注文から3日ほどで到着したのが105D31R ヒュンダイ バッテリーです。
エンジン始動で真っ先に必要になるバッテリーですが、ランクル70の車検取得までの予算は20万円です。限られた予算内で高額な交換パーツとなるバッテリー選びが大変でした。
2000ccクラスの乗用車なら、バッテリーはせいぜい1万円くらいまでで買えるので気になりません。7年前にJB31Wジムニーシエラは7000円ほどでACデルコ バッテリーに交換しましたが、ランクル70の1PZエンジンは小型トラック向けのディーゼルエンジンなので24V仕様です。ジムニーに比べると価格の高い大容量のバッテリーが2個必要です。
20年ほど前にランクル70のバッテリーを交換した時は、2個で4万円以上の価格に驚いた記憶がありますが、どのくらい値上がりしているか近所のカーショップなどに探しに行くと、20年前とあまり変わらず1個2万円ほどで販売されていました。想定より安い価格ですが、消費税が加わると軽く45000円の出費です。
ランクル70の車検取得までには相応のパーツ交換が必要になるはずですし、限られた予算内でバッテリーに4万円を超える出費は避けたいので、少しでも安いバッテリーを探す事にして、今まで避けていた海外ブランド品の価格や品質などを調べてみました。
こんな時インターネットの通販サイトが非常に便利です。
実店舗だと在庫が限られるので、品質や性能が信頼できる国産ブランド品しか店頭で購入できませんが、ネット通販なら純正同等の国内や海外の一流ブランド品だけでなく、セカンドブランドや格安ブランド品、再生品などを簡単に探す事が出来ます。
手ごろな品が見つかったら、すぐにメーカーサイトで性能や信頼性なども調べる事もできるので、低予算でも高品質な品を見つける事ができます。
16年ぶりに始動させるランクル70に装着するバッテリーに選んだのがヒュンダイバッテリーです。
純正装着されている75D31Rというタイプは一部の国産ブランドでしか見つけられなかったので、容量が大きめで流用可能な105D31Rにしました。
ヒュンダイバッテリーを選んだのは、世界市場で販売されている自動車メーカーの純正部品というのを決め手にしました。
今まで多少高くても国産ブランドのバッテリーしか使った事が無かったのですが、海外ブランド品でも自動車メーカー純正部品なら優良部品並の性能や耐久性があるはずです。
日本国内であまりヒュンダイ自動車を見かけませんが、調べてみると2019年の販売台数は719万台で世界5位です。4位のGMの771万台に迫る販売台数の自動車メーカー純正部品なので、日本車の第2ブランドと大差ないはずです。JB31Wジムニーシエラに装着して、そろそろ8年経過するトヨタ第2ブランドのACデルコ バッテリーと同等の品質なら、8年以上使い続ける事ができるでしょう。
低価格でも優良品質!海外ブランド自動車バッテリー
105D31R ヒュンダイ バッテリー到着後、あまり参考になりませんが、電圧と容量を測定してみました。
測定といってもバッテリーテスターが無いので、オメガプロにセットして電圧と容量をチェックしてみました。
オメガプロでチェックしているので参考程度ですが、電圧が12.4Vなので新品バッテリーにしては少し低い気がします。
新品を購入したので、フル充電されているはずですが、到着した時点で80%でした。バッテリーは在庫期間が長いと放電するので、この数値は許容範囲かもしれません。
フル充電しようか迷いましたが、新品なのでこのままランクル70に装着する事にして、始動前に燃料を20リットル補給します。
残り10リットルほど入っていますが、16年前に入れた軽油です。本来なら古い軽油を抜き取った方が良さそうですが処理できないので、新しく軽油を追加して古く劣化しているかもしれない軽油を薄めて始動する事にしました。
JB31Wジムニーシエラで近所のセルフスタンドに行って、携行缶に軽油を入れようとすると事務室から係員が飛んできました。どうやらセルフスタンドで車以外に燃料を入れると違反になるようです。。
仕方ないので軽油価格が5円ほど高いフルサービスのガソリンスタンドに行って係員に入れてもらいました。
ガソリン価格が高騰していますが、軽油も少し前のガソリン価格並みに値上がりしています。単価135円ほどの高価な軽油を20リットル携行缶に入れてもらいました。
ガレージに戻ってランクル70に軽油を補給しバッテリーを装着しました。
クランキング前に先日交換したオイルを確認します。レベルゲージには透明なオイルが付着しています。
始動前のオイル交換は正解です。16年ぶりのエンジン始動なのでオイルポンプに不具合があるかもしれませんが、軽くクランキングしてオイルが汚れるかどうかでオイルポンプが正常作動しているかどうか確認できます。
グロープラグが点灯する前に軽くクランキングすれば、燃料ポンプのヒューズを抜かなくてもエンジンは始動しないはずです。数秒のクランキングで止めてオイルの状態をチェックして、オイルポンプの作動確認する事にしました。
16年ぶりのエンジン始動なので燃料も落ちているでしょうし、簡単にはエンジン始動しないでしょう。ひょっとするとエンジン始動しないかもしれません。
そんな期待と不安が入り混じったままランクル70に乗り込んで、グローランプが点灯しないように一気にキーを捻ってみました。
すぐにキーをOFFに戻そうと数秒クランキングしましたが、予想に反してセルを回した途端1PZエンジンが始動しました。意外でした。16年ぶりのクランキングなのに、昨日まで動いていたようなエンジン始動です。
エンジンは始動しましたが、オイルポンプの作動が気になるのでエンジンを止めてオイルをチェックします。
オイルレベルゲージに付着したオイル汚れと、減り具合でオイルポンプの正常作動が確認できました。オイル量が少し減ったのは先日新品交換してオイルが入っていないフィルター内と循環経路に、数秒のクランキングとエンジン始動でオイルが充填されたからでしょう。
オイルを1リットルほど補充して、再びエンジンを始動させ今度は水温が上昇するまでアイドリングを続けます。
16年ぶりのエンジン始動ですが、信じられないほどアイドリングが安定しています。水温が上昇してから空ぶかししましたが、何も不具合を感じません。もう少し苦戦する覚悟だったので、少々あっけにとられてしまったほどです。
久々にエンジンを始動させたので、ランクル70をガレージから外に出して16年間たまったホコリを洗い流しました。
ランクル70の1PZエンジン始動が成功したので、この週末から整備をすすめます。まずはブレーキ関係と下回りのオイル漏れなどをチェックして、大きな不具合がなければ仮ナンバーでテスト走行です。
点検しながら100kmくらいの慣らし走行を行って、ランクル70の状態を確認した方が良さそうです。
16年ぶりに走らせるので予想外の整備が必要になるかもしれませんが、作業が順調にすすめば来月末までに車検取得できるかもしれません。
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