2021年12月06日
【ランクル70ユーザー車検】ディーゼルエンジン黒煙検査とアンチスモークの効果【日産ピットワーク排ガス対策】
抹消登録後16年間ガレージに放置してあったランクル70を蘇らせようと、週末整備に着手して約半年。やっと今月2日に予備車検を受けに行きました。
ここ10年ほど、ユーザー車検でJB31Wジムニーシエラに乗り続けていますが、予備車検は久々だったので、必要書類の不備が無いよう何度も確認しました。
自賠責も予備車検当日から有効になるよう依頼して加入したので、予備車検当日は仮ナンバーの申請に朝から市役所に出かけ、ついでに新規登録時に必要となる印鑑証明と念のために住民票も入手しておきました。
市役所では、いくつかの窓口で申請したので少々時間がかかり、自宅に戻ってランクル70に仮ナンバーを装着できたのが、予定より少し遅い11時前。午後から予約した予備車検の受付開始までには少し早すぎますが、走行テストを兼ねてすぐに出発です。
のんびりと数か月かけて一通りの点検整備を行いましたが、16年ぶりに道路を走行するので、さすがに出発時は陸運事務所まで無事にたどり着けるのか不安でした。
点検整備に不手際があって予期しなかった不具合が見つかるんじゃないか、あるいはエンジンが動かなくならないだろうか、といった厄介な事態に陥らないよう祈りながら、慎重にランクル70のエンジンを始動させました。
16年ぶりの走行で不具合発生
今年6月から着手したランクル70整備では、まず1PZエンジンに自己流のドライスタート対策を行いました。効果的かどうかは疑問ですが、思いつくドライスタート対策を数週間かけていくつか試してから、オイルとフィルターを交換。16年ぶりにランクル70を始動させてみました。
エンジン始動に成功した後は、すぐにでも走行テストを行いたかったのですが、ナンバー無しの抹消車両なので、こっそり自宅周辺を走る事すら出来ず、その後の数か月は点検や整備でエンジンを回す程度。せいぜいガレージからの出し入れと向きを変えるくらいしか動かせませんでした。
そんな状態で予備車検当日を迎えましたが走り出しは快調そのもの。16年ぶりとは思えないほどエンジンはスムーズに回り、ハンドル操作もシフトチェンジもブレーキの作動もまったく普通の車と変わりません。
この状態なら本日の予備車検をパスするかも。
出発前の不安が一気に消え去るほど、ランクル70は快調に自宅周辺の路地を駆け抜けます。このまま何事もなく陸運事務所に到着して予備車検をパスしてほしいという期待が、じわじわ現実味を帯びてきました。
思わず笑みがこぼれニヤけ顔のまま、しばらく走り続けた時、微妙な違和感を感じはじめます。
自宅周辺の細い路地を低速で走行しているときは、昨日まで普通に走っていたかのように絶好調なランクル70でしたが、幹線道路に出てスピードを上げて走りはじめた時、一定ピッチで微妙に振動している事に気づきます。スピードを上げるとピッチが早くなるので駆動系からの振動でしょう。
頭の中で原因を探ります。
ピン!と来たのがタイヤの変形でした。今年6月にランクル70の整備を開始した時、エアがほぼ抜けて潰れた状態だったので、長期間の放置で変形したままタイヤが硬直し微妙な振動が出ているのかもしれません。
駆動系メカトラブルの場合、今後の整備が大変ですが、走行に影響しない僅かな振動なので、その可能性は低いはずですし、この程度の振動なら予備車検にも影響なさそうです。
振動の原因がタイヤの変形だろうと推定できたので、少し落ち着きましたが、スピードを出して走りはじめた途端、いきなり気づいた違和感だったので一時は顔面蒼白になりました。
気を取り直して、そのまましばらく走り続けると、新たな違和感を感じます。
ランクル70のブレーキ不具合の解決策
ランクル70を走らせて一定ピッチの振動の次に気になったのが、ブレーキの効き具合です。
ブレーキペダルを踏み込んだ瞬間の効きがワンテンポ遅れるような操作感を感じ、ブレーキに何らかのトラブルがあるのだろうと、かなり焦りました。
ブレーキのトラブルは予備車検以前の問題です。事故に直結する危険な状態かもしれないので、すぐに止めて点検する事にしました。
