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2019年02月09日
パワステが効かない!ステアリングギアBOXオイル漏れ!修理には専用プーラーが必要かも
1年くらい前になりますが、JB31Wジムニーシエラのパワステの効きが、悪くなっている事に気づきました。
じわじわハンドルが重くなったので、最初は気のせいだろうと思ってましたが、そのうちステアリング操作時にずっしり重さを感じはじめました。
おかしいなぁと気にしながらも、そのままにしていましたが、車検前の点検で下回りを見て、ステアリングギアBOXから、じっとりとオイルが漏れているのを見つけました。
これは、パワーステアリングフルードの漏れでしょう。
じっとり漏れている状態を見ると、最近漏れ出したのではなく、長い期間じわじわ微量のオイルが漏れ続けているようです。かなりオイルが減っているのかも知れません。
以前から気になっていたパワステが重くなった不具合は、オイル漏れでパワステフルードが減ってしまい、パワステポンプからステアリングギアBOXまで、オイルが循環していないからなのかもしれません。
もしオイルが循環しないほど減ってしまったら、今すぐ応急処置として、オイルを補充しないと、本格的なトラブルを起こしそうです。
確かパワステポンプ内部のオイルが完全に抜けてしまうと、ポンプが焼き付きを起こすはずです。そうなるとポンプのオーバーホールか交換となって、結構面倒で費用がかかる整備になります。
とりあえずオイルの量を確認しようとボンネットを開けました。
ところがオイルの量を何処で確認して、何処からオイルを補充したら良いのかわかりません。今まで何度もボンネットを開けていますが、パワステオイルの事なんて、まったく気にしてなかったんです。
エンジンルームをあれこれ眺めてもわからないので、オイルが漏れているステアリングギアボックスからの配管をたどると、今まで開けた事のないボトル状のタンクが目がとまりました。
すぐに蓋を開けるとゲージがあって、微妙にオイルが付着しています。レベルゲージが示すオイル量は、ミニマムラインを下回り測定不能。かなりオイルが抜けています。
ラジエータの横に装着されているタンクなので、今までまったく気にとめてなかったのですが、調べてみると、どうやらこいつが、パワステオイルのリザーバータンクでした。
もしリザーバータンクが空に近い状態だと、すぐにオイルを充填しないと、ポンプが損傷するかもしれません。すでに長い期間この状態で放置しています。たいへんな事態が起きているのかも知れません。
早速、パワステオイルを探しに、カーショップを巡りますが、パワステオイルって、補充用のミニボトルしか販売されていません。500cc程度しか入っていないミニボトルなので価格が割高です。
パワステオイル関連の売り場で、もう少し量の多い割安なボトルを探していると、漏れ防止剤入りの、パワステオイルを見つけました。もし、ワコーズのパワーシールドで漏れが直るのなら、オイル漏れ整備といった面倒な作業を省く事が出来て良さそうです。
今回は、オイル漏れの整備より、補充が優先です。その後オイル漏れ修理で、パワステオイルも交換する事になるので、3リットルくらいのパワステオイルを探します。しかし見つける事が出来ません。
近所のカーショップやホームセンター数軒で探しましたが、3リットルや4リットル缶などの大きなボトルは見つける事が出来ず、ネットショップで探しても小さなボトルしか見つけられません。
通常の補充なら、500cc〜1リットルサイズで充分過ぎますが、JB31Wジムニーシエラは応急的な補充の後にオイル漏れ修理をします。パワステオイル交換2回分ほど必要なので、充分な量とはいえません。
必要な分を、小さなボトルで何度も購入すると、結構な出費になりそうです。容量の多いボトルは、どこで購入出来るのでしょう。
こんな時は、車に詳しい方にアドバイスを求めた方が間違いないので、パワステオイルの補充や交換について相談してみました。
パワステオイルはATFと同じ
パワステ用のオイルを探すと種類も少なく、カーショップなどでは500t程度のボトル販売で、リッター当たり数千円と割高です。
近いうちにオイル漏れの修理をするので、その時オイル交換もしたいし、容量に余裕のあるボトルを購入したい。4リットル缶でも構わないので入手できないか、車に詳しい知人に相談したところ、意外な事実を教えてもらいました。
