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2021年07月05日
【ドライスタート対策】ランドクルーザーPZJ70V16年ぶりのエンジン始動準備【ランクル70復活】
車検切れから16年間まったく動かしていないランクル70を蘇らせようと、先月中旬から作業をはじめていますが、最も気になるのがエンジンのドライスタート対策です。
ドライスタートとは、エンジンを長期間動かさずオイルが落ちてしまった状態で始動する事で、油膜切れの程度によってエンジン各部の摺動面に相応のダメージを与えてしまいます。
車検取得に向けて作業をはじめたランクル70の場合、ガレージに鎮座したまま16年間エンジンを全く動かしていないので、オイルは完全に落ちた状態で、油膜なんて残っているはずがありません。
これから長く乗り続けるランクル70です。最高の状態でエンジンを始動させたいので、ドライスタートについて調べ、どんな対処が出来るのか考えてみました。
ドライスタート時、本来ならシリンダー内やクランク、カム、バルブなど金属同士が接触する箇所にオイルを注油してからクランキングするのが理想ですが、こんな作業はエンジンを分解するオーバーホールに匹敵します。自宅のガレージ整備で出来るはずありません。
ガレージでも出来る整備となると、せいぜいオイルフィルター取付部からオイルを注入したり、タペットカバーを外してカム回りのオイル注油ぐらいが現実的です。
悩んだ末のランクル70ドライスタート対応は、まずタペットカバーを外してオイル注油からはじめました。
タペットカバーを外してみると、カム回りの状態は完全にオイルが落ちて乾燥しきっているわけではなく、金属同士の接触部分や、しずくが溜まった部分には、微量のオイルが残っている事が確認できました。
16年間エンジンを動かしていませんが、エンジン内部は密閉された状態なのでオイルが完全に乾燥する事はなさそうです。
オイルフィルター取付穴からエンジンオイル注入
タペットカバーを外して実際にオイル切れの状態を目視すると、ドライスタートで摺動面がキズまるけになる、という不安は払拭されますが、残っているオイルは微量です。気にせずクランキングすれば、少なからずダメージがあるはずです。
ドライスタート対策で次に出来る事は、オイルフィルター取付部から大型注射器などでオイルの注入ですが、この作業を迷ってしまうのがオイルフィルター内部に溜まっているオイルが、フィルターを外すと抜けてしまう点です。
フィルター取付穴からオイルを注入して、エンジン各部にオイルが回れば問題ありませんが、実際にどのくらいオイルが回ったかの確認ができません。大してオイルが回っていない中途半端な作業なら、フィルターを外さずにクランキングすれば、フィルター内部に満たされたオイルが各部に回ります。
フィルターを外してしまうと中のオイルが抜けてしまい、クランキングでオイルポンプを作動させても、抜けた分のオイルを送るのにクランキング時間が長くなり、ドライスタートの状態が長引きます
フィルターを外してオイル注入を試すかどうか、かなり迷っていた時、知り合いで車のDIY整備に慣れた方と話をする機会があり、ドライスタート対策を相談してみました。
知り合いの方も数か月動かさない車を始動させるとき、プラグ穴からオイルを垂らしたり、燃料を止めてセルを回したりする事があるようで、今回思いついたフィルター取付穴からのオイル注入は良いアイデアで、効果がありそうだと言われました。
フィルターのオイル抜けが気になる事も伝えると、意外にもオイルフィルターに溜まっているオイルは、エンジンを止めたまま1か月もすると、全部抜けてしまう事を確認済みのようでした。
どうやらオイルフィルターの逆止弁は、構造的に中のオイルを貯めておけるのが、せいぜい数週間なので16年止めたままのエンジンだとオイルフィルターの中は空になっているだろうと教えてくれました。
こんなアドバイスをもらうと、フィルター取付穴からオイル注入を試す価値が出てきます。
早速オイルフィルターを外してみます。
知り合いの方のアドバイス通り、フィルター内に貯められているはずのオイルは、完全に落ちていました。
空のオイルフィルター各部を確認すると、パッキン部分にオイルの付着があり、タペットカバー内部と同じくらい、微量のオイルが残っています。
フィルター取付部からエンジンオイルを注入してみます。オイルは水鉄砲で注入する事にしました。
100円ショップで水鉄砲を買ってきて、水鉄砲とオイルフィルター取付部が密着するよう、ゴム板に穴を開けパッキン代わりにします。
オイルフィルター取付部から水鉄砲で数回エンジンオイルを注入しましたが、すんなりオイルが入っていく感触で圧入的な抵抗感がありません。
今回200ccほど注入しましたが、効果があるのかないのか判断できません。
オイルの経路も抜けているでしょうし、水鉄砲でオイル注入して、どのくらい効果があるのか疑問です。注入時に抵抗感もなかったので、エンジン各部にオイルが回ったとは思えません。
自宅のガレージで出来るドライスタート対応は、この程度が限界かもしれません。
サクションガンでオイル注入
フィルター取付穴から水鉄砲でオイルを注入してみましたが、思ったほど注入できなかったので、ツールを準備して再チャレンジする事にしました。
使うツールはオイルサクションガンです。ランクル70が蘇ったら16年以上前に交換したギアオイルも交換した方が良さそうなので、注入用にオイルサクションガンを購入するかどうか迷っていました。ランクル70のドライスタート対策のこの機会に、今後もギアオイル交換で必要になるオイルサクションガンをすぐにでも注文して使ってみる事にしました。