もしブレーキの致命的なトラブルだった場合は、携行している工具で応急処置なんて出来ませんし、場合によってはオーバーホールが必要です。交換部品の手配と整備に日数もかかるので予備車検どころじゃなくなります。
この時ばかりは一気に気分が落ち込んで、本日の予備車検を中止しようか弱気になりましたが、一呼吸おいて原因を推定するために過去のブレーキ不具合を思い出してみました。
思い当たったのが5年以上前、JB31Wジムニーシエラで同じようなブレーキの違和感を感じた時の事でした。
車検切れのまま、2年ほど雨ざらしで放置したJB31Wジムニーシエラの車検取得時に、今回のランクル70の症状より酷いブレーキの操作感だったのを思い出したのです。
JB31Wジムニーシエラのブレーキ違和感はディスクに発生した錆が原因でした。この時は錆を落としてから、しばらく走行し何度もブレーキをかける事で以前のような効きに回復したので、ランクル70のブレーキも原因はディズク表面の錆やダストなどによるものかもしれません。
週末のランクル70整備で、ブレーキパッドの厚みがかなり残っていたので目視点検で済ませたのが失敗でした。ディスクに少し錆が出ていましたが、特に不具合もなさそうだったのでバラすのを止め、グリスアップやクリーナーでの清掃もしませんでした。
この時ブレーキディスクの微妙な錆をワイヤーブラシで落とすかクリーナーで洗浄しておけば良かったような気がします。本来なら事前のテスト走行で見つかる違和感なので、予備車検当日まで走らせる事が出来なかったのが悔やまれます。
ブレーキに違和感を感じ予備車検を延期しようかと弱気になりましたが、過去のトラブルを思い出して、ほぼ原因が特定できたので、応急処置を試す事にしました。
まずはディスク表面の錆を落とすため、何度かブレーキを強めに効かせて改善しないか試します。
安全を確保するのために脇道に入って、後続車がいないのを確認しながら何度も強めにブレーキを踏んでみたところ、違和感が少しだけ改善されました。
さらにブレーキテストを繰り返してみると、ブレーキの効き具合はペダルの踏み込みに応じていたので、致命的なトラブルじゃなさそうです。錆やダストさえ落ちれば正常作動するはずなので、しばらく走れば気にならなくなるでしょう。予備車検のブレーキ検査では、思い切り一気にペダルを踏めばパスするはずです。
今さら仕方ありませんが、やはり16年間ずっと動かしていないのだから走行テストをするべきでした。少しでも走っていたら的確な整備が行えたはずです。
陸運事務所まで1時間ほど走行するので、その間にディスクの錆が落ちる事に期待して、その他の違和感や不具合がないか五感を研ぎ澄ませて走り続けました。
出発から25kmほど走行して陸運事務所に近づいた頃には、気になっていたブレーキの違和感は、ほとんど感じなくなりました。ほかにトラブルがないか注意深く走り続けましたが、走り出してすぐ気づいた微妙な一定ピッチの振動以外気になる点はなくなりました。
16年ぶりに道路を走り出して違和感を感じた時は、一気に暗雲が立ち込めましたが、陸運事務所に到着する頃には、ほぼ解決し予備車検合格に向けて明るい兆しが見えはじめました。
ランクル70の排気ガス
16年ぶりに走り出したランクル70は、何とか無事に陸運事務所まで走り切る事ができました。このまま順調に予備車検をパスすれば良いのですが、予備車検は継続車検と同様の検査が行われ、まずは古いディーゼル車の鬼門となる黒煙検査が待ち受けています。
初度登録1990年びPZJ70ランドクルーザー70の場合、黒煙検査の合格ラインは50%。予備車検の合否は、この黒煙検査をパスできるかどうかにかかっています。
ランクル70を始動させた時の排ガスでは、黒煙検査をパスできるかどうか判断できませんでしたが、絶対に予備車検をパスさせたいという思いで、黒煙検査と対策を調べまくり、最も効果がありそうな日産ピットワーク排煙予防剤アンチスモークを燃料タンクに注入しました。
