動ですが、信じられないほどアイドリングが安定しています。水温が上昇してから空ぶかししましたが、何も不具合を感じません。もう少し苦戦する覚悟だったので、少々あっけにとられてしまったほどです。
久々にエンジンを始動させたので、ランクル70をガレージから外に出して16年間たまったホコリを洗い流しました。

ランクル70の1PZエンジン始動が成功したので、この週末から整備をすすめます。まずはブレーキ関係と下回りのオイル漏れなどをチェックして、大きな不具合がなければ仮ナンバーでテスト走行です。
点検しながら100kmくらいの慣らし走行を行って、ランクル70の状態を確認した方が良さそうです。
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2021年07月22日
【PZJ70Vランクル復活】16年ぶりのエンジン始動に向けて再びドライスタート対策
16年ぶりにエンジンを始動させるランクル70のドライスタート対策のために注文したツールが先週届きました。
ドライスタート対策ツールとしてネットショップで購入したのは、ギアオイル給油用に購入を検討していたオイルサクションガンです。

JB31Wジムニーシエラも蘇らせるランクル70も、ずっとギアオイルを交換していないので、今年スキー場に出かける頃までに交換しようと思っていて、少し前からギアオイル給油用のポンプを探していましたが、オイルサクションガンならドライスタート対策でも使えそうなので前倒しで購入する事にしました。
ギアオイル交換にはオイル缶に装着するタイプのオイルポンプが使いやすいのですが、頻繁にギアオイルを交換しないので、あまり使わないのに少々高額なので断念していました。
ネットでギアオイル交換方法を調べてみると、多くの方がオイルサクションガンでギアオイルを給油しているようでした。オイル缶に装着するタイプより安価なので、ギアオイルを交換する時に交換用ツールとしてオイルと一緒にオイルサクションガンを購入しようと考えていました。
先週、かなり前倒しでオイルサクションガンを購入したのは、ランクル70のオイルフィルター取付穴からオイルサクションガンでエンジンオイルを注入すれば、1PZエンジンのオイルポンプが作動したのと同じ状態になって、うまくいけばエンジン各部にオイルが回るはずだと考えたからです。
フィルター取付穴からオイル給油
ランクル70のドライスタート対策前に、古いエンジンオイルの交換を先にするか後にするか迷いました。
16年以上前のオイルなのでフィルターと共に交換しますが、一度エンジンを始動させてから新しいエンジンオイルに交換した方が良さそうな気もします。逆に16年間で完全にオイルが落ちている状態なので、エンジンを始動させる前に交換すれば、古いオイルがほとんど抜けて、新しいエンジンオイルで1PZエンジンを始動させる事が出来ます。
オイル交換が前か後かでは、たいした違いがなく何も効果が期待できませんが、少しでも1PZエンジンの負荷が減るよう、オイル交換を先に済ませてからドライスタート対策する事にしました。
2000ccクラスのガソリン車であれば、オイル交換時に排出されるオイルは5リットルほどですが、ランクル70の1PZエンジンは3500ccディーゼルエンジンなので、10リットルほどのオイルが入っています。オイル交換時には10リットル以上の受け皿が必要です。
JB31Wジムニーシエラのオイル交換時には、廃棄オイルを空の4リットル缶で受けますが、1PZエンジンのオイル量は倍以上なので4リットル缶は使えません。

4リットル缶以外に大きな廃棄オイル用の受け皿が無いので、少しジャッキアップして不要になった灯油タンクにエンジンオイルを排出しました。
オイル交換が終わったらドライスタートの対処です。まずはオイルサクションガンにディーゼルエンジンオイルを吸入します。

オイルフィルター取付穴にオイルサクションガン先端ホースを挿入してエンジンオイルを注入します。

オイルサクションガンのピストンを押し込むとオイルが給油されはじめます。感触は良好でオイルフィルター穴から漏れもなく、オイルがグングン入っていきました。ところが300ccほどオイルが入ったあたりでピストンが動かなくなりました。かなり強く押し込みますが動きません。
ドライスタートで1PZエンジンにダメージを与えないよう、あれこれ考えて対策しましたが、オイルサクションガンを使ってオイルの注入は大成功とはいえないかもしれません。
感覚的に300cc〜400ccのエンジンオイルは給油できましたが、それ以上いくらオイルサクションガンで圧入しても給油できません。
止まったままのエンジンなのでオイルの経路が塞がれていて、一定量のオイルしか注入できないのかもしれません。
ドライスタートでもクランキング程度ならダメージは最小限?
これ以上のドライスタート対策はできないので、すぐにバッテリーを注文しました。この週末にランクル70の1PZエンジンを始動させる事にしましたが、ずっとドライスタートの事を調べていて、思いがけない事を知りました。
ひょっとするとドライスタートのダメージは、セルモーターのクランキング程度なら大した事がないのかもしれないのです。
この事に気づいたのが、たまたま見たテレビ番組です。
番組ではランボルギーニのメンテナンスを行っていて、このランボルギーニはタイミングベルトに問題があり、7年間エンジンを動かしていない状態でした。ランクル70は倍以上16年ほどエンジンを動かしていませんが、ドライスタート対策の参考になりそうなので、すぐに録画をスタートさせました。
テレビ番組なので編集されているのかもしれませんが、ランボルギーニのエンジン整備は、タイミングベルトやベアリング交換など一般的な部品交換だけでした。
エンジンを整備して始動できる状態になると、ドライスタート対策は何も行わず、しばらくクランキングしてオイルを回し、その後エンジンを始動させました。番組を見ている限りドライスタート作業を端折った風には感じません。
少々意外でしたが、テレビ番組の情報だけ鵜呑みにする事はできません。その後もドライスタートに関してインターネットで調べ続けました。ドライスタートはダメージが大きいという情報のほかに、クランキング時のエンジン回転速度では、ほとんどダメージが無いという情報も見つける事ができました。
一般的に農機具などは、年に1回しか動かさないエンジンも多いようで、大したメンテナンスをせずに毎年ドライスタート状態で始動して農作業をするようです。
考えてみるとドライスタートであっても、クランキングすると同時にオイルポンプが回ってエンジン各部にオイル供給がはじまります。オイルが完全に落ちていても、オイル切れのままクランキングしているのは最初の10秒か20秒くらいでしょう。
そもそもクランキング時は低回転でエンジンを回すので、オイルポンプでオイル供給されるまでに、ダメージを与えるほどエンジンを回す事が無いのかもしれません。
通常エンジンはアイドリングが800rpmくらいなので1秒間に10回転〜15回転ですが、クランキング時は始動させる事が目的で、エンジンをセルモーターで回すので、アイドリングよりはるかに遅い回転で、1秒間に数回しか回らないようです。
結局16年間エンジンを止めたままのランクル70は、納得できるドライスタート対策ができませんでしたが、自宅ガレージで出来る対策は、この程度で限界かもしれません。
バッテリーを注文して届いたら、燃料ポンプのヒューズを抜いて、クランキングでエンジンオイルを回してから、1PZエンジンを始動させてみる事にしました。
タイヤ交換なら、タイヤの脱着だけでも依頼できるタイヤフッド


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ドライスタート対策ツールとしてネットショップで購入したのは、ギアオイル給油用に購入を検討していたオイルサクションガンです。

JB31Wジムニーシエラも蘇らせるランクル70も、ずっとギアオイルを交換していないので、今年スキー場に出かける頃までに交換しようと思っていて、少し前からギアオイル給油用のポンプを探していましたが、オイルサクションガンならドライスタート対策でも使えそうなので前倒しで購入する事にしました。
ギアオイル交換にはオイル缶に装着するタイプのオイルポンプが使いやすいのですが、頻繁にギアオイルを交換しないので、あまり使わないのに少々高額なので断念していました。
ネットでギアオイル交換方法を調べてみると、多くの方がオイルサクションガンでギアオイルを給油しているようでした。オイル缶に装着するタイプより安価なので、ギアオイルを交換する時に交換用ツールとしてオイルと一緒にオイルサクションガンを購入しようと考えていました。
先週、かなり前倒しでオイルサクションガンを購入したのは、ランクル70のオイルフィルター取付穴からオイルサクションガンでエンジンオイルを注入すれば、1PZエンジンのオイルポンプが作動したのと同じ状態になって、うまくいけばエンジン各部にオイルが回るはずだと考えたからです。
フィルター取付穴からオイル給油
ランクル70のドライスタート対策前に、古いエンジンオイルの交換を先にするか後にするか迷いました。
16年以上前のオイルなのでフィルターと共に交換しますが、一度エンジンを始動させてから新しいエンジンオイルに交換した方が良さそうな気もします。逆に16年間で完全にオイルが落ちている状態なので、エンジンを始動させる前に交換すれば、古いオイルがほとんど抜けて、新しいエンジンオイルで1PZエンジンを始動させる事が出来ます。
オイル交換が前か後かでは、たいした違いがなく何も効果が期待できませんが、少しでも1PZエンジンの負荷が減るよう、オイル交換を先に済ませてからドライスタート対策する事にしました。
2000ccクラスのガソリン車であれば、オイル交換時に排出されるオイルは5リットルほどですが、ランクル70の1PZエンジンは3500ccディーゼルエンジンなので、10リットルほどのオイルが入っています。オイル交換時には10リットル以上の受け皿が必要です。
JB31Wジムニーシエラのオイル交換時には、廃棄オイルを空の4リットル缶で受けますが、1PZエンジンのオイル量は倍以上なので4リットル缶は使えません。

4リットル缶以外に大きな廃棄オイル用の受け皿が無いので、少しジャッキアップして不要になった灯油タンクにエンジンオイルを排出しました。
オイル交換が終わったらドライスタートの対処です。まずはオイルサクションガンにディーゼルエンジンオイルを吸入します。

オイルフィルター取付穴にオイルサクションガン先端ホースを挿入してエンジンオイルを注入します。

オイルサクションガンのピストンを押し込むとオイルが給油されはじめます。感触は良好でオイルフィルター穴から漏れもなく、オイルがグングン入っていきました。ところが300ccほどオイルが入ったあたりでピストンが動かなくなりました。かなり強く押し込みますが動きません。
ドライスタートで1PZエンジンにダメージを与えないよう、あれこれ考えて対策しましたが、オイルサクションガンを使ってオイルの注入は大成功とはいえないかもしれません。
感覚的に300cc〜400ccのエンジンオイルは給油できましたが、それ以上いくらオイルサクションガンで圧入しても給油できません。
止まったままのエンジンなのでオイルの経路が塞がれていて、一定量のオイルしか注入できないのかもしれません。
ドライスタートでもクランキング程度ならダメージは最小限?
これ以上のドライスタート対策はできないので、すぐにバッテリーを注文しました。この週末にランクル70の1PZエンジンを始動させる事にしましたが、ずっとドライスタートの事を調べていて、思いがけない事を知りました。
ひょっとするとドライスタートのダメージは、セルモーターのクランキング程度なら大した事がないのかもしれないのです。
この事に気づいたのが、たまたま見たテレビ番組です。
番組ではランボルギーニのメンテナンスを行っていて、このランボルギーニはタイミングベルトに問題があり、7年間エンジンを動かしていない状態でした。ランクル70は倍以上16年ほどエンジンを動かしていませんが、ドライスタート対策の参考になりそうなので、すぐに録画をスタートさせました。
テレビ番組なので編集されているのかもしれませんが、ランボルギーニのエンジン整備は、タイミングベルトやベアリング交換など一般的な部品交換だけでした。
エンジンを整備して始動できる状態になると、ドライスタート対策は何も行わず、しばらくクランキングしてオイルを回し、その後エンジンを始動させました。番組を見ている限りドライスタート作業を端折った風には感じません。
少々意外でしたが、テレビ番組の情報だけ鵜呑みにする事はできません。その後もドライスタートに関してインターネットで調べ続けました。ドライスタートはダメージが大きいという情報のほかに、クランキング時のエンジン回転速度では、ほとんどダメージが無いという情報も見つける事ができました。
一般的に農機具などは、年に1回しか動かさないエンジンも多いようで、大したメンテナンスをせずに毎年ドライスタート状態で始動して農作業をするようです。
考えてみるとドライスタートであっても、クランキングすると同時にオイルポンプが回ってエンジン各部にオイル供給がはじまります。オイルが完全に落ちていても、オイル切れのままクランキングしているのは最初の10秒か20秒くらいでしょう。
そもそもクランキング時は低回転でエンジンを回すので、オイルポンプでオイル供給されるまでに、ダメージを与えるほどエンジンを回す事が無いのかもしれません。
通常エンジンはアイドリングが800rpmくらいなので1秒間に10回転〜15回転ですが、クランキング時は始動させる事が目的で、エンジンをセルモーターで回すので、アイドリングよりはるかに遅い回転で、1秒間に数回しか回らないようです。
結局16年間エンジンを止めたままのランクル70は、納得できるドライスタート対策ができませんでしたが、自宅ガレージで出来る対策は、この程度で限界かもしれません。
バッテリーを注文して届いたら、燃料ポンプのヒューズを抜いて、クランキングでエンジンオイルを回してから、1PZエンジンを始動させてみる事にしました。
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2021年07月10日
自転車空気入れでランクル70のタイヤにエア充填できるか
16年動かしていないランクル70の車検取得に向けて、週末にガレージで作業をすすめていますが、着手した先月中旬から、タイヤのエアが完全に抜けているのが気になっていました。
ガレージにエアコンプレッサーがあれば良いのですが、持っていないので、この後エンジン始動に成功してもタイヤにエアが入れられず、ランクル70を動かす事すらできません。ランクル70の整備をする上で、タイヤのエア充填がエンジン始動に続く重要な作業になります。
何とかエアコンプレッサーを使わずにタイヤ空気を入れられないか、インターネットで情報を探してみると、自転車の空気入れで車のタイヤにエアを入れている方が何人もいて、200回ほどポンピングすれば走行可能になるようです。
さっそく自転車の空気入れを探し出して試してみました。

結果は何ともいえず、ランクル70のタイヤが大きい事や、16年放置でほとんどエアが抜けているからでしょうか、200回や300回ではタイヤが少し膨らむ程度。少しでもエアを入れやすくするために、ジャッキアップしてポンピングしましたが、400回ほどで何とか車を動かせる程度しかエアが入りません。
自転車の空気入れにしてみると、連続400回のポンピングは過酷なのでしょう。シリンダーあたりが熱を帯び、空気入れ本体から微量のエアが抜けはじめます。
エア抜けに負けないようスピードをアップしてポンピングを続けると、徐々に自転車の空気入れからのエア抜けが酷くなり、これ以上の連続ポンピングは、空気入れが破壊すると判断しエアの充填を断念しました。
残念ながら、自転車の空気入れで車のタイヤにエアを充填するのは現実的ではない。という結果になりました。
正確に数えてませんが、自転車の空気入れで500回近くポンピングしてランクル70のタイヤには半分ほどでしょうか、後に測ると100kPa前後のエアしか入っていませんでした。
12V車載用エアコンプレッサー
エアコンプレッサーは自宅のガレージ整備で欲しいツールの1つです。エアツールが使えたらタイヤのナットもクランクプーリーのボルトも簡単に外せて、タイヤ交換やタイミングベルト交換の手間が半減します。
車の整備に限らず強力なブロアーが使え、サンドブラストやエアブラシなど多彩なDIY作業で役立つエアコンプレッサーですが、置き場所と価格などを考えると手軽に購入できるツールではありません。ですが今回のランクル70の車検取得では、タイヤの空気を入れるためエアコンプレッサーが必要です。
エアlコンプレッサーが無ければ、JB32Wジムニーシエラでガソリンスタンドに給油に行くときに、4本のタイヤを持ち込んでエアを充填しなければなりません。ランクル70からタイヤの脱着やジムニーシエラへの積み下ろしなど、結構な作業になるので、この手間を考えると安価なエアコンプレッサーを購入しても良さそうです。
タイヤのエア充填できる程度で安価なエアコンプレッサーが無いか、まずはネットショップで調べてみました。
今までに何度もエアコンプレッサーの価格を調べていますが、安い品でも2万円前後ですし、エアツールが使いやすいタンク容量だと、さらに高額です。ランクル70タイヤのエア充填に必要ですが、今後の使用頻度を考えると必須ツールとはいえません。
通常の整備では無くても何とかなるので、なかなか購入できなかったエアコンプレッサーですが、今回久々に価格を調べて、目に留まったのが12Vエアコンプレッサーでした。
いつもエアコンプレッサー価格を調べる時、100Vで作動するガレージ設置タイプしか探していなかったので、車載携帯用で車のバッテリーを電源にすれば、出先でも使える12Vエアコンプレッサーを見落としていたのでしょう、販売されている事すら知りませんでした。
しかも12Vエアコンプレッサーは1万円前後と安価ですし、小型のタイプなら5000円前後から販売されています。
この程度の出費ならランクル70の車検取得のために購入しても良さそうですが、気になるのが性能と耐久性です。
そこで知り合いの方で、車のDIY整備に慣れた方に連絡してみました。
この方のガレージには、エアコンプレッサーやリジッドラック、ジャッキなど一通りのツールがあって、ほとんどの整備作業をDIYで行っているそうで、何度か遊びにいってJB31Wジムニーシエラの整備を手伝ってもらった事があります。
電話で話をすると、出先のトラブルに備えて12Vで作動するエアコンプレッサーを車に積んであるそうで、貸してあげるから遊びにおいでと言ってくれました。
余談ですが、この方の車にはコンプレッサー以外にも排ガスで車体を持ち上げるタイプのエアジャッキとハンドツール一式を搭載しているそうです。
ランクル70のタイヤのエア充填
電話で連絡した翌日、仕事帰りに知り合いの方宅に遊びに行って、12V携帯用コンプレッサーを借りてきました。
この方はDIYで車の整備をするので、ガレージにツール類が整備工場と見間違えるほど揃っていて、貸してくれたエアコンプレッサーは、パンク応急修理用の車載品らしく、スペアタイヤがオプションの車に標準で装備されているようです。
はじめて手にした時、あまりにも小さいのでパワーが心配でしたが、このタイプのパンク応急修理用エアコンプレッサーは1分間3リットルほどのエアを充填できるようです。
早速使ってみました。
12Vの電源には、ランクル70から取外した廃棄バッテリーを充電して使いました。
自転車の空気入れでエアを入れたタイヤにコンプレッサーをセットすると、メーターが100kPa前後を指し示しました。500回ほどの手動ポンピングでは大してエアが充填できませんでした。