パワーステアリングフルードと呼ばれている、パワステオイルは、ATFと同じ作動油だというのです。
簡単に言えば、作動油のボトルにパワステオイルのラベルが貼ってあるか、ATFのラベルが貼ってあるかの違いと言っても間違いじゃないらしいのです。
カーショップなどでパワステオイルは、補充用のボトルしか売れないのでしょう。パワステオイルの4リットル缶は、なかなか見つからないけど、ATFなら4リットル缶でいろんなメーカーから販売されているようです。
確かに、カーショップやホームセンターでも、ATFなら4リットル缶が普通に販売されています。ネットショップなら1リットルあたり数百円と割安です。
オイルの補充だけなら500ccでも足りなくなる事は無さそうですが、ステアリングギアBOXのオイル漏れを修理し、パワステオイルを交換するなら、数リットルのオイルが必要かもしれません。
知り合いの方によると、パワーステアリングフルードの交換は、2リットルもあれば充分らしいのですが、補充用パワステオイルを何本も購入するより、4リットル缶を購入した方が絶対に割安です。
ATFの補充はペットボトルを有効活用
ATFをパワーステアリングフルードに流用する事にしましたが、念のため性能などを調べます。DEXRON II規格に相当するATFなら、パワステオイルとして充分な性能である事がわかりました。
早速ATFを購入し、パワステの不具合が酷くならないうちに、すぐにリザーバータンクに補充します。
4リットル缶を購入したので、そのままだとリザーバータンクに補充出来ません。ペットボトルに入れ替えてリザーバータンクに補充しました。
リザーバータンクにオイルを満たしてエア抜きをすると、パワステのアシストが効くようになりました。
昨年は、ここまでの応急処置で終わりました。
その後スノボのシーズンがはじまって、毎週のようにスノボに出かけましたが、1日滑って駐車場に戻ると、雪の上に数滴のオイルが滴り落ちている程度。大した漏れではありません。
微々たる量のオイル漏れなので、応急処置でオイル補充したまま、気づけば約1年が経過してしまいました。
1日数滴のオイル漏れなので、数か月放置していてもパワステオイルを補充する必要はありません。オイル補充から約1年経過してもパワステギアBOXのオイル漏れは、酷くなる事なく、このまま車検だって通りそうです。
この程度のオイル漏れだと、なかなか修理する気がおきません。
ぽたぽた漏れはじめるまで、ずるずるそのままにしちゃいそうですが、やはりこのまま放置するのは、すっきりしません。
すでに、1年越しのステアリングギアBOXのオイル漏れ放置です。次の車検までに修理する事にしました。
パワステギアBOXのオイル漏れ整備は専用ツールが必要
パワーステアリングに限りませんが、エンジン回りやギアBOXなどからのオイル漏れを修理する場合、ガスケットやオイルシールを交換するのが普通です。
パワステギアBOXの場合は、ギアBOX下部から見えている、オイルシールの交換でオイル漏れが直るようです。
仕組みを見る限り、比較的簡単な作業ですが、はじめての修理なので、パワステギアBOXのオイル漏れ修理手順をインターネットで調べます。
JA11ジムニーのパワステギアBOXオイル漏れを修理された、いろいろな方の手順を確認すると修理手順は簡単ですが、一般的なツール類だけで整備が出来ない事がわかりました。
ピットマンアームプーラーやサイズの大きいレンチなど、さほど高額じゃありませんが、1回か2回しか使わないツールを購入するより、整備工場に依頼した方が良いかもしれません。
新たなツール購入を最小限にするため、ガレージの片隅に放置してある工具箱や、過去にデファレンシャルのOHで使った工具類を探して、ピットマンアームプーラーとして使えそうなツールを見つけました。
強度がありそうなので、ピットマンアームの取外しも出来そうですが、インターネットで調べてみると、試した方が断念した整備記録が見つかりました。
どうやらピットマンアームに固定するのが困難で、何とか固定して、ピットマンアームを取外そうと、かなり長時間かけて悪戦苦闘されたようですが、外れずに断念し専用プーラーを購入したようです。
ピットマンアーム専用プーラーを使ったら拍子抜けするほど、あっさり外れたようです。
前途多難な作業になりそうです。
続きはコチラをクリック
ステアリングギアBOXオイル漏れ整備はピットマンアーム取外しがポイント
クルマの整備や調整、オイル交換は、近くの整備工場に依頼しましょう!