ギアオイルの給油で使えるオイルサクションガンでフィルター取付穴からオイル注入すれば、100円ショップの水鉄砲より確実なオイル注入ができそうです。
この週末のランクル70作業は、バッテリー購入前のドライスタート対策でしたが、オイルサクションガンが到着するまで延期です。
せっかくの週末を成功とはいえないオイル注入で終わらせるのも残念なので、ランクル70復活作業に着手した時から気になっている、エアの抜けたタイヤに空気を入れる事にしました。
タイヤのエア充填方法
車のタイヤにエアを入れるには、ガソリンスタンドや整備工場などのエアコンプレッサーを使いますが、エンジン始動前のランクル70は移動できません。ガレージにはコンプレッサーが無いので、タイヤにエアを入れるにはタイヤを外してガソリンスタンドなどに持ち込んで給油のついでにエアをいれるくらいしか思いつきませんが、ネットで調べてみると自転車の空気入れで車のタイヤにエアを入れた例をいくつか見つけました。どうやら時間はかかるけど自転車の空気入れで車のタイヤにエアを入れられるようです。
実際に試した方も多く、200回ほどのポンピングで車が走行可能になるくらいのエアを充填できるようで、ダイエット効果が期待できる良い運動になりそうです。すぐに試してみました。
結果は大失敗でした。
自転車の空気入れで車のタイヤにエアを入れるのは現実的じゃありません。ランクル70のタイヤはでかいからか、400回以上ポンピングしましたが、少しエアが入った程度です。
運動というレベルを超えた、かなりの重労働なので、この作業を残り3本分行う気力はありません。自転車の空気入れも過酷な使い方なので、ポンピングの摺動部がかなり熱くなり、空気が少し漏れるようになりました。この作業を続けると空気入れが破壊しそうです。
こうなったらタイヤを外してガソリンスタンドで入れるか、コンプレッサーを購入するかですが、タイヤを外すとなるとガレージの片隅の狭いところでの作業なので、これまた困難です。
エアコンプレッサーは安いものでも2万円以上しますし、ガレージに装備するならエアツールも使いたいので、余裕のあるエアタンクのタイプとなると、高額なうえに使用頻度を考えると、かなり割高なツールになりそうです。
結局タイヤのエア充填で頓挫したこの日のランクル70整備ですが、この分だと車検取得まで、まだまだ先が長そうです。
タイヤ交換なら、タイヤの脱着だけでも依頼できるタイヤフッド
車検の依頼なら、お近くのホリデー車検で!
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ドライスタートとは、エンジンを長期間動かさずオイルが落ちてしまった状態で始動する事で、油膜切れの程度によってエンジン各部の摺動面に相応のダメージを与えてしまいます。
車検取得に向けて作業をはじめたランクル70の場合、ガレージに鎮座したまま16年間エンジンを全く動かしていないので、オイルは完全に落ちた状態で、油膜なんて残っているはずがありません。
これから長く乗り続けるランクル70です。最高の状態でエンジンを始動させたいので、ドライスタートについて調べ、どんな対処が出来るのか考えてみました。
ドライスタート時、本来ならシリンダー内やクランク、カム、バルブなど金属同士が接触する箇所にオイルを注油してからクランキングするのが理想ですが、こんな作業はエンジンを分解するオーバーホールに匹敵します。自宅のガレージ整備で出来るはずありません。
ガレージでも出来る整備となると、せいぜいオイルフィルター取付部からオイルを注入したり、タペットカバーを外してカム回りのオイル注油ぐらいが現実的です。
悩んだ末のランクル70ドライスタート対応は、まずタペットカバーを外してオイル注油からはじめました。
タペットカバーを外してみると、カム回りの状態は完全にオイルが落ちて乾燥しきっているわけではなく、金属同士の接触部分や、しずくが溜まった部分には、微量のオイルが残っている事が確認できました。
16年間エンジンを動かしていませんが、エンジン内部は密閉された状態なのでオイルが完全に乾燥する事はなさそうです。
オイルフィルター取付穴からエンジンオイル注入
タペットカバーを外して実際にオイル切れの状態を目視すると、ドライスタートで摺動面がキズまるけになる、という不安は払拭されますが、残っているオイルは微量です。気にせずクランキングすれば、少なからずダメージがあるはずです。
ドライスタート対策で次に出来る事は、オイルフィルター取付部から大型注射器などでオイルの注入ですが、この作業を迷ってしまうのがオイルフィルター内部に溜まっているオイルが、フィルターを外すと抜けてしまう点です。
フィルター取付穴からオイルを注入して、エンジン各部にオイルが回れば問題ありませんが、実際にどのくらいオイルが回ったかの確認ができません。大してオイルが回っていない中途半端な作業なら、フィルターを外さずにクランキングすれば、フィルター内部に満たされたオイルが各部に回ります。
フィルターを外してしまうと中のオイルが抜けてしまい、クランキングでオイルポンプを作動させても、抜けた分のオイルを送るのにクランキング時間が長くなり、ドライスタートの状態が長引きます
フィルターを外してオイル注入を試すかどうか、かなり迷っていた時、知り合いで車のDIY整備に慣れた方と話をする機会があり、ドライスタート対策を相談してみました。
知り合いの方も数か月動かさない車を始動させるとき、プラグ穴からオイルを垂らしたり、燃料を止めてセルを回したりする事があるようで、今回思いついたフィルター取付穴からのオイル注入は良いアイデアで、効果がありそうだと言われました。
フィルターのオイル抜けが気になる事も伝えると、意外にもオイルフィルターに溜まっているオイルは、エンジンを止めたまま1か月もすると、全部抜けてしまう事を確認済みのようでした。
