このランクル70、2021年に再稼働させてから3回目の車検取得です。
今回の車検が4回目じゃないのは、昨年の車検切れからラジエーター探しに明け暮れたからなんですが、見つかるまでの期間に面倒で先延ばしにしていたオイルや部品を交換しました。
のんびりと時間をかけた週末のDIYガレージ整備でしたが、可能な限りの部品交換と点検や補修を行ったので、クルマの状態は最高です。でもユーザー車検で気になるのが、古いディーゼル車の最大の難関、オパシメーターによる黒煙検査です。
古いディーゼル車の車検時の注意点
PZJ70ランドクルーザーはディーゼルエンジンなので、車検時の最難関が排ガスの黒煙検査です。
週末のDIYガレージ整備で一通りの点検や補修、部品交換を済ませても、黒煙検査の数値を正確に測定する方法がありません。なので車検に通るかどうかの90%以上は3回勝負の黒煙検査にかかっています。
黒煙検査対策の1つは、検査前にマフラーの中の煤を排出しておく事らしいのですが、検査の順番待ちで並んでいる時に空ぶかしして黒煙を排出すると周りに迷惑なので、道路に出て何度か空ぶかしして検査コースに並ぶ事しかできません。
ディーゼル車の車検時の必需品アンチスモーク
PZJ70ランドクルーザーのユーザー車検では、煤を排出する空ぶかしの他、ディーゼル車のユーザー車検で多くの方が使っているアンチスモークで黒煙検査対策しています。
前回の車検では、1PZエンジンの実力を確認するためにアンチスモークを使わずに測定しました。結果は残念ながら53%と58%が出て、エンジン回転を抑え気味で49%だったのでアウト。再検査に挑む前にアンチスモークを入れて燃料と混ざるまで車検場周辺をしばらく走行しました。
車検再チャレンジは黒煙検査のみ。アンチスモークが本当に効果があるのか試せました。
結果は32%と27%の測定2回でパス。激減した測定値に驚きましたが、かなり効果がある事を確認できました。もはや古いディーゼル車の車検時の必需品です。
今回は1発合格を狙って、車検場に向かう前にアンチスモークを入れました。
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ランクル70ユーザー車検の黒煙検査
車検場には予約ラウンド1時間前に到着し、書類をそろえて受付を済ませます。書類に不備が無かったので、そのまま予約前のラウンドで車検を受ける事が出来ました。
車検コースに向かうと前に2台ほどしか並んでいません。月初で空いているから、車検ラウンドを前倒ししてくれたのでしょうか。すぐに前のクルマが車検コースに入り、PZJ70ランドクルーザーの検査がはじまりました。
まずはコースの手前で検査員によるワイパーや燈火類、エンジンルームなどのチェックです。そして次が最大の難関となる黒煙検査です。
古いディーゼル車が車検にパスするかどうかは、この黒煙検査の数値で決まります。
所定の位置までクルマを進めると、係員がプローブをセットしてアクセルを押し込み、3000回転くらいまでエンジンを回します。
2年前のユーザー車検では、最初の黒煙検査で3回測定して基準オーバーの判定でしたが、今回は2回測定後、検査員がマフラーからプローブを抜きました。パスした気配です。
すぐに検査員が確認していたオパシメーターと思われる機器を覗き込むと38%の表示。PZJ70ランドクルーザー3回目のユーザー車検は、黒煙検査をアンチスモークの効果でしょう、一発でパスしました。
これで今回の車検は通ったも同然、最難関の黒煙検査をクリアしましたが、下回り点検をクリアしたところでチャイムが鳴り、1ラウンド目の検査が終了。2ラウンド開始まで休憩です。
休憩時間は15分。チャイムと共にすべての検査が停止し、検査コース内で15分待機しなければなりません。はじめての経験です。
クルマから離れられず時間を持て余す15分ですが、黒煙検査にパスしたので気になりません。これで、前回の車検切れから1年、やっとPZJ70ランドクルーザーの継続車検を通す事が出来そうです。
古いディーゼル車の黒煙検査対策ならアンチスモークをオススメします。
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