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これは、パワーステアリングフルードの漏れでしょう。
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以前から気になっていたパワステが重くなった不具合は、オイル漏れでパワステフルードが減ってしまい、パワステポンプからステアリングギアBOXまで、オイルが循環していないからなのかもしれません。
もしオイルが循環しないほど減ってしまったら、今すぐ応急処置として、オイルを補充しないと、本格的なトラブルを起こしそうです。
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すぐに蓋を開けるとゲージがあって、微妙にオイルが付着しています。レベルゲージが示すオイル量は、ミニマムラインを下回り測定不能。かなりオイルが抜けています。
ラジエータの横に装着されているタンクなので、今までまったく気にとめてなかったのですが、調べてみると、どうやらこいつが、パワステオイルのリザーバータンクでした。
もしリザーバータンクが空に近い状態だと、すぐにオイルを充填しないと、ポンプが損傷するかもしれません。すでに長い期間この状態で放置しています。たいへんな事態が起きているのかも知れません。
早速、パワステオイルを探しに、カーショップを巡りますが、パワステオイルって、補充用のミニボトルしか販売されていません。500cc程度しか入っていないミニボトルなので価格が割高です。
パワステオイル関連の売り場で、もう少し量の多い割安なボトルを探していると、漏れ防止剤入りの、パワステオイルを見つけました。もし、ワコーズのパワーシールドで漏れが直るのなら、オイル漏れ整備といった面倒な作業を省く事が出来て良さそうです。
今回は、オイル漏れの整備より、補充が優先です。その後オイル漏れ修理で、パワステオイルも交換する事になるので、3リットルくらいのパワステオイルを探します。しかし見つける事が出来ません。
近所のカーショップやホームセンター数軒で探しましたが、3リットルや4リットル缶などの大きなボトルは見つける事が出来ず、ネットショップで探しても小さなボトルしか見つけられません。
通常の補充なら、500cc〜1リットルサイズで充分過ぎますが、JB31Wジムニーシエラは応急的な補充の後にオイル漏れ修理をします。パワステオイル交換2回分ほど必要なので、充分な量とはいえません。
必要な分を、小さなボトルで何度も購入すると、結構な出費になりそうです。容量の多いボトルは、どこで購入出来るのでしょう。
こんな時は、車に詳しい方にアドバイスを求めた方が間違いないので、パワステオイルの補充や交換について相談してみました。
パワステオイルはATFと同じ
パワステ用のオイルを探すと種類も少なく、カーショップなどでは500t程度のボトル販売で、リッター当たり数千円と割高です。
近いうちにオイル漏れの修理をするので、その時オイル交換もしたいし、容量に余裕のあるボトルを購入したい。4リットル缶でも構わないので入手できないか、車に詳しい知人に相談したところ、意外な事実を教えてもらいました。
パワーステアリングフルードと呼ばれている、パワステオイルは、ATFと同じ作動油だというのです。
簡単に言えば、作動油のボトルにパワステオイルのラベルが貼ってあるか、ATFのラベルが貼ってあるかの違いと言っても間違いじゃないらしいのです。
カーショップなどでパワステオイルは、補充用のボトルしか売れないのでしょう。パワステオイルの4リットル缶は、なかなか見つからないけど、ATFなら4リットル缶でいろんなメーカーから販売されているようです。
確かに、カーショップやホームセンターでも、ATFなら4リットル缶が普通に販売されています。ネットショップなら1リットルあたり数百円と割安です。
オイルの補充だけなら500ccでも足りなくなる事は無さそうですが、ステアリングギアBOXのオイル漏れを修理し、パワステオイルを交換するなら、数リットルのオイルが必要かもしれません。