エアコンプレッサーを廃棄バッテリーにつなぎスイッチを入れると、大きな作動音で動き出しコンプレッサーのメーターが、ほんの少しずつ上昇しはじめます。
エアは1分あたり10kPaほど充填されますが、16年放置した廃棄するバッテリーが電源なので、可能な限り充電した後でも作動は10分ほど。廃棄バッテリー1個で、何とか1本目のタイヤに走行可能な200kPaほどのエアが充填できました。
12Vエアコンプレッサーの連続使用は10分までなので、しばらく電源を切って冷えるまで放置します。この間に廃棄バッテリーも充電します。
12V車載用エアコンプレッサー
12Vエアコンプレッサーは借り物なので、絶対に壊すわけにはいきません。10分近く作動させたので1時間ほどの冷却時間をとって2本目のタイヤにエアをいれました。
2本目のタイヤは完全にエアが抜けているので充填に苦戦しました。

完全にエアの抜けたタイヤには、2個目の廃棄バッテリーを使って5分ほど作動させても、なかなかエアが入りません。電源の廃棄バッテリーは前日までに充電済みで余裕がありますが、12Vエアコンプレッサーが不調にならないか心配になり、5分作動させて15分ほど冷却させます。
廃棄バッテリーの充電時間も必要ですし、12Vエアコンプレッサーは絶対壊さないよう、2本目のタイヤから作動時間を連続5分ほどにして、コンプレッサーの負荷を少しでも低減させる使い方にしました。
充電と冷却時間で、かなり時間がかかりましたが、完全にエアの抜けたタイヤでも、車載用12Vエアコンプレッサー10分〜15分の作動で、200kPaほどのエアを充填できました。
コンパクトな車載用12Vエアコンプレッサーが、ここまで使えるとは思いませんでした。これなら冬のスタッドレスタイヤ交換でエア調整するとき、わざわざガソリンスタンドまで走る手間が省けます。
ガレージにエアコンプレッサーが無い場合12Vエアコンプレッサーは必需品かもしれません。
タイヤのエア調整やパンク修理などが、出先やガレージで出来る備えておきたいツールです。
今週末のドライスタート対策
ランクル70のタイヤにエアを充填できたので、次はドライスタートによるダメージ低減のためのオイル注入です。この週末に間に合うよう、ネットショップでオイルサクションガンを注文しました。
本日中にオイルサクションガンが到着すれば、この週末にオイルフィルター取付部からオイルを注入します。うまくいけば次は105D31R ヒュンダイ バッテリーを来週末までに届くよう注文します。
7月の3連休あたりで1PZエンジンが目覚めたら、各部の点検整備を済ませ、今月中に車検取得できるかもしれません。
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ガレージにエアコンプレッサーがあれば良いのですが、持っていないので、この後エンジン始動に成功してもタイヤにエアが入れられず、ランクル70を動かす事すらできません。ランクル70の整備をする上で、タイヤのエア充填がエンジン始動に続く重要な作業になります。
何とかエアコンプレッサーを使わずにタイヤ空気を入れられないか、インターネットで情報を探してみると、自転車の空気入れで車のタイヤにエアを入れている方が何人もいて、200回ほどポンピングすれば走行可能になるようです。
さっそく自転車の空気入れを探し出して試してみました。

結果は何ともいえず、ランクル70のタイヤが大きい事や、16年放置でほとんどエアが抜けているからでしょうか、200回や300回ではタイヤが少し膨らむ程度。少しでもエアを入れやすくするために、ジャッキアップしてポンピングしましたが、400回ほどで何とか車を動かせる程度しかエアが入りません。
自転車の空気入れにしてみると、連続400回のポンピングは過酷なのでしょう。シリンダーあたりが熱を帯び、空気入れ本体から微量のエアが抜けはじめます。
エア抜けに負けないようスピードをアップしてポンピングを続けると、徐々に自転車の空気入れからのエア抜けが酷くなり、これ以上の連続ポンピングは、空気入れが破壊すると判断しエアの充填を断念しました。
残念ながら、自転車の空気入れで車のタイヤにエアを充填するのは現実的ではない。という結果になりました。
正確に数えてませんが、自転車の空気入れで500回近くポンピングしてランクル70のタイヤには半分ほどでしょうか、後に測ると100kPa前後のエアしか入っていませんでした。
12V車載用エアコンプレッサー
エアコンプレッサーは自宅のガレージ整備で欲しいツールの1つです。エアツールが使えたらタイヤのナットもクランクプーリーのボルトも簡単に外せて、タイヤ交換やタイミングベルト交換の手間が半減します。
車の整備に限らず強力なブロアーが使え、サンドブラストやエアブラシなど多彩なDIY作業で役立つエアコンプレッサーですが、置き場所と価格などを考えると手軽に購入できるツールではありません。ですが今回のランクル70の車検取得では、タイヤの空気を入れるためエアコンプレッサーが必要です。
エアlコンプレッサーが無ければ、JB32Wジムニーシエラでガソリンスタンドに給油に行くときに、4本のタイヤを持ち込んでエアを充填しなければなりません。ランクル70からタイヤの脱着やジムニーシエラへの積み下ろしなど、結構な作業になるので、この手間を考えると安価なエアコンプレッサーを購入しても良さそうです。
タイヤのエア充填できる程度で安価なエアコンプレッサーが無いか、まずはネットショップで調べてみました。
今までに何度もエアコンプレッサーの価格を調べていますが、安い品でも2万円前後ですし、エアツールが使いやすいタンク容量だと、さらに高額です。ランクル70タイヤのエア充填に必要ですが、今後の使用頻度を考えると必須ツールとはいえません。
通常の整備では無くても何とかなるので、なかなか購入できなかったエアコンプレッサーですが、今回久々に価格を調べて、目に留まったのが12Vエアコンプレッサーでした。
いつもエアコンプレッサー価格を調べる時、100Vで作動するガレージ設置タイプしか探していなかったので、車載携帯用で車のバッテリーを電源にすれば、出先でも使える12Vエアコンプレッサーを見落としていたのでしょう、販売されている事すら知りませんでした。
しかも12Vエアコンプレッサーは1万円前後と安価ですし、小型のタイプなら5000円前後から販売されています。
この程度の出費ならランクル70の車検取得のために購入しても良さそうですが、気になるのが性能と耐久性です。
そこで知り合いの方で、車のDIY整備に慣れた方に連絡してみました。
この方のガレージには、エアコンプレッサーやリジッドラック、ジャッキなど一通りのツールがあって、ほとんどの整備作業をDIYで行っているそうで、何度か遊びにいってJB31Wジムニーシエラの整備を手伝ってもらった事があります。
電話で話をすると、出先のトラブルに備えて12Vで作動するエアコンプレッサーを車に積んであるそうで、貸してあげるから遊びにおいでと言ってくれました。
余談ですが、この方の車にはコンプレッサー以外にも排ガスで車体を持ち上げるタイプのエアジャッキとハンドツール一式を搭載しているそうです。
ランクル70のタイヤのエア充填
電話で連絡した翌日、仕事帰りに知り合いの方宅に遊びに行って、12V携帯用コンプレッサーを借りてきました。
この方はDIYで車の整備をするので、ガレージにツール類が整備工場と見間違えるほど揃っていて、貸してくれたエアコンプレッサーは、パンク応急修理用の車載品らしく、スペアタイヤがオプションの車に標準で装備されているようです。
はじめて手にした時、あまりにも小さいのでパワーが心配でしたが、このタイプのパンク応急修理用エアコンプレッサーは1分間3リットルほどのエアを充填できるようです。
早速使ってみました。
12Vの電源には、ランクル70から取外した廃棄バッテリーを充電して使いました。
自転車の空気入れでエアを入れたタイヤにコンプレッサーをセットすると、メーターが100kPa前後を指し示しました。500回ほどの手動ポンピングでは大してエアが充填できませんでした。

エアコンプレッサーを廃棄バッテリーにつなぎスイッチを入れると、大きな作動音で動き出しコンプレッサーのメーターが、ほんの少しずつ上昇しはじめます。
エアは1分あたり10kPaほど充填されますが、16年放置した廃棄するバッテリーが電源なので、可能な限り充電した後でも作動は10分ほど。廃棄バッテリー1個で、何とか1本目のタイヤに走行可能な200kPaほどのエアが充填できました。
12Vエアコンプレッサーの連続使用は10分までなので、しばらく電源を切って冷えるまで放置します。この間に廃棄バッテリーも充電します。
12V車載用エアコンプレッサー
12Vエアコンプレッサーは借り物なので、絶対に壊すわけにはいきません。10分近く作動させたので1時間ほどの冷却時間をとって2本目のタイヤにエアをいれました。
2本目のタイヤは完全にエアが抜けているので充填に苦戦しました。

完全にエアの抜けたタイヤには、2個目の廃棄バッテリーを使って5分ほど作動させても、なかなかエアが入りません。電源の廃棄バッテリーは前日までに充電済みで余裕がありますが、12Vエアコンプレッサーが不調にならないか心配になり、5分作動させて15分ほど冷却させます。
廃棄バッテリーの充電時間も必要ですし、12Vエアコンプレッサーは絶対壊さないよう、2本目のタイヤから作動時間を連続5分ほどにして、コンプレッサーの負荷を少しでも低減させる使い方にしました。
充電と冷却時間で、かなり時間がかかりましたが、完全にエアの抜けたタイヤでも、車載用12Vエアコンプレッサー10分〜15分の作動で、200kPaほどのエアを充填できました。
コンパクトな車載用12Vエアコンプレッサーが、ここまで使えるとは思いませんでした。これなら冬のスタッドレスタイヤ交換でエア調整するとき、わざわざガソリンスタンドまで走る手間が省けます。
ガレージにエアコンプレッサーが無い場合12Vエアコンプレッサーは必需品かもしれません。
タイヤのエア調整やパンク修理などが、出先やガレージで出来る備えておきたいツールです。
今週末のドライスタート対策
ランクル70のタイヤにエアを充填できたので、次はドライスタートによるダメージ低減のためのオイル注入です。この週末に間に合うよう、ネットショップでオイルサクションガンを注文しました。
本日中にオイルサクションガンが到着すれば、この週末にオイルフィルター取付部からオイルを注入します。うまくいけば次は105D31R ヒュンダイ バッテリーを来週末までに届くよう注文します。
7月の3連休あたりで1PZエンジンが目覚めたら、各部の点検整備を済ませ、今月中に車検取得できるかもしれません。
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2021年07月05日
【ドライスタート対策】ランドクルーザーPZJ70V16年ぶりのエンジン始動準備【ランクル70復活】
車検切れから16年間まったく動かしていないランクル70を蘇らせようと、先月中旬から作業をはじめていますが、最も気になるのがエンジンのドライスタート対策です。
ドライスタートとは、エンジンを長期間動かさずオイルが落ちてしまった状態で始動する事で、油膜切れの程度によってエンジン各部の摺動面に相応のダメージを与えてしまいます。
車検取得に向けて作業をはじめたランクル70の場合、ガレージに鎮座したまま16年間エンジンを全く動かしていないので、オイルは完全に落ちた状態で、油膜なんて残っているはずがありません。
これから長く乗り続けるランクル70です。最高の状態でエンジンを始動させたいので、ドライスタートについて調べ、どんな対処が出来るのか考えてみました。
ドライスタート時、本来ならシリンダー内やクランク、カム、バルブなど金属同士が接触する箇所にオイルを注油してからクランキングするのが理想ですが、こんな作業はエンジンを分解するオーバーホールに匹敵します。自宅のガレージ整備で出来るはずありません。
ガレージでも出来る整備となると、せいぜいオイルフィルター取付部からオイルを注入したり、タペットカバーを外してカム回りのオイル注油ぐらいが現実的です。
悩んだ末のランクル70ドライスタート対応は、まずタペットカバーを外してオイル注油からはじめました。

タペットカバーを外してみると、カム回りの状態は完全にオイルが落ちて乾燥しきっているわけではなく、金属同士の接触部分や、しずくが溜まった部分には、微量のオイルが残っている事が確認できました。
16年間エンジンを動かしていませんが、エンジン内部は密閉された状態なのでオイルが完全に乾燥する事はなさそうです。
オイルフィルター取付穴からエンジンオイル注入
タペットカバーを外して実際にオイル切れの状態を目視すると、ドライスタートで摺動面がキズまるけになる、という不安は払拭されますが、残っているオイルは微量です。気にせずクランキングすれば、少なからずダメージがあるはずです。
ドライスタート対策で次に出来る事は、オイルフィルター取付部から大型注射器などでオイルの注入ですが、この作業を迷ってしまうのがオイルフィルター内部に溜まっているオイルが、フィルターを外すと抜けてしまう点です。
フィルター取付穴からオイルを注入して、エンジン各部にオイルが回れば問題ありませんが、実際にどのくらいオイルが回ったかの確認ができません。大してオイルが回っていない中途半端な作業なら、フィルターを外さずにクランキングすれば、フィルター内部に満たされたオイルが各部に回ります。

フィルターを外してしまうと中のオイルが抜けてしまい、クランキングでオイルポンプを作動させても、抜けた分のオイルを送るのにクランキング時間が長くなり、ドライスタートの状態が長引きます
フィルターを外してオイル注入を試すかどうか、かなり迷っていた時、知り合いで車のDIY整備に慣れた方と話をする機会があり、ドライスタート対策を相談してみました。
知り合いの方も数か月動かさない車を始動させるとき、プラグ穴からオイルを垂らしたり、燃料を止めてセルを回したりする事があるようで、今回思いついたフィルター取付穴からのオイル注入は良いアイデアで、効果がありそうだと言われました。
フィルターのオイル抜けが気になる事も伝えると、意外にもオイルフィルターに溜まっているオイルは、エンジンを止めたまま1か月もすると、全部抜けてしまう事を確認済みのようでした。
どうやらオイルフィルターの逆止弁は、構造的に中のオイルを貯めておけるのが、せいぜい数週間なので16年止めたままのエンジンだとオイルフィルターの中は空になっているだろうと教えてくれました。
こんなアドバイスをもらうと、フィルター取付穴からオイル注入を試す価値が出てきます。
早速オイルフィルターを外してみます。
知り合いの方のアドバイス通り、フィルター内に貯められているはずのオイルは、完全に落ちていました。

空のオイルフィルター各部を確認すると、パッキン部分にオイルの付着があり、タペットカバー内部と同じくらい、微量のオイルが残っています。
フィルター取付部からエンジンオイルを注入してみます。オイルは水鉄砲で注入する事にしました。
100円ショップで水鉄砲を買ってきて、水鉄砲とオイルフィルター取付部が密着するよう、ゴム板に穴を開けパッキン代わりにします。

オイルフィルター取付部から水鉄砲で数回エンジンオイルを注入しましたが、すんなりオイルが入っていく感触で圧入的な抵抗感がありません。
今回200ccほど注入しましたが、効果があるのかないのか判断できません。

オイルの経路も抜けているでしょうし、水鉄砲でオイル注入して、どのくらい効果があるのか疑問です。注入時に抵抗感もなかったので、エンジン各部にオイルが回ったとは思えません。
自宅のガレージで出来るドライスタート対応は、この程度が限界かもしれません。
サクションガンでオイル注入
フィルター取付穴から水鉄砲でオイルを注入してみましたが、思ったほど注入できなかったので、ツールを準備して再チャレンジする事にしました。
使うツールはオイルサクションガンです。ランクル70が蘇ったら16年以上前に交換したギアオイルも交換した方が良さそうなので、注入用にオイルサクションガンを購入するかどうか迷っていました。ランクル70のドライスタート対策のこの機会に、今後もギアオイル交換で必要になるオイルサクションガンをすぐにでも注文して使ってみる事にしました。
ギアオイルの給油で使えるオイルサクションガンでフィルター取付穴からオイル注入すれば、100円ショップの水鉄砲より確実なオイル注入ができそうです。
この週末のランクル70作業は、バッテリー購入前のドライスタート対策でしたが、オイルサクションガンが到着するまで延期です。
せっかくの週末を成功とはいえないオイル注入で終わらせるのも残念なので、ランクル70復活作業に着手した時から気になっている、エアの抜けたタイヤに空気を入れる事にしました。
タイヤのエア充填方法
車のタイヤにエアを入れるには、ガソリンスタンドや整備工場などのエアコンプレッサーを使いますが、エンジン始動前のランクル70は移動できません。ガレージにはコンプレッサーが無いので、タイヤにエアを入れるにはタイヤを外してガソリンスタンドなどに持ち込んで給油のついでにエアをいれるくらいしか思いつきませんが、ネットで調べてみると自転車の空気入れで車のタイヤにエアを入れた例をいくつか見つけました。どうやら時間はかかるけど自転車の空気入れで車のタイヤにエアを入れられるようです。

実際に試した方も多く、200回ほどのポンピングで車が走行可能になるくらいのエアを充填できるようで、ダイエット効果が期待できる良い運動になりそうです。すぐに試してみました。
結果は大失敗でした。
自転車の空気入れで車のタイヤにエアを入れるのは現実的じゃありません。ランクル70のタイヤはでかいからか、400回以上ポンピングしましたが、少しエアが入った程度です。
運動というレベルを超えた、かなりの重労働なので、この作業を残り3本分行う気力はありません。自転車の空気入れも過酷な使い方なので、ポンピングの摺動部がかなり熱くなり、空気が少し漏れるようになりました。この作業を続けると空気入れが破壊しそうです。
こうなったらタイヤを外してガソリンスタンドで入れるか、コンプレッサーを購入するかですが、タイヤを外すとなるとガレージの片隅の狭いところでの作業なので、これまた困難です。
エアコンプレッサーは安いものでも2万円以上しますし、ガレージに装備するならエアツールも使いたいので、余裕のあるエアタンクのタイプとなると、高額なうえに使用頻度を考えると、かなり割高なツールになりそうです。
結局タイヤのエア充填で頓挫したこの日のランクル70整備ですが、この分だと車検取得まで、まだまだ先が長そうです。
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ドライスタートとは、エンジンを長期間動かさずオイルが落ちてしまった状態で始動する事で、油膜切れの程度によってエンジン各部の摺動面に相応のダメージを与えてしまいます。
車検取得に向けて作業をはじめたランクル70の場合、ガレージに鎮座したまま16年間エンジンを全く動かしていないので、オイルは完全に落ちた状態で、油膜なんて残っているはずがありません。
これから長く乗り続けるランクル70です。最高の状態でエンジンを始動させたいので、ドライスタートについて調べ、どんな対処が出来るのか考えてみました。
ドライスタート時、本来ならシリンダー内やクランク、カム、バルブなど金属同士が接触する箇所にオイルを注油してからクランキングするのが理想ですが、こんな作業はエンジンを分解するオーバーホールに匹敵します。自宅のガレージ整備で出来るはずありません。
ガレージでも出来る整備となると、せいぜいオイルフィルター取付部からオイルを注入したり、タペットカバーを外してカム回りのオイル注油ぐらいが現実的です。
悩んだ末のランクル70ドライスタート対応は、まずタペットカバーを外してオイル注油からはじめました。