どうやらオイルフィルターの逆止弁は、構造的に中のオイルを貯めておけるのが、せいぜい数週間なので16年止めたままのエンジンだとオイルフィルターの中は空になっているだろうと教えてくれました。
こんなアドバイスをもらうと、フィルター取付穴からオイル注入を試す価値が出てきます。
早速オイルフィルターを外してみます。
知り合いの方のアドバイス通り、フィルター内に貯められているはずのオイルは、完全に落ちていました。
空のオイルフィルター各部を確認すると、パッキン部分にオイルの付着があり、タペットカバー内部と同じくらい、微量のオイルが残っています。
フィルター取付部からエンジンオイルを注入してみます。オイルは水鉄砲で注入する事にしました。
100円ショップで水鉄砲を買ってきて、水鉄砲とオイルフィルター取付部が密着するよう、ゴム板に穴を開けパッキン代わりにします。
オイルフィルター取付部から水鉄砲で数回エンジンオイルを注入しましたが、すんなりオイルが入っていく感触で圧入的な抵抗感がありません。
今回200ccほど注入しましたが、効果があるのかないのか判断できません。
オイルの経路も抜けているでしょうし、水鉄砲でオイル注入して、どのくらい効果があるのか疑問です。注入時に抵抗感もなかったので、エンジン各部にオイルが回ったとは思えません。
自宅のガレージで出来るドライスタート対応は、この程度が限界かもしれません。
サクションガンでオイル注入
フィルター取付穴から水鉄砲でオイルを注入してみましたが、思ったほど注入できなかったので、ツールを準備して再チャレンジする事にしました。
使うツールはオイルサクションガンです。ランクル70が蘇ったら16年以上前に交換したギアオイルも交換した方が良さそうなので、注入用にオイルサクションガンを購入するかどうか迷っていました。ランクル70のドライスタート対策のこの機会に、今後もギアオイル交換で必要になるオイルサクションガンをすぐにでも注文して使ってみる事にしました。
ギアオイルの給油で使えるオイルサクションガンでフィルター取付穴からオイル注入すれば、100円ショップの水鉄砲より確実なオイル注入ができそうです。
この週末のランクル70作業は、バッテリー購入前のドライスタート対策でしたが、オイルサクションガンが到着するまで延期です。
せっかくの週末を成功とはいえないオイル注入で終わらせるのも残念なので、ランクル70復活作業に着手した時から気になっている、エアの抜けたタイヤに空気を入れる事にしました。
タイヤのエア充填方法
車のタイヤにエアを入れるには、ガソリンスタンドや整備工場などのエアコンプレッサーを使いますが、エンジン始動前のランクル70は移動できません。ガレージにはコンプレッサーが無いので、タイヤにエアを入れるにはタイヤを外してガソリンスタンドなどに持ち込んで給油のついでにエアをいれるくらいしか思いつきませんが、ネットで調べてみると自転車の空気入れで車のタイヤにエアを入れた例をいくつか見つけました。どうやら時間はかかるけど自転車の空気入れで車のタイヤにエアを入れられるようです。
実際に試した方も多く、200回ほどのポンピングで車が走行可能になるくらいのエアを充填できるようで、ダイエット効果が期待できる良い運動になりそうです。すぐに試してみました。
結果は大失敗でした。
自転車の空気入れで車のタイヤにエアを入れるのは現実的じゃありません。ランクル70のタイヤはでかいからか、400回以上ポンピングしましたが、少しエアが入った程度です。
運動というレベルを超えた、かなりの重労働なので、この作業を残り3本分行う気力はありません。自転車の空気入れも過酷な使い方なので、ポンピングの摺動部がかなり熱くなり、空気が少し漏れるようになりました。この作業を続けると空気入れが破壊しそうです。
こうなったらタイヤを外してガソリンスタンドで入れるか、コンプレッサーを購入するかですが、タイヤを外すとなるとガレージの片隅の狭いところでの作業なので、これまた困難です。
エアコンプレッサーは安いものでも2万円以上しますし、ガレージに装備するならエアツールも使いたいので、余裕のあるエアタンクのタイプとなると、高額なうえに使用頻度を考えると、かなり割高なツールになりそうです。
結局タイヤのエア充填で頓挫したこの日のランクル70整備ですが、この分だと車検取得まで、まだまだ先が長そうです。
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2021年07月10日
自転車空気入れでランクル70のタイヤにエア充填できるか
16年動かしていないランクル70の車検取得に向けて、週末にガレージで作業をすすめていますが、着手した先月中旬から、タイヤのエアが完全に抜けているのが気になっていました。
ガレージにエアコンプレッサーがあれば良いのですが、持っていないので、この後エンジン始動に成功してもタイヤにエアが入れられず、ランクル70を動かす事すらできません。ランクル70の整備をする上で、タイヤのエア充填がエンジン始動に続く重要な作業になります。
何とかエアコンプレッサーを使わずにタイヤ空気を入れられないか、インターネットで情報を探してみると、自転車の空気入れで車のタイヤにエアを入れている方が何人もいて、200回ほどポンピングすれば走行可能になるようです。
さっそく自転車の空気入れを探し出して試してみました。
結果は何ともいえず、ランクル70のタイヤが大きい事や、16年放置でほとんどエアが抜けているからでしょうか、200回や300回ではタイヤが少し膨らむ程度。少しでもエアを入れやすくするために、ジャッキアップしてポンピングしましたが、400回ほどで何とか車を動かせる程度しかエアが入りません。