知り合いの方によると、パワーステアリングフルードの交換は、2リットルもあれば充分らしいのですが、補充用パワステオイルを何本も購入するより、4リットル缶を購入した方が絶対に割安です。
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昨年は、ここまでの応急処置で終わりました。
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微々たる量のオイル漏れなので、応急処置でオイル補充したまま、気づけば約1年が経過してしまいました。
1日数滴のオイル漏れなので、数か月放置していてもパワステオイルを補充する必要はありません。オイル補充から約1年経過してもパワステギアBOXのオイル漏れは、酷くなる事なく、このまま車検だって通りそうです。
この程度のオイル漏れだと、なかなか修理する気がおきません。
ぽたぽた漏れはじめるまで、ずるずるそのままにしちゃいそうですが、やはりこのまま放置するのは、すっきりしません。
すでに、1年越しのステアリングギアBOXのオイル漏れ放置です。次の車検までに修理する事にしました。
パワステギアBOXのオイル漏れ整備は専用ツールが必要
パワーステアリングに限りませんが、エンジン回りやギアBOXなどからのオイル漏れを修理する場合、ガスケットやオイルシールを交換するのが普通です。
パワステギアBOXの場合は、ギアBOX下部から見えている、オイルシールの交換でオイル漏れが直るようです。
仕組みを見る限り、比較的簡単な作業ですが、はじめての修理なので、パワステギアBOXのオイル漏れ修理手順をインターネットで調べます。
JA11ジムニーのパワステギアBOXオイル漏れを修理された、いろいろな方の手順を確認すると修理手順は簡単ですが、一般的なツール類だけで整備が出来ない事がわかりました。
ピットマンアームプーラーやサイズの大きいレンチなど、さほど高額じゃありませんが、1回か2回しか使わないツールを購入するより、整備工場に依頼した方が良いかもしれません。
新たなツール購入を最小限にするため、ガレージの片隅に放置してある工具箱や、過去にデファレンシャルのOHで使った工具類を探して、ピットマンアームプーラーとして使えそうなツールを見つけました。
強度がありそうなので、ピットマンアームの取外しも出来そうですが、インターネットで調べてみると、試した方が断念した整備記録が見つかりました。
どうやらピットマンアームに固定するのが困難で、何とか固定して、ピットマンアームを取外そうと、かなり長時間かけて悪戦苦闘されたようですが、外れずに断念し専用プーラーを購入したようです。
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2019年02月12日
ステアリングギアBOXオイル漏れ整備はピットマンアーム取外しがポイント
JB31Wジムニーシエラのパワーステアリングが、じわじわ重くなりました。不具合の原因はパワステギアBOXからのオイル漏れです。
リザーバータンクのパワーステアリングフルードは、レベルゲージのミニマム未満にまで抜けていました。
ここまでオイルが抜けてしまったのには驚きですが、JB31Wジムニーシエラ入手後、エンジンオイルとブレーキ関連のメンテナンス以外、あまり気にせず15年ほど乗りっぱなしで、パワステの効きが悪くなるまで、パワーステアリングフルードの点検なんてした事が無かったのです。
応急処置として、パワーステアリングフルードと同等品質のDEXRON II規格に相当するATFを補充すると、パワステが元通り驚くほど軽く作動するようになりました。
パワステギアBOXからのオイル漏れはじわじわ微量なので、気にならない程度ですが、放置するわけにはいきません。
時間を見つけてオイルシールを交換する事にします。まずは交換手順をインターネットで調べてみると、パワステギアBOXオイル漏れ修理以外で使う事のなさそうな、ピットマンアームプーラーやサイズの大きなレンチなどを用意しなければならない事がわかりました。
今後のJB31Wジムニーシエラのメンテナンスで、たぶん2度と使わないだろう専用ツールを用意してまで、オイル漏れ整備を行うより、整備工場に依頼した方が良いかもしれません。多少の費用がかかりますがツール代を差し引くと大した請求にならないでしょう。