相当な黒煙を吐き出していたランクル70でしたが日産ピットワーク排煙予防剤アンチスモークを注入後、みるみる黒煙が減少し、少々信じられませんが最終的には目視で黒煙が気にならない程度の排ガスになりました。
果たしてランクル70は、黒煙検査を無事パスするのか、これから第1回目の予備車検に挑みます。
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自賠責も予備車検当日から有効になるよう依頼して加入したので、予備車検当日は仮ナンバーの申請に朝から市役所に出かけ、ついでに新規登録時に必要となる印鑑証明と念のために住民票も入手しておきました。
市役所では、いくつかの窓口で申請したので少々時間がかかり、自宅に戻ってランクル70に仮ナンバーを装着できたのが、予定より少し遅い11時前。午後から予約した予備車検の受付開始までには少し早すぎますが、走行テストを兼ねてすぐに出発です。
のんびりと数か月かけて一通りの点検整備を行いましたが、16年ぶりに道路を走行するので、さすがに出発時は陸運事務所まで無事にたどり着けるのか不安でした。
点検整備に不手際があって予期しなかった不具合が見つかるんじゃないか、あるいはエンジンが動かなくならないだろうか、といった厄介な事態に陥らないよう祈りながら、慎重にランクル70のエンジンを始動させました。
16年ぶりの走行で不具合発生
今年6月から着手したランクル70整備では、まず1PZエンジンに自己流のドライスタート対策を行いました。効果的かどうかは疑問ですが、思いつくドライスタート対策を数週間かけていくつか試してから、オイルとフィルターを交換。16年ぶりにランクル70を始動させてみました。
エンジン始動に成功した後は、すぐにでも走行テストを行いたかったのですが、ナンバー無しの抹消車両なので、こっそり自宅周辺を走る事すら出来ず、その後の数か月は点検や整備でエンジンを回す程度。せいぜいガレージからの出し入れと向きを変えるくらいしか動かせませんでした。
そんな状態で予備車検当日を迎えましたが走り出しは快調そのもの。16年ぶりとは思えないほどエンジンはスムーズに回り、ハンドル操作もシフトチェンジもブレーキの作動もまったく普通の車と変わりません。
この状態なら本日の予備車検をパスするかも。
出発前の不安が一気に消え去るほど、ランクル70は快調に自宅周辺の路地を駆け抜けます。このまま何事もなく陸運事務所に到着して予備車検をパスしてほしいという期待が、じわじわ現実味を帯びてきました。
思わず笑みがこぼれニヤけ顔のまま、しばらく走り続けた時、微妙な違和感を感じはじめます。
自宅周辺の細い路地を低速で走行しているときは、昨日まで普通に走っていたかのように絶好調なランクル70でしたが、幹線道路に出てスピードを上げて走りはじめた時、一定ピッチで微妙に振動している事に気づきます。スピードを上げるとピッチが早くなるので駆動系からの振動でしょう。
頭の中で原因を探ります。
ピン!と来たのがタイヤの変形でした。今年6月にランクル70の整備を開始した時、エアがほぼ抜けて潰れた状態だったので、長期間の放置で変形したままタイヤが硬直し微妙な振動が出ているのかもしれません。
駆動系メカトラブルの場合、今後の整備が大変ですが、走行に影響しない僅かな振動なので、その可能性は低いはずですし、この程度の振動なら予備車検にも影響なさそうです。
振動の原因がタイヤの変形だろうと推定できたので、少し落ち着きましたが、スピードを出して走りはじめた途端、いきなり気づいた違和感だったので一時は顔面蒼白になりました。
気を取り直して、そのまましばらく走り続けると、新たな違和感を感じます。
ランクル70のブレーキ不具合の解決策
ランクル70を走らせて一定ピッチの振動の次に気になったのが、ブレーキの効き具合です。
ブレーキペダルを踏み込んだ瞬間の効きがワンテンポ遅れるような操作感を感じ、ブレーキに何らかのトラブルがあるのだろうと、かなり焦りました。
ブレーキのトラブルは予備車検以前の問題です。事故に直結する危険な状態かもしれないので、すぐに止めて点検する事にしました。