自転車の空気入れにしてみると、連続400回のポンピングは過酷なのでしょう。シリンダーあたりが熱を帯び、空気入れ本体から微量のエアが抜けはじめます。
エア抜けに負けないようスピードをアップしてポンピングを続けると、徐々に自転車の空気入れからのエア抜けが酷くなり、これ以上の連続ポンピングは、空気入れが破壊すると判断しエアの充填を断念しました。
残念ながら、自転車の空気入れで車のタイヤにエアを充填するのは現実的ではない。という結果になりました。
正確に数えてませんが、自転車の空気入れで500回近くポンピングしてランクル70のタイヤには半分ほどでしょうか、後に測ると100kPa前後のエアしか入っていませんでした。
12V車載用エアコンプレッサー
エアコンプレッサーは自宅のガレージ整備で欲しいツールの1つです。エアツールが使えたらタイヤのナットもクランクプーリーのボルトも簡単に外せて、タイヤ交換やタイミングベルト交換の手間が半減します。
車の整備に限らず強力なブロアーが使え、サンドブラストやエアブラシなど多彩なDIY作業で役立つエアコンプレッサーですが、置き場所と価格などを考えると手軽に購入できるツールではありません。ですが今回のランクル70の車検取得では、タイヤの空気を入れるためエアコンプレッサーが必要です。
エアlコンプレッサーが無ければ、JB32Wジムニーシエラでガソリンスタンドに給油に行くときに、4本のタイヤを持ち込んでエアを充填しなければなりません。ランクル70からタイヤの脱着やジムニーシエラへの積み下ろしなど、結構な作業になるので、この手間を考えると安価なエアコンプレッサーを購入しても良さそうです。
タイヤのエア充填できる程度で安価なエアコンプレッサーが無いか、まずはネットショップで調べてみました。
今までに何度もエアコンプレッサーの価格を調べていますが、安い品でも2万円前後ですし、エアツールが使いやすいタンク容量だと、さらに高額です。ランクル70タイヤのエア充填に必要ですが、今後の使用頻度を考えると必須ツールとはいえません。
通常の整備では無くても何とかなるので、なかなか購入できなかったエアコンプレッサーですが、今回久々に価格を調べて、目に留まったのが12Vエアコンプレッサーでした。
いつもエアコンプレッサー価格を調べる時、100Vで作動するガレージ設置タイプしか探していなかったので、車載携帯用で車のバッテリーを電源にすれば、出先でも使える12Vエアコンプレッサーを見落としていたのでしょう、販売されている事すら知りませんでした。
しかも12Vエアコンプレッサーは1万円前後と安価ですし、小型のタイプなら5000円前後から販売されています。
この程度の出費ならランクル70の車検取得のために購入しても良さそうですが、気になるのが性能と耐久性です。
そこで知り合いの方で、車のDIY整備に慣れた方に連絡してみました。
この方のガレージには、エアコンプレッサーやリジッドラック、ジャッキなど一通りのツールがあって、ほとんどの整備作業をDIYで行っているそうで、何度か遊びにいってJB31Wジムニーシエラの整備を手伝ってもらった事があります。
電話で話をすると、出先のトラブルに備えて12Vで作動するエアコンプレッサーを車に積んであるそうで、貸してあげるから遊びにおいでと言ってくれました。
余談ですが、この方の車にはコンプレッサー以外にも排ガスで車体を持ち上げるタイプのエアジャッキとハンドツール一式を搭載しているそうです。
ランクル70のタイヤのエア充填
電話で連絡した翌日、仕事帰りに知り合いの方宅に遊びに行って、12V携帯用コンプレッサーを借りてきました。
この方はDIYで車の整備をするので、ガレージにツール類が整備工場と見間違えるほど揃っていて、貸してくれたエアコンプレッサーは、パンク応急修理用の車載品らしく、スペアタイヤがオプションの車に標準で装備されているようです。
はじめて手にした時、あまりにも小さいのでパワーが心配でしたが、このタイプのパンク応急修理用エアコンプレッサーは1分間3リットルほどのエアを充填できるようです。
早速使ってみました。
12Vの電源には、ランクル70から取外した廃棄バッテリーを充電して使いました。
自転車の空気入れでエアを入れたタイヤにコンプレッサーをセットすると、メーターが100kPa前後を指し示しました。500回ほどの手動ポンピングでは大してエアが充填できませんでした。
エアコンプレッサーを廃棄バッテリーにつなぎスイッチを入れると、大きな作動音で動き出しコンプレッサーのメーターが、ほんの少しずつ上昇しはじめます。
エアは1分あたり10kPaほど充填されますが、16年放置した廃棄するバッテリーが電源なので、可能な限り充電した後でも作動は10分ほど。廃棄バッテリー1個で、何とか1本目のタイヤに走行可能な200kPaほどのエアが充填できました。
12Vエアコンプレッサーの連続使用は10分までなので、しばらく電源を切って冷えるまで放置します。この間に廃棄バッテリーも充電します。
12V車載用エアコンプレッサー
12Vエアコンプレッサーは借り物なので、絶対に壊すわけにはいきません。10分近く作動させたので1時間ほどの冷却時間をとって2本目のタイヤにエアをいれました。
2本目のタイヤは完全にエアが抜けているので充填に苦戦しました。
完全にエアの抜けたタイヤには、2個目の廃棄バッテリーを使って5分ほど作動させても、なかなかエアが入りません。電源の廃棄バッテリーは前日までに充電済みで余裕がありますが、12Vエアコンプレッサーが不調にならないか心配になり、5分作動させて15分ほど冷却させます。
廃棄バッテリーの充電時間も必要ですし、12Vエアコンプレッサーは絶対壊さないよう、2本目のタイヤから作動時間を連続5分ほどにして、コンプレッサーの負荷を少しでも低減させる使い方にしました。