もし、スズキのディーラーあるいは整備工場にステアリングギアBOXオイル漏れの修理を依頼したら、いったいどのくらいの費用がかかるのだろうと、近所のスズキのディーラーに概算費用を聞いてみました。
ディーラーから連絡で驚きの見積を告げられます。いくら概算でも信じられない費用に驚きです。
概算費用の算出を依頼したのは、単なるステアリングギアBOXのオイル漏れの修理です。修理内容としてはオイルシールの交換でしょう。パーツ代なんて数百円。工賃込みでもせいぜい1万円前後が妥当です。納得出来ず、詳細を聞いてみると意外な事実を教えてくれました。
JA11ジムニーやJB31Wジムニーシエラの標準的な整備では、ステアリングギアBOXからオイル漏れがあった場合、ギアBOXのオイルシールを交換して修理する事が出来ないというのです。
今回のJB31Wジムニーシエラのように、オイルシールの摩耗でオイル漏れが発生した場合、ステアリングギアBOXのASSY交換でオイル漏れを修理する事になるのです。信じられませんが本当です。
100歩譲ってパーツ代が安価なら、ASSY交換でも検討しますが、JA11ジムニーにしろJB31Wジムニーシエラにしろ、パワステギアBOXのASSY価格が、10万円を軽く突破するようです。気軽に依頼出来ません。
もちろん高額なパーツ代だけじゃなく、脱着作業も少々手間がかかり数万円の工賃となるようです。車検時に修理を依頼すると数十万円の請求書が届くでしょう。
念のためステアリングギアBOX周辺のパーツリストを確認すると、パーツ品番があるのはアームやボルト、ピン、ナットくらいです。オイルシールなどギアBOX内部のパーツは品番がありません。
確かに、ステアリングギアBOXをオーバーホールして、万一トラブルがあると事故が起きる危険があります。だから不用意に分解させない方が良いのは間違いありません。
だけどオイル漏れだけでASSY交換というのは、オイルシールの消耗だけで、ステアリングギアBOXを交換する事になります。
重要部品なので頑丈に作られているステアリングギアBOXなんて、そう簡単に壊れるパーツじゃ無いはずです。オイルシールくらいパーツ供給してくれても良さそうだ。と思っていました。
ところがインターネットで、片っ端からステアリングギアBOXオイル漏れの修理法を調べてみたら、ピットマンアームの固定部から見えているオイルシールを交換するだけじゃダメなんですね。
どうやら、ステアリングギアBOXには、内部と外部の2か所にオイルシールが装着されているようで、目視できる外部のオイルシールは、ステアリングギアBOXを取外す事なく交換出来ますが、内部のオイルシールを交換する場合は、ギアBOXを分解しなきゃならないようです。
手順は簡単そうですが、ステアリンギアBOXに万一トラブルが起きると、重大な事故を起こす危険があります。リスク回避のためにASSY交換となっているのかもしれません。
一番手軽な、外側のオイルシール交換の落し穴
パワステギアBOXのオイル漏れを修理しようと、ネット上の情報を探していると、JA11では定番のパワステギアBOXのオイル漏れは、かなりのJA11で発生しているようです。
JA11ジムニーの整備関連の多くのサイトで、外側のオイルシールをを交換する方法を紹介しています。
ネット上で多くの方々が比較的簡単に、半日程度でオイルシールを交換しています。JB31WジムニーシエラもJA11と同じステアリングギアBOXなので、ネット情報を片っ端からチェックして手順を覚えます。
JA11ステアリングギアBOXのオイルシール交換は、車の整備経験が無くても出来そうな、簡単な手順なので、まずはオイルシールを注文して、到着後、手順どおりに作業を開始しました。
購入したオイルシールは、JA11用のステアリングギアBOX用ですが、JB31Wジムニーシエラでも、パワステ一式が同じ型番なので適合します。
今回のステアリングギアBOXオイルシール交換では、ピットマンアームを外す事が出来るかどうかがポイントです。
ピットマンアームを外すには、専用のプーラーを使っている方が多いのですが、とりあえず手元に3本爪のプーラーがガレージの工具箱にあったので、専用プーラーは用意しませんでした。
