2023年12月11日
ランクル70Vベルト交換【PZJ70Vランドクルーザー】
LLCが漏れているPZJ70Vランドクルーザーから、ラジエーターを取外して、漏れ具合を確認しました。ラジエーターを修理するか?DIYで漏れを止められないか?アッシー交換するか?現在検討中で、ラジエーターを装着するまでエンジンルームがスカスカです。
この状態ならDIY整備がやりやすいので、そろそろ交換時期を迎えるベルト類の交換パーツ一式を注文。まずはタイミングベルトを交換しました。
PZJ70Vランドクルーザーのタイミングベルト交換は比較的カンタンですが、落とし穴もあって、テンションスプリングの脱着に悪戦苦闘。2時間ほどで交換できると思っていましたが、倍以上の時間がかかりました。
タイミングベルトとVベルトの交換を、1日で完了させる予定でしたが、タイミングベルト交換中のスプリング交換に時間がかかり過ぎ、Vベルト交換は翌日のDIY整備になりました。
PZJ70VランドクルーザーのVベルト
昨年、PZJ70Vランドクルーザーの継続車検前にVベルトも点検し、張りが少し甘い気がしましたが、まぁまぁ許容範囲だったので、そのまま車検を通しました。
その後スキー場に出かけた時、微妙なVベルトのキュルキュル音が気になり確認すると、点検した時に比べて、かなり緩んでいました。そのままでも切れる事は無さそうですが、古いベルトなので、もしベルトが空回りしはじめるとバッテリー充電不足になったり、ベルトが一気に劣化しそうです。
DIY整備は帰ってからにするか?迷いましたがベルトのキュルキュル音がドンドン酷くなるような気がして、トラブルを起こす前に道中の路肩でベルト調整する事にしました。
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雪が積もった路肩でアンダーカバーを外し、オルタネータのボルトを緩めましたが、どうしても緩まない固着気味のボルトが1個あって調整を断念。仕方なくスキー場近くの整備工場で調整してもらいました。
16年ほどガレージにずっと停めたままのPZJ70Vランドクルーザーを2年前に始動させてから、はじめて整備工場に依頼したのが、この時のVベルト調整で費用は税別5000円でした。継続車検前の点検で調整しなかったのが悔やまれます。
PZJ70VランドクルーザーのVベルト交換手順
PZJ70VランドクルーザーのVベルトは、いわゆるファンベルトとオルタネーターベルトの2種類あって、ファンベルトはエアコンコンプレッサーだけを、オルタネーターベルトはオルタネーターとウォーターポンプを駆動しています。
万一Vベルトが切れた時、ファンベルトなら走行を続けられますが、オルタネーターとウォーターポンプを駆動しているベルトだと走行不能になります。「どこへでも行き、生きて帰ってこられるクルマ」だから?オルタネーターベルトが2本掛けなのでしょう。
まずはファンベルトを取外しますが、Vベルトを一式交換するので、アンダーカバーを外します。
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ファンベルトだけならエンジンルームの上から作業が出来ますが、オルタネーターベルトの調整や交換時は、アンダーカバーを外さないと作業が出来ません。
ファンベルトのアイドルプーリー固定ボルトを緩め、その上の調整ボルトを緩めるとベルトを外せます。
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ファンベルトの調整や交換は、この2個のボルトだけで作業できます。
外したベルトの状態は、多少テカリがありますが劣化や損傷は無さそうに見えます。
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ファンベルトが外れた状態でオルタネーターベルトを交換します。
エンジンルームの下から、オルタネーター下の固定ボルトを緩めます。
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エンジンルームの上から、オルタネーターベルトの調整ボルトを緩めます。
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調整ボルト横の固定ボルトを緩めます。
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昨年スキー場近くでベルト調整した時、このボルトが固着していてナメてしまいそうだったので、整備工場にベルト調整依頼しました。ボルトの頭が少し削れているので、ボルト交換した方が良いかもしれません。
上下の固定ボルトとテンションを調整するボルトを緩めるとオルタネーターが動くので、エンジン側に移動させてベルトを外します。
外したベルトはファンベルト同様、テカリがありますが劣化や損傷は無さそうです。
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新品のオルタネータベルトを奥から装着します。
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オルタネーターベルトは回転方向が決まっていないので、回転する向きを変えて装着しました。
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新品のファンベルトを装着します。
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3本のベルトの張りを調整します。
ベルト調整は10kgで押して1cmたわむ程度です。日ごろ10kgの米を購入するので、その重さが参考になりました。
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張り調整が完了したら固定ボルトを締めます。アンダーカバーを装着してVベルト交換が完了です。
整備工場では新品ベルトの伸びを想定して、張りを調整する場合もあるようですが、DIY整備では慣らし走行後に再調整した方が安心です。
タイミングベルト交換後のエンジン始動
ベルトの交換が終わったので、ラジエーターを装着してLLC漏れの場所の確認を兼ねてエンジンを始動させ、ベルトの状態を確認します。
タイミングベルトを交換したので、エンジンを始動する時は緊張しました。タイミングベルトの交換時には、タイミングプーリとベルトの位置関係を何度も確認しました。しつこく確認しているので絶対間違いはありませんが、無事にエンジンがかかるかどうか不安でした。
意を決してセルを回し、普段通りエンジンがかかった時は、少しうれしかったし、ほっとしました。
エンジン始動後、ラジエーターの漏れ具合を確認するため、水温が上がるまで回し続けましたが、エアが抜けきっていないのでしょう。この日は漏れを確認できませんでした。