充電と冷却時間で、かなり時間がかかりましたが、完全にエアの抜けたタイヤでも、車載用12Vエアコンプレッサー10分〜15分の作動で、200kPaほどのエアを充填できました。
コンパクトな車載用12Vエアコンプレッサーが、ここまで使えるとは思いませんでした。これなら冬のスタッドレスタイヤ交換でエア調整するとき、わざわざガソリンスタンドまで走る手間が省けます。
ガレージにエアコンプレッサーが無い場合12Vエアコンプレッサーは必需品かもしれません。
タイヤのエア調整やパンク修理などが、出先やガレージで出来る備えておきたいツールです。
今週末のドライスタート対策
ランクル70のタイヤにエアを充填できたので、次はドライスタートによるダメージ低減のためのオイル注入です。この週末に間に合うよう、ネットショップでオイルサクションガンを注文しました。
本日中にオイルサクションガンが到着すれば、この週末にオイルフィルター取付部からオイルを注入します。うまくいけば次は105D31R ヒュンダイ バッテリーを来週末までに届くよう注文します。
7月の3連休あたりで1PZエンジンが目覚めたら、各部の点検整備を済ませ、今月中に車検取得できるかもしれません。
タイヤ交換なら、タイヤの脱着だけでも依頼できるタイヤフッド
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ガレージにエアコンプレッサーがあれば良いのですが、持っていないので、この後エンジン始動に成功してもタイヤにエアが入れられず、ランクル70を動かす事すらできません。ランクル70の整備をする上で、タイヤのエア充填がエンジン始動に続く重要な作業になります。
何とかエアコンプレッサーを使わずにタイヤ空気を入れられないか、インターネットで情報を探してみると、自転車の空気入れで車のタイヤにエアを入れている方が何人もいて、200回ほどポンピングすれば走行可能になるようです。
さっそく自転車の空気入れを探し出して試してみました。
結果は何ともいえず、ランクル70のタイヤが大きい事や、16年放置でほとんどエアが抜けているからでしょうか、200回や300回ではタイヤが少し膨らむ程度。少しでもエアを入れやすくするために、ジャッキアップしてポンピングしましたが、400回ほどで何とか車を動かせる程度しかエアが入りません。
自転車の空気入れにしてみると、連続400回のポンピングは過酷なのでしょう。シリンダーあたりが熱を帯び、空気入れ本体から微量のエアが抜けはじめます。
エア抜けに負けないようスピードをアップしてポンピングを続けると、徐々に自転車の空気入れからのエア抜けが酷くなり、これ以上の連続ポンピングは、空気入れが破壊すると判断しエアの充填を断念しました。
残念ながら、自転車の空気入れで車のタイヤにエアを充填するのは現実的ではない。という結果になりました。
正確に数えてませんが、自転車の空気入れで500回近くポンピングしてランクル70のタイヤには半分ほどでしょうか、後に測ると100kPa前後のエアしか入っていませんでした。
12V車載用エアコンプレッサー
エアコンプレッサーは自宅のガレージ整備で欲しいツールの1つです。エアツールが使えたらタイヤのナットもクランクプーリーのボルトも簡単に外せて、タイヤ交換やタイミングベルト交換の手間が半減します。
車の整備に限らず強力なブロアーが使え、サンドブラストやエアブラシなど多彩なDIY作業で役立つエアコンプレッサーですが、置き場所と価格などを考えると手軽に購入できるツールではありません。ですが今回のランクル70の車検取得では、タイヤの空気を入れるためエアコンプレッサーが必要です。
エアlコンプレッサーが無ければ、JB32Wジムニーシエラでガソリンスタンドに給油に行くときに、4本のタイヤを持ち込んでエアを充填しなければなりません。ランクル70からタイヤの脱着やジムニーシエラへの積み下ろしなど、結構な作業になるので、この手間を考えると安価なエアコンプレッサーを購入しても良さそうです。
タイヤのエア充填できる程度で安価なエアコンプレッサーが無いか、まずはネットショップで調べてみました。
今までに何度もエアコンプレッサーの価格を調べていますが、安い品でも2万円前後ですし、エアツールが使いやすいタンク容量だと、さらに高額です。ランクル70タイヤのエア充填に必要ですが、今後の使用頻度を考えると必須ツールとはいえません。
通常の整備では無くても何とかなるので、なかなか購入できなかったエアコンプレッサーですが、今回久々に価格を調べて、目に留まったのが12Vエアコンプレッサーでした。
いつもエアコンプレッサー価格を調べる時、100Vで作動するガレージ設置タイプしか探していなかったので、車載携帯用で車のバッテリーを電源にすれば、出先でも使える12Vエアコンプレッサーを見落としていたのでしょう、販売されている事すら知りませんでした。
しかも12Vエアコンプレッサーは1万円前後と安価ですし、小型のタイプなら5000円前後から販売されています。
この程度の出費ならランクル70の車検取得のために購入しても良さそうですが、気になるのが性能と耐久性です。
そこで知り合いの方で、車のDIY整備に慣れた方に連絡してみました。
この方のガレージには、エアコンプレッサーやリジッドラック、ジャッキなど一通りのツールがあって、ほとんどの整備作業をDIYで行っているそうで、何度か遊びにいってJB31Wジムニーシエラの整備を手伝ってもらった事があります。
電話で話をすると、出先のトラブルに備えて12Vで作動するエアコンプレッサーを車に積んであるそうで、貸してあげるから遊びにおいでと言ってくれました。