汎用性のある3本爪プーラーは、可動範囲が大きいのでピットマンアームをガッチリ固定しないと、爪が外れてピットマンアームを外す事ができないようです。
パワステオイル漏れの修理では、ピットマンアーム専用のプーラーで作業した方が簡単です。手元にプーラーが無くて新たに購入する場合、汎用プーラーより専用プーラーを用意した方が確実です。
3本爪のプーラーは、位置の調整に手間がかかりますし、アームの固定も面倒です。ピットマンアーム専用プーラーなら簡単に固定出来るようです。
プーラーの取扱いが多いショップで探せば、使いやすそうなピットマンアームプーラーが手頃な価格で見つけられます。
ピットマンアーム取外しの手順です。まずはピットマンアームの状態をチェックします。
最初にピットマンアームを固定しているボルトを緩めます。
ボルトを緩めるのなら、メガネレンチがあれば良いのですが、こんなサイズのメガネレンチなんて持っている訳がありません。
仕方なく巨大なモンキーレンチで慎重に緩めました。
こんな巨大モンキーを持っているのも普通じゃありませんが、過去に自転車の分解だったと思うのですが、購入し1回使っただけで、今回が2回目の利用だと思います。
ピットマンアーム専用プーラーを用意していないので、3本爪のプーラーでチャレンジします。
まず3本爪プーラーをピットマンアームにしっかり固定します。
そして、レンチで締め上げます。
エンジンルームの隙間から鉄パイプを通し、パイプの先端をピットマンアームに当てて、巨大ハンマーで衝撃を与えます。
バーの長さが足りなかったので、鉄の棒で延長します。
かなりハンマーで衝撃を与えました。かなり粘りました。
アマチュアのガレージ整備で、住宅街に巨大ハンマーを打ちつける音が響きました。それでも、ピットマンアームは外れません。
3本爪のプーラーじゃダメなのでしょうか?
ネットで調べると、同じプーラーでピットマンアームが外れず、専用プーラーを購入した方がいました。
上から打ち込むバーが短い事も、ピットマンアームに衝撃が伝わらず、外れない原因なのかもしれません。
残念ながら、初日は、ここまでの作業で断念しました。
クルマの整備や調整、オイル交換は、近くの整備工場に依頼しましょう!
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ここまでオイルが抜けてしまったのには驚きですが、JB31Wジムニーシエラ入手後、エンジンオイルとブレーキ関連のメンテナンス以外、あまり気にせず15年ほど乗りっぱなしで、パワステの効きが悪くなるまで、パワーステアリングフルードの点検なんてした事が無かったのです。
応急処置として、パワーステアリングフルードと同等品質のDEXRON II規格に相当するATFを補充すると、パワステが元通り驚くほど軽く作動するようになりました。
パワステギアBOXからのオイル漏れはじわじわ微量なので、気にならない程度ですが、放置するわけにはいきません。
時間を見つけてオイルシールを交換する事にします。まずは交換手順をインターネットで調べてみると、パワステギアBOXオイル漏れ修理以外で使う事のなさそうな、ピットマンアームプーラーやサイズの大きなレンチなどを用意しなければならない事がわかりました。
今後のJB31Wジムニーシエラのメンテナンスで、たぶん2度と使わないだろう専用ツールを用意してまで、オイル漏れ整備を行うより、整備工場に依頼した方が良いかもしれません。多少の費用がかかりますがツール代を差し引くと大した請求にならないでしょう。
もし、スズキのディーラーあるいは整備工場にステアリングギアBOXオイル漏れの修理を依頼したら、いったいどのくらいの費用がかかるのだろうと、近所のスズキのディーラーに概算費用を聞いてみました。
ディーラーから連絡で驚きの見積を告げられます。いくら概算でも信じられない費用に驚きです。
概算費用の算出を依頼したのは、単なるステアリングギアBOXのオイル漏れの修理です。修理内容としてはオイルシールの交換でしょう。パーツ代なんて数百円。工賃込みでもせいぜい1万円前後が妥当です。納得出来ず、詳細を聞いてみると意外な事実を教えてくれました。