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この状態ならDIY整備がやりやすいので、そろそろ交換時期を迎えるベルト類の交換パーツ一式を注文。まずはタイミングベルトを交換しました。
PZJ70Vランドクルーザーのタイミングベルト交換は比較的カンタンですが、落とし穴もあって、テンションスプリングの脱着に悪戦苦闘。2時間ほどで交換できると思っていましたが、倍以上の時間がかかりました。
タイミングベルトとVベルトの交換を、1日で完了させる予定でしたが、タイミングベルト交換中のスプリング交換に時間がかかり過ぎ、Vベルト交換は翌日のDIY整備になりました。
PZJ70VランドクルーザーのVベルト
昨年、PZJ70Vランドクルーザーの継続車検前にVベルトも点検し、張りが少し甘い気がしましたが、まぁまぁ許容範囲だったので、そのまま車検を通しました。
その後スキー場に出かけた時、微妙なVベルトのキュルキュル音が気になり確認すると、点検した時に比べて、かなり緩んでいました。そのままでも切れる事は無さそうですが、古いベルトなので、もしベルトが空回りしはじめるとバッテリー充電不足になったり、ベルトが一気に劣化しそうです。
DIY整備は帰ってからにするか?迷いましたがベルトのキュルキュル音がドンドン酷くなるような気がして、トラブルを起こす前に道中の路肩でベルト調整する事にしました。
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雪が積もった路肩でアンダーカバーを外し、オルタネータのボルトを緩めましたが、どうしても緩まない固着気味のボルトが1個あって調整を断念。仕方なくスキー場近くの整備工場で調整してもらいました。
16年ほどガレージにずっと停めたままのPZJ70Vランドクルーザーを2年前に始動させてから、はじめて整備工場に依頼したのが、この時のVベルト調整で費用は税別5000円でした。継続車検前の点検で調整しなかったのが悔やまれます。
PZJ70VランドクルーザーのVベルト交換手順
PZJ70VランドクルーザーのVベルトは、いわゆるファンベルトとオルタネーターベルトの2種類あって、ファンベルトはエアコンコンプレッサーだけを、オルタネーターベルトはオルタネーターとウォーターポンプを駆動しています。
万一Vベルトが切れた時、ファンベルトなら走行を続けられますが、オルタネーターとウォーターポンプを駆動しているベルトだと走行不能になります。「どこへでも行き、生きて帰ってこられるクルマ」だから?オルタネーターベルトが2本掛けなのでしょう。
まずはファンベルトを取外しますが、Vベルトを一式交換するので、アンダーカバーを外します。
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ファンベルトだけならエンジンルームの上から作業が出来ますが、オルタネーターベルトの調整や交換時は、アンダーカバーを外さないと作業が出来ません。
ファンベルトのアイドルプーリー固定ボルトを緩め、その上の調整ボルトを緩めるとベルトを外せます。
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ファンベルトの調整や交換は、この2個のボルトだけで作業できます。
外したベルトの状態は、多少テカリがありますが劣化や損傷は無さそうに見えます。
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ファンベルトが外れた状態でオルタネーターベルトを交換します。
エンジンルームの下から、オルタネーター下の固定ボルトを緩めます。
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エンジンルームの上から、オルタネーターベルトの調整ボルトを緩めます。
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調整ボルト横の固定ボルトを緩めます。
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昨年スキー場近くでベルト調整した時、このボルトが固着していてナメてしまいそうだったので、整備工場にベルト調整依頼しました。ボルトの頭が少し削れているので、ボルト交換した方が良いかもしれません。
上下の固定ボルトとテンションを調整するボルトを緩めるとオルタネーターが動くので、エンジン側に移動させてベルトを外します。
外したベルトはファンベルト同様、テカリがありますが劣化や損傷は無さそうです。
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新品のオルタネータベルトを奥から装着します。
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オルタネーターベルトは回転方向が決まっていないので、回転する向きを変えて装着しました。
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新品のファンベルトを装着します。
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3本のベルトの張りを調整します。
ベルト調整は10kgで押して1cmたわむ程度です。日ごろ10kgの米を購入するので、その重さが参考になりました。
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張り調整が完了したら固定ボルトを締めます。アンダーカバーを装着してVベルト交換が完了です。
整備工場では新品ベルトの伸びを想定して、張りを調整する場合もあるようですが、DIY整備では慣らし走行後に再調整した方が安心です。
タイミングベルト交換後のエンジン始動
ベルトの交換が終わったので、ラジエーターを装着してLLC漏れの場所の確認を兼ねてエンジンを始動させ、ベルトの状態を確認します。
タイミングベルトを交換したので、エンジンを始動する時は緊張しました。タイミングベルトの交換時には、タイミングプーリとベルトの位置関係を何度も確認しました。しつこく確認しているので絶対間違いはありませんが、無事にエンジンがかかるかどうか不安でした。
意を決してセルを回し、普段通りエンジンがかかった時は、少しうれしかったし、ほっとしました。
エンジン始動後、ラジエーターの漏れ具合を確認するため、水温が上がるまで回し続けましたが、エアが抜けきっていないのでしょう。この日は漏れを確認できませんでした。
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