余談ですが、この方の車にはコンプレッサー以外にも排ガスで車体を持ち上げるタイプのエアジャッキとハンドツール一式を搭載しているそうです。
ランクル70のタイヤのエア充填
電話で連絡した翌日、仕事帰りに知り合いの方宅に遊びに行って、12V携帯用コンプレッサーを借りてきました。
この方はDIYで車の整備をするので、ガレージにツール類が整備工場と見間違えるほど揃っていて、貸してくれたエアコンプレッサーは、パンク応急修理用の車載品らしく、スペアタイヤがオプションの車に標準で装備されているようです。
はじめて手にした時、あまりにも小さいのでパワーが心配でしたが、このタイプのパンク応急修理用エアコンプレッサーは1分間3リットルほどのエアを充填できるようです。
早速使ってみました。
12Vの電源には、ランクル70から取外した廃棄バッテリーを充電して使いました。
自転車の空気入れでエアを入れたタイヤにコンプレッサーをセットすると、メーターが100kPa前後を指し示しました。500回ほどの手動ポンピングでは大してエアが充填できませんでした。
エアコンプレッサーを廃棄バッテリーにつなぎスイッチを入れると、大きな作動音で動き出しコンプレッサーのメーターが、ほんの少しずつ上昇しはじめます。
エアは1分あたり10kPaほど充填されますが、16年放置した廃棄するバッテリーが電源なので、可能な限り充電した後でも作動は10分ほど。廃棄バッテリー1個で、何とか1本目のタイヤに走行可能な200kPaほどのエアが充填できました。
12Vエアコンプレッサーの連続使用は10分までなので、しばらく電源を切って冷えるまで放置します。この間に廃棄バッテリーも充電します。
12V車載用エアコンプレッサー
12Vエアコンプレッサーは借り物なので、絶対に壊すわけにはいきません。10分近く作動させたので1時間ほどの冷却時間をとって2本目のタイヤにエアをいれました。
2本目のタイヤは完全にエアが抜けているので充填に苦戦しました。
完全にエアの抜けたタイヤには、2個目の廃棄バッテリーを使って5分ほど作動させても、なかなかエアが入りません。電源の廃棄バッテリーは前日までに充電済みで余裕がありますが、12Vエアコンプレッサーが不調にならないか心配になり、5分作動させて15分ほど冷却させます。
廃棄バッテリーの充電時間も必要ですし、12Vエアコンプレッサーは絶対壊さないよう、2本目のタイヤから作動時間を連続5分ほどにして、コンプレッサーの負荷を少しでも低減させる使い方にしました。
充電と冷却時間で、かなり時間がかかりましたが、完全にエアの抜けたタイヤでも、車載用12Vエアコンプレッサー10分〜15分の作動で、200kPaほどのエアを充填できました。
コンパクトな車載用12Vエアコンプレッサーが、ここまで使えるとは思いませんでした。これなら冬のスタッドレスタイヤ交換でエア調整するとき、わざわざガソリンスタンドまで走る手間が省けます。
ガレージにエアコンプレッサーが無い場合12Vエアコンプレッサーは必需品かもしれません。
タイヤのエア調整やパンク修理などが、出先やガレージで出来る備えておきたいツールです。
今週末のドライスタート対策
ランクル70のタイヤにエアを充填できたので、次はドライスタートによるダメージ低減のためのオイル注入です。この週末に間に合うよう、ネットショップでオイルサクションガンを注文しました。
本日中にオイルサクションガンが到着すれば、この週末にオイルフィルター取付部からオイルを注入します。うまくいけば次は105D31R ヒュンダイ バッテリーを来週末までに届くよう注文します。
7月の3連休あたりで1PZエンジンが目覚めたら、各部の点検整備を済ませ、今月中に車検取得できるかもしれません。
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くりっく株365ならフジトミ
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2021年07月22日
【PZJ70Vランクル復活】16年ぶりのエンジン始動に向けて再びドライスタート対策
16年ぶりにエンジンを始動させるランクル70のドライスタート対策のために注文したツールが先週届きました。
ドライスタート対策ツールとしてネットショップで購入したのは、ギアオイル給油用に購入を検討していたオイルサクションガンです。
JB31Wジムニーシエラも蘇らせるランクル70も、ずっとギアオイルを交換していないので、今年スキー場に出かける頃までに交換しようと思っていて、少し前からギアオイル給油用のポンプを探していましたが、オイルサクションガンならドライスタート対策でも使えそうなので前倒しで購入する事にしました。
ギアオイル交換にはオイル缶に装着するタイプのオイルポンプが使いやすいのですが、頻繁にギアオイルを交換しないので、あまり使わないのに少々高額なので断念していました。
ネットでギアオイル交換方法を調べてみると、多くの方がオイルサクションガンでギアオイルを給油しているようでした。オイル缶に装着するタイプより安価なので、ギアオイルを交換する時に交換用ツールとしてオイルと一緒にオイルサクションガンを購入しようと考えていました。
先週、かなり前倒しでオイルサクションガンを購入したのは、ランクル70のオイルフィルター取付穴からオイルサクションガンでエンジンオイルを注入すれば、1PZエンジンのオイルポンプが作動したのと同じ状態になって、うまくいけばエンジン各部にオイルが回るはずだと考えたからです。
フィルター取付穴からオイル給油
ランクル70のドライスタート対策前に、古いエンジンオイルの交換を先にするか後にするか迷いました。
