陸運事務所までの道中、微妙な違和感がありましたが、何とか無事に到着。すぐに予備車検に必要な書類を集め印紙類を購入します。
各書類の記入見本を探して、あちこちのコーナーをうろうろしながら15分ほどかかって、受付に書類一式を提出。しばらくして受付が済んでから、書類一式を持ってランクル70で検査コースに向かいました。
ランクル70の予備車検
いよいよ16年ぶりに始動させたランクル70の予備車検に挑む時を迎えました。
最も気になるのが黒煙検査で、ディーゼル車の場合、検査コースに入ると係員による燈火類やワイパー作動などの確認とエンジンやシャシの刻印照合後、オパシメーターによる黒煙検査が待ち受けています。
先週、古いディーゼル車が黒煙検査で車検をパスできない事例が多発している事を知り、16年ぶりに始動したランクル70の排ガスを確認しました。エンジンを暖気してからアクセルを踏み込んでエンジン回転を上げてみると驚くほどの黒煙です。
この排気ガスのまま黒煙検査を受けて基準値をクリアできるのか不安になり、まずはインターネットで黒煙検査の対策を調べまくりました。
いろんな方が燃料調整や吸気系のリフレッシュ、エンジン内のクリーンアップなどで黒煙対策を行っている中、一番手軽で最も多くの方が黒煙検査をパスしたという日産ピットワーク排煙予防剤アンチスモークというケミカル剤をカーショップで見つけたので試しに1本購入。すぐランクル70の燃料タンクに日産ピットワーク排煙予防剤アンチスモークを注入してみました。
日産ピットワーク排煙予防剤アンチスモークを注入後、エンジンを始動させて燃料としっかり混ざるようにランクル70を前後にゆするように動かしながら、何度もエンジン回転を上げてみると、数回エンジン回転を上げたあたりから、みるみる黒煙が減少し最終的には目視で気にならないほどの排ガスになりました。
ここまで黒煙が激減したランクル70の排ガスなら予備車検でも合格レベルだろうとは思いますが、整備工場などで排ガスの数値測定ができなかったので、検査コースに入るまでの待ち時間は、期待と不安が入り混じり落ち着く事ができません。
このまま1回目の検査に挑み、黒煙検査にパスしなかったら日産ピットワーク排煙予防剤アンチスモークの濃度をアップさせるため、2本目を投入しようと工具箱と共に持ち込んでいます。今回は急ぎだったので近所のホームセンターやカーショップを回って日産ピットワーク排煙予防剤アンチスモークを購入しましたが、送料込みでもネット通販の方が、かなり安かったので予備に2本追加購入しておきました。
期待半分、不安半分のまま検査コースの順番待ちで15分ほど並んだ後、ランクル70の検査がはじまりました。
ランクル70予備車検での黒煙検査の結果
不安と期待が入り混じる中、ランクル70の検査がはじまりました。
事前に車検項目の点検は行っているので、外観チェックや燈火類、ワイパーなど問題なくパスしました。
そしていよいよ黒煙検査です。
検査官がプローブをマフラーに挿入後、アクセルを踏み込んでエンジン回転を一気に上昇させます。
エンジンの唸り具合から、たぶん3000rpm程度の回転でしょうか、最高出力が115ps/4000rpm、最大トルクが23.5kg・m/2600rpmですが、全開の4000rpmまで回しているようなエンジン音ではありません。
測定中のマフラーからは、ほとんど黒煙が出ていません。この程度の排ガスなら黒煙検査をパスするはずです。後はオパシメーターの弾き出す数値にかかっています。
1回目の黒煙検査が終わり、検査官がマフラーからプローブを抜き取ります。どうやら測定値を確認している様子です。
プローブを入れなおして2回目の黒煙検査を開始するのか検査官の動きを見ていると、意外にもプローブをそのままにして検査票にスタンプを押印しました。
何と1回目の黒煙検査でパスしました。
もう少し難航するかと思っていましたが、拍子抜けするほどあっけなくクリアしたのです。
すぐに検査官に黒煙測定値がどのくらいか尋ねると、2%ですと教えてくれました。
たったの2%とは驚きです。検査官によると、この年式のディーゼル車だと30%程度が普通らしいので、2%という測定値は驚異的かもしれません。
黒煙対策を事前に調べ、日産ピットワーク排煙予防剤アンチスモークで武装したランクル70の1PZエンジンが真価を発揮しました。
黒煙検査が終了後は、順調に他の全ての検査をパスしたので、16年ぶりに始動させたランクル70は一発で予備車検合格しました。
これで検査は終了ですが、今回の予備車検ではリアシートを外して、5人乗りから2人乗りへの構造変更を行ったので、測定ラインに入ります。
スペアタイヤや工具類、その他の荷物を降ろしてから5分ほどで検査官による測定が終わり、駐車場にランクル70を移動しましたが、何度も検査官が確認に行って、結果通知書が発行されるまで30分ほど待たされました。
結果は、リアシートを外しただけの完全なノーマル車でしたが、実測した高さが3cmほど高くなり、車重が30kgほど重たくなりました。高さ191cm車両総重量2320kgなので許容範囲です。
ランクル70を購入した頃、すぐに不要なリアシートを外しましたが、当時は購入したトヨタディーラーで車検を受けていたので、そのまま車検を通せていました。今回の予備車検で正式に2人乗りのランクル70に生まれ変わりました。
ランクル70新規登録
ランクル70の予備車検が1回目の検査でパスしたので、思ったより早く帰路につけました。当初このまま走行テストを続ける予定でしたが、すぐに車庫証明を申請すれば3日後に交付されるはずなので仮ナンバー返却前に新規登録できるかもしれません。
陸運事務所から急いで警察署に向かい、何とか車庫証明を申請できました。そして3営業日後、週明けの月曜日の午後、仕事を抜けて車庫証明を取ってきたのですが、これが大失敗。1PZエンジンのランクル70はNoxPM規制地域での登録ができません。
予備車検後、急いでいたので、ついうっかり規制地域の自宅で車庫証明を取ってしまいました。仕方なく、実家で車庫証明を申請しなおして、週明けに登録を完了する予定です。
登録完了後100kmほどの走行テストを行って不具合が無ければ、年内に白馬のスキー場に出かける事ができるかもしれません。
ディーゼル車の黒煙対策に絶大な効果があるアンチスモーク
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黒煙が収まっても白煙が出はじめたとは残念ですね。その後どうなったかお知らせください。
ランクル70登録後すぐに1000kmほど走りましたが、排ガスの異常には気づきませんでした。気にしていなかったので白煙を吐いていたかも不明です。
その後は軽油のみで走行していますが、16年ぶりに始動した時のような黒煙は出ていません。始動直後の黒煙のままだったら走行中に通報されそうで不安でしたが、今は排ガスの状態を気にせず走っています。
ランドクルーザー60、12hーt に乗っています。ピットワークのアンチスモーク使ったその後の1PZの調子はどうですか?
ロクマルのエンジンに、上記の添加剤を使い黒煙を抑制すると、1週間もしないうちに白煙となってしまいます。