タペットカバーを外してみると、カム回りの状態は完全にオイルが落ちて乾燥しきっているわけではなく、金属同士の接触部分や、しずくが溜まった部分には、微量のオイルが残っている事が確認できました。
16年間エンジンを動かしていませんが、エンジン内部は密閉された状態なのでオイルが完全に乾燥する事はなさそうです。
オイルフィルター取付穴からエンジンオイル注入
タペットカバーを外して実際にオイル切れの状態を目視すると、ドライスタートで摺動面がキズまるけになる、という不安は払拭されますが、残っているオイルは微量です。気にせずクランキングすれば、少なからずダメージがあるはずです。
ドライスタート対策で次に出来る事は、オイルフィルター取付部から大型注射器などでオイルの注入ですが、この作業を迷ってしまうのがオイルフィルター内部に溜まっているオイルが、フィルターを外すと抜けてしまう点です。
フィルター取付穴からオイルを注入して、エンジン各部にオイルが回れば問題ありませんが、実際にどのくらいオイルが回ったかの確認ができません。大してオイルが回っていない中途半端な作業なら、フィルターを外さずにクランキングすれば、フィルター内部に満たされたオイルが各部に回ります。

フィルターを外してしまうと中のオイルが抜けてしまい、クランキングでオイルポンプを作動させても、抜けた分のオイルを送るのにクランキング時間が長くなり、ドライスタートの状態が長引きます
フィルターを外してオイル注入を試すかどうか、かなり迷っていた時、知り合いで車のDIY整備に慣れた方と話をする機会があり、ドライスタート対策を相談してみました。
知り合いの方も数か月動かさない車を始動させるとき、プラグ穴からオイルを垂らしたり、燃料を止めてセルを回したりする事があるようで、今回思いついたフィルター取付穴からのオイル注入は良いアイデアで、効果がありそうだと言われました。
フィルターのオイル抜けが気になる事も伝えると、意外にもオイルフィルターに溜まっているオイルは、エンジンを止めたまま1か月もすると、全部抜けてしまう事を確認済みのようでした。
どうやらオイルフィルターの逆止弁は、構造的に中のオイルを貯めておけるのが、せいぜい数週間なので16年止めたままのエンジンだとオイルフィルターの中は空になっているだろうと教えてくれました。
こんなアドバイスをもらうと、フィルター取付穴からオイル注入を試す価値が出てきます。
早速オイルフィルターを外してみます。
知り合いの方のアドバイス通り、フィルター内に貯められているはずのオイルは、完全に落ちていました。

空のオイルフィルター各部を確認すると、パッキン部分にオイルの付着があり、タペットカバー内部と同じくらい、微量のオイルが残っています。
フィルター取付部からエンジンオイルを注入してみます。オイルは水鉄砲で注入する事にしました。
100円ショップで水鉄砲を買ってきて、水鉄砲とオイルフィルター取付部が密着するよう、ゴム板に穴を開けパッキン代わりにします。

オイルフィルター取付部から水鉄砲で数回エンジンオイルを注入しましたが、すんなりオイルが入っていく感触で圧入的な抵抗感がありません。
今回200ccほど注入しましたが、効果があるのかないのか判断できません。

オイルの経路も抜けているでしょうし、水鉄砲でオイル注入して、どのくらい効果があるのか疑問です。注入時に抵抗感もなかったので、エンジン各部にオイルが回ったとは思えません。
自宅のガレージで出来るドライスタート対応は、この程度が限界かもしれません。
サクションガンでオイル注入
フィルター取付穴から水鉄砲でオイルを注入してみましたが、思ったほど注入できなかったので、ツールを準備して再チャレンジする事にしました。
使うツールはオイルサクションガンです。ランクル70が蘇ったら16年以上前に交換したギアオイルも交換した方が良さそうなので、注入用にオイルサクションガンを購入するかどうか迷っていました。ランクル70のドライスタート対策のこの機会に、今後もギアオイル交換で必要になるオイルサクションガンをすぐにでも注文して使ってみる事にしました。
ギアオイルの給油で使えるオイルサクションガンでフィルター取付穴からオイル注入すれば、100円ショップの水鉄砲より確実なオイル注入ができそうです。
この週末のランクル70作業は、バッテリー購入前のドライスタート対策でしたが、オイルサクションガンが到着するまで延期です。
せっかくの週末を成功とはいえないオイル注入で終わらせるのも残念なので、ランクル70復活作業に着手した時から気になっている、エアの抜けたタイヤに空気を入れる事にしました。
タイヤのエア充填方法
車のタイヤにエアを入れるには、ガソリンスタンドや整備工場などのエアコンプレッサーを使いますが、エンジン始動前のランクル70は移動できません。ガレージにはコンプレッサーが無いので、タイヤにエアを入れるにはタイヤを外してガソリンスタンドなどに持ち込んで給油のついでにエアをいれるくらいしか思いつきませんが、ネットで調べてみると自転車の空気入れで車のタイヤにエアを入れた例をいくつか見つけました。どうやら時間はかかるけど自転車の空気入れで車のタイヤにエアを入れられるようです。

実際に試した方も多く、200回ほどのポンピングで車が走行可能になるくらいのエアを充填できるようで、ダイエット効果が期待できる良い運動になりそうです。すぐに試してみました。
結果は大失敗でした。
自転車の空気入れで車のタイヤにエアを入れるのは現実的じゃありません。ランクル70のタイヤはでかいからか、400回以上ポンピングしましたが、少しエアが入った程度です。
運動というレベルを超えた、かなりの重労働なので、この作業を残り3本分行う気力はありません。自転車の空気入れも過酷な使い方なので、ポンピングの摺動部がかなり熱くなり、空気が少し漏れるようになりました。この作業を続けると空気入れが破壊しそうです。
こうなったらタイヤを外してガソリンスタンドで入れるか、コンプレッサーを購入するかですが、タイヤを外すとなるとガレージの片隅の狭いところでの作業なので、これまた困難です。
エアコンプレッサーは安いものでも2万円以上しますし、ガレージに装備するならエアツールも使いたいので、余裕のあるエアタンクのタイプとなると、高額なうえに使用頻度を考えると、かなり割高なツールになりそうです。
結局タイヤのエア充填で頓挫したこの日のランクル70整備ですが、この分だと車検取得まで、まだまだ先が長そうです。
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2021年06月25日
【ランクル70復活】16年動かさなかったランドクルーザーPZJ70Vのメンテナンス
2005年の車検切れから、約16年間エンジンすら一切動かさなかったランクル70を蘇らせようと、今月中旬から作業をはじめました。
作業と言っても、長期間動かさなかったエンジンを始動させる場合、オイルが落ち切った状態のドライスタートになってしまうので、出来るだけダメージの少ない方法を考える事からはじめています。
ガソリンエンジンの場合、スパークプラグの穴からオイルを垂らしてセルを回せば、多少でもシリンダーへのダメージが少なくなりそうな気がします。
ランクル70の場合ディーゼルエンジンなので、スパークプラグがありません。その代わりのグロープラグ穴からオイルを垂らそうかと思い構造を確認してみました。

1PZエンジンの整備書を持っていないので一般的なディーゼルエンジンの断面図を見ると、グロープラグ穴からオイルを垂らしても、ピストンリングまで届きそうもありません。
もちろんピストンリングまでオイルをうまく垂らせたとしても、エンジン内部の摺動面はピストンとシリンダーの他、クランクシャフトやカムシャフトなど数え切れませんし、あらゆる部位すべてにオイルを垂らすのは簡単ではありません。
ドライスタート対策のアイデアとしては、オイルフィルター部からオイルを送る方法を思いつきますが、フィルターを外さずクランキングすれば、内部に貯められているオイルを、ポンプの作動でエンジン各部に回せます。

オイルフィルターの構造を確認すると、フィルターでろ過されたオイルは取付部からエンジンに送られているので、オイルフィルターを外してエンジンを動かさずに、大型の注射器などで圧入すればエンジン各部にオイルが回りそうです。
オイルフィルターを外して手動でオイルを回すか、外さずクランキングしてオイルポンプを回すか、どちらが良いのか、オイルフィルターを外すと内部のオイルが抜けてしまうので悩むところです。
こんな事をあれこれ考えていても仕方ないので、出来る作業からすすめます。
16年放置したランクル70のオイル量
ランクル70は車検切れで抹消したので、特に不具合などはありませんでした。
ずっと置きっぱなしのガレージフロアにも、オイル漏れの跡は見当たりません。
ほぼ16年ぶりにボンネットを開いてみると、ほこりで薄汚れていますが、エンジンも周りも予想以上にキレイな状態です。

乗りっぱなしのJB31Wジムニーシエラより遥かにキレイなエンジンルームを目にして、ひょっとしたら大した手間をかけず車検を取得出来そうな気がしてきました。
気になるのがオイル量です。長らく放置していたので、どのくらいオイルが入っているのかをチェックしてみました。

抹消前に定期交換していたからでしょうか、オイルは減っていないし触ってみても酷い状態じゃなさそうです。
この状態なら何とかオイルポンプだけを回す事が出来れば、ドライスタートのダメージも気にならないのですが、クランキングしないとオイルポンプを回す事はできません。
カムにエンジンオイルを注油
手軽に出来るドライスタート対策のアイデアは、タペットカバーを開いてカムシャフト回りに注油する事ですが、効果が限定的なのと、ガスケット交換が必要になる事があるので、パーツを手配しなければなりません。
長年動かしていないランクル70なので、交換部品は相当必要になりそうだし、ある程度まとめてからネットショップで注文する予定なので、タペットカバーを開くのを少し躊躇しましたが、カム回りの状態を確認したいので、外してみる事にしました。
タペットカバーを外す前に、オイルキャップを外して内部を触ってみると、乾いた状態ですが思ったよりオイルが残っている感触で、キャップ裏もエンジン内の指の届く範囲も微妙にしっとりしています。
想像以上にタペットカバー内部にオイル感があるので、カム回りもオイルがしっとり残っているかもしれません。

タペットカバーを慎重に外してみると、内部は思ったよりキレイですし、綺麗に外せたのでガスケットも再利用できそうです。
触って状態を確認すると、タペットカバーの裏側はオイルが完全に乾ききっている事もなく、しっとり感があって落ち切っていないオイルがしずく状で残っている箇所もありました。
エンジン側を見るとカムシャフトの露出部はオイルが落ちた状態ですが、接触部にはオイルが少し残っています。

16年エンジンを動かしていなかったので、オイルが落ちて完全に乾ききった状態をイメージしていましたが、思ったよりカム回りにオイル感が残っていたので、シリンダー内とクランク回りにも、多少オイルが残っているかもしれません。
ドライスタート対策として効果は限定的ですが、カム回りにオイルをたっぷり注油して数日おけば、じわじわオイルが広がるかもしれません。
今回タペットカバーを外して、想像以上に状態が良好だったので、エンジン内の摺動部に少しでもオイルが残っているのではないか期待がでてきました。多少でもオイルが残っていれば、ドライスタートのダメージは気にするほどじゃないのかもしれません。
バッテリーの注文もまだなので、この週末もカム回りにオイルを垂らして、もう少し浸透させる事にしました。
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作業と言っても、長期間動かさなかったエンジンを始動させる場合、オイルが落ち切った状態のドライスタートになってしまうので、出来るだけダメージの少ない方法を考える事からはじめています。
ガソリンエンジンの場合、スパークプラグの穴からオイルを垂らしてセルを回せば、多少でもシリンダーへのダメージが少なくなりそうな気がします。
ランクル70の場合ディーゼルエンジンなので、スパークプラグがありません。その代わりのグロープラグ穴からオイルを垂らそうかと思い構造を確認してみました。

1PZエンジンの整備書を持っていないので一般的なディーゼルエンジンの断面図を見ると、グロープラグ穴からオイルを垂らしても、ピストンリングまで届きそうもありません。
もちろんピストンリングまでオイルをうまく垂らせたとしても、エンジン内部の摺動面はピストンとシリンダーの他、クランクシャフトやカムシャフトなど数え切れませんし、あらゆる部位すべてにオイルを垂らすのは簡単ではありません。
ドライスタート対策のアイデアとしては、オイルフィルター部からオイルを送る方法を思いつきますが、フィルターを外さずクランキングすれば、内部に貯められているオイルを、ポンプの作動でエンジン各部に回せます。

オイルフィルターの構造を確認すると、フィルターでろ過されたオイルは取付部からエンジンに送られているので、オイルフィルターを外してエンジンを動かさずに、大型の注射器などで圧入すればエンジン各部にオイルが回りそうです。
オイルフィルターを外して手動でオイルを回すか、外さずクランキングしてオイルポンプを回すか、どちらが良いのか、オイルフィルターを外すと内部のオイルが抜けてしまうので悩むところです。
こんな事をあれこれ考えていても仕方ないので、出来る作業からすすめます。
16年放置したランクル70のオイル量
ランクル70は車検切れで抹消したので、特に不具合などはありませんでした。
ずっと置きっぱなしのガレージフロアにも、オイル漏れの跡は見当たりません。
ほぼ16年ぶりにボンネットを開いてみると、ほこりで薄汚れていますが、エンジンも周りも予想以上にキレイな状態です。

乗りっぱなしのJB31Wジムニーシエラより遥かにキレイなエンジンルームを目にして、ひょっとしたら大した手間をかけず車検を取得出来そうな気がしてきました。
気になるのがオイル量です。長らく放置していたので、どのくらいオイルが入っているのかをチェックしてみました。

抹消前に定期交換していたからでしょうか、オイルは減っていないし触ってみても酷い状態じゃなさそうです。
この状態なら何とかオイルポンプだけを回す事が出来れば、ドライスタートのダメージも気にならないのですが、クランキングしないとオイルポンプを回す事はできません。
カムにエンジンオイルを注油
手軽に出来るドライスタート対策のアイデアは、タペットカバーを開いてカムシャフト回りに注油する事ですが、効果が限定的なのと、ガスケット交換が必要になる事があるので、パーツを手配しなければなりません。
長年動かしていないランクル70なので、交換部品は相当必要になりそうだし、ある程度まとめてからネットショップで注文する予定なので、タペットカバーを開くのを少し躊躇しましたが、カム回りの状態を確認したいので、外してみる事にしました。
タペットカバーを外す前に、オイルキャップを外して内部を触ってみると、乾いた状態ですが思ったよりオイルが残っている感触で、キャップ裏もエンジン内の指の届く範囲も微妙にしっとりしています。
想像以上にタペットカバー内部にオイル感があるので、カム回りもオイルがしっとり残っているかもしれません。

タペットカバーを慎重に外してみると、内部は思ったよりキレイですし、綺麗に外せたのでガスケットも再利用できそうです。
触って状態を確認すると、タペットカバーの裏側はオイルが完全に乾ききっている事もなく、しっとり感があって落ち切っていないオイルがしずく状で残っている箇所もありました。
エンジン側を見るとカムシャフトの露出部はオイルが落ちた状態ですが、接触部にはオイルが少し残っています。

16年エンジンを動かしていなかったので、オイルが落ちて完全に乾ききった状態をイメージしていましたが、思ったよりカム回りにオイル感が残っていたので、シリンダー内とクランク回りにも、多少オイルが残っているかもしれません。
ドライスタート対策として効果は限定的ですが、カム回りにオイルをたっぷり注油して数日おけば、じわじわオイルが広がるかもしれません。
今回タペットカバーを外して、想像以上に状態が良好だったので、エンジン内の摺動部に少しでもオイルが残っているのではないか期待がでてきました。多少でもオイルが残っていれば、ドライスタートのダメージは気にするほどじゃないのかもしれません。
バッテリーの注文もまだなので、この週末もカム回りにオイルを垂らして、もう少し浸透させる事にしました。
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2021年06月23日
ランクル70ランドクルーザーPZJ70Vのバッテリー75D31R代替品
今月中旬から長年放置していたランクル70の整備をはじめました。というのも、この10年ほどJB31Wジムニーシエラ1台だけに乗っていますが、その前までは2台か3台の車の車検を取得して、気分で乗り換えながら使い分けていました。
2005年頃までは、ランクルかハイラックスのどちらかと、プジョーかルノー、ユーノスロードスターのどれか、そして時々JB31Wジムニーシエラを加えて、最大3台の車の車検を取って、その日の気分で乗る車を決めていました。
そんなカーライフが中断したのが、10年ほど前でした。
転勤する事になって、転勤先に何台もの車を持ち込むなんて現実的じゃないので、仕方なくJB31Wジムニーシエラ1台の車検を継続して、他の車は一時抹消し放置する事にしたのです。
地方暮らしが終わってからも、しばらくJB31Wジムニーシエラ1台のままで何も不自由しなかったのですが、そろそろ10年が過ぎて、中断している自動車保険の等級継続が残り1年ほどでできなくなります。
このまま保険の等級を無効にするより、ガレージに鎮座したままのランクル70を整備して車検を取得し、再び以前のような車2台体制のカーライフを満喫しようと、15年以上ずっとエンジンすら回さなかったランクル70を復活させる作業を開始しました。
15年以上放置のランクル70
しばらく動かしていない車を動かす場合、トラブルさえなければオイル類の交換とバッテリー充電くらいでエンジンが始動します。
JB31Wジムニーシエラの場合、4年ほど車検切れで止めたままでしたが、プラグ穴からオイルを垂らしてバッテリー充電後エンジンを始動させて再び車検を取得しました。
4年ぶりに動かしたJB31Wジムニーシエラの場合、比較的スムーズに蘇りましたが、ランクル70は2005年の車検切れ以降、15年以上まったく動かしていないので、かなりの部品交換が必要になりそうです。
ランクル70のエンジンを始動させるために、15年以上放置したバッテリーをOMEGA PROでパルス充電しても回復しないでしょうし、とてもセルが回ってエンジンが始動するとは思えません。
バッテリー交換が必須ですが、ランクル70は24V仕様で75D31Rのバッテリーが2個必要です。このバッテリーがかなり高くて、2000年頃に交換した時、1個あたり25000円ほどだった記憶があります。
前回のバッテリー交換では、カーショップで購入しましたが、当時はバッテリーメーカー別ラインアップや価格の比較をするには、数軒のカーショップやホームセンターを回って調べ、その中で気に入ったメーカーや価格の品を選びました。