16年以上前のオイルなのでフィルターと共に交換しますが、一度エンジンを始動させてから新しいエンジンオイルに交換した方が良さそうな気もします。逆に16年間で完全にオイルが落ちている状態なので、エンジンを始動させる前に交換すれば、古いオイルがほとんど抜けて、新しいエンジンオイルで1PZエンジンを始動させる事が出来ます。
オイル交換が前か後かでは、たいした違いがなく何も効果が期待できませんが、少しでも1PZエンジンの負荷が減るよう、オイル交換を先に済ませてからドライスタート対策する事にしました。
2000ccクラスのガソリン車であれば、オイル交換時に排出されるオイルは5リットルほどですが、ランクル70の1PZエンジンは3500ccディーゼルエンジンなので、10リットルほどのオイルが入っています。オイル交換時には10リットル以上の受け皿が必要です。
JB31Wジムニーシエラのオイル交換時には、廃棄オイルを空の4リットル缶で受けますが、1PZエンジンのオイル量は倍以上なので4リットル缶は使えません。
4リットル缶以外に大きな廃棄オイル用の受け皿が無いので、少しジャッキアップして不要になった灯油タンクにエンジンオイルを排出しました。
オイル交換が終わったらドライスタートの対処です。まずはオイルサクションガンにディーゼルエンジンオイルを吸入します。
オイルフィルター取付穴にオイルサクションガン先端ホースを挿入してエンジンオイルを注入します。
オイルサクションガンのピストンを押し込むとオイルが給油されはじめます。感触は良好でオイルフィルター穴から漏れもなく、オイルがグングン入っていきました。ところが300ccほどオイルが入ったあたりでピストンが動かなくなりました。かなり強く押し込みますが動きません。
ドライスタートで1PZエンジンにダメージを与えないよう、あれこれ考えて対策しましたが、オイルサクションガンを使ってオイルの注入は大成功とはいえないかもしれません。
感覚的に300cc〜400ccのエンジンオイルは給油できましたが、それ以上いくらオイルサクションガンで圧入しても給油できません。
止まったままのエンジンなのでオイルの経路が塞がれていて、一定量のオイルしか注入できないのかもしれません。
ドライスタートでもクランキング程度ならダメージは最小限?
これ以上のドライスタート対策はできないので、すぐにバッテリーを注文しました。この週末にランクル70の1PZエンジンを始動させる事にしましたが、ずっとドライスタートの事を調べていて、思いがけない事を知りました。
ひょっとするとドライスタートのダメージは、セルモーターのクランキング程度なら大した事がないのかもしれないのです。
この事に気づいたのが、たまたま見たテレビ番組です。
番組ではランボルギーニのメンテナンスを行っていて、このランボルギーニはタイミングベルトに問題があり、7年間エンジンを動かしていない状態でした。ランクル70は倍以上16年ほどエンジンを動かしていませんが、ドライスタート対策の参考になりそうなので、すぐに録画をスタートさせました。
テレビ番組なので編集されているのかもしれませんが、ランボルギーニのエンジン整備は、タイミングベルトやベアリング交換など一般的な部品交換だけでした。
エンジンを整備して始動できる状態になると、ドライスタート対策は何も行わず、しばらくクランキングしてオイルを回し、その後エンジンを始動させました。番組を見ている限りドライスタート作業を端折った風には感じません。
少々意外でしたが、テレビ番組の情報だけ鵜呑みにする事はできません。その後もドライスタートに関してインターネットで調べ続けました。ドライスタートはダメージが大きいという情報のほかに、クランキング時のエンジン回転速度では、ほとんどダメージが無いという情報も見つける事ができました。
一般的に農機具などは、年に1回しか動かさないエンジンも多いようで、大したメンテナンスをせずに毎年ドライスタート状態で始動して農作業をするようです。
考えてみるとドライスタートであっても、クランキングすると同時にオイルポンプが回ってエンジン各部にオイル供給がはじまります。オイルが完全に落ちていても、オイル切れのままクランキングしているのは最初の10秒か20秒くらいでしょう。
そもそもクランキング時は低回転でエンジンを回すので、オイルポンプでオイル供給されるまでに、ダメージを与えるほどエンジンを回す事が無いのかもしれません。
通常エンジンはアイドリングが800rpmくらいなので1秒間に10回転〜15回転ですが、クランキング時は始動させる事が目的で、エンジンをセルモーターで回すので、アイドリングよりはるかに遅い回転で、1秒間に数回しか回らないようです。
結局16年間エンジンを止めたままのランクル70は、納得できるドライスタート対策ができませんでしたが、自宅ガレージで出来る対策は、この程度で限界かもしれません。
バッテリーを注文して届いたら、燃料ポンプのヒューズを抜いて、クランキングでエンジンオイルを回してから、1PZエンジンを始動させてみる事にしました。
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ドライスタート対策ツールとしてネットショップで購入したのは、ギアオイル給油用に購入を検討していたオイルサクションガンです。
JB31Wジムニーシエラも蘇らせるランクル70も、ずっとギアオイルを交換していないので、今年スキー場に出かける頃までに交換しようと思っていて、少し前からギアオイル給油用のポンプを探していましたが、オイルサクションガンならドライスタート対策でも使えそうなので前倒しで購入する事にしました。
ギアオイル交換にはオイル缶に装着するタイプのオイルポンプが使いやすいのですが、頻繁にギアオイルを交換しないので、あまり使わないのに少々高額なので断念していました。