JA11ジムニーやJB31Wジムニーシエラの標準的な整備では、ステアリングギアBOXからオイル漏れがあった場合、ギアBOXのオイルシールを交換して修理する事が出来ないというのです。
今回のJB31Wジムニーシエラのように、オイルシールの摩耗でオイル漏れが発生した場合、ステアリングギアBOXのASSY交換でオイル漏れを修理する事になるのです。信じられませんが本当です。
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もちろん高額なパーツ代だけじゃなく、脱着作業も少々手間がかかり数万円の工賃となるようです。車検時に修理を依頼すると数十万円の請求書が届くでしょう。
念のためステアリングギアBOX周辺のパーツリストを確認すると、パーツ品番があるのはアームやボルト、ピン、ナットくらいです。オイルシールなどギアBOX内部のパーツは品番がありません。
確かに、ステアリングギアBOXをオーバーホールして、万一トラブルがあると事故が起きる危険があります。だから不用意に分解させない方が良いのは間違いありません。
だけどオイル漏れだけでASSY交換というのは、オイルシールの消耗だけで、ステアリングギアBOXを交換する事になります。
重要部品なので頑丈に作られているステアリングギアBOXなんて、そう簡単に壊れるパーツじゃ無いはずです。オイルシールくらいパーツ供給してくれても良さそうだ。と思っていました。
ところがインターネットで、片っ端からステアリングギアBOXオイル漏れの修理法を調べてみたら、ピットマンアームの固定部から見えているオイルシールを交換するだけじゃダメなんですね。
どうやら、ステアリングギアBOXには、内部と外部の2か所にオイルシールが装着されているようで、目視できる外部のオイルシールは、ステアリングギアBOXを取外す事なく交換出来ますが、内部のオイルシールを交換する場合は、ギアBOXを分解しなきゃならないようです。
手順は簡単そうですが、ステアリンギアBOXに万一トラブルが起きると、重大な事故を起こす危険があります。リスク回避のためにASSY交換となっているのかもしれません。
一番手軽な、外側のオイルシール交換の落し穴
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ネット上で多くの方々が比較的簡単に、半日程度でオイルシールを交換しています。JB31WジムニーシエラもJA11と同じステアリングギアBOXなので、ネット情報を片っ端からチェックして手順を覚えます。
JA11ステアリングギアBOXのオイルシール交換は、車の整備経験が無くても出来そうな、簡単な手順なので、まずはオイルシールを注文して、到着後、手順どおりに作業を開始しました。
購入したオイルシールは、JA11用のステアリングギアBOX用ですが、JB31Wジムニーシエラでも、パワステ一式が同じ型番なので適合します。
今回のステアリングギアBOXオイルシール交換では、ピットマンアームを外す事が出来るかどうかがポイントです。
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ピットマンアーム専用プーラーを用意していないので、3本爪のプーラーでチャレンジします。
まず3本爪プーラーをピットマンアームにしっかり固定します。
そして、レンチで締め上げます。
エンジンルームの隙間から鉄パイプを通し、パイプの先端をピットマンアームに当てて、巨大ハンマーで衝撃を与えます。
バーの長さが足りなかったので、鉄の棒で延長します。
かなりハンマーで衝撃を与えました。かなり粘りました。
アマチュアのガレージ整備で、住宅街に巨大ハンマーを打ちつける音が響きました。それでも、ピットマンアームは外れません。
3本爪のプーラーじゃダメなのでしょうか?
ネットで調べると、同じプーラーでピットマンアームが外れず、専用プーラーを購入した方がいました。
上から打ち込むバーが短い事も、ピットマンアームに衝撃が伝わらず、外れない原因なのかもしれません。
残念ながら、初日は、ここまでの作業で断念しました。
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