今回も近所のカーショップやホームセンターで探しましたが、75D31Rの代替品が2万円以上の価格でした。たぶんバッテリーがランクル70を蘇らせるための最も高額な部品になりそうです。
ランクル70のバッテリー選び
ランクル70を蘇らせるために、いきなり46000円ほどの出費は厳しいので、今回はネットショップを探しまくってみました。
2000年頃は、今ほどネットショップが普及していなかったのでカーショップの実店舗で購入しましたが、あれから20年ほどでネットショップ購入が当たり前になりました。
ネット購入は送料がかかるので、バッテリーなどの重い品は支払い総額が高くなりがちですが、ネットショップの多くは無店舗なので、その分割安ですし、メーカー直送の場合など送料無料で販売されています。
インターネットで探してみると、前回購入した日立のバッテリーやGSユアサ、ACデルコ バッテリー、などの価格を簡単に比較できますし、送料込みでも近所のショップより2割〜3割安く購入できそうです。
バッテリーをインターネットショップで安く購入できるといっても、前回購入した日立やJB31Wジムニーシエラに装着したACデルコ バッテリーなど、国産ブランドだと2個で3万円〜4万円します。そこで今回は海外ブランドの格安なバッテリーも品質と価格を調べてみる事にしました。
インターネットで75D31R バッテリーを探すと、格安な海外ブランドバッテリーを見つける事ができます。
中でも75D31R アトラス バッテリーに人気があるようで、国産ブランドバッテリーと大差ない性能や耐久性で、価格は半額程度です。これには少々驚きました。
さらに探してみると、75D31R アトラス バッテリーと性能や価格が同程度の105D31R ヒュンダイ バッテリーを見つけました。
ヒュンダイといえば韓国の現代自動車です。105D31R ヒュンダイ バッテリーは、たとえばトヨタ自動車でいえば純正品あるいはACデルコ バッテリーという事になります。
今回は海外ブランドのバッテリーをネットで調べまくり、一番人気の75D31R アトラス バッテリーと性能も価格も同程度な105D31R ヒュンダイ バッテリーに目が留まりました。先進国に輸出している韓国の自動車メーカーの純正バッテリーなので、その品質を信頼して、ランクル70用に購入する事にしました。
ランクル70から取外したバッテリー
ランクル70から取外したバッテリーは普通なら廃棄するので105D31R ヒュンダイ バッテリーを購入した時に引き取り返送する事もできましたが、どうせ捨てるならダメ元で充電してみる事にしました。
15年以上放置し完全放電したバッテリーの充電は、普通の充電器では反応すらしませんが、夏になるとJB31Wジムニーシエラの始動時、カチカチとセルが回らない事があって購入した、パルス式充電器OMEGA PROを使ってランクル70の75D31Rバッテリーに充電してみました。
もちろんOMEGA PROでも完全放電したバッテリーを普通に充電できません。まずはのメンテナンスモードで何とか充電が開始できたので、20時間ほど充電してからリフレッシュ充電を行いました。
15年以上放置し完全放電したバッテリーをリフレッシュ充電後LED電球を接続すると、結構明るく点灯するくらい回復しました。

その後もメンテナンスモードで充電を続けていますが、残念ながら普通の充電モードに切り替えると電圧不足でエラーが表示され、充電できません。
通常のパルス充電ができないので、しばらくOMEGA PROのメンテナンスモードで充電を続けたところ、何とか10.7Vまで回復しました。

今週末ランクル70のエンジンを始動させるので、木曜日に105D31R ヒュンダイ バッテリーを注文します。それまでランクル70から取外したバッテリーの充電も続けて、どのくらい回復するか、果たしてランクル70が始動できるか試してみます。
ランクル70から取外したバッテリーが多少でも使えるようになれば廃棄するのではなく、ブースターケーブルと一緒に車に積んでおけば、バッテリー上がり時の補助として使えますし、ガレージに置いておけば車の電装品などの作動確認用に再利用できます。

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2005年頃までは、ランクルかハイラックスのどちらかと、プジョーかルノー、ユーノスロードスターのどれか、そして時々JB31Wジムニーシエラを加えて、最大3台の車の車検を取って、その日の気分で乗る車を決めていました。
そんなカーライフが中断したのが、10年ほど前でした。
転勤する事になって、転勤先に何台もの車を持ち込むなんて現実的じゃないので、仕方なくJB31Wジムニーシエラ1台の車検を継続して、他の車は一時抹消し放置する事にしたのです。
地方暮らしが終わってからも、しばらくJB31Wジムニーシエラ1台のままで何も不自由しなかったのですが、そろそろ10年が過ぎて、中断している自動車保険の等級継続が残り1年ほどでできなくなります。
このまま保険の等級を無効にするより、ガレージに鎮座したままのランクル70を整備して車検を取得し、再び以前のような車2台体制のカーライフを満喫しようと、15年以上ずっとエンジンすら回さなかったランクル70を復活させる作業を開始しました。
15年以上放置のランクル70
しばらく動かしていない車を動かす場合、トラブルさえなければオイル類の交換とバッテリー充電くらいでエンジンが始動します。
JB31Wジムニーシエラの場合、4年ほど車検切れで止めたままでしたが、プラグ穴からオイルを垂らしてバッテリー充電後エンジンを始動させて再び車検を取得しました。
4年ぶりに動かしたJB31Wジムニーシエラの場合、比較的スムーズに蘇りましたが、ランクル70は2005年の車検切れ以降、15年以上まったく動かしていないので、かなりの部品交換が必要になりそうです。
ランクル70のエンジンを始動させるために、15年以上放置したバッテリーをOMEGA PROでパルス充電しても回復しないでしょうし、とてもセルが回ってエンジンが始動するとは思えません。
バッテリー交換が必須ですが、ランクル70は24V仕様で75D31Rのバッテリーが2個必要です。このバッテリーがかなり高くて、2000年頃に交換した時、1個あたり25000円ほどだった記憶があります。
前回のバッテリー交換では、カーショップで購入しましたが、当時はバッテリーメーカー別ラインアップや価格の比較をするには、数軒のカーショップやホームセンターを回って調べ、その中で気に入ったメーカーや価格の品を選びました。

今回も近所のカーショップやホームセンターで探しましたが、75D31Rの代替品が2万円以上の価格でした。たぶんバッテリーがランクル70を蘇らせるための最も高額な部品になりそうです。
ランクル70のバッテリー選び
ランクル70を蘇らせるために、いきなり46000円ほどの出費は厳しいので、今回はネットショップを探しまくってみました。
2000年頃は、今ほどネットショップが普及していなかったのでカーショップの実店舗で購入しましたが、あれから20年ほどでネットショップ購入が当たり前になりました。
ネット購入は送料がかかるので、バッテリーなどの重い品は支払い総額が高くなりがちですが、ネットショップの多くは無店舗なので、その分割安ですし、メーカー直送の場合など送料無料で販売されています。
インターネットで探してみると、前回購入した日立のバッテリーやGSユアサ、ACデルコ バッテリー、などの価格を簡単に比較できますし、送料込みでも近所のショップより2割〜3割安く購入できそうです。
バッテリーをインターネットショップで安く購入できるといっても、前回購入した日立やJB31Wジムニーシエラに装着したACデルコ バッテリーなど、国産ブランドだと2個で3万円〜4万円します。そこで今回は海外ブランドの格安なバッテリーも品質と価格を調べてみる事にしました。
インターネットで75D31R バッテリーを探すと、格安な海外ブランドバッテリーを見つける事ができます。
中でも75D31R アトラス バッテリーに人気があるようで、国産ブランドバッテリーと大差ない性能や耐久性で、価格は半額程度です。これには少々驚きました。
さらに探してみると、75D31R アトラス バッテリーと性能や価格が同程度の105D31R ヒュンダイ バッテリーを見つけました。
ヒュンダイといえば韓国の現代自動車です。105D31R ヒュンダイ バッテリーは、たとえばトヨタ自動車でいえば純正品あるいはACデルコ バッテリーという事になります。
今回は海外ブランドのバッテリーをネットで調べまくり、一番人気の75D31R アトラス バッテリーと性能も価格も同程度な105D31R ヒュンダイ バッテリーに目が留まりました。先進国に輸出している韓国の自動車メーカーの純正バッテリーなので、その品質を信頼して、ランクル70用に購入する事にしました。
ランクル70から取外したバッテリー
ランクル70から取外したバッテリーは普通なら廃棄するので105D31R ヒュンダイ バッテリーを購入した時に引き取り返送する事もできましたが、どうせ捨てるならダメ元で充電してみる事にしました。
15年以上放置し完全放電したバッテリーの充電は、普通の充電器では反応すらしませんが、夏になるとJB31Wジムニーシエラの始動時、カチカチとセルが回らない事があって購入した、パルス式充電器OMEGA PROを使ってランクル70の75D31Rバッテリーに充電してみました。
もちろんOMEGA PROでも完全放電したバッテリーを普通に充電できません。まずはのメンテナンスモードで何とか充電が開始できたので、20時間ほど充電してからリフレッシュ充電を行いました。
15年以上放置し完全放電したバッテリーをリフレッシュ充電後LED電球を接続すると、結構明るく点灯するくらい回復しました。

その後もメンテナンスモードで充電を続けていますが、残念ながら普通の充電モードに切り替えると電圧不足でエラーが表示され、充電できません。
通常のパルス充電ができないので、しばらくOMEGA PROのメンテナンスモードで充電を続けたところ、何とか10.7Vまで回復しました。

今週末ランクル70のエンジンを始動させるので、木曜日に105D31R ヒュンダイ バッテリーを注文します。それまでランクル70から取外したバッテリーの充電も続けて、どのくらい回復するか、果たしてランクル70が始動できるか試してみます。
ランクル70から取外したバッテリーが多少でも使えるようになれば廃棄するのではなく、ブースターケーブルと一緒に車に積んでおけば、バッテリー上がり時の補助として使えますし、ガレージに置いておけば車の電装品などの作動確認用に再利用できます。

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2021年06月19日
バッテリー9年目パルス充電で絶好調♪セルが回らないジムニーのカチカチ病も解決
最近の車のバッテリーは価格が高くなりましたが、その分、高性能にって耐久性もかなりアップしました。
その昔、車のバッテリーは2年から4年で交換する消耗品というイメージでしたが、今や使いっぱなしでも5年や6年は使えますし、使い方やメンテナンス次第で10年以上使えるのが普通です。
もちろん性能を維持して10年以上使うには、定期的なメンテナンスが必要ですが、大げさなメンテナンスではなく、電解液のチェックと補充電程度で軽く10年使い続ける事ができます。
JB31Wジムニーシエラのバッテリーは9年目を迎えましたが、この先5年以上、新品から15年くらい使えそうな気がしています。
信頼できるバッテリー選び
JB31Wジムニーシエラのバッテリーは、2008年頃から車検切れのまま端子を外して4年ほど放置していましたが、古い充電器で充電したところセルも快調に回ったので、そのまま車検を取得する事ができました。
このバッテリーはJB31Wジムニーシエラを入手した2002年から交換した記憶がないので、軽く10年超えの劣化したバッテリーだったはずです。
こんな古いバッテリーだったので、車検取得後、しばらくすると始動時にカチカチとセルが回らなくなりました。
それでも数回カチカチするとセルが回りエンジンがかかったので、2か月ほどバッテリーを交換せずに使い続けましたが、真冬を迎えてスキー場に出かける前にバッテリーを新品にしました。
交換したバッテリーはACデルコ、2012年の冬前でした。
ACデルコはトヨタ純正部品同等のOEMブランドです。
JA11ジムニーの場合は40B19RバッテリーなのでJB31Wジムニーシエラよりバッテリーが安価です。
スキー場に出かける事が多い場合、寒冷地仕様がオススメで、JB31Wジムニーシエラと同等のバッテリーが指定されているようです。
JB31Wジムニーシエラに新品で装着したACデルコのバッテリーは、2012年に交換してから今年9年目になりますが、新品から5年を過ぎるまでは完全に使いっぱなしのメンテナスフリーでした。
バッテリーの定期的な補充電
古くなった車のバッテリーでも、春や秋の気温が18℃〜25℃の頃は普通に使えますが、真冬の冷え込みや真夏の高温時にセルの回りが悪くなり、エンジンがかからなくなる事があります。
JB31Wジムニーシエラに搭載したACデルコのバッテリーは、装着して6年目の2018年頃から、真夏の35℃を超える酷暑日の始動で、カチカチとセルが回らない症状がではじめました。
数回キーをひねってカチカチやるとエンジンがかかりますが、このまま使い続けると出先でエンジンがかからなくなるかもしれません。
こんな時は補充電するとバッテリーが回復しますが、一般的な充電器を使うと一時的にカチカチの症状がでなくなりますが、暑い日が続くとカチカチがはじまり補充電する事になります。
頻繁に充電するとなると面倒ですが、充電器を変えてパルス充電する事でバッテリーがリフレッシュするようで、何度も充電する必要がなくなります。
JB31WジムニーシエラのACデルコバッテリーの性能維持のために購入したパルス充電器がオメガプロです。

JB31Wジムニーシエラでの使い方は、カチカチとセルが回らない時に補充電しますが、だいたい夏前の気温が30℃を超える日がしばらく続いたあたりに、オメガプロでパルス充電します。充電を開始するとバッテリーが50%前後までパワーダウンしている表示が出てから、数時間でフル充電が完了します。
真冬は普通にセルが回りますがスキー場まで遠出する事が良くあるので、夏にセルが回らなくなって補充電するようになった頃から、念のためJB31Wジムニーシエラにオメガプロを積んでおくようにしました。
今のところスキー場周辺でバッテリートラブルはありませんが、万一スキー場周辺でバッテリーが不調になったら、宿泊先やスキー場などでコンセントを借りて充電すれば急場をしのぐ事は出来るでしょう。
新品交換から9年目のACデルコですが、3年ほど前から夏に1回オメガプロでパルス充電するだけで、ジムニーのカチカチ病の症状が出なくなり、もうしばらく使い続ける事が出来そうです。
15年以上放置したバッテリーのパルス充電
今年はJB31Wジムニーシエラを購入した頃まで乗っていたランクル70を再起動させて、車検取得しようと作業をすすめていますが、落ち切ったエンジンオイルを各部に注油後、エンジンを回すにはバッテリーが必要です。
ランクル70に乗せてある15年以上完全放置のバッテリーは、劣化していて要交換ですが、ディーゼルエンジンのバッテリーなので、2万円以上と高額です。しかも24V仕様なので2個必要です。

カーショップやホームセンターで探すと2個で軽く45000円をオーバーします。
ランクルの標準搭載バッテリーが75D31Rですが、少し小さいながらも、使えなくもない性能の特売バッテリーでも2個で3万円以上します。

サイズ違いで少し性能の低い分15000円ほど安いのが魅力ですが、このバッテリーだと新しいうちは問題なく使えても、数年使った冬季の始動時にセルの回りが悪くなるかもしれません。
バッテリーにかかる出費を、少しでも安く手配できないか、バッテリーが安いカーエイドストア 楽天市場店で探しましたが、日立バッテリーもGSユアサもACデルコも結構高額です。
数年前JB31Wジムニーシエラのバッテリーを交換では、多少高くてもACデルコを選べましたが、今回のランクル70のバッテリー交換は、いくら信頼できるといえども、国内ブランドの品を諦めた方が良いかもしれません。
15年以上動かしていないランクル70の整備では、安心して走行するためにも、劣化がすすんでいそうなパーツは、バッテリーだけでなく、走行6万キロほどですがタイミングベルトも、オイルシール類も、その他かなりの部品交換が必要でしょう。
本来なら交換部品はトヨタ純正同等のOEMパーツ、タクティブランド品や各部品のトップメーカー品を使いたいのですが、今回は整備工場で使われている優良部品の中でも、一定の品質が確保された安価なパーツを使って車検取得を目指した方が良さそうです。
ランクル70の交換部品を割安品にするのは残念な妥協ですが、最も高額なバッテリーを注文する前に、現在のバッテリーが復活しないか試してみる事にしました。
ランクルに装着されたままのバッテリーは完全放置状態なので、使えるようになるとは思えません。このまま諦めて廃棄するのが普通ですが、せっかくオメガプロがあるので、メンテナンスモードで充電を試す事にしました。

数日かけてオメガプロの36時間メンテナンスモードで充電しても使用可能になるとは思えませんが、ダメ元で試す価値はありそうです。



タイヤ交換なら、タイヤの脱着だけでも依頼できるタイヤフッド


車検の依頼なら、お近くのホリデー車検で!