ネットでギアオイル交換方法を調べてみると、多くの方がオイルサクションガンでギアオイルを給油しているようでした。オイル缶に装着するタイプより安価なので、ギアオイルを交換する時に交換用ツールとしてオイルと一緒にオイルサクションガンを購入しようと考えていました。
先週、かなり前倒しでオイルサクションガンを購入したのは、ランクル70のオイルフィルター取付穴からオイルサクションガンでエンジンオイルを注入すれば、1PZエンジンのオイルポンプが作動したのと同じ状態になって、うまくいけばエンジン各部にオイルが回るはずだと考えたからです。
フィルター取付穴からオイル給油
ランクル70のドライスタート対策前に、古いエンジンオイルの交換を先にするか後にするか迷いました。
16年以上前のオイルなのでフィルターと共に交換しますが、一度エンジンを始動させてから新しいエンジンオイルに交換した方が良さそうな気もします。逆に16年間で完全にオイルが落ちている状態なので、エンジンを始動させる前に交換すれば、古いオイルがほとんど抜けて、新しいエンジンオイルで1PZエンジンを始動させる事が出来ます。
オイル交換が前か後かでは、たいした違いがなく何も効果が期待できませんが、少しでも1PZエンジンの負荷が減るよう、オイル交換を先に済ませてからドライスタート対策する事にしました。
2000ccクラスのガソリン車であれば、オイル交換時に排出されるオイルは5リットルほどですが、ランクル70の1PZエンジンは3500ccディーゼルエンジンなので、10リットルほどのオイルが入っています。オイル交換時には10リットル以上の受け皿が必要です。
JB31Wジムニーシエラのオイル交換時には、廃棄オイルを空の4リットル缶で受けますが、1PZエンジンのオイル量は倍以上なので4リットル缶は使えません。
4リットル缶以外に大きな廃棄オイル用の受け皿が無いので、少しジャッキアップして不要になった灯油タンクにエンジンオイルを排出しました。
オイル交換が終わったらドライスタートの対処です。まずはオイルサクションガンにディーゼルエンジンオイルを吸入します。
オイルフィルター取付穴にオイルサクションガン先端ホースを挿入してエンジンオイルを注入します。
オイルサクションガンのピストンを押し込むとオイルが給油されはじめます。感触は良好でオイルフィルター穴から漏れもなく、オイルがグングン入っていきました。ところが300ccほどオイルが入ったあたりでピストンが動かなくなりました。かなり強く押し込みますが動きません。
ドライスタートで1PZエンジンにダメージを与えないよう、あれこれ考えて対策しましたが、オイルサクションガンを使ってオイルの注入は大成功とはいえないかもしれません。
感覚的に300cc〜400ccのエンジンオイルは給油できましたが、それ以上いくらオイルサクションガンで圧入しても給油できません。
止まったままのエンジンなのでオイルの経路が塞がれていて、一定量のオイルしか注入できないのかもしれません。
ドライスタートでもクランキング程度ならダメージは最小限?
これ以上のドライスタート対策はできないので、すぐにバッテリーを注文しました。この週末にランクル70の1PZエンジンを始動させる事にしましたが、ずっとドライスタートの事を調べていて、思いがけない事を知りました。
ひょっとするとドライスタートのダメージは、セルモーターのクランキング程度なら大した事がないのかもしれないのです。
この事に気づいたのが、たまたま見たテレビ番組です。
番組ではランボルギーニのメンテナンスを行っていて、このランボルギーニはタイミングベルトに問題があり、7年間エンジンを動かしていない状態でした。ランクル70は倍以上16年ほどエンジンを動かしていませんが、ドライスタート対策の参考になりそうなので、すぐに録画をスタートさせました。
テレビ番組なので編集されているのかもしれませんが、ランボルギーニのエンジン整備は、タイミングベルトやベアリング交換など一般的な部品交換だけでした。
エンジンを整備して始動できる状態になると、ドライスタート対策は何も行わず、しばらくクランキングしてオイルを回し、その後エンジンを始動させました。番組を見ている限りドライスタート作業を端折った風には感じません。
少々意外でしたが、テレビ番組の情報だけ鵜呑みにする事はできません。その後もドライスタートに関してインターネットで調べ続けました。ドライスタートはダメージが大きいという情報のほかに、クランキング時のエンジン回転速度では、ほとんどダメージが無いという情報も見つける事ができました。
一般的に農機具などは、年に1回しか動かさないエンジンも多いようで、大したメンテナンスをせずに毎年ドライスタート状態で始動して農作業をするようです。
考えてみるとドライスタートであっても、クランキングすると同時にオイルポンプが回ってエンジン各部にオイル供給がはじまります。オイルが完全に落ちていても、オイル切れのままクランキングしているのは最初の10秒か20秒くらいでしょう。
そもそもクランキング時は低回転でエンジンを回すので、オイルポンプでオイル供給されるまでに、ダメージを与えるほどエンジンを回す事が無いのかもしれません。
通常エンジンはアイドリングが800rpmくらいなので1秒間に10回転〜15回転ですが、クランキング時は始動させる事が目的で、エンジンをセルモーターで回すので、アイドリングよりはるかに遅い回転で、1秒間に数回しか回らないようです。
結局16年間エンジンを止めたままのランクル70は、納得できるドライスタート対策ができませんでしたが、自宅ガレージで出来る対策は、この程度で限界かもしれません。
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