もしブレーキの致命的なトラブルだった場合は、携行している工具で応急処置なんて出来ませんし、場合によってはオーバーホールが必要です。交換部品の手配と整備に日数もかかるので予備車検どころじゃなくなります。
この時ばかりは一気に気分が落ち込んで、本日の予備車検を中止しようか弱気になりましたが、一呼吸おいて原因を推定するために過去のブレーキ不具合を思い出してみました。
思い当たったのが5年以上前、JB31Wジムニーシエラで同じようなブレーキの違和感を感じた時の事でした。
車検切れのまま、2年ほど雨ざらしで放置したJB31Wジムニーシエラの車検取得時に、今回のランクル70の症状より酷いブレーキの操作感だったのを思い出したのです。
JB31Wジムニーシエラのブレーキ違和感はディスクに発生した錆が原因でした。この時は錆を落としてから、しばらく走行し何度もブレーキをかける事で以前のような効きに回復したので、ランクル70のブレーキも原因はディズク表面の錆やダストなどによるものかもしれません。
週末のランクル70整備で、ブレーキパッドの厚みがかなり残っていたので目視点検で済ませたのが失敗でした。ディスクに少し錆が出ていましたが、特に不具合もなさそうだったのでバラすのを止め、グリスアップやクリーナーでの清掃もしませんでした。
この時ブレーキディスクの微妙な錆をワイヤーブラシで落とすかクリーナーで洗浄しておけば良かったような気がします。本来なら事前のテスト走行で見つかる違和感なので、予備車検当日まで走らせる事が出来なかったのが悔やまれます。
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まずはディスク表面の錆を落とすため、何度かブレーキを強めに効かせて改善しないか試します。
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さらにブレーキテストを繰り返してみると、ブレーキの効き具合はペダルの踏み込みに応じていたので、致命的なトラブルじゃなさそうです。錆やダストさえ落ちれば正常作動するはずなので、しばらく走れば気にならなくなるでしょう。予備車検のブレーキ検査では、思い切り一気にペダルを踏めばパスするはずです。
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出発から25kmほど走行して陸運事務所に近づいた頃には、気になっていたブレーキの違和感は、ほとんど感じなくなりました。ほかにトラブルがないか注意深く走り続けましたが、走り出してすぐ気づいた微妙な一定ピッチの振動以外気になる点はなくなりました。
16年ぶりに道路を走り出して違和感を感じた時は、一気に暗雲が立ち込めましたが、陸運事務所に到着する頃には、ほぼ解決し予備車検合格に向けて明るい兆しが見えはじめました。
ランクル70の排気ガス
16年ぶりに走り出したランクル70は、何とか無事に陸運事務所まで走り切る事ができました。このまま順調に予備車検をパスすれば良いのですが、予備車検は継続車検と同様の検査が行われ、まずは古いディーゼル車の鬼門となる黒煙検査が待ち受けています。
初度登録1990年びPZJ70ランドクルーザー70の場合、黒煙検査の合格ラインは50%。予備車検の合否は、この黒煙検査をパスできるかどうかにかかっています。
ランクル70を始動させた時の排ガスでは、黒煙検査をパスできるかどうか判断できませんでしたが、絶対に予備車検をパスさせたいという思いで、黒煙検査と対策を調べまくり、最も効果がありそうな日産ピットワーク排煙予防剤アンチスモークを燃料タンクに注入しました。
相当な黒煙を吐き出していたランクル70でしたが日産ピットワーク排煙予防剤アンチスモークを注入後、みるみる黒煙が減少し、少々信じられませんが最終的には目視で黒煙が気にならない程度の排ガスになりました。
果たしてランクル70は、黒煙検査を無事パスするのか、これから第1回目の予備車検に挑みます。
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