自動車保険は比較で安くなる!
車検費用っていくらなの?
くりっく株365ならフジトミ
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その昔、車のバッテリーは2年から4年で交換する消耗品というイメージでしたが、今や使いっぱなしでも5年や6年は使えますし、使い方やメンテナンス次第で10年以上使えるのが普通です。
もちろん性能を維持して10年以上使うには、定期的なメンテナンスが必要ですが、大げさなメンテナンスではなく、電解液のチェックと補充電程度で軽く10年使い続ける事ができます。
JB31Wジムニーシエラのバッテリーは9年目を迎えましたが、この先5年以上、新品から15年くらい使えそうな気がしています。
信頼できるバッテリー選び
JB31Wジムニーシエラのバッテリーは、2008年頃から車検切れのまま端子を外して4年ほど放置していましたが、古い充電器で充電したところセルも快調に回ったので、そのまま車検を取得する事ができました。
このバッテリーはJB31Wジムニーシエラを入手した2002年から交換した記憶がないので、軽く10年超えの劣化したバッテリーだったはずです。
こんな古いバッテリーだったので、車検取得後、しばらくすると始動時にカチカチとセルが回らなくなりました。
それでも数回カチカチするとセルが回りエンジンがかかったので、2か月ほどバッテリーを交換せずに使い続けましたが、真冬を迎えてスキー場に出かける前にバッテリーを新品にしました。
交換したバッテリーはACデルコ、2012年の冬前でした。
ACデルコはトヨタ純正部品同等のOEMブランドです。
JA11ジムニーの場合は40B19RバッテリーなのでJB31Wジムニーシエラよりバッテリーが安価です。
スキー場に出かける事が多い場合、寒冷地仕様がオススメで、JB31Wジムニーシエラと同等のバッテリーが指定されているようです。
JB31Wジムニーシエラに新品で装着したACデルコのバッテリーは、2012年に交換してから今年9年目になりますが、新品から5年を過ぎるまでは完全に使いっぱなしのメンテナスフリーでした。
バッテリーの定期的な補充電
古くなった車のバッテリーでも、春や秋の気温が18℃〜25℃の頃は普通に使えますが、真冬の冷え込みや真夏の高温時にセルの回りが悪くなり、エンジンがかからなくなる事があります。
JB31Wジムニーシエラに搭載したACデルコのバッテリーは、装着して6年目の2018年頃から、真夏の35℃を超える酷暑日の始動で、カチカチとセルが回らない症状がではじめました。
数回キーをひねってカチカチやるとエンジンがかかりますが、このまま使い続けると出先でエンジンがかからなくなるかもしれません。
こんな時は補充電するとバッテリーが回復しますが、一般的な充電器を使うと一時的にカチカチの症状がでなくなりますが、暑い日が続くとカチカチがはじまり補充電する事になります。
頻繁に充電するとなると面倒ですが、充電器を変えてパルス充電する事でバッテリーがリフレッシュするようで、何度も充電する必要がなくなります。
JB31WジムニーシエラのACデルコバッテリーの性能維持のために購入したパルス充電器がオメガプロです。

JB31Wジムニーシエラでの使い方は、カチカチとセルが回らない時に補充電しますが、だいたい夏前の気温が30℃を超える日がしばらく続いたあたりに、オメガプロでパルス充電します。充電を開始するとバッテリーが50%前後までパワーダウンしている表示が出てから、数時間でフル充電が完了します。
真冬は普通にセルが回りますがスキー場まで遠出する事が良くあるので、夏にセルが回らなくなって補充電するようになった頃から、念のためJB31Wジムニーシエラにオメガプロを積んでおくようにしました。
今のところスキー場周辺でバッテリートラブルはありませんが、万一スキー場周辺でバッテリーが不調になったら、宿泊先やスキー場などでコンセントを借りて充電すれば急場をしのぐ事は出来るでしょう。
新品交換から9年目のACデルコですが、3年ほど前から夏に1回オメガプロでパルス充電するだけで、ジムニーのカチカチ病の症状が出なくなり、もうしばらく使い続ける事が出来そうです。
15年以上放置したバッテリーのパルス充電
今年はJB31Wジムニーシエラを購入した頃まで乗っていたランクル70を再起動させて、車検取得しようと作業をすすめていますが、落ち切ったエンジンオイルを各部に注油後、エンジンを回すにはバッテリーが必要です。
ランクル70に乗せてある15年以上完全放置のバッテリーは、劣化していて要交換ですが、ディーゼルエンジンのバッテリーなので、2万円以上と高額です。しかも24V仕様なので2個必要です。

カーショップやホームセンターで探すと2個で軽く45000円をオーバーします。
ランクルの標準搭載バッテリーが75D31Rですが、少し小さいながらも、使えなくもない性能の特売バッテリーでも2個で3万円以上します。

サイズ違いで少し性能の低い分15000円ほど安いのが魅力ですが、このバッテリーだと新しいうちは問題なく使えても、数年使った冬季の始動時にセルの回りが悪くなるかもしれません。
バッテリーにかかる出費を、少しでも安く手配できないか、バッテリーが安いカーエイドストア 楽天市場店で探しましたが、日立バッテリーもGSユアサもACデルコも結構高額です。
数年前JB31Wジムニーシエラのバッテリーを交換では、多少高くてもACデルコを選べましたが、今回のランクル70のバッテリー交換は、いくら信頼できるといえども、国内ブランドの品を諦めた方が良いかもしれません。
15年以上動かしていないランクル70の整備では、安心して走行するためにも、劣化がすすんでいそうなパーツは、バッテリーだけでなく、走行6万キロほどですがタイミングベルトも、オイルシール類も、その他かなりの部品交換が必要でしょう。
本来なら交換部品はトヨタ純正同等のOEMパーツ、タクティブランド品や各部品のトップメーカー品を使いたいのですが、今回は整備工場で使われている優良部品の中でも、一定の品質が確保された安価なパーツを使って車検取得を目指した方が良さそうです。
ランクル70の交換部品を割安品にするのは残念な妥協ですが、最も高額なバッテリーを注文する前に、現在のバッテリーが復活しないか試してみる事にしました。
ランクルに装着されたままのバッテリーは完全放置状態なので、使えるようになるとは思えません。このまま諦めて廃棄するのが普通ですが、せっかくオメガプロがあるので、メンテナンスモードで充電を試す事にしました。

数日かけてオメガプロの36時間メンテナンスモードで充電しても使用可能になるとは思えませんが、ダメ元で試す価値はありそうです。



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2020年10月26日
【車検費用】ディーラーとモータースでこんなに料金が違う【過剰整備】
先日、知り合いから電話があって、日産マーチの車検費用の事で相談を受けました。
その経緯は、こちらをご覧ください。→【車検見積】マーチが20万円!これって過剰整備じゃない?【ディーラー編】クリックするとページが開きます。今回はそのつづきです。

車は走行距離が57000kmほどの、特に不具合のない日産マーチで、7年3回目の車検です。
数日前、車検見積のために日産ディーラーに出かけ、一通りマーチをチェックしてもらったそうですが、本日見積書が届き、20万円を超える車検見積に仰天し相談の電話をかけてきました。
確かに20万円の車検整備見積は、安い金額ではありませんが、もしタイヤ交換時期だったり、エンジンやミッションに不具合があると、相応の部品交換が必要になります。車検を通すために、かなりの追加整備が発生すると、場合によっては、20万円以上かかる事もあるので、念のため、届いた車検見積書を送信してもらいました。
その後メールで見積書が到着し、整備内容を確認したところ、特に不具合修理の項目は見当たりません。
それより車検整備の項目と思われる「メンテナンスパック18長得車検付」という、項目ごとの単価不明の一式5万円を超える車検費用と、車検に不要な整備が計上されているのが気になりました。
高すぎる車検基本料金や依頼しないと行わない整備などは、要不要を判断できないので、まずはディーラーに問い合わせて、整備項目の内容と明細金額を確認するようアドバイスしました。
相談者は、すぐに日産ディーラーに詳細を確認したようで、たとえば「メンテナンスパック18長得車検付」の中には、車検整備のほか、車検後2年間のオイルやフィルターの交換、12か月点検が含まれている事や、依頼していない整備は日産ディーラーお勧め項目だという事がわかりました。

日産ディーラーで車検見積を依頼すると、車検後2年間のオイルやフィルター交換、12か月点検をセットした割高なパック料金を提示するのが一般的なのかどうかがわかりませんが、こんなメンテナンスパックは前払いの不要な整備です。
それだけでなく、不具合を感じていないエアコンの清掃やキーレス電池交換、まだ拭き残しの気にならないワイパー交換など、車検で必須とならないオプション整備を、日産ディーラーのお勧めメンテナンスとして車検の見積に加えるのは、車検に不要な整備の上乗せで、売上増を目論む日産ディーラーの過剰整備見積だと言わざるを得ません。

相談者は、車検見積の疑問点をディーラーに問い合わせて、不要な整備を計上した事を知り、そのディーラーが信用できなくなったようです。
そして車検はよそに依頼するので、他の日産ディーラーにも見積を依頼すると言い出しました。
ここまでが前回の概要です。前回の経緯は、こちらをクリックするとページが開きます。
車検見積はディーラーだけじゃなく近隣のモータースにも依頼
車検を依頼しようとしているのに、車検とは関係のない不要な整備を、なぜ日産ディーラーが見積計上したのか謎ですが、こんな見積書が届いたら日産ディーラーを信用できなくなります。
不要整備で売上増を企むようなディーラーと、見積内容を交渉して、適切な価格で車検を依頼しようなんて気になるはずもなく、他の日産ディーラーに車検を依頼しようと思うのは当然です。
相談者は、他の日産ディーラーに見積を依頼する事にしましたが、こんな見積を目にしてしまうと、この地域の自動車メーカー系ディーラーでは、同じような水増し整備が普通に行われているのではないか不安になります。
そこで、ディーラーだけでなく、近隣のモータースにも車検見積を依頼してみてはどうかとアドバイスしました。
たぶんモータースなら不要な整備をしないはずですし、次回以降の車検入庫を獲得するために、余分な費用を請求されないからです。
ですが今回の相談者は、近隣のモータースを知らないようで、さらに、あれこれ余談や雑談をしていると、どうやら街角のモータースの整備品質が日産ディーラーより劣ると思っている感じがしました。
雑談を交わしていて、車検に出すならディーラーの整備が最も優れていると、相談者が信じ切っている印象を受けたのです。
確かに街角のモータース選びは簡単じゃありません。良心的で技術力の優れた整備工場なら、ディーラーより早く確実な整備が割安価格で依頼できます。その一方で雑な整備の工場があるのも事実です。
評判の良いモータースなら大丈夫だと思いますが、良し悪しがわからないまま、はじめてのモータースに車検を依頼するのは不安です。
優良なモータース選びのポイントは車検見積の依頼に出向いて、スタッフの応対や、整備工場、事務所の状態から、ある程度判断できます。
そんな事も電話で伝えながら、手間はかかりますが、モータースを探して見積を依頼しに出向いてみてはどうかと勧め、自宅近隣の道路沿いや、日ごろ車で移動している時に、何台もの整備車両が入っている、モータースがないか尋ねましたが、記憶にない様子です。
相談者の自宅の近くには商店街もあるので、モータースだってありそうですし、その前を行き来しているはずですが、車の整備に疎い方だと整備工場なんて目に入らないのかもしれません。
仕方がないので近隣のモータースを探して、もし見つからなければ車検のWEB予約サイトの利用を検討してみてはどうかとアドバイスしました。
車検予約サイトで手軽に車検予約
後日、今回の相談者は、別の日産ディーラーに見積依頼したそうです。ところが残念ながら、そのディーラーでは、しばらく代車が用意できないので後ほど電話すると言われたようでした。
その日は待っていたのに連絡がなく、翌日も連絡がなかったので、思い切って車検予約サイトを利用してみた、と連絡をくれました。
車検整備工場を探したのは、ホリデー車検
と【楽天車検】
でした。
はじめてだったので、2か所で探して、すぐ近くのモータースが見つかったホリデー車検
で依頼したようです。
整備工場数は【楽天車検】
の方が多いようですが、近隣のモータースの方が安心できます。
連絡をくれた数日後、車検が完了し夕方には日産マーチが納車され、その後、参考までに請求書がメールで送られてきました。

車検整備と不具合箇所のみ整備されたシンプルな項目です。
車検の基本料金が2万円、車検代行料が8000円なので、良心的な車検料金でしょう。
今回の追加整備で気になるのが、ブレーキローターの研磨です。
依頼したモータースの説明では、かなり錆が出ていたようで請求書に写真を添付してあったようです。
この日産マーチは、昨年東北の大学を卒業した娘さんが6年ほど乗っていたそうで、下回りは凍結防止剤による錆が結構でているようなので、ブレーキローターも錆びてしまったのかもしれない、と納得されたようでした。
請求額としては、ローター研磨関連に2万円ほどの費用が計上されていて、ブレーキローターを脱着しているのに、パッド交換の費用も計上されています。
整備の流れをイメージすると、ついでにパッド交換できますが、ブレーキフルード交換を含めての整備費用と考えれば仕方ありません。
細かく見ると、整備費用や部品価格に気になる点がありますが、次回の車検費用は、ブレーキローターやパッド、ベルト類の交換が不要でしょうし、10万円程度で収まりそうなので、標準的な車検整備料金と言えるでしょう。
さて、ホリデー車検
の車検予約サイトを見ると、車検の見積は個別に行わないようで、ホームページに車検の基本料金が提示されています。
基本車検料金がかなり安い設定ですが、この料金は、何も追加整備がなければの価格なので注意が必要です。
基本車検料金には、車検項目の点検しか含まれていないので、車検時に定期交換が必要な、LLCやブレーキフルード、オイル交換などを行えば追加整備になりますし、走行距離によってブレーキパッドやベルト類、エアフィルターなどの交換も必要な場合があります。
追加整備費用は、標準的な劣化消耗府品のみなら、2万円〜5万円ほどの追加で済みますが、ブレーキパッドやベルト、フィルターなどを交換する場合、さらに2万円〜5万円ほどの費用がかかります。
追加整備は、車種によって部品代や整備費用が異なるので、一般的に小型車が安く、大型車が高くなります。
その他にも、車を使用していて気づかなくても、オイル漏れやマフラーからの排気漏れなどがあると、修理が必要ですし、エンジンやミッション、サスペンションに不具合があれば、10万円を超える修理費が必要になる事も珍しくありません。
今回の日産マーチの車検では、LLCやブレーキ関連、ベルト、オイル類などの追加整備が発生していますので、14万円を超えていますが、整備内容を考えると標準的な車検整備一式の費用だといえます。
車検整備は車検の基本料金の他、追加整備が必要になるので、車検予約サイトを利用する場合、ホームページの基本車検料金を比較するのではなく、できるだけ近くに整備工場が見つかるサイトを利用する事をオススメします。
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車は走行距離が57000kmほどの、特に不具合のない日産マーチで、7年3回目の車検です。
数日前、車検見積のために日産ディーラーに出かけ、一通りマーチをチェックしてもらったそうですが、本日見積書が届き、20万円を超える車検見積に仰天し相談の電話をかけてきました。
確かに20万円の車検整備見積は、安い金額ではありませんが、もしタイヤ交換時期だったり、エンジンやミッションに不具合があると、相応の部品交換が必要になります。車検を通すために、かなりの追加整備が発生すると、場合によっては、20万円以上かかる事もあるので、念のため、届いた車検見積書を送信してもらいました。
その後メールで見積書が到着し、整備内容を確認したところ、特に不具合修理の項目は見当たりません。
それより車検整備の項目と思われる「メンテナンスパック18長得車検付」という、項目ごとの単価不明の一式5万円を超える車検費用と、車検に不要な整備が計上されているのが気になりました。
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日産ディーラーで車検見積を依頼すると、車検後2年間のオイルやフィルター交換、12か月点検をセットした割高なパック料金を提示するのが一般的なのかどうかがわかりませんが、こんなメンテナンスパックは前払いの不要な整備です。
それだけでなく、不具合を感じていないエアコンの清掃やキーレス電池交換、まだ拭き残しの気にならないワイパー交換など、車検で必須とならないオプション整備を、日産ディーラーのお勧めメンテナンスとして車検の見積に加えるのは、車検に不要な整備の上乗せで、売上増を目論む日産ディーラーの過剰整備見積だと言わざるを得ません。

相談者は、車検見積の疑問点をディーラーに問い合わせて、不要な整備を計上した事を知り、そのディーラーが信用できなくなったようです。
そして車検はよそに依頼するので、他の日産ディーラーにも見積を依頼すると言い出しました。
ここまでが前回の概要です。前回の経緯は、こちらをクリックするとページが開きます。
車検見積はディーラーだけじゃなく近隣のモータースにも依頼
車検を依頼しようとしているのに、車検とは関係のない不要な整備を、なぜ日産ディーラーが見積計上したのか謎ですが、こんな見積書が届いたら日産ディーラーを信用できなくなります。
不要整備で売上増を企むようなディーラーと、見積内容を交渉して、適切な価格で車検を依頼しようなんて気になるはずもなく、他の日産ディーラーに車検を依頼しようと思うのは当然です。
相談者は、他の日産ディーラーに見積を依頼する事にしましたが、こんな見積を目にしてしまうと、この地域の自動車メーカー系ディーラーでは、同じような水増し整備が普通に行われているのではないか不安になります。
そこで、ディーラーだけでなく、近隣のモータースにも車検見積を依頼してみてはどうかとアドバイスしました。
たぶんモータースなら不要な整備をしないはずですし、次回以降の車検入庫を獲得するために、余分な費用を請求されないからです。
ですが今回の相談者は、近隣のモータースを知らないようで、さらに、あれこれ余談や雑談をしていると、どうやら街角のモータースの整備品質が日産ディーラーより劣ると思っている感じがしました。
雑談を交わしていて、車検に出すならディーラーの整備が最も優れていると、相談者が信じ切っている印象を受けたのです。
確かに街角のモータース選びは簡単じゃありません。良心的で技術力の優れた整備工場なら、ディーラーより早く確実な整備が割安価格で依頼できます。その一方で雑な整備の工場があるのも事実です。
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連絡をくれた数日後、車検が完了し夕方には日産マーチが納車され、その後、参考までに請求書がメールで送られてきました。

車検整備と不具合箇所のみ整備されたシンプルな項目です。
車検の基本料金が2万円、車検代行料が8000円なので、良心的な車検料金でしょう。
今回の追加整備で気になるのが、ブレーキローターの研磨です。
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この日産マーチは、昨年東北の大学を卒業した娘さんが6年ほど乗っていたそうで、下回りは凍結防止剤による錆が結構でているようなので、ブレーキローターも錆びてしまったのかもしれない、と納得されたようでした。
請求額としては、ローター研磨関連に2万円ほどの費用が計上されていて、ブレーキローターを脱着しているのに、パッド交換の費用も計上されています。
整備の流れをイメージすると、ついでにパッド交換できますが、ブレーキフルード交換を含めての整備費用と考えれば仕方ありません。
細かく見ると、整備費用や部品価格に気になる点がありますが、次回の車検費用は、ブレーキローターやパッド、ベルト類の交換が不要でしょうし、10万円程度で収まりそうなので、標準的な車検整備料金と言えるでしょう。
さて、ホリデー車検

基本車検料金がかなり安い設定ですが、この料金は、何も追加整備がなければの価格なので注意が必要です。
基本車検料金には、車検項目の点検しか含まれていないので、車検時に定期交換が必要な、LLCやブレーキフルード、オイル交換などを行えば追加整備になりますし、走行距離によってブレーキパッドやベルト類、エアフィルターなどの交換も必要な場合があります。
追加整備費用は、標準的な劣化消耗府品のみなら、2万円〜5万円ほどの追加で済みますが、ブレーキパッドやベルト、フィルターなどを交換する場合、さらに2万円〜5万円ほどの費用がかかります。
追加整備は、車種によって部品代や整備費用が異なるので、一般的に小型車が安く、大型車が高くなります。
その他にも、車を使用していて気づかなくても、オイル漏れやマフラーからの排気漏れなどがあると、修理が必要ですし、エンジンやミッション、サスペンションに不具合があれば、10万円を超える修理費が必要になる事も珍しくありません。
今回の日産マーチの車検では、LLCやブレーキ関連、ベルト、オイル類などの追加整備が発生していますので、14万円を超えていますが、整備内容を考えると標準的な車検整備一式の費用だといえます。
車検整備は車検の基本料金の他、追加整備が必要になるので、車検予約サイトを利用する場合、ホームページの基本車検料金を比較するのではなく、できるだけ近くに整備工場が見つかるサイトを利用する事をオススメします。
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2020年10月20日
【車検見積】マーチが20万円!これって過剰整備じゃない?【ディーラー編】
先日、知り合いから電話があり、車検費用の事で相談を受けました。
どうやら、ディーラーに車検の見積を依頼したところ、20万円を超える見積書が届いて、慌てて電話をかけてきたようでした。
この方は車に関心があるけど整備に詳しくないようで、DIYで行うのは工具不要なワイパー交換やウィンドウの撥水コートくらいでしょうか?
車検見積を見ても、整備内容に疑問があるのではなく、20万円オーバーの合計金額が高すぎると感じている様子でした。
電話で車種や年式、普段使用していて不具合があるのかどうかなどを聞いてみると、走行距離が57000kmほどの特に不具合のない日産マーチで、新車で購入してから7年3回目の車検でした。
さて、車検費用の内訳は、大まかに自賠責や重量税などの諸費用と、車検の基本的な点検費用、劣化消耗した部品交換や故障個所の整備費用ですが、車の使われ方によって交換部品や整備箇所が増えるので、20万円を超える見積が高いか安いかはわかりません。
どんな不具合がみつかったのか、どんな交換部品なのか、どのくらいの交換費用がかかるのか確認する必要があります。

この年式のマーチは、1200ccエンジンでフルタイム4WD、CVTトランスミッションのコンパクトカーで、車検にかかる費用は、税金や保険などの車検諸費用に6万円ほど、車検の点検整備が3万円ほどで収まるので、追加整備がなければ10万円前後で車検を通せます。
もちろん追加整備が発生しない事は稀で、点検によって、劣化や消耗など交換時期の部品が見つかれば、安全な走行と車の性能を維持するために部品の交換や整備が必要になります。
走行6万キロ程度のマーチなら、せいぜい交換部品はブレーキパッドとベルト類、オイル類くらいでしょうか。これらの部品を交換しても、合計15万円くらいに収まりそうです。
20万円を超える車検見積が届いたとなると、何らかの不具合があったのかもしれません。
普通に使用していて異常を感じていないようですし、走行距離が6万キロ程度なので、大きな故障はなさそうですが、タイヤ交換時期だったり、気づかないうちに4WDやCVTの機能のトラブルやオイル漏れがあると、部品のASSY交換やガスケット交換が必要になって、部品代や整備費用が数万円単位で追加になります。
今回の車検見積は、ディーラーに車を持ち込んで依頼したそうなので、運転していても気づかないような不具合をディーラーの整備士が見つけたのかもしれません。
どんな追加整備があるのか見積書の整備内容を電話で詳しく聞いてみましたが、口頭ではなかなか正確に伝わりません。
相談を受けた以上、的確にアドバイスをしたいので、まずは見積書を送ってもらうことにしました。
ディーラーの車検見積は適正なのか?
電話を切ってしばらくすると見積書がメールで届きました。
さっそくファイルを開いてみると見積書が2枚あって、かなり多くの項目が並んでいます。やはり何らかの不具合があるのかもしれません。

見積書を見て、真っ先に気になったのが、単価が提示されていない点検項目の羅列でした。
この点検や診断が、車検の基本点検だと思いますが、いくつもの項目が単価不明のまま並んでいます。
疑問に感じたのがその金額です。
作業内容・使用部品名という欄に、10行を超える作業や部品名が並び、それぞれの単価を提示せず、メンテナンスパック一式として5万円を超える金額が計上されています。
メンテナンスパック一式には、オイルとフィルターの交換と、なぜかホイールキャップとロックナットもそれぞれ1点ずつの部品が含まれているようですが、1200ccの日産マーチの基本的な車検整備に、5万円以上の費用が提示されているのに少々驚きました。
またブレーキの項目で交換部品の代金以外に交換作業料として、フルード交換やブレーキの清掃・給油、パッド交換でそれぞれ費用が計上されていますが、フルードの交換とブレーキの清掃や給油を行うのなら、パッドを外すはずです。どうせパッドを外すのなら、パッド交換の費用なんて計上しなくても良さそうな気がします。
その他にもエンジンリフレッシュという整備に1万円以上、ワイパーやキーレスのバッテリ交換、エアコン洗浄などの費用が2万円ほど計上されています。
これらは車検とは関係のない整備なので依頼しなければ普通は行わないはずです。依頼したのでしょうか?

こんな見積書を見ると、いろんな事を推測しがちです。
なぜ車検に関係のない、エアコン清掃やキーレス電池交換などが計上されたのかといえば、依頼があったから追加するのが普通です。
でも車検に不要なオプション整備を、もし依頼したのなら、見積額がその分高額になる事を想定しているはずです。
売上増を狙うディーラーの策略か?車の整備に疎い依頼者が勘違いして依頼したのか?いろんな憶測が交錯しますが、見積書を確認して整備内容が把握できたので、折り返し電話をかけて、メンテナンスパックの件や、車検と無縁な整備を依頼したのかどうか、個々の金額が多少割高な事などを伝えました。
案の定、車検に不要な整備は依頼していないようでしたが、ディーラーでの雑談で、エアコンの効きが悪いとか雨の日の視界が悪い、ドアロックが効かない事があるといった会話があって、サービススタッフが気を利かせて整備を追加したのかもしれません。まずはディーラーに問い合わせて、整備の詳細を確認する事と、依頼したい整備内容のすり合わせをした方が良い事を伝えました。
車検整備にエアコン洗浄やワイパー交換は不要?
毎回ユーザー車検を受けていると、なかなか車検の見積なんて見る機会がありません。
電話を切ってから見積書をじっくり眺めて、ユーザー車検前に行っている点検や整備の手間と、見積書に計上されている整備費用を比較してみました。
たとえばブレーキ清掃が5000円以上するとかパッド交換が2000円くらいだとか、5年くらいで交換しているLLCの注入費用が1700円など、作業内容を思い出しながらディーラーの整備費用が高いのか安いのかを考えるのも面白いものです。
JB31Wジムニーシエラは年に2回、夏タイヤとスタッドレスを交換する時、ついでにブレーキの清掃とグリスアップをしますが、これも整備工場に依頼すると結構な費用を請求されるのかもしれません。

数年に1回交換するLLCは、ラジエーターから抜いた後で、ヒーターの配管を外して残っているLLCを抜き取りますが、そこまでして1700円ほどなら高くありません。
LLCの廃棄にも処理費がかかりますし、注入は簡単ですが、なるべく古いLLCを残さずに抜き取ろうとすると、結構手間のかかる作業です。
そんな事を考えているところに、また電話がかかってきました。
すぐにディーラーに問い合わせて詳細を聞いたようです。
まず、5万円を超えるメンテナンスパックは、車検整備に加えて車検後2年間のオイルやフィルターの交換、12か月点検が含まれているサービスでした。
ただ、車検見積を依頼する時に、そんな説明を受けていないし、もちろん依頼もしていないらしく、今回、見積費用の詳細を問い合わせて、はじめて知らされた様子でした。
念のため、日産の公式ホームページで「メンテナンスパック18長得車検付」がどんなものなのかを検索しましたが、そんなサービスは出てきません。
似たようなサービスで、メンテプロパックがありましたが、そのサービスとは違うようです。
「メンテナンスパック18長得車検付」の詳細は不明ですが、車検の基本整備として、約3万円のほかに、車検後2年間のオイル交換と定期点検にかかる、2万円ほどの費用を、前払いで請求するメンテナンスパックという事になります。
依頼してもいないのに、車検に関係のない前払い整備を見積に加えるとは理解に苦しみます。
さらに、エアコン清掃やワイパー交換、キーレス電池交換などは、7年目の車検なので日産ディーラーお勧めのメンテナンスという事で追加したようです。
不具合があったわけでなく、依頼もしていないのに、車検とは無関係な数万円の整備を勝手に追加するとは、まともなビジネスじゃありません。
不要な整備ばかりの、まさに昭和の車検見積です。
その昔は、車検時に過剰な部品交換が定められていて、良心的なモータースでも不具合のない車の車検に15万円以上かかりましたし、ディーラーなどは20万円前後が普通でした。
今の時代に、たとえ割高整備の日産ディーラーだったとしても、不要な整備を加えて20万円前後の車検見積を提示するとは信じられません。しかも車に詳しい方なら、おかしいと感じるエアコンやワイパー、キーレスなど車検と無縁な整備で2万円ほど上乗せしています。
車に無知な女性や高齢者を狙った悪徳商法とまでは言いませんが、良心的な車検見積だとは思えません。
こんな事を街角のモータースが令和の時代に行っていたら、すぐに悪評が立って誰も車検整備の依頼をしなくなるでしょう。
今までの車検にご不満の皆様、ぜひホリデー車検へ!キャンペーン実施中!

電話でディーラーに確認した内容を聞いて、この車検見積から不要な項目を大幅に削除できる事を伝えました。
車検整備のみなら15万円以下に収まるでしょうし、純正部品にこだわらず、第2ブランドパーツを許容すれば、交渉次第で13万円前後に抑えられそうな事、交渉や値引き依頼が不安なら、代理で電話しても構わない事なども伝えました。
ところが、今回の一件で一気に見積依頼した日産ディーラーを信用できなくなったようで、違う日産ディーラーに見積を依頼するといいはじめました。
さてどうなる事やら、少々長くなったので今回はここまで。日産マーチの3回目の車検をどこに依頼したのか、いくらくらいの支払いになったのかは、こちらをクリックして、ご覧ください。→【車検整備】ディーラーとモータースでこんなに費用が違う【過剰整備】クリックするとページが開きます。


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くりっく株365ならフジトミ
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どうやら、ディーラーに車検の見積を依頼したところ、20万円を超える見積書が届いて、慌てて電話をかけてきたようでした。
この方は車に関心があるけど整備に詳しくないようで、DIYで行うのは工具不要なワイパー交換やウィンドウの撥水コートくらいでしょうか?
車検見積を見ても、整備内容に疑問があるのではなく、20万円オーバーの合計金額が高すぎると感じている様子でした。
電話で車種や年式、普段使用していて不具合があるのかどうかなどを聞いてみると、走行距離が57000kmほどの特に不具合のない日産マーチで、新車で購入してから7年3回目の車検でした。
さて、車検費用の内訳は、大まかに自賠責や重量税などの諸費用と、車検の基本的な点検費用、劣化消耗した部品交換や故障個所の整備費用ですが、車の使われ方によって交換部品や整備箇所が増えるので、20万円を超える見積が高いか安いかはわかりません。
どんな不具合がみつかったのか、どんな交換部品なのか、どのくらいの交換費用がかかるのか確認する必要があります。

この年式のマーチは、1200ccエンジンでフルタイム4WD、CVTトランスミッションのコンパクトカーで、車検にかかる費用は、税金や保険などの車検諸費用に6万円ほど、車検の点検整備が3万円ほどで収まるので、追加整備がなければ10万円前後で車検を通せます。
もちろん追加整備が発生しない事は稀で、点検によって、劣化や消耗など交換時期の部品が見つかれば、安全な走行と車の性能を維持するために部品の交換や整備が必要になります。
走行6万キロ程度のマーチなら、せいぜい交換部品はブレーキパッドとベルト類、オイル類くらいでしょうか。これらの部品を交換しても、合計15万円くらいに収まりそうです。
20万円を超える車検見積が届いたとなると、何らかの不具合があったのかもしれません。
普通に使用していて異常を感じていないようですし、走行距離が6万キロ程度なので、大きな故障はなさそうですが、タイヤ交換時期だったり、気づかないうちに4WDやCVTの機能のトラブルやオイル漏れがあると、部品のASSY交換やガスケット交換が必要になって、部品代や整備費用が数万円単位で追加になります。
今回の車検見積は、ディーラーに車を持ち込んで依頼したそうなので、運転していても気づかないような不具合をディーラーの整備士が見つけたのかもしれません。
どんな追加整備があるのか見積書の整備内容を電話で詳しく聞いてみましたが、口頭ではなかなか正確に伝わりません。
相談を受けた以上、的確にアドバイスをしたいので、まずは見積書を送ってもらうことにしました。
ディーラーの車検見積は適正なのか?
電話を切ってしばらくすると見積書がメールで届きました。
さっそくファイルを開いてみると見積書が2枚あって、かなり多くの項目が並んでいます。やはり何らかの不具合があるのかもしれません。

見積書を見て、真っ先に気になったのが、単価が提示されていない点検項目の羅列でした。
この点検や診断が、車検の基本点検だと思いますが、いくつもの項目が単価不明のまま並んでいます。
疑問に感じたのがその金額です。
作業内容・使用部品名という欄に、10行を超える作業や部品名が並び、それぞれの単価を提示せず、メンテナンスパック一式として5万円を超える金額が計上されています。
メンテナンスパック一式には、オイルとフィルターの交換と、なぜかホイールキャップとロックナットもそれぞれ1点ずつの部品が含まれているようですが、1200ccの日産マーチの基本的な車検整備に、5万円以上の費用が提示されているのに少々驚きました。
またブレーキの項目で交換部品の代金以外に交換作業料として、フルード交換やブレーキの清掃・給油、パッド交換でそれぞれ費用が計上されていますが、フルードの交換とブレーキの清掃や給油を行うのなら、パッドを外すはずです。どうせパッドを外すのなら、パッド交換の費用なんて計上しなくても良さそうな気がします。
その他にもエンジンリフレッシュという整備に1万円以上、ワイパーやキーレスのバッテリ交換、エアコン洗浄などの費用が2万円ほど計上されています。
これらは車検とは関係のない整備なので依頼しなければ普通は行わないはずです。依頼したのでしょうか?

こんな見積書を見ると、いろんな事を推測しがちです。
なぜ車検に関係のない、エアコン清掃やキーレス電池交換などが計上されたのかといえば、依頼があったから追加するのが普通です。
でも車検に不要なオプション整備を、もし依頼したのなら、見積額がその分高額になる事を想定しているはずです。
売上増を狙うディーラーの策略か?車の整備に疎い依頼者が勘違いして依頼したのか?いろんな憶測が交錯しますが、見積書を確認して整備内容が把握できたので、折り返し電話をかけて、メンテナンスパックの件や、車検と無縁な整備を依頼したのかどうか、個々の金額が多少割高な事などを伝えました。
案の定、車検に不要な整備は依頼していないようでしたが、ディーラーでの雑談で、エアコンの効きが悪いとか雨の日の視界が悪い、ドアロックが効かない事があるといった会話があって、サービススタッフが気を利かせて整備を追加したのかもしれません。まずはディーラーに問い合わせて、整備の詳細を確認する事と、依頼したい整備内容のすり合わせをした方が良い事を伝えました。
車検整備にエアコン洗浄やワイパー交換は不要?
毎回ユーザー車検を受けていると、なかなか車検の見積なんて見る機会がありません。
電話を切ってから見積書をじっくり眺めて、ユーザー車検前に行っている点検や整備の手間と、見積書に計上されている整備費用を比較してみました。
たとえばブレーキ清掃が5000円以上するとかパッド交換が2000円くらいだとか、5年くらいで交換しているLLCの注入費用が1700円など、作業内容を思い出しながらディーラーの整備費用が高いのか安いのかを考えるのも面白いものです。
JB31Wジムニーシエラは年に2回、夏タイヤとスタッドレスを交換する時、ついでにブレーキの清掃とグリスアップをしますが、これも整備工場に依頼すると結構な費用を請求されるのかもしれません。

数年に1回交換するLLCは、ラジエーターから抜いた後で、ヒーターの配管を外して残っているLLCを抜き取りますが、そこまでして1700円ほどなら高くありません。
LLCの廃棄にも処理費がかかりますし、注入は簡単ですが、なるべく古いLLCを残さずに抜き取ろうとすると、結構手間のかかる作業です。
そんな事を考えているところに、また電話がかかってきました。
すぐにディーラーに問い合わせて詳細を聞いたようです。
まず、5万円を超えるメンテナンスパックは、車検整備に加えて車検後2年間のオイルやフィルターの交換、12か月点検が含まれているサービスでした。
ただ、車検見積を依頼する時に、そんな説明を受けていないし、もちろん依頼もしていないらしく、今回、見積費用の詳細を問い合わせて、はじめて知らされた様子でした。
念のため、日産の公式ホームページで「メンテナンスパック18長得車検付」がどんなものなのかを検索しましたが、そんなサービスは出てきません。
似たようなサービスで、メンテプロパックがありましたが、そのサービスとは違うようです。
「メンテナンスパック18長得車検付」の詳細は不明ですが、車検の基本整備として、約3万円のほかに、車検後2年間のオイル交換と定期点検にかかる、2万円ほどの費用を、前払いで請求するメンテナンスパックという事になります。
依頼してもいないのに、車検に関係のない前払い整備を見積に加えるとは理解に苦しみます。
さらに、エアコン清掃やワイパー交換、キーレス電池交換などは、7年目の車検なので日産ディーラーお勧めのメンテナンスという事で追加したようです。
不具合があったわけでなく、依頼もしていないのに、車検とは無関係な数万円の整備を勝手に追加するとは、まともなビジネスじゃありません。
不要な整備ばかりの、まさに昭和の車検見積です。
その昔は、車検時に過剰な部品交換が定められていて、良心的なモータースでも不具合のない車の車検に15万円以上かかりましたし、ディーラーなどは20万円前後が普通でした。
今の時代に、たとえ割高整備の日産ディーラーだったとしても、不要な整備を加えて20万円前後の車検見積を提示するとは信じられません。しかも車に詳しい方なら、おかしいと感じるエアコンやワイパー、キーレスなど車検と無縁な整備で2万円ほど上乗せしています。
車に無知な女性や高齢者を狙った悪徳商法とまでは言いませんが、良心的な車検見積だとは思えません。
こんな事を街角のモータースが令和の時代に行っていたら、すぐに悪評が立って誰も車検整備の依頼をしなくなるでしょう。
今までの車検にご不満の皆様、ぜひホリデー車検へ!キャンペーン実施中!

電話でディーラーに確認した内容を聞いて、この車検見積から不要な項目を大幅に削除できる事を伝えました。
車検整備のみなら15万円以下に収まるでしょうし、純正部品にこだわらず、第2ブランドパーツを許容すれば、交渉次第で13万円前後に抑えられそうな事、交渉や値引き依頼が不安なら、代理で電話しても構わない事なども伝えました。
ところが、今回の一件で一気に見積依頼した日産ディーラーを信用できなくなったようで、違う日産ディーラーに見積を依頼するといいはじめました。
さてどうなる事やら、少々長くなったので今回はここまで。日産マーチの3回目の車検をどこに依頼したのか、いくらくらいの支払いになったのかは、こちらをクリックして、ご覧ください。→【車検整備】ディーラーとモータースでこんなに費用が違う【過剰整備】クリックするとページが開きます。

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2019年10月30日
JB31WジムニーシエラとJA11ジムニー660のサービスマニュアル
JB31Wジムニーシエラはシンプルなクルマなので、サービスマニュアルが必要になる事は、ほとんどありません。
2002年の暮れにJB31Wジムニーシエラを入手してから、サービスマニュアルを購入しようと思った事が何度かありますが、絶対必要だと感じなかったし、1万円以上したので注文する事はありませんでした。
JB31Wジムニーシエラを入手してから、そろそろ16年になる昨年、転機が訪れました。
数年前からステアリングギアボックスに微量のオイル漏れがあり、しばらく放置していましたが少しずつ酷くなり、駐車スペースにポタリとオイルが落ちるようになったのです。
ステアリングギアボックスのオイル漏れが、これ以上酷くなる前に修理しようと、修理手順を正確に把握するために、仕方なく念願のJB31Wジムニーシエラのサービスマニュアルを入手する事にしました。
15年以上前のJB31Wジムニーシエラ入手当時、印刷されたサービスマニュアルが軽く1万円を越えていた記憶があり、近所の整備工場では全額前金で支払わないと注文できなかったのを覚えています。
その後、純正部品が少しずつ値上がりし、近日中に交換するJB31Wジムニーシエラのヘッドカバーガスケットなんて、数年前1200円程度だったのに、最近では軽く2千円オーバーです。
サービスマニュアルもPDFデータになり、数年前に2万円を超える価格になった事を、いつも通販でパーツを購入しているショップから聞いていました。
サービスマニュアルが2万円を超えると、なかなか手を出せませんが、JB31WジムニーシエラのサービスマニュアルPDF版は、概要や整備、その他の追補版がすべて揃っています。
マイナーチェンジしたJB32Wの追補版も含まれているので、以前のように1冊ずつ購入するより割安です。
余談ですが、マイナーチェンジ後のJB32Wジムニーシエラは、JB31Wと同じG13Bエンジンを搭載していますが、1カム4バルブ化され、マルチポイントインジェクションを採用し高出力で低燃費な上、レスポンス性も向上しているようです。こんなJB32Wの詳細情報も追補版No3でわかります。
少々出費を強いられる、JB31Wジムニーシエラのサービスマニュアル購入は、かなり迷いましたが、いろんな理由を探し出して、絶対必要なんだと無理矢理予算を捻出。意を決して入手しました。
サービスマニュアルの注文時は、こうしたマインドコントロールが功を奏したのか、勢いがありました。今後もJB31Wジムニーシエラに乗り続けるのだからと、昨年のステアリングギアボックスの整備時に腹をくくって、JA11ジムニー660のサービスマニュアル入手も検討したほどです。
JB31Wジムニーシエラは、JA11ジムニー660をベースに1300ccG13Bエンジンを搭載したクルマです。まず輸出車として、サムライという車名でデビューし、その後ジムニーシエラというネーミングで国内販売が開始されたようです。
軽自動車として販売されたジムニー660がベースなので、JB31Wジムニーシエラのサービスマニュアルは、JA11ジムニー660のサービスマニュアルの追補版という位置づけになり、整備手順が簡素化されているかもしれません。
勢いに乗ってしまった当時は、より正確な整備手順の確認のために、JA11ジムニー660のサービスマニュアルも、追加注文した方が間違いないという、暴挙とも思える大盤振舞いをしてしまいました。
これでJB31Wジムニーシエラだけじゃなく、マイナーチェンジ後のJB32Wだって、JA11ジムニー660だって、JA22Wだって、ジムニーの大半の整備は迷う事もなく着手出来ます。あとはやる気だけでしょう。
サービスマニュアルは、修理や整備で絶対に必要じゃありませんが、迷った時に確認できるので無駄な作業が激減し、確実な作業を短時間で行う事ができます。
そのほかにも車の調子がいつもと違う時、原因を探すのにサービスマニュアルが役立ちます。
JB31Wジムニーシエラのサービスマニュアル入手前は、他車の修理書を参考に原因を探していましたが、メーカーが違うからなのか解決せず放置していました。
昨年、JB31WジムニーシエラとJA11ジムニー660のサービスマニュアル入手後は、判断基準や確認方法がわかるので原因に気づく事が増えた気がします。
ジムニーのサービスマニュアル入手前は、他車の修理書を参考にしていたので、JB31Wジムニーシエラのサービスマニュアル入手後、整備手順や方法などの違いに気づく事があり、マニュアルを見比べてみると驚く事があります。
次回、JB31Wジムニーシエラのサービスマニュアルと、トヨタ車の修理書を比較して、気づいた点を紹介します。
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2002年の暮れにJB31Wジムニーシエラを入手してから、サービスマニュアルを購入しようと思った事が何度かありますが、絶対必要だと感じなかったし、1万円以上したので注文する事はありませんでした。
JB31Wジムニーシエラを入手してから、そろそろ16年になる昨年、転機が訪れました。
数年前からステアリングギアボックスに微量のオイル漏れがあり、しばらく放置していましたが少しずつ酷くなり、駐車スペースにポタリとオイルが落ちるようになったのです。
ステアリングギアボックスのオイル漏れが、これ以上酷くなる前に修理しようと、修理手順を正確に把握するために、仕方なく念願のJB31Wジムニーシエラのサービスマニュアルを入手する事にしました。
15年以上前のJB31Wジムニーシエラ入手当時、印刷されたサービスマニュアルが軽く1万円を越えていた記憶があり、近所の整備工場では全額前金で支払わないと注文できなかったのを覚えています。
その後、純正部品が少しずつ値上がりし、近日中に交換するJB31Wジムニーシエラのヘッドカバーガスケットなんて、数年前1200円程度だったのに、最近では軽く2千円オーバーです。
サービスマニュアルもPDFデータになり、数年前に2万円を超える価格になった事を、いつも通販でパーツを購入しているショップから聞いていました。
サービスマニュアルが2万円を超えると、なかなか手を出せませんが、JB31WジムニーシエラのサービスマニュアルPDF版は、概要や整備、その他の追補版がすべて揃っています。
マイナーチェンジしたJB32Wの追補版も含まれているので、以前のように1冊ずつ購入するより割安です。
余談ですが、マイナーチェンジ後のJB32Wジムニーシエラは、JB31Wと同じG13Bエンジンを搭載していますが、1カム4バルブ化され、マルチポイントインジェクションを採用し高出力で低燃費な上、レスポンス性も向上しているようです。こんなJB32Wの詳細情報も追補版No3でわかります。
少々出費を強いられる、JB31Wジムニーシエラのサービスマニュアル購入は、かなり迷いましたが、いろんな理由を探し出して、絶対必要なんだと無理矢理予算を捻出。意を決して入手しました。
サービスマニュアルの注文時は、こうしたマインドコントロールが功を奏したのか、勢いがありました。今後もJB31Wジムニーシエラに乗り続けるのだからと、昨年のステアリングギアボックスの整備時に腹をくくって、JA11ジムニー660のサービスマニュアル入手も検討したほどです。
JB31Wジムニーシエラは、JA11ジムニー660をベースに1300ccG13Bエンジンを搭載したクルマです。まず輸出車として、サムライという車名でデビューし、その後ジムニーシエラというネーミングで国内販売が開始されたようです。
軽自動車として販売されたジムニー660がベースなので、JB31Wジムニーシエラのサービスマニュアルは、JA11ジムニー660のサービスマニュアルの追補版という位置づけになり、整備手順が簡素化されているかもしれません。
勢いに乗ってしまった当時は、より正確な整備手順の確認のために、JA11ジムニー660のサービスマニュアルも、追加注文した方が間違いないという、暴挙とも思える大盤振舞いをしてしまいました。
これでJB31Wジムニーシエラだけじゃなく、マイナーチェンジ後のJB32Wだって、JA11ジムニー660だって、JA22Wだって、ジムニーの大半の整備は迷う事もなく着手出来ます。あとはやる気だけでしょう。
サービスマニュアルは、修理や整備で絶対に必要じゃありませんが、迷った時に確認できるので無駄な作業が激減し、確実な作業を短時間で行う事ができます。
そのほかにも車の調子がいつもと違う時、原因を探すのにサービスマニュアルが役立ちます。
JB31Wジムニーシエラのサービスマニュアル入手前は、他車の修理書を参考に原因を探していましたが、メーカーが違うからなのか解決せず放置していました。
昨年、JB31WジムニーシエラとJA11ジムニー660のサービスマニュアル入手後は、判断基準や確認方法がわかるので原因に気づく事が増えた気がします。
ジムニーのサービスマニュアル入手前は、他車の修理書を参考にしていたので、JB31Wジムニーシエラのサービスマニュアル入手後、整備手順や方法などの違いに気づく事があり、マニュアルを見比べてみると驚く事があります。
次回、JB31Wジムニーシエラのサービスマニュアルと、トヨタ車の修理書を比較して、気づいた点を紹介します。
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2019年10月06日
セルモーターが回らない!JA11やJB31Wジムニーシエラのカチカチ病はパルス充電で解決!
もう1年ほど前になりますが、JB31Wジムニーシエラのセルが、ときどきカチ!カチ!と回らなくなりました。
何度かキーを捻ると、セルが回りエンジンがかかるのですが、JB31Wジムニーシエラに乗り込んで、最初にキーを捻った時にカチ!カチ!となると、出先で動けなくならないか、一抹の不安を抱えて走り出す事になります。
気分良く出かけるために、この症状を何とかしようと、昨年バッテリーを充電しました。
その後、1年ほど経過しますが、セルのカチ!カチ!が発生しません。ひょっとするとJA11やJB31Wジムニーシエラの持病、カチカチ病の解決策は、バッテリー充電なのかもしれません。
パルス充電でバッテリーが復活
JA11やJB31Wジムニーシエラのセルモーターがカチ!カチ!と回らなくなるのは、バッテリーの劣化が主な原因でしょう。
7年ほど前にセルがカチ!カチ!と回らなくなった時、バッテリーを交換したら、セル1発で始動するようになりましたから。
ただ、JB31Wジムニーシエラのように、初度登録から25年経過した車両の場合、セルスイッチや配線などが相応に劣化してますから、バッテリーの性能が多少低下したあたりで、カチ!カチ!と回らなくなる場合があります。
まだバッテリー寿命じゃないのに、セルがカチ!カチ!回らなくなったからと、バッテリーを交換するのもばかばかしいので、セルモータースイッチにリレーを増設させる方法で、セルのカチ!カチ!を解消させる方も多いようです。
昨年、JB31Wジムニーシエラのセルがカチ!カチ!と回らなくなった時、リレーの増設を検討しましたが、抜本的な解決策じゃないように思えました。
リレーを増設すると、セルモーターのスイッチまでの配線が最短になるので、一時的にセルのカチ!カチ!は無くなるのでしょうが、バッテリー性能がさらに低下した時、カチ!カチ!が再発しそうな気がします。
出費がかさむので少々迷いましたが、やはり今後の事も考えて、JB31Wジムニーシエラのセルのカチ!カチ!対策は、リレー増設ではなく、バッテリー性能を復活させるパルス充電を試してみる事にしました。
バッテリーのパルス充電を試そうと思ったきっかけは、JB31Wジムニーシエラに匹敵する古い車に乗っている、知り合いの方からのアドバイスでした。
その方は、DIYで車のほとんどの整備をされるので、ときどき、ご自宅のガレージに遊びに行って、JB31Wジムニーシエラの整備を手伝っていただく事があります。
昨年伺った時、JB31Wジムニーシエラのセルのカチ!カチ!症状を相談したら、同様の症状を経験されていて、パルス充電という方法を教えてくれました。
その方は、定期的にパルス充電しながら、バッテリーを10年以上使い続けるようで、その間セルのカチ!カチ!は発症せず、バッテリーが完全に劣化し交換する、15年くらいまでセル1発でエンジン始動できているそうです。
どうやら、パルス充電はバッテリーの性能を復活させる事が出来るようで、定期的にバッテリーをパルス充電する事で、新品時の性能を長期間維持できると教えてくれました。
信用できる方なので、間違いない事はわかっていましたが、念のためパルス充電について調べ、本当にバッテリーの性能を復活させ、性能を長期間維持できる事がわかったので、その後パルス充電器を購入しました。
ジムニーの必需品!高性能パルス充電器
今まで車のバッテリーを充電するのは、夜ルームランプを消し忘れてバッテリーが上がった時くらいで、定期的に充電する事はありませんでした。
通常、車のバッテリー充電はオルタネータまかせで使い続け、だいたい7年くらいで、劣化を感じたら交換していました。
もし、JB31Wジムニーシエラのセルがカチ!カチ!と回らなくなった時、ACデルコバッテリーのインジケーターが交換時期を示していたら、バッテリー交換していたかもしれません。

昨年JB31Wジムニーシエラのセルがカチ!カチ!回らなくなった時、ACデルコのバッテリーインジケーターは、まだ交換サインが出ていませんでした。だからバッテリーを交換する気にはなりません。
ただ6年ほどACデルコを使用していたので、放電して多少性能が低下しているかもしれません。とりあえず手持ちの古い充電器で充電してみますが、うまく充電できないのかセルのカチ!カチ!が改善されません。
そこで、知り合いの方のアドバイスを参考に、パルス充電を試す事にしました。
パルス充電器を購入後、すぐにJB31WジムニーシエラのACデルコバッテリーを充電してみました。

充電時間は、1時間ほどだったと思いますが、充電完了後、ACデルコをJB31Wジムニーシエラに装着すると、充電直後だからという事もあって、セル1発でエンジンが始動します。
この時は、しばらくしたら、セルのカチ!カチ!が再発しないか、多少不安がありました。ところが、その後ずっとセル1発で始動しています。
パルス充電後の真冬にスノボに何度か出かけましたが、氷点下でも以前のように普通にセル1発でエンジンが始動しました。
さらに昨年の夏の猛暑の時期に発症したセルのカチ!カチ!症状ですが、今年の真夏、昨年同様の35℃以上の気温時でも、普通にセル1発でエンジンが始動しています。
本当に信じられませんが、昨年の今頃、たった1回パルス充電を行っただけで、その後ほぼ1年間、セル1発で始動し、カチ!カチ!がまったく発症していません。
パルス充電器の事を教えてくれた、知り合いの方は、だいたい1年に1回充電しているようです。年1回のパルス充電で、バッテリーの新品時に近い性能を、10年以上維持し続けているそうです。
やはり、バッテリーをより長く使い続けるのなら、予防的に年1回パルス充電した方が、安心かもしれません。
JB31WジムニーシエラのACデルコを充電した充電器は、オメガプロ製ですが、同じ性能の充電器がACデルコから販売されています。
JA11やJB31Wジムニーシエラに長く乗るなら、パルス充電器が必需品なのかもしれません。
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何度かキーを捻ると、セルが回りエンジンがかかるのですが、JB31Wジムニーシエラに乗り込んで、最初にキーを捻った時にカチ!カチ!となると、出先で動けなくならないか、一抹の不安を抱えて走り出す事になります。
気分良く出かけるために、この症状を何とかしようと、昨年バッテリーを充電しました。
その後、1年ほど経過しますが、セルのカチ!カチ!が発生しません。ひょっとするとJA11やJB31Wジムニーシエラの持病、カチカチ病の解決策は、バッテリー充電なのかもしれません。
パルス充電でバッテリーが復活
JA11やJB31Wジムニーシエラのセルモーターがカチ!カチ!と回らなくなるのは、バッテリーの劣化が主な原因でしょう。
7年ほど前にセルがカチ!カチ!と回らなくなった時、バッテリーを交換したら、セル1発で始動するようになりましたから。
ただ、JB31Wジムニーシエラのように、初度登録から25年経過した車両の場合、セルスイッチや配線などが相応に劣化してますから、バッテリーの性能が多少低下したあたりで、カチ!カチ!と回らなくなる場合があります。
まだバッテリー寿命じゃないのに、セルがカチ!カチ!回らなくなったからと、バッテリーを交換するのもばかばかしいので、セルモータースイッチにリレーを増設させる方法で、セルのカチ!カチ!を解消させる方も多いようです。
昨年、JB31Wジムニーシエラのセルがカチ!カチ!と回らなくなった時、リレーの増設を検討しましたが、抜本的な解決策じゃないように思えました。
リレーを増設すると、セルモーターのスイッチまでの配線が最短になるので、一時的にセルのカチ!カチ!は無くなるのでしょうが、バッテリー性能がさらに低下した時、カチ!カチ!が再発しそうな気がします。
出費がかさむので少々迷いましたが、やはり今後の事も考えて、JB31Wジムニーシエラのセルのカチ!カチ!対策は、リレー増設ではなく、バッテリー性能を復活させるパルス充電を試してみる事にしました。
バッテリーのパルス充電を試そうと思ったきっかけは、JB31Wジムニーシエラに匹敵する古い車に乗っている、知り合いの方からのアドバイスでした。
その方は、DIYで車のほとんどの整備をされるので、ときどき、ご自宅のガレージに遊びに行って、JB31Wジムニーシエラの整備を手伝っていただく事があります。
昨年伺った時、JB31Wジムニーシエラのセルのカチ!カチ!症状を相談したら、同様の症状を経験されていて、パルス充電という方法を教えてくれました。
その方は、定期的にパルス充電しながら、バッテリーを10年以上使い続けるようで、その間セルのカチ!カチ!は発症せず、バッテリーが完全に劣化し交換する、15年くらいまでセル1発でエンジン始動できているそうです。
どうやら、パルス充電はバッテリーの性能を復活させる事が出来るようで、定期的にバッテリーをパルス充電する事で、新品時の性能を長期間維持できると教えてくれました。
信用できる方なので、間違いない事はわかっていましたが、念のためパルス充電について調べ、本当にバッテリーの性能を復活させ、性能を長期間維持できる事がわかったので、その後パルス充電器を購入しました。
ジムニーの必需品!高性能パルス充電器
今まで車のバッテリーを充電するのは、夜ルームランプを消し忘れてバッテリーが上がった時くらいで、定期的に充電する事はありませんでした。
通常、車のバッテリー充電はオルタネータまかせで使い続け、だいたい7年くらいで、劣化を感じたら交換していました。
もし、JB31Wジムニーシエラのセルがカチ!カチ!と回らなくなった時、ACデルコバッテリーのインジケーターが交換時期を示していたら、バッテリー交換していたかもしれません。

昨年JB31Wジムニーシエラのセルがカチ!カチ!回らなくなった時、ACデルコのバッテリーインジケーターは、まだ交換サインが出ていませんでした。だからバッテリーを交換する気にはなりません。
ただ6年ほどACデルコを使用していたので、放電して多少性能が低下しているかもしれません。とりあえず手持ちの古い充電器で充電してみますが、うまく充電できないのかセルのカチ!カチ!が改善されません。
そこで、知り合いの方のアドバイスを参考に、パルス充電を試す事にしました。
パルス充電器を購入後、すぐにJB31WジムニーシエラのACデルコバッテリーを充電してみました。

充電時間は、1時間ほどだったと思いますが、充電完了後、ACデルコをJB31Wジムニーシエラに装着すると、充電直後だからという事もあって、セル1発でエンジンが始動します。
この時は、しばらくしたら、セルのカチ!カチ!が再発しないか、多少不安がありました。ところが、その後ずっとセル1発で始動しています。
パルス充電後の真冬にスノボに何度か出かけましたが、氷点下でも以前のように普通にセル1発でエンジンが始動しました。
さらに昨年の夏の猛暑の時期に発症したセルのカチ!カチ!症状ですが、今年の真夏、昨年同様の35℃以上の気温時でも、普通にセル1発でエンジンが始動しています。
本当に信じられませんが、昨年の今頃、たった1回パルス充電を行っただけで、その後ほぼ1年間、セル1発で始動し、カチ!カチ!がまったく発症していません。
パルス充電器の事を教えてくれた、知り合いの方は、だいたい1年に1回充電しているようです。年1回のパルス充電で、バッテリーの新品時に近い性能を、10年以上維持し続けているそうです。
やはり、バッテリーをより長く使い続けるのなら、予防的に年1回パルス充電した方が、安心かもしれません。
JB31WジムニーシエラのACデルコを充電した充電器は、オメガプロ製ですが、同じ性能の充電器がACデルコから販売されています。
JA11やJB31Wジムニーシエラに長く乗るなら、パルス充電器が必需品なのかもしれません。
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2019年02月12日
ステアリングギアBOXオイル漏れ整備はピットマンアーム取外しがポイント
JB31Wジムニーシエラのパワーステアリングが、じわじわ重くなりました。不具合の原因はパワステギアBOXからのオイル漏れです。
リザーバータンクのパワーステアリングフルードは、レベルゲージのミニマム未満にまで抜けていました。

ここまでオイルが抜けてしまったのには驚きですが、JB31Wジムニーシエラ入手後、エンジンオイルとブレーキ関連のメンテナンス以外、あまり気にせず15年ほど乗りっぱなしで、パワステの効きが悪くなるまで、パワーステアリングフルードの点検なんてした事が無かったのです。
応急処置として、パワーステアリングフルードと同等品質のDEXRON II規格に相当するATFを補充すると、パワステが元通り驚くほど軽く作動するようになりました。
パワステギアBOXからのオイル漏れはじわじわ微量なので、気にならない程度ですが、放置するわけにはいきません。
時間を見つけてオイルシールを交換する事にします。まずは交換手順をインターネットで調べてみると、パワステギアBOXオイル漏れ修理以外で使う事のなさそうな、ピットマンアームプーラーやサイズの大きなレンチなどを用意しなければならない事がわかりました。
今後のJB31Wジムニーシエラのメンテナンスで、たぶん2度と使わないだろう専用ツールを用意してまで、オイル漏れ整備を行うより、整備工場に依頼した方が良いかもしれません。多少の費用がかかりますがツール代を差し引くと大した請求にならないでしょう。
もし、スズキのディーラーあるいは整備工場にステアリングギアBOXオイル漏れの修理を依頼したら、いったいどのくらいの費用がかかるのだろうと、近所のスズキのディーラーに概算費用を聞いてみました。
ディーラーから連絡で驚きの見積を告げられます。いくら概算でも信じられない費用に驚きです。
概算費用の算出を依頼したのは、単なるステアリングギアBOXのオイル漏れの修理です。修理内容としてはオイルシールの交換でしょう。パーツ代なんて数百円。工賃込みでもせいぜい1万円前後が妥当です。納得出来ず、詳細を聞いてみると意外な事実を教えてくれました。
JA11ジムニーやJB31Wジムニーシエラの標準的な整備では、ステアリングギアBOXからオイル漏れがあった場合、ギアBOXのオイルシールを交換して修理する事が出来ないというのです。
今回のJB31Wジムニーシエラのように、オイルシールの摩耗でオイル漏れが発生した場合、ステアリングギアBOXのASSY交換でオイル漏れを修理する事になるのです。信じられませんが本当です。
100歩譲ってパーツ代が安価なら、ASSY交換でも検討しますが、JA11ジムニーにしろJB31Wジムニーシエラにしろ、パワステギアBOXのASSY価格が、10万円を軽く突破するようです。気軽に依頼出来ません。
もちろん高額なパーツ代だけじゃなく、脱着作業も少々手間がかかり数万円の工賃となるようです。車検時に修理を依頼すると数十万円の請求書が届くでしょう。
念のためステアリングギアBOX周辺のパーツリストを確認すると、パーツ品番があるのはアームやボルト、ピン、ナットくらいです。オイルシールなどギアBOX内部のパーツは品番がありません。

確かに、ステアリングギアBOXをオーバーホールして、万一トラブルがあると事故が起きる危険があります。だから不用意に分解させない方が良いのは間違いありません。
だけどオイル漏れだけでASSY交換というのは、オイルシールの消耗だけで、ステアリングギアBOXを交換する事になります。
重要部品なので頑丈に作られているステアリングギアBOXなんて、そう簡単に壊れるパーツじゃ無いはずです。オイルシールくらいパーツ供給してくれても良さそうだ。と思っていました。
ところがインターネットで、片っ端からステアリングギアBOXオイル漏れの修理法を調べてみたら、ピットマンアームの固定部から見えているオイルシールを交換するだけじゃダメなんですね。
どうやら、ステアリングギアBOXには、内部と外部の2か所にオイルシールが装着されているようで、目視できる外部のオイルシールは、ステアリングギアBOXを取外す事なく交換出来ますが、内部のオイルシールを交換する場合は、ギアBOXを分解しなきゃならないようです。
手順は簡単そうですが、ステアリンギアBOXに万一トラブルが起きると、重大な事故を起こす危険があります。リスク回避のためにASSY交換となっているのかもしれません。
一番手軽な、外側のオイルシール交換の落し穴
パワステギアBOXのオイル漏れを修理しようと、ネット上の情報を探していると、JA11では定番のパワステギアBOXのオイル漏れは、かなりのJA11で発生しているようです。
JA11ジムニーの整備関連の多くのサイトで、外側のオイルシールをを交換する方法を紹介しています。
ネット上で多くの方々が比較的簡単に、半日程度でオイルシールを交換しています。JB31WジムニーシエラもJA11と同じステアリングギアBOXなので、ネット情報を片っ端からチェックして手順を覚えます。
JA11ステアリングギアBOXのオイルシール交換は、車の整備経験が無くても出来そうな、簡単な手順なので、まずはオイルシールを注文して、到着後、手順どおりに作業を開始しました。
購入したオイルシールは、JA11用のステアリングギアBOX用ですが、JB31Wジムニーシエラでも、パワステ一式が同じ型番なので適合します。
今回のステアリングギアBOXオイルシール交換では、ピットマンアームを外す事が出来るかどうかがポイントです。
ピットマンアームを外すには、専用のプーラーを使っている方が多いのですが、とりあえず手元に3本爪のプーラーがガレージの工具箱にあったので、専用プーラーは用意しませんでした。

汎用性のある3本爪プーラーは、可動範囲が大きいのでピットマンアームをガッチリ固定しないと、爪が外れてピットマンアームを外す事ができないようです。
パワステオイル漏れの修理では、ピットマンアーム専用のプーラーで作業した方が簡単です。手元にプーラーが無くて新たに購入する場合、汎用プーラーより専用プーラーを用意した方が確実です。
3本爪のプーラーは、位置の調整に手間がかかりますし、アームの固定も面倒です。ピットマンアーム専用プーラーなら簡単に固定出来るようです。
プーラーの取扱いが多いショップで探せば、使いやすそうなピットマンアームプーラーが手頃な価格で見つけられます。
ピットマンアーム取外しの手順です。まずはピットマンアームの状態をチェックします。

最初にピットマンアームを固定しているボルトを緩めます。
ボルトを緩めるのなら、メガネレンチがあれば良いのですが、こんなサイズのメガネレンチなんて持っている訳がありません。
仕方なく巨大なモンキーレンチで慎重に緩めました。

こんな巨大モンキーを持っているのも普通じゃありませんが、過去に自転車の分解だったと思うのですが、購入し1回使っただけで、今回が2回目の利用だと思います。
ピットマンアーム専用プーラーを用意していないので、3本爪のプーラーでチャレンジします。

まず3本爪プーラーをピットマンアームにしっかり固定します。

そして、レンチで締め上げます。

エンジンルームの隙間から鉄パイプを通し、パイプの先端をピットマンアームに当てて、巨大ハンマーで衝撃を与えます。

バーの長さが足りなかったので、鉄の棒で延長します。
かなりハンマーで衝撃を与えました。かなり粘りました。
アマチュアのガレージ整備で、住宅街に巨大ハンマーを打ちつける音が響きました。それでも、ピットマンアームは外れません。

3本爪のプーラーじゃダメなのでしょうか?
ネットで調べると、同じプーラーでピットマンアームが外れず、専用プーラーを購入した方がいました。
上から打ち込むバーが短い事も、ピットマンアームに衝撃が伝わらず、外れない原因なのかもしれません。
残念ながら、初日は、ここまでの作業で断念しました。
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リザーバータンクのパワーステアリングフルードは、レベルゲージのミニマム未満にまで抜けていました。

ここまでオイルが抜けてしまったのには驚きですが、JB31Wジムニーシエラ入手後、エンジンオイルとブレーキ関連のメンテナンス以外、あまり気にせず15年ほど乗りっぱなしで、パワステの効きが悪くなるまで、パワーステアリングフルードの点検なんてした事が無かったのです。
応急処置として、パワーステアリングフルードと同等品質のDEXRON II規格に相当するATFを補充すると、パワステが元通り驚くほど軽く作動するようになりました。
パワステギアBOXからのオイル漏れはじわじわ微量なので、気にならない程度ですが、放置するわけにはいきません。
時間を見つけてオイルシールを交換する事にします。まずは交換手順をインターネットで調べてみると、パワステギアBOXオイル漏れ修理以外で使う事のなさそうな、ピットマンアームプーラーやサイズの大きなレンチなどを用意しなければならない事がわかりました。
今後のJB31Wジムニーシエラのメンテナンスで、たぶん2度と使わないだろう専用ツールを用意してまで、オイル漏れ整備を行うより、整備工場に依頼した方が良いかもしれません。多少の費用がかかりますがツール代を差し引くと大した請求にならないでしょう。
もし、スズキのディーラーあるいは整備工場にステアリングギアBOXオイル漏れの修理を依頼したら、いったいどのくらいの費用がかかるのだろうと、近所のスズキのディーラーに概算費用を聞いてみました。
ディーラーから連絡で驚きの見積を告げられます。いくら概算でも信じられない費用に驚きです。
概算費用の算出を依頼したのは、単なるステアリングギアBOXのオイル漏れの修理です。修理内容としてはオイルシールの交換でしょう。パーツ代なんて数百円。工賃込みでもせいぜい1万円前後が妥当です。納得出来ず、詳細を聞いてみると意外な事実を教えてくれました。
JA11ジムニーやJB31Wジムニーシエラの標準的な整備では、ステアリングギアBOXからオイル漏れがあった場合、ギアBOXのオイルシールを交換して修理する事が出来ないというのです。
今回のJB31Wジムニーシエラのように、オイルシールの摩耗でオイル漏れが発生した場合、ステアリングギアBOXのASSY交換でオイル漏れを修理する事になるのです。信じられませんが本当です。
100歩譲ってパーツ代が安価なら、ASSY交換でも検討しますが、JA11ジムニーにしろJB31Wジムニーシエラにしろ、パワステギアBOXのASSY価格が、10万円を軽く突破するようです。気軽に依頼出来ません。
もちろん高額なパーツ代だけじゃなく、脱着作業も少々手間がかかり数万円の工賃となるようです。車検時に修理を依頼すると数十万円の請求書が届くでしょう。
念のためステアリングギアBOX周辺のパーツリストを確認すると、パーツ品番があるのはアームやボルト、ピン、ナットくらいです。オイルシールなどギアBOX内部のパーツは品番がありません。

確かに、ステアリングギアBOXをオーバーホールして、万一トラブルがあると事故が起きる危険があります。だから不用意に分解させない方が良いのは間違いありません。
だけどオイル漏れだけでASSY交換というのは、オイルシールの消耗だけで、ステアリングギアBOXを交換する事になります。
重要部品なので頑丈に作られているステアリングギアBOXなんて、そう簡単に壊れるパーツじゃ無いはずです。オイルシールくらいパーツ供給してくれても良さそうだ。と思っていました。
ところがインターネットで、片っ端からステアリングギアBOXオイル漏れの修理法を調べてみたら、ピットマンアームの固定部から見えているオイルシールを交換するだけじゃダメなんですね。
どうやら、ステアリングギアBOXには、内部と外部の2か所にオイルシールが装着されているようで、目視できる外部のオイルシールは、ステアリングギアBOXを取外す事なく交換出来ますが、内部のオイルシールを交換する場合は、ギアBOXを分解しなきゃならないようです。
手順は簡単そうですが、ステアリンギアBOXに万一トラブルが起きると、重大な事故を起こす危険があります。リスク回避のためにASSY交換となっているのかもしれません。
一番手軽な、外側のオイルシール交換の落し穴
パワステギアBOXのオイル漏れを修理しようと、ネット上の情報を探していると、JA11では定番のパワステギアBOXのオイル漏れは、かなりのJA11で発生しているようです。
JA11ジムニーの整備関連の多くのサイトで、外側のオイルシールをを交換する方法を紹介しています。
ネット上で多くの方々が比較的簡単に、半日程度でオイルシールを交換しています。JB31WジムニーシエラもJA11と同じステアリングギアBOXなので、ネット情報を片っ端からチェックして手順を覚えます。
JA11ステアリングギアBOXのオイルシール交換は、車の整備経験が無くても出来そうな、簡単な手順なので、まずはオイルシールを注文して、到着後、手順どおりに作業を開始しました。
購入したオイルシールは、JA11用のステアリングギアBOX用ですが、JB31Wジムニーシエラでも、パワステ一式が同じ型番なので適合します。
今回のステアリングギアBOXオイルシール交換では、ピットマンアームを外す事が出来るかどうかがポイントです。
ピットマンアームを外すには、専用のプーラーを使っている方が多いのですが、とりあえず手元に3本爪のプーラーがガレージの工具箱にあったので、専用プーラーは用意しませんでした。

汎用性のある3本爪プーラーは、可動範囲が大きいのでピットマンアームをガッチリ固定しないと、爪が外れてピットマンアームを外す事ができないようです。
パワステオイル漏れの修理では、ピットマンアーム専用のプーラーで作業した方が簡単です。手元にプーラーが無くて新たに購入する場合、汎用プーラーより専用プーラーを用意した方が確実です。
3本爪のプーラーは、位置の調整に手間がかかりますし、アームの固定も面倒です。ピットマンアーム専用プーラーなら簡単に固定出来るようです。
プーラーの取扱いが多いショップで探せば、使いやすそうなピットマンアームプーラーが手頃な価格で見つけられます。
ピットマンアーム取外しの手順です。まずはピットマンアームの状態をチェックします。

最初にピットマンアームを固定しているボルトを緩めます。
ボルトを緩めるのなら、メガネレンチがあれば良いのですが、こんなサイズのメガネレンチなんて持っている訳がありません。
仕方なく巨大なモンキーレンチで慎重に緩めました。

こんな巨大モンキーを持っているのも普通じゃありませんが、過去に自転車の分解だったと思うのですが、購入し1回使っただけで、今回が2回目の利用だと思います。
ピットマンアーム専用プーラーを用意していないので、3本爪のプーラーでチャレンジします。

まず3本爪プーラーをピットマンアームにしっかり固定します。

そして、レンチで締め上げます。

エンジンルームの隙間から鉄パイプを通し、パイプの先端をピットマンアームに当てて、巨大ハンマーで衝撃を与えます。

バーの長さが足りなかったので、鉄の棒で延長します。
かなりハンマーで衝撃を与えました。かなり粘りました。
アマチュアのガレージ整備で、住宅街に巨大ハンマーを打ちつける音が響きました。それでも、ピットマンアームは外れません。

3本爪のプーラーじゃダメなのでしょうか?
ネットで調べると、同じプーラーでピットマンアームが外れず、専用プーラーを購入した方がいました。
上から打ち込むバーが短い事も、ピットマンアームに衝撃が伝わらず、外れない原因なのかもしれません。
残念ながら、初日は、ここまでの作業で断念しました。
クルマの整備や調整、オイル交換は、近くの整備工場に依頼しましょう!

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